JP321I - パンチ金型 - Google Patents
パンチ金型Info
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Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
この考案はパンチプレスに使用されるパンチ金型に係
り、さらに詳細には、下型金型と協働する上型金型でワ
ークに打抜き加工を施した後、例えば打抜かれた打抜片
が下型金型の孔より浮上しないように防止できるように
したパンチ金型に関する。 (従来の技術) 従来、パンチプレスにおいては、下型金型と協働する上
型金型でワークに打抜き加工が施されている。ワークに
打抜き加工を施した後、例えば打抜かれた打抜片を下型
金型の孔より強制的に落下させるために、ラムおよび上
型金型にそれぞれエア孔を形成し、ラムの下死点近傍に
てラムガイドに形成したエア孔と連通させて上型金型の
下端よりエアを噴出させる手段が知られている(実公昭
55−55887号公報参照)。 (考案が解決しようとする課題) ところで、パンチプレスにおける金型例えば上型金型の
取付高さは必らずしも一定ではない。そのため上型金型
が摩耗したことにより再研磨した後の短かい上型金型の
場合、エア噴出が遅くなり、例えば打抜片が浮上しない
ようにする効果が少なくなるという問題があった。 この考案の目的は、いずれの高さの金型でも例えば打抜
片が浮上せず強制的で確実に落下でき、また上型金型ガ
イド部材の潤滑を自動的に行ない得るようにしたパンチ
金型を提供することにある。 [考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、上型ホルダの装
着孔に上下動可能に支持される筒状のガイド部材内に上
型金型を上下動可能に内装してなるパンチ金型にして、
上記上型金型の頭部を打圧すべく上下動可能に設けられ
たラムに備えた第1流体孔と連通可能な第2流体孔を前
記上型金型に設け、前記ガイド部材の底部と前記上型金
型の下部との間でかつ上記上型金型の下部に備えた細い
下端部の周囲に形成された流体室と前記第2流体孔とを
連通して設け、上記流体室内に充満した流体を、前記上
型金型の下端部の周囲又は上記下端部に設けた流体孔か
ら噴出可能に構成してなり、前記ガイド部材の1部に、
第2流体孔又は流体室に連通して流体を上記ガイド部材
の外周面に導くための潤滑流体導入部を形成してなるも
のである。 (実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図を参照するに、パンチプレスとしての例えばメカ
駆動によるタレットパンチプレス1における上型ホルダ
としての回転自在な上部タレット3と下型ホルダとして
の下部タレット5が互いに同期して回転するように、図
示省略のフレームに支承されている。 上部タレット3には装着孔7Hが設けてあり、この装着
孔7H内に筒状のガイド部材7が上下動可能に装着され
ている。このガイド部材7の上部フランジ7Aと上部タ
レット3の上部に形成された凹部3Aとの間にはガイド
部材7をワークWから浮かすために上方向へ付勢したソ
フトスプリング11が介装されている。 上記ガイド部材7内には上型金型9が上下動可能に内装
されており、この上型金型9の上部には頭部9Aが例え
ばねじなどで一体的に固定されている。頭部9Aの外周
部にはワークWに打抜き加工を施した後、上型金型9を
ワークWから抜き取るために上方向へ付勢したストリッ
プスプリング13が介装されている。 前記上型金型9の下部には細い下端部9Bが下方向へ突
設してあり、この下端部9Bは、前記ガイド部材7の下
部の底部7Bに形成されたガイド孔内を上下動するよう
になっている。 前記下部タレット5には上型金型9に対応する下型金型
15が軸心を一致させて装着されている。下型金型15
の裏逃げ部17は例えば打抜かれた打抜片が引掛からな
いようになっている。 前記上型金型9の頭部9Aの上方部には、パンチプレス
において上下動自在なラム19が設けられており、その
ラム19の上部における軸心部にクランク軸21が回転
自在に装着されている。このクランク軸21にはそのク
