JP3222344B2 - 発光ダイオードアレイの製造方法 - Google Patents
発光ダイオードアレイの製造方法Info
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Description
イおよびその製造方法、特に固相拡散法を用いた発光ダ
イオードアレイの製造方法に関する。
ドアレイの製造方法が文献1:「特願昭46−1834
8号」に開示されている。
ドアレイの製造方法によれば、先ず、n型半導体基板上
にZnを含有したガラス膜を被着する。次に、フォトリ
ソグラフィー技術を用いてZnを含有したガラス膜をパ
ターニングした後、基板と膨張係数の近似したZnを含
有しないガラス膜を、基板およびZnを含有したガラス
膜の上に被着する。その後、熱処理により、Znを基板
中に拡散させてP型半導体領域を形成する。次に、P型
半導体領域が露出するように開口部を形成した後、P型
半導体領域の表面と基板の裏面とに電極を付して発光ダ
イオードアレイを製造していた。
不純物を拡散する方法が文献2:「特開昭62−139
320号」に開示されている。
法によれば、先ず、n型半導体基板上に拡散窓を有する
拡散マスクを形成する。次に、拡散窓を含む拡散マスク
の全面にZnを含有したSiO2 膜およびキャップ膜を
堆積する。つづいて、熱処理を行うことによりZnを拡
散窓を通して基板中に拡散する。
る発光ダイオードアレイの製造方法では、Znを含有し
ないガラス膜の、基板上への被着は、通常、常温で行
う。被着時に熱膨張係数が基板材料に近い膜を基板上に
被着したとしても、不純物を基板中に拡散する時に高温
に加熱するため、結晶のグレインサイズ、膜の構造およ
び膜の特性等の膜質が大きく変化する。このため、膜応
力が基板にかかる。そして、この文献1に開示されてい
る方法では、Znを含有しないガラス膜はキャップ膜お
よび層間絶縁膜としての機能を果たし、基板上のほとん
どの領域に設けられているため、膜応力の影響により大
きく基板にそりが生じる。
露光ぼけなどによる不良原因となる可能性があり、ま
た、製造した素子において、欠陥の成長などによる劣化
の要因となる。
散方法を利用して発光ダイオードアレイを製造した場合
にも、層間絶縁膜の膜応力がフォトリソ工程における露
光ぼけ、欠陥の成長などによる劣化の要因となってい
た。
抑えることが、素子の歩留、素子特性および信頼性を向
上させるために重要である。
ードアレイの製造方法や文献2に開示されている不純物
の拡散方法では、基板中に固相拡散により不純物を拡散
している。この場合、基板表面の上部から拡散を行うの
で、必ず基板に垂直方向の拡散に加え、横方向の拡散が
生じる。横方向の拡散距離は一般に垂直方向の拡散距離
(拡散深さと称する場合がある。)と同程度であり、異
常拡散が発生する場合には、横方向の拡散距離は拡散深
さの2〜3倍に達する。
方法がしばしば検討されているが、この場合には材料の
制限が伴ったり、製造条件が限定される場合がある。ま
た、異常拡散が発生しない場合でも、横方向の拡散は避
けられず、この拡散は拡散深さ程度の距離に達する。
場合には、この横方向の拡散により隣接するPN接合が
つながってしまうという問題があった。そして、横方向
の拡散を抑えるため接合深さを浅くしようとしても、発
光ダイオードとして実用上充分な光量を得るためには自
から接合深さに下限があった。
の要因とならない程度以下の膜応力を有する層間絶縁膜
を具えた発光ダイオードアレイ、素子製造のプロセス工
程および製造した素子において、層間絶縁膜が不良原因
や劣化の要因とならない程度以下の膜応力を有する層間
絶縁膜を具えた発光ダイオードアレイを製造する方法、
横方向の拡散を問題とすることなく高密度の発光ダイオ
ードアレイを製造する方法の出現が望まれていた。
光ダイオードアレイの製造方法によれば、第1導電型の
化合物半導体基板上に、第2導電型を決定する不純物を
含み、かつ所定の形状にパターニング済みの拡散源膜を
形成する工程と、化合物半導体基板の表面および拡散源
膜を覆うようにキャップ膜を形成する工程と、その後、
熱処理により不純物を化合物半導体基板中に拡散させて
第2導電型の不純物拡散領域を形成する工程と、その
後、拡散源膜およびキャップ膜を除去する工程と、その
後、拡散領域形成済み基板上に膜応力が0近傍となる層
間絶縁膜を形成する工程と、この層間絶縁膜をエッチン
グして不純物拡散領域が露出する開口部を形成する工程
とを含むことを特徴とする。
ことなく高密度の発光ダイオードアレイを製造するた
め、この発明の発光ダイオードアレイの製造方法によれ
ば、第1導電型の化合物半導体基板上に、第2導電型を
