JPH07170575A - チャンネル切替制御方法及びそれを用いたコードレス電話機 - Google Patents

チャンネル切替制御方法及びそれを用いたコードレス電話機

Info

Publication number
JPH07170575A
JPH07170575A JP34260693A JP34260693A JPH07170575A JP H07170575 A JPH07170575 A JP H07170575A JP 34260693 A JP34260693 A JP 34260693A JP 34260693 A JP34260693 A JP 34260693A JP H07170575 A JPH07170575 A JP H07170575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
correlation value
unit
detected
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34260693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3222001B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Tanaka
喜好 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uniden Corp filed Critical Uniden Corp
Priority to JP34260693A priority Critical patent/JP3222001B2/ja
Priority to US08/305,926 priority patent/US5533010A/en
Publication of JPH07170575A publication Critical patent/JPH07170575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3222001B2 publication Critical patent/JP3222001B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/72502Cordless telephones with one base station connected to a single line
    • H04M1/72505Radio link set-up procedures
    • H04M1/72511Searching for available channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強力な干渉妨害があった場合でも,特別なI
Dコードを使用することなく確実にチャンネル切り替え
を実行でき,支障なく通信を継続できる。 【構成】 電話回線に接続される親機と,該親機とスペ
クトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャ
ンネルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行する
子機とから構成されるコードレス電話機において,上記
親機および子機は,受信信号と参照拡散符号系列との相
関値を検出する相関検出器156と,相関検出器156
により検出された相関値と予め定められている基準相関
値160とを比較する比較回路159と,比較回路15
9による比較結果により相関値が基準相関値160より
も低いと判断したとき,無線チャンネルを切り替えるこ
とにより通信を継続する制御回路170とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,電話回線に接続される
親機と,該親機とスペクトラム拡散方式により切り替え
可能な複数の無線チャンネルのうち1つのチャンネルを
介して通信を実行する子機とから構成されるコードレス
電話機に関し,特に,受信信号と参照拡散符号系列との
相関値を検出して,無線チャンネルを切り替えることに
より通信を継続するチャンネル切替制御方法及びコード
レス電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるコードレス電話機において
チャンネル切り替えを実行する方式としては,通信にお
ける信号対雑音比を検出し,所定の閾値を下回る時間率
に基づいてチャンネル切り替えを行う方式と,受信信号
入力(レベル)を検出し,同様に,所定の閾値を下回る
時間率に基づいてチャンネル切り替えを行う方式とが実
用化され,さらには,移動無線通信において信号対雑音
の閾値に対する関係と受信信号レベルの閾値に対する関
係の両方に基づき通話中チャンネルを切り替える方式も
提案されている。その他,通話中のチャンネルである通
話元チャンネルにおける干渉波レベルに対する通信レベ
ルの比を測定し,該測定値が所定値以下のとき,チャン
ネルを切り替える方式もすでに提案されている。
【0003】また,USP4,783,844には,機
器ごとに設定される特別なIDコードを通信に利用し,
該IDコードが正しく受信されているか否かによりチャ
ンネルの切り替えを実行するシステムが開示されてい
る。すなわち,IDコードが正しく受信されないような
状態になった場合に,その検出信号に基づいて使用して
いるチャンネルを切り替えるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,コード
レス電話機のような移動無線通信システムにあっては,
干渉波妨害の検出が難しく,また,上記に示した方式に
あっては,強力な妨害波があったような場合には,チャ
ンネル切り替え動作に必要な制御データの授受が不可能
となるため,通信の継続が困難になるという問題点があ
った。
【0005】また,上記USP4,783,844に開
示されているチャンネル切替方式にあっては,チャンネ
ル切り替えのためだけの特別のIDコードを設定しなけ
ればならず,該IDコードを音声信号と共に常時送受信
しなければならない。その結果,比較的高い周波数を用
いる音声信号と比較的低い周波数を用いるデータ信号を
確実に分離する必要があり,該分離処理を実行する変調
部あるいは復調部に不要な負荷がかかるという問題点が
あった。
【0006】本発明は,上記に鑑みてなされたもので,
受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検出して,該
相関値に基づいて無線チャンネルを切り替えることによ
り,強力な干渉妨害があった場合でも,特別なIDコー
ドを用いずに確実にチャンネル切り替えを実行でき,通
話に支障なく通信を継続できるようにすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の目的を
