JP3218187B2 - 車載用アンテナ装置 - Google Patents

車載用アンテナ装置

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JP3218187B2 JP23299696A JP23299696A JP3218187B2 JP 3218187 B2 JP3218187 B2 JP 3218187B2 JP 23299696 A JP23299696 A JP 23299696A JP 23299696 A JP23299696 A JP 23299696A JP 3218187 B2 JP3218187 B2 JP 3218187B2
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    • A47K10/32Dispensers for paper towels or toilet-paper
    • A47K10/42Dispensers for paper towels or toilet-paper dispensing from a store of single sheets, e.g. stacked
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、FM/AM放送受
信用の車載用アンテナ装置に関し、詳しくは、信号減衰
の少ない信号取出しを行うための車載用アンテナ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に車載用アンテナの基本構造として
は、図10に示すような原理構造が採用されている。図
10に示すように、車体aに形成されたアンテナ孔b
に、アンテナ素子cを収納するアンテナアース用金属円
筒dを車体aの裏側より組み付ける構造になっている。
そして上記アンテナアース用金属円筒dに形成された信
号取出し孔eよりアンテナ素子cにて受信した信号を出
力するようになっている。
【0003】ところで、アンテナ受信の性能としては、
アンテナ素子cの受信信号電圧(VO)と最終取出し電
圧(VE)との関係が等しくなることが理想とされてい
るが、上述したアンテナ構造により浮遊容量が生じ、以
下のような関係式により信号減衰が生じる。 VO=VE×CE/(CS+CE) ここでCEは素子等価容量で、CSはアンテナ素子cと
アンテナアース用金属円筒dとの間に生じる容量(浮遊
容量)である。この場合の浮遊容量(CS)は、導電性
端板の面積に比例し、導電性端板菅の距離に反比例する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の関係により、ア
ンテナの理想性能を追求するためには、CSを極めて小
さくすることが求められている。このような課題に立っ
て、従来、図11に示すようなアンテナ構造が採用され
ている。これは、車体aに形成されたアンテナ孔bに、
アンテナ素子cを収納する絶縁部材円筒d’を車体aの
裏側より組み付け、さらに該絶縁部材円筒d’の内面に
電極円筒fを配設している。そしてアンテナ素子cに接
触電極バネgを組み付け、該接触電極バネgが上記電極
円筒fに接触することで、電極円筒fより信号を出力さ
せるように構成している。上記構成の場合、接触電極バ
ネgが前記電極円筒fに接触していることから、CSは
電極円筒fとアースメタルeとの間に生起する。そのた
め、アースメタルeの内径を変えずに、電極円筒fの外
径を小さくすることで、CSを低減させるようにしてい
る。ここで一般的に、CSは距離に反比例するので、距
離(電極間)が大きくなる程CSは小さくなる。ところ
で上述した図11の構成では、CSの低減には限界があ
り、これ以上低減させるためには、電極円筒fの内外径
をさらに小さくし、合わせて接触電極バネgもさらに小
型化しなければならない。しかしながら、接触電極バネ
gは常に上下動することから、ある程度の強度を保有さ
せるために大きくしなければならず、また、アンテナ素
子cと電極円筒fとの間隔もある程度保有させなくては
ならない。そのため、これ以上の小型化は困難であり、
CSのこれ以上の低減は難しいとされてきた。
【0005】一方、上述したような車載用アンテナに
は、受信信号電圧を取り出すための給電線路が設けられ
いる。給電線路の構成としては、例えば、実開平2ー2
1804号公報に示された構成がある。上記公報には、
アンテナ素子が導電性パイプ内に納められて摺動できる
ようになっており、同軸給電ケーブルを用いてアンテナ
素子に給電するようになっている。さらに、上記公報で
は、給電線路におけるアース電路として、同軸給電ケー
ブルに有する接地用網線に接続されたリード線がアース
用導電性パイプに接続され、アース用導電性パイプが導
電性の取り付け部材を介して車体に取り付けられる事で
アース電路を構成している。
【0006】上記公報に示されているように、この種、
アース用導電性パイプは、アンテナ素子の摺動ガイド部
材をなす電気絶縁性のパイプを介してアンテナ素子と対
面している。このように、対面する部材同士が同じ形
状、つまり、円筒状であることから、電気絶縁性のパイ
プを介して対向するアンテナ素子とアース用導電性パイ
プとは面同士が対向していることになり、これによっ
て、導電性部材で構成される電極同士の面積がきわめて
大きいといえ、上述した浮遊容量(CS)の成分が多く
なる。この結果、アンテナ装置としての感度が良好に得
られないということになる。
【0007】本発明は、上記従来の車載用アンテナ装置
における問題、特に、一般的な車載AM/FM用アンテ
ナ装置の素子長(0.8〜1.0m)よりも著しく短縮
した(従来比約1/5以下)素子長により同等のAM感
度を達成する際の浮遊容量の問題に鑑み、浮遊容量を低
減させることによってアンテナの性能を向上させる車載
用アンテナ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車体に形成されたアンテナ
孔より、FM/AM放送を受信可能なアンテナが伸縮す
るように取付けられる車載用アンテナ装置において、上
記アンテナ装置は、コイル状またはロッド状のアンテナ
素子と、上記アンテナ素子の外周に位置し、上記車体の
下面に接触するように配設され上記アンテナ素子を挿通
させる略円筒状のアースメタルと、上記アンテナ素子に
電気的接続されて外部から給電される給電線路とを備
え、上記給電線路は、上記アースメタルの中心で上記ア
ンテナ素子の伸縮方向に延長された細径の線材で形成さ
れ、上記アースメタル内での外表面積が上記アースメタ
ルの内面の表面積より小さく、上記アンテナ素子ととも
に移動可能であり、上記アースメタルに形成された上記
アンテナ素子の伸縮方向に沿った長溝から一部を外部に
露出させ、再伸張位置に移動した時点で上記アースメタ
ルに設けられている給電端子に接触可能であることを特
徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1の車載用
アンテナ装置において、上記給電線路は、上記アースメ
タルに形成された長溝を介して外部に延長され、その長
溝を通過する部分が、該長溝の内面から最も離れた位置
に配置されるとともに長溝の内面の表面積よりも小さい
細径の線材で構成されていることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1の車載用
アンテナ装置において、上記給電線路は、上記アースメ
タルおよび上記長溝を通過する部分が同じ細径の線材で
構成されていることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1〜3記載の発明では、車体の下面に接
触した状態で装備されるアースメタルと対向する給電線
路は、アースメタル内での外表面積が略円筒状のアース
メタルの内面の表面積よりも小さい細径の単一線材であ
り、かつ、その線材がアースメタルの内面から最も離れ
た中心に配置されているので、浮遊容量に影響する対向
電極同士での対向面積を極小な状態とすることができ
る。これにより、浮遊容量を効率よく低減させることが
可能になる。
【0014】また、受信態位に設定された状態に相当す
るアンテナ素子の最伸張時にのみ給電線路が導通状態と
されるので、無駄な電力消費が抑えられる。
【0015】更には、アースメタルの長溝を通過する給
電線路が長溝の内面の表面積よりも小さくされ、かつ、
内面から最も離れた位置に配置されるので、給電線路の
面積を極小にして浮遊容量を低減することができる。
【0016】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1は、本発明による車載用アンテナ装置の原理を説明
するための等価回路図である。図1において、車載用ア
ンテナ装置1は、アンテナ素子2、アンテナ素子に電気
的接続されている給電線路3、車体4の下面に対して導
通部材5を介して接触しているアース用部材であるパイ
プ状部材からなるアースメタル6、アースメタル6から
外部に延長された給電線路の一部(便宜上、符号3’を
用いる)に接続されている給電用同軸ケーブル7とで構
成されている。
【0017】給電線路3は、アースメタル6の内面から
最も離れた位置に相当する中心部に配置されてアンテナ
素子2とともに伸縮移動することができ、アースメタル
6内での外表面積がアースメタル6の内部の表面積に対
してきわめて小さい表面積を有する細径の単一線材によ
