JP3220187B2 - 露光データ作成装置及び露光データ作成方法 - Google Patents

露光データ作成装置及び露光データ作成方法

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JP3220187B2
JP3220187B2 JP23589791A JP23589791A JP3220187B2 JP 3220187 B2 JP3220187 B2 JP 3220187B2 JP 23589791 A JP23589791 A JP 23589791A JP 23589791 A JP23589791 A JP 23589791A JP 3220187 B2 JP3220187 B2 JP 3220187B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔目次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図10,11) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜3) 作用 実施例 (図4〜9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、露光データ作成装置及
び露光データ作成方法に関するものであり、更に詳しく
言えば、1チップの被設計LSI(半導体集積回路装
置)に係る露光データを作成する装置及びその方法に関
するものである。
【0003】近年、LSI装置の高集積化,高密度化に
伴いLSIマスク等の製作において、ホトリソグラフィ
に代わって、高速,高画質である荷電粒子線を用いる方
法,例えば、所定の露光パターンデータに基づいて半導
体ウエハの被露光領域に電子ビームを偏向し、LSIパ
ターンを焼き付ける電子ビーム露光装置が使用されてい
る。
【0004】これによれば、半導体ウエハの被露光領域
が主偏向領域(フィールド)と副偏向領域(サブフィー
ルド)に分割され、その被露光パターンに係るマトリク
ス配置パターンの最外郭露光パターン部が単独配置処理
されている。
【0005】このため、最外郭露光パターン部の照射量
補正,寸法補正等の近接効果の補正についても、単独配
置パターン部と同様に各サブフィールド毎に行わなけれ
ばならない。このことで、被設計LSIの大容量化,高
機能化に伴いLSI設計データDINが増大化する中で、
その照射量補正及び寸法補正等を必要とするパターン数
の増加が余儀無くされ、その補正処理に要する計算量も
大幅に膨れ上がっている。
【0006】そこで、マトリクス配置された最外郭露光
パターン部を単純にデータ展開することなく、ある基準
パターンを設けて、該基準パターンに基づいてデータ展
開処理をし、その補正処理やデータ処理の高速化を図る
ことができる装置及び方法が望まれている。
【0007】
【従来の技術】図10,11は、従来例に係る露光データ作
成方法の説明図(その1,2)である。なお、本発明者
が先に特許出願(特願平02−217838)をした露
光データ作成方法を一例にして説明をする。
【0008】例えば、図11(a)に示すような1チップ
マイコン等の被露光パターン4に係るLSI設計データ
DINに基づいて露光パターンデータDOUT の自動作成を
する装置は、図10において、メモリ部1,CPU(中央
演算処理装置)2及びデータ処理補助エディタ3から成
る。
【0009】当該装置の機能は、例えば、CPU2の制
御フローチャートに示すように、まず、ステップP1で
LSI設計データDINに基づいて単独配置パターン部S
Pとマトリクス配置パターン部MPとの分類処理をする
(図11(b)参照)。
【0010】その後、ステップP2で単独配置パターン
部SPとマトリクス配置パターン部MPを露光処理系の
サブフィールド毎に登録処理をする(図11(c)参
照)。次いで、ステップP3で登録処理に基づいて単独
配置パターン部SPの単独配置処理をし、かつ、ステッ
プP4でマトリクス配置パターン部MPのマトリクス配
置処理をする。この際に、マトリクス配置パターン部M
Pの最外郭のサブフィールドに登録された複数の最外郭
露光パターン部MP1〜MPiが単独配置処理される。
【0011】さらに、ステップP5で単独配置パターン
部SPとマトリクス配置パターン部MPとの境界部分の
補正処理をする。この際に、マトリクス配置パターン部
MPの最外郭のサブフィールドに登録された複数の最外
郭露光パターン部MP1〜MPiやそれに隣接する単独配置
パターン部SPの近接効果ε〔μm〕の補正がサブフィ
ールド毎に行われる。
【0012】また、最外郭のサブフィールドに登録され
た複数の最外郭露光パターン部MP1〜MPi以外のマトリ
クス配置パターン部MPについては、マトリクス基準パ
ターンMRに基づいてマトリクス配置データが一斉に補
正処理される(図11(d)参照)。
【0013】これにより、LSI設計データDINに基づ
いて露光パターンデータDOUT が自動作成され、最外郭
露光パターン部MP1〜MPi以外のマトリクス配置パター
