JP3222968U - 食事用自助装具 - Google Patents

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Abstract

【課題】日常生活への復帰のためにいわゆる正しい箸の持ち方を可能とする食事用自助具を提供する。【解決手段】一対の箸本体1a、1b及び各箸本体の内側側面に突設された雌雄一対のガイド板2a、2bを備え、雄型ガイド板2bを雌型ガイド板2aに出没自在に枢着4し、且つ、雌型ガイド板内に箸先を常に拡開する方向へ付勢するバネを装入してなる食事用自助装具であって、雌型ガイド板2aの上面には、U字の溝3が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、食事用自助装具ないし手指技能訓練具に関する。
箸の持ち方に定まった正解はないものの、およそ正しいとされることが多い持ち方として、一方の箸を第一指、第二指および第三指でつまみ、もう一方の箸を第一指の付け根で挟み込むとともにこれに第四指を添えて、前者を動かすという持ち方がある。この際、第一指は、両方の箸をその上面で架橋する。一方で、例えば特開2000−83788号公報のような自助具においては、一方の箸を第二指および第三指でつまみ、もう一方の箸を第一指でつまむというピンチ型の持ち方となり、第一指は片方の箸にしか触れない。自助具は単に利用者の不自由さを解消するだけに用いられるのではなく、日常生活への復帰を補助するものであることに鑑みれば、いわゆる正しい箸の持ち方とかけ離れた持ち方をさせる自助具は、たとえそれが使いやすくとも、却って日常生活への復帰を妨げる結果となりかねない。
箸の持ち方の矯正具として様々な発明がなされているが、これらは逆に、様々な点において、利用者の不自由さの解消には不十分である。例えば特開2017−77398号公報は、箸にリングを取り付けることで持ち方の練習が可能となっている箸を開示している。しかし、手指に障碍を有する者にとって、リング内に指を通すというのは極めて困難な作業であり通常は介助者を必要とする動作であるうえ、指が拘縮や麻痺などで様々な形や方向に固定されてしまっている障碍者にとっては利用できないものである。
特開2000−83788号公報 特開2017−77398号公報
解決しようとする問題点は、自助具として十分な補助機能を有していながら、日常生活への復帰のためにいわゆる正しい箸の持ち方を可能とする食事用自助具を提供しようとするものである。
本考案は、箸の正しい持ち方が第一指によって両方の箸を抑え込むものであることに着目して、箸の水平方向の動きを規制する雌雄一対のガイド版のうち雌型ガイド板の上面に、第一指を載せるための溝を設けることを想到してなしたものである。
より具体的には、本考案は、一対の箸本体と、各箸本体の内側側面に突設された雌雄一対のガイド板を備え、雄型ガイド板を雌型ガイド板に出没自在に枢着し、且つ、雌型ガイド板内に箸先を常に拡開する方向へ付勢するバネを装入してなる食事用自助装具であって、当該一対のガイド板が箸本体を握ったときに第一指の位置に相当する位置に設けられているとともに、当該雌型ガイド板の上面に第一指を載せるための溝を備えていることを特徴とする、食事用自助装具を提供するものである。
「箸本体を握ったときに第一指の位置に相当する位置」とは、いわゆる正しい箸の持ち方をしたときに、第二指及び第三指とともに一方の箸をつまみ、もう一方の箸をその付け根で挟み付けるポジショニングを取ることによって、両方の箸を架橋する第一指の位置である。具体的な位置は使用者の手の大きさや箸全体の長さによって左右されるものではあるが、一般的な箸の長さである20〜22cmの箸を基準とすれば、箸の基端部から概ね1〜8cm、例えば2〜7cm、典型的には2〜6cmあたりの位置となる。
