JP3161777U - 手ぶら傘 - Google Patents

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Abstract

【課題】傘をさす際、両手を空けることができる手ぶら傘を提供する。【解決手段】傘骨と布からなる傘本体と、前記傘本体を支える複数の接続傘骨31とにより、手ぶら傘を構成し、かつ前記接続傘骨31を帽子32の周囲に固定する。また傘本体の中心部設けられた上ロクロ24と、前記上ロクロ24に案内されて移動する下ロクロ25と、前記下ロクロと傘骨を接続する複数の支持傘骨と、を備えるものにおいて、前記下ロクロの移動により、傘骨の開閉と同期して、接続傘骨を下ロクロを中心に移動させても良い。【選択図】図4

Description

本考案は、アタッチメントが不要で大型の傘半径でも機能する、手ぶら方式の傘に関するものである。
江戸時代には三度笠という頭部にかぶる形の傘があり、また、現在は帽子のつばが広いもので日よけや、雨傘の代わりになるものがある。
また、実用新案の公開資料には本考案に類似の機構として支柱が無い傘の資料が有るも、開閉機構部分がプッシュ方式のために傘径の大きなものには対応が無理と判断できる。
根拠は外側から支柱部を手で押さえ反対側の手で別のプッシュ側を押さえるには傘半径が50cm以下でない限り両手で傘の布を挟んで操作すると考える方式は操作が難しく、また、壁などの固定物に支柱の外側を押し付けてプッシュ側をはめ込み、初めて開くことが可能となる方式と見受けられる。
また、頭に取り付ける部分がベルト状であり、ズレ、外れには防御機構が弱いものであり、本格的に使おうとする雨傘や日よけ傘向けと位置付けるには不向きと考える。 すなわち、かぶる部分に関しても頭部に巻くベルト状の帯に傘から伸びる懸垂架を通すか貼り付ける仕様になっている。
すなわち、小さな日よけや頭部のみの雨よけに使う局部のサポート用に限るものと見做せる。
実開昭50−112327号 公報 特開2006−346244号 公報
従来の雨傘や日よけ傘では片手が完全にふさがり、両手作業をする場合レインコートを着ても体全体をぬらすことになる。
また、頭部で支える方式の傘もあるが傘の支持方式が軟弱で大型には向かなかった。すなわち、機構的に見て50cm以下の両手で傘の布を中心に内側と外側から中心部を支えて凹凸をかん合させるものであった。
また、頭部にかぶる方式に関してもベルトで頭に巻く形式であり、ズレや揺れに弱く大型の傘には不向きなものとなっている。
従来の傘骨と布を持って雨をよける方式は同様であるが,人体が傘を支持する方法に手で持つか、頭にかぶるかの手段を変えた。
すなわち頭部に付けること(かぶること)により両手をフリーにした。
この手法がために、傘骨と布からなる傘本体に対して、帽子の周囲に付けた複数の傘骨を固定し、傘本体の中心に設けられた上ロクロと、上ロクロに案内されて移動する下ロクロと、傘骨を接続する複数の支持傘骨との交差する部分に、帽子の周囲に固定した傘骨を追加して接続し、傘骨の開閉と同期して、接続傘骨を下ロクロを中心に帽子を移動させることで動作させる機構。
また、上ロクロに接続され、下ロクロの内部を通過して、外部に伸ばされた紐を設け、前記紐の操作により傘を開閉する手段を設けた、また、したロクロの軸方向に設けられた溝と、紐の途中に設けられた突起体とを備えたことを特徴にした。
傘本体に、複数の傘骨をしっかり固定した帽子を接続することにより、大きな傘を支持することが可能になった。
また、傘の上ロクロの接続傘骨と下ロクロの接続傘骨を持って開閉するために上ロクロに取り付けた紐を、下ロクロを通過させ、下ロクロの軸方向の溝に紐の途中(従来の傘開閉固定位置に相当)に脱着させる突起体を取り付け、下ロクロを、前記紐を引くことで上下させ、従来の傘の支柱と同等の役目を果たすことが出来た。
雨天や日光の強い中で、両手作業ができる従来にない操作性を提供できる。すなわち、雨傘のみならず日傘用にも利用でき、働く人の傘、弱者の傘としての活用が図れるようになる。