ン部MPについて、データ処理の高速化が図れられてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例によ
ればマトリクス配置パターン部MPの最外郭のサブフィ
ールドに登録された複数の最外郭露光パターン部MP1〜
MPiは単独配置処理されている。
【0015】このため、最外郭露光パターン部MP1〜M
Piの照射量補正,寸法補正等の近接効果ε〔μm〕の補
正についても、単独配置パターン部SPと同様に各サブ
フィールド毎に行わなければならない。このことで、被
設計LSIの大容量化,高機能化に伴いLSI設計デー
タDINが増大化する中で、その照射量補正及び寸法補正
等を必要とするパターン数の増加が余儀無くされ、その
補正処理に要する計算量も大幅に膨れ上がることとな
る。例えば、 256Mビット以上の新規なメモリ品種に係
る設計データに基づいて露光パターンデータDOUT を自
動作成しようとすると、周辺回路パターン部とそのメモ
リ部に係る最外郭露光パターン部MP1〜MPiの補正処理
に多く処理時間を要する。
【0016】これにより、補正計算等の処理時間の増加
により被設計LSIの開発期間の長期化を招いたり、当
該装置のデータ処理の高速化の妨げとなるという問題が
ある。
【0017】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、マトリクス配置された最外郭露光
パターン部を単純にデータ展開することなく、ある基準
パターンを設けて、該基準パターンに基づいてデータ展
開処理をし、その補正処理やデータ処理の高速化を図る
ことが可能となる露光データ作成装置及び露光データ作
成方法の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明に係る露
光データ作成装置の原理図であり、図2は、本発明に係
る露光データ作成方法の原理図(その1)であり、図3
(a)〜(d)は、本発明に係る露光データ作成方法の
原理図(その2)をそれぞれ示している。
【0019】本発明の露光データ作成装置は、図1に示
すように、単独配置可能な第1の露光パターン部SPと
マトリクス配置可能な第2の露光パターン部MPとを含
む被露光パターン16に係るLSI設計データDINに基
づいて露光パターンデータDOUT の自動作成をする装置
であって、前記露光パターンデータDOUT の作成に係る
各種データDIN,D1,D2,D3,DOUT を記憶する
記憶手段11と、前記LSI設計データDINを単独配置
に係る第1のパターンデータD1とマトリクス配置に係
る第2のパターンデータD2とに分類するデータ分類手
段12と、前記第1,第2のパターンデータD1,D2
を露光装置の単位副偏向領域毎に登録するデータ登録手
段13と、前記第1,第2のパターンデータD1,D2
を補正する補正手段14と、前記記憶手段11,データ
分類手段12,データ登録手段13及び補正手段14の
入出力を制御する制御手段15とを具備し、前記制御手
段15が、前記第2の露光パターン部MPの最外郭露光
パターン部MP1〜MPiのうちの一つを基準パターンMR
として設定し、前記基準パターンMRにおいて、前記各
々の最外郭露光パターン部MP1〜MPiへマトリクス配置
可能な部分を第2の最外郭露光パターン部MBとし、前
記第2の最外郭露光パターン部MBの近接効果の補正処
理をし、前記補正処理後の前記第2の最外郭露光パター
ン部MBを、前記最外郭露光パターン部MP1〜MPiの各
々の対応する部分へマトリクス配置することを特徴とす
る。また、前記露光データ作成装置において、前記制御
手段15が、前記最外郭露光パターン部MP1〜MPiの各
々において、単独配置可能な部分を第1の最外郭露光パ
ターン部MAとし、前記各々の第1の最外郭露光パター
ン部MAについて、該第1の最外郭露光パターン部MA
に隣接する前記単位副偏向領域との近接効果の補正処理
をすることを特徴とする。
【0020】本発明の露光データ作成方法は、図3
(a)に示すように、少なくとも、単独配置可能な第1
の露光パターン部SPとマトリクス配置可能な第2の露
光パターン部MPとを含む被露光パターン16に係るL
SI設計データDINに基づいて露光パターンデータDOU
T を自動作成する方法であって、図2のフローチャート
に示すように、まず、ステップP1で前記LSI設計デ
ータDINに基づいて単独配置に係る第1の露光パターン
部SPとマトリクス配置に係る第2の露光パターン部M
Pとの分類処理(図3(b)参照)をし、次に、ステッ
プP2で前記第1,第2の露光パターン部SP,MPを
露光処理系の単位副偏向領域毎に登録処理(図3(c)
参照)をし、その後、ステップP3で前記登録処理に基
づいて、前記第1の露光パターン部SPの単独配置処理
をし、ステップP4で前記登録処理に基づいて、前記第
2の露光パターン部MPのうち、最外郭露光パターン部
MP1〜MPi以外の前記第2の露光パターン部MPのマト
リクス配置処理をし、ステップP5で前記第2の露光パ
ターン部MPの前記最外郭露光パターン部MP1〜MPiに
