JP3222768U - 造形材料 - Google Patents
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Abstract
【課題】3Dプリンター用の造形材料において、新たなバリエーションを有する造形物を得ることが可能な造形材料を提供する。【解決手段】直径0.5〜10mmの線状体であって、該線状体は、付加製造装置に適用して所望の造形物を得るための造形材料1であり、該線状体は熱可塑性合成樹脂によって構成され、該造形材料1が集光性発光している。または、 直径0.5〜10mmの線状体であって、該線状体は、付加製造装置に適用して所望の造形物を得るための造形材料1であり、該線状体は熱可塑性合成樹脂によって構成され、熱可塑性合成樹脂が集光性蛍光色材を含む。【選択図】図1
Description
本考案は、付加製造装置(3次元プリンター)に用いるための造形材料に関する。
樹脂成形体は、射出成形、押出成形など各種の方法で成形されており、日用品の分野や産業分野などで幅広く利用されている。少量多品種の成形体を得る方法として、3次元プリンター(3Dプリンター)に代表される立体造形機による成形方法が注目されている。
3Dプリンターの手法には、熱溶解積層法(FDM)、光造形法(SLA)、粉末焼結積層法(SLS)などがあり、それぞれで技術開発が進められている。個人用などではFDM法の造形装置が広く用いられており、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)やポリ乳酸樹脂などの熱可塑性合成樹脂を原料とした線状体が造形材料として知られている。
たとえば特許文献1には、高精度の造形を可能とするための材料として、平均直径が0.069〜0.074インチ(約1.75〜1.90mm)、長さが20フィート(約6.1m)以上、直径の標準偏差が0.0004インチ(0.01mm)以下である造形材料が開示されている。
少量多品種の成形体を得ることができる3Dプリンター用の造形材料には、種々の機能や質感等の種々のバリエーションを有するものが期待される。本考案は、3Dプリンター用の造形材料において、新たなバリエーションを有する造形物を得ることが可能な造形材料を提案することを課題とする。
本考案は、直径0.5〜10mmの線状体であって、該線状体は、付加製造装置に適用して所望の造形物を得るための造形材料であり、該線状体は熱可塑性合成樹脂によって構成され、該造形材料が集光性発光することを特徴とする造形材料を要旨とする。
また、本考案は、直径0.5〜10mmの線状体であって、該線状体は、付加製造装置に適用して所望の造形物を得るための造形材料であり、該線状体は熱可塑性合成樹脂によって構成され、熱可塑性合成樹脂が集光性蛍光色材を含むことを特徴とする造形材料を要旨とする。
本考案の造形材料は、熱可塑性合成樹脂によって構成されてなり、直径0.5〜10mmの線状体である。線状体は、数m〜数百mの連続線状物であり、これを巻いてリール状として、3Dプリンターに取り付けて所望の形状の成形体(造形物)を得る。造形材料の好ましい直径は1mm以上であり、特に直径1.75mmの造形材料は、市販の熱溶解積層法による3Dプリンターに適用できることから好ましい。なお、線状体は、必要に応じて3mm〜1000mm程度の所定長にカットして使用してもよい。
本考案の造形材料は、集光性発光する。このような集光性発光する機能を有する造形材料を用いて得られる造形物もまた集光性発光するものとなり、意匠性に優れるものとなる。集光性発光するために、造形材料を構成する熱可塑性合成樹脂中に集光性蛍光色材を含ませることが好ましく、これによって、発光性・発色性が際立って好ましい。なお、集光性発光とは、自然光または人工光の直射光及び拡散光を成形物(造形材料や造形物)表面で集光し、それを蛍光に変え、その蛍光は長波長で再放出され、成形物内でその大部分が全反射の法則に従って成形物内部を進行し成形物端面へ誘導され、そこで濃密化された状態で放出されるという特性であり、この特性を有する色材が集光性蛍光色材である。具体的には、ペリレン系・ナフタルイミド系の染料などが挙げられる。
熱可塑性合成樹脂中に含ませる集光性蛍光色材の比率は、材料の比重や相性、含ませる際の混練方法、集光性蛍光色材の種類によって適宜設計すればよいが、熱可塑性合成樹脂100質量部に対して集光性蛍光色材は0.001〜1質量部がよい。集光性蛍光色材の量が0.001質量部未満の場合、発光輝度が弱く十分な集光性が得られない。また1質量部より多い場合は透明性が失われ、自己吸収により発光輝度が低減してしまうため好ましくない。
