JP3217459B2 - 半導体チップ - Google Patents

半導体チップ

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JP3217459B2
JP3217459B2 JP17141692A JP17141692A JP3217459B2 JP 3217459 B2 JP3217459 B2 JP 3217459B2 JP 17141692 A JP17141692 A JP 17141692A JP 17141692 A JP17141692 A JP 17141692A JP 3217459 B2 JP3217459 B2 JP 3217459B2
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Rohm Co Ltd
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    • H01L2223/544Marks applied to semiconductor devices or parts
    • H01L2223/54473Marks applied to semiconductor devices or parts for use after dicing
    • H01L2223/5448Located on chip prior to dicing and remaining on chip after dicing
    • HELECTRICITY
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動機によりダイボン
ディングやワイヤボンディングする半導体チップに関
し、詳細には半導体チップ上に設定されている認識マー
クを含む認識エリアと膜剥がれから保護するためのダミ
ーパターンを形成した半導体チップに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばファクシミリ、プリンタ等に搭載
されるLEDヘッドでは、その製造工程でLEDチップ
とICとを自動機によりワイヤボンディングするが、そ
の際に自動機はLEDチップ上に設けられている認識マ
ークと認識エリアが持つ情報に基づいてワイヤボンディ
ングを行うようになっている。
【0003】これを図4についてもう少し詳しく説明す
る。一般に、ダイボンディングやワイヤボンディングを
行うLEDチップ等の半導体チップ10には、ダイシン
グライン3が周囲に引かれ、このライン3に沿ってダイ
シングにより個々のチップに分離され、分離された半導
体チップ10が、更にその後の工程において自動機によ
って、基板上にダイボンディングされたり、IC等にワ
イヤボンディングされる。このダイボンディングやワイ
ヤボンディング時の基準として利用されるのが、認識マ
ーク1とその周囲の認識エリア2である。自動機は認識
マーク1と認識エリア2との2値化による情報を認識し
て、所定位置でダイボンディングやワイヤボンディング
を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4から分かるよう
に、認識マーク1は半導体チップ10の1隅のダイシン
グライン3付近に設定されるのが通常であり、当然なが
ら認識マーク1を含む認識エリア2もダイシングライン
3付近に存在する。ところが、ダイシング時に切断され
た端縁4(特にチップ10の角)から、半導体チップ1
0の膜が剥離することがある。この膜剥がれが認識エリ
ア2まで及ばない場合は特に問題はないが、図示のよう
に膜剥がれ(図中の斜線領域)5が認識エリア2まで達
すると、自動機の認識エラーの発生が多くなる。特に膜
剥がれ5が認識マーク1にまで至ると、認識エラーにな
る確率が一気に高まる。これは、膜剥がれ5により、認
識マーク1や認識エリア2の表面状態が正常時とは異な
り、認識マーク1と認識エリア2が本来持つ情報が変化
するため、認識エラーが発生するものと考えられてい
る。
【0005】従って、本発明の目的は、半導体チップの
ダイシング時に発生する膜剥がれに起因する認識エラー
を低減することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明の半
導体チップ、即ちチップの一偶角と、この一偶角と結ぶ
線でチップの一端辺が形成される他偶角に、それぞれ各
角を含みダイシングラインに沿って形成されるL字状パ
ターンと、このL字状パターンの内側に形成される認識
マークとで、認識エリアを形成し、かつ前記一偶角と他
偶角のL字状パターンと認識マークの相対関係を互いに
異なるように形成した半導体チップにより達成される。
【0007】本発明の半導体チップでは、ダミーパター
としてのL字状パターンが膜剥がれの認識エリアへの
進入を阻止する作用を有するため、たとえダイシング時
にチップ端縁から膜が剥離しても、膜剥がれはダミーパ
ターンまでであり、ダミーパターンの内側に設定されて
いる認識マークを含む認識エリアには膜剥がれは生じ
ず、膜剥がれに因る認識エラーが激減する。
【0008】なお、ダミーパターンは、ダイシングに因
る膜剥がれを阻止できれば、その素材や形状に制限はな
く、素材としてはパターン形成のし易さなどからアルミ
ニウムが最適である。又、パターン形状は、認識エリア
まで膜剥がれが及ぶのを阻止できるものであればよく、
その幅・長さに制約はない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の半導体チップを実施例に基づ
いて説明する。図1はその一例の一部平面図(一偶角の
み)を示す。但し、従来と同じ構成要素には同一符号を
付してある。図に示す半導体チップ10は、予め設定し
たダイシングライン3に沿ってダイシングにより分離さ
れたものであり、切断によりチップ10の周囲に端縁4
が形成される。この半導体チップ10の一偶角におい
て、ダイシングライン3の付近には所定の認識マーク1
と認識エリア2が設定されている。なお、この一偶角と