達成するために,請求項1に係るチャンネル切替制御方
法は,電話回線に接続される親機と,該親機とスペクト
ラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネ
ルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行する子機
との間において,受信信号と参照拡散符号系列との相関
値を検出し,該検出された相関値と予め定められている
基準値とを比較し,該比較結果により前記相関値が前記
基準値よりも低いと判断したとき,前記無線チャンネル
を切り替え制御するものである。
【0008】また,請求項2に係るチャンネル切替制御
方法は,電話回線に接続される親機と,該親機とスペク
トラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャン
ネルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行する子
機との間において,受信信号と参照拡散符号系列との相
関値を検出し,該検出された相関値と,検出された干渉
波レベル,受信信号レベル,信号対雑音比の少なくとも
1つとの組合せ結果に基づいて前記無線チャンネルを切
り替え制御するものである。
【0009】また,請求項3に係るコードレス電話機
は,電話回線に接続される親機と,該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち1つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において,前記親機お
よび子機は,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と,前記相関値検出手段により
検出された相関値と予め定められている基準値とを比較
する比較手段と,前記比較手段による比較結果により前
記相関値が前記基準値よりも低いと判断したとき,前記
無線チャンネルを切り替えることにより通信を継続する
制御手段とを具備するものである。
【0010】また,請求項4に係るコードレス電話機
は,電話回線に接続される親機と,該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち1つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において,前記親機お
よび子機は,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と,受信信号の信号レベルを検
出する信号レベル検出手段と,前記相関値検出手段によ
り検出された相関値と予め定められている基準値とを比
較する比較手段と,前記比較手段による比較結果および
前記信号レベル検出手段により検出された信号レベルに
基づいて前記無線チャンネルを切り替えることにより通
信を継続する制御手段とを具備するものである。
【0011】また,請求項5に係るコードレス電話機
は,電話回線に接続される親機と,該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち1つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において,前記親機お
よび子機は,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と,干渉波のレベルを検出する
干渉波レベル検出手段と,前記相関値検出手段により検
出された相関値と予め定められている基準値とを比較す
る比較手段と,前記比較手段による比較結果および干渉
波レベル検出手段により検出された干渉波レベルに基づ
いて前記無線チャンネルを切り替えることにより通信を
継続する制御手段とを具備するものである。
【0012】また,請求項6に係るコードレス電話機
は,電話回線に接続される親機と,該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち1つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において,前記親機お
よび子機は,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と,信号対雑音比を検出する信
号対雑音比検出手段と,前記相関値検出手段により検出
された相関値と予め定められている基準値とを比較する
比較手段と,前記比較手段による比較結果および前記信
号対雑音比検出手段により検出された信号対雑音比に基
づいて前記無線チャンネルを切り替えることにより通信
を継続する制御手段とを具備するものである。
【0013】また,請求項7に係るコードレス電話機
は,電話回線に接続される親機と,該親機とスペクトラ
ム拡散方式により切り替え可能な複数の無線チャンネル
のうち1つのチャンネルを介して通信を実行する子機と
から構成されるコードレス電話機において,前記親機お
よび子機は,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出する相関値検出手段と,受信信号の信号レベルを検
出する信号レベル検出手段と,干渉波のレベルを検出す
る干渉波レベル検出手段と,信号対雑音比を検出する信
号対雑音比検出手段と,前記相関値検出手段により検出
された相関値と予め定められている基準値とを比較する
比較手段と,前記比較手段による比較結果と,前記干渉
波レベル検出手段により検出された干渉波レベル,信号
レベル検出手段により検出された受信信号レベル,前記
信号対雑音比検出手段により検出された信号対雑音比の
少なくとも1つとの組合せ結果に基づいて前記無線チャ
ンネルを切り替えることにより通信を継続する制御手段
とを具備するものである。
【0014】また,請求項8に係るコードレス電話機
は,前記制御手段が,前記比較手段からの出力を一定間
隔でサンプリングするサンプリング手段と,前記サンプ
リング手段によるサンプリング間隔の整数倍の周期間に
おけるサンプル値をカウントするカウント手段とを有
し,前記カウント手段によるカウント値が一定値を下回
ったとき,前記無線チャンネルを切り替えることにより
通信を継続するものである。
【0015】また,請求項9に係るコードレス電話機
は,前記制御手段が,前記親機と子機とが時分割により
通信を実行し,バーストフレームの同期が一定期間とれ
ないと判断したとき,前記無線チャンネルを切り替える
ことにより通信を継続するものである。
【0016】また,請求項10に係るコードレス電話機
は,前記無線チャンネルを切り替える際に,前記親機あ
るいは子機の一方が複数の無線チャンネルを切り替えて
受信し,該受信した無線チャンネルのうち空いているチ
ャンネルを用いて同期のためのバースト信号を送信し,