ランク軸21に回転駆動を与えるためのサーボモータの
ごとき駆動モータ23が設けられている。その駆動モー
タ23には前記ラム19の上下方向へ移動するストロー
クの位置を検出する例えばパルスエンコーダのごとき位
置検出装置25が取付けられている。 上記構成により、下型金型15にワークWを載置し、駆
動モータ23を検出せさると、クランク軸21が回転さ
れる。クランク軸21が回転されることにより、ラム1
9が上下動する。ラム19が下降すると、ラム19の下
端が上型金型9の頭部9Aに当接し、さらにラム19を
下降させると、ガイド部材7がソフトスプリング11の
付勢力に抗して下降する。 而して、ガイド部材7の底部7Bの下面がワークWを下
型金型15に押し付けると共に、上型金型9がストリッ
プスプリング13に抗して下降され、ワークWに打抜き
加工が施される。ワークWに打抜き加工が施された後、
上型金型9、ガイド部材7が上昇し元の位置に戻される
と共に、打抜かれた打抜片は下型金型15の裏逃げ部1
7から落下されることとなる。 上型金型9でワークWを打抜いた際に、打抜かれた打抜
片が上型金型9と共に浮上することがある。そのため、
本実施例では打抜かれた打抜片が浮上しないように浮上
防止装置が設けられている。すなわち、前記ラム19の
下部には流体例えばオイルミストを通すための第1流体
孔27が側方から下方に貫通して形成されている。ま
た、上型金型9内には第2流体孔29が前記第1流体孔
27と連通すべく形成されている。 前記第1流体孔27の一方には配管31の一方が接続さ
れており、その配管31の他方には流体例えばオイルを
収容したタンクTに接続されている。また、配管31の
途中には流体例えばオイルミストを供給したりあるいは
遮断したりするための流体開閉装置33が設けられてい
る。その流体開閉装置33は前記位置検出装置25によ
りラム19における適宜な下降位置を検出することによ
って作動し開かれるようになっている。 前記第2流体孔29は、本実施例においては上型金型9
の上端部付近のほぼ中央部に上下方向へ延伸して形成さ
れた流体孔29Aとその流体孔29Aの下端に連通しか
つ水平方向に延伸して上型金型9の外周面へ導かれた流
体孔29Bと、その流体孔29Bの側方部に連通し、か
つ上下方向へ延伸した流体孔29Cとからなっている。
その流体孔29Cの下端は、ガイド部材7の底部7Bと
上型金型9の下部との間でかつ上型金型9の下部に備え
た細い下端部9Bの周囲に形成された環状の流体室35
に連通されている。 前記ガイド部材7の底部7Bにおけるガイド孔の周面に
は第1図および第2図に示されているように、複数の流
体溝37が形成されている。 前記ガイド部材7の1部には、前記流体室35又は第2
流体孔に連通してオイルミスト等の流体をガイド部材7
の外周面に導くための潤滑流体導入部としての流体孔3
9が形成されている。この流体孔39はガイド部材7に
対し上型金型9が上下動させるのに設けたキー溝と兼用
してもよい。 上記構成により、ラム19が下降しラム19の下端が上
型金型9の頭部9Aに当接すると(第1図の状態)、ラ
ム19に形成された第1流体孔27が第2流体孔29の
流体孔29Aに連通する。さらに上型金型9,ガイド部
材7が下降され、ガイド部材7における底部7Bの下面
と下型金型15との間でワークWを押え付けると、前記
流体室35は閉じられる(第1図の状態)。 その状態において、流体開閉装置33を作動させて開か
せると、タンクTに収容されている流体例えばオイルミ
ストが配管31を通り第1流体孔27に供給される。第
1流体孔27に供給された流体例えばオイルミストは第
2流体孔29の流体孔29A,29Bおよび29Cを通
って流体室35に充満される。 その流体室35に充満される流体例えばオイルミストの
1部は上型金型9の外周面とガイド部材7の内周面との
間の潤滑を行ない、またガイド部材7の一側部に形成さ
れた流体孔39へ流れる。而して、ガイド部材7の外周
面と装着孔7Hの内周が潤滑される。したがって、ガイ
ド部材7の上下動による潤滑を自動的に行なうことがで
きる。 前記流体室35に充満された流体例えばオイルミストは
上型金型9が下降してワークWに打抜き加工が施される
と、ガイド部材7の底部7Bに形成された複数の流体溝