って構成されている。
【0018】一方、給電線路3は、その一部(3’)が
給電用同軸ケーブル7と接続されるためにアースメタル
6の一部に形成されている穿孔6aを通過させられるよ
うになっているが、この一部3’が、アンテナ素子2と
ともに伸縮移動する給電線路3と同様に、穿孔6aの内
面から最も離れた位置に相当する中心部に配置され、か
つ、アンテナ素子2とともに伸縮移動する部分(符号3
で示す部分)に連続する細径の単一線材で構成されてい
る。
【0019】図1に示す構成においては、給電用同軸ケ
ーブル7の芯線7aが、給電線路3におけるアースメタ
ル6の内部から外部に延長された一部3’に接続され、
給電用同軸ケーブル7のアース用網線7bがアースメタ
ル6と接続されて給電構造を構成している。
【0020】図1に示す構成では、給電線路3の表面積
が細線であるためアースメタル6の内部の表面積に対し
てきわめて小さくされているので、符号C1で示す浮遊
容量がきわめて小さい値とされる。しかも、給電線路3
の配置位置がアースメタルの内面から最も離れた中心に
位置決めされているので、給電線路3は細線であること
からアースメタル6の内壁との間の距離がきわめて大き
くでき、これによっても、符号C1で示す浮遊容量がき
わめて小さい値とされる。さらに、アースメタル6の内
部から外部に向け延長される給電線路の一部3’におい
ても、穿孔6aの内部の中心位置で、かつ穿孔6aの内
部の表面積よりも小さい細径の単一線材で構成すること
により、符号C2で示す浮遊容量がきわめて小さい値と
されるので、アンテナ素子2から給電用同軸ケーブル7
に至る給電線路全ての範囲での浮遊容量を低減すること
ができる。
【0021】次に、上記原理に基づく実施例の構成を図
2および図3により説明する。図2は、本発明による車
載用アンテナ装置10の外観図であり、同図において、
車載用アンテナ装置10は、アンテナ素子11(図3参
照)を内蔵したアンテナカバー12、車体13の下面に
電気的に導通状態にあるパイプ部材からなるアースメタ
ル14、アースメタル14に一体化されている端子ボッ
クス15を備えている。図3において、アンテナ素子1
1は、アンテナ長が0.15m程度の比較的短い円筒状
のコイルアンテナであり、図3において下端部が相当す
る基端部がアンテナ固定金具16によって脱落しないよ
うに支持されている。アンテナ固定金具16はアンテナ
カバー12に締結されて一体化され、さらにその下部
は、導電性部材からなるケーブル固定金具17が締結さ
れている。ケーブル固定金具17の下端には、留め具1
8を介してかしめられて一体化された歯付きケーブル1
9が設けられている。歯付きケーブル19は樹脂性部材
で構成され、図3において下端にはアンテナ素子11の
伸縮方向(図示矢印方向)に沿ってラック19aが形成
されており、このラック19aには、図示されない駆動
モータにより回転駆動されるピニオンギヤ20が噛み合
っている。
【0022】ケーブル固定金具17には、給電線路21
の一端が電気的に導通した状態で接続されている。給電
線路21は、歯付きケーブル19内の中心に挿通された
細径の単一線材が用いられ、アンテナ素子11の伸縮方
向に延長され、その延長方向他端が舌片22に接続され
ている。舌片22は、導電性部材が用いられ、後述する
アースメタル14の内部から外部に向け突出している。
【0023】アースメタル14は、アンテナ素子11を
挿通させて伸縮移動の際のガイドが可能なように、歯付
きケーブル19の外径よりも比較的大きな内径を有し、
その上端が車体13に形成された取り付け穴13aから
突出させてある。取り付け穴13aから突出しているア
ースメタル14は、車体13の上面から締め付けられる
ナット24によって車体13に取り付けられている。車
体13の下面とこの下面に近いアースメタル14の外周
面との間には、その外周面全域を覆うアース用の導通部
材であるグランドベース部材25が連結されてアース電
路として電気的に導通した状態とされている。
【0024】アースメタル14には、周面の一部に舌片
22を突出させるための長溝14aが形成されている。
長溝14aは、アンテナ素子11の伸縮方向に沿って形
成されており、アンテナ素子11とともに伸縮移動する
舌片22の移動を可能にしている。
【0025】一方、アースメタル14において、アンテ
ナ素子11が最伸張位置に達した際に舌片22と対応す
る位置には、端子ボックス15が設けられている。端子
ボックス15は、図4に示すように、アースメタル14
の長溝14aをはさんで対向する一対の絶縁性の枠体1
5aを備え、その枠体15a同士の対向面には、舌片2
2を挟持することができる導電性弾性部材で構成された
給電端子26がそれぞれ配置されている。給電端子26
