JP3220376U - 両開き仮設ゲート - Google Patents

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明 大西
明 大西
桜井 康雄
康雄 桜井
久保田 淳
淳 久保田
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エム・マック株式会社
株式会社アステイ
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【課題】1台のモータで左右の扉を開閉するようにした両開き仮設ゲートを提供する。【解決手段】左右の扉ごとに一対のプーリ12L,13Lと同12R,13Rがそれぞれチェーン14L、14Rを掛け回して梁部材に配置されている両開き仮設ゲートであって、閉じた状態の左右の扉の突合せ側において隣り合う2つのプーリ13Lと12Rの回転軸に互いに噛合う歯車GLとGRを設けて2つの歯車の回転を同速度で逆方向となるようにし、且つ反対側にある2つのプーリ12Lと13Rのいずれか一方のプーリにモータMLの回転力を入力するように形成した。【選択図】図1

Description

本考案は工事現場などに設置される工事用仮囲いに付設される両開き仮設ゲートに関する。
広い工事面積の現場の仮囲いに設けられる仮設ゲートには開口幅が10m〜20mに達する大型ゲートがあるが、広い開口幅に対応するため大型の仮設ゲートは、蛇腹タイプ(又はアコーディオンタイプ)の2枚の折戸(左右の扉)をゲート開口幅の略中心から左右方向に開閉する両開き構造のものが多い。
また、大型の両開き仮設ゲートは、扉の重量も大きいので左右の扉の開閉動作のためにモータとチェーン(又はワイヤ)などの索条を用いた開閉機構を、左右の扉に連繋させて各々に設置している。
現在の両開きタイプの大型の仮設ゲートは、左右の扉の各々にモータを駆動源とする開閉機構を設けているため、2台のモータを用いることが不可欠であるが、
1台のモータで左右の扉を開閉する機構にすれば、使用モータが1台で済むため、この点で仮設ゲートの製造コスト減に寄与すると共に、開閉機構の構造も簡素化できる。しかし、後述の特許文献による先行技術においては、1台のモータで左右の両開き扉を開閉するようにした仮設ゲートは見当たらない。
特開平7−82953号公報 実開平5−60979号公報
本考案は、2台のモータで左右の扉を開閉するようにした大型の両開き仮設ゲートに対し、1台のモータで左右の扉を開閉するようにした両開き仮設ゲートを提供することを、課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案仮設ゲートの構成は、両開き仮設ゲートの左右の扉を開閉自在に吊下支持する仮設ゲートの梁部材と、前記左右の扉を開閉するため前記左右の扉が夫々に結合されるチェーン等の索条を掛け回した前記左右の扉ごとの一対のプーリを前記梁部材に備える両開き仮設ゲートであって、閉じた状態の前記左右の扉の突合せ側において隣り合う2つのプーリの回転軸に互いに噛合う歯車を設けて前記の隣り合う2つのプーリの回転を同速度で逆方向となるようにし、且つ前記隣り合う2つのプーリの反対側にある2つのプーリのいずれか一方のプーリにモータの回転力を入力するように形成したことを特徴とする。
本考案において、左右の扉は、蛇腹式やアコーディオン式等と称される、平面から見てジグザグ状に縮小したり、略直線状に伸長される折戸式の扉である。
両開き仮設ゲートの梁部材は、ゲートの開口部の左右両端に設置される支柱、又は支柱として機能するように配置された単管等で形成される支柱部(以下、前記支柱又は支柱部を単に支柱部という。)に仮設され、該支柱部と梁部材で略門型のゲートフレームを形成している。
前記梁部材は、例えば断面略逆U状で、下部の水平部がなす平面レール状の走行面に吊車を走行自在に載架支持する。平面レール状の走行面を有するレール部材を前記梁部材の下面側に備えた梁部材もある。吊車は、一例として双輪タイプで双輪軸の中間部から垂下した部材を吊杆とし、該吊杆の下端部に前記扉の上端部が吊り材を介して、又は介さずに結合され前記左右の扉の開閉に伴う伸縮動作をガイドする。
前記梁部材には、吊車に吊下された扉を伸縮させる開閉動作、即ち吊車の梁部材における走行面での移動をさせるために、次の構成を備える。すなわち、閉じた状態の左右の扉における左右の側端部に見合う位置の梁部材に、左右の扉の夫々の扉に対して一対のプーリが設けられ、各一対のプーリにチェーンやワイヤロープなどによる索条が掛け回されていると共に、前記索条に、左右の扉の閉扉時の突合せ端の近傍部分が結合されている。
