JP3217869U - 氷出し抽出器 - Google Patents

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祐人 鈴木
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Abstract

【課題】氷を使用したとき、発生して容器に付着する結露水があっても、抽出対象物例えばお茶の抽出を行うことができる氷出し抽出器を提供する。
【解決手段】氷出し抽出器1は第1の容器2、第2の容器11及び蓋体21を備え、第1の容器2は、第1の略円形状開口端、第1の略円形状底面4、第1の円形状開口端から第1の円形状底面4に向かって連続的に縮径する部分を含む本体側周面5と本体側周面5に接続して不連続にさらに縮径する接続側周面を含む第1の側周面、及び第1の略円形状底面4を貫通する第1の小孔8を有し、第2の容器11は、接続側周面に外嵌する第2の略円形状開口端、第2の略円形状底面及び第2の略円形状開口端から第2の略円形状底面に向かって拡径する部分を含む第2の側周面14、及び第2の略円形状開口端に形成された切り欠きを有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、氷出し抽出器に関する。
お茶は日本において、古来よりの文化として、人と人とのコミュニケーションの場や個人がリラックスする場など多くの場面で、古くから広く愛飲されている。また、近年では、急須を用い、直にお湯を茶葉に注いでお茶を抽出する以外に、茶葉をパック詰めしたものや、茶葉を砕いて粉末状態にしたものが使用に供されている。
特許文献1には、容器の中に茶葉を入れ、湯等の液体を注ぎ入れ、容器の縁部に凹状のフィルターを係止し簡易急須を構成し、備えの容器に抽出液を注ぎ入れ飲むことができる簡易茶器が開示されている。また、特許文献2には、上方が開口した水又は湯等の液体を収納する収納部を有する本体と、この本体に取り付けられ、茶葉等の飲料用抽出原料を収納する凹所底部に複数の開口部を有する濾過体などにより構成された、飲料用容器が開示されている。
一方、高温で淹れると苦がみや渋みのもとになるタンニンやカフェインが溶け出すのに対し、低温でゆっくり淹れると甘み成分のテアニンや旨み成分のアミノ酸、加えてビタミンCが引き出されて、渋みや苦みが少なく、茶葉本来のまろやかな旨みを楽しめるため、水出しが好まれている。さらには水の代わりに氷を使用する氷出しも行われている。
しかしながら、開示された茶器や飲料用容器は氷出し用としては不向きであり、氷を使用したとき、発生して容器に付着する結露水に対してお茶の抽出が行えないとの問題があった。
特開2008−246187号公報 特開2009−056069号公報
本考案の課題は上記のような従来の問題を解決し、氷を使用したとき、発生して容器に付着する結露水があっても、抽出対象物例えばお茶の抽出を行うことができる容器を提供することである。
(1)第1の略円形状開口端、第1の略円形状底面、前記第1の略円形状開口端から前記第1の略円形状底面に向かって連続的に縮径する部分を含む本体側周面と前記本体側周面に接続して不連続にさらに縮径する接続側周面を含む第1の側周面、及び前記第1の略円形状底面を貫通する第1の小孔を有する第1の容器と、前記接続側周面に外嵌する第2の略円形状開口端、第2の略円形状底面及び前記第2の略円形状開口端から前記第2の略円形状底面に向かって拡径する部分を含む第2の側周面、及び前記第2の略円形状開口端に形成された切り欠きを有する第2の容器と、前記第1の円形状開口端に内嵌する蓋体であって、前記第1の略円形状開口端に係止するリブを有する蓋体側周面、前記蓋体側周面に接続する略円形状蓋面、及び前記略円形状蓋面を貫通する第2の小孔を有する蓋と、を備え、前記第1の容器は氷と抽出対象物を収納することができることを特徴とする氷出し抽出器である。
(2)前記切り欠きはU字切り欠き、V字切り欠き、及びBOX切り欠きの何れか1種類であることを特徴とする(1)に記載の氷出し抽出器である。
(3)前記切り欠きの両端の寸法は2mm〜6mmであることを特徴とする(1)又は(2)に記載の氷出し抽出器である。
(4)前記第1の小孔と前記第2の小径の孔径はそれぞれ0.5mm〜2.5mmであることを特徴とする(1)〜(3)の何れか一つに記載の氷出し抽出器である。
本考案に係る氷出し抽出器を使用し、抽出対象物である例えばお茶を用いて、氷出しによる抽出を行えて、茶葉本来のまろやかな旨みを楽しめることができるという効果を奏する。
本考案の一つの実施形態である氷出し抽出器において、氷、対象抽出物が含まれたものの断面図を示す図である。 氷出し抽出器を各構成部品(第1の容器、第2の容器及び蓋体)に因って分離した状態の正面図を示す図である。 氷出し抽出器の斜視図を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本考案の実施の形態について説明する。本考案は、以下の実施形態に限定されるものではなく、考案の範囲を逸脱しない限りにおいて、変更、修正、改良を加え得るものである。
図1に基づいて、氷出し抽出器1の説明を行う。氷出し抽出器1は第1の容器2、第2の容器11及び蓋体21を備えている。ここで、第1の容器2は、第1の略円形状開口端3、第1の略円形状底面4、第1の略円形状開口端3から第1の略円形状底面4に向かって連続的に縮径する部分を含む本体側周面5と本体側周面5に接続して不連続にさらに縮径する接続側周面6を含む第1の側周面7、及び第1の略円形状底面4を貫通する第1の小孔8を有する。
また、第2の容器11は、接続側周面6に外嵌する第2の略円形状開口端12、第2の略円形状底面13及び第2の略円形状開口端12から第2の略円形状底面13に向かって拡径する部分を含む第2の側周面14、及び第2の略円形状開口端12に形成された切り欠き15を有する。蓋体21は、第1の略円形状開口端3に内嵌し、第1の略円形状開口端3に係止するリブ22を有する蓋体側周面23、蓋体側周面23に接続する略円形状蓋面24、及び略円形状蓋面24を貫通する第2の小孔25を有する。
製造のし易さ、価格の観点から略円形は円形であることが好ましい。
第1の容器2の内部であって、本体側周面5に対応する第1の収納部9には、例えば家庭用冷蔵を用い、付属した製氷皿で製氷された略直方体の氷Aを複数個収納することができる。一方、接続側周面6に対応する第2の収納部10には、抽出対象物を収納することができる。
抽出対象物としては、前述した日本のコミュニケーションの場等における古来よりの文化の観点から、お茶が好ましい。また、お茶として茶葉を用いた場合には、お茶を抽出した後の茶葉を容易に処理することができる観点から、パックに入ったものを用いることができる。お茶以外のその他の抽出対象物としては、個人の嗜好や場面に従って紅茶など適宜に選択することができる。
図2に示すように、氷出し抽出器1は、第1の容器2の接続側周面6に第2の容器11の第2の略円形状開口端12を外嵌し、蓋体21の蓋体側周面23を第1の容器2の第1の略円形状開口端3に内嵌することによって組み立てることができる。なお、接続側周面6に対する略円形状開口端12が外嵌できる位置は、第1の側周面7に形成された不連続な縮径によって形成された段差30によって規定される。一方、第1の略円形状開口端3に対する蓋体側周面23の内嵌できる位置は、リブ22によって規定される。
図3に示すように、組み立てられた氷出し抽出器1は、好ましくは中央からやや下側の部分が、上端(第1の略円形状開口端3)と下端(第2の略円形状底面13)と対比して縮径している。そのため、抽出器全体として安定した印象を与えると共に、上から下に向かって流れる方向性の印象によって、抽出液Cが下に向かってゆっくりと滴下されるとのイメージを与えることができるのである。
組み立てられた氷出し抽出器1について、第1(2)の収納部9(10)は、第2の小孔25によって氷出し抽出器1の外部と通気する。すなわち第2の小孔25は、密閉されるのを防ぐためのものであり、見た目上はできるだけ目立たないことが望ましいので、加工のしやすさなども加味しつつ、密閉を防ぐことができる最低限のサイズとする観点から、0.5mm〜2.5mmが好ましく、0.5mm〜1.5mmがさらに好ましい。
また、組み立てられた氷出し抽出器1について、第1の収納部9に収納された氷Aにより、第1の容器2や第2の容器11が冷やされて、段差30周辺に結露水が発生した場合であっても、第3の収納部16は切り欠き15によって、氷出し抽出器1の外部と通気することができる。接続側周面6は、切り欠き15全体と重なって第2の側周面14に内嵌しているが、図1に示すように、接続側周面6と第2の側周面14の間には通気できるクリアランスが形成されている。しかし、段差30周辺に結露水が発生した場合には、そのクリアランスがその結露水によって塞がれて通気が妨げられることになるのである。
すなわち切り欠き15は、第3の収納部13が密閉されるのを防ぐためのものであり、見た目上はできるだけ目立たないことが望ましいので、加工のしやすさなども加味しつつ、密閉を防ぐ観点から、U字切り欠き、V字切り欠き、及びBOX切り欠きの何れかが好ましい。
また、切り欠き15の最低限のサイズについても同様の観点から、その両端の寸法は2mm〜6mmが好ましく、3mm〜5mmがさらに好ましい。切り欠き15は、その両端において、第2の略円形状開口端12から第2の側周面14に沿い、第2の略円形状底面13に向かって切り込まれている。そのため、切り欠き15の段差30周辺に発生した結露水は、第2の略円形状底面13方向に移動(落下)し、特に切り欠き15付近における接続側周面6と第2の側周面14の間のクリアランスを維持することになるのである。すなわち切り欠き15は、そのようにクリアランスを維持することによって、第3の収納部13が密閉されることを防ぐのである。
第1の収納部9に収納された氷Aが溶けた直後の冷たい水によって、抽出された抽出液Cは、第1の小孔8を介して第3の収容部に滴下されて、そこに貯まることになる。第1の小孔8のサイズは、抽出液Cをゆっくり滴下する観点から、0.5mm〜2.5mmが好ましく、0.5mm〜1.5mmがさらに好ましい。抽出対象物Aが例えば茶葉である場合には、旨み成分が引き出されて、渋みや苦みが少なく、茶葉本来のまろやかな旨みを有する抽出茶をえて、その抽出茶を十分に楽しむことができるのである。
第1の容器2、蓋体21及び第2の容器11の材質は金属、プラスチックやガラスなどから適宜に選択することができるが、質感の観点から、第1の容器11、蓋体21は金属や塗装された金属が好ましい。一方、第2の容器11は、抽出液Cが滴下される様子や第2の容器11に貯まっていく様子を目視することができるとの観点から、透明性を有するものが好ましく、質感の観点からガラスがさらに好ましい。
氷出し抽出器1の使い方(組み立て方)の一例を以下に説明する。まず、第1の容器2の接続側周面6を、第2の容器11の第2の略円形状開口端12に内嵌する。抽出対象物Bとして、茶葉2〜3g(蓋体21約1杯分)を第2の収納部10に入れる。次いで、第1の収納部9にいっぱいとなるまで、複数個の略直方体の氷Aを第1の収納部9に入れる。蓋体21を第1の容器2の第1の円形状開口端3に内嵌する。そして、組み立てられた氷出し抽出器1を静置し、茶葉からの抽出茶が、第3の収納部16に貯まる時の経過を、愉しみながら過ごすのである。さらに、もう一度氷を入れると2煎目を抽出することができる。その時の経過を楽しむ場所としては、コミュニケーションの場のみならず、個々人の場例えば搭乗した飛行機中など様々である。
氷出し抽出器1から取り外した第2の容器11から、そのまま第3の収納部に貯まった抽出茶を飲むことができる。なお、氷出し抽出器1の片付けには、原則として前記の組み立て方と逆の手順を行えばよい。
本発明による氷出し抽出器を使用して、氷出しにより抽出対象物が例えば茶葉であれば、茶葉本来のまろやかな旨みを有するお茶をうることができる。
1: 氷出し抽出器
2: 第1の容器
3: 第1の略円形状開口端
4: 第1の略円形状底面
5: 本体側周面
6: 接続側周面
7: 第1の側周面
8: 第1の小孔
9: 第1の収納部
10:第2の収納部
11:第2の容器
12:第2の略円形状開口端
13:第2の略円形状底面
14:第2の側周面
15:切り欠き
16:第3の収納部
21:蓋体
22:リブ
23:蓋体側周面
24:略円形状蓋面
25:第2の小孔
30:段差
A :氷
B :抽出対象物
C :抽出液

