JPH0751180A - ウェットティッシュ用容器 - Google Patents
ウェットティッシュ用容器Info
- Publication number
- JPH0751180A JPH0751180A JP5199618A JP19961893A JPH0751180A JP H0751180 A JPH0751180 A JP H0751180A JP 5199618 A JP5199618 A JP 5199618A JP 19961893 A JP19961893 A JP 19961893A JP H0751180 A JPH0751180 A JP H0751180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- wet tissue
- housing part
- upper cap
- wet
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は気密性に優れたウェットティッシュ
用容器を提供するものである。 【構成】 プラスチック容器全てが射出成型法によって
成形されてなることを特徴とするウェットティッシュ用
容器。
用容器を提供するものである。 【構成】 プラスチック容器全てが射出成型法によって
成形されてなることを特徴とするウェットティッシュ用
容器。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はウェットティッシュ用容
器に関する。
器に関する。
【０００２】
【従来の技術】ウェットティッシュはその手軽さ、衛生
面等から家庭用を中心に広く利用されており、特にプラ
スチック容器に１００〜１５０枚程度のウェットティッ
シュが収納された容器入りのウェットティッシュは、例
えば入院患者の必需品にもなっており、対人並びに対物
の清拭、除菌、消毒、殺菌等に広く利用されている。
面等から家庭用を中心に広く利用されており、特にプラ
スチック容器に１００〜１５０枚程度のウェットティッ
シュが収納された容器入りのウェットティッシュは、例
えば入院患者の必需品にもなっており、対人並びに対物
の清拭、除菌、消毒、殺菌等に広く利用されている。
【０００３】一方、ウェットティッシュは家庭用だけで
なく、特にＭＲＳＡに代表される院内感染予防用に病院
においての利用等いわゆる業務用への展開が検討されて
いるが、経時的にウェットティッシュの濡れ具合が変化
するという欠点が発生しており、特に円筒形状のボトル
タイプにおいてその傾向が強い。
なく、特にＭＲＳＡに代表される院内感染予防用に病院
においての利用等いわゆる業務用への展開が検討されて
いるが、経時的にウェットティッシュの濡れ具合が変化
するという欠点が発生しており、特に円筒形状のボトル
タイプにおいてその傾向が強い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる欠点を
改善したウェットティッシュ用容器を提供するものであ
る。
改善したウェットティッシュ用容器を提供するものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、プラスチック
容器全てが射出成型法によって成形されてなることを特
徴とするウェットティッシュ用容器、にある。さらには
本発明は、ウェットティッシュ収納部と収納部を嵌合す
る上蓋からなるウェットティッシュ用容器であって、収
納部と上蓋が射出成型法によって成形されてなることを
特徴とする収納部と上蓋との嵌合気密性に優れるウェッ
トティッシュ用容器、である。
容器全てが射出成型法によって成形されてなることを特
徴とするウェットティッシュ用容器、にある。さらには
本発明は、ウェットティッシュ収納部と収納部を嵌合す
る上蓋からなるウェットティッシュ用容器であって、収
納部と上蓋が射出成型法によって成形されてなることを
特徴とする収納部と上蓋との嵌合気密性に優れるウェッ
トティッシュ用容器、である。
【０００６】本発明者らは、経時的にウェットティッシ
ュの濡れ具合が変化するという欠点についてウェットテ
ィッシュ自体並びに収納形態や容器について種々の観点
から検討した結果、容器を構成している上蓋に原因があ
ることを究明したものである。本発明におけるウェット
ティッシュ用容器とは、ウェットティッシュの収納部
と、収納部と嵌合する上蓋からなり、上蓋にあるウェッ
トティッシュの取り出し部からウェットティッシュを取
り出し、ウェットティッシュが無くなると上蓋を取り外
して詰め替え用のウェットティッシュを充填し、上蓋を
嵌合して反復使用するものをいうが、本発明者らの検討
によれば、従来のウェットティッシュ用容器が、射出成
型によって成形された収納部と、ブロー成型によって成
形された上蓋から構成されているために、反復使用によ
って収納部と上蓋との気密性が損なわれて乾燥し、ウェ
ットティッシュの濡れ具合が変化するという欠点が発生
していたのに対して、本発明は全てが射出成型によって
成形されたものを用いることでその欠点を解消したもの
