JP3222001B2 - チャンネル切替制御方法およびそれを用いたコードレス電話機 - Google Patents

チャンネル切替制御方法およびそれを用いたコードレス電話機

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JP3222001B2
JP3222001B2 JP34260693A JP34260693A JP3222001B2 JP 3222001 B2 JP3222001 B2 JP 3222001B2 JP 34260693 A JP34260693 A JP 34260693A JP 34260693 A JP34260693 A JP 34260693A JP 3222001 B2 JP3222001 B2 JP 3222001B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/72502Cordless telephones with one base station connected to a single line
    • H04M1/72505Radio link set-up procedures
    • H04M1/72511Searching for available channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線に接続される
親機と、該親機とスペクトラム拡散方式により切り替え
可能な複数の無線チャンネルのうち一つのチャンネルを
介して通信を実行する子機とから構成されるコードレス
電話機に関し、特に、受信信号と参照拡散符号系列との
相関値を検出して、無線チャンネルを切り替えることに
より通信を継続するチャンネル切替制御方法およびコー
ドレス電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるコードレス電話機において
チャンネル切り替えを実行する方式としては、通信にお
ける信号対雑音比を検出し、所定の閾値を下回る時間率
に基づいてチャンネル切り替えを行う方式と、受信信号
入力(レベル)を検出し、同様に、所定の閾値を下回る
時間率に基づいてチャンネル切り替えを行う方式とが実
用化され、さらには、移動無線通信において信号対雑音
の閾値に対する関係と受信信号レベルの閾値に対する関
係の両方に基づき通話中チャンネルを切り替える方式も
提案されている。その他、通話中のチャンネルである通
話元チャンネルにおける干渉波レベルに対する通信レベ
ルの比を測定し、該測定値が所定値以下のとき、チャン
ネルを切り替える方式もすでに提案されている。
【0003】また、USP4、783、844には、機
器ごとに設定される特別なIDコードを通信に利用し、
該IDコードが正しく受信されているか否かによりチャ
ンネルの切り替えを実行するシステムが開示されてい
る。すなわち、IDコードが正しく受信されないような
状態になった場合に、その検出信号に基づいて使用して
いるチャンネルを切り替えるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コード
レス電話機のような移動無線通信システムにあっては、
干渉波妨害の検出が難しく、また、上記に示した方式に
あっては、強力な妨害波があったような場合には、チャ
ンネル切り替え動作に必要な制御データの授受が不可能
となるため、通信の継続が困難になるという問題点があ
った。
【0005】また、上記USP4、783、844に開
示されているチャンネル切替方式にあっては、チャンネ
ル切り替えのためだけの特別のIDコードを設定しなけ
ればならず、該IDコードを音声信号と共に常時送受信
しなければならない。その結果、比較的高い周波数を用
いる音声信号と比較的低い周波数を用いるデータ信号を
確実に分離する必要があり、該分離処理を実行する変調
部あるいは復調部に不要な負荷がかかるという問題点が
あった。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検出して、該
相関値に基づいて無線チャンネルを切り替えることによ
り、強力な干渉妨害があった場合でも、特別なIDコー
ドを用いずに確実にチャンネル切り替えを実行でき、通
話に支障なく通信を継続できるようにすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、請求項1にかかるチャンネル切替制御
方法は、電話回線に接続される親機と、該親機とスペク
トラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャン
ネルのうち一つのチャンネルを介して通信を実行する子
機との間において、受信信号と参照拡散符号系列との相
関値を検出し、該検出された相関値と予め定められてい
る基準値とを比較し、該比較結果により前記相関値が前
記基準値よりも低いと判断したとき、前記無線チャンネ
ルを切り替え制御するチャンネル切替制御方法におい
て、前記親機と子機とが時分割により通信を実行し、バ
ーストフレームの同期が一定期間とれないと判断したと
き、前記無線チャンネルを切り替えることにより通信を
継続するものである。
【0008】また、請求項2にかかるチャンネル切替制
御方法は、電話回線に接続される親機と、該親機とスペ
クトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャ
ンネルのうち一つのチャンネルを介して通信を実行する
子機との間において、受信信号と参照拡散符号系列との
相関値を検出し、該検出された相関値と、検出された干
渉波レベル、受信信号レベル、信号対雑音比の少なくと
も一つとの組合せ結果に基づいて前記無線チャンネルを
切り替え制御するチャンネル切替制御方法において、前
記親機と子機とが時分割により通信を実行し、バースト
フレームの同期が一定期間とれないと判断したとき、前