Claims (4)

  1. 第1の略円形状開口端、第1の略円形状底面、前記第1の略円形状開口端から前記第1の略円形状底面に向かって連続的に縮径する部分を含む本体側周面と前記本体側周面に接続して不連続にさらに縮径する接続側周面を含む第1の側周面、及び前記第1の略円形状底面を貫通する第1の小孔を有する第1の容器と、前記接続側周面に外嵌する第2の略円形状開口端、第2の略円形状底面及び前記第2の略円形状開口端から前記第2の略円形状底面に向かって拡径する部分を含む第2の側周面、及び前記第2の略円形状開口端に形成された切り欠きを有する第2の容器と、前記第1の略円形状開口端に内嵌する蓋体であって、前記第1の略円形状開口端に係止するリブを有する蓋体側周面、前記蓋体側周面に接続する略円形状蓋面、及び前記略円形状蓋面を貫通する第2の小孔を有する蓋と、を備え、前記第1の容器は氷と抽出対象物を収納することができることを特徴とする氷出し抽出器。
  2. 前記切り欠きはU字切り欠き、V字切り欠き、及びBOX切り欠きの何れか1種類であることを特徴とする請求項1に記載の氷出し抽出器。
  3. 前記切り欠きの両端の寸法は2mm〜6mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の氷出し抽出器。
  4. 前記第1の小孔と前記第2の小径の孔径はそれぞれ0.5mm〜2.5mmであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の氷出し抽出器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022039597A (ja) * 2020-08-28 2022-03-10 株式会社Sus 飲料メーカー

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