は、図4に示すように、絶縁性の枠体15aによりあー
すめたる14と電気的絶縁関係が維持されている。図4
において、給電端子26は、舌片22に対する接触面積
が小さくなるように、舌片22の略中央部にのみ接触す
る形状、つまり、舌片22の略中央部に対向する部分が
膨出した形状とされ、その一部には、給電用同軸ケーブ
ル27の芯線27aが接続されている。給電用同軸ケー
ブル27のアース用網線27bはアースメタル14の外
周面に接続されている。
【0026】このような構成においては、車載用アンテ
ナ装置10を車体13に取り付ける場合、アースメタル
14がナット24によって締結される。アースメタル1
4の内部には、予め給電線路21および舌片22が組込
まれ、アンテナ素子11を装備した歯付きケーブル19
が挿通され、歯付きケーブル19のラック19aにピニ
オンギヤ20を噛み合わせることでアンテナ素子11の
伸縮移動が行えるように組み立てられる。
【0027】アンテナカバー12は、非受信時、車体1
3の下面に沈降している。この状態では、舌片22が端
子ボックス15の給電端子26と対向していないので、
アンテナ素子11への給電は行われない。一方、受信
時、ピニオンギヤ20の回転駆動を介してアンテナ素子
11が車体13の下面から上昇し、最伸張した場合に
は、舌片22が端子ボックス15の給電端子26の位置
に達し、給電端子26によって挟持されるので給電用同
軸ケーブル27からの給電が開始される。上記構成によ
れば、アンテナ素子11に電気的接続されている給電線
路21がアースメタル14の内部中心に位置し、しかも
アースメタル14の内径部の表面積よりもきわめて小さ
い表面積を有する細径の単一線材で構成されているの
で、浮遊容量に影響する導体同士の距離を大きくし、か
つ、面積を小さくすることができるので、浮遊容量を効
果的に低減することができる。
【0028】一方、本実施例では、アンテナ素子11か
ら給電用同軸ケーブル27に至る給電線路21の全ての
範囲を対象として浮遊容量の低減が図られている。以
下、これについて説明する。図2および図3に示した実
施例では、給電線路21の一部、つまり、給電用同軸ケ
ーブル27と接続されるために端子ボックス15に向け
アースメタル14から外部に突出する部分が舌片22に
よって構成されている。このため、図5に示すように、
線材で構成されている給電線路21に比べて表面積が大
きい舌片22が存在していると、この舌片22とこれに
対向するアースメタル14との間に、符号C3で示す浮
遊容量が発生する。そこで、本実施例では、このような
給電線路21の一部(便宜上、符号21’で示す)の給
電線路の構成として、アンテナ素子11とともに伸縮移
動する部分の給電線路21と同様に、細径の単一線材を
用いる。
【0029】図6は、この場合の実施例を示しており、
同図において、図3に示した舌片22が占めていた給電
線路の一部(21’)は、それ以外の給電線路21と同
様な寸法の単一線材で構成し、その端末部は、端子部材
28に接続されている。端子部材28は、図7に示すよ
うに、給電線路21の一部21’の周囲を囲繞してアー
スメタル14との接触を避ける樹脂製のカバー部材29
の端末が挿入され、カバー部材29内に挿通されている
給電線路21’が内部で接続されている。このような構
成によれば、給電線路の一部21’とアースメタル14
との間で発生する浮遊容量(図5中、符号C3で示す容
量)を給電線路の一部21’の構成によって低減するこ
とができる。
【0030】本実施例は、上記したように、端子ボック
ス15の構成として、アースメタル14の外周面に設け
ることに限らず、例えば、図8に示すように、アースメ
タル14の内周面に設けることも可能であり、さらに、
図9に示すように、アースメタル14との電気的絶縁を
施したうえで長溝14aの左右に設けることも可能であ
る。また、アンテナ素子11は、コイルアンテナに限ら
ず、ロッドアンテナでもよく、駆動方式についても、駆
動モータを用いる代りに手動式とするようにしてもよ
い。さらに加えて、アンテナ素子が常時車体から突出し
た状態に保持されている構成を対象とすることも可能で
ある。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜3記載の発明によれば、車体の下面に接触した状態
で装備されるアースメタルと対向する給電線路は、アー
スメタル内での外表面積が略円筒状のアースメタルの内
面の表面積よりも小さい細径の単一線材であり、かつ、
その線材がアースメタルの内面から最も離れた中心に配
置されているので、浮遊容量に影響する対向電極同士で
の対向面積を極小な状態とすることができる。これによ