である。特にボトルタイプの容器においては、ウェット
ティッシュが巻物状に収納され、その中心部から引き出
されていくタイプのために上蓋側と容器の底側のウェッ
トティッシュの濡れ具合が異なることになるため、本発
明はより効果的である。
ュの濡れ具合が変化するという欠点についてウェットテ
ィッシュ自体並びに収納形態や容器について種々の観点
から検討した結果、容器を構成している上蓋に原因があ
ることを究明したものである。本発明におけるウェット
ティッシュ用容器とは、ウェットティッシュの収納部
と、収納部と嵌合する上蓋からなり、上蓋にあるウェッ
トティッシュの取り出し部からウェットティッシュを取
り出し、ウェットティッシュが無くなると上蓋を取り外
して詰め替え用のウェットティッシュを充填し、上蓋を
嵌合して反復使用するものをいうが、本発明者らの検討
によれば、従来のウェットティッシュ用容器が、射出成
型によって成形された収納部と、ブロー成型によって成
形された上蓋から構成されているために、反復使用によ
って収納部と上蓋との気密性が損なわれて乾燥し、ウェ
ットティッシュの濡れ具合が変化するという欠点が発生
していたのに対して、本発明は全てが射出成型によって
成形されたものを用いることでその欠点を解消したもの
である。特にボトルタイプの容器においては、ウェット
ティッシュが巻物状に収納され、その中心部から引き出
されていくタイプのために上蓋側と容器の底側のウェッ
トティッシュの濡れ具合が異なることになるため、本発
明はより効果的である。
【０００７】かかる欠点は、業務用が家庭用と異なり２
５０〜５００枚程度と２倍以上のウェットティッシュの
収納量が要求され、容器が大きくなったために顕在化し
たものと考えられる。又、一般的に業務用での取扱い
は、家庭用と比べて幾分乱暴になる傾向にあることも顕
在化の原因と考えられるが、本発明によれば、収納部と
上蓋の気密性に優れているため例えば容器の転倒等によ
っても収納物が露出したりしないため業務用として取扱
性にも優れている。
５０〜５００枚程度と２倍以上のウェットティッシュの
収納量が要求され、容器が大きくなったために顕在化し
たものと考えられる。又、一般的に業務用での取扱い
は、家庭用と比べて幾分乱暴になる傾向にあることも顕
在化の原因と考えられるが、本発明によれば、収納部と
上蓋の気密性に優れているため例えば容器の転倒等によ
っても収納物が露出したりしないため業務用として取扱
性にも優れている。
【０００８】本発明は、ポリオレフィン系樹脂等の熱可
塑性樹脂を射出成型によって収納部並びに上蓋を成形す
るものであり、容器形状はボックスタイプ、ボトルタイ
プが一般的であるが、ボトルタイプが好ましい。又、容
器の容積は収納するウェットティッシュの枚数に応じて
適宜設計すればよく、取扱性からは底面の面積が０．１
〜１．０ｍ2 、高さが２０〜５０ｃｍ程度が適当であ
る。
塑性樹脂を射出成型によって収納部並びに上蓋を成形す
るものであり、容器形状はボックスタイプ、ボトルタイ
プが一般的であるが、ボトルタイプが好ましい。又、容
器の容積は収納するウェットティッシュの枚数に応じて
適宜設計すればよく、取扱性からは底面の面積が０．１
〜１．０ｍ2 、高さが２０〜５０ｃｍ程度が適当であ
る。
【０００９】又、収納するウェットティッシュは、吸水
性や抱水性の繊維例えば、パルプ、綿、キュプラ、ビス
コースレーヨン、ポリノジックレーヨン等の再生セルロ
ース繊維、単糸デニールが１デニール以下の極細繊維、
異型断面や多孔質等によって抱水性、含水性を向上させ
たポリエステル、ポリアミド、アクリル等の合成繊維の
一種又は二種以上からなり、ニードルパンチ、ボンデイ
ング、スパンレースやスパンボンド法等の公知の製法に
よって製造された不織布が一般的であるが、スパンレー
スやスパンボンド法で製造された不織布は特にウェット
時の強度等に優れているので好ましい。目付としては、
２０〜８０ｇ／ｍ2 好ましくは３０〜６０ｇ／ｍ2 がよ
い。
性や抱水性の繊維例えば、パルプ、綿、キュプラ、ビス
コースレーヨン、ポリノジックレーヨン等の再生セルロ
ース繊維、単糸デニールが１デニール以下の極細繊維、
異型断面や多孔質等によって抱水性、含水性を向上させ
たポリエステル、ポリアミド、アクリル等の合成繊維の
一種又は二種以上からなり、ニードルパンチ、ボンデイ
ング、スパンレースやスパンボンド法等の公知の製法に
よって製造された不織布が一般的であるが、スパンレー
スやスパンボンド法で製造された不織布は特にウェット
時の強度等に優れているので好ましい。目付としては、
２０〜８０ｇ／ｍ2 好ましくは３０〜６０ｇ／ｍ2 がよ
い。
【００１０】テイッシュに含有させる薬液等は、対人並
びに対物の清拭、除菌、消毒、殺菌等用途に応じて適宜
選定すればよい。ウェットティッシュの収納形態は、積
み重ね状でもいわゆる巻物状でもよいが巻物状が好まし
い。本発明のウェットティッシュ用容器は、家庭用でも
業務用でも利用可能であるが、特に２００枚以上（上限
は所望に応じて適宜選定できるが一般的には１０００枚