決定する不純物を含み、かつ所定の形状にパターニング
済みの拡散源膜を形成する工程と、パターニング済みの
拡散源膜をマスクとして用いて後工程の熱処理による不
純物の拡散深さより深く化合物半導体基板をエッチング
する工程と、エッチング済み基板の表面およびパターニ
ング済みの拡散源膜を覆うようにキャップ膜を形成する
工程と、その後、熱処理により不純物をエッチング済み
基板中に拡散させて第2導電型の不純物拡散領域を形成
する工程と、その後、パターニング済みの拡散源膜およ
びキャップ膜を除去する工程と、その後、エッチング済
み拡散領域形成済み基板上に、膜応力が0近傍となる層
間絶縁膜を形成する工程と、層間絶縁膜をエッチングし
て不純物拡散領域が露出する開口部を形成する工程とを
含むことを特徴とする。
造するため、この発明の発光ダイオードアレイの他の製
造方法によれば、第1導電型の化合物半導体基板上に、
第2導電型を決定する不純物を含む拡散源膜を形成する
工程と、この拡散源膜上にキャップ膜を形成する工程
と、その後、熱処理により不純物を化合物半導体基板中
に拡散させて第2導電型の不純物拡散領域を形成する工
程と、その後、拡散源膜およびキャップ膜を除去する工
程と、その後、拡散領域形成済み基板を、熱処理による
不純物の拡散深さより深く所定のパターンにエッチング
する工程と、その後、エッチング済み拡散領域形成済み
基板上に、膜応力が0近傍となる層間絶縁膜を形成する
工程と、層間絶縁膜をエッチングしてエッチング済み拡
散領域が露出する開口部を形成する工程とを含むことを
特徴とする。
において、基板をGaAs1-x Px(0≦x≦0.4)
基板とし、不純物を亜鉛(Zn)とし、キャップ膜をA
l2O3 膜またはAlN膜とするのが良く、また、拡散
源膜の除去をフッ酸を用いて行うのが良い。
造方法によれば、先ず、熱処理により、パターニング済
みの拡散源膜から化合物半導体基板中に不純物を拡散さ
せ、不純物拡散領域を形成する。その後、パターニング
済みの拡散源膜およびキャップ膜を除去する。次に、基
板の表面上に膜応力が0近傍の層間絶縁膜を形成する。
その後、層間絶縁膜をエッチングして不純物拡散領域が
露出する開口部を形成する。
近傍のものを用いるため、基板のそりを防止でき、製造
した素子において、欠陥の成長などによる劣化を抑える
ことができる。また、熱処理により不純物を化合物半導
体基板中に拡散した後、パターニング済みの拡散源膜お
よびキャップ膜を除去する。その後、層間絶縁膜を形成
する。このため、素子を製造するプロセスにおいて層間
絶縁膜の膜質の変化やピンホールの発生による不良原因
の発生を低減することができる。
法によれば、先ず、パターニング済みの拡散源膜をマス
クとして用いて、化合物半導体基板を後工程の熱処理に
よる不純物の拡散深さより深くエッチングする。その
後、パターニング済みの拡散源膜からエッチング済みの
化合物半導体基板中に不純物を拡散させ、不純物拡散領
域を形成する。または、化合物半導体基板の全面に拡散
源膜を形成した後、熱処理により化合物半導体基板中に
不純物を拡散させ不純物拡散領域を形成し、その後、化
合物半導体基板を不純物の拡散深さより深く所定のパタ
ーンでエッチングする。
ッチングした後、不純物拡散領域を形成するか、または
不純物拡散領域を化合物半導体基板の全面に形成した
後、化合物半導体基板を拡散深さより深く、所定のパタ
ーンで、エッチングするので、高密度の発光ダイオード
アレイを製造した場合でも、横方向の拡散により隣接す
るPN接合がつながってしまうという問題が生じない。
このため、フォトリソグラフィー技術の精度で、高密度
の発光ダイオードアレイの製造が可能になった。
説明する。これらの図面において、各構成成分は、この
発明が理解出来る程度に各構成成分の形状、大きさ、お
よび配置関係を概略的に示してあるにすぎない。また、
説明に用いる各図において、同様な構成成分については
同一の番号を付して示してある。また、以下の説明で述
べる、使用材料、形成方法および膜厚等の数値的条件
は、この発明の好適例にすぎない。従って、この発明が
これらの条件にのみ限定されるものではないことは理解
されたい。
な平面図である。図2は図1のI−I線に沿って取った
要部断面図(ただし切り口の図)である。図3(A)〜
(C)、図4(A)〜(C)、図5は図1のII−II線に
沿って取った、第1実施例の発光ダイオードアレイの製
造工程中の主な工程でとり得る構造体の様子を断面図
(ただし切り口の図)によって示した工程図である。な
お、以下の説明において発光ダイオードアレイの製造方
法について説明し、その後で発光ダイオードアレイにつ
いて説明する。なお、この実施例では発光ダイオードを
