JP3115189U - 爪楊枝 - Google Patents

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Abstract

【課題】 歯茎に傷を付けることを防止できると共に、生産性が高く、コストアップにならない爪楊枝を提供する。
【解決手段】 爪楊枝本体1は、把持部2と、先端部3とを有する。爪楊枝本体1の先端部3を鋭角に尖らせ、先端部3を水に浸し、ハンマー5で叩く。これにより、爪楊枝本体1の先端部3の木材又は竹材の繊維質13aはブラシ状にほぐされる。爪楊枝本体1の先端が柔らかくなっているので、歯茎を痛めることがなくなる。また、爪楊枝本体1の先端部3がブラシ状になっているため、歯の間に詰まった食物や垢を効率良く取り除くことができる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、爪楊枝に関するもので、特に、歯茎を傷つけることが無いようにした爪楊枝に関する。
従来の爪楊枝は、白樺等の木材又は竹材を円柱状に形成し、その先端部を尖らせるようにしている。そして、使用時には、その先端部を歯の間に挿入し、歯の間に詰まった物を取り除くようにしている。ところが、爪楊枝の先端部を尖らせると、尖った先端部により歯茎に傷を付けてしまうおそれがある。
そこで、特許文献1には、比較的小径の合成樹脂製棒材に依り形成された把持部の一端に多数の剛毛を植説するようにした爪楊枝が提案されている。また、特許文献2には、把持部分である本体の先端部に一本の直径が小なる毛を以て適宜本数を一束としたブラシ部を付設するようにした爪楊枝が提案されている。
実開昭52−157973号公報 実開昭63−71018号公報
特許文献1及び特許文献2に示されるような爪楊枝では、先端部がブラシになっているため、歯茎を痛めることが防止できる。しかしながら、爪楊枝の先にブラシを取り付けると、製造コストが上昇する。また、特許文献1及び特許文献2に示されるものでは、爪楊枝の先端にブラシを取り付ける作業必要であり、製造が大変である。
爪楊枝は、殆どの場合使い捨てである。使い捨てにされる爪楊枝では、コストが安いこと、生産性が高いことが要求される。また、使い捨ての爪楊枝にブラシ等を取り付けるのは、資源の無駄である。
本考案は、上述の課題を鑑み、歯茎に傷を付けることを防止できると共に、生産性が高く、コストアップにならない爪楊枝を提供することを目的とする。
本考案の爪楊枝は、軸方向に繊維質が走る木材又は竹材により形成された把持部と、把持部の一方の端を尖らせて形成された第1先端部とを有し、第1の先端部の繊維質をブラシ状にほぐすようにしたことを特徴とする。
好ましくは、把持部の他方の端に溝を設けるようにしたことを特徴とする。
好ましくは、把持部の他方の端を尖らせて第2の先端部を形成するようにしたことを特徴とする。
好ましくは、第2の先端部の繊維質をブラシ状にほぐすようにしたことを特徴とする。
好ましくは、第1の先端部の繊維質のほぐし量と、第2の先端部の繊維質のほぐし量とを異なるようにしたことを特徴とする。
本考案によれば、軸方向に繊維質が走る木材又は竹材により形成された把持部と、把持部の一方の端を尖らせて形成された第1先端部とを有し、第1の先端部の繊維質をブラシ状にほぐすようにしている。このため、先端部が柔らかくなり、歯茎を傷つけることない。また、先端部がブラシ状になるため、歯の間に挟まった物を効率的に取り除くことができる。
また、本考案によれば、把持部の他方の端に溝を設けるようにしている。このため、爪楊枝本体を溝の部分から折って、爪楊枝置きとして使用できる。また、爪楊枝本体をこけしに見立てて、デザインを施すことができる。
また、本考案によれば、把持部の他方の端を尖らせて第2の先端部を形成するようにしている。把持部の一方の端の第1の先端部の繊維質をブラシ状にほぐし、第2の先端部を尖らせておくことで、使用者の好みや、使用状況により、先端部を使い分けることができる。
