JP3221871B2 - 内部に補強材を有するブロー成形品の成形装置及びその成形方法 - Google Patents
内部に補強材を有するブロー成形品の成形装置及びその成形方法Info
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Description
するブロー成形品、並びにその成形装置及びその成形方
法に関するものである。
にくわえこみ、当該パリソンの内部に空気を吹き込み金
型の内壁に押さえつけた状態で冷却固化させることによ
り、中空体の成形品を成形するブロー成形は周知の技術
である。
は、中空体であることから、例えば棚板などとして使用
する場合、強度的に弱くソリなどの変形が生じ易いた
め、この対策として内部に複数のリブを形成したり、ま
た成形品の外周面に別途補強板を張りつけるなどして強
度を持たせている。
のものに見られるように、ブロー成形により成形品の外
周面に補助板を一体成形するものも提供されている。
来のものでは以下のような問題があった。
のリブの分だけ成形材料が多く必要になるとともに、こ
れに従って成形時の冷却時間も長くなることからコスト
高を招くという問題があった。
つけるものでは、補強板を張りつける後工程が必要にな
り、この後工程の分コスト高を招くという問題があっ
た。
形するものでは、上述した問題は解消されるものの補助
板が成形品の表面に露出する。このため補助板が金属製
である場合には、補助板に錆が発生して成形品の見栄え
が悪くなり、特に食品関係などに使用する場合には衛生
的な面で問題となる。
で、ブロー成形による一体成形により、内部に補強材を
配設することで外部に補強材が露出することなく見栄え
が良いとともに、高い強度を有する利用価値の高いブロ
ー成形品、並びにこのブロー成形品を成形する成形装置
及び成形方法を提供することを目的とするものである。
部に補強材を有するブロー成形品の成形装置は、型開き
自在になされた一対の金型と、この金型間に上方から無
底パリソンを供給するパリソン供給装置と、金型間の下
方に昇降手段により昇降自在に設けられ、成形品の内部
に介装するための補強材を支持する支持装置とを備えた
ブロー成形装置において、前記金型の適所には、当該金
型が型締め直前で前記補強材を保持する保持部が設けら
れる一方、前記支持装置は、金型間の適正位置に補強材
を配置するとともに、金型の型締め時において上記保持
部で補強材を保持したタイミングで降下して上記補強材
から離脱するように構成され、制御部により保持部で補
強材を保持するタイミングで金型の型締め動作を一旦停
止させ、支持装置を補強材から離脱させた後に、再び型
締めを行って完全に型締めするようになされたものであ
る。
るブロー成形品の成形装置は、型開き自在になされた一
対の金型と、この金型間に補強材を左右もしくは上下か
ら包み込むための2枚のシート状の軟化樹脂を供給する
軟化樹脂供給装置と、金型に対して出没自在に設けら
れ、補強材を金型間の適正位置に配置する支持装置とを
備えたブロー成形装置において、前記金型の適所には、
当該金型が型締め直前で前記補強材を保持する保持部が
設けられる一方、前記支持装置は、金型間の適正位置に
補強材を配置するとともに、金型の型締め時において上
記保持部で補強材を保持したタイミングで上記補強材か
ら離脱するように構成され、制御部により保持部で補強
材を保持するタイミングで金型の型締め動作を一旦停止
させ、支持装置を補強材から離脱させた後に、再び型締
めを行って完全に型締めするようになされたものであ
る。
るブロー成形品の成形方法は、型開きした状態の金型間
の適正位置に支持装置で支持した補強材を配置し、この
補強材に上方から無底パリソンを当該補強材を覆うよう
に上記金型間に供給した後、金型の型締めを開始して補
強材が金型に設けられた保持部で保持可能な所定間隔を
隔てた位置で当該型締めを一旦停止させ、この状態で支
持装置を補強材から離脱させた後に、完全に型締してブ
ロー成形することを特徴とする。
るブロー成形品の成形方法は、型開きした状態の金型間
の適正位置に支持装置で支持した補強材を配置し、2枚
のシート状の軟化樹脂を当該補強材を挟んで上記金型間
に供給した後、金型の型締めを開始して補強材が金型に
設けられた保持部で保持可能な所定間隔を隔てた位置で
当該型締めを一旦停止させ、この状態で支持装置を補強
材から離脱させた後に、完全に型締してブロー成形する
ことを特徴とする。
を参照して説明する。
るブロー成形品の一例を示している。
う。)Aは、後で詳説するブロー成形により成形される