3個しか示していないが、実際には多数の発光ダイオー
ドが配列している。
物半導体基板11上に、第2導電型(ここではp型)を
決定する不純物を含み、かつ所定の形状にパターニング
済みの拡散源膜を形成する。この実施例では、n型のG
aAs1-x Px (0≦x≦0.4)エピタキシャル基板
(n型の化合物半導体基板11)上に、例えば、ZnO
とSiO2 からなるターゲットのスパッタリングによっ
て、200〜2000Åの厚さのZnO・SiO2 拡散
源膜を形成する。ここでは、Znが第2導電型を決定す
る不純物である。その後、拡散を行う領域が残存するよ
うに、公知のフォトリソグラフィー技術を用いて拡散源
膜をパターニングする(図3(A))。この場合、レジ
ストマスクとして、ポジ型レジストを使用し、拡散源膜
のエッチングはバッファードフッ酸を用いた。なお、図
中、13はパターニング済み拡散源膜、15はパターニ
ング済みレジスト膜を示す。
パターニング済み拡散源膜13を覆うようにキャップ膜
17を形成する。この実施例では、パターニング済みレ
ジスト膜15を除去した後、スパッタリングによって、
例えば、200〜2000Åの厚さのキャップ膜17を
形成する(図3(B))。キャップ膜17は、パターニ
ング済み拡散源膜に含まれているZnが後工程の熱処理
において飛散することを防止する。そして、キャップ膜
17として、Al2 O3 やAlNなどの半導体基板11
と熱膨張係数の近い材料を用いると、キャップ膜にクラ
ックが入りにくい。
基板11中に拡散させて第2導電型(ここではp型)の
不純物拡散領域19を形成する。この実施例では、例え
ば、窒素雰囲気中で700℃、1時間熱処理することに
より、n型の化合物半導体基板11中にZnを拡散さ
せ、拡散深さが1.5μmであるp型の不純物拡散領域
19を形成する(図3(C))。この場合、Znは基板
11の表面に垂直な方向だけではなく、基板表面と平行
な方向、すなわち横方向にも拡散する。また、熱処理す
る温度および時間により、所望の拡散深さに設定するこ
とができる。なお、図中、11aは拡散領域形成済み基
板である。
よびキャップ膜17を除去して図4(A)に示すような
構造帯を得る。この実施例では、パターニング済みの拡
散源膜13およびキャップ膜17はフッ酸を用いて除去
するが、キャップ膜17として、AlN膜を用いた場合
には、AlN膜を熱りん酸で除去した後、フッ酸でパタ
ーニング済みの拡散源膜13を除去する。フッ酸による
エッチングでは30秒〜60秒と短時間での拡散源膜の
除去が可能である。
応力が0近傍となる層間絶縁膜21を形成する。この実
施例では、プラズマCVD法によって、例えば、100
0Åの厚さのSiN層間絶縁膜21を形成する(図4
(B))。ここで、膜応力とは、層間絶縁膜と半導体基
板との間に生じる応力、例えば、熱膨張係数の相違によ
り生じる熱応力と層間絶縁膜と化合物半導体基板の特質
として発生する真応力である。そして、製造した発光ダ
イオードアレイにおける欠陥の成長などによる劣化の要
因や、基板のそりに起因したフォトリソ工程における露
光ぼけなどによる不良原因とならない程度の膜応力であ
れば、膜応力が0近傍であるとする。そして、使用する
材料や成膜方法により成膜条件を制御することにより、
膜応力が0近傍の層間絶縁膜を形成することができる。
層間絶縁膜21として、AlN膜、Al2 O3 膜および
SiO2 膜などの窒化膜や酸化膜を用いることもでき
る。
純物拡散領域19が露出する開口部21bを形成する。
この実施例では、所定の形状にパターニングされたレジ
スト膜(図示していない)をマスクとして、バッファー
ドフッ酸を用いて層間絶縁膜21をエッチングして開口
部21bを形成した後、レジスト膜を除去してパターニ
ング済み層間絶縁膜21aを得る(図4(C))。ま
た、層間絶縁膜21としてSiO2 膜を用いる場合にも
バッファードフッ酸を用いてエッチングするが、層間絶
縁膜21としてAl2 O3 膜およびAlN膜を用いる場
合には熱りん酸を用いてエッチングする。なお、このエ
ッチング工程はCF4 ガスとO2 ガスとの混合ガスを使
用したドライエッチングでもよい。
極23を、開口部21bから露出するp型の不純物拡散
領域19からパターニング済み層間絶縁膜21a上にわ
たって所定のパターンで形成する。また、拡散領域形成
済み基板11aの裏面(層間絶縁膜が設けられている面
と反対側の面)には、裏面研磨後にAu合金電極からな
るn側電極25を形成する(図1、図2および図5)。
このようにして、発光ダイオードアレイを製造した。
用いるため、このようにして製造した発光ダイオードア
レイでは、製造した素子において欠陥の発生や成長など
による劣化を抑えることができる。その結果、素子の歩