他方の親機あるいは子機は複数の無線チャンネルを切り
替えて前記バースト信号を受信し,前記バースト信号が
検出された無線チャンネルにて通信を再開するものであ
る。
【0017】
【作用】本発明に係るチャンネル切替制御方法(請求項
1)は,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検出
し,該検出された相関値と予め定められている基準値と
を比較し,該比較結果により無線チャンネルを切り替え
制御する。
【0018】また,本発明に係るチャンネル切替制御方
法(請求項2)は,受信信号と参照拡散符号系列との相
関値を検出し,該検出された相関値と,検出された干渉
波レベル,受信信号レベル,信号対雑音比の少なくとも
1つとの組合せ結果に基づいて無線チャンネルを切り替
え制御する。
【0019】また,本発明に係るコードレス電話機(請
求項3)は,親機および子機間において,受信信号と参
照拡散符号系列との相関値を検出し,検出された相関値
と予め定められている基準値とを比較し,比較結果によ
り相関値が基準値よりも低いと判断したとき,無線チャ
ンネルを切り替えることにより通信を継続する。
【0020】また,本発明に係るコードレス電話機(請
求項4)は,親機および子機間において,受信信号と参
照拡散符号系列との相関値を検出し,受信信号の信号レ
ベルを検出し,検出された相関値と予め定められている
基準値とを比較し,比較結果および検出された信号レベ
ルに基づいて無線チャンネルを切り替えることにより通
信を継続する。
【0021】また,本発明に係るコードレス電話機(請
求項5)は,親機および子機間において,受信信号と参
照拡散符号系列との相関値を検出し,干渉波のレベルを
検出し,検出された相関値と予め定められている基準値
とを比較し,比較結果および検出された干渉波レベルに
基づいて無線チャンネルを切り替えることにより通信を
継続する。
【0022】また,本発明に係るコードレス電話機(請
求項6)は,親機および子機間において,受信信号と参
照拡散符号系列との相関値を検出し,信号対雑音比を検
出し,検出された相関値と予め定められている基準値と
を比較し,比較結果および検出された信号対雑音比に基
づいて無線チャンネルを切り替えることにより通信を継
続する。
【0023】また,本発明に係るコードレス電話機(請
求項7)は,親機および子機間において,受信信号と参
照拡散符号系列との相関値を検出し,受信信号の信号レ
ベルを検出し,干渉波のレベルを検出し,信号対雑音比
を検出し,検出された相関値と予め定められている基準
値とを比較し,比較結果と,検出された干渉波レベル,
検出された受信信号レベル,検出された信号対雑音比の
少なくとも1つとの組合せ結果に基づいて無線チャンネ
ルを切り替えることにより通信を継続する。
【0024】また,本発明に係るコードレス電話機(請
求項8)は,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を
検出し,該検出された相関値と予め定められている基準
値とを比較し,該比較結果の出力を一定間隔でサンプリ
ングし,該サンプリング間隔の整数倍の周期間における
サンプル値をカウントし,該カウント値が一定値を下回
ったとき,無線チャンネルを切り替えることにより通信
を継続する。
【0025】また,本発明に係るコードレス電話機(請
求項9)は,親機と子機とが時分割により通信を実行
し,バーストフレームの同期が一定期間とれないと判断
したとき,無線チャンネルを切り替えることにより通信
を継続する。
【0026】また,本発明に係るコードレス電話機(請
求項10)は,無線チャンネルを切り替える際に,親機
あるいは子機の一方が複数の無線チャンネルを切り替え
て受信し,該受信した無線チャンネルのうち空いている
チャンネルを用いて同期のためのバースト信号を送信
し,他方の親機あるいは子機は複数の無線チャンネルを
切り替えて前記バースト信号を受信し,前記バースト信
号が検出された無線チャンネルにて通信を再開する。
【0027】
【実施例1】以下,本発明に係るチャンネル切替制御方
法及びそれを用いたコードレス電話機の実施例について
図面に基づいて説明する。図1は,チャンネル切替制御
方法の制御動作を示すフローチャートであり,まず,電
話回線に接続される親機と,該親機とスペクトラム拡散
方式により切り替え可能な複数の無線チャンネルのうち
1つのチャンネルを介して通信を実行する子機との間に
おいて,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検出
し(S101),該検出された相関値と予め定められて
いる基準値とを比較し(S102),該比較結果により
相関値が前記基準値よりも低いか否か(相関値<基準
値)を判断し(S103),相関値が基準値よりも低い
と判断した場合には,無線チャンネルを切り替え制御す
る(S104)ものである。
【0028】ここで,上記スペクトラム拡散方式とは,
情報信号の伝送に際して,拡散符号系列によって二次変
調を行い,その本来持っている固有の帯域幅(スペクト
ラム幅)よりも広い帯域幅を持つ信号に変換して伝送す
ることにより,耐干渉性や信号の秘匿性に優れた通信シ
ステムを実現する方式である。
【0029】また,上記実施例に係る受信信号と参照拡
散符号系列との相関値を検出し,該検出された相関値を
利用して無線チャンネルを切り替え制御するするほか,
従来における干渉波レベル,受信信号レベルあるいは信
号対雑音比を検出し,その中の少なくとも1つとの組合
せ結果に基づいて無線チャンネルを切り替え制御するよ
うに構成してもよい。
【0030】次に,上記実施例に係るチャンネル切替制
御方法を用いたコードレス電話機の実施例を図面に基づ
いて説明する。図2は,本発明に係るコードレス電話機
の子機の構成を示すブロック図であり,図において,1
00は信号の送/受信を行うアンテナ,101は信号の
流れを切り替えるアンテナスイッチ回路,110は音声
を入力するマイク,111は音声を出力するスピーカ
ー,120はアナログ(デジタル)音声信号をデジタル
(アナログ)音声信号に変換するCODEC,121は
CODEC120により変換されたデジタル音声信号,
122はCODEC120に入力されるデジタル音声信
号である。
【0031】また,123はデジタル音声信号121を
入力して,該信号を時分割多重されたバースト状のベー
スバンドデータに変換するフレーマ回路,130はフレ
ーマ回路123により変換されたベースバンドデータ,
131はベースバンドデータ130と拡散符号系列(後
述する)との排他的論理和をとる加算回路,132は加
算回路131からの排他的論理和出力を変調する変調
器,133は変調器132により変調された出力と局部
発振器(後述する)からの出力を乗算してRF信号に変
換するミクサ回路,134はミクサ回路133から出力
されるRF信号を電力増幅する電力増幅器,135はミ
