JP3222488B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP3222488B2
JP3222488B2 JP15282891A JP15282891A JP3222488B2 JP 3222488 B2 JP3222488 B2 JP 3222488B2 JP 15282891 A JP15282891 A JP 15282891A JP 15282891 A JP15282891 A JP 15282891A JP 3222488 B2 JP3222488 B2 JP 3222488B2
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明男 加藤
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井等の高いところに
取り付けられる照明器具のランプ交換構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の照明器具としては、器具ケースの
底板の両端にソケットを夫々配置し、直管状の1本ある
いは複数本のランプを装着する構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種の照明器具は、一般に天井等の高所に取り付けられる
ために、ランプ交換を行いにくいという問題があった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、ランプ交換が容易な照明器具を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、器具ケースのランプの装着部である底
板を別体に形成し、この底板の一端を器具ケースに吊下
げ自在にヒンジ連結し、器具ケースの底板の他端に対応
する部分に底板の被着状態を保持する解除可能な独立し
た2つのロック機構を設けるとともに、各ロック機構に
それぞれロック状態を解除させる押釦を備える
【0005】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
ランプの交換を行う場合に、ロック機構の解除を行って
底板を吊り下げ状態とし、容易にランプ交換を行うこと
ができ、また、2つの押釦を押さない限り底板を外して
吊り下げ状態とすることができず、いたずらで底板が外
される可能性を少なくすることができる
【0006】
【実施例】図1乃至図4に本発明の一実施例を示す。本
実施例の照明器具は、図3(a)に示すように天井10
に取り付けられ、安定器や点灯装置などが収められる器
具ケース1の底板1aを別体に形成し、この底板1aの
一端を器具ケース1にヒンジ連結して、器具ケース1か
ら底板1aを吊下げ自在としてある。そして、底板1a
の他端に、底板1aを器具ケース1の下面に被着した状
態を保持させるためのロック機構4を設けてある。
【0007】上記ロック機構4の一例としての構造を図
1に示す。このロック機構4は、底板1aのロック状態
を解除する場合に押し込まれる押釦41と、この押釦4
1に横片の下端が当接し直角状に折曲された中央部で底
板1aから立設された支持片11に回動自在に軸支され
た略L字状のロック片42と、器具ケース1の天板1b
の下面から垂下されロック片42の縦片の先端に形成さ
れた鉤部45が係止される支持バー44と、底板1aの
中央部寄りに立設された固定片12に一端が固定される
と共に他端がロック片42の縦片に連結されたスプリン
グ43とで構成してある。
【0008】上記ロック機構4は、押釦41を押圧しな
い状態では、スプリング43の収縮力でロック片42の
縦片を図1中の左側に引っ張り、鉤部45が支持バー4
4から外れないようにしてある。このため、底板1aは
ロック片42の鉤部45で支持バー44に吊設された状
態となっている。この状態で、押釦41を押し込むと、
ロック片42が図1における時計方向に回転し、鉤部4
5が支持バー44から外れ、これにより器具ケース1か
ら底板1aが図3(b)に示すように吊り下げられる。
このように押釦式でロック状態を解除できる構造として
おけば、解除操作が容易となる利点がある。
【0009】この底板1aが吊り下げられた状態でラン
プ2の交換を行う場合には、下側になったランプ2の端
部をソケット3から外せば、上側は容易に外れるので、
ランプ2の交換を容易に行える。そして、ランプ2の交
換後に底板1aを器具ケース1の下面に被着する場合に
は、底板1aのロック機構4を設けた側を押し上げる。
この際にロック片42は縦片がスプリング43により直
立する状態に回動復帰しているので、ロック片42の鉤
部45の上端面が支持バー44の下部に当接する。ここ
で、鉤部45の上端面は図1における左側が下がった傾
斜面になっているので、上記当接状態から底板1aをさ
らに押し上げると、鉤部45の上端面をスライドして支
持バー44が鉤部45の下端面側に移動する。このと
き、ロック片45はスプリング43に抗して若干時計方
向に回動する。そして、支持バー44が鉤部45の円弧
状に形成した先端を越えると、スプリング43のばね力
でロック片42は反時計方向に回動して、支持バー44
に鉤部45が係止される。
【0010】ところで、上述のようにロック機構4の解
除を押釦式で簡単に行えるようにすると、いたずらなど
で押釦41をつつき、底板1aが外される恐れがある。
そこで、本実施例では、上述したロック機構4を2つ設
け、夫々のロック機構4の押釦41を図2(a)に示す
ようにランプ2の両端となる底板1a部分に配置してあ
る。つまり、上記構造のロック機構4であれば、押釦4
1を同時に押さない限りは鉤部45が共に支持バー44
から外れることがない。従って、いたずらを防止するこ
とができるのである。
【0011】ところで、このようなダブルロック構造と
すると、底板1aの取外しが容易に行えない。そこで、
本実施例の場合には、図2に示す先端が二股になった解
除用治具Bを用いて底板1aの取外しを行う。ここで、
上記解除用治具Bの二股に分かれた先端の幅を、ランプ
2の外径よりも若干広めに形成してあり、ランプ2の底
板1aへの垂直投射位置における両側に押釦41を配置
してある。このため、解除用治具Bで押釦41を操作す
る際に、ランプ2が解除用治具Bを押釦41の位置に導
くガイドとなり、解除操作を容易に行える。なお、本発
明は図4に示すような笠状の反射板12などを備える器
具など、その他の構造の照明器具にも適用できることは
言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように、器具ケースのラ
ンプの装着部である底板を別体に形成し、この底板の一
端を器具ケースに吊下げ自在にヒンジ連結し、器具ケー
スの底板の他端に対応する部分に底板の被着状態を保持
する解除可能な独立した2つのロック機構を設けてある
ので、ランプの交換を行う場合に、2つのロック機構の
解除を行って底板を吊り下げ状態とし、容易にランプ交
換を行える。また、上記各ロック機構にそれぞれロック
状態を解除させる押釦を備えたことにより、2つの押釦
を押さない限り底板を外して吊り下げ状態とすることが
できず、いたずらで底板が外される可能性を少なくでき
る利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のロック構造を示す断面図で
ある。
【図2】(a),(b)は底板の取外し方法の説明図で
ある。
【図3】(a)は照明器具の使用状態を示す説明図であ
る。 (b)は同上の底板の吊下げ状態を示す説明図である。
【図4】本発明を適用可能な他の構造の照明器具を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 器具ケース 1a 底板 4 ロック機構 41 押釦 42 ロック片 43 スプリング 44 支持バー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具ケースのランプの装着部である底板
    を別体に形成し、この底板の一端を器具ケースに吊下げ
    自在にヒンジ連結し、器具ケースの底板の他端に対応す
    る部分に底板の被着状態を保持する解除可能な独立した
    2つのロック機構を設けるとともに、各ロック機構にそ
    れぞれロック状態を解除させる押釦を備えたことを特徴
    とする照明器具。
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