基準パターンMRの設定処理(図3(d)参照)をし、
前記基準パターンMRにおいて、前記各々の最外郭露光
パターン部MP1〜MPiへマトリクス配置可能な部分を第
2の最外郭露光パターン部MBとし、ステップP6で前
記第2の最外郭露光パターン部MBの近接効果の補正処
理をし、前記補正処理後の前記第2の最外郭露光パター
ン部MBを、前記最外郭露光パターン部MP1〜MPiの各
々の対応する部分へマトリクス配置することことを特徴
とする。
【0021】なお、前記露光データ作成方法において、
前記最外郭露光パターン部MP1〜MPiの各々において、
単独配置可能な部分を第1の最外郭露光パターン部MA
とし、前記各々の第1の最外郭露光パターン部MAにつ
いて、該第1の最外郭露光パターン部MAに隣接する前
記単位副偏向領域との近接効果の補正処理をすることを
特徴とする。
【0022】
【0023】
【作用】本発明の露光データ作成装置によれば、図1に
示すように記憶手段11,データ分類手段12,データ
登録手段13,補正手段14及び制御手段15が具備さ
れ、制御手段15がマトリクス配置された第2の露光パ
ターン部MPの最外郭露光パターン部MP1〜MPiに基準
パターンMRを設定している。
【0024】例えば、LSI設計データDINが記憶手段
11から読み出されると、該LSI設計データDINがデ
ータ分類手段12により単独配置に係る第1のパターン
データD1とマトリクス配置に係る第2のパターンデー
タD2とに分類される。
【0025】また、当該露光パターンデータDOUT が採
用される,例えば、電子ビーム露光装置の単位副偏向領
域(以下サブフィールドともいう)毎に第1,第2のパ
ターンデータD1,D2がデータ登録手段13により登
録される。さらに、第1,第2のパターンデータD1,
D2が補正手段14により補正される。
【0026】この際に、制御手段15を介して第2の露
光パターン部MPの最外郭露光パターン部MP1〜MPiに
基準パターンMRが設定され、単独配置された第1の露
光パターン部SPとマトリクス配置された第2の露光パ
ターン部MPとの境界部分の補正処理,例えば、近接効
果ε〔μm〕の補正処理を該基準パターンMRを参照し
ながらデータ補正処理をする最外郭マトリクス処理を実
行することが可能となる。なお、補正された第1,第2
のパターンデータD1,D2が露光パターンデータDOU
T として記憶手段11に格納される。
【0027】このため、マトリクス配置された最外郭露
光パターン部を単純にデータ展開することなく、最外郭
露光パターン部MPiに設けられた基準パターンMRに基
づいてデータ展開処理をすることが可能となる。また、
その補正処理の高速化を図ることが可能となる。
【0028】これにより、従来例に比べて短時間に露光
パターンデータDOUT の自動作成をすることが可能とな
る。また、本発明の露光データ作成方法によれば、図2
のフローチャートに示すように、ステップP5で第2の
露光パターン部MPの最外郭露光パターン部MP1〜MPi
に基準パターンMRの設定処理(図3(d)参照)を
し、その後、ステップP6で基準パターンMRに基づい
て第1の露光パターン部SPと第2の露光パターン部M
Pとの境界部分の補正処理をしている。
【0029】例えば、第2の露光パターン部MPの最外
郭の単位副偏向領域に登録された複数の最外郭露光パタ
ーン部MP1〜MPiの分類処理に基づいて、その中ら一つ
の単位副偏向領域に登録された最外郭露光パターン部M
P1が抽出処理され、該抽出処理された最外郭露光パター
ン部MP1が基準パターンMRとして単独配置可能な第1
の最外郭露光パターン部MAとマトリクス配置可能な第
2の最外郭露光パターン部MBとに分類処理されてい
る。
【0030】このため、基準パターンMRの単独配置に
係る第1の最外郭露光パターン部MAと、他の最外郭露
光パターン部MPi,第1の露光パターン部SP及び第2
の露光パターン部MPとが近接効果ε〔μm〕の補正処
理され、残る単位副偏向領域に登録された最外郭露光パ
ターン部MP2〜MPiのマトリクス配置可能な第2の最外
郭露光パターン部MBの照射量補正,寸法補正等の近接
効果ε〔μm〕の補正については、基準パターンMRに
基づいて一括変換処理をすることが可能となる。
【0031】このことで、最外郭露光パターン部MP1〜
MPiの照射量補正,寸法補正等の近接効果ε〔μm〕の
補正処理を従来例のように単独配置パターン部SPと同
様に各サブフィールド毎に行うことが回避される。
【0032】また、被設計LSIの大容量化,高機能化
に伴いLSI設計データDINが増大化した場合であって
も、その照射量補正及び寸法補正等を必要とするパター
ン数の増加が極力抑制され、その補正処理に要する計算
量を大幅に減少させることが可能となる。
【0033】これにより、補正計算等の処理時間が短縮
されることから新規LSIの短期開発を図ることが可能
となる。また、当該装置のデータ処理の高速化を図るこ
とが可能となる。
【0034】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図4〜9は、本発明の実施例に係る露