本考案を示す従来傘と手ぶら傘の概念的な利用スタイル 手ぶら傘の平面 手ぶら傘の正面 手ぶら傘の左右の傘骨を残した透視 従来傘のハネ止め機構図 ロクロ関係と組み紐ポイント拡大指定図 上ロクロと短支柱の拡大(A部拡大) 組み紐部分の拡大(C部拡大) 下ロクロとU字溝(B部拡大) 帽子拡大ポイント指定図 帽子(キャップ)の詳細(D部展開図) 帽子を傘本体に接続ポイント拡大指定図 帽子と傘本体接続箇所(E部拡大) 帽子接続用傘骨のリベット接続(F部拡大) 帽子接続用傘骨(E部展開図)
本考案は手ぶら傘を実現する方式を2段折傘、3段折傘を事例に上げ適用して有効なものに関するもの。
図1では概略を示したもので従来の傘では片手がふさがり、頭にかぶることで両手が空くという概念を示している。
続いて、図2は傘を上部から見たものと、図3は横から見たもの、ならびに、図4は左右の傘骨を残し透視的に展開した物を参照願いたい。
折りたたみ傘のくびれ部分を表現した21、傘の側面から覗く頭部の被り部分22、また、透視図では左右の傘骨23を特長として表現した。
折り畳み傘を基本にして、本手ぶら傘を構築しており、一般的に出回っている2段折、3段折傘の基本を損なわず、支柱部分を柔軟性のある素材に変更し、傘全体の支持部を頭部にかぶる帽子32がつかさどる方式として形成した。
図4をもとにして機構を紹介。
傘の支柱部分を無くし、しかも傘の半径の大きなものも無理なく開閉できる機構を形成するには、半径50,60,70cm傘は支柱により傘の開閉操作部(以降:下ロクロ)25を押し上げる操作で傘を開いてロックをかける機構と同等の機能を必要とする。 固形の支柱を柔軟な素材に変更するには繊維の紐や、ビニール系の螺旋状紐などの材料が必要となり、本考案は組み紐28を従来の金属が中心の傘固形支柱の代替として実現した構築事例。
まず、傘の本体部すなわち傘の開閉駆動の上側(以降:上ロクロならびに短支柱)24は、下ロクロ25が押し上げられて組み紐28につけられたロック用のビーズ玉(突起体)27が開いた状態で止める役目をつかさどる。 なお上ロクロならびに短支柱24の短支柱部分は下ロクロ25の下には支柱が出ず、紐のしなやかさが享受できる長さが望ましい。
開発した実例では上ロクロの下方から測定し約3cmであるが、傘の構造で差異はある。
構造を拡大し詳細を説明。図6、図7、図8、図9、を参照。
図7のA部拡大の短支柱34には太さ7mmほどのロック用ビーズ玉を取り付けた組み紐28を末端が解けず、引っ張りに耐える加工を施し、本短支柱の金属パイプ穴に差込み短支柱横穴35を用い、ロック用の釘で固定する。 図8のC部拡大の組み紐締結用かしめ部分36が相当しパイプ穴より少し細めに糸や細い針金で巻き接着加工した強靭な加工が望ましい。
図8のC部拡大を参照し、直径7mmほどのロック用ビーズ玉37を取り付けた紐28には紐を最も強く引いた時の直径の等しい穴が開いたビーズ玉37を傘が開いた時の支柱として止める位置に固定する。なお、簡単には結び目で代用も良い。
また、ビーズ玉37の外形は傘の開閉側下ロクロ25の中空円筒部分をスムーズに通過する大きさのこと。
また、ビーズ玉を紐に固定する方法に関してはビーズ玉拡大37に横穴を穿ち瞬間接着剤を流し込み固定する方法などで実現。
本構造は支柱が長い傘のハネ止め機構図5の33に相当する。
図9のB部拡大、図8のC部拡大を参照し、下ロクロ25部分に関しては太さ7mmの紐が通り、8mm程の球体で止めれる程度のU字溝詳細38の刻み目を入れることで、組みひもを下ロクロの穴を上から下に通すことで、ビーズ球拡大37とこの穿ったU字型詳細38の掘り込み部分がロック機構となる。
なお、外すときは組み紐を下ロクロ25を持ち組み紐をまっすぐ下に引き下げれば外れることになる。
次に、図10帽子拡大ポイント指定図、図11帽子の詳細 D部展開図を用いて構造を紹介。
図11のA平面図つば部分をカット40するのは折りたたみに適すること、即ち、曲げやすく、また、傘内に利用することより日よけ機能は不要と考えた故であり、ただし、少しのつば形状を残すのは、頭部への脱着や細かな位置決めに際してつかむ部分を確保するため。
帽子上部の開放穴39に関しては組み紐28と、下ロクロ25を各々の手で持ち操作する時の下ロクロ25を手で支えるための穴となる。
