JP3219982B2 - 連続鋳造鋳片の搬出装置及び搬出方法 - Google Patents

連続鋳造鋳片の搬出装置及び搬出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切断トーチを用いて幅
方向に切断された鋳片を搬出する連続鋳造鋳片の搬出装
置及び搬出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶湯から連続的に鋳片を鋳造する連続鋳
造(以下、連鋳という)設備が広く使用されている。こ
の連鋳設備には、一般に、鋳造ラインの最終工程におい
て鋳片を所定長さに切断する切断トーチが設置されてお
り、また、切断トーチで切断された鋳片のうち、鋳造ラ
インの下流側に位置する切断鋳片を搬出する複数の搬出
ローラからなる搬出テーブルが、切断トーチの近傍及び
この近傍よりも搬出方向下流側に設置されている。
【0003】複数の搬出ローラを駆動する電動機として
は、一般に、直流電動機、交流可変速電動機、及び汎用
交流電動機のうちのいずれかが使われている。直流電動
機と交流可変速電動機は、その制御手段によって電流を
制御して複数の搬出ローラの回転速度を制御でき、過負
荷電流を抑制できるように構成されている。従って、直
流電動機又は交流可変速電動機を用いた場合は、上記し
た切断鋳片を搬出する際に、鋳造された鋳片が完全に切
断される以前から複数の搬出ローラを駆動させても過負
荷電流を抑制できる。このため、鋳造された鋳片が完全
に切断される以前から複数の搬出ローラを駆動させてお
き、鋳片が完全に切断されると同時に切断鋳片を搬出し
ている。
【0004】一方、汎用交流電動機を用いた場合、この
汎用交流電動機がオン/オフ制御方式であると、上述し
た搬出ローラの回転速度を制御できず、過負荷電流を抑
制できない。このため、鋳造された鋳片が完全に切断さ
れる以前から複数の搬出ローラを駆動させた場合、搬出
ローラと鋳片との間の摩擦力により搬出ローラが回転し
ないときは、使用している汎用交流電動機に過負荷電流
が作用してこの汎用交流電動機がトリップしてしまう。
また、。搬出ローラが回転しても鋳片が搬出されないの
で鋳片が搬出ローラに擦られることとなり、鋳片が傷付
くおそれがある。
【0005】そこで、汎用交流電動機を用いる場合は、
一般に、鋳片が完全に切断されたことを表す「切断完了
信号」をオペレータが受けると同時に、オペレータが、
搬出ローラを運転するスイッチを操作している。ところ
が、「切断完了信号」は、鋳片を確実に切断し終るまで
の時間的余裕をもって出力されるので、鋳片が完全に切
断されてから「切断完了信号」が出力されるまでには暫
く時間がある。この時間の存在のため、切断鋳片ともう
一方の搬出方向上流側の鋳片とが溶着され、切断鋳片の
搬出が困難になる場合がある。また、鋳片が完全に切断
された後に、切断鋳片がすぐに搬出されないで停止して
いると、切断トーチによって切断鋳片の後端面がえぐら
れ、切断鋳片を圧延した後に圧延製品の後端部がスクラ
ップになって歩留りが低下するおそれがある。
【0006】上述した問題を解決するために、鋳片が完
全に切断されると同時にオペレータが搬出ローラの運転
開始ボタンを手動で押すようにする方法が考えられる。
しかし、この方法では、多ストランドの連鋳機では作業
が忙しいので運転開始ボタンを押し忘れたり押し遅れた
りすることがある。このため、上記した問題が完全に解
決できることにはならない。
【0007】上述した問題のうち、切断鋳片ともう一方
の鋳片とが溶着するという問題を解決する方法として、
上述した「切断完了信号」が出力されるまでは、鋳片引
抜速度と同じ速度で搬出ローラを運転し、「切断完了信
号」が出力された後は、鋳片引抜速度よりも速い搬出速
度で搬出ローラを運転する方法が提案されている(特開
昭58−119447号公報)。しかし、この方法は直
流電動機や交流可変速電動機を使うことを前提としてい
るので、汎用交流電動機を使う場合はこの方法を採用で
きない。
【0008】また、上述した「切断完了信号」を速やか
に出力し、搬出ローラを速やかに搬出速度で運転して、
切断鋳片ともう一方の鋳片とが溶着するという問題を解
決する方法として、搬出ローラを駆動する駆動モータの
トルクを制御して、鋳片が完全に切断される以前から鋳
片を搬出方向下流側に付勢しておく方法が提案されてい
る(特開平3−110050号公報、特開平5−305
406号公報参照)。しかし、この方法も直流電動機や
交流可変速電動機を使うことを前提としているので、汎
