JP3222071B2 - 地盤改良及び覆工材の充填装置およびその充填装置の洗浄方法 - Google Patents

地盤改良及び覆工材の充填装置およびその充填装置の洗浄方法

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JP3222071B2
JP3222071B2 JP26973996A JP26973996A JP3222071B2 JP 3222071 B2 JP3222071 B2 JP 3222071B2 JP 26973996 A JP26973996 A JP 26973996A JP 26973996 A JP26973996 A JP 26973996A JP 3222071 B2 JP3222071 B2 JP 3222071B2
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木 睦 央 植
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤改良及び覆工
用の充填材を供給する供給管および洗浄水を供給する洗
浄管を接続し、掘削した地盤に充填材を充填する充填口
を有し、充填材を充填後に洗浄水を導入して内部を洗浄
する洗浄手段を有する地盤改良及び覆工材の充填装置お
よびその充填装置の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、掘削した地盤に地盤改良及び覆工
用の充填材を管路を通じて充填する場合、充填後に洗浄
水を通して残材を洗浄している。これには、各種の方法
が採用されており、例えば、シールド工法における裏込
め注入で、裏込め材を洗浄水に切換える技術が特開平6
−346690号公報に、また、主剤・助剤を混合した
裏込め注入においてタイミングを遅らせて主剤ポンプを
停止して、管路内を主剤のみとして固結を防止する技術
が特公平7−91945号公報に開示されている。
【0003】また、特開平6−117193号公報に、
先端に注入口を有し、裏込め材供給路と循環路とを互い
に対向させて連通したシリンダ内に、往復動作するピス
トンを収容して、その後退位置において循環路を閉鎖す
ると共に供給路を先端注入口側に開口し、前進位置にて
ピストンの貫通孔が供給路と循環路とを直線的に連通さ
せて洗浄水を流し、また弾性ボールを流路内面に圧接さ
せて洗浄する技術が開示されている。しかし、この技術
では、洗浄後に残った洗浄水が、次の裏込め注入の際に
注入されて裏込め品質が低下してしまうという欠点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、充填管の洗浄を確実に行う一方、洗浄水を回収し
て、余分な洗浄水が充填口から吐出されて改良地盤及び
覆工の品質低下を起こすことのない地盤改良及び覆工材
の充填装置およびその充填装置の洗浄方法を提案するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、地盤改
良及び覆工用の充填材を供給する供給管および洗浄水を
供給する洗浄管を接続し、掘削した地盤に充填材を充填
する充填口を有し、充填材を充填後に洗浄水を導入して
内部を洗浄する洗浄手段を有する地盤改良及び覆工材の
充填装置において、前記洗浄手段は一端に前記充填口を
形成した充填管を設け、その充填管に前記洗浄管および
供給管の一端を対向位置にそれぞれ開口連通し、充填管
内に前記洗浄管および供給管の開閉を行うピストンを摺
動自在に設け、そのピストンにはピストンが後退した充
填位置において供給管と充填口とを連通して洗浄管を閉
じピストンが中間位置の準備位置において供給管および
洗浄管を共に閉じる先端部と、ピストンが前進した洗浄
位置において供給管と洗浄管とを連通する連結孔と、充
填位置において洗浄管に開口する給水通路とを有してお
り、前記供給管の他端には充填材タンクから配管し、前
記洗浄管の他端およびピストンの前記給水通路には洗浄
水タンクから配管し、それらの配管に充填管への洗浄水
および充填材の供給を制御するための複数の開閉弁を介
装している。また、前記ピストンの先端部は金属製また
は硬質プラスチック製あるいはセラミック製であり、連
結孔の前後にシール材を設けている。
【0006】または、前記ピストンの先端部は弾性体で
ある。
【0007】また、前記洗浄タンクから洗浄管への配管
に洗浄水と共に圧送する弾性ボールの送り装置を介装し
ている。
【0008】また、前記充填材タンクを主材および助材
をそれぞれ入れたタンクからのそれぞれの配管をミキサ
を設けて1本として前記供給管に連通している。