上記索条に結合された左右の扉は、索条との結合部分が、例えば、左側の扉では左方向に移動すると共に、右側の扉では右方向に移動すると、左右の扉は折畳み縮小されて開扉動作をする。この開扉動作エンドがゲート全開状態である。
一方、扉と索条との結合部分が、全開状態の位置から上記とは逆方向に移動する、即ち、左側の扉では右方向に、右側の扉では左方向に夫々移動すると、左右の扉は、折畳み縮小状態から伸長される閉扉動作をする。この閉扉動作エンドがゲート全閉状態である。
従来の両開き仮設ゲートでは、左右の扉に対して夫々に設けた索条を掛け回した一対のプーリにおいて、左右の支柱部に近いプーリにモータの回転力を入力する構造が採られていた。即ち、左右の扉ごとに開閉駆動源として2台のモータが設置されていた。
本考案は、左右の扉の開閉を1台のモータで実行できるようにしたものである。このため、本考案では、左右の扉における夫々に一対のプーリにおいて、閉扉時の扉の突合せ側に隣り合って存在する2つのプーリの回転軸に、互いに噛合する伝動歯車を設けて、一方のプーリの正方向の回転を他方のプーリの逆方向の回転に変換することにより、1台のモータで左右いずれか一方の扉の一対のプーリに正回転の駆動力を入力すると、前記伝動歯車の作用で他方の扉の一対のプーリは逆方向の回転が伝動されることになり、この結果、1台のモータで左右の扉の対称的形態での開閉動作を賄うことができる。
上記例は、閉扉時の扉の突合せ側の隣り合う2つのプーリの回転を互いに逆方向にするため、前記2つのプーリの軸に互いに噛合う歯車を設けて、ダイレクトに回転を逆方向に変換した例である。本考案では、使用する噛合う歯車の外径を小さくするため、両歯車の間に互いに噛合う2つの歯車を中間歯車として配置した歯車列により隣り合う2つのプーリの回転方向を互いに逆方向にすることもできる。
本考案において、左右の扉を開閉するために夫々に設けた一対のプーリのどのプーリに1台のモータの駆動力(回転力)を伝動するようにするかは、任意であるが、好ましくは支柱部に近い側に存在するプーリにモータの回転力を伝えることが好ましい。
本考案は、両開き仮設ゲートにおいて左右の扉の開閉のために夫々別個にモータを設けていた構造を、1台のモータで左右の扉の開閉ができるようにしたから、設置しない1台分のモータとその電源や制御系などが不要となるため両開き仮設ゲートのコスト低減に資するところ大である。
本考案両開き仮設ゲートの要部の正面図。 図1の平面図。 図1のA−A矢視図。 図1のB−B矢視図。 従来の両開き仮設ゲートの要部の正面図。 図5の平面図。 従来の2モータ式の両開き仮設ゲートの例の正面図
本考案の実施の形態例について図を参照して説明する。
図7は、本考案を適用する従来の2モータ式の両開き仮設ゲートである。図7の仮設ゲートは、ゲートフレームを形成する梁部材としての梁Be、この梁Beを左右の両端部で支持する支柱部PL,PR、及び、前記梁Beに左右方向に開閉自在に吊下支持される折戸式の左右の扉WL,WRを備えている。図7の仮設ゲートを構成する部材については、図1〜図6においても共通しているので同一符号を用いる。
図7におけるゲートフレームの左右の支柱部PL,PRに支持された梁Beでは,図5、図6に示すように、梁Beが備えるレールRe(又は、走行面Re)に走行自在に支持された吊車10の吊杆10aが左右の扉WL,WRの上辺から上方へ伸びた吊り材11に連結されており、この吊り材11に左右の扉WL,WRが開閉自在(前記レールReに沿って走行自在)に吊下支持されている。なお、図7の左右の扉WL,WRの下端部側には、図7の例では、下部ローラRoを設け、この下部ローラRoをガイドする下部レールUrが設けられているが、下部ローラRoと下部レールUrを備えない仮設ゲートもある。
図5〜図7に示した従来の両開き仮設ゲートでは、左右の扉WLと同WRを、夫々のモータの駆動力で開閉する、いわゆる2モータ式の仮設ゲートである。即ち、従来の2モータ式の両開き仮設ゲートでは、図5、図6に示すように、左右の扉WL,WRを、吊り材11を介して吊下支持している吊車10を、梁Beが備えるレールReに沿って左右で対称的に移動させて前記左右の扉WL,WRを開閉動作させるため、次の構成が付与されていた。
すなわち、梁Beのセンターにおいてその左右に関し、左右の扉WL,WRを、梁BeのレールReに沿って左右対称的に移動させるため、梁BeのレールReの左半側と右半側の夫々に、左右で一対をなす2個のプーリ12L、13Lと、もう一対をなす2個のプーリ12R、13Rが、索条の一例としてチェーン14Lとチェーン14Rを掛け回して配置されている。掛け回された左側のチェーン14Lと右側のチェーン14Rに、前記左右の扉WLとWRにおける夫々の吊り材11がそれぞれ連結部材15L,15Rを介して連結されている。そして、左右の支柱部PL,PRに近い側に位置するプーリ12Lとプーリ13Rの回転軸に、その回転駆動源となる左、右のモータML,MRの出力軸が連動するように連結されている。