程度と考えられる。）が収納されている業務用に好適で
ある。
びに対物の清拭、除菌、消毒、殺菌等用途に応じて適宜
選定すればよい。ウェットティッシュの収納形態は、積
み重ね状でもいわゆる巻物状でもよいが巻物状が好まし
い。本発明のウェットティッシュ用容器は、家庭用でも
業務用でも利用可能であるが、特に２００枚以上（上限
は所望に応じて適宜選定できるが一般的には１０００枚
程度と考えられる。）が収納されている業務用に好適で
ある。
【００１１】又、業務用用途としては、前述した病院
用、食品取扱い業用、いわゆるエステティック業等の従
事者等の対人や対物に利用できる。
用、食品取扱い業用、いわゆるエステティック業等の従
事者等の対人や対物に利用できる。
【００１２】
【実施例】ウェットティッシュの収納部と上蓋を共にポ
リエチレン樹脂の射出成型品で構成した円筒容器（直径
２５ｃｍ、高さ３０ｃｍ）を用いて以下のように評価し
た。３８ｇ／ｍ2 のキュプラ長繊維不織布にエタノール
を主成分とする薬液を含有させたウェットティッシュ３
００枚を巻物状となしたものを容器に収納し、四週間で
ウェットティッシュが無くなるように使用した（初期使
用）。次いで、上蓋の取り外し−嵌合を５００回繰り返
した後、ウェットティッシュを収納し、同様に使用し、
初期使用とのウェットティッシュの使用感で評価した。
リエチレン樹脂の射出成型品で構成した円筒容器（直径
２５ｃｍ、高さ３０ｃｍ）を用いて以下のように評価し
た。３８ｇ／ｍ2 のキュプラ長繊維不織布にエタノール
を主成分とする薬液を含有させたウェットティッシュ３
００枚を巻物状となしたものを容器に収納し、四週間で
ウェットティッシュが無くなるように使用した（初期使
用）。次いで、上蓋の取り外し−嵌合を５００回繰り返
した後、ウェットティッシュを収納し、同様に使用し、
初期使用とのウェットティッシュの使用感で評価した。
【００１３】比較例として、上蓋にブロー成型品を用い
た容器並びに上蓋に真空成型品を用いた容器を用いた以
外は実施例同様に評価した。実施例のものは、ウェット
ティッシュの濡れ具合は初期使用と変わらなかったのに
対して比較例のものは初期使用と比べてウェットティッ
シュの上蓋側の一部が乾燥しており、濡れ具合が変化し
ていた。
た容器並びに上蓋に真空成型品を用いた容器を用いた以
外は実施例同様に評価した。実施例のものは、ウェット
ティッシュの濡れ具合は初期使用と変わらなかったのに
対して比較例のものは初期使用と比べてウェットティッ
シュの上蓋側の一部が乾燥しており、濡れ具合が変化し
ていた。
【００１４】
【発明の効果】本発明は気密性に優れたウェットティッ
シュ用容器を提供するものである。
シュ用容器を提供するものである。
Claims (1)
- 【請求項１】 プラスチック容器全てが射出成型法によ
って成形されてなることを特徴とするウェットティッシ
ュ用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5199618A JPH0751180A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | ウェットティッシュ用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5199618A JPH0751180A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | ウェットティッシュ用容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751180A true JPH0751180A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16410852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5199618A Withdrawn JPH0751180A (ja) | 1993-08-11 | 1993-08-11 | ウェットティッシュ用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751180A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100434935B1 (ko) * | 1996-03-29 | 2004-10-26 | 유니챰 가부시키가이샤 | 웨트티슈용기 |
-
1993
- 1993-08-11 JP JP5199618A patent/JPH0751180A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100434935B1 (ko) * | 1996-03-29 | 2004-10-26 | 유니챰 가부시키가이샤 | 웨트티슈용기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |