JP3223029U - 扇子式の自動車用雨除け装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】降雨時に自動車の乗降人、特に運転者を濡れないように保護する扇子式の自動車用雨除け装置を提供する。【解決手段】蛇腹状の折り曲げ稜線18に沿って多数のシート支持骨が列設された全体的な扇形の雨除けシートAを、その扇形の一側縁部において車体S側の固定カバーフレームSFへ取り付ける一方、同じく扇形の他側縁部においてフロントドアD側の可動カバーフレームDFへ取り付けると共に、固定カバーフレームを車体の屋根面12へ、可動カバーフレームをドアの上縁17へ各々取り付ける。ドアの閉鎖時には雨除けシートが両カバーフレームの閉合によって、内部へ積層折りたたみ状態に収納され、ドアの開放に連れて、雨除けシートが横方向へ張り出して平面視扇形に展開するように設定した。【選択図】図4
Description
本考案は降雨時に自動車へ乗降する人、就中運転者を濡れないように保つ扇子式の自動車用雨除け装置に関する。
特許文献1に開示のドアルーフ装置と、特許文献2に開示の濡れ防止装置とは、傘布を
思わせる断面蛇腹状又は波状に成形されたドアルーフが、自動車のドア開放時に展開し、そのドア閉鎖時に折りたたまれるようになっているほか、そのドアルーフの一側縁部と他側縁部が各々磁石によって、対応位置する車体の上部側縁とドアの上縁へ取り付けられるようになっている点で、本考案に最も近似する公知技術であると考えられる。
思わせる断面蛇腹状又は波状に成形されたドアルーフが、自動車のドア開放時に展開し、そのドア閉鎖時に折りたたまれるようになっているほか、そのドアルーフの一側縁部と他側縁部が各々磁石によって、対応位置する車体の上部側縁とドアの上縁へ取り付けられるようになっている点で、本考案に最も近似する公知技術であると考えられる。
ところが、特許文献1、2に記載された公知発明の構成では、たとえ既往の自動車へ磁石によって後付け使用できる利便性があるとしても、布やビニール、紙などの材料から成るドアルーフが、ドアの閉鎖時(自動車の走行時)に車体との相互間へ折りたたみ集束(結束)状態に挟み込まれるため、車内の密封性能を阻害してしまうおそれがあり、到底実用化することができない。
本考案はこのような課題の解決に役立つ扇子式自動車用雨除け装置の提供を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では自動車におけるフロントドアの開放に連れて平面視の扇形に展開し、そのドアの閉鎖に連れて折りたたまれ積層することとなるように、断面蛇腹状又は波状に形成された可撓な雨除けシートと、
上記雨除けシートにおける蛇腹状又は波状の折り曲げ稜線に沿って前後方向へ延在する状態に取り付けられた多数のシート支持骨と、
同じく雨除けシートにおける上記扇形の要部となるシート支持骨の前端部へ、そのシート支持骨が悉く一定の角度範囲だけ開閉できるように貫通された回動枢軸と、
上記雨除けシートの一側縁部に位置するシート支持骨が取り付け一体化された車体側の固定カバーフレームと、
同じく雨除けシートの他側縁部に位置するシート支持骨が取り付け一体化されたドア側の可動カバーフレームとを備え、
上記車体側の固定カバーフレームを車体の屋根面又は屋根面と上部側縁へ取り付ける一方、
上記ドア側の可動カバーフレームをフロントドアの上縁へ取り付けての使用中、
上記フロントドアの閉鎖時には雨除けシートが固定カバーフレームと可動カバーフレームとの閉合により、車体の屋根面上での被覆された積層折りたたみ状態に保たれ、
同じくドアの開放時には上記雨除けシートがその固定カバーフレームから横方向へ張り出して、全体的な扇状の展開状態に保たれるように設定したことを特徴とする。
また、請求項2では多数のシート支持骨を雨除けシートにおける折り曲げ稜線の山部と谷部に沿い延在する左右一対ずつとして、その扇形の要部となる前端部へ、対応する左右一対の回動枢軸を平行な起立状態に串刺し貫通させたことを特徴とする。
更に、請求項3では固定カバーフレームの前端部を可動カバーフレームのそれよりも前方へ長く張り出すフロント延長ケースとして、その車体側の起立壁面と前壁面並びに天蓋とから成る断面ほぼコ字形に造形すると共に、
そのフロント延長ケースの前壁面から内向き一体的に張り出す上下一対の軸受け板へ、左右一対の回動枢軸を平行な起立状態に串刺し貫通させたことを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、雨除けシートにおける扇形の一側縁部に位置するシート支持骨を取り付け一体化した車体側の固定カバーフレームが、車体の屋根面又はその屋根面と上部側縁へ取り付けられるようになっており、また同じく扇形の他側縁部に位置するシート支持骨を取り付け一体化したフロントドア側の可動カバーフレームが、そのフロントドアの上縁へ取り付けられるようになっている。