クサ回路等へ信号を出力する局部発振器である。
【0032】また,140は制御回路(後述する)によ
り制御されて拡散符号を発生させる拡散符号発生器,1
41は拡散符号発生器140により発生される拡散符号
系列,150はアンテナ100,アンテナスイッチ回路
101を介して入力された信号を増幅するRF増幅器,
151はRF増幅器からの出力と局部発振回路135か
らの出力を乗算するミクサ回路,152はミクサ回路1
51からの出力をIF周波数に変換するIFフィルタ,
153はIFフィルタ152からの出力を増幅するIF
増幅器,154はIF増幅器153からの出力を復調す
る復調回路,155は復調回路154から出力される復
調出力,156は復調出力155を送信側と同じ拡散符
号系列に対する相関値を求め,該出力をベースバンド信
号に変換する相関検出器,157は相関検出器156か
ら出力されるベースバンド信号,158はベースバンド
信号157の一部を入力して,クロックを再生すること
によりフレーマ回路123にタイミング情報を供給する
クロック再生回路,159はベースバンド信号の一部を
入力して,ある一定の基準相関値と比較する比較回路で
ある。
【0033】さらに,160は比較回路の一方に入力す
る一定の基準相関値,161はフレーマ回路123から
出力される同期状態の情報信号,162はフレーマ回路
123から出力される送受信切り替え情報信号,170
は本システム全体を制御する制御回路,171は制御回
路170に対して操作信号を入力するダイヤルキーパッ
ドである。
【0034】次に,動作について説明する。マイク11
0から入力された音声信号はCODEC120によりデ
ジタル音声信号に変換され,フレーマ回路123により
時分割多重されたバースト状のベースバンドデータ13
0に変換される。該バースバンドデータ130は拡散符
号発生器140からの拡散符号系列141と排他的論理
和131をとり,拡散符号化され変調器132により変
調される。なお,拡散符号発生器140により発生され
る符号は制御回路170により設定される。
【0035】変調器132からの出力はミクサ回路13
3に入力され,局部発振器135からの出力と乗算され
てRF信号に変換された後,電力増幅器134により電
力増幅され,フレーマ回路123から出力される送受信
切り替え情報信号162により切り替わるアンテナスイ
ッチ回路101を介してアンテナ100から送信され
る。
【0036】受信側では,アンテナ100からの信号は
アンテナスイッチ回路101を介してRF増幅器150
により増幅され,局部発振回路135からの出力とミク
サ回路151により乗算され,IFフィルタ152を介
してIF周波数に変換される。その後,IF増幅器15
3により増幅され,復調回路154により復調される。
該復調出力155は相関検出器156により送信側と同
じ拡散符号系列に対する相関値を求め,ベースバンド信
号157に変換される。
【0037】上記ベースバンド信号157の一部はクロ
ック再生回路158に入力され,クロックを再生してフ
レーマ回路123に対してタイミング情報を供給する。
また,ベースバンド信号157はフレーマ回路123に
入力され,内部において再生クロックによりサンプリン
グされて,時分割多重データから音声データ122を取
り出し,CODEC120に入力される。
【0038】上記CODEC120は,音声データ12
2をアナログ音声信号に変換し,スピーカー111を駆
動して受話音を出力する。また,一方でバースバンド信
号157は比較回路159に入力され,ある一定の基準
相関値160と比較され,その比較結果が制御回路17
0に対して出力される。該制御回路170はダイヤルキ
ーパッド171から入力される情報によりコードレス電
話としての操作の制御を実行すると共にフレーマ回路1
23の動作のための設定や,無線を介して行う制御デー
タの授受を実行する。さらに,フレーマ回路123から
出力される同期状態の情報161を監視している。
【0039】図3は,親機の構成を示すブロック図であ
り,図2に示した子機の構成要素と同一のものについて
は,同一の符号を用いて示すことにより,その説明を省
略し,子機の構成と異なる部分についてのみ説明する。
図において,212は子機と電話回線とを接続する電話
回線インタフェース回路,213は電話回線,214は
送話音,215は受話音,270は親機各部を制御する
制御回路である。
【0040】次に,動作について説明する。電話回線2
13からの信号は,電話インタフェース回路212によ
り送話音214と受話音215との分離が行われ,制御
回路270は電話インタフェース回路212を制御して
電話回線213と親機との間の信号制御を実行するもの
である。
【0041】図4は,上記図2あるいは図3に示した相
関検出器156の構成を示す説明図であり,相関検出器
156は,入力信号を入力して複数列にシフトさせるシ
フトレジスタ301と,シフトレジスタ301からの信
号と参照拡散符号系列141との排他的論理和をとるE
XOR回路群302と,EXOR回路群302からの出
力を符号反転するインバータ群303と,インバータ群
303からの出力の総和をとる加算回路304とから構
成される。
【0042】次に,動作について説明する。入力信号が
シフトレジスタ301に入力され,該シフトレジスタ3
01の各段の出力は,EXOR回路群302により参照
拡散符号系列との排他的論理和をとり,インバータ群3
03により符号反転される。その後,加算回路304に
より総和をとり,相関値が求められ,ベースバンド信号
157として出力される。
【0043】図5は,相関検出動作を示すタイミングチ
ャートであり,ベースバンドデータ出力と,拡散後のデ
ータ出力,受信器の相関検出器出力,受信ベースバンド
データ出力および比較出力に基づいて説明する。図にお
いて,ベースバンドデータ出力が“1”のとき,拡散後
のデータ出力が16ビット長拡散符号系列PN−Aであ
り,反対に,ベースバンドデータ出力が“0”のとき,
拡散後のデータ出力が反転PN−Aとなる。
【0044】さらに,受信機(子機)の相関検出器15
6からの出力である相関値が8より大きい場合(例え
ば,16,12,15,10)には,受信ベースバンド
データが“1”となり,反対に,相関値が“8”より小
さい場合(例えば,“0”,“2”)には,受信ベース
バンドデータが“1”となる。すなわち,この受信ベー
スバンドデータは,再生クロックによりサンプリングさ
れたデータであり,比較出力は基準とした相関値に対し
て実際の相関値が劣化した場合,例えば,比較レベル
(3≦相関値ρ≦13)であるとすると,受信器の相関
検出器からの出力である相関値が,“12”,“10”
のときに“1”が出力される。
【0045】図6は,カウンタ(図示せず)を設け,該
カウンタにより上記図5に示した比較出力を数値として
一定間隔毎にカウントした値により,チャンネル切り替
えを行う場合を説明するタイミングチャートである。カ