記無線チャンネルを切り替えることにより通信を継続す
るものである。
【0009】また、請求項3にかかるコードレス電話機
は、電話回線に接続される親機と、該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち一つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において、前記親機お
よび子機は、受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と、前記相関値検出手段により
検出された相関値と予め定められている基準値とを比較
する比較手段と、前記比較手段による比較結果により前
記相関値が前記基準値よりも低いと判断したとき、前記
無線チャンネルを切り替えることにより通信を継続する
制御手段とを具備するコードレス電話機において、前記
制御手段が、前記親機と子機とが時分割により通信を実
行し、バーストフレームの同期が一定期間とれないと判
断したとき、前記無線チャンネルを切り替えることによ
り通信を継続するものである。
【0010】また、請求項4にかかるコードレス電話機
は、電話回線に接続される親機と、該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち一つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において、前記親機お
よび子機は、受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と、受信信号の信号レベルを検
出する信号レベル検出手段と、前記相関値検出手段によ
り検出された相関値と予め定められている基準値とを比
較する比較手段と、前記比較手段による比較結果および
前記信号レベル検出手段により検出された信号レベルに
基づいて前記無線チャンネルを切り替えることにより通
信を継続する制御手段とを具備するコードレス電話機に
おいて、前記制御手段が、前記親機と子機とが時分割に
より通信を実行し、バーストフレームの同期が一定期間
とれないと判断したとき、前記無線チャンネルを切り替
えることにより通信を継続するものである。
【0011】また、請求項5にかかるコードレス電話機
は、電話回線に接続される親機と、該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち一つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において、前記親機お
よび子機は、受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と、干渉波のレベルを検出する
干渉波レベル検出手段と、前記相関値検出手段により検
出された相関値と予め定められている基準値とを比較す
る比較手段と、前記比較手段による比較結果および干渉
波レベル検出手段により検出された干渉波レベルに基づ
いて前記無線チャンネルを切り替えることにより通信を
継続する制御手段とを具備するコードレス電話機におい
て、前記制御手段が、前記親機と子機とが時分割により
通信を実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれ
ないと判断したとき、前記無線チャンネルを切り替える
ことにより通信を継続するものである。
【0012】また、請求項6にかかるコードレス電話機
は、電話回線に接続される親機と、該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち一つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において、前記親機お
よび子機は、受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と、信号対雑音比を検出する信
号対雑音比検出手段と、前記相関値検出手段により検出
された相関値と予め定められている基準値とを比較する
比較手段と、前記比較手段による比較結果および前記信
号対雑音比検出手段により検出された信号対雑音比に基
づいて前記無線チャンネルを切り替えることにより通信
を継続する制御手段とを具備するコードレス電話機にお
いて、前記制御手段が、前記親機と子機とが時分割によ
り通信を実行し、バーストフレームの同期が一定期間と
れないと判断したとき、前記無線チャンネルを切り替え
ることにより通信を継続するものである。
【0013】また、請求項7にかかるコードレス電話機
は、電話回線に接続される親機と、該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち一つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において、前記親機お
よび子機は、受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と、受信信号の信号レベルを検
出する信号レベル検出手段と、干渉波のレベルを検出す
る干渉波レベル検出手段と、信号対雑音比を検出する信
号対雑音比検出手段と、前記相関値検出手段により検出
された相関値と予め定められている基準値とを比較する
比較手段と、前記比較手段による比較結果と、前記干渉
波レベル検出手段により検出された干渉波レベル、信号
レベル検出手段により検出された受信信号レベル、前記
信号対雑音比検出手段により検出された信号対雑音比の
少なくとも一つとの組合せ結果に基づいて前記無線チャ
ンネルを切り替えることにより通信を継続する制御手段
とを具備するコードレス電話機において、前記制御手段
が、前記親機と子機とが時分割により通信を実行し、バ
ーストフレームの同期が一定期間とれないと判断したと
き、前記無線チャンネルを切り替えることにより通信を