しかも、扇子式の自動車用雨除け装置として、その蛇腹状又は波状に成形された雨除けシートの折り曲げ稜線に沿って、多数のシート支持骨が前後方向へ延在する状態に列設されており、その雨除けシートにおける扇形の一側縁部に位置するシート支持骨が、車体側の固定カバーフレームに取り付け一体化されている一方、同じく扇形の他側縁部に位置するシート支持骨が、フロントドア側の可動カバーフレームに取り付け一体化されていると共に、上記扇形の要部となるシート支持骨の前端部が、悉く串刺し貫通された回動枢軸を介して、集束(結束)状態に組み付けられている。
そのため、自動車のフロントドアを閉鎖した時には、雨除けシートが上記固定カバーフレームと可動カバーフレームとの閉合により、車体の屋根面上での被覆された積層折りたたみ状態に保たれることとなって、自動車の走行を支障なく行えるのである。
また、その積層した折りたたみ状態からフロントドアを開放するに連れて、上記雨除けシートはあたかも扇子のように、上記車体側の固定カバーフレームから横方向へほぼ水平に張り出し(滑り出し)、平面視の扇形に展開して、そのドアと車体とのほぼV字状に拡開する空間を、上方から確実に被覆することとなり、自動車の乗降人である就中運転者を降雨から濡れないように保護することができる。4人以上は勿論のこと、2人乗り用の自動車にも広く適用し得る効果がある。
その場合、特に請求項2の構成を採用するならば、雨除けシートにおける平面視の扇形に展開する要部となるシート支持骨の前端部が、そのシート支持骨の言わば本数分だけ背高く積層する集束(結束)状態とならず、その多数のシート支持骨が左右一対の回動枢軸へ半分ずつに振り分けられた集束(結束)状態となるため、全体を背低く保つことができ、その結果自動車の走行中における振れ動きを抑制して、その安定性と耐用性に優れた取付状態を得られる効果がある。
更に、請求項3の構成を採用するならば、雨除けシートにおけるシート支持骨の回動枢軸により集束(結束)された前端部を、その車体例の固定カバーフレームから可動カバーフレームよりも前方へ長く張り出すフロント延長ケースによって、良好な外観状態に被覆化粧することができるほか、左右一対の回動枢軸を採用しつつも、その互いに接近した位置関係での平行な起立状態により、上記扇形の要部となるシート支持骨の前端部を、円滑・確実に回動作用させ得る効果がある。
以下、図面に基いて本考案の好適な実施形態を詳述する。図1はその自動車用雨除け装置における自動車のフロントドアを閉鎖した状態の概略側面図、図2は同じく閉鎖状態の概略平面図、図3はフロントドアを開放した状態の概略平面図、図4は同じく開放状態の前方(正面)から見た拡大斜面図、図5は図4の5−5線に沿う拡大断面図、図6はフロントドアの閉鎖状態を示す図5に対応する拡大断面図である。
その図1〜6において、(S)は自動車の車体であり、その滑らかな前下り傾斜状態に
屈曲するフロントピラー(10)も含む上部側縁(11)が、屋根面(12)から一定角
度(α)だけ内向きに陥没したフラットな外側面(13)を備え、ここでフロントドア(
D)側の中空ゴムから成るシール材(ウエザーストリップ)(14)を受け止めるように
なっている。
屈曲するフロントピラー(10)も含む上部側縁(11)が、屋根面(12)から一定角
度(α)だけ内向きに陥没したフラットな外側面(13)を備え、ここでフロントドア(
D)側の中空ゴムから成るシール材(ウエザーストリップ)(14)を受け止めるように
なっている。
自動車の上記フロントドア(D)は窓ガラス(15)のサッシ枠(16)を備えており
、その車体(S)側の上部側縁(11)と対応位置する上縁(17)に沿って、その内側
面に列設された上記シール材(ウエザーストリップ)(14)が、フロントドア(D)の
閉鎖時車体(S)側の上記外側面(13)との相互間に挟み付け密着されて、その車内を
降雨からの封止状態に保つこととなる。
、その車体(S)側の上部側縁(11)と対応位置する上縁(17)に沿って、その内側
面に列設された上記シール材(ウエザーストリップ)(14)が、フロントドア(D)の
閉鎖時車体(S)側の上記外側面(13)との相互間に挟み付け密着されて、その車内を
降雨からの封止状態に保つこととなる。
そして、上記フロントドア(D)を開放した状態では図3、4から明白なように、そのドア(D)と車体(S)との相互間が前方(正面)から見ても、また上方(平面)から見てもほぼV字状に大きく拡開することとなる。