ウント値が5以上となるときにチャンネル切替動作を行
うとすれば,まず,干渉妨害が発生し,カウンタのカウ
ント値が“4”となるが,カウンタをリセットして引き
続きカウントを行い,次にカウンタのカウント値が10
になったとき,チャンネル切替動作が実行され,その
後,チャンネル切り替えが完了して,再び一定間隔毎の
カウントを行う。
【0046】図7は,チャンネル切替動作を行うまでの
前提動作を示すフローチャートであり,まず,初期設定
(t=0,c=0)を行う(S701),ここで,tは
タイマにより計測される経過時間を示し,cはカウンタ
によりカウントされるカウント値をそれぞれ示してい
る。その後,比較回路159からの出力が“0”か
“1”かを判断し(S702),“1”であると判断し
た場合には,cの値を1つ増加(c=c+1)させる
(S703)。その後,経過時間tと観測時間Tを比較
し,経過時間tが観測時間Tよりも短いか(t<T)否
かを判断する(S704)。
【0047】そこで,経過時間tが観測時間Tよりも短
いと判断した場合には,上記ステップS702に戻り,
反対に,経過時間tが観測時間Tよりも短くないと判断
した場合には,次に,カウント値cとカウント値の比較
基準値ctを比較し,カウント値cがカウント値の比較
基準値ctよりも大きいか(c>ct)否かを判断する
(S705)。その結果,カウント値cがカウント値の
比較基準値ctよりも大きくないと判断した場合には,
上記ステップS701に戻り,反対に,カウント値cが
カウント値の比較基準値ctよりも大きいと判断した場
合には,チャンネル切替動作を実行する(S706)。
【0048】図8は,マスタ側(a)およびスレーブ側
(b)それぞれ対応するチャンネル切替動作を示すフロ
ーチャートである。まず,マスタ側において,送信をオ
フし(S801),シンセサイザのチャンネル番号を初
期設定(n=1)する(S802)。その後,受信電波
があるか否かを判断し(S803),受信電波があると
判断した場合には,シンセサイザを次のチャンネル番号
に設定(n=n+1)し(S804),上記ステップS
803の判断を繰り返す。反対に,受信電波がないと判
断した場合には,同期用バーストの送信を行い(S80
5),相手方からの応答があるか否かを判断する(S8
06)。応答がないと判断した場合には,応答があると
判断するまでこのステップS806の判断を繰り返す。
反対に,相手方からの応答があったと判断した場合に
は,ACKを返送し(S807),通信を再開する(S
808)。
【0049】同様に,スレーブ側においても,マスタ側
の動作に対応して送信をオフし(S809),シンセサ
イザのチャンネル番号を初期設定(n=1)する(S8
10)。その後,相手側からの同期用バースト信号を受
信したか否かを判断し(S811),同期用バースト信
号を受信していないと判断した場合には,シンセサイザ
を次のチャンネル番号に設定(n=n+1)し(S81
2),上記ステップS811の判断を繰り返す。反対
に,同期用バースト信号を受信したと判断した場合に
は,相手側に応答を返送する(S813),次に,AC
Kを受信したか否かを判断し(S814),受信してい
ないと判断した場合には上記ステップS813に戻り,
反対に,ACKを受信したと判断した場合には,通信を
再開する(S815)。
【0050】次に,相関値閾値の最適値についてフェー
ジングがない場合を例にとって説明する。図9は,16
ビットの拡散符号にて伝送したときのビット誤り率特性
と相関値が15を下回る確立を示したものである。例え
ば,音声品質に劣化を感じ始めるビット誤り率10-4
おいて劣化検出を実行するためには,相関値が15を下
回る割合が一定時間観測して50%を越えるときを検出
すればよい。実際にはフェージングがあるため,平均化
したときの分散ができるだけ小さくなるように観測時間
を長くとる必要がある。人が移動する速度を5km/
h,周波数を900MHZ とすれば,フェージング周波
数は約4HZ となる。すなわち,数秒間観測すればフェ
ージング変動による分散も小さくすることができる。
【0051】上記の実施例にあっては,親機および子機
は,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検出し,
該検出された相関値と予め定められている基準値とを比
較することにより,無線チャンネルを切り替えることを
特徴としてるが,相関値のほか,受信信号の信号レベ
ル,干渉波のレベル,信号対雑音比等を検出して,この
少なくとも1つ以上の検出結果を上記相関値を利用する
システムと組み合わせることにより,より正確な無線チ
ャンネルの切り替えを実行でき,通信の継続を支障なく
行えるコードレス電話機が得られる。
【0052】また,上記の実施例は,コードレス電話機
を例にとって説明しているが,本発明の適用はコードレ
ス電話機に限定されず,移動無線通信方式の機器であれ
ば,例えば,セルラー自動車電話等にも適用することが
できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係るチャ
ンネル切替制御方法及びそれを用いたコードレス電話機
は,受信信号と参照拡散符号系列との相関値を検出し,
該検出された相関値と予め定められている基準値とを比
較し,該比較結果により無線チャンネルを切り替え制御
するため,強力な干渉妨害があった場合でも,確実にチ
ャンネル切り替えを実行でき,通話に支障なく通信を継
続することができる。
【0054】また,本発明に係るチャンネル切替制御方
法及びそれを用いたコードレス電話機は,受信信号と参
照拡散符号系列との相関値を検出し,該検出された相関
値と,検出された干渉波レベル,受信信号レベル,信号
対雑音比の少なくとも1つとの組合せ結果に基づいて無
線チャンネルを切り替え制御するため,強力な干渉妨害
があった場合でも,より確実にチャンネル切り替えを実
行でき,さらに通話に支障なく通信を継続することがで
きる。
【0055】また,本発明に係るチャンネル切替制御方
法及びそれを用いたコードレス電話機は,受信信号と参
照拡散符号系列との相関値を検出し,該検出された相関
値と予め定められている基準値とを比較し,該比較結果
の出力を一定間隔でサンプリングし,該サンプリング間
隔の整数倍の周期間におけるサンプル値をカウントし,
該カウント値が一定値を下回ったとき,無線チャンネル
を切り替えることにより通信を継続するため,より簡易
にチャンネル切り替えを実行できる。
【0056】また,本発明に係るチャンネル切替制御方
法及びそれを用いたコードレス電話機は,親機と子機と
が時分割により通信を実行し,バーストフレームの同期
が一定期間とれないと判断したとき,無線チャンネルを
切り替えることにより通信を継続し,また,無線チャン
ネルを切り替える際に,親機あるいは子機の一方が複数
の無線チャンネルを切り替えて受信し,該受信した無線
チャンネルのうち空いているチャンネルを用いて同期の