「第一指を載せるための溝」は、第一指に沿う形状であり、典型的には、箸本体の長手方向と直交する方向に掘られた溝であって、幅0.5〜3cm、例えば1〜3cm、典型的には1.5〜2.5cm、深さ0.1〜0.5cm、例えば0.1〜0.3cmの溝、例えばU字溝である。
したがって、本考案は、好ましい態様において、一対の箸本体と、各箸本体の内側側面に突設された雌雄一対のガイド板を備え、雄型ガイド板を雌型ガイド板に出没自在に枢着し、且つ、雌型ガイド板内に箸先を常に拡開する方向へ付勢するバネを装入してなる食事用自助装具であって、当該一対のガイド板が箸本体の基端部から1〜8cmの位置に設けられているとともに、当該雌型ガイド板の上面に幅0.5〜3cm、深さ0.1〜0.5cmの箸本体長手方向と直交する向きの溝を備えていることを特徴とする、食事用自助装具を提供する
本考案の食事用自助装具は、箸先の水平方向の動きを雌雄一対のガイド板によって強く規制して箸使いにおいて最も困難な箸先を正確に合わせるとともに、箸に力を入れても箸先がずれることがないものでありながら、箸としていわゆる正しい持ち方とは離れたピンチ型ではなく、両方の箸をその上面で第一指によって架橋するという箸の正しい持ち方に近い持ち方を、ガイド板の取り付け位置と雌型ガイド板の上面に設けた第一指を載せるための溝によって達成可能としている。かかる構成によって、本考案にかかる食事用自助装具の利用者は、不都合なく食事をとりながら自然と手指の技能訓練を行うことができ、とりわけ通常の箸と同等の運動訓練を利用者に行わせることができる。さらには、しばしば他人の介助の必要なリングなどの構造を有しないことによって、自らのみで食事と訓練が可能であり、自立の支援にもなり、介護の負担を軽減可能である。
図1は本考案にかかる食事用自助装具を示す。(実施例1)
下記実施例および図面により本考案の実施形態を詳細に述べる。
図1は、本考案にかかる食事用自助装具(1)を示す。本考案にかかる食事用自助装具(1)は、一対の箸本体(1a,1b)及び各箸本体の内側側面に突設された雌雄一対のガイド板(2a,2b)を備え、雄型ガイド板(2b)を雌型ガイド板(2a)に出没自在に枢着(4)し、且つ、雌型ガイド板内に箸先を常に拡開する方向へ付勢するバネを装入してなる食事用自助装具である。雌型ガイド板(2a)の上面には、U字の溝(3)が親指の平均的な幅である2cmの幅で、深さ0.2cmで設けられている。本考案にかかる食事用自助装具(1)を右手で持つと、一方の箸本体(1a)を第一指、第二指及び第三指でつまみ、もう一方の箸本体(1b)を第一指の付け根で挟み込み第四指を添えるポジショニングを取る。このポジショニングで第一指は、両方の箸本体(1a,1b)にわたって、溝(3)上に載せられる。この指のポジショニングは、いわゆる正しい箸の持ち方と同じものであるから、本考案にかかる食事用自助装具(1)を利用することで、正しい箸の持ち方の訓練が可能である。
1 食事用自助装具
1a,1b 箸本体
2a 雌型ガイド板
2b 雄型ガイド板
3 溝
4 枢着

Claims (3)

  1. 一対の箸本体と、各箸本体の内側側面に突設された雌雄一対のガイド板を備え、雄型ガイド板を雌型ガイド板に出没自在に枢着し、且つ、雌型ガイド板内に箸先を常に拡開する方向へ付勢するバネを装入してなる食事用自助装具であって、当該一対のガイド板が箸本体を握ったときに第一指の位置に相当する位置に設けられているとともに、当該雌型ガイド板の上面に第一指を載せるための溝を備えていることを特徴とする、食事用自助装具。
  2. 当該一対のガイド板が箸本体の基端部から1〜8cmの位置に設けられていることを特徴とする、請求項1の食事用自助装具。
  3. 当該溝が、幅0.5〜3cm、深さ0.1〜0.5cmの箸本体長手方向と直交する向きの溝であることを特徴とする、請求項1または2の食事用自助装具。
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