留、素子特性および信頼性が向上する。
製造方法では、基板のそりなどを防止することができ、
露光ぼけなどによる不良を抑えることができる。
た後、層間絶縁膜を新たに設けるため、熱処理時のピン
ホール、クラックおよび膜よごれなどの層間絶縁膜の損
傷を気にする必要がない。
形成するため、高温の熱処理により層間絶縁膜の膜質が
変化してエッチング速度が極端に減少したりしない。従
って、どのような材料を用いてもエッチングが短時間で
終了するため、レジストと層間絶縁膜との密着性を気に
する必要がなく、容易に、かつきれいに開口部を形成す
ることができる。
レイの製造工程中の主な工程でとり得る構造体の様子を
断面図(ただし切り口の図)によって示した工程図であ
る。
アレイの製造工程によれば、不純物拡散領域19を形成
した後、パターニング済みレジスト膜15およびキャッ
プ膜17を除去する。このため、不純物拡散領域19の
パターンの位置を判別することが困難となる可能性があ
る。
ターンを確実に判別し、層間絶縁膜の開口部形成のため
のフォトマスクパターン合わせを容易にする方法につい
て示す。
不純物拡散領域19を形成する(図3(A)〜(C)を
参照)。ただし、この実施例では、キャップ膜17とし
てAlN膜を使用する。これは、後工程においてキャッ
プ膜17のみを選択的に除去するためであり、拡散源膜
に対してキャップ膜17の選択的な除去が可能ならば必
ずしもキャップ膜17としてAlN膜を使用する必要は
ない。
領域19を形成した後、キャップ膜17を除去する。こ
の実施例では、キャップ膜17としてAlN膜を用いて
いるため、キャップ膜17は熱りん酸を用いて除去する
(図6(A))。このとき、パターニング済みの拡散源
膜13は熱りん酸によりエッチングされない。
マスクとして用いて拡散層形成済み基板11aをエッチ
ングする。この実施例では、例えば硫酸過水を用いて拡
散層形成済み基板11aを約1000Åエッチングする
(図6(B))。エッチング量はパターニング済みの拡
散源膜13をエッチング除去した際に拡散領域のパター
ンがフォトマスク合わせに使用する露光装置で認識可能
である量とする。この場合、パターニング済みの拡散源
膜13はエッチングマスクとして機能する。そして、パ
ターニング済みの拡散源膜13により覆われていない拡
散領域形成済み基板11aの表面がエッチングされる。
エッチングはパターニング済みの拡散源膜13をマスク
として用いるためフォトリソ工程を増やすことなく拡散
領域形成済み基板をエッチングすることができる。な
お、図中、11bはエッチング済み拡散領域形成済み基
板であり、19aはエッチング済み拡散領域である。
除去する。この実施例では、フッ酸を用いてパターニン
グ済みの拡散源膜13を除去する(図4(C))。拡散
源膜13を除去してもエッチング済み拡散領域形成済み
基板11bの表面に段差が残存するため、後工程におい
て層間絶縁膜の開口部を形成する際のフォトマスクパタ
ーン合わせが容易になる。
て、層間絶縁膜の形成、層間絶縁膜のエッチングによる
開口部の形成、p側電極およびn側電極の形成を行う
(図4(A)〜(C)および図5を参照)。このように
して、発光ダイオードアレイを製造した。この場合、層
間絶縁膜として膜応力が0のものを用いると、第1実施
例と同様な効果を得ることができる。
レイの製造工程中の主な工程でとり得る構造体の様子を
断面図(ただし切り口の図)によって示した工程図であ
る。
工程中において、不純物拡散領域19を形成した後、パ
ターニング済みレジスト膜15およびキャップ膜17を
除去する。このため、不純物拡散領域19のパターンの
位置を判別することが困難となる可能性がある。
この不純物拡散領域のパターンの位置を確実に判別し、
層間絶縁膜の開口部形成のためのフォトマスクパターン
合わせを容易にする方法について示す。
パターニング済み拡散源膜13を形成する(図3(A)
を参照)。
マスクとして用いて化合物半導体基板11をエッチング
する。この実施例では、硫酸過水または塩素ガス系のガ
スを用いたドライエッチングにより化合物半導体基板1
1を約1000Åエッチングする(図7(A))。第2
実施例と同様に、このエッチング量はフォトマスクパタ
ーン合わせが可能なように露光装置で拡散領域のパター
ンが認識可能な量とする。硫酸過水を用いてエッチング
を行う場合には、パターニング済みのレジスト膜15が
パターニング済みの拡散源膜13上に残存していてもよ
いし、パターニング済みのレジスト膜15を除去した
後、エッチングを行ってもよい。一方、塩素ガス系のガ
スを用いて半導体基板11をドライエッチングする場合
には、パターニング済みのレジスト膜15がパターニン
