JP3221015B2 - 給油所 - Google Patents

給油所

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JP3221015B2 JP28356391A JP28356391A JP3221015B2 JP 3221015 B2 JP3221015 B2 JP 3221015B2 JP 28356391 A JP28356391 A JP 28356391A JP 28356391 A JP28356391 A JP 28356391A JP 3221015 B2 JP3221015 B2 JP 3221015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等にガソリン等
の燃料を給油する給油所に関する。
【0002】
【従来の技術】給油所は周知のごとく給油機を設置し、
該給油機で自動車等にガソリン等の燃料を給油する所で
あるが、給油機が地上固定式の場合は自動車の車体が給
油機に接触したり、衝突したりすると給油機を破損し、
場合によっては燃料に引火して火災発生の原因ともなり
危険である。
【0003】そこで給油所では給油機を保護するために
給油機の周囲にガードパイプ(保護柵)を設けるなどし
ているが、従来、例えば実開昭50−92918 号公報ではガ
ードパイプに衝撃センサを設け、自動車がガードパイプ
に衝突したときにはこの衝撃センサからの出力でブザ
ー、ランプなどの警報器を作動させるようにしており、
また実公昭35−24443 号公報では給油機に衝撃センサを
設け、この衝撃センサが自動車の衝突などによる衝撃を
検知すると、給油機の給油モータその他への給電回路を
自動的に遮断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実公昭35−24443 号公
報のものでは衝撃センサが給油機に直接設けてあるた
め、該衝撃センサが出力するときには自動車は給油機に
必ず接触あるいは衝突しており、給油機の破損を免れる
ことができない。また、衝突の程度が給電回路を遮断す
るまでもないような場合でも電源がオフしてしまうこと
もあり、給油作業に支障をきたすおそれがある。
【0005】他方、実開昭50−92918 号公報のものはガ
ードパイプに衝撃センサを設けたから、実公昭35−2444
3 号公報のように給油機に自動車が必ず接触、衝突して
からでないとセンサが出力しないというわけではなく、
給油機の破損を免れることはできるが、センサの出力で
ブザーやランプなどの警報器が作動するだけであるた
め、安全対策として充分なものとはいえない。
【0006】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、センサの出力でブザーやランプなどの警報器を作動
するだけでなく、給油機の電源を断ち、しかもこれらの
対策を衝撃の度合いに応じて講じることにより給油機の
安全を充分に確保し、安全確認後は、迅速に現状回復で
きる給油所を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、複数の給油機を立設したアイランドの周囲外
側に、前記給機の前方、後方とアイランドの左右両側面
に位置させて、衝撃センサとなる第1と第2の衝撃検知
スイッチを備えた作動装置を設け、衝撃を報知する報知
装置としてランプとスピーカとこれらの復帰スイッチを
設け、前記第1の衝撃検知スイッチからの出力で前記ラ
ンプを点灯し、前記第2の衝撃検知スイッチからの出力
でスピーカを作動するとともに前記給油機の通電制御回
路を遮断し、前記復帰スイッチからの出力でランプを消
灯し、スピーカからの警報音の発生を停止、通電制御回
路の遮断を解除することを要旨とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、アイランドの周囲外側に配設
した衝撃センサに自動車からの衝撃が加わった場合、そ
の衝突の程度が小さければ第1の衝撃検知スイッチが作
動してランプが点灯し衝撃が加わったことを報知する。
これよりも大きい衝撃が加わった場合は、第2の衝撃検
知スイッチが作動して、スピーカから警報音が発生する
とともに、給油機の通電制御回路を遮断し給油モータを
停止して安全を確保する。よって、衝撃の程度に応じた
保護が図られる。そして、安全確認後は、復帰スイッチ
をオンすることで迅速に現状回復が図れる。