(A)はそのV字状に拡開する空間を被覆する雨除けシートであり、言わば傘布として
使用されている帆布やビニール、シリコンゴム、合成繊維の織物、その他の撥水処理又は
防水処理された可撓な一枚物のシート材料から、自動車の前後方向に沿って延在する多数の折り曲げ稜線(18)が、図5〜13に示す如く、その隣り合う同士の交互に逆方向へ
折れ曲がる断面蛇腹状(ジグザグ状)又は波状に成形されている。
使用されている帆布やビニール、シリコンゴム、合成繊維の織物、その他の撥水処理又は
防水処理された可撓な一枚物のシート材料から、自動車の前後方向に沿って延在する多数の折り曲げ稜線(18)が、図5〜13に示す如く、その隣り合う同士の交互に逆方向へ
折れ曲がる断面蛇腹状(ジグザグ状)又は波状に成形されている。
(18t)(18b)はその折り曲げ稜線(18)の山部と谷部を示しており、自動車
の車体(S)からフロントドア(D)を開放した時には、雨除けシート(A)が図5のように平面視の全体的なほぼフラットの扇形に展開し、そのドア(D)を閉鎖した時には、図6のような積層状態に折りたたまれることとなる。(W)はその後端部での最も広い折りたたみ(折り曲げ)幅を示しており、その幅(W)は前端部へ行く程徐々に狭くなる。
の車体(S)からフロントドア(D)を開放した時には、雨除けシート(A)が図5のように平面視の全体的なほぼフラットの扇形に展開し、そのドア(D)を閉鎖した時には、図6のような積層状態に折りたたまれることとなる。(W)はその後端部での最も広い折りたたみ(折り曲げ)幅を示しており、その幅(W)は前端部へ行く程徐々に狭くなる。
しかも、その雨除けシート(A)における折り曲げ稜線(18)の山部(18t)と谷
部(18b)には、シート支持骨用挿通袋(19)が図10〜13のような前後方向へ延在する状態に列設されている。図示の実施形態では、その挿通袋(19)が雨除けシート(A)と同じ可撓材料から成るチューブ形態として、上記折り曲げ稜線(18)の山部(18t)と谷部(18b)に沿い溶着一体化(ヒートシール)されている。
部(18b)には、シート支持骨用挿通袋(19)が図10〜13のような前後方向へ延在する状態に列設されている。図示の実施形態では、その挿通袋(19)が雨除けシート(A)と同じ可撓材料から成るチューブ形態として、上記折り曲げ稜線(18)の山部(18t)と谷部(18b)に沿い溶着一体化(ヒートシール)されている。
そして、各シート支持骨用挿通袋(19)の内部にはその開口する前端部又は後端部から、シート支持骨(20)が通し込まれており、そのシート支持骨(20)によって上記雨除けシート(A)の全体があたかも扇子のように、安定良く展開作用と折りたたみ作用を営むようになっているほか、その展開状態での垂れ下がりを防止している。
各シート支持骨(20)としては炭素繊維強化樹脂(CFRP)やガラス繊維強化樹脂(GFRP)、その他の軽く高強度な各種繊維強化樹脂(FRP)の管棒材を採用してお
り、これが図7のように自動車の車体(S)におけるフロントピラー(10)の下端部付近(フロントドアの開閉支点と対応する位置付近)から、センターピラー(21)の上端部付近まで延在する一定長さ(L)として、しかも車体(S)の前下がり傾斜状態に屈曲するフロントピラー(10)も含む上部側縁(11)やこれと対応合致するフロントドア(D)の上縁(17)に沿う滑らかな側面形状に屈曲形成されている。
り、これが図7のように自動車の車体(S)におけるフロントピラー(10)の下端部付近(フロントドアの開閉支点と対応する位置付近)から、センターピラー(21)の上端部付近まで延在する一定長さ(L)として、しかも車体(S)の前下がり傾斜状態に屈曲するフロントピラー(10)も含む上部側縁(11)やこれと対応合致するフロントドア(D)の上縁(17)に沿う滑らかな側面形状に屈曲形成されている。
その場合、シート支持骨(20)の屈曲形状に応じて、これが挿通袋(19)に通し込まれた可撓な雨除けシート(A)も、同じ側面形状に屈曲することとなるが、そのシート支持骨用挿通袋(19)の開口後端部から露出するシート支持骨(20)の後端部付近には、図10に示す如く、そのシート支持骨(20)の隣り合う同士を連結する全体的な一本物の開閉助勢用バネ線材(22r)が巻き付けられている。
また、一定長さ(L)だけ延在するシート支持骨(20)の屈曲中途部(P)にも、そのシート支持骨用挿通袋(19)の切欠き(23)を通じて、隣り合うシート支持骨(20)同士を連結する全体的な一本物の開閉助勢用バネ線材(22m)が巻き付けられており、そのバネ線材(22r)(22m)によって雨除けシート(A)の展開作用と折りたたみ作用を確実・円滑に営ませるようになっている。
