JP3223089U - 歯用清掃具 - Google Patents
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Abstract
【課題】歯の間の清掃や、歯と歯肉との間の清掃に供される、安全性および利便性の高い歯用清掃具を提供する。【解決手段】歯用清掃具1は、薄片により形成され、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部2と、円弧状の外縁31を備える歯肉溝清掃部3と、を有する。歯用清掃具1は、歯間清掃部2および歯肉溝清掃部3を含む全体が薄い板状の薄片により形成され、歯間清掃部2は歯の間の清掃に用いられ、歯肉溝清掃部3は歯と歯肉との間の清掃に用いられる。【選択図】図1
Description
本考案は、歯の間の清掃や、歯と歯肉との間の清掃に供される歯用清掃具に関する。
歯の間や、歯と歯肉との間(歯肉溝)には、食物残滓や歯垢が溜まる。これらが付着したままでは不衛生であり、虫歯や口臭の原因となる。
そこで、従来、食物残滓や歯垢等の異物を清掃するための用具として、爪楊枝や歯間ブラシが用いられてきた。爪楊枝としては、木製の細い丸棒材の先端を円錐状に尖らせたものが通用されている。歯間ブラシとしては、軸芯となるワイヤーにブラシ材を植毛してなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
爪楊枝として通用される上記形状のものは、鋭利な先端をもつため、歯間表面に付着した異物や歯肉溝に詰まった異物を除去し易い反面、歯間の奥に入り込んだ異物を清掃するため歯間の奥に挿入しようとすると円錐状の傾斜面が歯間を押し広げる方向に作用し、歯をグラつかせる等のダメージを与えてしまう。また、木製の細い丸棒材で製造された爪楊枝は、使用中に折れてしまう場合がある。一方、特許文献1に開示されるような歯間ブラシは、太さの均一なワイヤーを軸芯とし歯間の奥に挿入し易い形状である反面、ある程度の強度をもつワイヤーが用いられるため、これで歯肉溝を清掃しようとするとワイヤーが歯茎を傷付けてしまうおそれがあり歯肉溝の清掃には適さない。
口腔内はデリケートであるため、歯茎を傷つけず、破損しにくい、安全性の高い歯用清掃具が求められる。また、歯用清掃具としては、歯間でも歯肉溝でも清掃でき、歯並びが悪くても使用でき、携帯性に優れ、再利用も可能である、利便性の高いものが望ましい。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、安全性および利便性の高い歯用清掃具を提供することを目的とする。
本考案に係る歯用清掃具は、
薄片により形成され、
鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、
円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、
を有することを特徴とする。
薄片により形成され、
鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、
円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、
を有することを特徴とする。
本考案に係る歯用清掃具は、好ましくは、
可撓性を有する合成樹脂製の薄片により形成され、
把持面を形成する本体部と、
前記本体部の一端側に設けられ、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、
前記本体部の他端側に設けられ、円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、
を有し、
前記歯肉溝清掃部の幅寸法が、前記本体部の幅寸法よりも小さいことを特徴とする。
可撓性を有する合成樹脂製の薄片により形成され、
把持面を形成する本体部と、
前記本体部の一端側に設けられ、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、
前記本体部の他端側に設けられ、円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、
を有し、
前記歯肉溝清掃部の幅寸法が、前記本体部の幅寸法よりも小さいことを特徴とする。
本考案に係る歯用清掃具は、更に好ましくは、
可撓性を有する厚さが0.1mm以上0.3mm以下の合成樹脂製の薄片により形成され、
把持面を形成する本体部と、
前記本体部の一端側に設けられ、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、
前記本体部の他端側に設けられ、略1/4円状に形成され円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、
を有し、
前記本体部の幅方向の寸法が5mm以上9mm以下であり、
前記幅方向に直交する長手方向の寸法が25mm以上30mm以下であり、
前記歯間清掃部の先端の内角が70°以上85°以下であり、
前記歯肉溝清掃部の幅寸法が、前記本体部の幅寸法よりも小さいことを特徴とする。
可撓性を有する厚さが0.1mm以上0.3mm以下の合成樹脂製の薄片により形成され、
把持面を形成する本体部と、
前記本体部の一端側に設けられ、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、