37が下方へ向けて噴出されて打抜かれた打抜片が強制
的に落下される。而して、打抜かれた打抜片が浮上され
るのを防止することができる。この際、ガイド部材7に
対して上型金型9が相対的に下降して前記流体室35内
の流体が圧縮される態様となるので、打抜片へ向けての
流体の噴射が効果的に行なわれる。 第3図には他の実施例が示されている。第3図におい
て、第1図における構成部材と同機能を奏する構成部材
には同一符号を付し、第1図と異なる構成についてのみ
説明する。 第3図において、ガイド部材7における底部7Bに流体
溝37を形成させず、その代りに、上型金型7における
細い下端部9B内に第3流体孔41を形成している。そ
の第3流体孔41の一方は前記流体室35に連通し、第
3流体孔41の他方は下方に貫通されている。 上記構成により、流体室35に充満された流体例えばオ
イルミストの1部は第1図で説明したと同様に、ガイド
部材7の一側部に形成された流体孔39へ流れる。而し
て、ガイド部材7の外周面と装着孔7Hの内周が潤滑さ
れる。したがって、ガイド部材7の上下動による潤滑を
自動的に行なうことができる。 また、流体室35に充満された流体例えばオイルミスト
は上型金型9が下降してワークWに打抜き加工が施され
ると、上型金型9の下端部9Bに形成された第3流体孔
41から下方へ向けて噴出されて打抜かれた打抜片が強
制的に落下される。而して打抜かれた打抜片が浮上され
るのを防止することができる。 なお、この考案は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。例えば前述の実施例はメカ駆動に
よるパンチプレスについて説明したが、油圧駆動による
パンチプレスでも対応可能である。 [考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案は、上型ホルダ3の装着孔7Hに上下動可能
に支持される筒状のガイド部材7内に上型金型9を上下
動可能に内装してなるパンチ金型にして、上記上型金型
9の頭部9Aを打圧すべく上下動可能に設けられたラム
19に備えた第1流体孔27と連通可能な第2流体孔2
9Aを前記上型金型9に設け、前記ガイド部材7の底部
と前記上型金型9の下部との間でかつ上記上型金型9の
下部に備えた細い下端部9Bの周囲に形成された流体室
35と前記第2流体孔29Aとを連通して設け、上記流
体室35内に充満した流体を、前記上型金型9の下端部
9Bの周囲又は上記下端部9Bに設けた流体孔41から
噴出可能に構成してなるものである。 したがって、本考案によれば、ワークの打抜き加工時に
流体圧室35が圧縮される態様となり、流体圧室35か
ら噴出される流体による打抜片の下方向への落下を効果
的に行なうことができる。 また、本考案によれば、ガイド部材7の1部に、第2流
体孔29A又は流体室35に連通して流体を上記ガイド
部材7の外周面に導くための潤滑流体導入部39を形成
してなるものであるから、ガイド部材7の外周面の潤滑
が自動的に行なわれることとなる。 さらに、本考案によれば、上型金型9に設けた流体孔を
上型金型9の外周面に連通してあるので、上型金型9と
ガイド部材7との間の潤滑が自動的に行なわれることと
なる。
り、さらに詳細には、下型金型と協働する上型金型でワ
ークに打抜き加工を施した後、例えば打抜かれた打抜片
が下型金型の孔より浮上しないように防止できるように
したパンチ金型に関する。 (従来の技術) 従来、パンチプレスにおいては、下型金型と協働する上
型金型でワークに打抜き加工が施されている。ワークに
打抜き加工を施した後、例えば打抜かれた打抜片を下型
金型の孔より強制的に落下させるために、ラムおよび上
型金型にそれぞれエア孔を形成し、ラムの下死点近傍に
てラムガイドに形成したエア孔と連通させて上型金型の
下端よりエアを噴出させる手段が知られている(実公昭
55−55887号公報参照)。 (考案が解決しようとする課題) ところで、パンチプレスにおける金型例えば上型金型の
取付高さは必らずしも一定ではない。そのため上型金型
が摩耗したことにより再研磨した後の短かい上型金型の
場合、エア噴出が遅くなり、例えば打抜片が浮上しない