グ済みの拡散源膜13上に残存している方が好ましい。
この場合、パターニング済みの拡散源膜13やパターニ
ング済みのレジスト膜15はエッチングマスクとして機
能する。そして、パターニング済みの拡散源膜13によ
り覆われていない化合物半導体基板11の表面がエッチ
ングされる。エッチングはパターニング済みの拡散源膜
13やパターニング済みのレジスト膜15をマスクとし
て用いるためフォトリソ工程を増やすことなく化合物半
導体基板11をエッチングすることができる。なお、図
中、11cはエッチング済み基板である。
よびパターニング済みの拡散源膜13を覆うようにキャ
ップ膜17を形成する。このとき、パターニング済みの
レジスト膜15がパターニング済みの拡散源膜13上に
残存している場合には、パターニング済みのレジスト膜
15を除去した後、キャップ膜17を形成する(図7
(B))。キャップ膜17の形成は、第1実施例と同様
な方法により行う。
みの半導体基板11c中に拡散させて第2導電型(ここ
ではP型)の不純物拡散領域19を形成する。この実施
例では、エッチング済み基板11c中にZnを拡散して
不純物拡散領域19を形成する(図7(C))。不純物
は基板のエッチング深さ以上に拡散した後、横方向に拡
散する。不純物拡散領域19の形成は、第1実施例と同
様な方法により行う。
て、キャップ膜17およびパターニング済みの拡散源膜
13を除去する。キャップ膜17およびパターニング済
みの拡散源膜13を除去してもエッチング済み拡散領域
形成済み基板11bの表面に段差が残存するため、後工
程において層間絶縁膜21の開口部21bを形成する際
のフォトマスクパターン合わせが容易になる。さらに、
第1実施例と同様な方法を用いて、層間絶縁膜の形成、
層間絶縁膜のエッチングによる開口部の形成、p側電極
およびn側電極の形成を行う(図4(A)〜(C)およ
び図5を参照)。このようにして、発光ダイオードアレ
イを製造した。この場合、層間絶縁膜として膜応力が0
のものを用いると、第1実施例と同様な効果を得ること
ができる。
例の発光ダイオードアレイの製造工程中の主な工程でと
り得る構造体の様子を断面図(ただし切り口の図)によ
って示した工程図である。
を問題とすることなく、高密度の発光ダイオードアレイ
を製造する方法を示す。
ターニング済み拡散源膜13を形成する(図3(A)参
照)。
マスクとして用いて後工程の熱処理による不純物の拡散
深さより深く化合物半導体基板11をエッチングする。
この実施例では、塩素ガス系のガスを用いたドライエッ
チングにより化合物半導体基板11を垂直方向に約2μ
mエッチングする(図8(A))。エッチングには、塩
素ガス系のガスを用いるため、レジスト膜は拡散源膜上
に残存している必要があり、この実施例では、レジスト
膜の密着性を保つためにベーキングした後、エッチング
を行った。この場合、パターニング済みの拡散源膜13
やパターニング済みのレジスト膜15はエッチングマス
クとして機能する。そして、パターニング済みの拡散源
膜13により覆われていない化合物半導体基板11の表
面がエッチングされる。エッチングはパターニング済み
の拡散源膜13やパターニング済みのレジスト膜15を
マスクとして用いるためフォトリソ工程を増やすことな
く化合物半導体基板11をエッチングすることができ
る。ここで、エッチング深さは不純物の拡散深さより深
くする。
よびパターニング済みの拡散源膜13を覆うようにキャ
ップ膜17を形成する。このとき、パターニング済みの
レジスト膜15がパターニング済みの拡散源膜13上に
残存しているため、パターニング済みのレジスト膜15
を除去した後、キャップ膜17を形成する(図8
(B))。キャップ膜17の形成は、第1実施例と同様
な方法により行う。なお、図中、11dは凸部を示す。
み基板11c中に拡散させて第2導電型(ここではP
型)の不純物拡散領域19を形成する。この実施例で
は、エッチング済み基板11c中にZnを拡散して不純
物拡散領域19を形成する(図8(C))。例えば、不
純物の拡散深さは約1.5μmである。エッチング深さ
は約2μmとして、拡散深さより深くすれば横方向の拡
散は起こらず、不純物拡散領域19は凸部11d内に形
成される。不純物拡散領域19の形成は、第1実施例と
同様な方法により行う。
キャップ膜17およびパターニング済みの拡散源膜13
を除去する(図9(A))。キャップ膜17およびパタ
ーニング済みの拡散源膜13を除去してもエッチング済
み拡散領域形成済み基板11bの表面に凸部11dが残
存するため、後工程において層間絶縁膜21の開口部2
1bを形成する際のフォトマスクパターン合わせが容易
になる。
板11b上に層間絶縁膜21を形成する。この実施例で