合成樹脂製の中空体であり、本実施の形態では、所定の
厚みを有する長方形状の平板体を示しており、この内部
に補強材Bが介装されている。この成形品Aは例えば棚
板として使用されるものである。
縦材B1と、これら縦材B1間の略中央に連設された横
材B2とでH状に形成されたもので、図1に示すように
2本の縦材B1が成形品Aの本体部A1内における長辺
側の左右両側に沿って配設されるとともに、横材B2が
本体部A1内における略中央部に配設されている。これ
ら縦材B1及び横材B2は、例えばチャンネル状に形成
された金属製のものからなり、上述のように本体部A1
内に介装させることで、補強材Bに相当する強度を成形
品A自体に持たせることができる。
表面には露出しないため、当該成形品Aの水洗いなどが
手軽にでき、合成樹脂製である成形品Aの表面に錆が発
生することもなく衛生的に使用することができる。
時において空気吹込み用の孔(図示省略)が一部に結果
として形成されることになるが、孔の大きさは成形品A
全体から見て十分に小さく、成形品Aは略密閉状の中空
体になされている。
及び成形方法によって成形される。
している。
と、この金型1、2間に上方からパリソンを供給するパ
リソン供給装置3と、金型1、2間の下方に設けられ、
前記補強材Bを支持する支持装置5とで構成されてい
る。
どの移動手段によりそれぞれ左右に移動自在に設けられ
ており、パリソン供給装置3のパリソン供給部31(図
4参照)を基準にして型開き及び型締めが行われるよう
になされている。
は、型締めした際に成形品A及びこの成形品A内に介装
する補強材Bに対応する形状のキャビティ4が形成され
ている。
し機により加熱軟化させた合成樹脂のパリソンをパリソ
ン供給部31から金型1、2間に供給するもので、この
装置自体は従来から周知のものである。パリソンは、底
部が開放されたチューブ状の所謂無底パリソンが前記パ
リソン供給部31から供給される。
方向に昇降自在に構成された基台51と、該基台51の
上面に設けられた2本の支持ピン52、52とから構成
されている。
空圧や油圧式の伸縮シリンダが用いられており、この伸
縮シリンダの伸縮ロッドの上端に前記基台51が連設さ
れている。
ら上方に突出して配置されており、先端部52aが補強
材Bの縦材B1の下端部内に挿入可能な太さに形成され
るとともに、基端部52bが上記先端部52aよりも太
く形成されていて、この基端部52bの上端で縦材B1
の下端を支持するようになされている。つまり、支持ピ
ン52、52の間隔は、縦材B1、B1間の間隔に対応
して設定されており、先端部52aを縦材B1の下端部
内に挿入した状態で基端部52bの上端で当該縦材B1
の下端を支持することで、補強材Bを基台51上に立設
させた状態で安定的に支持することができる。
される基台51は、昇降手段6の昇降動作により補強材
Bが金型1、2のキャビティ4と対応する適正位置に配
置される上昇位置と、この上昇位置から降下して金型
1、2の型締めが可能になる降下位置との間で、後述す
る金型1、2の型締め及び型開きのタイミングに基づい
て昇降するようになされている。
よって成形品Aを成形する成形方法について説明する。
2が型開きの状態で、基台51を上昇位置に配置して支
持ピン52、52に補強材Bの縦材B1、B1を差し込
んで、当該補強材Bを立設状態で支持装置5に支持させ
る(図5参照)。
パリソンCをパリソン供給部31から下方に徐々に供給
して、パリソンCの底部を通じて当該パリソンC内に上
記補強材Bを挿入し、図7に示すように補強材B全体を
パリソンCで包み込む。この際、パリソンCの開口され
ている底部は閉塞させておくのが好ましい。なお、パリ
ソンCの底部の閉塞は、作業者が手作業で行ってもよい
し、エキスパンダなどの装置により機械的に行ってもよ
い。また、パリソンCの底部は完全な状態で閉塞させる
必要はなく、概ね閉塞させれば十分である。
金型1、2の型締めは、まず金型1、2を互いに近接す
る型締め方向に移動させ、パリソンCを介して補強材B
が金型1、2側で保持可能な所定間隔を隔てた位置まで
配置し、この状態で金型1、2の型締め方向への移動を
一旦停止させる(図8参照)。
停止させた後、所定時間(例えば約0.5〜1.5秒)
経過後に基台51を昇降手段6により降下させて降下位
置に配置し、補強材Bから支持装置5を退避させる(図
9参照)。そして、この状態から所定時間(例えば約1
〜2秒)経過後、再び金型1、2を型締め方向に移動さ
せて当該金型1、2を合致させ完全に型締めする(図1
0参照)。
1、2間にくわえこんだパリソンC内に図示しないエア