用交流電動機を使う場合はこの方法を採用できない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、汎用交流電動機を使った場合であっても採用で
き、切断した鋳片が傷付くことが減少し、スムーズに鋳
片を搬出する連続鋳造鋳片の搬出装置及び搬出方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の連続鋳造鋳片の搬出装置は、溶湯から連続的
に鋳片を鋳造しながらこの鋳片を所定の搬出方向に引き
抜き、引き抜いた鋳片を切断トーチを用いてこの鋳片の
幅方向に切断する連続鋳造設備における、上記切断され
た鋳片のうち、上記搬出方向下流側に位置する切断鋳片
を搬出する連続鋳造鋳片の搬出装置において、 (1)上記切断トーチの近傍及びこの近傍よりも上記搬
出方向下流側に設置された、上記切断鋳片を搬出する搬
出手段 (2)この搬出テーブルを駆動する駆動手段 (3)この駆動手段を、この搬出手段が間欠的に駆動さ
れるように制御する制御手段 を備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、上記目的を達成するための本発明の
連続鋳造鋳片の搬出方法は、溶湯から連続的に鋳造され
ながら所定の搬出方向に引き抜かれ、幅方向に切断され
た鋳片のうち、上記搬出方向下流側に位置する切断鋳片
を、搬出手段を用いて搬出する連続鋳造鋳片の搬出方法
において、上記切断鋳片が完全に切断される時刻の所定
時間前から上記搬出手段を間欠的に運転し、上記切断鋳
片が完全に切断された後に、上記搬出手段を連続的に運
転することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の連続鋳造鋳片の搬出装置によれば、搬
出手段が間欠的に駆動されるように制御手段によって駆
動手段が制御されるため、鋳片が切断トーチで完全に切
断される時刻の所定時間前から搬出手段を間欠的に運転
することができる。この所定時間前からの間欠的な運転
により、鋳片が完全に切断されるとほぼ同時に、切断さ
れた鋳片のうち搬出方向下流側の切断鋳片を搬出方向上
流側の鋳片から離すことができる。この結果、搬出方向
下流側の切断鋳片と搬出方向上流側の鋳片とが溶着する
ことを防止してスムーズに鋳片を搬出でき、また、切断
トーチによって切断鋳片の後端面がえぐられることも防
止できるので歩留りも向上する。さらに、鋳片が切断ト
ーチで完全に切断される以前では搬出手段を間欠的に運
転するので、駆動手段として汎用交流電動機を使っても
この汎用交流電動機を過電流状態にせずに使用できる。
【0013】また、本発明の連続鋳造鋳片の搬出方法に
よれば、鋳片が切断トーチで完全に切断される時刻の所
定時間前から搬出手段を間欠的に運転するので、鋳片が
完全に切断されるとほぼ同時に、切断された鋳片のうち
搬出方向下流側の切断鋳片を搬出方向上流側の鋳片から
離すことができる。この結果、搬出方向下流側の切断鋳
片と搬出方向上流側の鋳片とが再び溶着することを防止
してスムーズに鋳片を搬出でき、また、切断トーチによ
って切断鋳片の後端面がえぐられることも防止できるの
で歩留りも向上する。さらに、鋳片が切断トーチで完全
に切断される以前では搬出手段を間欠的に運転するの
で、汎用交流電動機を使って搬出手段を運転してもこの
汎用交流電動機を過電流状態にせずに使用できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、連続鋳造鋳片の搬出装置が設置された
連鋳設備を示す模式図である。連鋳設備10は、鋳型1
2や、鋳造された鋳片14を引き抜く複数のピンチロー
ラ16を備えており、ピンチローラ16によって引き抜
かれた鋳片14は搬送ローラ18上を通過して矢印A方
向に搬送され、切断機20によって切断される切断位置
に到達する。鋳片14が所定長に達すると、切断機20
が鋳片14にクランプして鋳片14と一体になって移動
しながら、切断機20のガストーチ(本発明にいう切断
トーチの一例)22,24(図2参照)によって鋳片1
4がその幅方向に切断される。鋳片14が完全に切断さ
れると、切断された鋳片14のうち、搬出方向下流側に
位置する切断鋳片14’が、複数の搬出ローラ(本発明
にいう搬出手段の一例)32を備えた搬出装置30によ
って搬出方向下流側に搬出される。その後、切断機20
が鋳片14からアンクランプし、搬出方向上流側の所定
の基準位置まで自走し、次の切断に備える。搬出装置3
0は、複数の搬出ローラ32の他、各搬出ローラ32を
駆動する汎用交流電動機(本発明にいう駆動手段の一