ようにする効果が少なくなるという問題があった。 この考案の目的は、いずれの高さの金型でも例えば打抜
片が浮上せず強制的で確実に落下でき、また上型金型ガ
イド部材の潤滑を自動的に行ない得るようにしたパンチ
金型を提供することにある。 [考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、上型ホルダの装
着孔に上下動可能に支持される筒状のガイド部材内に上
型金型を上下動可能に内装してなるパンチ金型にして、
上記上型金型の頭部を打圧すべく上下動可能に設けられ
たラムに備えた第1流体孔と連通可能な第2流体孔を前
記上型金型に設け、前記ガイド部材の底部と前記上型金
型の下部との間でかつ上記上型金型の下部に備えた細い
下端部の周囲に形成された流体室と前記第2流体孔とを
連通して設け、上記流体室内に充満した流体を、前記上
型金型の下端部の周囲又は上記下端部に設けた流体孔か
ら噴出可能に構成してなり、前記ガイド部材の1部に、
第2流体孔又は流体室に連通して流体を上記ガイド部材
の外周面に導くための潤滑流体導入部を形成してなるも
のである。 (実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図を参照するに、パンチプレスとしての例えばメカ
駆動によるタレットパンチプレス1における上型ホルダ
としての回転自在な上部タレット3と下型ホルダとして
の下部タレット5が互いに同期して回転するように、図
示省略のフレームに支承されている。 上部タレット3には装着孔7Hが設けてあり、この装着
孔7H内に筒状のガイド部材7が上下動可能に装着され
ている。このガイド部材7の上部フランジ7Aと上部タ
レット3の上部に形成された凹部3Aとの間にはガイド
部材7をワークWから浮かすために上方向へ付勢したソ
フトスプリング11が介装されている。 上記ガイド部材7内には上型金型9が上下動可能に内装
されており、この上型金型9の上部には頭部9Aが例え
ばねじなどで一体的に固定されている。頭部9Aの外周
部にはワークWに打抜き加工を施した後、上型金型9を
ワークWから抜き取るために上方向へ付勢したストリッ
プスプリング13が介装されている。 前記上型金型9の下部には細い下端部9Bが下方向へ突
設してあり、この下端部9Bは、前記ガイド部材7の下
部の底部7Bに形成されたガイド孔内を上下動するよう
になっている。 前記下部タレット5には上型金型9に対応する下型金型
15が軸心を一致させて装着されている。下型金型15
の裏逃げ部17は例えば打抜かれた打抜片が引掛からな
いようになっている。 前記上型金型9の頭部9Aの上方部には、パンチプレス
において上下動自在なラム19が設けられており、その
ラム19の上部における軸心部にクランク軸21が回転
自在に装着されている。このクランク軸21にはそのク
ランク軸21に回転駆動を与えるためのサーボモータの
ごとき駆動モータ23が設けられている。その駆動モー
タ23には前記ラム19の上下方向へ移動するストロー
クの位置を検出する例えばパルスエンコーダのごとき位
置検出装置25が取付けられている。 上記構成により、下型金型15にワークWを載置し、駆
動モータ23を検出せさると、クランク軸21が回転さ
れる。クランク軸21が回転されることにより、ラム1
9が上下動する。ラム19が下降すると、ラム19の下
端が上型金型9の頭部9Aに当接し、さらにラム19を
下降させると、ガイド部材7がソフトスプリング11の
付勢力に抗して下降する。 而して、ガイド部材7の底部7Bの下面がワークWを下
型金型15に押し付けると共に、上型金型9がストリッ
プスプリング13に抗して下降され、ワークWに打抜き
加工が施される。ワークWに打抜き加工が施された後、
上型金型9、ガイド部材7が上昇し元の位置に戻される
と共に、打抜かれた打抜片は下型金型15の裏逃げ部1
7から落下されることとなる。 上型金型9でワークWを打抜いた際に、打抜かれた打抜
片が上型金型9と共に浮上することがある。そのため、
本実施例では打抜かれた打抜片が浮上しないように浮上
防止装置が設けられている。すなわち、前記ラム19の
下部には流体例えばオイルミストを通すための第1流体
孔27が側方から下方に貫通して形成されている。ま