は、基板11bの表面に凸部11dが形成されているた
め、この凸部11dを覆うことを考慮して、常圧CVD
法により厚さ3000ÅのPSG膜を層間絶縁膜として
エッチング済み拡散層形成済み基板11b上に形成する
(図9(B))。ここで、りん(P)の含有量を8wt
%程度にしてステップカバレッジを良好にする。この場
合、層間絶縁膜21として、成膜条件を選び膜応力が0
のものを用いると、第1実施例と同様な効果を得ること
ができる。
拡散領域が露出する開口部を形成する。この実施例で
は、所定の形状にパターニングされたレジスト膜をマス
クとして、バッファードフッ酸を用いて層間絶縁膜21
をエッチングして開口部21bを形成した後、レジスト
膜を除去する(図9(C))。
不純物拡散領域19およびパターニング済み層間絶縁膜
21aを覆うようにAl膜(図示せず)を形成する。こ
の場合、基板11bの表面に凸部11dが形成されてい
ることを考慮して、例えばトリイソブチルアルミニウム
([(CH3)2CHCH2]3Alを用いたCVD法により厚さ約2.
5μmのAl膜を形成する。その後、Al膜を公知のフ
ォトリソグラフィー技術を用いてパターニングをする。
この場合、Al膜のエッチングは熱りん酸により行う。
層間絶縁膜としてPSG膜を用いるため、層間絶縁膜は
エッチングされない。こようにしてAl電極からなるp
側電極(図示せず)を形成する。また、エッチング済み
拡散領域形成済み基板11bの裏面には、裏面研磨後に
Au合金電極からなるn側電極(図示せず)を形成す
る。このようにして、発光ダイオードアレイを製造し
た。
造すると、不純物拡散領域を形成する領域があらかじめ
化合物半導体基板をエッチングすることにより限定され
るため、不純物の横方向への拡散が起こらない。従っ
て、不純物の横方向への拡散により隣接するPN接合が
つながってしまうという問題が生じず、フォトグラフィ
ー技術の精度で高密度の発光ダイオードアレイの製造が
可能になった。
第5実施例の発光ダイオードアレイの製造工程中の主な
工程でとり得る構造体の様子を断面図(ただし切り口の
図)によって示した工程図である。
方向の不純物の拡散を問題とすることなく、高密度の発
光ダイオードアレイを製造する方法を示す。
物半導体基板11上に、第2導電型(ここではp型)を
決定する不純物を含む拡散源膜13aを形成する。この
実施例では、第1実施例と同様な方法を用いて、化合物
半導体基板11の表面全体に拡散源膜13aを形成する
(図10(A))。
を形成する。この実施例では、第1実施例と同様な方法
を用いて、拡散源膜13aの表面全体にキャップ膜17
を形成する(図10(B))。
基板11中に拡散させて第2導電型(ここではp型)の
不純物拡散領域19を形成する。この実施例では、第1
実施例と同様な方法を用いて、n型の化合物半導体基板
11中にZnを拡散して不純物拡散領域19を化合物半
導体基板11の表層に形成する(図10(C))。拡散
深さは良好な発光強度が得られる程度に浅くするのが良
く、例えば不純物の拡散深さは約1.5μmとする。
7を除去する(図11(A))。拡散源膜13aおよび
キャップ膜17の除去は、第1実施例と同様な方法を用
いて行う。
処理による不純物の拡散深さより深く所定のパターンに
エッチングする。この実施例では、所定の形状にパター
ニング済みのレジスト膜をエッチングマスクとして用い
て、塩素系ガス系のガスを用いたドライエッチングによ
り拡散領域形成済み基板11aを垂直方向に約2μmエ
ッチングする(図11(B))。この場合、エッチング
深さは約2μmであるため、不純物の拡散深さより深
い。このため、エッチング済み不純物拡散領域19aが
エッチングにより形成された凸部11d内に形成されて
いる。
て、層間絶縁膜の形成、層間絶縁膜のエッチングによる
開口部の形成、p側電極およびn側電極の形成を行う
(図9(B)および(C)参照)。このようにして、発
光ダイオードアレイを製造した。この場合、層間絶縁膜
として膜応力が0のものを用いると、第1実施例と同様
な効果を得ることができる。
造すると、不純物拡散領域が拡散領域形成済み基板のエ
ッチングにより限定されるため、不純物の横方向への拡
散により隣接するPN接合がつながってしまうという問
題が生じない。従って、第4実施例の場合と同様に、フ
ォトグラフィー技術の精度で高密度の発光ダイオードア
レイの製造が可能である。
るものではないことは明らかである。例えば、これらの
実施例では、基板としてGaAs1-x Px エピタキシャ
ル基板を用いているが、その他の化合物半導体基板を用
いることもできる。また、基板としてp型基板を用いる
こともできる。