供給装置により金型1若しくは金型2側から空気を吹き
込み、この空気の吹き込みによりパリソンCを金型1、
2のキャビティ4におさえつけ、所定の時間冷却固化さ
せた後、金型1、2を型開きして成形された成形品Aを
離型させる。これによって内部に補強材Bが介装された
成形品Aが成形される。
で挟み込まれたパリソンCが当該金型1、2の周縁から
はみ出た部分も冷却固化されるので、図11に示すよう
に本体部A1の周縁にはみ出し部分A2も一緒に成形さ
れている。従って、このはみ出し部分A2をカッタなど
で本体部A1の周縁に沿ってカット処理することで、図
1に示す最終的な成形品Aを得ることができる。
旦停止してから支持装置5を降下位置に退避させる時間
や、支持装置5を降下位置に退避させた後に金型1、2
を完全に型締めする時間はあくまでも例示であり、これ
らの時間は成形品A及び補強材Bの大きさ、重量及び形
状などに応じて適宜設定することになる。
支持装置5の昇降動作は、成形装置に備えられている図
示しない制御部により制御されており、この制御部に入
力することで成形品Aを成形する上での最適なタイミン
グで各装置が作動するように随時設定することができ
る。
形品Aの本体部A1の肉厚を薄くしても内部に介装され
た補強材Bにより高い強度を得ることができ、ソリなど
の変形の発生を防止できる。また、補強用のリブなども
減らして成形品Aの成形に必要な成形材料の量を減らす
こともでき経済的であるとともに、これに伴い冷却時間
も短縮できるため生産性を高めることができる。
の型締め時において補強材BがパリソンCに包み込まれ
るようにして金型1、2間に配置されているので、支持
装置5を降下位置に退避させた状態でもパリソン自体の
粘性等によって補強材Bを保持する力も作用している。
このため仮に補強材Bが金型1、2側に保持されていな
い状態で支持装置5を降下位置に退避させても補強材B
を比較的安定的に保持した状態を維持でき問題はない。
支持装置5を降下位置に退避してから金型1、2が完全
に型締めするまでの時間の間に補強材Bが金型1、2の
適正位置から下方にズレる場合が考えられる。
めして両者が所定間隔離れた位置で一旦停止させた際
に、金型1、2側に補強材Bの一部を強制的に保持させ
る保持部を設ける。具体的には、例えば図3に示すよう
に保持部11を金型1や金型2のキャビティ4の下端縁
の一部で担うようにすればよい。従って、金型1、2を
一旦停止させた際に、この保持部11で補強材Bの下端
の一部を引っかけて保持することで、上記補強材Bのズ
レを防止して適正位置に配置させておくことができる。
棚板を例に採って説明したが、成形品Aはこれだけに限
らず、ブロー成形により成形される中空体であるがため
に従来では変形や強度面から利用できなかった、あらゆ
る分野のものに適用することができる。
態に限らず、成形品の形状や求められる強度などに応じ
て決定すればよい、例えば、形状は板状体でもよく、材
質は射出成形などで成形される合成樹脂製の他、アルミ
製のものなどでもよい。また、補強材Bとして磁性を有
するものを使用することで、表面が合成樹脂製の成形品
にマグネット機能を付加して付加価値を高めることもで
き、この結果、用途の幅広いブロー成形品を提供するこ
とができる。
クとピニオンにより基台51を移動させる機構や、ボー
ルネジの回転により基台51を移動させる機構などを採
用することもでき、サーボモータを用いて上記の機構等
を作動させることで金型1、2に対する補強材Bを高い
精度で位置決めすることができる。また、本実施の形態
では補強材Bの保持に直接寄与するものとして支持ピン
52を例にとって説明したが、支持ピン52に限らず補
強材Bの下端部を挟持するチャックのようなものでもよ
く、補強材Bの形状などに合わせてこの補強材Bを安定
的に保持できしかも補強材Bからの離脱が円滑に行なえ
る部材を用いればよい。
宜な供給装置により機械的に行うとともに、成形品Aの
金型からの取出しを取出装置により機械的に行うこと
で、成形品Aの成形を自動的に行うこともでき、生産性
の向上を図ることができる。
を有するブロー成形品の成形装置の概略の構成を示して
いる。なお、前述した成形装置の構成と同様な構成部材
には同符号を付してその説明は省略する。
加熱軟化された2枚のシート状の軟化樹脂Dを補強材B
の左右両側に供給する軟化樹脂供給装置6を設けたもの
である。この軟化樹脂供給装置6から供給される軟化樹
脂Dは、前記パリソン供給装置3から供給する底無パリ
ソンとその形状が異なるだけで、性状などは底無パリソ
ンと同じである。