光データ作成装置及び露光データ作成方法を説明する図
である。図4は、本発明の実施例に係る露光データ作成
装置の構成図を示している。
【0035】例えば、図6に示すような被露光パターン
16に係るLSI設計データDINに基づいて露光パター
ンデータDOUT を自動作成する装置は、図4において、
設計データメモリ21A,中間データメモリ21B,露光デ
ータメモリ21C,データ分類エディタ22,データ登録
エディタ23,データ補正エディタ24,CPU(中央
演算処理装置)25,キーボード26A,ディスプレイ装
置26B及びシステムバス27から成る。
【0036】すなわち、設計データメモリ21Aは記憶手
段11の一部を構成し、被設計LSIの被露光パターン
16に係るLSI設計データDINを記憶するものであ
る。なお、LSI設計データDINは、露光装置のサブフ
ィールド単位に存在する第1の露光パターン部(以下単
独配置パターン部という)SPに係る第1のパターンデ
ータ(以下単独配置データという)D1と、第2の露光
パターン部(マトリクス配置パターン部)MPに係る第
2のパターンデータ(以下マトリクス配置データとい
う)D2から成る(図6参照)。
【0037】また、単独配置パターン部SPは、サブフ
ィールド単位に単独で配置され、マトリクス配置パター
ン部MPは、同じデータで1サブフィールド毎に複数連
続して配置されるものである。さらに、LSI設計デー
タDINは、データを種別するため配置情報と位置情報か
ら成る。位置情報は、被露光パターン16に係る配置
数,配置番号,配置範囲を含むものである。
【0038】中間データメモリ21Bは記憶手段11の一
部を構成し、被露光パターン16のLSI設計データD
INから分離された単独配置データD1やマトリクス配置
データD2を一時記憶するものである。
【0039】露光データメモリ21Cは記憶手段11の一
部を構成し、被露光パターン16の単独配置データD1
やマトリクス配置データD2を補正した単独配置補正デ
ータD3やマトリクス配置補正データD4を露光パター
ンデータDOUT として格納するものである。
【0040】データ分類エディタ22はデータ分類手段
12の一実施例であり、LSI設計データDINを単独配
置データD1とマトリクス配置データD2とに分類する
ものである。また、マトリクス配置データD2から最外
郭マトリクス配置データD21,最外郭基準配置データD
Rやマトリクス基準配置データD5を分類するものであ
る。
【0041】データ登録エディタ23は第2のデータ登
録手段13の一実施例であり、単独配置データD1とマ
トリクス配置データD2とを当該露光パターンデータD
OUTが採用される,例えば、電子ビーム露光装置のサブ
フィールド毎に登録をするものである。
【0042】データ補正エディタ24は補正手段14の
一実施例であり、単独配置データD1とマトリクス配置
データD2とを補正するものである。例えば、照射量補
正や寸法補正等をする。ここで、照射量補正とは、露光
パターンサイズ毎に電子ビームの照射量を補正する処理
をいい、電子の後方散乱や前方散乱による露光パターン
解像度の低下を防止するものである。
【0043】また、寸法補正とは半導体ウエハの特性
上,直線パターン部等が膨れあがった状態でパターン露
光されるため、これらの部分の寸法を補正する処理をい
う。なお、照射量補正や寸法補正等は、サブフィールド
に登録された隣接露光パターンの相手方の情報と当該露
光パターンの情報に基づいて補正処理される。
【0044】CPU(中央演算処理装置)25は制御手
段15の一実施例であり、設計データメモリ21A,中間
データメモリ21B,露光データメモリ21C,データ分類
エディタ22,データ登録エディタ23,データ補正エ
ディタ24,キーボード26A及びディスプレイ装置26B
等の入出力を制御するものである。
【0045】例えば、CPU25は単独配置された単独
配置パターン部SPとマトリクス配置パターン部MPと
の境界部分の補正をする際に、マトリクス配置パターン
部MPの最外郭露光パターン部MP1〜MPiに基準パター
ンMRを設定するものである。また、CPU25はメモ
リ品種等の繰り返しパターンが連続するマトリクス配置
パターン部MPについては、それをマトリクス展開可能
であると識別する。例えば、CPU25は、マトリクス
配置データD2に基づいてマトリクス展開部の繰り返し
数X,Yを識別処理する。
【0046】なお、キーボード26Aはオペレータが当該
露光データ作成装置を起動する場合に、制御文などの外
部入力データD6を入力するものである。また、ディス
プレイ装置26Bは表示データD7に基づいて被設計LS
Iの被露光パターン16やその座標数値等を必要に応じ
て表示するものである。
【0047】システムバス27は、設計データメモリ21
A,中間データメモリ21B,露光データメモリ21C,デ
ータ分類エディタ22,データ登録エディタ23,デー
タ補正エディタ24,CPU25,キーボード26A及び