【0009】そして、地盤改良及び覆工用の充填材を供
給する供給管および洗浄水を供給する洗浄管を接続し、
掘削した地盤に充填材を充填する充填口を有し、一端に
前記充填口を形成した充填管を設け、その充填管に前記
洗浄管および供給管の一端を対向位置にそれぞれ開口連
通し、充填管内に前記洗浄管および供給管の開閉を行う
ピストンを摺動自在に設け、そのピストンにはピストン
が後退した充填位置において供給管と充填口とを連通し
て洗浄管を閉じピストンが中間位置の準備位置において
供給管および洗浄管を共に閉じる先端部と、ピストンが
前進した洗浄位置において供給管と洗浄管とを連通する
連結孔と、充填位置において洗浄管に開口する給水通路
とを設け、前記供給管の他端には充填材タンクから配管
し、前記洗浄管の他端およびピストンの前記給水通路に
は洗浄水タンクから配管し、それらの配管に充填管への
洗浄水および充填材の供給を制御するための複数の開閉
弁を介装し、充填材を充填後に洗浄水を導入して内部を
洗浄する地盤改良及び覆工材の充填装置の洗浄方法にお
いて、充填材タンクから供給管と洗浄管とを連通して充
填管内の水を排水し供給管内に充填材を送ってピストン
を準備位置に移動する充填準備工程と、ピストンを充填
位置に移動して充填材を充填口から充填すると共に洗浄
タンクからピストンの給水通路を通して洗浄水を洗浄管
に送る充填工程と、ピストンを洗浄位置に移動して洗浄
タンクから洗浄管、連結孔および供給管を通って排水し
洗浄する洗浄工程とを有している。
【0010】また本発明によれば、洗浄工程において、
ボールを洗浄管および供給管に送り、その後回収するよ
うになっている。
【0011】したがって、本発明によれば、充填準備工
程で充填管内は洗浄管を通って排水されて充填口から余
分の水が吐出されることが防止され、充填時には、充填
しながらピストンの給水通路から洗浄管内へ通水洗浄さ
れて閉塞が防止され、また、洗浄工程では、洗浄管と供
給管とがピストンの連結孔で直線状に連通されて確実に
洗浄される。
【0012】なお、本発明は、地盤改良工事、および現
場打ちコンクリートを使用してトンネル覆工を形成す
る、いわゆるECL(Extruded Concre
teLininng)工法における充填材の充填に適用
される。また、本明細書においてボールとは配管面の付
着物を取り除くものであり、形状、材質は任意である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1において、地山Eに向けて開口
した充填口1aを有する充填管10が設けられ、その充
填管10のケーシング1には供給管2と洗浄管3とが対
向位置にそれぞれ一端が接続連通されている。そして、
ケーシング1の内部には、前記供給管2と洗浄管3とを
それぞれ開閉させるためのピストン4が摺動自在に設け
られ、そのピストン4の後端には、ピストン4を作動さ
せる作動ユニット13が連結されている。
【0014】一方、充填材の主材のA液および助材のB
液をそれぞれ入れた充填材タンク14A、14Bと、洗
浄水を入れた洗浄水タンク15とが設けられ、これらの
タンク14A、14B、15から開閉弁、ポンプP1〜
P3を介して、各配管が設けられている。すなわち、A
液のタンク14Aからは、ミキサ16を介装して前記供
給管2の他端に設けられた開閉弁V6に連通する第1の
供給配管L1が設けられ、B液のタンク14Bからは、
前記ミキサ16に連通する第2の供給配管L2が設けら
れている。また、洗浄水タンク15からは、一端に開閉
弁V2を有するボール送り装置17を介装して、前記洗
浄管3の他端に設けられた開閉弁V5に連通する第1の
洗浄水配管L3が設けられ、その第1の洗浄水配管L3
のタンク15とボール送り装置17との間から分岐し
て、前記充填管10内のピストン4に設けられた給水通
路8に連通する第2の洗浄水配管L4が設けられてい
る。そして、その第1の洗浄水配管L3から分岐して、
開閉弁V4を介装した第1の排水配管L5が設けられ、
第1の供給配管L1のタンク14Aとミキサ16との間
から分岐して、開閉弁V10を介装した第2の排水配管
L6が設けられている。そして、これらの配管切換を制
御するため、第1の供給配管L1には、第2の排水配管
L6の分岐を挟んで開閉弁V9、V8が介装され、第2
の供給配管L2には、開閉弁V7が介装されている。ま
た、第1の洗浄水配管L3のボール送り装置17と第1
の排水配管L5の分岐との間に、開閉弁V3が介装さ
れ、第2の洗浄水配管L4に開閉弁V1が介装されてい
る。そして、第1の洗浄水配管L3と、第1および第2