また、本考案によれば、第2の先端部の繊維質もブラシ状にほぐすようにしている。把持部の第1の先端部及び第2の先端部の両方をブラシ状にほぐすことで、両方の先端部を使うことができる。
また、本考案によれば、第1の先端部の繊維質のほぐし量と、第2の先端部の繊維質のほぐし量とを異なるようにすることで、使用者の好みや、使用状況により、先端部を使い分けることができる。
第1実施形態.
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1(A)及び図1(B)は、本考案の第1実施形態を示すものである。
図1(A)において、1は爪楊枝本体である。爪楊枝本体1は、白樺等の木材又は竹材を円柱状に形成したもので、把持部2と、先端部3とを有している。先端部3は、図1(B)に拡大して示すように、鋭角に尖らされている。また、先端部3の木材又は竹材の繊維質13aはブラシ状にほぐされている。これにより、歯茎を痛めることなくないと共に、歯の間に詰まった物を効率良く取り除くことができる。
つまり、爪楊枝本体1を使用する場合には、使用者は、把持部2を持って、先端部3で、歯の間に詰まったものを取り除く。このとき、先端部3が尖っていると、先端部3が歯茎に刺さり、歯茎を痛めやすい。
本考案の第1実施形態では、図1(B)に示すように、先端部3の木材又は竹材の繊維質13aがブラシ状にほぐされており、柔らかくなっているので、歯茎を痛めることがなくなる。また、先端部3がブラシ状になっているため、歯の間に詰まった食物や垢を効率良く取り除くことができる。
次に、本考案の実施形態の爪楊枝本体1の製造工程の概要について説明する。なお、原木から丸軸を作るまでの工程については、従来と同様であるので、その説明を省略する。
図2(A)に示すように、丸軸10を所定の長さに切断し、図2(B)に示すように、丸軸10の先端11を鋭角に尖らせる。このとき、丸軸10の木材又は竹材の繊維質13の方向は、矢印Aに示すように、軸方向に走っている。これにより、丸軸10の軸の部分に把持部2が形成され、丸軸10の先端部分に先端部3が形成される。
次に、図2(C)に示すように、爪楊枝本体1の先端部3を水4に浸す。爪楊枝本体1の先端部3を水4に浸すと、爪楊枝本体1の先端部3が水を含み、柔らかくなる。ここで、図2(D)に示すように、爪楊枝本体1の先端部3をハンマー5で叩く。爪楊枝本体1の木材又は竹材の繊維質13は、前述したように、軸方向になっている。このため、爪楊枝本体1の先端部3をハンマー5で叩くと、図1(B)に示したように、爪楊枝本体1の先端部3の繊維質13aがほぐれ、ブラシ状になる。
なお、ここでは、爪楊枝本体1の材料として白樺を使ったが、爪楊枝本体1としては、これに限定されるものではない。爪楊枝本体1の材料としては、黒文字や肝木を用いるようにしても良い。
第2実施形態.
図3は、本考案の第2実施形態を示すものである。この実施形態では、爪楊枝本体1の他方の端に、溝15a、15bを設けるようにしている。このような溝15a、15bを設けると、爪楊枝本体1を溝15a、15bの部分から折って、爪楊枝置きとして使用できる。また、爪楊枝本体1をこけし見立てて、デザインを施すことができる。他の構成は、前述の第1実施形態と同様であり、その説明を省略する。
第3実施形態.
図4は、本考案の第3実施形態を示すものである。この実施形態では、爪楊枝本体1の一方の端に第1の先端部3aを設け、他方の端に第2の先端部3bを設けるようにしている。第1の先端部3aは鋭角に尖らされており、また、先端部3aの木材又は竹材の繊維質13aはブラシ状にほぐされている。これに対して、第2の先端部3bは鋭角に尖らされているが、先端部3bの木材又は竹材の繊維質はほぐされていない。他の構成は、前述の第1実施形態と同様であり、その説明を省略する。
このように、この実施形態では、その両端に尖った先端部3a及び3bが設けられ、第1の先端部3aの繊維質13aはほぐされ、第2の先端部3bの繊維質はほぐされていない。このため、使用者の好みや、使用状況により、先端部3a、13bを使い分けることができる。