ディスプレイ装置26B等を接続し、各データD1〜D7
を伝送するものである。
【0048】このようにして、本発明の実施例に係る露
光データ作成装置によれば、図4に示すように設計デー
タメモリ21A,中間データメモリ21B,露光データメモ
リ21C,データ分類エディタ22,データ登録エディタ
23,データ補正エディタ24,CPU(中央演算処理
装置)25,キーボード26A及びディスプレイ装置26B
が具備され、該CPU25が単独パターン部SPとマト
リクス配置パターン部MPとの境界部分の補正をする際
に、該マトリクス配置パターン部MPの最外郭露光パタ
ーン部MP1〜MPiに基準パターンMRを設定している。
【0049】例えば、LSI設計データDINが設計デー
タメモリ21Aから読み出されると、該LSI設計データ
DINがデータ分類エディタ22により単独配置データD
1とマトリクス配置データD2とに分類される。
【0050】また、当該露光パターンデータDOUT が採
用される電子ビーム露光装置のサブフィールド毎に単独
配置データD1とマトリクス配置データD2がデータ登
録エディタ23により登録される。さらに、単独配置デ
ータD1とマトリクス配置データD2がデータ補正エデ
ィタ24により補正される。
【0051】この際に、CPU25を介してマトリクス
配置パターン部MPの最外郭露光パターン部MP1〜MPi
に基準パターンMRが設定され、単独配置パターン部S
Pとマトリクス配置パターン部MPとの境界部分の近接
効果ε〔μm〕の補正処理を該基準パターンMRを参照
しながらデータ処理(最外郭マトリクス処理)を実行す
ることが可能となる。
【0052】ここで、補正された単独配置補正データD
3とマトリクス配置補正データD4が露光パターンデー
タDOUT として露光データメモリ21Cに格納される。こ
のため、マトリクス配置された最外郭露光パターン部M
P1〜MPiを単純にデータ展開することなく、最外郭露光
パターン部MPiに設けられた基準パターンMRに基づい
てデータ展開処理をすることが可能となる。また、その
補正処理の高速化を図ることが可能となる。
【0053】これにより、従来例に比べて短時間に露光
パターンデータDOUT の自動作成をすることが可能とな
る。次に、本発明の実施例に係る露光データ作成方法に
ついて、当該装置の動作を補足しながら説明をする。
【0054】図5〜9は、本発明の実施例に係る露光デ
ータ作成方法の説明図であり、図5はそのメインルーチ
ン処理に係る露光パターンデータの作成フローチャート
を示している。なお、図6〜8はその補足説明図であ
り、図9はそのサブルーチン処理に係る基準パターン設
定処理フローチャートをそれぞれ示している。
【0055】なお、本発明の実施例の説明を簡略化する
ため、あるLSIチップの被露光領域が1フィールドF
に収まり、該フィールドF内において、1単独配置パタ
ーン部SPと1マトリクス配置パターン部MPとを有す
る場合を仮定して説明をする。
【0056】例えば、図6(a)に示すように、単独配
置パターン部SPとマトリクス配置パターン部MPとを
含む被露光パターン16に係るLSI設計データD1に
基づいて露光パターンデータDOUT の自動作成をする場
合に、図5のフローチャートに示すように、まず、ステ
ップP1でLSI設計データDINの入力処理をする。
【0057】この際に、キーボード26Aを介して、制御
文などの外部入力データD6が入力されると、当該露光
データ作成装置が起動され、設計データメモリ21Aから
被設計LSIの被露光パターン16に係るLSI設計デ
ータDINが読み出される。
【0058】次いで、ステップP2でLSI設計データ
DINに基づいて単独配置パターン部SPとマトリクス配
置パターン部MPとの分類処理をする。(図6(b)参
照)。この際に、データ分類エディタ22によりLSI
設計データDINが単独配置データD1とマトリクス配置
データD2とに分類され、該単独配置データD1やマト
リクス配置データD2が中間データメモリ21Bに一時記
憶される。
【0059】なお、被露光パターン16の単独配置パタ
ーン部SPとマトリクス配置パターン部MPは、配置
数,配置番号,配置範囲等の位置情報に基づいて分類さ
れる。次に、ステップP3で単独配置パターン部SPと
マトリクス配置パターン部MPを露光処理系の各サブフ
ィールド毎に登録処理をする。また、単独配置パターン
部SPに隣接する単独配置パターン部SPも各サブフィ
ールド毎に登録処理する(図6(c)参照)。この際
に、データ登録エディタ23により単独配置データD1
とマトリクス配置データD2とが当該露光パターンデー
タDOUT を採用する,例えば、電子ビーム露光装置のサ
ブフィールド毎に登録される。
【0060】その後、ステップP4で登録処理に基づい
て単独配置パターン部SPの単独配置処理をする。この
際に、図7に示すように単独配置パターン部SPが1サ
ブフィールドを格子単位とするメモリ領域上にデータ展
開される。
【0061】併せて、ステップP5でマトリクス配置パ
ターン部MPをマトリクス配置処理をする(図7参
照)。この際に、マトリクス配置データD2に基づいて