本考案の造形材料を構成する熱可塑性合成樹脂は、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、熱可塑性エラストマー等が挙げられる。なかでも、力学特性の調整の容易さや汎用性の高さから、ポリエステル系樹脂を好適に使用できる。
ポリエステル系樹脂のなかでも、ポリ乳酸は、反りが発生しにくいために好ましく、D体含有量が低いポリL乳酸は、黄色味が帯びにくいため、さらに好ましい。黄色味を帯びにくくするためには、D体含有量が1.5モル%未満であることが好ましい。
また、融点が130〜200℃程度のポリエステル共重合体を好ましく用いることができる。造形時に、3Dプリンターは熱可塑性合成樹脂の融点以上の温度に設定する必要があるが、造形材料を構成する熱可塑性合成樹脂の融点の上限を200℃以下とすることにより、3Dプリンターの設定温度を極めて高温状態にする必要がないため好ましい。融点が130〜200℃程度のポリエステル共重合体としては、本出願人が提案している特願2018−527633号に記載されているポリエステル共重合体を好ましく用いることができる。このポリエステル共重合体は、酸成分としてテレフタル酸を含み、ジオール成分としてエチレングリコール及び1,4−ブタンジオールを含むポリエステル共重合体であり、好ましい融点が130〜200℃であり、また、ガラス転移温度は50℃以下、結晶化温度は120℃以下である。このため、得られる造形物をガラス転移温度以上に加温すると、容易に形状変更が可能となる。したがって、造形材料を構成する熱可塑性合成樹脂として、このポリエステル共重合体を用いれば、得られる造形物は、集光性発光による蛍光発光によって視認性・意匠性が向上することに加え、加温・柔軟化させて形状変更した際に、形状の曲率や端面の向きが変化することで色調や光沢などが変化するため、単なる形状変更では得られない外観変化が起こり、意匠性がより向上したものとなり好ましい。
なお、このポリエステル共重合体には、本考案の目的を損なわない範囲で他のモノマー成分を含んでもよく、例えばジエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、シクロヘキサングリコール、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、イソフタル酸、ε−カプロラクトンなどが挙げられ、これらの成分を適宜用いることにより、結晶性、剛性、温度特性などの性状を調整することが可能である。
造形材料を構成する熱可塑性合成樹脂は、2種以上の合成樹脂からなるポリマーブレンド物であってもよい。また、熱可塑性合成樹脂中には、集光性蛍光色材以外に、本考案の目的を阻害しない範囲において、染料、顔料、蛍光色素、蓄光顔料、相溶化剤、展着剤、滑剤、充填剤、酸化防止剤、光吸収剤、安定剤、難燃剤、pH調整剤、抗菌剤、防腐剤、保存料、香料、可塑剤、粘度調整剤、透明化剤、帯電防止剤、結晶核剤等の添加剤が含まれてもよい。ただし、集光性色材の発色をより効果的に強く発現させるためには、熱可塑性合成樹脂の透明性が高いことが好ましい。よって、目的に応じた透明性や発光・発色が得られるようにポリマーブレンドや添加剤処方を決定するとよい。例えば、造形材料に使用する熱可塑性合成樹脂がポリ乳酸のような硬くて脆い樹脂であり、かつ集光性蛍光色材を比較的多量に添加する場合、得られる造形材料は、製造時や取り扱い時において、屈曲などの負荷がかかった際に、破断や欠損しやすいものとなりやすいため、本考案が目的とする性能を損なわない範囲で、可塑剤、柔軟化剤、低剛性・高靱性のポリマー、熱可塑性エラストマーなどを添加して耐屈曲性や耐衝撃性などを補うことが好ましく、ブレンドした材料の界面での反射が透明性を損ねる場合、相溶化剤などで界面の親和性を高めて透明性を向上させてもよい。
造形材料を構成する線状体は、単相の形態であっても、また、芯鞘型やサイドバイサイド型など、複数の重合体を複合化した複相の形態でもよい。複相の形態の造形材料を得る方法としては、複合ノズルを用いて溶融押出する方法、コーティングにより複相とする方法、複数本の線状体を圧着・接着・溶着などの方法で一体化する方法などがあげられる。
造形材料が複相の形態の場合、集光性蛍光色材を含む熱可塑性合成樹脂は複数の相のうち少なくともいずれか1相に配されればよいが、集光性蛍光色材からなる相の体積比率の総計が30%以上であれば、付加製造後に十分に機能を発揮しうるため好ましく、より好ましくは50%以上である。
また、単相または複相の線状体の最外層に集光性蛍光色材を担持させて、造形材料としてもよい。担持させる方法としては、熱接着、化学接着、化学結合、圧着、密着、ディッピング、吸尽などがあげられる。