前記本体部の他端側に設けられ、略1/4円状に形成され円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、
を有し、
前記本体部の幅方向の寸法が5mm以上9mm以下であり、
前記幅方向に直交する長手方向の寸法が25mm以上30mm以下であり、
前記歯間清掃部の先端の内角が70°以上85°以下であり、
前記歯肉溝清掃部の幅寸法が、前記本体部の幅寸法よりも小さいことを特徴とする。
本考案によれば、歯茎を傷つけ難く、破損し難い安全性の高い歯用清掃具を提供できる。また、歯間でも歯肉溝でも清掃でき、歯並びが悪くても使用でき、携帯性に優れ、洗浄して再利用も可能である、利便性の高い歯用清掃具を提供できる。
以下、適宜図面を参照しつつ本考案の一実施の形態を具体的に説明するが、本考案は図面に示す実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない限りにおいて適宜変更可能である。
図1は、本考案の一実施の形態である歯用清掃具1の正面図である。歯用清掃具1は、その全体が薄片により形成され、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部2と、円弧状の外縁31を備える歯肉溝清掃部3と、を有する。かかる構成を有する本考案によれば、歯肉溝の清掃時に歯茎を傷つけ難く、破損し難い安全性の高い歯用清掃具を提供できる。また、歯間でも歯肉溝でも清掃でき、歯並びが悪くても使用でき、携帯性に優れ、洗浄して再利用も可能である、利便性の高い歯用清掃具を提供できる。以下、詳細に説明する。
歯用清掃具1は、歯間清掃部2および歯肉溝清掃部3を含む全体が、薄い板状の薄片により形成される。したがって、歯間の奥方向に挿入しても、歯間を押し広げる方向に力が作用せず、歯にダメージを与えることなく安全に使用できる。また、薄片により形成され、ある程度湾曲させることができ折れにくいという点で安全であり、また、歯並びの配置に対応して任意に湾曲して歯間の奥側まで入り込むので歯並びが悪い歯間の清掃にも使用でき、全体が薄片により形成されているため携帯性に優れ、洗浄して再利用も可能であるという点で利便性が高い。歯間清掃部2は鋭利な先端を備えるため、歯間に挿入し易く、また、歯間に付着した異物を掻き出して除去し易いことから、歯間の清掃に好適である。一方、歯肉溝清掃部3は円弧状の外縁31を備えるため、鋭利な先端を備える従来品とは異なり、歯茎を傷つけること無く歯肉溝に詰まった異物を掻き出して除去することができ、歯肉溝の清掃に好適である。すなわち、歯間の清掃にも歯肉溝の清掃にも対応できる点で利便性が高く、かつ、いずれの場合でも安全に使用できる。
歯用清掃具1の使用時には、これを指先で摘まむようにして持ち上げ、歯間清掃部2または歯肉溝清掃部3のいずれか一方を選択的に使用して、異物の清掃を行う。図2は、図1に示す歯用清掃具1の第1の使用例(歯間清掃)を示す図であり、図3は、図1に示す歯用清掃具1の第2の使用例(歯肉溝清掃)を示す図である。歯間清掃時には、歯間の隙間方向に対応して歯用清掃具1を略垂直方向に保持し、任意の歯間に歯間清掃部2の先端を入り込ませて、異物を掻き出して清掃する。一方、歯肉溝清掃時には、歯肉溝の方向に対応して歯用清掃具1を略水平方向に保持し、任意の歯肉溝に歯肉溝清掃部3の円弧形状の外縁31を挿入し、異物を掻き出して清掃する。このように、歯用清掃具1を持ち替えることにより、歯間でも歯肉溝でも清掃することができる。
本考案に係る歯用清掃具は、好ましくは、可撓性を有する合成樹脂製の薄片により形成され、把持面を形成する本体部と、前記本体部の一端側に設けられ、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、前記本体部の他端側に設けられ、円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、を有し、前記歯肉溝清掃部の幅寸法が、前記本体部の幅寸法よりも小さいことを特徴とするものである。図1に示す歯用清掃具1は、かかる特徴を有するものであり、より具体的には、可撓性を有するプラスチック製の平坦な薄片により形成され、撓み性に優れるため、歯間の奥に入り込ませても、歯をグラつかせることなく、また、折れにくいという点で安全に使用できるとともに、水洗洗浄して繰り返し再利用することも可能である。加えて、把持面41を形成する本体部4を有することから、使用中の保持力が高く、かつ、細かい作業が行い易くなるとともに、全体の長さ(長手方向の寸法L)が長くなるので奥側の歯にも届き易い。更に、歯肉溝清掃部3の幅寸法W1が、本体部4の幅寸法W2よりも小さい、即ち、本体部4に比して歯肉溝清掃部3が小幅となるので、その外縁31を歯肉溝に挿入して、細かな異物を清掃し易いくなるとともに、歯肉溝清掃部3に対して本体部4の幅W2が大形となるので、把持面41の面積を確保でき、指先で把持し易くなり、操作性が増すので異物を取り除き易くなる。なお、本体部を設けるか否かは任意であり、本体部を設けることなく歯間清掃部と歯肉溝清掃部とを直接連設するようにしても良く、かかる場合には、歯間清掃時には歯肉溝清掃部を把持し、歯肉溝清掃時には歯間清掃部を把持して使用する。