マトリクス展開部の繰り返し数X,YがCPU25によ
り識別処理される。例えば、メモリ品種等の繰り返しパ
ターンが連続するマトリクス配置パターン部MPについ
ては、CPU25によりそれがマトリクス展開可能であ
ると識別される。
【0062】さらに、ステップP6でマトリクス配置パ
ターン部MPの最外郭露光パターン部MP1〜MPiに1つ
の基準パターンMRの設定処理をする。この際の設定処
理は、図9のサブルーチン処理において、まず、ステッ
プP6Aで単独配置パターン部SPに接するマトリクス配
置パターン部MPの最外郭のサブフィールドSF1〜SFi
に登録された複数の最外郭露光パターン部MP1〜MPiの
分類処理をする。
【0063】ここで、データ分類エディタ22によりマ
トリクス配置データD2から複数の最外郭露光パターン
部MP1〜MPiに係る最外郭マトリクス配置データD21が
分類され、該配置データD21が中間データメモリ21Bに
一時記憶される。
【0064】その後、ステップP6Bで分類処理に基づい
て複数の最外郭露光パターン部MP1〜MPiの中ら1つの
サブフィールドSF1に登録された最外郭露光パターン部
MP1の抽出処理をする。この際に、データ分類エディタ
22によりマトリクス配置データD2から最外郭露光パ
ターン部MP1に係る最外郭基準配置データDRが分類さ
れる。
【0065】さらに、ステップP6Cで抽出処理された最
外郭露光パターン部MP1を基準パターンMRとして登録
処理する。この際に、データ登録エディタ23により基
準パターンMRに係る最外郭基準配置データDRが登録
される。
【0066】次に、ステップP6Dで基準パターンMRを
最外郭マトリクス単独配置パターン部MAと最外郭マト
リクス配置パターン部MBとに分類処理をする。ここ
で、図8に示すように、最外郭マトリクス単独配置パタ
ーン部MAは第1の最外郭露光パターン部MAの一例で
あり、各サブフィールド境界において、近接効果の影響
を受ける範囲ε〔μm〕のパターン部分であり、この部
分のみを単独配置処理するものである。なお、各サブフ
ィールドSF1〜SFiについて、最外郭マトリクス単独配
置パターン部MAが近接効果ε〔μm〕の補正をする部
分となる。
【0067】また、最外郭マトリクス配置パターン部M
Bは、第2の最外郭露光パターン部MAの一例であり、
他のサブフィールドSF2〜SFiに登録された最外郭露光
パターン部MP1の照射量補正や寸法補正の基準パターン
となるものである。(図8参照)。
【0068】ここで、データ分類エディタ22によりマ
トリクス配置データD2から最外郭マトリクス単独配置
パターン部MAと最外郭マトリクス配置パターン部MB
とに係るマトリクス基準配置データD5が分類される。
【0069】次いで、図5のメインルーチン処理に戻っ
て、ステップP7で基準パターンMRに基づいて単独配
置パターン部SPとマトリクス配置パターン部MPとの
境界部分の補正処理をする。この際に、サブフィールド
SF1の基準パターンMRの最外郭マトリクス単独配置パ
ターン部MAと、他のサブフィールドSF2の最外郭露光
パターン部MP2,単独配置パターン部SP及びサブフィ
ールドSFiの最外郭露光パターン部MPiとの近接効果ε
〔μm〕の補正をする。
【0070】ここで、最外郭マトリクス単独配置パター
ン部MAの補正処理については、各サブフィールド境界
において、各サブフィールドSF1〜SFi毎に、近接効果
ε〔μm〕が補正される。また、残りのサブフィールド
SF2〜SFiに係る最外郭マトリクス配置パターン部MB
については、サブフィールドSF1の最外郭マトリクス配
置パターン部MBを基準パターンMRにして一括変換処
理される(以下最外郭マトリクス処理という)。
【0071】この際に、データ補正エディタ24により
単独配置データD1とマトリクス配置データD2とが補
正,例えば、サブフィールドに登録された隣接露光パタ
ーンの相手方の情報と当該露光パターンの情報に基づい
て照射量補正や寸法補正等が行われる。
【0072】これにより、被露光パターン16の単独配
置データD1やマトリクス配置データD2を補正した単
独配置補正データD3やマトリクス配置補正データD4
が露光データメモリ21Cに露光パターンデータDOUT と
して格納され、1チップの被設計LSIに係る露光パタ
ーンデータDOUT を自動作成することができる。
【0073】このようにして、本発明の実施例に係る露
光データ作成方法によれば、図5のフローチャートに示
すように、ステップP6でマトリクス配置パターン部M
Pの最外郭露光パターン部MP1に基準パターンMRの設
定処理(図8参照)をし、その後、ステップP7で基準
パターンMRに基づいて単独配置パターン部SPとマト
リクス配置パターン部MPとの境界部分の補正処理をし
ている。
【0074】例えば、図9のサブルーチン処理におい
て、ステップP6Aでマトリクス配置パターン部MPの最
外郭のサブフィールドSFiに登録された複数の最外郭露
光パターン部MP1〜MPiの分類処理に基づいて、ステッ
プP6Bでその中ら一つのサブフィールドSF1に登録され
た最外郭露光パターン部MP1が抽出処理され、ステップ
P6Cで該抽出処理された最外郭露光パターン部MP1が基
準パターンMRとして登録され、ステップP6Dでそれが
最外郭マトリクス単独配置パターン部MAとマトリクス
配置パターン部MBとに分類処理されている。
【0075】このため、基準パターンMRの最外郭マト
リクス単独配置パターン部MAと、他の最外郭露光パタ
ーン部MPi,単独配置パターン部SP及びマトリクス配
置パターン部MPとが近接効果ε〔μm〕の補正処理さ
れ、残るサブフィールドSFiに登録された最外郭露光パ
ターン部MP2〜MPiの最外郭マトリクス配置パターン部
MBの照射量補正,寸法補正等の近接効果ε〔μm〕の
補正については、基準パターンMRに基づいて一括変換
処理をすることが可能となる。
【0076】このことで、最外郭露光パターン部MP1〜
MPiの照射量補正,寸法補正等の近接効果ε〔μm〕の
補正処理を従来例のように単独配置パターン部SPと同
様に各サブフィールドSFi毎に行うことが回避される。
【0077】また、被設計LSIの大容量化,高機能化
に伴いLSI設計データDINが増大化した場合であって
も、その照射量補正及び寸法補正等を必要とするパター
ン数の増加が極力抑制され、その補正処理に要する計算
量を大幅に減少させることが可能となる。
【0078】例えば、 256Mビット以上の新規なメモリ
品種に係る設計データに基づいて露光パターンデータD
OUT を作成する場合であっても、その周辺回路パターン
部とそのメモリ部に係る最外郭露光パターン部MP1〜M
Piの補正処理を短縮化することができるので、該パター
ンデータDOUT を短時間に自動作成することが可能とな
る。
【0079】これにより、補正計算等の処理時間が短縮
されることから新規LSIの短期開発を図ることが可能
となる。また、当該装置のデータ処理の高速化を図るこ
とが可能となる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の露光デー
タ作成装置によれば、記憶手段,データ分類手段,デー
タ登録手段,補正手段及び制御手段が具備され、該制御
手段がマトリクス配置された最外郭露光パターン部に基
準パターンを設定している。
【0081】このため、マトリクス配置された最外郭露
光パターン部を単純にデータ展開することなく、最外郭
露光パターン部に設けられた1つの基準パターンに基づ
いて残りの最外郭露光パターン部のデータ展開処理をす
ることが可能となる。また、その補正処理の高速化を図
ることが可能となる。このことで、従来例に比べて短時
間に露光パターンデータの自動作成をすることが可能と
なる。
【0082】また、本発明の露光データ作成方法によれ
ば、マトリクス配置された最外郭露光パターン部に基準
パターンの設定処理をし、その後、基準パターンに基づ
いて単独配置パターン部とマトリクス配置パターン部と
の境界部分の補正処理をしている。
【0083】このため、基準パターンの最外郭マトリク
ス単独配置パターン部に基づいて、他の最外郭露光パタ
ーン部,単独配置パターン部及びマトリクス配置パター
ン部との近接効果ε〔μm〕が補正処理され、残る単位
副偏向領域に登録された最外郭露光パターン部の最外郭
マトリクス配置パターン部の近接効果ε〔μm〕の補正
については、基準パターンに基づいて一括変換処理をす
ることが可能となる。
【0084】このことで、被設計LSIの大容量化,高
機能化に伴いLSI設計データが増大化した場合であっ
ても、その照射量補正及び寸法補正等を必要とするパタ
ーン数の増加が極力抑制され、その補正処理に要する計
算量を大幅に減少させることが可能となる。
【0085】これにより、補正計算等の処理時間が短縮
されることから新規LSIの短期開発を図ることが可能
となる。また、当該装置のデータ処理の高速化を図るこ
とが可能となる。このことで、 256〔M〕DRAM以上
の超微細LSIの早期製品化に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る露光データ作成装置の原理図であ
る。
【図2】本発明に係る露光データ作成方法の原理図(そ
の1)である。
【図3】本発明に係る露光データ作成方法の原理図(そ
の2)である。
【図4】本発明の実施例に係る露光データ作成装置の構
成図である。
【図5】本発明の実施例に係る露光データ作成の処理フ
ローチャートである。
【図6】本発明の実施例に係るデータ作成フローチャー
トの補足説明図(その1)である。
【図7】本発明の実施例に係るデータ作成フローチャー
トの補足説明図(その2)である。
【図8】本発明の実施例に係るデータ作成フローチャー
トの補足説明図(その3)である。
【図9】本発明の実施例に係る基準パターン設定の処理
フローチャートである。
【図10】従来例に係る露光データ作成方法の説明図(そ
の1)である。
【図11】従来例に係る露光データ作成方法の説明図(そ
の2)である。
【符号の説明】
