JP3217039B2 - 軽量盛土工法 - Google Patents

軽量盛土工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軽量盛土工法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、舗装路の拡幅工事や急傾斜地にお
ける舗装路の建設等に際して、地盤上に土や砂利等を敷
設する盛土がなされていた。しかし、この砂や砂利を用
いる盛土工法においては、施工の際に大型設備機械を必
要とし、施工および原料の運搬の際に施工者に過大な負
担をかけてしまうとともに、材料が重いといった問題点
があった。
【0003】そして、最近では、作業の簡易化と材料の
軽量化を図るべく、図8に示すように、土や砂利の代わ
りに現場で硬質のウレタンフォーム等からなる硬質発泡
層70を地盤61上に形成し、該硬質発泡層70により
嵩上げする軽量盛土工法が提案されている。なお、図8
では、急傾斜地における舗装路60の構造を表し、図中
の符号62は斜面、63は前記地盤61上面を水平にす
るための基礎平面、64は前記硬質発泡層70の上面に
打設されたコンクリート床版、64aは前記コンクリー
ト床版64のアンカー部、65は前記コンクリート床板
64上に敷設された土等の路床、66は舗装層を形成す
る砂利等の路盤、67はアスファルト等で構成される表
層、Cは舗装路上を通行する自動車である。
【0004】前記軽量盛土工法は、図9に示すように、
地盤61上面、図示の場合には基礎平面63上面に壁面
68を配置し、図10のように該壁面68により仕切ら
れた空間、図示の例では該壁面68と斜面62間で液状
発泡樹脂原料Pの吐出・発泡硬化を複数回に分けて繰り
返し行い、前記地盤61上に複数の硬質発泡層71を順
次積層して一体化することによって複数層からなる硬質
発泡層70を形成する。
【0005】ところで、上記軽量盛土工法においては、
施工期間中に雨や雪等が降った場合には、その時点で形
成されている発泡層71表面に水が溜まってしまうこと
がある。このように発泡層表面に水が溜まったままの状
態で、その発泡層上に新たな発泡層を積層形成すると、
表面が濡れた発泡層とその上に積層形成される発泡層の
境界部分に水が介在し、それに起因して前記境界部分の
密度分布が不連続となり、複数層からなる盛土全体(硬
質発泡層全体70)としての強度が悪化するおそれがあ
る。
【0006】そこで、上記降雨や降雪等の対策として従
来では、施工現場全体をテント等で覆ったり、図10の
ように、各発泡層71を形成した後に該発泡層71表面
を複数のシート75で覆う等して、発泡層71表面が濡
れないようにしている。
【0007】しかしながら、前者の施工現場全体をテン
ト等で覆う場合においては、例えば、硬質発泡層を形成
する施工現場が極めて広いとき等、施工現場の状況によ
り実際に施工現場全体をテントで覆うことができないこ
とが多いとともに、テントの組立および撤去に手間がか
かり施工作業全体の効率が悪くなる問題がある。
【0008】また、後者の発泡層表面を複数のシートで
覆う場合においては、隣接する各シートの継ぎ目から該
シート上に溜まった水がシートの下の発泡層側に漏れた
り、あるいは前記各シートを取り除く際に該シート上に
溜まった雨水等が発泡層側に漏れてしまうことが多い。
このように水が発泡層側に漏れて該発泡層表面に水が溜
まった場合には、その水をモップ等で拭き取ったり、吸
引機等で吸い取る等して除去するといった煩雑な作業が
必要となり、施工作業全体の効率が悪く、工期が遅延す
る原因となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記問題
点に鑑み提案されたものであって、施工期間中に降雨や
降雪等があった場合でも発泡層表面に水が溜まることが
なく、十分な強度で、かつ効率良く盛土施工することが
できる軽量盛土工法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、地盤
上に発泡樹脂原料の吐出・発泡硬化を複数回に分けて繰
り返し行うことにより、複数の発泡層を順次積層して一
体化する軽量盛土工法において、地盤上に発泡樹脂原料
の吐出・発泡硬化を行うことにより、第一の発泡層を形
成するとともに、該発泡層を形成する際に当該発泡層表
面に排水用溝部を形成し、その後、既に形成された発泡
層表面の排水用溝部に発泡樹脂原料を充填し、かつ既に
形成された発泡層上に発泡樹脂原料の吐出・発泡硬化を
行うことにより、新たな発泡層および新たな排水用溝部
を形成する積層工程を所定回数繰り返して複数の発泡層
を積層一体化することを特徴とする軽量盛土工法に係
る。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記各発泡層を形成する際に、該発泡層表面が前記
排水用溝部へ向かって低くなるように、当該発泡層表面
に勾配を設けることを特徴とする軽量盛土工法に係る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明に係る軽量盛土工法
の一実施例における壁面立設時を示す断面図、図2は同
じく硬質発泡層の形成を段階的に示す断面図、図3は同
じく硬質発泡層の形成における発泡樹脂原料を吐出する
際を示す断面図、図4は同じく硬質発泡層の形成におけ
る第一の発泡層の形成完了時を示す部分斜視図、図5は
同実施例により建設された急傾斜地における舗装路を示
す断面図、図6は他の実施例における第一の発泡層を形
成する際を示す断面図、図7はさらに他の実施例におけ
る第一の発泡層の形成完了時を示す部分斜視図である。
【0013】この発明に係る軽量盛土工法の一実施例
を、図5に示した急傾斜地における舗装路Sの建設を例
にして図1ないし図4を用いて説明する。
【0014】図5に示す舗装路Sの建設においては、後
述する各作業を円滑に効率良く行うために、まず、地盤
11および斜面12を堀削して、地盤11上面に足場と
しての基礎平面13を形成する基礎工事が行われるとと
もに、前記地盤11上面、この実施例では基礎平面13
上面および斜面12に防水プライマーを塗布(散布)し
所定時間放置する。前記防水プライマーの塗布によっ
て、地盤11若しくは斜面12に防水性を付与するとと
もに後述の各発泡層との接着性を高めている。
【0015】次いで、図1に示すように、斜面12から
所定距離離れた地盤11上に壁面15を前記斜面12と
向かい合うように立設する。前記壁面15は、吐出され
た発泡樹脂原料が流動して地盤の水平方向に所定範囲以
上流れ広がるのを防止する、すなわち発泡層形成予定空
間を仕切るためのもので、所定間隔で複数立設されたH
鋼等からなる支柱16と、その隣り合う支柱16間を鋼
板やコンクリートパネル等からなる枠材17で覆ったも
ので構成される。
【0016】上記壁面15の立設後、図2に示すよう
に、地盤11上(この実施例では基礎平面13上)の前
記壁面15により仕切られた空間に発泡樹脂原料Pの吐
出・発泡硬化を複数回に分けて繰り返し行うことによ
り、前記空間に複数の発泡層21を順次積層一体化して
複数層からなる硬質発泡層20を形成する。なお、この
実施例においては、前記発泡樹脂原料Pの吐出は、スプ
レー式吐出装置(現場発泡用施工装置)を用い、図3に
示すように作業者が把持した前記吐出装置のノズルNか
ら発泡樹脂原料Pを吐出させることによって行われてい
る。
【0017】前記発泡樹脂原料Pとしては、施工現場で
発泡可能なポリウレタン樹脂,ポリイソシアヌレート,
ポリアミド,ポリイミド,ウレア等が挙げられ、特には
吐出成形(スプレー成形)可能な硬質ウレタンフォーム
を用いるのが望ましい。前記硬質ウレタンフォームは、
ウレタン変性,カルボジイミド変性他TDIプレポリマ
ー,クルードTDI,ポリメリックMDI,各種変性M
DI等のイソシアネートと、ポリエーテルポリオール,
ポリエステルポリオールの双方あるいは何れか一方から
なるポリオールと、アミン触媒等の触媒と、水,フレオ
ン,代換えフレオン等の発泡剤とで構成される。なお、
主要ポリオールとしては、3官能以上短鎖多官能の水酸
基価が350〜550のものが好ましく、さらには反応
性が早いアミンベースポリオールが好ましい。また、前
記硬質ウレタンフォームに、モノアミン,ジアミン化合
物等を架橋剤として添加してもよい。
【0018】前記複数層からなる硬質発泡層20の形成
の際、まず、図2の(A)に示すように、地盤11上、
この実施例では基礎平面13上に発泡樹脂原料Pを吐出
し、所定時間放置して該発泡樹脂原料Pを発泡硬化させ
ることによって、所定厚みからなる第一の発泡層21を
形成する。この際、該発泡層21の表面に排水用溝部
(側溝)22を形成する。この実施例においては、前記
壁面15から所定距離分だけ発泡樹脂原料Pの吐出を行
わないことによって、当該排水用溝部22を壁面15に
沿って形成している。この排水用溝部22の形成位置
は、通常は前記のように壁面15側とされるが、勿論、
これに限らず、施工現場の状況に応じて斜面12側や略
中央とすることがある。ここで、前記排水用溝部22の
排水効率を良くするため、該溝部22底面に、当該溝部
の排水方向(図4に示す舗装路の縦断方向Y)に沿う勾
配を設けることが好ましい。
【0019】また、この実施例では、図4に示すよう
に、前記発泡層21の形成の際に、該発泡層21表面に
は前記排水用溝部22に略直交する方向(図示では舗装
路の横断方向X)に沿う勾配a1が設けられ、当該発泡
層21表面が排水用溝部22へ向かって低くなるように
している。さらに、この実施例では、当該発泡層21表
面には排水用溝部22の排水方向(図示では舗装路の縦
断方向Y)に沿う勾配a2が設けられている。なお、後
述するように、発泡層表面の排水効率を良くするため、
前記勾配a1,a2は共に1/100以上とするのが好
ましい。
【0020】その後、図2の(B)に示すように、既に
形成された発泡層21表面の排水用溝部22に発泡樹脂
原料Pを充填し、次いで、図2の(C)に示すように、
既に形成された発泡層21上に、上記第一の発泡層21
および排水用溝部22の形成方法と同じように、発泡樹
脂原料Pの吐出・発泡硬化を行って、表面に勾配a1,
a2を有する新たな発泡層21およびその表面の排水用
溝部22を形成する積層工程を行い、前記積層工程を所
定回数繰り返して、図2の(D)のように複数の発泡層
21を積層一体化することによって、複数層からなる硬
質発泡層20を形成する。なお、この実施例では、複数
層からなる硬質発泡層20の最上層21tは、その表面
に勾配および排水用溝部がなくなるように形成されてい
る。ここで、上記積層工程においては、新たな発泡層2
1および排水用溝部22を形成する際、既に形成された
発泡層21および発泡樹脂原料Pが充填された排水用溝
部22上の一部に発泡樹脂原料Pを吐出して新たな発泡
層21を形成しても良いし、あるいは既に形成された発
泡層21上のみに発泡樹脂原料Pを吐出して前記発泡樹
脂原料Pが充填された排水用溝部22上に新たな排水用
溝部22が位置するように新たな発泡層21を形成して
も良い。
【0021】なお、上記した各発泡層21の形成時に、
図6に示すように、ブロック状物や板状物等からなる仕
切部材25を地盤11上あるいは既に形成された発泡層
21上に配置し、地盤11表面あるいは既に形成された
発泡層21表面を発泡層形成予定部と溝部形成予定部と
に区画し、前記発泡層形成予定部に発泡層21を形成す
るようにしてもよい。このようにすれば、簡単かつ確実
に排水用溝部22を形成することができる。前記仕切部
材25としては、発泡層21に対して離型性に優れた材
質、例えばポリエチレンやフッ素樹脂等からなるものを
用いても良いし、あるいは発泡層21に対して接着性に
優れた材質、例えば硬質発泡体(前記発泡層21と同材
質のもの)等からなるものを用いても良い。ここで、前
者の発泡層21に対して離型性に優れた仕切部材を用い
る場合には発泡層21の形成後に当該仕切部材は取り除
かれ、他方、後者の発泡層21に対して接着性に優れた
仕切部材を用いる場合には当該仕切部材は発泡層21と
接着一体化し、取り除く必要がない。
【0022】上で説明したように、各発泡層21を形成
する際に当該発泡層21表面に排水用溝部22を形成す
るようにすれば、施工期間中に雨や雪等が降った場合で
も、その時点で形成されている発泡層21表面に降った
雨水や雪解け水等を前記排水用溝部22により排出する
ことができる。したがって、各発泡層間に水が介在する
ことに起因して発泡層全体、すなわち盛土全体としての
強度が悪化するのを防ぐことができる。しかも、先の従
来技術の項で説明した施工現場全体をテントで覆う場合
のように施工現場の状況(環境)に関係なく施工でき、
また各発泡層表面に複数のシートを覆う場合のように各
シートを取り除く際等に雨水等が漏れて発泡層表面に溜
まった水をその後除去するといった煩雑な作業を省くこ
とができ、施工効率が大幅に向上する。
【0023】さらに、この実施例のように、各発泡層2
1をその表面が前記排水用溝部22へ向かって低くなる
ように勾配a1を設けて形成すれば、発泡層21表面に
降った雨水や雪解け水等は排水用溝部22に流れ込み易
くなり、より当該発泡層21表面上に水が溜まり難くな
る。またさらに、この実施例のように各発泡層21表面
に排水用溝部の排水方向に沿う勾配a2を設ければ、仮
に地盤11表面または既に形成された発泡層21表面
(排水用溝部22を除く)にうねり(凹凸)があって
も、確実に発泡層21表面の水を排水用溝部22へ導く
ことができる。
【0024】ここで、前記排水用溝部22に流れ込んだ
水は、上記したようにこの実施例では前記溝部22底面
が該溝部の排水方向に沿う勾配を有しているので、当該
溝部22底面の一番低い箇所に溜まる。前記溝部22の
一番低い箇所に溜まった水は、当該箇所に設置された排
水ポンプや排水菅等の適宜排水手段により近くの排水路
等へ排出される。
【0025】上記複数層からなる硬質発泡層20の形成
後、図5に示すように、前記硬質発泡層20上にコンク
リート版31,路床32,路盤33,表層34を形成す
ることによって、舗装路Sの建設施工が完了する。図5
中の符号31aは前記コンクリート床版31のアンカー
部、Cは舗装路S上を通行する自動車である。
【0026】上述の実施例では、急傾斜地の舗装路にお
ける盛土工法について述べたが、この発明はこれに限定
されることなく、例えば、舗装路の拡幅工事や地盤沈下
防止等のための盛土工法にも適用することができる。前
記地盤沈下防止のため斜面が存在しない地盤に適用する
場合等には、図7に示すように、地盤41上における発
泡層形成予定空間の両側に壁面42,42が立設され、
該壁面42,42で区画された空間に上述の実施例と同
じように発泡層51が形成される。なお、図8において
は第一の発泡層51の形成完了時が示され、図中の符号
43は前記壁面42を構成するH鋼等からなる支柱、4
4は同じく鋼板やコンクリートパネル等からなる枠材、
45は基礎平面である。
【0027】なお、図示の例では、各発泡層51を形成
する際に該発泡層51表面の両側に壁面42,42に沿
う排水用溝部52,52を形成するとともに、該発泡層
51表面が排水用溝部52,52へ向かって低くなるよ
うに当該発泡層51表面に勾配を設けている。
【0028】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
軽量盛土工法においては、各発泡層を形成する際に該発
泡層表面に排水用溝部を形成するので、施工期間中に雨
や雪等が降った場合でも、その時点で形成されている発
泡層表面に降った雨水や雪解け水等を前記排水用溝部に
より排出することができ、発泡層表面に水が溜まるのを
防ぐことができる。したがって、各発泡層間に水が介在
することに起因して発泡層全体、すなわち盛土全体とし
ての強度が悪化するのを防ぐことができる。また、この
工法は、現場の状況に関係なく施工することができ、し
かも、従来のように発泡層表面に溜まった水をその後除
去するといった煩雑な作業を行う必要がなくなり、施工
効率は大幅に向上する。
【0029】また、請求項2の発明のように、各発泡層
を形成する際に、該発泡層表面が排水用溝部へ向かって
低くなるように、当該発泡層表面に勾配を設ければ、発
泡層表面に降った雨水や雪解け水等が前記排水用溝部へ
流れ易くなり、より発泡層表面に水が溜まり難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る軽量盛土工法の一実施例におけ
る壁面立設時を示す断面図である。
【図2】同じく硬質発泡層の形成を段階的に示す断面図
である。
【図3】同じく硬質発泡層の形成における発泡樹脂原料
を吐出する際を示す断面図である。
【図4】同じく硬質発泡層の形成における第一の発泡層
の形成完了時を示す部分斜視図である。
【図5】同実施例により建設された急傾斜地における舗
装路を示す断面図である。
【図6】他の実施例における第一の発泡層を形成する際
を示す断面図である。
【図7】さらに他の実施例における第一の発泡層の形成
完了時を示す部分斜視図である。
【図8】従来の軽量盛土工法により建設された急傾斜地
における舗装路を示す断面図である。
【図9】従来の軽量盛土工法における発泡樹脂原料を吐
出する際を示す断面図である。
【図10】同じく第一の発泡層形成完了後を示す断面図
である。
【符号の説明】
11 地盤 21 発泡層 22 排水用溝部 P 発泡樹脂原料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−60666(JP,A) 特開 平4−49313(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 17/18 E01C 1/00 E01C 7/30 E02D 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤上に発泡樹脂原料の吐出・発泡硬化
    を複数回に分けて繰り返し行うことにより、複数の発泡
    層を順次積層して一体化する軽量盛土工法において、 地盤上に発泡樹脂原料の吐出・発泡硬化を行うことによ
    り、第一の発泡層を形成するとともに、該発泡層を形成
    する際に当該発泡層表面に排水用溝部を形成し、 その後、既に形成された発泡層表面の排水用溝部に発泡
    樹脂原料を充填し、かつ既に形成された発泡層上に発泡
    樹脂原料の吐出・発泡硬化を行うことにより、新たな発
    泡層および新たな排水用溝部を形成する積層工程を所定
    回数繰り返して複数の発泡層を積層一体化することを特
    徴とする軽量盛土工法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各発泡層を形成
    する際に、該発泡層表面が前記排水用溝部へ向かって低
    くなるように、当該発泡層表面に勾配を設けることを特
    徴とする軽量盛土工法。
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