【0009】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の給油所の外観斜視図、図2は
本発明の給油所に設置する給油装置の平面図で、給油所
はビルなどの建物の1階に形成され、この1階のフロア
1aを敷地としてここに地上固定式の給油装置2を設置
する。
【0010】この給油装置2は、一例としてアイランド
3上に2台の給油機4,4を間隔を存して立設するもの
で、各給油機4は2つの給油系統を組込むダブル型と
し、先端に給油ノズル5を有する給油ホース6をハウジ
ング4aの左右両側に吊下し、左右側面に給油ノズル5
のノズル掛け7を形成してここに給油ノズル5の掛外し
に連動してオンオフするノズルスイッチ8(図1,図2
では図示せず)を設けた。図中9は、給油量の表示器を
示す。
【0011】ハウジング4a内には、地下の貯油タンク
に連通する給油管を立上げ、給油機構としてこの給油管
の途中に、給油モータ10(図1,図2では図示せず)に
より駆動する給油ポンプ、流量パルス発信器を接続した
流量計を配設する。
【0012】かかる給油機4,4を立設したアイランド
3の周囲外側に、前記給油機4,4の前方,後方とアイ
ランド3の左右両側面に位置させて支柱11を立設し、こ
の支柱11の外側に保護板であるガードパイプ12を作動装
置13を介して給油機4の方向に対して進退自在に取付け
た。
【0013】この作動装置13は衝撃センサとなるもの
で、図3に示すようにガードパイプ12の内側に設けた、
給油機4の方向に突出する突出杆14と支柱11に固定した
本体部15とにより構成され、本体部15はさらに2つの密
着するケース15a,15bで形成されて、ガードパイプ12
側のケース15a内で突出杆14に固定されたバネ受板26に
バネ16を弾装し、給油機4側のケース15bの内部には突
出杆14の先端段部14aで作動される2つの衝撃検知スイ
ッチ17a,17bを並べて取付ける。そして、突出杆14に
ガードパイプ12を溶接などで取付ける。
【0014】また、アイランド3上の給油機4,4の間
に衝撃があった場合にこれを報知する報知装置18を配設
する。この報知装置18はケースの前面に衝撃を報知する
ランプ19とスピーカ20とを設けるとともに、これらの復
帰スイッチ21,22を設けたものである。
【0015】図4は報知装置18及び給油モータ10の制御
回路図を示すもので、自己保持リレー23が並列接続され
るランプ19と衝撃検知スイッチ17aと復帰スイッチ21と
が直列に接続され、リレー23の接点23aが衝撃検知スイ
ッチ17aに並列に接続される。同様にして自己保持リレ
ー24が並列接続されるスピーカ20と衝撃検知スイッチ17
bと復帰スイッチ22とが直列に接続され、リレー24の接
点24aが衝撃検知スイッチ17bに並列に接続される。
【0016】さらに給油モータ10の起動リレー25と前記
リレー24の他の常閉接点24bとノズルスイッチ8とが直
列接続され、起動リレー25の接点25aが給油モータ10に
接続される。また、本実施例のように同じアイランド3
上に複数台の給油機構がある場合は、他の給油機構の給
油モータの起動リレーにもリレー24の他の常閉接点が直
列に接続される。以上のようにして衝撃センサは実質的
には衝撃が弱い場合に報知装置18のランプ19を作動させ
る第1のものと、さらに衝撃が強い場合に給油モータ10
の通電制御回路に接続され電源を断って、スピーカ20を
作動させる第二のものとの合計2個で構成される。
【0017】次に動作について説明する。給油ノズル5
をノズル掛け7から外すとノズルスイッチ8が閉じて起
動リレー25に通電されて、接点25aが閉じて給油モータ
10が駆動する。この時、自動車の車体がガードパイプ12
に衝突すると、この衝突力でガードパイプ12が給油機4
の方向にバネ16の弾力に抗して押され、ガードパイプ12
の移動にともないこれと一体の突出杆14もケース15a,
15b内をバネ16の弾力に抗して給油機4の方向にスライ
ドする。
【0018】その結果、突出部14の先端が衝撃検知スイ
ッチ17aの作動子を押し、その接点が閉じる。衝撃検知
スイッチ17aが閉じるとランプ19と自己保持リレー23と
に通電され、接点23aが閉じてランプ19が継続して点灯
する。よって、ランプ19の点灯を見てガードパイプ12に
衝撃が加わったことを知る。そして、安全を確認した後
にランプ19を消灯するには復帰スイッチ21を押せばよ
く、ランプ19と接点23aへの通電が断たれる。
【0019】ガードパイプ12への衝撃力が衝撃検知スイ