11…記憶手段、 12…データ分類手段、 13…データ登録手段、 14…データ補正手段、 15…制御手段、 DIN…LSI設計データ、 D1,D2…第1,第2のパターンデータ、 D3…その他のデータ、 DOUT …露光パターンデータ、 SP…第1の露光パターン部、 MP,MP1〜MPi…第2の露光パターン部、 MR…基準パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単独配置可能な第1の露光パターン部
    (SP)とマトリクス配置可能な第2の露光パターン部
    (MP)とを含む被露光パターン(16)に係るLSI
    設計データ(DIN)に基づいて露光パターンデータ(D
    OUT )の自動作成をする装置であって、 前記露光パターンデータ(DOUT )の作成に係る各種デ
    ータ(DIN,D1,D2,D3,DOUT )を記憶する記
    憶手段(11)と、 前記LSI設計データ(DIN)を単独配置に係る第1の
    パターンデータ(D1)とマトリクス配置に係る第2の
    パターンデータ(D2)とに分類するデータ分類手段
    (12)と、 前記第1,第2のパターンデータ(D1,D2)を露光
    装置の単位副偏向領域毎に登録するデータ登録手段(1
    3)と、 前記第1,第2のパターンデータ(D1,D2)を補正
    する補正手段(14)と、 前記記憶手段(11),データ分類手段(12),デー
    タ登録手段(13)及び補正手段(14)の入出力を制
    御する制御手段(15)とを具備し、 前記制御手段(15)が、 前記第2の露光パターン部(MP)の最外郭露光パター
    ン部(MP1〜MPi)のうちの一つを基準パターン(M
    R)として設定し、 前記基準パターン(MR)において、前記各々の最外郭
    露光パターン部(MP1〜MPi)へマトリクス配置可能な
    部分を第2の最外郭露光パターン部(MB)とし、 前記第2の最外郭露光パターン部(MB)の近接効果の
    補正処理をし、 前記補正処理後の前記第2の最外郭露光パターン部(M
    B)を、前記最外郭露光パターン部(MP1〜MPi)の各
    々の対応する部分へマトリクス配置することを特徴とす
    る露光データ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段(15)が、前記最外郭露
    光パターン部(MP1〜MPi)の各々において、単独配置
    可能な部分を第1の最外郭露光パターン部(MA)と
    し、 前記各々の第1の最外郭露光パターン部(MA)につい
    て、該第1の最外郭露光パターン部(MA)に隣接する
    前記単位副偏向領域との近接効果の補正処理をすること
    を特徴とする請求項1に記載の露光データ作成装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも、単独配置可能な第1の露光
    パターン部(SP)とマトリクス配置可能な第2の露光
    パターン部(MP)とを含む被露光パターン(16)に
    係るLSI設計データ(DIN)に基づいて露光パターン
    データ(DOUT )を自動作成する方法であって、 前記LSI設計データ(DIN)に基づいて単独配置に係
    る第1の露光パターン部(SP)とマトリクス配置に係
    る第2の露光パターン部(MP)との分類処理をし、 前記第1,第2の露光パターン部(SP,MP)を露光
    処理系の単位副偏向領域毎に登録処理をし、 前記登録処理に基づいて、前記第1の露光パターン部
    (SP)の単独配置処理をし、 前記登録処理に基づいて、前記第2の露光パターン部
    (MP)のうち、最外郭露光パターン部(MP1〜MPi)
    以外の前記第2の露光パターン部(MP)のマトリクス
    配置処理をし、 前記第2の露光パターン部(MP)の前記最外郭露光パ
    ターン部(MP1〜MPi)に基準パターン(MR)の設定
    処理をし、 前記基準パターン(MR)において、前記各々の最外郭
    露光パターン部(MP1〜MPi)へマトリクス配置可能な
    部分を第2の最外郭露光パターン部(MB)とし、 前記第2の最外郭露光パターン部(MB)の近接効果の
    補正処理をし、 前記補正処理後の前記第2の最外郭露光パターン部(M
    B)を、前記最外郭露光パターン部(MP1〜MPi)の各
    々の対応する部分へマトリクス配置することことを特徴
    とする露光データ作成方法。
  4. 【請求項4】 前記最外郭露光パターン部(MP1〜MP
    i)の各々において、単独配置可能な部分を第1の最外
    郭露光パターン部(MA)とし、 前記各々の第1の最外郭露光パターン部(MA)につい
    て、該第1の最外郭露光パターン部(MA)に隣接する
    前記単位副偏向領域との近接効果の補正処理をすること
    を特徴とする請求項1に記載の露光データ作成方法。
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