(24)は上記雨除けシート(A)の後端部から後方へ張り出す状態として、その折り曲げ稜線(18)の山部(18t)と谷部(18b)へ溶着一体化(ヒートシール)された化粧キャップであって、雨除けシート(A)と同じ可撓材料から成り、これが上記シート支持骨(20)の露出した後端部へ、図10のように後方から抜き差し自在に差し込み
套嵌されることにより、安全に被覆化粧されると同時に、そのシート支持骨(20)の後端部付近に巻き付けられた上記バネ線材(22r)が、後方へ抜け出し落下することを防止している。
套嵌されることにより、安全に被覆化粧されると同時に、そのシート支持骨(20)の後端部付近に巻き付けられた上記バネ線材(22r)が、後方へ抜け出し落下することを防止している。
更に、(SF)は平面視の扇形に展開する上記雨除けシート(A)の一側縁部を自動車の車体(S)側へ取り付けるための固定カバーフレームであって、ABS樹脂やポリカー
ボネート樹脂、ポリアセタール樹脂(商品名:ジュラコン)、その他の高強度な合成樹脂
(エンジニアリングプラスチック)から、図5、6や図14のような横向き開口する断面
ほぼコ字形に造形されており、上記雨除けシート(A)やそのシート支持骨(20)よりも若干長く前後方向へ延在する。
ボネート樹脂、ポリアセタール樹脂(商品名:ジュラコン)、その他の高強度な合成樹脂
(エンジニアリングプラスチック)から、図5、6や図14のような横向き開口する断面
ほぼコ字形に造形されており、上記雨除けシート(A)やそのシート支持骨(20)よりも若干長く前後方向へ延在する。
そして、その固定カバーフレーム(SF)における起立壁面(25)の上端部に係止具(26)やその他の適当な固定具を介して、上記雨除けシート(A)の一側縁部に位置するシート支持骨(20)が取り付け一体化されている。但し、そのシート支持骨(20)
を起立壁面(25)の上端部へ取り付け固定することに代えて、雨除けシート(A)自体の一側縁部とその位置にあるシート支持骨(20)を、図14と対応する図15の部分変形実施形態に示す如く、上記起立壁面(25)の上端部から張り出す固定カバーフレーム(SF)の天井面(27)へ、接着剤(図示省略)やその他の固定手段によって取り付け一体化しても良い。
を起立壁面(25)の上端部へ取り付け固定することに代えて、雨除けシート(A)自体の一側縁部とその位置にあるシート支持骨(20)を、図14と対応する図15の部分変形実施形態に示す如く、上記起立壁面(25)の上端部から張り出す固定カバーフレーム(SF)の天井面(27)へ、接着剤(図示省略)やその他の固定手段によって取り付け一体化しても良い。
何れにしても、上記車体(S)側の固定カバーフレーム(SF)における起立壁面(25)の下端部は、車体(S)の屋根面(12)だけか又は屋根面(12)と上部側縁(11)に取り付けられる取付ベース(28)として、図示実施形態の場合屋根面(12)と
これから一定角度(α)だけ陥没した上部側縁(11)の外側面(13)へフィットし得る断面形状に弯曲形成されている。
これから一定角度(α)だけ陥没した上部側縁(11)の外側面(13)へフィットし得る断面形状に弯曲形成されている。
しかも、その固定カバーフレーム(SF)の取付ベース(28)には点在分布する複数のゴム磁石(29)と、降雨を封止する一枚物の長い帯状ゴムシート(30)とが設置されており、そのゴム磁石(29)によって車体(S)の屋根面(12)と上部側縁(11)へ、着脱自在に磁着させるようになっている。
その場合、固定カバーフレーム(SF)の取付ベース(28)における車体(S)側の上記外側面(13)へフィットされる下部先端は、図5、6や図14のような点在分布する断面円形の抜け止め凸条(31)として膨出形成しておくことが好ましい。
フロントドア(D)の閉鎖時、車体(S)側の上部側縁(11)における外側面(13
)と、ドア(D)側の上縁(17)に付属しているシール材(ウエザーストリップ)(1
4)とによって挟み付けられることになる固定カバーフレーム(SF)の取付ベース(28)を、その膨出する凸条(31)のキー作用によって抜け止め状態に保ち、盗難防止を図る趣旨である。
)と、ドア(D)側の上縁(17)に付属しているシール材(ウエザーストリップ)(1
4)とによって挟み付けられることになる固定カバーフレーム(SF)の取付ベース(28)を、その膨出する凸条(31)のキー作用によって抜け止め状態に保ち、盗難防止を図る趣旨である。