本考案に係る歯用清掃具は、更に好ましくは、可撓性を有する厚さが0.1mm以上0.3mm以下の合成樹脂製の薄片により形成され、把持面を形成する本体部と、前記本体部の一端側に設けられ、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、前記本体部の他端側に設けられ、略1/4円状に形成され円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、を有し、前記本体部の幅方向W2の寸法が5mm以上9mm以下であり、前記幅方向に直交する長手方向の寸法Lが25mm以上30mm以下であり、前記歯間清掃部の先端の内角θが70°以上85°以下であり、前記歯肉溝清掃部の幅寸法W1が、前記本体部の幅寸法W2よりも小さいことを特徴とするものである。図1に示す歯用清掃具1は、かかる特徴を有するものであり、より具体的には、歯用清掃具1は、プラスチック樹脂製の厚さ寸法が上記効果を発揮する最適な寸法である約0.2mmの平坦な薄片により形成され、本体部4、歯間清掃部2、及び歯肉溝清掃部3の厚さ寸法はそれぞれ均一である。加えて、歯肉溝清掃部3は、略1/4円状に形成され、外縁31が略1/4円弧状に形成されており、その外縁を例えば半円状に形成する場合に比して、カーブの曲がり具合(曲率半径R)を緩やかにすることができ、歯肉を傷つけ難い。かかる効果を実現する最適な構成として、歯用清掃具1は、本体部4の幅方向の寸法W2が約5.5mm、幅方向に直交する長手方向の寸法Lが約25mm、歯間清掃部2の先端の内角が約75°に設定されている。
歯用清掃具1は、例えば、書類を収容するために用いるクリアファイル(通常、厚さ寸法が約0.2mm)と同質の材料を、上述の形状に切断加工することにより製作することができる。
本考案は、上記実施の形態ないし実施例に限定されず、その考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形実施が可能である。上記各寸法は一例に過ぎず、歯肉溝清掃部の幅寸法W1は、歯肉溝の幅寸法に対応して設定し、本体部の幅寸法W2は、一般に歯肉溝の幅寸法よりも幅広である指先の幅寸法に対応して設定するようにしても良い。
本考案は、歯の間の清掃や、歯と歯肉との間の清掃に利用することが可能である。
1 歯用清掃具
2 歯間清掃部
3 歯肉溝清掃部
31 外縁
4 本体部
41 把持面
2 歯間清掃部
3 歯肉溝清掃部
31 外縁
4 本体部
41 把持面
Claims (3)
- 薄片により形成され、
鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、
円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、
を有することを特徴とする歯用清掃具。 - 可撓性を有する合成樹脂製の薄片により形成され、
把持面を形成する本体部と、
前記本体部の一端側に設けられ、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、
前記本体部の他端側に設けられ、円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、
を有し、
前記歯肉溝清掃部の幅寸法が、前記本体部の幅寸法よりも小さいことを特徴とする歯用清掃具。 - 可撓性を有する厚さが0.3mm以下の合成樹脂製の薄片により形成され、
把持面を形成する本体部と、
前記本体部の一端側に設けられ、鋭角に尖った先端を備える歯間清掃部と、
前記本体部の他端側に設けられ、略1/4円状に形成され円弧状の外縁を備える歯肉溝清掃部と、
を有し、
前記本体部の幅方向の寸法が5mm以上9mm以下であり、
前記幅方向に直交する長手方向の寸法が25mm以上30mm以下であり、
前記歯間清掃部の先端の内角が70°以上85°以下であり、
前記歯肉溝清掃部の幅寸法が、前記本体部の幅寸法よりも小さいことを特徴とする歯用清掃具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001765U JP3223089U (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | 歯用清掃具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001765U JP3223089U (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | 歯用清掃具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3223089U true JP3223089U (ja) | 2019-09-19 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019001765U Expired - Fee Related JP3223089U (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | 歯用清掃具 |
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JP (1) | JP3223089U (ja) |
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2019
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