た、上型金型9内には第2流体孔29が前記第1流体孔
27と連通すべく形成されている。 前記第1流体孔27の一方には配管31の一方が接続さ
れており、その配管31の他方には流体例えばオイルを
収容したタンクTに接続されている。また、配管31の
途中には流体例えばオイルミストを供給したりあるいは
遮断したりするための流体開閉装置33が設けられてい
る。その流体開閉装置33は前記位置検出装置25によ
りラム19における適宜な下降位置を検出することによ
って作動し開かれるようになっている。 前記第2流体孔29は、本実施例においては上型金型9
の上端部付近のほぼ中央部に上下方向へ延伸して形成さ
れた流体孔29Aとその流体孔29Aの下端に連通しか
つ水平方向に延伸して上型金型9の外周面へ導かれた流
体孔29Bと、その流体孔29Bの側方部に連通し、か
つ上下方向へ延伸した流体孔29Cとからなっている。
その流体孔29Cの下端は、ガイド部材7の底部7Bと
上型金型9の下部との間でかつ上型金型9の下部に備え
た細い下端部9Bの周囲に形成された環状の流体室35
に連通されている。 前記ガイド部材7の底部7Bにおけるガイド孔の周面に
は第1図および第2図に示されているように、複数の流
体溝37が形成されている。 前記ガイド部材7の1部には、前記流体室35又は第2
流体孔に連通してオイルミスト等の流体をガイド部材7
の外周面に導くための潤滑流体導入部としての流体孔3
9が形成されている。この流体孔39はガイド部材7に
対し上型金型9が上下動させるのに設けたキー溝と兼用
してもよい。 上記構成により、ラム19が下降しラム19の下端が上
型金型9の頭部9Aに当接すると(第1図の状態)、ラ
ム19に形成された第1流体孔27が第2流体孔29の
流体孔29Aに連通する。さらに上型金型9,ガイド部
材7が下降され、ガイド部材7における底部7Bの下面
と下型金型15との間でワークWを押え付けると、前記
流体室35は閉じられる(第1図の状態)。 その状態において、流体開閉装置33を作動させて開か
せると、タンクTに収容されている流体例えばオイルミ
ストが配管31を通り第1流体孔27に供給される。第
1流体孔27に供給された流体例えばオイルミストは第
2流体孔29の流体孔29A,29Bおよび29Cを通
って流体室35に充満される。 その流体室35に充満される流体例えばオイルミストの
1部は上型金型9の外周面とガイド部材7の内周面との
間の潤滑を行ない、またガイド部材7の一側部に形成さ
れた流体孔39へ流れる。而して、ガイド部材7の外周
面と装着孔7Hの内周が潤滑される。したがって、ガイ
ド部材7の上下動による潤滑を自動的に行なうことがで
きる。 前記流体室35に充満された流体例えばオイルミストは
上型金型9が下降してワークWに打抜き加工が施される
と、ガイド部材7の底部7Bに形成された複数の流体溝
37が下方へ向けて噴出されて打抜かれた打抜片が強制
的に落下される。而して、打抜かれた打抜片が浮上され
るのを防止することができる。この際、ガイド部材7に
対して上型金型9が相対的に下降して前記流体室35内
の流体が圧縮される態様となるので、打抜片へ向けての
流体の噴射が効果的に行なわれる。 第3図には他の実施例が示されている。第3図におい
て、第1図における構成部材と同機能を奏する構成部材
には同一符号を付し、第1図と異なる構成についてのみ
説明する。 第3図において、ガイド部材7における底部7Bに流体
溝37を形成させず、その代りに、上型金型7における
細い下端部9B内に第3流体孔41を形成している。そ
の第3流体孔41の一方は前記流体室35に連通し、第
3流体孔41の他方は下方に貫通されている。 上記構成により、流体室35に充満された流体例えばオ
イルミストの1部は第1図で説明したと同様に、ガイド
部材7の一側部に形成された流体孔39へ流れる。而し
て、ガイド部材7の外周面と装着孔7Hの内周が潤滑さ
れる。したがって、ガイド部材7の上下動による潤滑を
自動的に行なうことができる。 また、流体室35に充満された流体例えばオイルミスト
は上型金型9が下降してワークWに打抜き加工が施され
ると、上型金型9の下端部9Bに形成された第3流体孔
41から下方へ向けて噴出されて打抜かれた打抜片が強
制的に落下される。而して打抜かれた打抜片が浮上され
るのを防止することができる。 なお、この考案は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。例えば前述の実施例はメカ駆動に
よるパンチプレスについて説明したが、油圧駆動による
パンチプレスでも対応可能である。 [考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本考案は、上型ホルダ3の装着孔7Hに上下動可能
に支持される筒状のガイド部材7内に上型金型9を上下
動可能に内装してなるパンチ金型にして、上記上型金型
9の頭部9Aを打圧すべく上下動可能に設けられたラム
19に備えた第1流体孔27と連通可能な第2流体孔2
9Aを前記上型金型9に設け、前記ガイド部材7の底部
と前記上型金型9の下部との間でかつ上記上型金型9の
下部に備えた細い下端部9Bの周囲に形成された流体室
35と前記第2流体孔29Aとを連通して設け、上記流
体室35内に充満した流体を、前記上型金型9の下端部
9Bの周囲又は上記下端部9Bに設けた流体孔41から
噴出可能に構成してなるものである。 したがって、本考案によれば、ワークの打抜き加工時に
流体圧室35が圧縮される態様となり、流体圧室35か
ら噴出される流体による打抜片の下方向への落下を効果
的に行なうことができる。 また、本考案によれば、ガイド部材7の1部に、第2流
体孔29A又は流体室35に連通して流体を上記ガイド
部材7の外周面に導くための潤滑流体導入部39を形成
してなるものであるから、ガイド部材7の外周面の潤滑
が自動的に行なわれることとなる。 さらに、本考案によれば、上型金型9に設けた流体孔を
上型金型9の外周面に連通してあるので、上型金型9と
ガイド部材7との間の潤滑が自動的に行なわれることと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した一実施例のメカ駆動による
パンチプレスの構成概略図、第2図は第1図におけるII
−II線に沿った断面図である。 第3図は第1図に代る他の実施例のパンチプレスの構成
概略図である。 7……ガイド部材、9……上型金型 19……ラム、27……第1流体孔 29……第2流体孔、35……流体室 37……流体溝 39……流体孔(潤滑流体導入部) 41……第3流体孔
パンチプレスの構成概略図、第2図は第1図におけるII
−II線に沿った断面図である。 第3図は第1図に代る他の実施例のパンチプレスの構成
概略図である。 7……ガイド部材、9……上型金型 19……ラム、27……第1流体孔 29……第2流体孔、35……流体室 37……流体溝 39……流体孔(潤滑流体導入部) 41……第3流体孔
Claims (1)
- 【訂正明細書】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】上型ホルダ(3)の装着孔(7H)に上下
動可能に支持される筒状のガイド部材(7)内に上型金
型(9)を上下動可能に内装してなるパンチ金型にし
て、上記上型金型(9)の頭部(9A)を打圧すべく上
下動可能に設けられたラム(19)に備えた第1流体孔
(27)と連通可能な第2流体孔(29A)を前記上型
金型(9)に設け、前記ガイド部材(7)の底部と前記
上型金型(9)の下部との間でかつ上記上型金型(9)
の下部に備えた細い下端部(9B)の周囲に形成された
流体室(35)と前記第2流体孔(29A)とを連通し
て設け、上記流体室(35)内に充満した流体を、前記
上型金型(9)の下端部(9B)の周囲又は上記下端部
(9B)に設けた流体孔(41)から噴出可能に構成し
てなり、前記ガイド部材(7)の1部に、第2流体孔
(29A)又は流体室(35)に連通して流体を上記ガ
イド部材(7)の外周面に導くための潤滑流体導入部
(39)を形成してなることを特徴とするパンチ金型。 【請求項2】上型金型(9)に設けた第2流体孔(29
A)を上記上型金型(9)の外周面に連通してなること
を特徴とする請求項1に記載のパンチ金型。
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