継続するものである。
【0014】また、請求項8にかかるコードレス電話機
は、前記制御手段が、前記比較手段からの出力を一定間
隔でサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプ
リング手段によるサンプリング間隔の整数倍の周期間に
おけるサンプル値をカウントするカウント手段とを有
し、前記カウント手段によるカウント値が一定値を下回
ったとき、前記無線チャンネルを切り替えることにより
通信を継続するものである。
【0015】また、請求項9にかかるコードレス電話機
は、前記無線チャンネルを切り替える際に、前記親機あ
るいは子機の一方が複数の無線チャンネルを切り替えて
受信し、該受信した無線チャンネルのうち空いているチ
ャンネルを用いて同期のためのバースト信号を送信し、
他方の親機あるいは子機は複数の無線チャンネルを切り
替えて前記バースト信号を受信し、前記バースト信号が
検出された無線チャンネルにて通信を再開するものであ
る。
【0016】
【作用】本発明にかかるチャンネル切替制御方法(請求
項1)は、受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検
出し、該検出された相関値と予め定められている基準値
とを比較し、該比較結果により無線チャンネルを切り替
え制御する。また、親機と子機とが時分割により通信を
実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれないと
判断したとき、無線チャンネルを切り替えることにより
通信を継続する。
【0017】また、本発明にかかるチャンネル切替制御
方法(請求項2)は、受信信号と参照拡散符号系列との
相関値を検出し、該検出された相関値と、検出された干
渉波レベル、受信信号レベル、信号対雑音比の少なくと
も一つとの組合せ結果に基づいて無線チャンネルを切り
替え制御する。また、親機と子機とが時分割により通信
を実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれない
と判断したとき、無線チャンネルを切り替えることによ
り通信を継続する。
【0018】また、本発明にかかるコードレス電話機
(請求項3)は、親機および子機間において、受信信号
と参照拡散符号系列との相関値を検出し、検出された相
関値と予め定められている基準値とを比較し、比較結果
により相関値が基準値よりも低いと判断したとき、無線
チャンネルを切り替えることにより通信を継続する。ま
た、親機と子機とが時分割により通信を実行し、バース
トフレームの同期が一定期間とれないと判断したとき、
無線チャンネルを切り替えることにより通信を継続す
る。
【0019】また、本発明にかかるコードレス電話機
(請求項4)は、親機および子機間において、受信信号
と参照拡散符号系列との相関値を検出し、受信信号の信
号レベルを検出し、検出された相関値と予め定められて
いる基準値とを比較し、比較結果および検出された信号
レベルに基づいて無線チャンネルを切り替えることによ
り通信を継続する。また、親機と子機とが時分割により
通信を実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれ
ないと判断したとき、無線チャンネルを切り替えること
により通信を継続する。
【0020】また、本発明にかかるコードレス電話機
(請求項5)は、親機および子機間において、受信信号
と参照拡散符号系列との相関値を検出し、干渉波のレベ
ルを検出し、検出された相関値と予め定められている基
準値とを比較し、比較結果および検出された干渉波レベ
ルに基づいて無線チャンネルを切り替えることにより通
信を継続する。また、親機と子機とが時分割により通信
を実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれない
と判断したとき、無線チャンネルを切り替えることによ
り通信を継続する。
【0021】また、本発明にかかるコードレス電話機
(請求項6)は、親機および子機間において、受信信号
と参照拡散符号系列との相関値を検出し、信号対雑音比
を検出し、検出された相関値と予め定められている基準
値とを比較し、比較結果および検出された信号対雑音比
に基づいて無線チャンネルを切り替えることにより通信
を継続する。また、親機と子機とが時分割により通信を
実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれないと
判断したとき、無線チャンネルを切り替えることにより
通信を継続する。
【0022】また、本発明にかかるコードレス電話機
(請求項7)は、親機および子機間において、受信信号
と参照拡散符号系列との相関値を検出し、受信信号の信
号レベルを検出し、干渉波のレベルを検出し、信号対雑
音比を検出し、検出された相関値と予め定められている
基準値とを比較し、比較結果と、検出された干渉波レベ
ル、検出された受信信号レベル、検出された信号対雑音
比の少なくとも一つとの組合せ結果に基づいて無線チャ
ンネルを切り替えることにより通信を継続する。また、
親機と子機とが時分割により通信を実行し、バーストフ
レームの同期が一定期間とれないと判断したとき、無線
チャンネルを切り替えることにより通信を継続する。
【0023】また、本発明にかかるコードレス電話機
(請求項8)は、受信信号と参照拡散符号系列との相関
値を検出し、該検出された相関値と予め定められている
基準値とを比較し、該比較結果の出力を一定間隔でサン
プリングし、該サンプリング間隔の整数倍の周期間にお
けるサンプル値をカウントし、該カウント値が一定値を
下回ったとき、無線チャンネルを切り替えることにより
通信を継続する。
【0024】また、本発明にかかるコードレス電話機
(請求項9)は、無線チャンネルを切り替える際に、親
機あるいは子機の一方が複数の無線チャンネルを切り替