上述した左右の扉WL、WRに対応した左側のプーリ12L、13Lと右側のプーリ12R,13R、前記左側と右側のプーリに夫々掛け回されたチェーン14Lとチェーン14R、左右の支柱部PLとPRの夫々に近い側のプーリ12Lと13Rを駆動プーリとするように配置された左右のモータML、MRによって、前記左右の扉WLとWRを左右対称的に開閉する両開き式の開閉機構が形成されている。なお、図5、図6において、Lsは左右の扉WLとWRのオープンエンドとクローズエンドとを夫々に検出して前記モータMLとMRを停止させるための信号を作るリミットスイッチである。
以上は、公知の2モータ式の両開き仮設ゲートの構成についての説明であるが、本考案は1モータで両開き仮設ゲートを形成するものであるから、図1〜図4によってこの点について説明する。図1〜図4において、図5,図6で説明した部材と同一部材は、図5,図6と同一符号を用いているから、その説明は省略する。
本考案では、プーリ12Lに連結される図1、図2の左側のモータMLを1個だけ用い、右側のチェーン14Rを掛け回した一対のプーリ12R、13Rには、モータを設けない。
このため、本考案では、梁Beの中心側に位置する相隣るプーリ13Lと12Rにおいて、これらのプーリ13Lと12Rの夫々の回転軸13Sと12Sに、互いに噛合う同歯数の歯車GLと歯車GRを設け、モータMLの駆動力によって回転しているプーリ13Lの回転を歯車GLから同回転数(歯車GL,GRは歯数が同じ)で歯車GRに伝道し、同軸上のプーリ12Rを前記プーリ13Lの回転方向とは逆方向に回転させて、梁Beの右半側のチェーン14Rをプーリ12Rと13Rの間で走行させるようにした。
なお、一対のプーリ12L,13L、同12R,13Rに夫々に掛け回されたチェーン14L,14RとレールReに支持された吊車10は、吊車10の吊杆10aに連結ブラケット11aを介して連結され、この連結ブラケット11aに吊り材11が結合して吊下支持されている(図3、図4参照)。
チェーン14Rの走行速度は、歯車GLとGRの歯数比が1だからチェーン14Lの走行速度と同じであり、また、チェーン14Lの走行方向とは、梁Beのセンターにおいて左右対称な方向であるから、図5、図6に示す従来仮設ゲートの2つのモータML,MRで左右の扉WLとWRを開閉していた従来の両開き仮設ゲートと同じ両開きの開閉動作を1モータで行わせることができる。
前記プーリ13Lの回転を、等速・逆方向にプーリ12Rに伝動する機構としては、上記例の直接噛合う歯車GL、GRによる機構のほか、中間に歯数が同じ2つの伝動歯車を入れた歯車列によってプーリ13Lプーリから12Rに回転を伝えてもよい。
本考案は以上の通りであって、両開き仮設ゲートの左右の扉を1個のモータで両方向に開閉できるようにしたから、両開き仮設ゲートのコストを抑えることができ、またモータが1個であるから電源やリミットスイッチ等を含む制御系も1つで済み、保守、管理の上でも有利になる。
Be梁
PL,PR 左右の支柱部
WL,WR 左右の扉
Reレール(走行部)
10吊車
10a吊材
11吊り材
12L,13L一対のプーリ
12R、13Rもう一対のプーリ
14L,14R左右側のチェーン
ML,MR左右のモータ
GL,GR歯車

Claims (2)

  1. 両開き仮設ゲートの左右の扉を開閉自在に吊下支持する仮設ゲートの梁部材と、前記左右の扉を開閉するため前記左右の扉が夫々に結合されるチェーン等の索条を掛け回した前記左右の扉ごとの一対のプーリを前記梁部材に備える両開き仮設ゲートであって、閉じた状態の前記左右の扉の突合せ側において隣り合う2つのプーリの回転軸に互いに噛合う歯車を設けて前記2つのプーリの回転を同速度で逆方向となるようにし、且つ前記隣り合う2つのプーリの反対側にある2つのプーリのいずれか一方のプーリにモータの回転力を入力するように形成したことを特徴とする両開き仮設ゲート。
  2. 前記隣り合う2つのプーリの回転軸に設ける歯車は、直接噛合うか、又は中間歯車を介して噛合う歯車である請求項1の両開き仮設ゲート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021095814A (ja) * 2019-12-19 2021-06-24 株式会社アステイ 電動仮設ゲート

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