尚、上記車体(S)へ着脱自在に磁着させることができる限り、ゴム磁石(ネオジウムマグネット)(29)に代るフェライト磁石や鉄磁石を採用しても良い。また、固定カバ
ーフレーム(SF)を車体(S)の上部側縁(11)に沿う前後方向への延在状態として
、安定良く磁着使用できるならば、その車体(S)の屋根面(12)だけに磁着させても
さしつかえない。
ーフレーム(SF)を車体(S)の上部側縁(11)に沿う前後方向への延在状態として
、安定良く磁着使用できるならば、その車体(S)の屋根面(12)だけに磁着させても
さしつかえない。
他方、(DF)は上記扇形に展開する雨除けシート(A)の他側縁部をフロントドア(
D)側の上縁(17)へ取り付けるための可動カバーフレームであって、上記車体(S)側の固定カバーフレーム(SF)と同じ高強度な合成樹脂(エンジニアリングプラスチック)から、断面ほぼL字形に形成されており、その固定カバーフレーム(SF)の起立壁面(25)と向かい合う起立壁面(32)が、横向き開口する断面ほぼコ字形の固定カバーフレーム(SF)を、図6、14のように横外方から遮蔽し得るようになっている。
D)側の上縁(17)へ取り付けるための可動カバーフレームであって、上記車体(S)側の固定カバーフレーム(SF)と同じ高強度な合成樹脂(エンジニアリングプラスチック)から、断面ほぼL字形に形成されており、その固定カバーフレーム(SF)の起立壁面(25)と向かい合う起立壁面(32)が、横向き開口する断面ほぼコ字形の固定カバーフレーム(SF)を、図6、14のように横外方から遮蔽し得るようになっている。
そして、上記雨除けシート(A)の他側縁部に位置するシート支持骨(20)が、その可動カバーフレーム(DF)における起立壁面(32)の下端部へやはり係止具(33)やその他の適当な固定具を介して、取り付け一体化されている。但し、雨除けシート(A
)自体の他側縁部とその位置にあるシート支持骨(20)を図15のように、可動カバーフレーム(DF)における起立壁面(32)の下端部から上記固定カバーフレーム(SF
)の天井面(27)と向かい合う状態に張り出した床面(34)へ、接着剤(図示省略)やその他の固定手段によって取り付け一体化しても良い。
)自体の他側縁部とその位置にあるシート支持骨(20)を図15のように、可動カバーフレーム(DF)における起立壁面(32)の下端部から上記固定カバーフレーム(SF
)の天井面(27)と向かい合う状態に張り出した床面(34)へ、接着剤(図示省略)やその他の固定手段によって取り付け一体化しても良い。
上記フロントドア(D)側の可動カバーフレーム(DF)における起立壁面(32)の下端部は、フロントドア(D)の上縁(17)に取り付けられる取付ベース(35)として、図示実施形態の場合フロントドア(D)の上縁(17)を横外方から被覆し得る断面形状に弯曲形成されており、その取付ベース(35)には可動カバーフレーム(DF)をフロントドア(D)の上縁(17)へ着脱自在に磁着させる複数のゴム磁石(36)が、点在分布状態に設置されている。
そのゴム磁石(ネオジウムマグネット)(36)に代るフェライト磁石や鉄磁石を採用
してもさしつかえないが、何れの場合にも図5、6や図14に示す如く、可動カバーフレ
ーム(DF)における取付ベース(35)の中途部から抜け止め片(37)を内向き一体的に張り出して、その先端に点在分布する断面円形の抜け止め凸条(38)を膨出形成しておくことが望ましい。
してもさしつかえないが、何れの場合にも図5、6や図14に示す如く、可動カバーフレ
ーム(DF)における取付ベース(35)の中途部から抜け止め片(37)を内向き一体的に張り出して、その先端に点在分布する断面円形の抜け止め凸条(38)を膨出形成しておくことが望ましい。
フロントドア(D)の閉鎖時に、上記固定カバーフレーム(SF)における取付ベース(28)の抜け止め凸条(31)と同じく、そのドア(D)側の可動カバーフレーム(DF)における取付ベース(35)の抜け止め凸条(38)も、言わば交互に咬み合う直列状態として一緒(一挙同時)に挟み付けることにより、抜け止めと盗難防止を達成する趣旨である。
雨除けシート(A)とシート支持骨(20)が自動車の車体(S)におけるフロントピラー(10)の下端部付近(フロントドアの開閉支点と対応する位置付近)から、センターピラー(21)の上端部付近まで延在する一定長さ(L)を有することと、雨除けシート(A)の一側縁部を自動車の車体(S)側へ取り付けるための固定カバーフレーム(SF)が、その雨除けシート(A)やシート支持骨(20)よりも若干長く前後方向へ延在することを上記したけれども、その固定カバーフレーム(SF)の前端部は図7〜9や図16から示唆されるように、フロントドア(D)側の可動カバーフレーム(DF)よりも前方へ長く張り出すフロント延長ケース(C)として、そのドア(D)側の横方向と後方だけが開口する断面ほぼコ字形に作成されている。