ためのバースト信号を送信し,他方の親機あるいは子機
は複数の無線チャンネルを切り替えてバースト信号を受
信し,バースト信号が検出された無線チャンネルにて通
信を再開するため,より確実に親機と子機間においてチ
ャンネル切り替えを実行でき,さらに通話に支障なく通
信を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチャンネル切替制御方法の基本動
作を示すフローチャートである。
【図2】本発明に係るコードレス電話機の子機の構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明に係るコードレス電話機の親機の構成を
示すブロック図である。
【図4】図2,図3に示した相関検出器の構成を示す説
明図である。
【図5】相関値検出動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図6】図5に示した比較出力を数値としてカウントし
た値により,チャンネル切り替えを行う場合を示すタイ
ミングチャートである。
【図7】チャンネル切替動作を行うまでの前提動作を示
すフローチャートである。
【図8】マスタ側(a)およびスレーブ側(b)それぞ
れ対応するチャンネル切替動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】16ビットの拡散符号にて伝送したときのビッ
ト誤り率特性と相関値が15を下回る確立を示したグラ
フである。
【符号の説明】
120 CODEC 123 フレーマ
回路 131 加算回路 133,151
ミクサ回路 135 局部発振器 140 拡散符号
発生器 141 拡散符号系列 154 復調回路 156 相関検出器 158 クロック
再生回路 159 比較回路 160 基準相関
値 170,270 制御回路 212 電話回線
インタフェース回路 213 電話回線 301 シフトレ
ジスタ 302 EXOR回路群 303 インバー
タ群 304 加算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 13/00 G

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続される親機と,該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機との間において,受信信号と参照拡散符号系列
    との相関値を検出し,該検出された相関値と予め定めら
    れている基準値とを比較し,該比較結果により前記相関
    値が前記基準値よりも低いと判断したとき,前記無線チ
    ャンネルを切り替え制御することを特徴とするチャンネ
    ル切替制御方法。
  2. 【請求項2】 電話回線に接続される親機と,該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機との間において,受信信号と参照拡散符号系列
    との相関値を検出し,該検出された相関値と,検出され
    た干渉波レベル,受信信号レベル,信号対雑音比の少な
    くとも1つとの組合せ結果に基づいて前記無線チャンネ
    ルを切り替え制御することを特徴とするチャンネル切替
    制御方法。
  3. 【請求項3】 電話回線に接続される親機と,該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において,
    前記親機および子機は,受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と,前記相関値検出
    手段により検出された相関値と予め定められている基準
    値とを比較する比較手段と,前記比較手段による比較結
    果により前記相関値が前記基準値よりも低いと判断した
    とき,前記無線チャンネルを切り替えることにより通信
    を継続する制御手段とを具備することを特徴とするコー
    ドレス電話機。
  4. 【請求項4】 電話回線に接続される親機と,該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において,
    前記親機および子機は,受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と,受信信号の信号
    レベルを検出する信号レベル検出手段と,前記相関値検
    出手段により検出された相関値と予め定められている基
    準値とを比較する比較手段と,前記比較手段による比較
    結果および前記信号レベル検出手段により検出された信
    号レベルに基づいて前記無線チャンネルを切り替えるこ
    とにより通信を継続する制御手段とを具備することを特
    徴とするコードレス電話機。
  5. 【請求項5】 電話回線に接続される親機と,該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において,
    前記親機および子機は,受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と,干渉波のレベル
    を検出する干渉波レベル検出手段と,前記相関値検出手
    段により検出された相関値と予め定められている基準値
    とを比較する比較手段と,前記比較手段による比較結果
    および干渉波レベル検出手段により検出された干渉波レ
    ベルに基づいて前記無線チャンネルを切り替えることに
    より通信を継続する制御手段とを具備することを特徴と
    するコードレス電話機。
  6. 【請求項6】 電話回線に接続される親機と,該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において,
    前記親機および子機は,受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と,信号対雑音比を
    検出する信号対雑音比検出手段と,前記相関値検出手段
    により検出された相関値と予め定められている基準値と
    を比較する比較手段と,前記比較手段による比較結果お
    よび前記信号対雑音比検出手段により検出された信号対
    雑音比に基づいて前記無線チャンネルを切り替えること
    により通信を継続する制御手段とを具備することを特徴
    とするコードレス電話機。
  7. 【請求項7】 電話回線に接続される親機と,該親機と
    スペクトラム拡散方式により切り替え可能な複数の無線
    チャンネルのうち1つのチャンネルを介して通信を実行
    する子機とから構成されるコードレス電話機において,
    前記親機および子機は,受信信号と参照拡散符号系列と
    の相関値を検出する相関値検出手段と,受信信号の信号