有するブロー成形品の成形方法のように、加熱軟化され
た2枚のシート状の軟化樹脂Dを軟化樹脂供給装置6に
より上方から補強材Bを挟むように供給した後、金型
1、2を型締めしてこの2枚のシート状の軟化樹脂Dで
補強材Bを包み込むようにして当該金型1、2内にくわ
えこみ、前述と同様にブロー成形することで、前述と同
様な成形品Aを成形することができる。金型1、2の型
締め動作及びこの型締め動作に伴う支持装置5の動作は
前述したものと同様である。
型開きするものでは、軟化樹脂供給装置6により2枚の
シート状の軟化樹脂Dを補強材Bの上下両側に供給する
ことで、上記と同様な成形品Aを成形することもでき
る。この場合には、軟化樹脂供給装置6から供給する2
枚のシート状の軟化樹脂Dが重力により下方に垂れない
ように、2枚のシート状の軟化樹脂Dをその高さ位置で
保持しながら補強材Bの上下両側に供給するための補助
手段が必要になる。この補助手段としては、例えば2枚
のシート状の軟化樹脂Dの先端をその供給に合わせて補
強材Bに沿って引っ張るガイド装置などを用いればよ
い。
強材が表面に露出することなく、水洗いなどが手軽にで
き、合成樹脂製である成形品の表面に錆が発生すること
もなく衛生的に使用することができ、利用価値の高いブ
ロー成形品を提供することができる。
に介装された補強材により高い強度を得ることができ、
ソリなどの変形の発生を防止できる。また、補強用とし
て形成されていたリブの数なども減らして成形に必要な
成形材料の量を減らすこともでき経済的であるととも
に、これに伴い冷却時間も短縮できるため生産性を高め
ることができる。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 型開き自在になされた一対の金型と、こ
の金型間に上方から無底パリソンを供給するパリソン供
給装置と、金型間の下方に昇降手段により昇降自在に設
けられ、成形品の内部に介装するための補強材を支持す
る支持装置とを備えたブロー成形装置において、 前記金型の適所には、当該金型が型締め直前で前記補強
材を保持する保持部が設けられる一方、前記支持装置
は、金型間の適正位置に補強材を配置するとともに、金
型の型締め時において上記保持部で補強材を保持したタ
イミングで降下して上記補強材から離脱するように構成
され、制御部により保持部で補強材を保持するタイミン
グで金型の型締め動作を一旦停止させ、支持装置を補強
材から離脱させた後に、再び型締めを行って完全に型締
めするようになされたことを特徴とする内部に補強材を
有するブロー成形品の成形装置。 - 【請求項2】 型開き自在になされた一対の金型と、こ
の金型間に補強材を左右もしくは上下から包み込むため
の2枚のシート状の軟化樹脂を供給する軟化樹脂供給装
置と、金型に対して出没自在に設けられ、補強材を金型
間の適正位置に配置する支持装置とを備えたブロー成形
装置において、 前記金型の適所には、当該金型が型締め直前で前記補強
材を保持する保持部が設けられる一方、前記支持装置
は、金型間の適正位置に補強材を配置するとともに、金
型の型締め時において上記保持部で補強材を保持したタ
イミングで上記補強材から離脱するように構成され、制
御部により保持部で補強材を保持するタイミングで金型
の型締め動作を一旦停止させ、支持装置を補強材から離
脱させた後に、再び型締めを行って完全に型締めするよ
うになされたことを特徴とする内部に補強材を有するブ
ロー成形品の成形装置。 - 【請求項3】 型開きした状態の金型間の適正位置に支
持装置で支持した補強材を配置し、この補強材に上方か
ら無底パリソンを当該補強材を覆うように上記金型間に
供給した後、金型の型締めを開始して補強材が金型に設
けられた保持部で保持可能な所定間隔を隔てた位置で当
該型締めを一旦停止させ、この状態で支持装置を補強材
から離脱させた後に、完全に型締してブロー成形するこ
とを特徴とする内部に補強材を有するブロー成形品の成
形方法。 - 【請求項4】 型開きした状態の金型間の適正位置に支
持装置で支持した補強材を配置し、2枚のシート状の軟
化樹脂を当該補強材を挟んで上記金型間に供給した後、
金型の型締めを開始して補強材が金型に設けられた保持
部で保持可能な所定間隔を隔てた位置で当該型締めを一
旦停止させ、この状態で支持装置を補強材から離脱させ
た後に、完全に型締してブロー成形することを特徴とす
る内部に補強材を有するブロー成形品の成形方法。
Priority Applications (3)
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