つまり、横向き開口する断面ほぼコ字形をなす固定カバーフレーム(SF)は、断面ほぼL字形をなす可動カバーフレーム(DF)の起立壁面(32)によって、横外方から遮蔽されるようになっており、積層折りたたみ状態の雨除けシート(A)を被覆することになるが、その固定カバーフレーム(SF)のフロント延長ケース(C)だけは車体側の起立壁面(39)と前壁面(40)並びに開閉可能な天蓋(41)とを備えた断面ほぼコ字形として、可動カバーフレーム(DF)よりも長く前方へ張り出す位置関係にある。尚、そのフロント延長ケース(C)の底壁面(42)は上記固定カバーフレーム(SF)の取付ベース(28)と連続する前方への延長状態にある。
しかも、その横向き開口する断面ほぼコ字形をなすフロント延長ケース(C)の前壁面(40)からは、上下一対の軸受け板(43)が内向き一体的に張り出し設置されている。
そして、上記雨除けシート(A)における扇形の要部に位置することとなるシート支持骨(20)の前端部には、そのフロント延長ケース(C)の軸受け板(43)を通じて、回動枢軸(44)が図17、18のように串刺し貫通されており、その回動枢軸(44)によって雨除けシート(A)のシート支持骨(20)は悉く平面視の一定角度範囲(β)だけ扇子の骨材の如く、横方向へほぼ水平に開閉し得るように集束(結束)されているのである。
その場合、図示の実施形態では各シート支持骨(20)の前端部へ、図18のように円筒状のキャップ(45a)と扁平な板状の支持ステー(45b)とを備えた高強度な合成樹脂製接手(45)のキャップ(45a)を、差し込み固定すると共に、その接手(45)の支持ステー(45b)に開口する枢軸受け入れ孔(46)へ、上記回動枢軸(44)を貫通させており、これによってその組み付け作業の容易化と積層高さ(背丈)の低い折りたたみ状態を得られるようになっている。
本考案の実施形態に係る自動車用雨除け装置は上記構成を備えており、その雨除けシート(A)における扇形の一側縁部に位置するシート支持骨(20)を取り付けた車体(S)側の固定カバーフレーム(SF)が、車体(S)の屋根面(12)又はその屋根面(12)と上部側縁(11)へ磁石(29)によって、着脱自在に磁着されるようになっている一方、同じく雨除けシート(A)における扇形の他側縁部に位置するシート支持骨(20)を取り付けたフロントドア(D)側の可動カバーフレーム(DF)が、そのドア(D)の上縁(17)へやはり磁石(36)によって、着脱自在に磁着されるようになっているため、自動車の車体(S)とフロントドア(D)に損傷を与えたり、その見苦しい取り付け痕跡を残したりするおそれがなく、既に市販されている各種の自動車に対しても、言わば後付け式に便利良く取り付け使用することができ、汎用性に優れる。
そして、上記雨除け装置は言わば扇子式として、その蛇腹状又は波状に成形された雨除けシート(A)の折り曲げ稜線(18)に沿って、シート支持骨(20)が列設されていると共に、その雨除けシート(A)における扇形の一側縁部に位置するシート支持骨(20)が、車体(S)側の固定カバーフレーム(SF)に取り付けられている一方、同じく扇形の他側縁部に位置するシート支持骨(20)がフロントドア(D)側の可動カバーフレーム(DF)に取り付けられているため、そのドア(D)を閉鎖した時には雨除けシート(A)が上記固定カバーフレーム(SF)と可動カバーフレーム(DF)との閉合により、車体(S)の屋根面(12)上での被覆された積層折りたたみ状態に保たれることとなって、自動車の走行を支障なく行え、また同じく雨除けシート(A)がその積層した折りたたみ状態から、ドア(D)の開放に連れて横方向へほぼ水平に張り出す(横滑りする
)如く、平面視の扇形に展開して、そのドア(D)と車体(S)とのほぼV字状に拡開する空間を、上方から被覆することになり、乗降人である特に運転者を降雨から濡れないように保護することができるのである。
)如く、平面視の扇形に展開して、そのドア(D)と車体(S)とのほぼV字状に拡開する空間を、上方から被覆することになり、乗降人である特に運転者を降雨から濡れないように保護することができるのである。