り、浮遊容量を効率よく低減させることが可能になる。
【0032】また、受信態位に設定された状態に相当す
るアンテナ素子の最伸張時にのみ給電線路が導通状態と
されるので、無駄な電力消費が抑えられる。
【0033】更には、アースメタルの長溝を通過する給
電線路が長溝の内面の表面積よりも小さくされ、かつ、
内面から最も離れた位置に配置されるので、給電線路の
面積を極小にして浮遊容量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による車載用アンテナ装置の原理を説
明するための等価回路図である。
【図2】 図1に示した原理に基づく実施例の構成を示
す断面図である。
【図3】 図2中、符号A−Aで示す方向の矢視断面図
である。
【図4】 図3に示した構成に用いられる端子ボックス
の構造を示す斜視図である。
【図5】 本発明による車載用アンテナ装置が解決した
課題を説明するための等価回路図である。
【図6】 本発明による車載用アンテナ装置の別実施例
を説明するための局部的な断面図である。
【図7】 図6に示した実施例に用いられる端子ボック
スに関連する構造を示す斜視図である。
【図8】 本発明による車載用アンテナ装置の一部変形
例を示す局部断面図である。
【図9】 本発明による車載用アンテナ装置の一部の他
の変形例を示す局部的断面図である。
【図10】 車載用アンテナ装置の構造原理を説明する
ための模式図である。
【図11】 従来の車載用アンテナ装置の構成を説明す
るための模式図である。
【符号の説明】
1、10 車載用アンテナ装置 2、11 アンテナ素子 3、21 給電線路 3’、21’ 給電線路の一部 4、13 車体 6、14 アースメタル 7、27 外部からの給電路に相当する給電用
同軸ケーブル 14a 長溝 26 給電端子
フロントページの続き (72)発明者 岩井 健一 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式 会社ヨコオ 内 (56)参考文献 特開 平6−244620(JP,A) 特開 昭62−245805(JP,A) 特開 平7−176936(JP,A) 特開 平3−285402(JP,A) 特開 平2−228102(JP,A) 特開 昭59−97207(JP,A) 実開 昭57−158208(JP,U) 実開 昭53−162641(JP,U) 実開 平2−134714(JP,U) 実開 平2−21804(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/10 H01Q 1/22 H01Q 1/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に形成されたアンテナ孔より、FM
    /AM放送を受信可能なアンテナが伸縮するように取付
    けられる車載用アンテナ装置において、 上記アンテナ装置は、コイル状またはロッド状のアンテ
    ナ素子と、上記アンテナ素子の外周に位置し、上記車体
    の下面に接触するように配設され上記アンテナ素子を挿
    通させる略円筒状のアースメタルと、上記アンテナ素子
    に電気的接続されて外部から給電される給電線路とを備
    え、 上記給電線路は、上記アースメタルの中心で上記アンテ
    ナ素子の伸縮方向に延長された細径の線材で形成され、
    上記アースメタル内での外表面積が上記アースメタルの
    内面の表面積より小さく、上記アンテナ素子とともに移
    動可能であり、上記アースメタルに形成された上記アン
    テナ素子の伸縮方向に沿った長溝から一部を外部に露出
    させ、再伸張位置に移動した時点で上記アースメタルに
    設けられている給電端子に接触可能であることを特徴と
    する車載用アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の車載用アンテナ装置におい
    て、上記給電線路は、上記アースメタルに形成された長
    溝を介して外部に延長され、その長溝を通過する部分
    が、該長溝の内面から最も離れた位置に配置されるとと
    もに長溝の内面の表面積よりも小さい細径の線材で構成
    されていることを特徴とする車載用アンテナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車載用アンテナ装置にお
    いて、上記給電線路は、上記アースメタルおよび上記長
    溝を通過する部分が同じ細径の線材で構成されている
    とを特徴とする車載用アンテナ装置。
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