の供給配管L1、L2とに、流量計F1〜F3がそれぞ
れ介装され、また、第1の供給配管L1、第1の洗浄水
配管L3および供給管2に圧力計Mがそれぞれ設けられ
ている。
【0015】図2に充填管10の詳細が示されている。
先端が斜めにカットされた充填口1aを形成している筒
状のケーシング1が設けられ、そのケーシング1の軸線
に直交して供給管2と洗浄管3とが対向位置に接続開口
されている。ケーシング1内に設けられたピストン4の
本体部4aには、供給管2と洗浄管3とを連通するため
の連結孔5が設けられ、その連結孔5の前後の摺動面に
接して弾性体のシール材またはピストンリング9が設け
られている。また、ピストン4の先端部6は、充填口1
aに合わせて斜めにカットされて本体部4aとは別体で
形成されている。なお、先端部6が本体部4aと同質の
材料の場合は1体でもよい。そして、ピストン4後端か
ら、第2の洗浄水配管L4に接続された給水通路8が、
先端部6側面の充填位置で洗浄管3に開口する位置まで
設けられている。
【0016】次に、図3ないし図5により、充填管10
のピストン4の移動位置による充填材G、洗浄水Wの通
路および流入状態を説明する。図3には充填準備のピス
トン位置が示されている。ピストン4は、中間位置にあ
って、先端部6によって供給管2と洗浄管3とは閉じら
れている。
【0017】図4には充填のピストン位置が示されてい
る。ピストン4は、後退位置にあって供給管2は開口
し、洗浄管3は先端部6により閉じられ、供給管2から
吐出される充填材Gは充填口1aから地山Eに充填され
る。また、ピストン4に設けられた給水通路8は、洗浄
管3に開口されて洗浄水Wが注入される。
【0018】図5には洗浄のピストン位置が示されてい
る。ピストン4は前進位置にあって連結孔5が洗浄管3
と供給管2とを連通し、洗浄水Wが流れて洗浄が行われ
る。以下、図6ないし図11を参照して本発明の充填装
置による充填・洗浄の手順を説明する。なお、図に示す
開閉弁V1〜V10の記号は、黒塗りが閉弁を、白抜き
が開弁を示している。
【0019】(イ) 充填準備工程(開弁) 図6に示すように、ボール送り装置17の開閉弁V2を
開いてボール送り装置17にボールBをセットして開閉
弁V2を閉にする。そして、開閉弁V4、V5、V6、
V8、V9を開く。したがって、A液タンク14Aか
ら、第1の供給配管L1、供給管2、洗浄管3、第1の
排水配管L5へ連通する。なお、ピストン4は、洗浄位
置にある。
【0020】(ロ) 充填準備工程(排水) 図7に示すように、A液ポンプP1を運転し、供給管2
内の水は第1の排水配管L5から排水する。このときの
A液の送り量は流量計F2およびF1で計測する。
【0021】(ハ) 充填準備工程(ピストン移動) 所定量だけA液を送ったら、図8に示すように、充填管
10のピストン4を充填準備位置に移動する。そして、
A液ポンプP1を停止する。
【0022】(ニ) 充填工程 図9に示すように、充填管10のピストン4を充填位置
に移動し、開閉弁V1を開弁すると共に、A液ポンプP
1を運転して地山Eに充填材A液を充填する。同時に洗
浄ポンプP3を運転し、洗浄管3を洗浄する。洗浄管3
を洗浄後、洗浄ポンプP3を停止し、開閉弁V1、V
4、V5を閉弁する。
【0023】(ホ) 充填工程(B液充填) 図10に示すように、必要により開閉弁V7を開き、B
液ポンプP2を運転する。B液は、ミキサ16で混合さ
れて充填される。
【0024】(ヘ) 洗浄工程 図11に示すように、充填管10のピストン4を洗浄位
置に移動し、開閉弁V3、V5、V10を開弁し、V
7、V9を閉弁する。したがって、洗浄タンク15から
第1の洗浄水配管L3、洗浄管3、供給管2、および第
2の排水配管L6が連通する。そして、洗浄ポンプP3
を運転する。ボールBを送り装置17から送り、洗浄管
3、供給管2を通して排水配管L6からボールBを回収
後、洗浄ポンプP3を停止する。
【0025】(ト) 停止 開閉弁V3、V5、V6、V8、V10を閉弁する。
(図1) 以上は、充填材が主材A液、助材B液の2液式の場合に
ついて説明したが、1液式の場合は、充填材タンク14
Bからミキサ16までの第2の配管およびミキサ16を
除いた構成で、全く同様に実施することができる。
【0026】また、ピストン4の先端部6の材質は、注
入する充填材や、充填環境により金属製、硬質プラスチ
ック製、セラミック製、あるいはゴムやウレタンなどの
弾性体が選択使用される。なお、金属製等の先端部6を
使用する場合は、連結孔5の前後には、シール材または
ピストンリング9を装備する(図2参照)。
【0027】先端部を弾性体とした場合には、シール性