上記雨除けシート(A)の開閉する一定角度範囲(β)が一定であると仮定した場合に、その蛇腹状又は波状に成形された雨除けシート(A)の折りたたみ幅(折り曲げ幅)(W)を狭くすれば、それだけシート支持骨(20)の本数が増加すると共に、折りたたみ状態での積層高さ(背丈)が高くなる一方、同じく折りたたみ幅(折り曲げ幅)(W)を広くすれば、それだけシート支持骨(20)の本数が減少すると共に、折りたたみ状態での積層高さ(背丈)が低くなるため、上記扇子式の雨除け装置を適用する自動車の大きさや種別などに応じて、その雨除けシート(A)の折りたたみ幅(折り曲げ幅)(W)を適当に設定(調整)することが望ましい。
この点、図示の実施形態では、上記多数のシート支持骨(20)とその挿通袋(19)を、雨除けシート(A)における折り曲げ稜線(18)の山部(18t)と谷部(18b)に沿って列設し、その上記折りたたみ幅(折り曲げ幅)(W)を保つ左右一対ずつとして延在するシート支持骨(20)の要部となる前端部へ、図8、9や図17のように対応的な左右一対の回動枢軸(44)を平行な起立状態に串刺し貫通させている。(47)はそのために上記軸受け板(43)の上下一対へ、各々開口形成した左右一対の枢軸受け入れ孔である。
このような構成を採用しても、左右一対の回動枢軸(44)はその互いに接近した位置関係での平行な起立状態にあるため、雨除けシート(A)はその回動枢軸(44)の支点廻りに扇子の如く、円滑・確実に支障なく開閉作用し得るのである。
特に、このような図示実施形態の構成を採用するならば、雨除けシート(A)における多数のシート支持骨(20)の前端部を左右一対ずつとして、これと対応位置する左右一対の回動枢軸(44)へ、その言わば半分ずつの本数に振り分け枢支させた集束(結束)状態となるため、共通する1本の回動枢軸(44)によりシート支持骨(20)のすべてを集束(結束)する構成に比して、上記雨除けシート(A)における折りたたみ状態での積層高さ(背丈)が約半分に低くなり、その結果自動車の走行抵抗になったり、振れ動いたりするおそれを抑制でき、取り付け使用状態の安定性や耐用性の向上に役立つ。
何れにしても、図示の実施形態では上記回動枢軸(44)として、ボルト(44a)とナット(44b)から成るネジ締結体を採用しているが、これに代る丸棒とその抜け止め用ロールピンなどを採用してもさしつかえない。
また、図示実施形態の場合、雨除けシート(A)の開閉助勢用バネ線材(22r)(22m)を、上記シート支持骨(20)における後端部付近のほかには、その屈曲中途部(P)の1個所だけに巻き付けているが、これとは別な中途部の2個所以上に巻き付けても良い。そうすれば、雨除けシート(A)のますます円滑な開閉作用を得られる。
更に、上記雨除けシート(A)における就中展開時の垂れ下がりを防ぐリード
(48r)(48m)を、図5、6、7、9の鎖線で示唆するように、シート支持骨(20)の後端部付近とその屈曲中途部(P)との少なくとも2個所へ、下方から横断し得る状態に設置することが好ましい。
(48r)(48m)を、図5、6、7、9の鎖線で示唆するように、シート支持骨(20)の後端部付近とその屈曲中途部(P)との少なくとも2個所へ、下方から横断し得る状態に設置することが好ましい。
その垂れ下がり防止用リード(48r)(48m)の詳細は図示省略するが、これは車体(S)側の固定カバーフレーム(SF)における起立壁面(25)の下端部付近に付設された索条巻取り収納ケース(49)と、その収納ケース(49)に内蔵された図外の渦巻きバネ(ゼンマイ)と、その渦巻きバネによってワイヤーやロープなどの伸縮しない索条(50)が常時弛まないよう巻取方向へ弾圧付勢された巻取リール(51)とを備えており、フロントドア(D)の開放時その弾圧付勢力に抗しつつ巻取リール(51)から横方向へ引き出されて、雨除けシート(A)の下方に横架する索条(50)の先端部が、そのフロントドア(D)側の可動カバーフレーム(DF)における起立壁面(32)の下端部付近に取り付けられている。
尚、図示の実施形態では車体(S)側の固定カバーフレーム(SF)とフロントドア(D)側の可動カバーフレーム(DF)を、その何れも磁石(29)(36)によって自動車へ着脱自在に磁着させるようになっているが、その自動車への取り付け手段としては磁石(29)(36)に代る手段を採用しても良く、また自動車を新しく製造するような場合には、その盗難のおそれがない着脱不能の手段を採用しても良い。
(10)・フロントピラー
(11)・上部側縁
(12)・屋根面
(17)・上縁
(18)・折り曲げ稜線
(18t)・山部
(18b)・谷部
(19)・シート支持骨用挿通袋
(20)・シート支持骨
(21)・センターピラー
(22r)(22m)・バネ線材
(23)・切欠き
(24)・化粧キャップ
(25)(32)(39)・起立壁面
(26)(33)・係止具
(27)・天井面
(28)(35)・取付ベース