ッチ17aを閉じる程度の弱いものであれば、前記のよう
にしてランプ19が点灯するだけであるが、これよりも衝
撃が強く、ガードパイプ12及び突出杆14がさらに給油機
4へ押されると、突出杆14の先端が前記衝撃検知スイッ
チ17aのさらに後方のもう1つの衝撃検知スイッチ17b
の作動子を押す。
【0020】その結果、該衝撃検知スイッチ17a,17b
の接点が閉じてランプ19と自己保持リレー23およびスピ
ーカ20と自己保持リレー24とに通電され、接点23a,24
aが閉じてランプ19が継続して点灯し、スピーカ20から
ブザーなどの警報音が継続して発せられ、このランプ19
の点灯および警報音を聞いてガードパイプ12に強い衝撃
が加わったことを知る。スピーカ20が作動して警報を発
すると同時に前記自己保持リレー24の他の常閉接点24b
が開いて給油モータ10の起動リレー25への通電回路を遮
断する。よって接点25aが閉じている給油中であって
も、給油モータ10への電源が断たれるから給油モータ10
が停止し、その後も復帰スイッチ22を作動させるまでは
給油不可となる。
【0021】給油中でない場合はノズルスイッチ8を閉
じても接点24bが開いているから給油モータ10の起動リ
レー25に通電されず、給油可の状態にはならない。そし
て、安全を確認した後にランプ19が消灯するには前記同
様に行えばよく、また、警報音を止めるには復帰スイッ
チ22を押せば、リレー24とスピーカ20への通電が断たれ
て警報が止む。
【0022】この場合、アイランド3上の周囲に設けた
複数の衝撃検知スイッチ17bのうちのいずれか1つが閉
じれば、リレー24の別の常閉接点も同時に開くから、同
じアイランド3上の他の給油機構も同時に給油不可の状
態となる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明の給油所は、ア
イランドの周囲外側に配設した衝撃センサに自動車から
の衝撃が加わった場合、その衝突の程度が小さければ第
1の衝撃検知スイッチが作動してランプが点灯し衝撃が
加わったことを報知する。これよりも大きい衝撃が加わ
った場合は、第2の衝撃検知スイッチか作動して、スピ
ーカから警報音が発生するとともに、給油機の通電制御
回路を遮断し給油モータを停止して安全を確保する。よ
って、衝撃の程度に応じた保護が図られ、効率よく充分
な安全を確保できる。そして、安全確認後は、復帰スイ
ッチをオンすることで迅速に現状回復が図れるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油所の実施例を示す外観斜視図であ
る。
【図2】本発明の給油所に設置する給油装置の平面図で
ある。
【図3】本発明の給油所に設置するガードパイプ部分の
横断平面図である。
【図4】本発明の給油所における報知及び給油制御の回
路図である。
【図5】給油モータの制御回路図である。
【符号の説明】
1…建物 1a…フロア 2…給油装置 3…アイランド 4…給油機 4a…ハウジング 5…給油ノズル 6…給油ホース 7…ノズル掛け 8…ノズルスイッチ 9…表示器 10…給油モータ 11…支柱 12…ガードパイプ 13…作動装置 14…突出杆 14a…段部 15…本体部 15a,15b…ケース 16…バネ 17a,17b…衝撃検知スイッチ 18…報知装置 19…ランプ 20…スピーカ 21,22…復帰スイッチ 23,24…リレー 23a,24a,25a …接点 24b,24b′…常閉
接点 25,25′…起動リレー 26…バネ受板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の給油機を立設したアイランドの周
    囲外側に、前記給機の前方、後方とアイランドの左右両
    側面に位置させて、衝撃センサとなる第1と第2の衝撃
    検知スイッチを備えた作動装置を設け、衝撃を報知する
    報知装置としてランプとスピーカとこれらの復帰スイッ
    チを設け、前記第1の衝撃検知スイッチからの出力で前
    記ランプを点灯し、前記第2の衝撃検知スイッチからの
    出力でスピーカを作動するとともに前記給油機の通電制
    御回路を遮断し、前記復帰スイッチからの出力でランプ
    を消灯し、スピーカからの警報音の発生を停止、通電制
    御回路の遮断を解除することを特徴とする給油所。
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