複相の形態であって、それぞれの相の屈折率が異なる場合(例えば芯鞘構造や海島構造の線状体)、相間の界面反射を利用して集光性を補助することもできる。この場合、外層の屈折率を低く、内層の屈折率を高く構成することが好ましい。
本考案の造形材料は、主として熱可塑性合成樹脂からなる原料を溶融して、これを紡糸ノズルから押し出すことによって連続した線状体のものを得ることができる。例えば、原料を溶融紡糸法によって紡糸した後、延伸して熱可塑性合成樹脂を結晶化させて線状体を得る、あるいは紡糸した後に未延伸の状態で線状体を得る。未延伸で採取した線状体を事後の熱処理で結晶化させてもよい。
本考案の造形材料を付加製造装置に適用して得られる造形物は、集光性発光するものであるが、より効果的に発光させるためには、付加製造装置により吐出される溶融ポリマーで描画配列されるポリマー線ができるだけ同一方向に揃っていることが望ましく、例えば積層(レイヤー)が4段で構成される水平プレートを成形する場合は内部充填(インフィル)のパターンは4段全て同一方向の直線状とし、さらに外壁(ペリメーター)の層数を少なくすることが好ましい。また、本考案の造形材料から得られた造形物の一部に白色材料や金属光沢を有する材料を組合せると、集光性蛍光色材からの発光が造形物外部へ放出されるロスの低減、反射による視認性の向上などの効果を得ることができる。白色材料や金属光沢を有する材料の組み合わせ方は特に限定されないが、塗料や分散液を塗装する、シートやフィルムを接着する、白色や金属光沢を有する造形物と貼り合わせる、複数ノズルを備えた付加製造装置で本考案の造形材料および別途用意した白色または金属光沢を有する造形材料を併用して所望の配置で組合せる、などの方法があげられる。また、本考案の造形材料から得られた造形物表面の所望の位置に傷をつけると、その部位が蛍光発光する箇所となる。例えばカッター、ヤスリなどの手工具や、マシニング、サンドブラストなどの機械装置を用いて文字やマークなどの形状の表面切削を加えて、より意匠性を付加することができる。
3Dプリンターによる造形材料として、種々の機能や質感等の種々のバリエーションを有することが期待される中、本考案における集光性発光する造形材料によれば、新たなバリエーションを有する造形物を得ることが可能となる。したがって、本考案の造形材料により得られる造形物を、インテリア、装飾品やアート作品などに使用する場合の意匠性が増し、付加価値の高いものとなる。また、センサーや光通信用途への応用も期待できる。
本考案について、実施例に基づき具体的に説明する。なお、以下の実施例、比較例において、3Dプリンターによる造形性試験に際しては、XYZprinting社製の3Dプリンター「DavinciPro」を用いて造形物を作成した。
実施例1
ポリエステル系共重合体チップ(テレフタル酸50モル%、エチレングリコール25モル%、1,4−ブタンジオール25モル%からなる共重合ポリエステル、比重1.38、融点180℃)100質量部に、展着剤(松村石油社製 商品名「モレスコホワイトP−350P」)を0.1質量部、集光性蛍光色材(BASF社製 商品名「LumogenFYellow 170」)を0.01質量部添加したもの(樹脂組成物)を用いて、エクストルーダー型紡糸機にて、紡糸温度200℃で溶融紡糸し、温浴延伸して直径1.75mmの円形断面の連続した線状体である造形材料を得た。造形材料は、全体に透明性のあるクリアな橙色であり、切断端では側面より強い発光が確認できた。得られた造形材料を、3Dプリンターにより造形試験(造形温度200℃)を行ったところ、良好に造形可能で、集光性発光してなる所望の形状の造形物が得られた。
ポリエステル系共重合体チップ(テレフタル酸50モル%、エチレングリコール25モル%、1,4−ブタンジオール25モル%からなる共重合ポリエステル、比重1.38、融点180℃)100質量部に、展着剤(松村石油社製 商品名「モレスコホワイトP−350P」)を0.1質量部、集光性蛍光色材(BASF社製 商品名「LumogenFYellow 170」)を0.01質量部添加したもの(樹脂組成物)を用いて、エクストルーダー型紡糸機にて、紡糸温度200℃で溶融紡糸し、温浴延伸して直径1.75mmの円形断面の連続した線状体である造形材料を得た。造形材料は、全体に透明性のあるクリアな橙色であり、切断端では側面より強い発光が確認できた。得られた造形材料を、3Dプリンターにより造形試験(造形温度200℃)を行ったところ、良好に造形可能で、集光性発光してなる所望の形状の造形物が得られた。
実施例2