えて受信し、該受信した無線チャンネルのうち空いてい
るチャンネルを用いて同期のためのバースト信号を送信
し、他方の親機あるいは子機は複数の無線チャンネルを
切り替えて前記バースト信号を受信し、前記バースト信
号が検出された無線チャンネルにて通信を再開する。
【0025】
【実施例】以下、本発明にかかるチャンネル切替制御方
法およびそれを用いたコードレス電話機の実施例につい
て図面に基づいて説明する。図1は、チャンネル切替制
御方法の制御動作を示すフローチャートであり、まず、
電話回線に接続される親機と、該親機とスペクトラム拡
散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネルのう
ち一つのチャンネルを介して通信を実行する子機との間
において、受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検
出し(S101)、該検出された相関値と予め定められ
ている基準値とを比較し(S102)、該比較結果によ
り相関値が前記基準値よりも低いか否か(相関値<基準
値)を判断し(S103)、相関値が基準値よりも低い
と判断した場合には、無線チャンネルを切り替え制御す
る(S104)ものである。
【0026】ここで、上記スペクトラム拡散方式とは、
情報信号の伝送に際して、拡散符号系列によって二次変
調を行い、その本来持っている固有の帯域幅(スペクト
ラム幅)よりも広い帯域幅を持つ信号に変換して伝送す
ることにより、耐干渉性や信号の秘匿性に優れた通信シ
ステムを実現する方式である。
【0027】また、上記実施例にかかる受信信号と参照
拡散符号系列との相関値を検出し、該検出された相関値
を利用して無線チャンネルを切り替え制御するするほ
か、従来における干渉波レベル、受信信号レベルあるい
は信号対雑音比を検出し、その中の少なくとも一つとの
組合せ結果に基づいて無線チャンネルを切り替え制御す
るように構成してもよい。
【0028】つぎに、上記実施例にかかるチャンネル切
替制御方法を用いたコードレス電話機の実施例を図面に
基づいて説明する。図2は、本発明にかかるコードレス
電話機の子機の構成を示すブロック図であり、図におい
て、100は信号の送/受信を行うアンテナ、101は
信号の流れを切り替えるアンテナスイッチ回路、110
は音声を入力するマイク、111は音声を出力するスピ
ーカー、120はアナログ(デジタル)音声信号をデジ
タル(アナログ)音声信号に変換するCODEC、12
1はCODEC120により変換されたデジタル音声信
号、122はCODEC120に入力されるデジタル音
声信号である。
【0029】また、123はデジタル音声信号121を
入力して、該信号を時分割多重されたバースト状のベー
スバンドデータに変換するフレーマ回路、130はフレ
ーマ回路123により変換されたベースバンドデータ、
131はベースバンドデータ130と拡散符号系列(後
述する)との排他的論理和をとる加算回路、132は加
算回路131からの排他的論理和出力を変調する変調
器、133は変調器132により変調された出力と局部
発振器(後述する)からの出力を乗算してRF信号に変
換するミクサ回路、134はミクサ回路133から出力
されるRF信号を電力増幅する電力増幅器、135はミ
クサ回路等へ信号を出力する局部発振器である。
【0030】また、140は制御回路(後述する)によ
り制御されて拡散符号を発生させる拡散符号発生器、1
41は拡散符号発生器140により発生される拡散符号
系列、150はアンテナ100、アンテナスイッチ回路
101を介して入力された信号を増幅するRF増幅器、
151はRF増幅器からの出力と局部発振回路135か
らの出力を乗算するミクサ回路、152はミクサ回路1
51からの出力をIF周波数に変換するIFフィルタ、
153はIFフィルタ152からの出力を増幅するIF
増幅器、154はIF増幅器153からの出力を復調す
る復調回路、155は復調回路154から出力される復
調出力、156は復調出力155を送信側と同じ拡散符
号系列に対する相関値を求め、該出力をベースバンド信
号に変換する相関検出器、157は相関検出器156か
ら出力されるベースバンド信号、158はベースバンド
信号157の一部を入力して、クロックを再生すること
によりフレーマ回路123にタイミング情報を供給する
クロック再生回路、159はベースバンド信号の一部を
入力して、ある一定の基準相関値と比較する比較回路で
ある。
【0031】さらに、160は比較回路の一方に入力す
る一定の基準相関値、161はフレーマ回路123から
出力される同期状態の情報信号、162はフレーマ回路
123から出力される送受信切り替え情報信号、170
は本システム全体を制御する制御回路、171は制御回
路170に対して操作信号を入力するダイヤルキーパッ
ドである。
【0032】つぎに、動作について説明する。マイク1
10から入力された音声信号はCODEC120により
デジタル音声信号に変換され、フレーマ回路123によ
り時分割多重されたバースト状のベースバンドデータ1
30に変換される。該バースバンドデータ130は拡散
符号発生器140からの拡散符号系列141と排他的論
理和131をとり、拡散符号化され変調器132により
変調される。なお、拡散符号発生器140により発生さ
れる符号は制御回路170により設定される。
【0033】変調器132からの出力はミクサ回路13
3に入力され、局部発振器135からの出力と乗算され
てRF信号に変換された後、電力増幅器134により電
力増幅され、フレーマ回路123から出力される送受信
切り替え情報信号162により切り替わるアンテナスイ
ッチ回路101を介してアンテナ100から送信され
る。
【0034】受信側では、アンテナ100からの信号は
アンテナスイッチ回路101を介してRF増幅器150
により増幅され、局部発振回路135からの出力とミク
サ回路151により乗算され、IFフィルタ152を介