(29)(36)・ゴム磁石
(30)・ゴムシート
(34)・床面
(37)・抜け止め片
(39)・起立壁面
(40)・前壁面
(41)・天蓋
(42)・底壁面
(43)・軸受け板
(44)・回動枢軸
(45)・接手
(46)(47)・枢軸受け入れ孔
(48r)(48m)・リード
(49)・索条巻取り収納ケース
(50)・索条
(51)・巻取リール
(A)・雨除けシート
(C)・フロント延長ケース
(D)・フロントドア
(DF)・可動カバーフレーム
(SF)・固定カバーフレーム
(S)・車体
(L)・一定長さ
(W)・折りたたみ幅
(11)・上部側縁
(12)・屋根面
(17)・上縁
(18)・折り曲げ稜線
(18t)・山部
(18b)・谷部
(19)・シート支持骨用挿通袋
(20)・シート支持骨
(21)・センターピラー
(22r)(22m)・バネ線材
(23)・切欠き
(24)・化粧キャップ
(25)(32)(39)・起立壁面
(26)(33)・係止具
(27)・天井面
(28)(35)・取付ベース
(29)(36)・ゴム磁石
(30)・ゴムシート
(34)・床面
(37)・抜け止め片
(39)・起立壁面
(40)・前壁面
(41)・天蓋
(42)・底壁面
(43)・軸受け板
(44)・回動枢軸
(45)・接手
(46)(47)・枢軸受け入れ孔
(48r)(48m)・リード
(49)・索条巻取り収納ケース
(50)・索条
(51)・巻取リール
(A)・雨除けシート
(C)・フロント延長ケース
(D)・フロントドア
(DF)・可動カバーフレーム
(SF)・固定カバーフレーム
(S)・車体
(L)・一定長さ
(W)・折りたたみ幅
Claims (3)
- 自動車におけるフロントドア(D)の開放に連れて平面視の扇形に展開し、そのドア(D)の閉鎖に連れて折りたたまれ積層することとなるように、断面蛇腹状又は波状に形成された可撓な雨除けシート(A)と、
上記雨除けシート(A)における蛇腹状又は波状の折り曲げ稜線(18)に沿って前後方向へ延在する状態に取り付けられた多数のシート支持骨(20)と、
同じく雨除けシート(A)における上記扇形の要部となるシート支持骨(20)の前端部へ、そのシート支持骨(20)が悉く一定の角度範囲(β)だけ開閉できるよう起立状態に貫通された回動枢軸(44)と、
上記雨除けシート(A)の一側縁部に位置するシート支持骨(20)が取り付け一体化された車体(S)側の固定カバーフレーム(SF)と、
同じく雨除けシート(A)の他側縁部に位置するシート支持骨(20)が取り付け一体化されたドア(D)側の可動カバーフレーム(DF)とを備え、
上記車体(S)側の固定カバーフレーム(SF)を車体(S)の屋根面(12)又は屋根面(12)と上部側縁(11)へ取り付ける一方、
上記ドア(D)側の可動カバーフレーム(DF)をフロントドア(D)の上縁(17)へ取り付けての使用中、
上記フロントドア(D)の閉鎖時には雨除けシート(A)が固定カバーフレーム(SF)と可動カバーフレーム(DF)との閉合により、車体(S)の屋根面(12)上での被覆された積層折りたたみ状態に保たれ、
同じくドア(D)の開放時には上記雨除けシート(A)がその固定カバーフレーム(SF)から横方向へ張り出して、全体的な扇形の展開状態に保たれるように設定したことを特徴とする扇子式の自動車用雨除け装置。 - 多数のシート支持骨(20)を雨除けシート(A)における折り曲げ稜線(18)の山部(18t)と谷部(18b)に沿い延在する左右一対ずつとして、その扇形の要部となる前端部へ、対応する左右一対の回動枢軸(44)を平行な起立状態に串刺し貫通させたことを特徴とする請求項1記載の扇子式の自動車用雨除け装置。
- 固定カバーフレーム(SF)の前端部を可動カバーフレーム(DF)のそれよりも前方へ長く張り出すフロント延長ケース(C)として、その車体(S)側の起立壁面(39)と前壁面(40)並びに天蓋(41)とから成る断面ほぼコ字形に造形すると共に、
そのフロント延長ケース(C)の前壁面(40)から内向き一体的に張り出す上下一対の軸受け板(43)へ、左右一対の回動枢軸(44)を平行な起立状態に串刺し貫通させたことを特徴とする請求項2記載の扇子式の自動車用雨除け装置。
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- 2019-06-28 JP JP2019002371U patent/JP3223029U/ja not_active Expired - Fee Related
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