てスパッタリングによって形成したZnO・SiO2 膜
を用いていたが、拡散源膜としてZnOスパッタ膜、Z
nOスパッタ膜とZnO・SiO2 スパッタ膜とを積層
した膜あるいはZnOを含んだその他の酸化物との混合
スパッタ膜を用いることもできる。また、拡散源膜は必
ずしもスパッタリングによって形成する必要はなく、C
VD法により形成してもよい。また、不純物として他の
不純物を用いることもできる。
エッチングをドライエッチングにより行ったが、メサ形
状を考慮してウェットエッチングによりエッチングする
ことも可能である。また、層間絶縁膜やAl膜も、凸部
を覆うように形成することができるならば、使用材料や
形成方法がこの実施例に限定されるものではない。
発明の発光ダイオードアレイの製造方法によれば、先
ず、熱処理により、パターニング済みの拡散源膜から化
合物半導体基板中に不純物を拡散させ、不純物拡散領域
を形成する。その後、パターニング済みの拡散源膜およ
びキャップ膜を除去する。次に、基板の表面上に膜応力
が0近傍の層間絶縁膜を形成する。その後、層間絶縁膜
をエッチングして不純物拡散領域が露出する開口部を形
成する。
近傍のものを用いるため、露光ぼけ等のそりに起因した
製造中の不良発生要因や製造した素子において、欠陥の
成長などによる劣化を抑えることができる。
基板中に拡散した後、パターニング済みの拡散源膜およ
びキャップ膜を除去する。その後、層間絶縁膜を形成す
る。このため、素子を製造するプロセスにおいて層間絶
縁膜の膜質の変化やピンホールの発生による不良原因の
発生を低減することができる。
ーニング済みの拡散源膜をマスクとして拡散領域形成済
み基板をエッチングしたり、または、パターニング済み
の拡散源膜をマスクとして用いて化合物半導体基板をエ
ッチングし、その後、不純物拡散領域を形成すると、層
間絶縁膜の開口部を形成する際のフォトマスクパターン
合わせが容易になる。
法によれば、先ず、パターニング済みの拡散源膜をマス
クとして用いて、化合物半導体基板を後工程の熱処理に
よる不純物の拡散深さより深くエッチングする。その
後、パターニング済みの拡散源膜からエッチング済みの
化合物半導体基板中に不純物を拡散させ、不純物拡散領
域を形成する。または、化合物半導体基板の全面に拡散
源膜を形成した後、熱処理により化合物半導体基板に不
純物を拡散させ不純物拡散領域を形成し、その後、化合
物半導体基板を不純物の拡散深さより深く所定のパター
ンでエッチングする。
ッチングした後、不純物拡散領域を形成するか、または
不純物拡散領域を化合物半導体基板の全面に形成した
後、化合物半導体基板を拡散深さより深く所定のパター
ンでエッチングするので、横方向の拡散により隣接する
PN接合がつながってしまうという問題が生じない。こ
のため、フォトリソグラフィー技術の精度で、高密度の
発光ダイオードアレイの製造が可能になった。
イの平面図である。
イの断面図である。
アレイの製造工程図である。
光ダイオードアレイの製造工程図である。
イの製造工程図である。
アレイの製造工程図である。
アレイの製造工程図である。
アレイの製造工程図である。
光ダイオードアレイの製造工程図である。
ドアレイの製造工程図である。
施例の発光ダイオードアレイの製造工程図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 第1導電型の化合物半導体基板上に、第
2導電型を決定する不純物を含み、かつ所定の形状にパ
ターニング済みの拡散源膜を形成する工程と、 前記基板の表面および前記拡散源膜を覆うようにキャッ
プ膜を形成する工程と、 前記キャップ膜を形成した後、熱処理により前記不純物
を前記基板中に拡散させて第2導電型の不純物拡散領域
を形成する工程と、 前記拡散領域を形成した後、前記拡散源膜および前記キ
ャップ膜を除去する工程と、 その後、拡散領域形成済み基板上に膜応力が0近傍とな
る層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜をエッチングして前記拡散領域が露出す
る開口部を形成する工程とを含むことを特徴とする発光
ダイオードアレイの製造方法。 - 【請求項2】 第1導電型の化合物半導体基板上に、第
2導電型を決定する不純物を含み、かつ所定の形状にパ
ターニング済みの拡散源膜を形成する工程と、 前記基板の表面および前記拡散源膜を覆うようにキャッ
プ膜を形成する工程と、 前記キャップ膜を形成した後、熱処理により前記不純物
を前記基板中に拡散させて第2導電型の不純物拡散領域
を形成する工程と、 前記拡散領域を形成した後、前記キャップ膜を除去する
工程と、 前記拡散源膜をマスクとして用いて拡散領域形成済み基