例)34、汎用交流電動機34を制御する制御器(本発
明にいう制御手段の一例)36を備えている。
【0015】図2、図3を参照して切断機20による鋳
片14の切断について説明する。図2は、鋳片14の切
断の様子を示す模式図、図3はガストーチの動作を示す
説明図である。図2に示すように、ガストーチ22,2
4は鋳片14の幅方向に自在に移動し、ガストーチ22
は矢印B方向から鋳片14を切断し、一方、ガストーチ
24は矢印C方向から鋳片14を切断する。図3に示す
ように、ガストーチ22は位置26から切断を開始し、
一方、ガストーチ24は位置28から切断を開始する。
ガストーチ22が距離L1進み、ガストーチ24が距離
L2進み、両者が鋳片14の幅方向中央部の位置29で
互いに衝突すると、ガストーチ22は位置26に復帰す
る。一方、ガストーチ24は、さらに距離L3進んで位
置29’に到達した後、位置28に復帰する。この位置
29’が切断完了点と呼ばれる。位置29’までガスト
ーチ24を進める理由は、鋳片14の切り残り部分が全
く無くなるまで十分安全な長さ分を切断するためであ
る。尚、ガストーチ22,24の移動距離はトーチ移動
距離演算装置(図4参照)40で演算され、この演算結
果に基づいて、切断制御装置(図4参照)42によって
ガストーチ22,24の移動が制御される。また、鋳片
14の幅方向長さが短い場合は、ガストーチ22,24
のうちいずれか一方が備えられた切断機が使われること
もある。
【0016】図4は、上述した制御器36、トーチ移動
距離演算装置40、及び切断制御装置42を示すブロッ
ク図、図5は、図1に示す搬出ローラの運転状態を示す
説明図、図6は、鋳片を切断する前後の鋳片の位置を示
す模式図であり、図1の構成要素と同じ構成要素は同じ
符号で示す。ガストーチ22,24によって鋳片14の
切断が開始されると、トーチ移動距離演算装置40でガ
ストーチ22,24の移動距離が演算され、演算結果に
基づいて、切断制御装置42によってガストーチ22,
24の移動が制御される。トーチ移動距離演算装置40
による演算結果は、汎用交流電動機34(図1参照)を
制御する制御器36に入力され、この演算結果に基づい
て、汎用交流電動機34が制御される。
【0017】ガストーチ22,24が位置29まで移動
した時刻、すなわち鋳片14が完全に切断された時刻t
1(図5参照)の所定時間(ここでは、約1.5秒)前
から搬出ローラ32を間欠的に運転する。具体的には、
トーチ移動距離演算装置40でガストーチ22,24の
移動距離が演算された時から搬出ローラ32を間欠的に
運転し始める。ここでは、1秒間おきに約0.5秒間3
回ほど搬出ローラ32を運転させる。図6(a)は、図
5に示す時間aの運転による鋳片14’の位置を示す。
時間aの運転の際は、鋳片14は完全に切断されていな
い状態であるので、切断鋳片14’は、搬送ローラ32
が運転されてもこの運転によって移動しない。このよう
に、搬送ローラ32が運転されても切断鋳片14’は移
動しないが、制御器36によって、搬送ローラ32が間
欠的に運転されるように汎用交流電動機34が制御され
るので、汎用交流電動機34を過電流状態にせずに使用
できる。又、間欠的な運転であるので、鋳片14が傷付
くことを減少できる。図6(b)は、図5に示す時間b
の運転により移動した切断鋳片14’の位置を示す。時
間bの運転の際は、鋳片14は完全に切断されているの
で、時間bの運転により切断鋳片14’は搬出方向に移
動して鋳片14から離れる。図5に示す時間cの運転に
よって、鋳片14’は、図6(c)に示す位置まで搬出
され、この結果、切断鋳片14’は鋳片14から距離L
4cm離れる。このため、ピンチローラ16(図1参
照)によって引き抜かれて搬出方向下流側に移動してく
る鋳片14と搬出方向下流側に位置する切断鋳片14’
とが接触して溶着することが防止される。ガストーチ2
4(図2参照)は位置29’(図3参照)まで進むが、
ガストーチ24が位置29’に到達した時刻t3にトー
チ移動距離演算装置40から、鋳片14が完全に切断さ
れたことを表す「切断完了信号」が制御器36に入力さ
れ、搬出ローラ32は時刻t3から連続的に運転され、
これにより、切断鋳片14’は搬出方向に搬出される。
【0018】尚、上述したように、時刻t1(図5参
照)の所定時間(ここでは、約1.5秒)前から搬出ロ
ーラ32を間欠的に運転する理由は、トーチ移動距離演
算装置40の演算誤差による時刻t1の測定誤差を避け
るためである。また、上述した例では、間欠的な運転の
回数を3回にし、運転時間を0.5秒間にしたが、これ
ら回数や運転時間は、汎用交流電動機34の特性に応じ