無論、傘骨の隙間から下ロクロ25を支えて組み紐28も傘骨の間を通し操作するようにすれば、帽子上部の穴を無くしても操作上は問題なく動作することも考えられる。
あご紐(ストラップ)29部分に関しては一般的な紐またはリボンと、あご紐(ストラップ)スライド固定具30を採用する。
なお、あご紐(ストラップ)スライド固定具30に関しては大人:15Kg、子供:10Kg.レベルを妥当としてロック機構内部のバネ係数(利用バネの素材を変える)を変更することで対応をする。
計測はバネ秤を用いて引っ張り強さを計測し妥当とした。
図12、図13、図14、ならびに、図15を用いて帽子と傘の接続に関してポイントを説明。
まず前述の図4の透視図では帽子接続用傘骨31として簡単に紹介している。
一般的な傘骨は8本であり、帽子に8か所の帽子接続押用傘骨E部展開図をリベット止めする。
リベット止めには図14F部拡大を参照し帽子(キャップ)の円周をほぼ等分に8分割し帽子後方の頭部の大きさを調整する機構部40aを避けた範囲で帽子に締結する。
図15のE部展開図にリベット穴45を用いて、帽子にリベット止めする。なお、傘骨の保持と帽子の強度を考慮し、帽子の裏にはとも布等による裏打ちを必要な個所に施すものとする。
なお、帽子接続傘骨のリベット穴46の2箇所で帽子に止める。
傘骨による帽子と傘本体接続箇所図13のE部拡大は帽子に固定した8か所の傘骨が傘の本体に接続する例を示し、傘の折りたたみ用として構造化されている上ロクロから延びる傘骨41と、下ロクロから伸びる傘骨42が結合されている屈伸部分44に、帽子(キャップ)からの傘骨43を追加して錆に強い針金45で結合させる。
屈伸部分44の接続には一般的な傘自体穴あきリベットで結合しているのが常套で、帽子(キャップ)からの傘骨43の追加接続には、従来から有る穴あきリベットの空間部分を有効に利用し、錆びないステンレス系等の針金45を通して結えつけるものとする。
本ステンレスの太さは0.8mmが望ましい。
帽子(キャップ)からの傘骨43に関しては50cm、60cm、70cmの傘半径サイズに左右されるが、傘の布部分が視界を遮らない高さを維持する必要があり、おおむね20cmが望ましい。
帽子をヘルメットにすることで、雨天での工事現場での身体の濡れ防止や、立番をする要員の身体保護に使え、また、日傘に対してもヘルメット化が考えられ、日射防止に役立つ。
23 両側の傘骨を残した透視図
24 傘の開閉駆動の上側(上ロクロならびに短支柱と呼ぶ)
25 傘の開閉駆動の下側(下ロクロと呼ぶ)
26 下ロクロに開けたU字溝
27 組み紐に取り付けたビーズ玉
28 組み紐(エプロンコードとも呼ばれる)
29 あご紐(ストラップ)
30 あご紐(ストラップ)スライド固定具
31 帽子(キャップ)接続傘骨
32 帽子(キャップ)
33 金属柄のハネ止め機構
34 上ロクロ接続の短支柱
35 短支柱横穴
36 組み紐締結用かしめ部分
37 組み紐に通したビーズ玉拡大
38 下ロクロU字溝詳細
39 帽子(キャップ)上部開放穴
40 帽子(キャップ)切り詰めたつば
41 上ロクロからの傘骨
42 下ロクロからの傘骨
43 帽子(キャップ)からの傘骨
44 締結交差部分
45 錆に強い針金
46 傘骨のリベット穴

Claims (4)

  1. 傘骨と布からなる傘本体と、前記傘本体を支える複数の接続傘骨と、前記接続傘骨を帽子の周囲に固定したことを特徴とする手ぶら傘。
  2. 傘本体の中心部設けられた上ロクロと、前記上ロクロに案内されて移動する下ロクロと、前記下ロクロと傘骨を接続する複数の支持傘骨と、前記下ロクロの移動により、傘骨の開閉と同期して、接続傘骨を下ロクロを中心に移動させる請求項1記載の手ぶら傘。
  3. 上ロクロに接続され、下ロクロ内部を通過して、外部に伸ばされた紐を設け、前記紐の操作によって傘を開閉する請求項1,2記載の手ぶら傘。
  4. 下ロクロの軸方向に設けられた溝と、紐の途中に設けられた突起体とを備えたことを特徴にする、請求項3記載の手ぶら傘。
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