板をエッチングする工程と、 前記拡散領域形成済み基板をエッチングした後、前記拡
散源膜を除去する工程と、 その後、エッチング済み拡散領域形成済み基板を覆うよ
うに、膜応力が0近傍となる層間絶縁膜を形成する工程
と、 前記層間絶縁膜をエッチングしてエッチング済み拡散領
域が露出する開口部を形成する工程とを含むことを特徴
とする発光ダイオードアレイの製造方法。 - 【請求項3】 第1導電型の化合物半導体基板上に、第
2導電型を決定する不純物を含み、かつ所定の形状にパ
ターニング済みの拡散源膜を形成する工程と、 前記拡散源膜をマスクとして用いて前記基板をエッチン
グする工程と、 エッチング済み基板の表面および前記拡散源膜を覆うよ
うにキャップ膜を形成する工程と、 前記キャップ膜を形成した後、熱処理により前記不純物
を前記エッチング済み基板中に拡散させて第2導電型の
不純物拡散領域を形成する工程と、 前記拡散領域を形成した後、前記拡散源膜および前記キ
ャップ膜を除去する工程と、 その後、エッチング済み拡散領域形成済み基板上に、膜
応力が0近傍となる層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜をエッチングして前記拡散領域が露出す
る開口部を形成する工程とを含むことを特徴とする発光
ダイオードアレイの製造方法。 - 【請求項4】 第1導電型の化合物半導体基板上に、第
2導電型を決定する不純物を含み、かつ所定の形状にパ
ターニング済みの拡散源膜を形成する工程と、 前記拡散源膜をマスクとして用いて後工程の熱処理によ
る不純物の拡散深さより深く前記基板をエッチングする
工程と、 エッチング済み基板の表面および前記拡散源膜を覆うよ
うにキャップ膜を形成する工程と、 前記キャップ膜を形成した後、熱処理により前記不純物
を前記エッチング済み基板中に拡散させて第2導電型の
不純物拡散領域を形成する工程と、 前記拡散領域を形成した後、前記拡散源膜および前記キ
ャップ膜を除去する工程と、 その後、エッチング済み拡散領域形成済み基板上に、膜
応力が0近傍となる層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜をエッチングして前記拡散領域が露出す
る開口部を形成する工程とを含むことを特徴とする発光
ダイオードアレイの製造方法。 - 【請求項5】 第1導電型の化合物半導体基板上に、第
2導電型を決定する不純物を含む拡散源膜を形成する工
程と、 前記拡散源膜上にキャップ膜を形成する工程と、 前記キャップ膜を形成した後、熱処理により前記不純物
を前記基板中に拡散させて第2導電型の不純物拡散領域
を形成する工程と、 前記拡散領域を形成した後、前記拡散源膜および前記キ
ャップ膜を除去する工程と、 その後、拡散領域形成済み基板を、前記熱処理による前
記不純物の拡散深さより深く所定のパターンにエッチン
グする工程と、 その後、エッチング済み拡散領域形成済み基板上に、膜
応力が0近傍となる層間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜をエッチングしてエッチング済み拡散領
域が露出する開口部を形成する工程とを含むことを特徴
とする発光ダイオードアレイの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の発
光ダイオードアレイの製造方法において、前記基板をn
型のGaAs1-x Px (0≦x≦0.4)基板とし、前
記不純物を亜鉛(Zn)とし、前記キャップ膜をAl2
O3 膜またはAlN膜とすることを特徴とする発光ダイ
オードアレイの製造方法。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の発
光ダイオードアレイの製造方法において、前記拡散源膜
の除去をフッ酸を用いて行うことを特徴とする発光ダイ
オードアレイの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2281295A JP3222344B2 (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 発光ダイオードアレイの製造方法 |
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JPH08222762A JPH08222762A (ja) | 1996-08-30 |
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-
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