    レベルを検出する信号レベル検出手段と,干渉波のレベ
    ルを検出する干渉波レベル検出手段と,信号対雑音比を
    検出する信号対雑音比検出手段と,前記相関値検出手段
    により検出された相関値と予め定められている基準値と
    を比較する比較手段と,前記比較手段による比較結果
    と,前記干渉波レベル検出手段により検出された干渉波
    レベル,信号レベル検出手段により検出された受信信号
    レベル,前記信号対雑音比検出手段により検出された信
    号対雑音比の少なくとも1つとの組合せ結果に基づいて
    前記無線チャンネルを切り替えることにより通信を継続
    する制御手段とを具備することを特徴とするコードレス
    電話機。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は,前記比較手段からの出
    力を一定間隔でサンプリングするサンプリング手段と,
    前記サンプリング手段によるサンプリング間隔の整数倍
    の周期間におけるサンプル値をカウントするカウント手
    段とを有し,前記カウント手段によるカウント値が一定
    値を下回ったとき,前記無線チャンネルを切り替えるこ
    とにより通信を継続することを特徴とする請求項3,
    4,5,6または7記載のコードレス電話機。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は,前記親機と子機とが時
    分割により通信を実行し,バーストフレームの同期が一
    定期間とれないと判断したとき,前記無線チャンネルを
    切り替えることにより通信を継続することを特徴とする
    請求項3,4,5,6または7記載のコードレス電話
    機。
  10. 【請求項10】 前記無線チャンネルを切り替える際
    に,前記親機あるいは子機の一方が複数の無線チャンネ
    ルを切り替えて受信し,該受信した無線チャンネルのう
    ち空いているチャンネルを用いて同期のためのバースト
    信号を送信し,他方の親機あるいは子機は複数の無線チ
    ャンネルを切り替えて前記バースト信号を受信し,前記
    バースト信号が検出された無線チャンネルにて通信を再
    開することを特徴とする請求項9記載のコードレス電話
    機。
JP34260693A 1993-12-14 1993-12-14 チャンネル切替制御方法およびそれを用いたコードレス電話機 Expired - Fee Related JP3222001B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34260693A JP3222001B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 チャンネル切替制御方法およびそれを用いたコードレス電話機
US08/305,926 US5533010A (en) 1993-12-14 1994-09-19 Channel switching control method and a cordless telephone system using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34260693A JP3222001B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 チャンネル切替制御方法およびそれを用いたコードレス電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07170575A true JPH07170575A (ja) 1995-07-04
JP3222001B2 JP3222001B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=18355077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34260693A Expired - Fee Related JP3222001B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 チャンネル切替制御方法およびそれを用いたコードレス電話機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5533010A (ja)
JP (1) JP3222001B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07297759A (ja) * 1994-04-21 1995-11-10 Uniden Corp スペクトル拡散通信装置
FR2750820B1 (fr) * 1996-07-04 1999-04-02 Alcatel Espace Procede de commutation d'un canal d'un premier chemin de propagation vers un second chemin de propagation
CN1119049C (zh) * 1997-09-10 2003-08-20 松下电器产业株式会社 信道切换装置和信道切换方法
US6590872B1 (en) 1997-12-12 2003-07-08 Thomson Licensing S.A. Receiver with parallel correlator for acquisition of spread spectrum digital transmission
US6987746B1 (en) * 1999-03-15 2006-01-17 Lg Information & Communications, Ltd. Pilot signals for synchronization and/or channel estimation
KR100294711B1 (ko) * 1999-03-15 2001-07-12 서평원 최적의 파일럿 심볼을 이용한 프레임 동기 방법
US7643540B2 (en) * 1999-03-15 2010-01-05 Lg Electronics Inc. Pilot signals for synchronization and/or channel estimation
US6791960B1 (en) 1999-03-15 2004-09-14 Lg Information And Communications, Ltd. Pilot signals for synchronization and/or channel estimation