すなわち、例えば、歯茎が弱い使用者は、第1の先端部3aを選び、歯茎が丈夫な使用者は先端部3bを選ぶことが考えられる。また、例えば、最初に先端が鋭敏な第2の先端部3bを選んで大きな物を取り除いてから、ブラシ状に繊維質がほぐされた第1の先端部3aを選んで、歯の垢等を磨くことが考えられる。
第4実施形態.
図5は、本考案の第4実施形態を示すものである。この実施形態では、爪楊枝本体1の一方の端に第1の先端部3aを設け、他方の端に第2の先端部3bを設けるようにしている。第1の先端部3a及び第2の先端部3bは共に鋭角に尖らされており、また、第1の先端部3a及び第2の先端部3bの木材又は竹材の繊維質13a及び13bは共にブラシ状にほぐされている。他の構成は、前述の第1実施形態と同様であり、その説明を省略する。
このように、この実施形態では、その両端に尖った先端部3a及び3bが設けられ、第1の先端部3aの繊維質13a及び第2の先端部3bの繊維質13bは、共にブラシ状にほぐされている。このため、使用状況により、先端部3a、3bを使い分けることができる。
すなわち、例えば、最初に第1の先端部3aを選んで、歯の間のものを取り除き、使用を重ねていき、先端部3aでは歯の間のものが十分に除去できなくなったら、第2の先端部3bを選んで、歯の間のものを取り除くことが考えられる。
第5実施形態.
図6は、本考案の第5実施形態を示すものである。この実施形態では、前述の第4実施形態において、第1の先端部3aの繊維質13aのほぐし量と、第2の先端部3bの繊維質13bのほぐし量とを異なるようにしている。すなわち、第1の先端部3aの繊維質13aは十分にほぐし、第2の先端部3bの繊維質13bは少しだけほぐすようにしている。このようにすると、使用者の好みや使用状況により、繊維質のほぐし方の異なる第1及び第2の先端部3a及び3bを使い分けることができる。他の構成は、前述の第4実施形態と同様であり、その説明を省略する。
本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本考案は、歯の間に詰まった食べ物や垢を取り除くための爪楊枝として利用可能である。
本考案の第1実施形態の側面図及びその先端部の拡大図である。 本考案の第1実施形態の製造工程の説明図である。 本考案の第2実施形態の側面図である。 本考案の第3実施形態の側面図である。 本考案の第4実施形態の爪楊枝の側面図である。 本考案の第5実施形態の爪楊枝の側面図である。
符号の説明
1 爪楊枝本体
2 把持部
3、3a、3b 先端部
4 水
5 ハンマー
10 丸軸
13、13a、13b 繊維質
15a、15b 溝

Claims (5)

  1. 軸方向に繊維質が走る木材又は竹材により形成された把持部と、
    前記把持部の一方の端を尖らせて形成された第1の先端部とを有し、
    前記第1の先端部の繊維質をブラシ状にほぐすようにしたことを特徴とする爪楊枝。
  2. 前記把持部の他方の端に溝を設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載爪楊枝。
  3. 前記把持部の他方の端を尖らせて第2の先端部を形成するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の爪楊枝。
  4. 前記第2の先端部の繊維質をブラシ状にほぐすようにしたことを特徴とする請求項3に記載の爪楊枝。
  5. 前記第1の先端部の繊維質のほぐし量と、前記第2の先端部の繊維質のほぐし量とを異なるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の爪楊枝。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011520546A (ja) * 2008-05-27 2011-07-21 サンチョル ソン 爪楊枝

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