結ぶ線で半導体チップ10の一端辺が形成される他偶角
にも、同様にダイシングライン3の付近に所定の認識マ
ーク1と認識エリア2が設定されている。
【0010】本発明の特徴であるダミーパターン(L字
状パターン)6は、アルミニウムからなり、認識エリア
2とダイシングライン3との間に位置し、ダイシングラ
イン3に沿って一定幅で延在する。特に、認識エリア2
のダイシングライン3寄りの2辺はダミーパターン6の
縁に一致しており、ダミーパターン6の縁が認識エリア
2の境界線を構成している。この実施例では、ダミーパ
ターン6は半導体チップ10の周囲にダイシングライン
3に沿って設けられているが、必ずしも周囲に設ける必
要はなく、要するに前述したように認識エリア2に膜剥
がれが及ばなければよい。なお、この半導体チップ10
の他偶角にも、同様にダイシングライン3に沿ってダミ
ーパターン(L字状パターン)が形成されているが、一
偶角と他偶角のL字状パターンと認識マークの相対関係
は互いに異なっている。
【0011】このような半導体チップ10では、ダイシ
ング時に端縁4から膜が剥離しても、その進行がダミー
パターン6で食い止められ、ダミーパターン6の内側に
存在する認識マーク1は勿論のこと、認識エリア2には
膜剥がれが発生しない。従って、認識マーク1及び認識
エリア2の情報が変化しないので、自動機によるダイボ
ンディングやワイヤボンディング時に、認識エラーが起
こる可能性は極めて低い。
【0012】図2は、本発明の他の実施例を示すLED
チップの一部平面図であり、図2の(a)は、LEDチ
ップ10の一方端のパターンを、図2の(b)はLED
チップ10の他方端のパターンを示している。図2にお
いて、7は、マスクアライメントであり、8は各LED
のワイヤボンディング用のパッドである。また、この実
施例LEDチップ10の偶角10aには、ダイシングラ
イン3に沿ってL字状のパターン6aが形成されてお
り、このL字状のパターン6aは、図1のダミーパター
ン6と同機能を持つものである。さらに、このL字状パ
ターン6aの内側に認識マーク1aが形成されている。
LED10の同端辺10c上にある他の偶角10bに
も、同様にL字状パターン6bと認識マーク1bが形成
されている。
【0013】もっとも、偶角10aに形成されるL字状
パターン6aと認識マークaと、他偶角10bに形成
されるL字状パターン6bと認識マークbは、それぞ
れL字状パターンの2辺の長さの比と、2辺から認識マ
ークまでの距離比を異なるように設定している。これら
により、例えば認識マークを認識して、その後連続的に
ワイヤボンディングを行う際に、LEDチップ10の、
いずれの端から行うかを、十分に識別でき、パッドに正
確にワイヤボンディングできるようにしている。
【0014】図3は、図2で示したLEDチップ10の
L字状パターンと認識マークの異なる態様のパターン例
を示している。図3の(a)は、L字状パターン6a、
6bの2辺の長さ比、及びL字状パターン6a、6bと
認識マーク1a、1bの距離は同じであるが、認識マー
ク6aと6bが長方形であり、その姿勢を横型と縦型に
している。
【0015】図3の(b)は、認識マーク1aと1bの
姿勢を異ならせるとともに、各L字状パターン6a、6
bへの距離も異なるものとしている。また、図3の
(c)は、認識マーク1a、1bの姿勢は同じである
が、L字状パターン6a、6bへの距離を異なるものと
している。いずれの場合も、自動機でワイヤボンディン
グ等を行う場合に、LEDチップ10の、いずれの端部
から行うか、この相違を読取ることにより、方向性を識
別できるようにしている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、発明の半導体チ
ップは、上記のように構成されるので、下記の効果を奏
する。 (1)ダイシング時に起こる膜剥がれが認識マークを含
む認識エリアまではL字状パターンによって進行しない
ので、認識マーク及び認識エリアが持つ本来の情報が変
化せず、自動機によるダイボンディングやワイヤボンデ
ィング時における認識エラーの発生が激減する。 (2)(1)の結果、製造工程内での直行率の向上、及
びリワーク率の低減等によりコストが削減される。
【0017】また、認識マークとL字状パターンの相対
関係を一偶角と他偶角のもので異なるようにしているの
で、これを読取ることにより、その方向性を識別でき、
ワイヤボンディング等を確実正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体チップの一部平
面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す、LEDチップの一
部平面図である。
【図3】図2に示すLEDチップのL字状パターンと認
識マークの相対関係の異なる他の態様例を示す図であ
る。
【図4】従来例に係る半導体チップの一部平面図であ
る。
【符号の説明】
1 認識マーク 2 認識エリア 3 ダイシングライン 4 半導体チップの端縁 6 ダミーパターン 10 半導体チップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−309351(JP,A) 特開 平2−65153(JP,A) 特開 昭63−313812(JP,A) 特開 昭61−166129(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体チップにおいて、チップの一偶角
    と、この一偶角と結ぶ線でチップの一端辺が形成される
    他偶角に、それぞれ各角を含みダイシングラインに沿っ
    て形成されるL字状パターンと、このL字状パターンの
    内側に形成される認識マークとで、認識エリアを形成
    し、かつ前記一偶角と他偶角のL字状パターンと認識マ
    ークの相対関係を互いに異なるように形成したことを特
    徴とする半導体チップ。
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