してIF周波数に変換される。その後、IF増幅器15
3により増幅され、復調回路154により復調される。
該復調出力155は相関検出器156により送信側と同
じ拡散符号系列に対する相関値を求め、ベースバンド信
号157に変換される。
【0035】上記ベースバンド信号157の一部はクロ
ック再生回路158に入力され、クロックを再生してフ
レーマ回路123に対してタイミング情報を供給する。
また、ベースバンド信号157はフレーマ回路123に
入力され、内部において再生クロックによりサンプリン
グされて、時分割多重データから音声データ122を取
り出し、CODEC120に入力される。
【0036】上記CODEC120は、音声データ12
2をアナログ音声信号に変換し、スピーカー111を駆
動して受話音を出力する。また、一方でバースバンド信
号157は比較回路159に入力され、ある一定の基準
相関値160と比較され、その比較結果が制御回路17
0に対して出力される。該制御回路170はダイヤルキ
ーパッド171から入力される情報によりコードレス電
話としての操作の制御を実行すると共にフレーマ回路1
23の動作のための設定や、無線を介して行う制御デー
タの授受を実行する。さらに、フレーマ回路123から
出力される同期状態の情報161を監視している。
【0037】図3は、親機の構成を示すブロック図であ
り、図2に示した子機の構成要素と同一のものについて
は、同一の符号を用いて示すことにより、その説明を省
略し、子機の構成と異なる部分についてのみ説明する。
図において、212は子機と電話回線とを接続する電話
回線インタフェース回路、213は電話回線、214は
送話音、215は受話音、270は親機各部を制御する
制御回路である。
【0038】つぎに、動作について説明する。電話回線
213からの信号は、電話インタフェース回路212に
より送話音214と受話音215との分離が行われ、制
御回路270は電話インタフェース回路212を制御し
て電話回線213と親機との間の信号制御を実行するも
のである。
【0039】図4は、上記図2あるいは図3に示した相
関検出器156の構成を示す説明図であり、相関検出器
156は、入力信号を入力して複数列にシフトさせるシ
フトレジスタ301と、シフトレジスタ301からの信
号と参照拡散符号系列141との排他的論理和をとるE
XOR回路群302と、EXOR回路群302からの出
力を符号反転するインバータ群303と、インバータ群
303からの出力の総和をとる加算回路304とから構
成される。
【0040】つぎに、動作について説明する。入力信号
がシフトレジスタ301に入力され、該シフトレジスタ
301の各段の出力は、EXOR回路群302により参
照拡散符号系列との排他的論理和をとり、インバータ群
303により符号反転される。その後、加算回路304
により総和をとり、相関値が求められ、ベースバンド信
号157として出力される。
【0041】図5は、相関検出動作を示すタイミングチ
ャートであり、ベースバンドデータ出力と、拡散後のデ
ータ出力、受信器の相関検出器出力、受信ベースバンド
データ出力および比較出力に基づいて説明する。図にお
いて、ベースバンドデータ出力が“1”のとき、拡散後
のデータ出力が16ビット長拡散符号系列PN−Aであ
り、反対に、ベースバンドデータ出力が“0”のとき、
拡散後のデータ出力が反転PN−Aとなる。
【0042】さらに、受信機(子機)の相関検出器15
6からの出力である相関値が8より大きい場合(たとえ
ば、16、12、15、10)には、受信ベースバンド
データが“1”となり、反対に、相関値が“8”より小
さい場合(たとえば、“0”、“2”)には、受信ベー
スバンドデータが“1”となる。すなわち、この受信ベ
ースバンドデータは、再生クロックによりサンプリング
されたデータであり、比較出力は基準とした相関値に対
して実際の相関値が劣化した場合、たとえば、比較レベ
ル(3≦相関値ρ≦13)であるとすると、受信器の相
関検出器からの出力である相関値が、“12”、“1
0”のときに“1”が出力される。
【0043】図6は、カウンタ(図示せず)を設け、該
カウンタにより上記図5に示した比較出力を数値として
一定間隔毎にカウントした値により、チャンネル切り替
えを行う場合を説明するタイミングチャートである。カ
ウント値が5以上となるときにチャンネル切替動作を行
うとすれば、まず、干渉妨害が発生し、カウンタのカウ
ント値が“4”となるが、カウンタをリセットして引き
続きカウントを行い、つぎにカウンタのカウント値が1
0になったとき、チャンネル切替動作が実行され、その
後、チャンネル切り替えが完了して、再び一定間隔毎の
カウントを行う。
【0046】図7は、チャンネル切替動作を行うまでの
前提動作を示すフローチャートであり、まず、初期設定
(t=0、c=0)を行う(S701)、ここで、tは
タイマにより計測される経過時間を示し、cはカウンタ
によりカウントされるカウント値をそれぞれ示してい
る。その後、比較回路159からの出力が“0”か
“1”かを判断し(S702)、“1”であると判断し
た場合には、cの値を一つ増加(c=c+1)させる
(S703)。その後、経過時間tと観測時間Tを比較
し、経過時間tが観測時間Tよりも短いか(t<T)否
かを判断する(S704)。
【0044】そこで、経過時間tが観測時間Tよりも短
いと判断した場合には、上記ステップS702に戻り、
反対に、経過時間tが観測時間Tよりも短くないと判断
した場合には、つぎに、カウント値cとカウント値の比
較基準値ctを比較し、カウント値cがカウント値の比
較基準値ctよりも大きいか(c>ct)否かを判断す
る(S705)。その結果、カウント値cがカウント値
の比較基準値ctよりも大きくないと判断した場合に
は、上記ステップS701に戻り、反対に、カウント値
cがカウント値の比較基準値ctよりも大きいと判断し
た場合には、チャンネル切替動作を実行する(S70