に優れ、シール材9は用いない。図12に先端部6Bを
弾性体としたピストン4Aが示されている。先端部6B
は筒状の弾性体で形成され、その内部には金属製のゴム
圧縮金具18が嵌装され、ボルトによって連結孔5を有
する金属製の本体部4aに固着されている。そのゴム圧
縮金具18は、先端部6Bの内部に嵌入されると共に、
先端部6Bの先端斜めカット部分を板状の部分で覆って
弾性体の変形を防止している。そして、ピストン4の後
端部7Bも弾性体とされている。なお、符号13aは作
動ユニットと連結する連結金具を、符号19はシリンダ
ストッパフランジを示している。
【0028】図13には、ピストン4に設けられた給水
通路8Aの別の実施例が示されている。第2の洗浄水配
管L4は、ケーシング1の側面に接続され、給水通路8
Aは、ピストン4の先端部6A内で、ピストン4が充填
位置においてケーシング1側面の洗浄水配管L4から洗
浄管3に連通するように設けられている。
【0029】また、図14に示すさらに別の実施例で
は、ケーシング1Cに接続する供給管2Cと、洗浄管3
Cとの関係位置が上記の実施例と相違して配設されてお
り、ピストン4Cの先端部6Cはフラットに形成されて
いる。すなわち、洗浄管3Cはピストン4Cが後退した
洗浄位置でフラットな先端部6Cで閉じられる後退した
位置に開口している。この場合、ピストン4Cを貫通す
る連結孔5Cは、供給管2Cと洗浄管3Cとの開口位置
に合わせ、斜めに設けられている。また、充填口1Ca
もフラットなピストン先端部6Cの形状に併せて真直ぐ
に開口している。上記のように、充填準備工程で充填管
10内は洗浄管3、第1の排水配管L5を通って排水さ
れ、充填口1aから余分の水が充填されることが防止さ
れる。充填時には、充填しながらピストン4の給水通路
8から洗浄管3内へ通水洗浄されて閉塞が防止され、ま
た、洗浄工程では、洗浄管3と供給管2とがピストン4
の連結孔5で直線状に連通され、弾性ボールBが送り装
置17から洗浄管3、供給管2を通って排水配管L6か
ら回収されて充填管10は確実に洗浄される。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、次のような効果がある。 (1) 洗浄水の回収を行うことにより、不要な水を地
盤中に押し出さないですみ、確実な地盤改良および覆工
ができる。 (2) 洗浄水配管・供給配管にボールを通すことによ
り、装置全体のラインの洗浄ができる。 (3) 充填管に洗浄・充填準備・充填の3ポジション
を持つことでスムースな動作で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す配管図。
【図2】充填管の詳細を示す断面図。
【図3】図2の充填管の準備位置を示す断面図。
【図4】図2の充填管の充填位置を示す断面図。
【図5】図2の充填管の洗浄位置を示す断面図。
【図6】充填準備工程の開弁状態を示す配管図。
【図7】充填準備工程の排水状態を示す配管図。
【図8】充填準備工程のピストン移動状態を示す配管
図。
【図9】充填工程を示す配管図。
【図10】B液の充填工程を示す配管図。
【図11】洗浄工程を示す配管図。
【図12】弾性体を用いたピストンを示す側面図。
【図13】給水通路の異なる別の実施形態を示す断面
図。
【図14】洗浄管の接続関係位置の異なるさらに別の実
施形態を示す断面図。
【符号の説明】
1・・・ケーシング 1a・・・充填口 2・・・供給管 3・・・洗浄管 4・・・ピストン 5・・・連結孔 6・・・ピストン先端部 8・・・給水通路 9・・・シール材 10・・・充填管 13・・・作動ユニット 14A、14B・・・充填材タンク 15・・・洗浄水タンク 16・・・ミキサ 17・・・ボール送り装置 F1〜F3・・・流量計 M・・・圧力計 L1、L2・・・充填材供給配管 L3、L4・・・洗浄水配管 L5、L6・・・排水配管 P1〜P3・・・ポンプ V1〜V10・・・開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白 井 俊 輔 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 植 木 睦 央 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 玉 井 達 郎 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 青 山 要 東京都千代田区神田錦町1−8 住友大 阪セメント株式会社 東京支店内 (56)参考文献 特開 平6−117193(JP,A) 特開 平6−346690(JP,A) 実開 昭58−171996(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤改良及び覆工用の充填材を供給する
    供給管および洗浄水を供給する洗浄管を接続し、掘削し
    た地盤に充填材を充填する充填口を有し、充填材を充填
    後に洗浄水を導入して内部を洗浄する洗浄手段を有する
    地盤改良材の充填装置において、前記洗浄手段は一端に
    前記充填口を形成した充填管を設け、その充填管に前記
    洗浄管および供給管の一端を対向位置にそれぞれ開口連
    通し、充填管内に前記洗浄管および供給管の開閉を行う
    ピストンを摺動自在に設け、そのピストンにはピストン
    が後退した充填位置において供給管と充填口とを連通し
    て洗浄管を閉じピストンが中間位置の準備位置において
    供給管および洗浄管を共に閉じる先端部と、ピストンが
    前進した洗浄位置において供給管と洗浄管とを連通する
    連結孔と、充填位置において洗浄管に開口する給水通路
    とを有しており、前記供給管の他端には充填材タンクか
    ら配管し、前記洗浄管の他端およびピストンの前記給水
    通路には洗浄水タンクから配管し、それらの配管に充填
    管への洗浄水および充填材の供給を制御するための複数
    の開閉弁を介装したことを特徴とする地盤改良及び覆工
    材の充填装置。
  2. 【請求項2】 前記ピストンの先端部は金属製または硬
    質プラスチック製あるいはセラミック製であり、連結孔
    の前後にシール材を設けた請求項1に記載の地盤改良及
    び覆工材の充填装置。
  3. 【請求項3】 前記ピストンの先端部は弾性体である請
    求項1に記載の地盤改良及び覆工材の充填装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄タンクから洗浄管への配管に洗
    浄水と共に圧送する弾性ボールの送り装置を介装した請
    求項1ないし3のいずれかに記載の地盤改良及び覆工材
    の充填装置。
  5. 【請求項5】 前記充填材タンクを主材および助材をそ
    れぞれ入れたタンクからのそれぞれの配管をミキサを設
    けて1本として前記供給管に連通した請求項1ないし4
    のいずれかに記載の地盤改良及び覆工材の充填装置。
  6. 【請求項6】 地盤改良及び覆工用の充填材を供給する
    供給管および洗浄水を供給する洗浄管を接続し、掘削し
    た地盤に充填材を充填する充填口を有し、一端に前記充
    填口を形成した充填管を設け、その充填管に前記洗浄管
    および供給管の一端を対向位置にそれぞれ開口連通し、
    充填管内に前記洗浄管および供給管の開閉を行うピスト
    ンを摺動自在に設け、そのピストンにはピストンが後退
    した充填位置において供給管と充填口とを連通して洗浄
    管を閉じピストンが中間位置の準備位置において供給管
    および洗浄管を共に閉じる先端部と、ピストンが前進し
    た洗浄位置において供給管と洗浄管とを連通する連結孔
    と、充填位置において洗浄管に開口する給水通路とを設
    け、前記供給管の他端には充填材タンクから配管し、前
    記洗浄管の他端およびピストンの前記給水通路には洗浄
    水タンクから配管し、それらの配管に充填管への洗浄水
    および充填材の供給を制御するための複数の開閉弁を介
    装し、充填材を充填後に洗浄水を導入して内部を洗浄す
    る地盤改良及び覆工材の充填装置の洗浄方法において、
    充填材タンクから供給管と洗浄管とを連通して充填管内
    の水を排水し供給管内に充填材を送ってピストンを準備
    位置に移動する充填準備工程と、ピストンを充填位置に
    移動して充填材を充填口から充填すると共に洗浄タンク
    からピストンの給水通路を通して洗浄水を洗浄管に送る
    充填工程と、ピストンを洗浄位置に移動して洗浄タンク
    から洗浄管、連結孔および供給管を通って排水し洗浄す
    る洗浄工程とを有することを特徴とする地盤改良及び覆
    工材の充填装置の洗浄方法。
  7. 【請求項7】 洗浄工程において、ボールを洗浄管およ
    び供給管に送り、その後回収する請求項6に記載の地盤
    改良及び覆工材の充填装置の洗浄方法。
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