US6721299B1 (en) * 1999-03-15 2004-04-13 Lg Information & Communications, Ltd. Pilot signals for synchronization and/or channel estimation
US7496132B2 (en) * 1999-03-15 2009-02-24 Kg Electronics Inc. Pilot signals for synchronization and/or channel estimation
US6238289B1 (en) * 2000-01-10 2001-05-29 Eleven Engineering Inc. Radio frequency game controller
US6684062B1 (en) * 2000-10-25 2004-01-27 Eleven Engineering Incorporated Wireless game control system
US20020159434A1 (en) * 2001-02-12 2002-10-31 Eleven Engineering Inc. Multipoint short range radio frequency system
US7020442B2 (en) * 2002-10-02 2006-03-28 Csi Wireless Llc System and method for WLAN signal strength determination
JP4180890B2 (ja) * 2002-11-21 2008-11-12 三星電子株式会社 超広帯域無線送信機及び超広帯域無線受信機並びに超広帯域無線通信方法
JP4181492B2 (ja) * 2003-12-25 2008-11-12 株式会社日立製作所 制御監視用通信システムおよび変調方式の設定方法
US20090047022A1 (en) * 2007-08-14 2009-02-19 Kent David Newman Remote Control Device

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0761029B2 (ja) * 1985-06-20 1995-06-28 ソニー株式会社 送受信装置
CH676179A5 (ja) * 1988-09-29 1990-12-14 Ascom Zelcom Ag
US5109390A (en) * 1989-11-07 1992-04-28 Qualcomm Incorporated Diversity receiver in a cdma cellular telephone system
US5164958A (en) * 1991-05-22 1992-11-17 Cylink Corporation Spread spectrum cellular handoff method
US5235615A (en) * 1991-05-22 1993-08-10 Cylink Corporation Spread spectrum method
US5375140A (en) * 1992-11-24 1994-12-20 Stanford Telecommunications, Inc. Wireless direct sequence spread spectrum digital cellular telephone system
US5434905A (en) * 1993-11-30 1995-07-18 Uniden Corporation Digital cordless telephone set operated under burst synchronization

Also Published As

Publication number Publication date
US5533010A (en) 1996-07-02
JP3222001B2 (ja) 2001-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3222001B2 (ja) チャンネル切替制御方法およびそれを用いたコードレス電話機
JP2783578B2 (ja) スペクトラム拡散通信装置
JPS59161146A (ja) 受信機
JPH10112697A (ja) 無線システム用高速パケットデータサービスを提供する方法
WO2006036009A1 (ja) 移動無線通信装置、無線通信装置及び通信処理方法
KR100782314B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 효율적인 오프라인 서처를 통해 퀵 페이징 채널 복조를 용이하게 하는 효율적인 시스템 및 방법
KR100722075B1 (ko) 음성 모드 또는 페이저 모드에서 이동국을 동작시키는시스템 및 방법
JP2003518802A (ja) アナログ相関を用いたデジタル受信機感度拡張方法
KR100646465B1 (ko) 통신 단말의 권외 판정 방법, 무선 통신 시스템 전환 방법및 통신 단말
JPH07240702A (ja) スペクトラム拡散通信装置
AU2006269678B2 (en) RF receiver, wireless communication terminal and method of operation
JP3682058B2 (ja) 無線通信システム
JP2000315975A (ja) 移動局装置
KR100365731B1 (ko) 근거리 무선통신이 가능한 이동통신 단말기
WO2002104061A1 (fr) Appareil de communication cellulaire et procede de capture de canal
US6636550B1 (en) Bi-directional transmitter/receiver system and bi-directional transmitter/receiver
JP3266990B2 (ja) ディジタル無線携帯端末装置
JPH11164352A (ja) 無線通信装置及び移動体通信システム
JP2000092543A (ja) 移動無線端末装置
WO1990008447A1 (en) Mobile communications equipment
JP2002084258A (ja) 通信装置
JP2002280974A (ja) 電波サービスエリア評価装置
JP3051042B2 (ja) 携帯無線装置の置忘れ防止方法及び置忘れ防止機能付携帯無線装置
JP3135817B2 (ja) 携帯無線装置の置忘れ防止方法
JPH0832505A (ja) 移動通信システムにおける信号到達時間補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010731

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees