JP3217248B2 - 土工車両の油圧装置 - Google Patents

土工車両の油圧装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばホイール
ローダのような土工車両の油圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホイールローダなどの土工車両に
おいて、油圧用ポンプは一般的にエンジンに直接接続さ
れ作業装置の未使用時でも常時回転されて配管内に油圧
を送っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作業装置の未
使用時において、配管の圧力損失によりエンジンの出力
を消費しており、エンジン出力のロスがあるという問題
があった。
【0004】本発明のうち請求項1記載の発明は、上記
問題点を解決して、エンジン出力のロスを無くし、燃費
や動性能の向上を図ることができる土工車両の油圧装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、車両に搭載されたエ
ンジンにより駆動される少なくともメインポンプおよび
ステアリング作動用ポンプならびにスイッチポンプを設
け、前記メインポンプからの作動油がメイン油圧回路を
介して供給されて作業用駆動装置を駆動するメインバル
と、前記ステアリング作動用ポンプおよびスイッチポ
ンプの作動油が供給されてパワーステアリングを駆動す
るステアバルブを設け、前記ステアリング作動用ポン
プの作動油をメインバルブに送る支援油圧回路を設け、
メインバルブの非操作時および微操作時に、メインポン
プからメイン油圧回路に吐出される作動油の全量をタン
クに戻す低圧用アンロードバルブを設け、前記ステアバ
ルブを、パワーステアリングの作動油量が不足する時
に、スイッチポンプの作動油の全量または一部をステア
バルブに送り、ステアリングの非操作時に、ステアリン
グ作動用ポンプの作動油の全量をドレーンし、かつスイ
ッチポンプの作動油の全量を前記支援油圧回路を介して
メインバルブに送るように構成したものである。
【0006】上記請求項1記載の構成によれば、メイン
バルブの非操作時および微操作時に低圧用アンロードバ
ルブによりメインポンプからメイン油圧回路に吐出され
る作動油の全量がタンクに戻されるので、メインポンプ
による配管内での圧力損失がなくなり、その分エンジン
の出力ロスがなくなって燃費を向上でき、あるいは損失
分の油圧で動性能を向上させることができる。またステ
アバルブにより、パワーステアリングの作動油量が不足
する時に、スイッチポンプの作動油の全量または一部を
ステアバルブに送るので、軽快なステアリングが可能と
なり、またステアリングの非操作時にスイッチポンプの
作動油をメインバルブに送るので、高負荷での作業が可
能となる。
【0007】また請求項2記載の発明は、車両に搭載さ
れたエンジンにより駆動される少なくともメインポンプ
およびステアリング作動用ポンプならびにスイッチポン
プを設け、前記メインポンプからの作動油がメイン油圧
回路を介して供給されて作業用駆動装置を駆動するメイ
ンバルブと、前記ステアリング作動用ポンプの作動油が
供給されてパワーステアリングを駆動するステアバルブ
とを設け、前記ステアリング作動用ポンプの作動油をメ
インバルブに送る支援油圧回路を設け、メインバルブの
非操作時および微操作時に、メインポンプからメイン油
圧回路に吐出される作動油の全量をタンクに戻す低圧用
アンロードバルブを設け、前記低圧用ア ンロードバルブ
とメインバルブの間のメイン油圧回路に、パワーステア
リングを駆動する作動油が不足する場合に、前記スイッ
チポンプからの作動油をデマンド油圧回路を介してステ
アバルブに送るとともにメインポンプの作動油をメイン
ポンプに送り、前記作動油量が十分な場合にメインポン
プおよびスイッチポンプからの作動油をメインポンプに
送るデマンドバルブを設けたものである。
【0008】上記請求項2記載の構成によれば、メイン
バルブの非操作時および微操作時に低圧用アンロードバ
ルブによりメインポンプからメイン油圧回路に吐出され
る作動油の全量がタンクに戻されるので、メインポンプ
による配管内での圧力損失がなくなり、その分エンジン
の出力ロスがなくなって燃費を向上でき、あるいは損失
分の油圧で動性能を向上させることができる。またデマ
ンドバルブにより、パワーステアリングを駆動する作動
油が不足する場合に、スイッチポンプからの作動油をス
テアバルブに送るので、軽快なステアリングが可能とな
り、また作動油量が十分な場合に、メインポンプとスイ
ッチポンプからの作動油をメインポンプに送るので、高
負荷での作業が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態) ここで、本発明に係る土工車両の油圧装置の第1の実施
の形態を図1に基づいて説明する。
【0010】この油圧装置は、車両に搭載されたエンジ
ンにより駆動されるメインポンプ11と、ステアリング
作動用ポンプの一例であるステアポンプ12と、パイロ
ットポンプ13とが具備されている。メインポンプ11
はメイン油圧回路14を介してメインバルブ15に接続
され、このメインバルブ15により作業装置駆動装置で
ある油圧シリンダ装置16に油圧を供給し、作業装置が
操作される。またステアポンプ12は、ステア油圧回路
17を介してステアバルブ18に接続され、このステア
バルブ18により車輪を操向するためのパワーシリンダ
19が操作される。また、このステアバルブ18とメイ
ン油圧回路14との間には、余剰分の油圧を作業装置に
使用するための支援油圧回路であるブランチ油圧回路2
0が接続されている。さらにパイロットポンプ13は、
メインバルブ15を操作するための油圧をパイロット油
圧回路21Aを介してパイロットバルブ22に供給し、
操作レバー22aによりパイロットバルブ22が操作さ
れて油圧がパイロット油圧回路21Bからメインバルブ
15のアクチュエータに送られ操作される。
【0011】メインポンプ11の吐出口近傍のメイン油
圧回路14には、メインバルブ15の非操作または微操
作時に、メインポンプ11から吐出される作動油の全量
をタンク23に戻し、メインバルブ15の通常動作時に
メインポンプ11から吐出される作動油の全量をメイン
油圧回路14を介してメインバルブ15に送る低圧用ア
ンロードバルブ24が設けられている。ここでメインバ
ルブ15の非操作状態および微操作状態を検知する手段
としては、たとえばパイロット油圧回路21Bのバイパ
ス管にシャトルバルブ25を介在させ、このシャトルバ
ルブ25から導出される油圧により、油圧導管26を介
して低圧用アンロードバルブ24が操作される。
【0012】上記構成において、土工車両の走行時で作
業装置が使用されない非操作時および作業装置が僅かに
駆動される微操作時には、図1に示すように、シャトル
バルブ25により低圧用アンロードバルブ24がI位置
に保持され、メインポンプ11から吐出される作動油の
全量がタンク23に戻される。この時ステアポンプ12
からステアバルブ18に送られた余剰の作動油がメイン
バルブ15に送られ、この油圧により作動装置の姿勢保
持および微動作が行われる。これにより、作業装置すな
わちメインバルブ15の非操作時および微操作時に、従
来にあったメインポンプ11からメインバルブ15に送
られる作動油の配管抵抗が無くなることで、エンジン出
力のロスをなくして燃費を向上させることができる。あ
るいは損失分の油圧で走行性能やパワーステアリングな
どの動性能を向上させることができる。
【0013】また、パイロットバルブ22により作業装
置が通常操作されると、パイロット 油圧回路21Bの油
圧が通常操作の油圧状態になり、シャトルバルブ25か
ら導出された油圧により低圧用アンロードバルブ24が
II位置に切り換えられて、メインポンプ11から吐出さ
れる作動油の全量がメインバルブ15に送られ、この作
動油とステアポンプ12からの余剰の作動油(ステアリ
ングが操作されなければ全量)とがメインバルブ15に
送られて、作業装置駆動用の油圧シリンダ装置16が高
速で駆動される。
【0014】(第2の実施の形態) 図2は土工車両の油圧装置の第2の実施の形態を示す。
この第2の実施の形態は第1の実施の形態のメイン油圧
回路14に高圧用アンロードバルブ31を設けたもので
ある。なお、以下の実施の形態において、先の実施の形
態と同一の部材には同一の符号を付して説明は省略す
る。
【0015】すなわち、メイン油圧回路15の低圧用ア
ンロードバルブ24とメインバルブ15の間には高圧用
アンロードバルブ31が設けられている。この高圧用ア
ンロードバルブ31は、メイン油圧回路14の油圧が設
定値以上の高負荷となった時に、メインポンプ11また
はステアポンプ12からメイン油圧回路14に吐出され
る作動油の全量をタンクに戻すものである。ここでメイ
ンポンプ11には、設定吐出圧が210kg/cm2
ギヤポンプが採用され、一方ステアポンプ12には、設
定吐出圧力が270kg/cm2 のプランジャポンプが
採用されている。したがって、メイン油圧回路14の高
負荷の時には、油圧シリンダ装置16にプランジャポン
プの設定圧である最大270kg/cm2 の作動油がス
テアポンプ12から供給され、低速ではあるが、高負荷
での作業が可能となるものである。
【0016】上記構成において、土工車両の走行時で作
業装置が使用されない非操作時および作業装置が僅かに
駆動される微操作時には、シャトルバルブ25により低
圧用アンロードバルブ24がI位置に保持され、メイン
ポンプ11から吐出される作動油の全量がタンク23に
戻される。この時ステアポンプ12からステアバルブ1
8に送られた余剰の作動油がメインバルブ15に送ら
れ、この油圧により作動装置の姿勢保持および微動作が
行われる。これにより、作業装置すなわちメインバルブ
15の非操作時および微操作時に、従来にあったメイン
ポンプ11からメインバルブ15に送られる作動油の配
管抵抗が無くなることで、エンジン出力のロスをなくし
て燃費を向上させることができる。あるいは損失分の油
圧で走行性能やパワーステアリングなどの動性能を向上
させることができる。
【0017】また、パイロットバルブ22により作業装
置が通常操作されると、パイロット油圧回路21Bの油
圧が通常操作の油圧状態となり、シャトルバルブ25か
ら導出された油圧により低圧用アンロードバルブ24が
II位置に切り換えられて、メインポンプ11から吐出さ
れる作動油の全量が高圧用アンロードバルブ31を介し
てメインバルブ15に送られ、この作動油とステアポン
プ12からの余剰の作動油(ステアリングが操作されな
ければ全量)とがメインバルブ15に送られて、作業装
置駆動用の油圧シリンダ装置16が高速で駆動される。
【0018】さらに、作業装置に高負荷が作用され、メ
イン油圧回路14内の油圧が設定値以上となると、高圧
用アンロードバルブ31が作動され、メインポンプ11
から吐出された作動油はアンロードされ、メインバルブ
15には送られない。このときに、ステアリング操作が
行われることは希であるため(不可能に近いため)、ス
テアポンプ12の吐出した作動油は、ブランチ油圧回路
20およびメイン油圧回路14を通じてメインバルブ1
5に送られる。これにより、油圧シリンダ装置16には
プランジャポンプの設定圧である最大270kg/cm
2 の作動油の供給が可能となり、低速ではあるが、高負
荷での作業が可能となる。
【0019】(第3の実施の形態) 図3は土工車両の第3の実施の形態を示す。この第3の
実施の形態は、メインポンプ11がプランジャポンプに
より構成されるとともに、ステアリング作動用ポンプと
してステアポンプ12の他に、ステアバルブ18にスイ
ッチ油圧回路43を介して接続されたスイッチポンブ4
2が設けられ、ステアポンプ12とスイッチポンプ42
がギヤポンプにより構成される。またブランチ油圧回路
20に高圧用アンロードバルブ41が設けられている。
これらプランジャポンプおよびギヤポンプの設定吐出圧
力は、第2の実施の形態のものと同じである。
【0020】ステアバルブ18には、ステアポンプ12
から吐出された作動油およびスイッチポンプ42から吐
出された作動油が送られる。ステアリング操作が行われ
ると、ステアポンプ12から吐出された作動油がステア
バルブ18からパワシリンダ19に送られるが、送られ
る作動油がステアリング操作に必要な作動油の量に足り
ない場合、スイッチポンプ42から吐出された作動油の
全量または一部がパワシリンダ19に送られる。スイッ
チポンプ42から吐出された作動油の余った分はブラン
チ油圧回路20に送られ、これにより軽快なステアリン
グ操作が可能となる。一方、ステアリング操作が行われ
ないと、ステアポンプ12から吐出された作動油の全量
はドレーンされ、スイッチポンプ42から吐出された作
動油の全量がブランチ油圧回路20に送られる。
【0021】メインバルブ15には、作業装置の通常操
作時にメインポンプ36から吐出された作動油と、スイ
ッチポンプ42から吐出された作動油がブランチ油圧回
路20を介して送られる。
【0022】上記構成において、非操作時および微操作
時と通常操作時は第1,第2の実施の形態と同様に動作
される。次に作業装置の通常操作時において作業装置に
低負荷が作用した場合、メイン油圧回路14内の圧力が
設定値未満であると、高圧用アンロードバルブ41が作
動させられることなく、スイッチポンプ42から吐出さ
れた作動油がブランチ油圧回路20を通じてメイン油圧
回路14に送られる。これにより、メインバルブ15に
は、メインポンプ11およびスイッチポンプ42のそれ
ぞれから吐出した作動油の合計量の作動油が送られる。
【0023】これとは逆に、作業装置に高負荷が作用
し、メイン油圧回路14内の圧力が設定値以上となる
と、高圧用アンロードバルブ41が作動され、スイッチ
ポンプ42の吐出した作動油はアンロードされ、メイン
油圧回路14には送られない。したがって、設定吐出圧
力が高いプランジャポンプからなるメインポンプ11の
みから作動油がメインバルブ15に送られて、低速では
あるが高負荷での作業が可能となる。
【0024】(第4の実施の形態) 図4は土工車両の油圧装置の第4の実施の形態を示す。
この実施例では、スイッチポンプ42から吐出される作
動油はデマンド油圧回路53を介してステア油圧回路1
7に送られており、このデマンド油圧回路53とメイン
油圧回路14にまたがって高圧用アンロードバルブ51
およびデマンドバルブ52が設けられている。
【0025】メインポンプ11およびスイッチポンプ4
2は、いずれもギヤポンプである。一方ステアポンプ1
2はプランジャポンプである。ギヤポンプおよびプラン
ジャポンプの設定吐出圧力は第2の実施の形態のものと
同じである。
【0026】上記構成において、非操作時および微操作
時は第1,第2の実施の形態と同様に動作される。通常
操作時に作業装置に低負荷が作用され、メイン油圧回路
14内の圧力が設定値未満であると、高圧側アンロード
バルブ51が作動させられることなく、メインポンプ1
1およびスイッチポンプ42の吐出した作動油はデマン
ドバルブ52に送られる。ステアポンプ12の吐出した
作動油の全量は、ステアバルブ18に送られ、さらにメ
インバルブ15に送られる。このときに、ステアポンプ
12からの作動油吐出量がステアリング操作を行うため
に不足する場合、デマンドバルブ52によって、メイン
ポンプ11の吐出した作動油がメインバルブ15に送ら
れ、スイッチポンプ42の吐出した作動油がデマンド油
圧回路53を介してステア油圧回路17に送られる。一
方、ステアポンプ12の作動油吐出量がステアリング操
作を行うために充分な場合、デマンドバルブ52によっ
てメインポンプ11およびスイッチポンプ41のそれぞ
れから吐出した作動油は、いずれもブランチ油圧回路2
0を介してメインバルブ15に送られる。
【0027】通常作業時に作業装置に高負荷が作用さ
れ、メイン油圧回路内14の圧力が設定値以上となる
と、高圧側アンロードバルブ51が作動され、メインポ
ンプ11およびスイッチポンプ41の吐出した作動油は
いずれもアンロードされ、メインバルブ15には送られ
ない。このときに、ステアバルブ18にはステアポンプ
12から作動油が送られるが、ステアリング操作が行わ
れることは希であるため、ステアポンプ12の吐出した
作動油は、ブランチ油圧回路20およびメイン油圧回路
14を通じてメインバルブ15に送られる。
【0028】
【発明の効果】以上に述べたごとく、請求項1記載の発
明によれば、メインバルブの非操作時および微操作時に
低圧用アンロードバルブによりメインポンプからメイン
油圧回路に吐出される作動油の全量がタンクに戻される
ので、メインポンプによる配管内での圧力損失がなくな
ってその分エンジンの出力ロスがなくなり、燃費を向上
でき、あるいは損失分の油圧で動性能を向上させること
ができる。またステアバルブにより、パワーステアリン
グの作動油量が不足する時に、スイッチポンプの作動油
の全量または一部をステアバルブに送るので、軽快なス
テアリングが可能となり、またステアリングの非操作時
にスイッチポンプの作動油をメインバルブに送るので、
高負荷での作業が可能となる。
【0029】また請求項2記載の発明によれば、メイン
バルブの非操作時および微操作時に低圧用アンロードバ
ルブによりメインポンプからメイン油圧回路に吐出され
る作動油の全量がタンクに戻されるので、メインポンプ
による配管内での圧力損失がなくなり、その分エンジン
の出力ロスがなくなって燃費を向上でき、あるいは損失
分の油圧で動性能を向上させることができる。またデマ
ンドバルブにより、パワーステアリングを駆動する作動
油が不足する場合に、スイッチポンプからの作 動油をス
テアバルブに送るので、軽快なステアリングが可能とな
り、また作動油量が十分な場合に、メインポンプとスイ
ッチポンプからの作動油をメインポンプに送るので、高
負荷での作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る土工車両の油圧装置の第1の実施
の形態を示す構成図である。
【図2】本発明に係る土工車両の油圧装置の第2の実施
の形態を示す構成図である。
【図3】本発明に係る土工車両の油圧装置の第3の実施
の形態を示す構成図である。
【図4】本発明に係る土工車両の油圧装置の第4の実施
の形態を示す構成図である。
【符号の説明】
11 メインポンプ 12 ステアポンプ 13 パイロットポンプ 14 メイン油圧回路 15 メインバルブ 16 油圧シリンダ装置 17 ステア油圧回路 18 ステアバルブ 19 パワーシリンダ 20 ブランチ油圧回路 21A,21B パイロット油圧回路 22 パイロットバルブ 23 タンク 24 低圧用アンロードバルブ 25 シャトルバルブ 31,41,51 高圧用アンロードバルブ 42 スイッチポンプ 52 デマンドバルブ 53 デマンド油圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/22 E02F 3/43 F15B 11/02 B66F 9/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載されたエンジンにより駆動され
    る少なくともメインポンプおよびステアリング作動用ポ
    ンプならびにスイッチポンプを設け、 前記メインポンプからの作動油がメイン油圧回路を介し
    て供給されて作業用駆動装置を駆動するメインバルブ
    と、前記ステアリング作動用ポンプおよびスイッチポン
    プの作動油が供給されてパワーステアリングを駆動する
    ステアバルブを設け、 前記ステアリング作動用ポンプの作動油をメインバルブ
    に送る支援油圧回路を設け、 メインバルブの非操作時および微操作時に、メインポン
    プからメイン油圧回路に吐出される作動油の全量をタン
    クに戻す低圧用アンロードバルブを設け、 前記ステアバルブを、パワーステアリングの作動油量が
    不足する時に、スイッチポンプの作動油の全量または一
    部をステアバルブに送り、ステアリングの非操作時に、
    ステアリング作動用ポンプの作動油の全量をドレーン
    し、かつスイッチポンプの作動油の全量を前記支援油圧
    回路を介してメインバルブに送るように構成した ことを
    特徴とする土工車両の油圧装置。
  2. 【請求項2】車両に搭載されたエンジンにより駆動され
    る少なくともメインポンプおよびステアリング作動用ポ
    ンプならびにスイッチポンプを設け、 前記メインポンプからの作動油がメイン油圧回路を介し
    て供給されて作業用駆動装置を駆動するメインバルブ
    と、前記ステアリング作動用ポンプの作動油が供給され
    てパワーステアリングを駆動するステアバルブとを設
    け、 前記ステアリング作動用ポンプの作動油をメインバルブ
    に送る支援油圧回路を設け、 メインバルブの非操作時および微操作時に、メインポン
    プからメイン油圧回路 に吐出される作動油の全量をタン
    クに戻す低圧用アンロードバルブを設け、 前記低圧用アンロードバルブとメインバルブの間のメイ
    ン油圧回路に、パワーステアリングを駆動する作動油が
    不足する場合に、前記スイッチポンプからの作動油をデ
    マンド油圧回路を介してステアバルブに送るとともにメ
    インポンプの作動油をメインポンプに送り、前記作動油
    量が十分な場合にメインポンプおよびスイッチポンプか
    らの作動油をメインポンプに送るデマンドバルブを設け
    ことを特徴とする土工車両の油圧装置。
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