て決定されるものである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の連続鋳造鋳
片の搬出装置によれば、鋳片が切断トーチで完全に切断
される時刻の所定時間前から搬出テーブルを間欠的に運
転することができるので、鋳片が完全に切断されるとほ
ぼ同時に、切断された鋳片のうち搬出方向下流側の切断
鋳片を搬出方向上流側の鋳片から離すことができる。こ
の結果、搬出方向下流側の切断鋳片と搬出方向上流側の
鋳片とが再び溶着することを防止して搬出のトラブルを
未然に防止でき、また、切断トーチによって切断鋳片の
後端面がえぐられることも防止できるので歩留りも向上
する。さらに、鋳片が切断トーチで完全に切断される以
前では搬出テーブルを間欠的に運転するので、駆動手段
として汎用交流電動機を使ってもこの汎用交流電動機を
過電流状態にせずに使用できる。又、完全に切断される
以前から目視による観察を必要としないので、オペレー
タの負担を軽減できる。
【0020】また、本発明の連続鋳造鋳片の搬出方法に
よれば、鋳片が完全に切断されるとほぼ同時に、切断さ
れた鋳片のうち搬出方向下流側の切断鋳片を搬出方向上
流側の鋳片から離すことができるので、搬出方向下流側
の切断鋳片と搬出方向上流側の鋳片とが再び溶着するこ
とを防止して搬出のトラブルを未然に防止でき、また、
切断トーチによって切断鋳片の後端面がえぐられること
も防止でき、歩留りも向上する。さらに、鋳片が切断ト
ーチで完全に切断される以前では搬出テーブルを間欠的
に運転するので、汎用交流電動機を使って搬出テーブル
を運転してもこの汎用交流電動機を過電流状態にせずに
使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の搬出装置が設置された連鋳
設備を示す模式図である。
【図2】鋳片の切断の様子を示す模式図である。
【図3】ガストーチの動作を示す説明図である。
【図4】制御器、トーチ移動距離演算装置、及び切断制
御装置を示すブロック図である。
【図5】図1に示す搬出ローラの運転状態を示す説明図
である。
【図6】切断前後の鋳片の位置を示す模式図である。
【符号の説明】
10 連鋳設備 14 鋳片 14’ 切断鋳片 22,24 ガストーチ 30 搬出装置 32 搬出ローラ 34 汎用交流電動機 36 制御器 t1 鋳片が完全に切断された時刻
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−110050(JP,A) 特開 平5−305406(JP,A) 特開 昭64−18575(JP,A) 特開 昭51−83026(JP,A) 特開 昭58−119447(JP,A) 特開 昭51−70158(JP,A) 実開 昭59−135853(JP,U) 実開 昭57−37551(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/12 B22D 11/126 B22D 11/128 B22D 11/128 340

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶湯から連続的に鋳片を鋳造しながら該
    鋳片を所定の搬出方向に引き抜き、引き抜いた鋳片を切
    断トーチを用いて該鋳片の幅方向に切断する連続鋳造設
    備における、前記切断された鋳片のうち、前記搬出方向
    下流側に位置する切断鋳片を搬出する連続鋳造鋳片の搬
    出装置において、 前記切断トーチの近傍及び該近傍よりも前記搬出方向下
    流側に設置された、前記切断鋳片を搬出する搬出手段
    と、 該搬出手段を駆動する駆動手段と、 該駆動手段を、該搬出手段が間欠的に駆動されるように
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする連続鋳造
    鋳片の搬出装置。
  2. 【請求項2】 溶湯から連続的に鋳造されながら所定の
    搬出方向に引き抜かれ、幅方向に切断された鋳片のう
    ち、前記搬出方向下流側に位置する切断鋳片を、搬出手
    段を用いて搬出する連続鋳造鋳片の搬出方法において、 前記切断鋳片が完全に切断される時刻の所定時間前から
    前記搬出手段を間欠的に運転し、前記切断鋳片が完全に
    切断された後に、前記搬出手段を連続的に運転すること
    を特徴とする連続鋳造鋳片の搬出方法。
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