6)。
【0045】図8は、マスタ側(a)およびスレーブ側
(b)それぞれ対応するチャンネル切替動作を示すフロ
ーチャートである。まず、マスタ側において、送信をオ
フし(S801)、シンセサイザのチャンネル番号を初
期設定(n=1)する(S802)。その後、受信電波
があるか否かを判断し(S803)、受信電波があると
判断した場合には、シンセサイザをつぎのチャンネル番
号に設定(n=n+1)し(S804)、上記ステップ
S803の判断を繰り返す。反対に、受信電波がないと
判断した場合には、同期用バーストの送信を行い(S8
05)、相手方からの応答があるか否かを判断する(S
806)。応答がないと判断した場合には、応答がある
と判断するまでこのステップS806の判断を繰り返
す。反対に、相手方からの応答があったと判断した場合
には、ACKを返送し(S807)、通信を再開する
(S808)。
【0046】同様に、スレーブ側においても、マスタ側
の動作に対応して送信をオフし(S809)、シンセサ
イザのチャンネル番号を初期設定(n=1)する(S8
10)。その後、相手側からの同期用バースト信号を受
信したか否かを判断し(S811)、同期用バースト信
号を受信していないと判断した場合には、シンセサイザ
をつぎのチャンネル番号に設定(n=n+1)し(S8
12)、上記ステップS811の判断を繰り返す。反対
に、同期用バースト信号を受信したと判断した場合に
は、相手側に応答を返送する(S813)、つぎに、A
CKを受信したか否かを判断し(S814)、受信して
いないと判断した場合には上記ステップS813に戻
り、反対に、ACKを受信したと判断した場合には、通
信を再開する(S815)。
【0047】つぎに、相関値閾値の最適値についてフェ
ージングがない場合を例にとって説明する。図9は、1
6ビットの拡散符号にて伝送したときのビット誤り率特
性と相関値が15を下回る確立を示したものである。た
とえば、音声品質に劣化を感じ始めるビット誤り率10
-4において劣化検出を実行するためには、相関値が15
を下回る割合が一定時間観測して50%を越えるときを
検出すればよい。実際にはフェージングがあるため、平
均化したときの分散ができるだけ小さくなるように観測
時間を長くとる必要がある。人が移動する速度を5km
/h、周波数を900MHZ とすれば、フェージング周
波数は約4HZ となる。すなわち、数秒間観測すればフ
ェージング変動による分散も小さくすることができる。
【0048】上記の実施例にあっては、親機および子機
は、受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検出し、
該検出された相関値と予め定められている基準値とを比
較することにより、無線チャンネルを切り替えることを
特徴としてるが、相関値のほか、受信信号の信号レベ
ル、干渉波のレベル、信号対雑音比等を検出して、この
少なくとも一つ以上の検出結果を上記相関値を利用する
システムと組み合わせることにより、より正確な無線チ
ャンネルの切り替えを実行でき、通信の継続を支障なく
行えるコードレス電話機が得られる。
【0049】また、上記の実施例は、コードレス電話機
を例にとって説明しているが、本発明の適用はコードレ
ス電話機に限定されず、移動無線通信方式の機器であれ
ば、たとえば、セルラー自動車電話等にも適用すること
ができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるチ
ャンネル切替制御方法およびそれを用いたコードレス電
話機は、受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検出
し、該検出された相関値と予め定められている基準値と
を比較し、該比較結果により無線チャンネルを切り替え
制御するため、強力な干渉妨害があった場合でも、確実
にチャンネル切り替えを実行でき、通話に支障なく通信
を継続することができる。
【0051】また、本発明にかかるチャンネル切替制御
方法およびそれを用いたコードレス電話機は、受信信号
と参照拡散符号系列との相関値を検出し、該検出された
相関値と、検出された干渉波レベル、受信信号レベル、
信号対雑音比の少なくとも一つとの組合せ結果に基づい
て無線チャンネルを切り替え制御するため、強力な干渉
妨害があった場合でも、より確実にチャンネル切り替え
を実行でき、さらに通話に支障なく通信を継続すること
ができる。
【0052】また、本発明にかかるチャンネル切替制御
方法およびそれを用いたコードレス電話機は、受信信号
と参照拡散符号系列との相関値を検出し、該検出された
相関値と予め定められている基準値とを比較し、該比較
結果の出力を一定間隔でサンプリングし、該サンプリン
グ間隔の整数倍の周期間におけるサンプル値をカウント
し、該カウント値が一定値を下回ったとき、無線チャン
ネルを切り替えることにより通信を継続するため、より
簡易にチャンネル切り替えを実行できる。
【0053】また、本発明にかかるチャンネル切替制御
方法およびそれを用いたコードレス電話機は、親機と子
機とが時分割により通信を実行し、バーストフレームの
同期が一定期間とれないと判断したとき、無線チャンネ
ルを切り替えることにより通信を継続し、また、無線チ
ャンネルを切り替える際に、親機あるいは子機の一方が
複数の無線チャンネルを切り替えて受信し、該受信した
無線チャンネルのうち空いているチャンネルを用いて同
期のためのバースト信号を送信し、他方の親機あるいは
子機は複数の無線チャンネルを切り替えてバースト信号
を受信し、バースト信号が検出された無線チャンネルに
て通信を再開するため、より確実に親機と子機間におい
てチャンネル切り替えを実行でき、さらに通話に支障な
く通信を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるチャンネル切替制御方法の基本