実施例1と同じ樹脂組成物を用いて溶融紡糸し、未延伸にてクリアな橙色のストランド状物を得た。次いで、該ストランド状物を熱風乾燥機に導入し、無荷重の状態で75℃にて60分間の熱処理を行い、空冷して、直径1.75mmの円形断面の連続した線状体である造形材料を得た。造形材料は、ポリマーの結晶化により、全体にマットな橙色であり、切断端では大きな発光は見られなかった。得られた造形材料を、3Dプリンターにより造形試験(造形温度200℃)を行ったところ、良好に造形可能で、再溶融加工で非晶化したために透明性のあるクリアな橙色に着色した、所望の形状の造形物が得られた。得られた造形物は、集光性発光してなるものであった。
実施例1と同じ樹脂組成物を用いて溶融紡糸し、未延伸にてクリアな橙色のストランド状物を得た。次いで、該ストランド状物を熱風乾燥機に導入し、無荷重の状態で75℃にて60分間の熱処理を行い、空冷して、直径1.75mmの円形断面の連続した線状体である造形材料を得た。造形材料は、ポリマーの結晶化により、全体にマットな橙色であり、切断端では大きな発光は見られなかった。得られた造形材料を、3Dプリンターにより造形試験(造形温度200℃)を行ったところ、良好に造形可能で、再溶融加工で非晶化したために透明性のあるクリアな橙色に着色した、所望の形状の造形物が得られた。得られた造形物は、集光性発光してなるものであった。
比較例1
ポリ乳酸樹脂(比重1.24、融点165℃)のみを用いて、実施例1と同様にして、エクストルーダー型紡糸機にて溶融紡糸し、延伸せずに、直径1.75mmの無色の造形材料を得た。得られた造形材料を、実施例1と同様に3Dプリンターにて造形試験を行ったところ、問題なく造形できるものの、一般的な市販のPLAフィラメントと同様の外観で、特に意匠性は見られなかった。
ポリ乳酸樹脂(比重1.24、融点165℃)のみを用いて、実施例1と同様にして、エクストルーダー型紡糸機にて溶融紡糸し、延伸せずに、直径1.75mmの無色の造形材料を得た。得られた造形材料を、実施例1と同様に3Dプリンターにて造形試験を行ったところ、問題なく造形できるものの、一般的な市販のPLAフィラメントと同様の外観で、特に意匠性は見られなかった。
1:造形材料
2:リール
2:リール
Claims (4)
- 直径0.5〜10mmの線状体であって、該線状体は、付加製造装置に適用して所望の造形物を得るための造形材料であり、該線状体は熱可塑性合成樹脂によって構成され、該造形材料が集光性発光することを特徴とする造形材料。
- 直径0.5〜10mmの線状体であって、該線状体は、付加製造装置に適用して所望の造形物を得るための造形材料であり、該線状体は熱可塑性合成樹脂によって構成され、熱可塑性合成樹脂が集光性蛍光色材を含むことを特徴とする造形材料。
- 熱可塑性合成樹脂が、ポリエステル系樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の造形材料。
- 請求項1〜3のいずれか1項記載の造形材料を用いて得られる造形物が、集光性発光することを特徴とする造形物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002134U JP3222768U (ja) | 2019-06-13 | 2019-06-13 | 造形材料 |
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JP2019002134U JP3222768U (ja) | 2019-06-13 | 2019-06-13 | 造形材料 |
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JP2019002134U Active JP3222768U (ja) | 2019-06-13 | 2019-06-13 | 造形材料 |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021153637A1 (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-05 | 三菱ケミカル株式会社 | 3次元造形用フィラメント |
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2019
- 2019-06-13 JP JP2019002134U patent/JP3222768U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021153637A1 (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-05 | 三菱ケミカル株式会社 | 3次元造形用フィラメント |
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