動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明にかかるコードレス電話機の子機の構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明にかかるコードレス電話機の親機の構成
を示すブロック図である。
【図4】図2、図3に示した相関検出器の構成を示す説
明図である。
【図5】相関値検出動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】図5に示した比較出力を数値としてカウントし
た値により、チャンネル切り替えを行う場合を示すタイ
ミングチャートである。
【図7】チャンネル切替動作を行うまでの前提動作を示
すフローチャートである。
【図8】マスタ側(a)およびスレーブ側(b)それぞ
れ対応するチャンネル切替動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】16ビットの拡散符号にて伝送したときのビッ
ト誤り率特性と相関値が15を下回る確立を示したグラ
フである。
【符号の説明】
120 CODEC 123 フレーマ回路 131 加算回路 133、151 ミクサ回路 135 局部発振器 140 拡散符号発生器 141 拡散符号系列 154 復調回路 156 相関検出器 158 クロック再生回路 159 比較回路 160 基準相関値 170、270 制御回路 212 電話回線インタフェース回路 213 電話回線 301 シフトレジスタ 302 EXOR回路群 303 インバータ群 304 加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続される親機と、該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち一つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機との間において、受信信号と参照拡散符号系列
    との相関値を検出し、該検出された相関値と予め定めら
    れている基準値とを比較し、該比較結果により前記相関
    値が前記基準値よりも低いと判断したとき、前記無線チ
    ャンネルを切り替え制御するチャンネル切替制御方法に
    おいて、 前記親機と子機とが時分割により通信を実行し、バース
    トフレームの同期が一定期間とれないと判断したとき、
    前記無線チャンネルを切り替えることにより通信を継続
    することを特徴とするチャンネル切替制御方法。
  2. 【請求項2】 電話回線に接続される親機と、該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち一つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機との間において、受信信号と参照拡散符号系列
    との相関値を検出し、該検出された相関値と、検出され
    た干渉波レベル、受信信号レベル、信号対雑音比の少な
    くとも一つとの組合せ結果に基づいて前記無線チャンネ
    ルを切り替え制御するチャンネル切替制御方法におい
    て、 前記親機と子機とが時分割により通信を実行し、バース
    トフレームの同期が一定期間とれないと判断したとき、
    前記無線チャンネルを切り替えることにより通信を継続
    することを特徴とするチャンネル切替制御方法。
  3. 【請求項3】 電話回線に接続される親機と、該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち一つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において、
    前記親機および子機は、受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と、前記相関値検出
    手段により検出された相関値と予め定められている基準
    値とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結
    果により前記相関値が前記基準値よりも低いと判断した
    とき、前記無線チャンネルを切り替えることにより通信
    を継続する制御手段とを具備するコードレス電話機にお
    いて、 前記制御手段は、前記親機と子機とが時分割により通信
    を実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれない
    と判断したとき、前記無線チャンネルを切り替えること
    により通信を継続することを特徴とするコードレス電話
    機。
  4. 【請求項4】 電話回線に接続される親機と、該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち一つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において、
    前記親機および子機は、受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と、受信信号の信号
    レベルを検出する信号レベル検出手段と、前記相関値検
    出手段により検出された相関値と予め定められている基
    準値とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較
    結果および前記信号レベル検出手段により検出された信
    号レベルに基づいて前記無線チャンネルを切り替えるこ
    とにより通信を継続する制御手段とを具備するコードレ
    ス電話機において、 前記制御手段は、前記親機と子機とが時分割により通信
    を実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれない
    と判断したとき、前記無線チャンネルを切り替えること
    により通信を継続することを特徴とするコードレス電話
    機。
  5. 【請求項5】 電話回線に接続される親機と、該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち一つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において、
    前記親機および子機は、受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と、干渉波のレベル
    を検出する干渉波レベル検出手段と、前記相関値検出手
    段により検出された相関値と予め定められている基準値
    とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果
    および干渉波レベル検出手段により検出された干渉波レ
    ベルに基づいて前記無線チャンネルを切り替えることに
    より通信を継続する制御手段とを具備するコードレス電
    話機において、 前記制御手段は、前記親機と子機とが時分割により通信
    を実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれない
    と判断したとき、前記無線チャンネルを切り替えること
    により通信を継続することを特徴とするコードレス電話
    機。
  6. 【請求項6】 電話回線に接続される親機と、該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち一つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において、
    前記親機および子機は、受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と、信号対雑音比を
    検出する信号対雑音比検出手段と、前記相関値検出手段
    により検出された相関値と予め定められている基準値と
    を比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果お
    よび前記信号対雑音比検出手段により検出された信号対
    雑音比に基づいて前記無線チャンネルを切り替えること
    により通信を継続する制御手段とを具備するコードレス
    電話機において、 前記制御手段は、前記親機と子機とが時分割により通信
    を実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれない
    と判断したとき、前記無線チャンネルを切り替えること
    により通信を継続することを特徴とするコードレス電話
    機。
  7. 【請求項7】 電話回線に接続される親機と、該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち一つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において、
    前記親機および子機は、受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と、受信信号の信号
    レベルを検出する信号レベル検出手段と、干渉波のレベ
    ルを検出する干渉波レベル検出手段と、信号対雑音比を
    検出する信号対雑音比検出手段と、前記相関値検出手段
    により検出された相関値と予め定められている基準値と
    を比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果
    と、前記干渉波レベル検出手段により検出された干渉波
    レベル、信号レベル検出手段により検出された受信信号
    レベル、前記信号対雑音比検出手段により検出された信
    号対雑音比の少なくとも一つとの組合せ結果に基づいて
    前記無線チャンネルを切り替えることにより通信を継続
    する制御手段とを具備するコードレス電話機において、 前記制御手段は、前記親機と子機とが時分割により通信
    を実行し、バーストフレームの同期が一定期間とれない
    と判断したとき、前記無線チャンネルを切り替えること
    により通信を継続することを特徴とするコードレス電話
    機。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記比較手段からの出
    力を一定間隔でサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段によるサンプリング間隔の整数倍
    の周期間におけるサンプル値をカウントするカウント手
    段とを有し、前記カウント手段によるカウント値が一定
    値を下回ったとき、前記無線チャンネルを切り替えるこ
    とにより通信を継続することを特徴とする請求項3〜7
    のいずれか一つに記載のコードレス電話機。
  9. 【請求項9】 前記無線チャンネルを切り替える際に、
    前記親機あるいは子機の一方が複数の無線チャンネルを
    切り替えて受信し、該受信した無線チャンネルのうち空
    いているチャンネルを用いて同期のためのバースト信号
    を送信し、他方の親機あるいは子機は複数の無線チャン
    ネルを切り替えて前記バースト信号を受信し、前記バー
    スト信号が検出された無線チャンネルにて通信を再開す
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載
    のコードレス電話機。
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