JP3216939B2 - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP3216939B2
JP3216939B2 JP14055093A JP14055093A JP3216939B2 JP 3216939 B2 JP3216939 B2 JP 3216939B2 JP 14055093 A JP14055093 A JP 14055093A JP 14055093 A JP14055093 A JP 14055093A JP 3216939 B2 JP3216939 B2 JP 3216939B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品販売登録データ処
理装置に関する。特に、キャッシャーと顧客との双方が
データ入力できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5において、1はサッカー台で客CS
Tが自己買上商品を収納させたカゴを載置するものであ
る。このサッカー台1の下流側にはキャッシャーCHR
が取扱う電子キャッシュレジスタ(商品販売登録データ
処理装置)10Pが配設されている。
【0003】この電子キャッシュレジスタ10Pは、制
御部(CPU,ROM,RAM等),スキャナ,キーボ
ード,表示器,プリンタ,ドロワを含み、商品販売登録
業務を行える。この業務は次のようにして遂行される。
【0004】すなわち、データ読取ユニットであるスキ
ャナを用いてデータ(商品コード)を入力すると、商品
ファイルを検索することにより商品データ(品名,単価
等)が求められ、これを基に合計金額等を含む売上デー
タが算出され売上登録される。この売上登録データは、
表示器に表示され、かつプリンタによってレシート用紙
にプリントされる。顧客買上商品の全てについてデータ
入力される。そして、キーボード上の預り/現計キーを
押下して締め操作を行うことにより、合計金額と預り金
額とから釣銭が算出されるとともにレシートが発行さ
れ、ドロワが自動開放される。ここに、キャッシャーは
金銭授受を含む会計を行い顧客との商品販売登録業務を
終了する。
【0005】この商品販売登録業務の業務能率を向上さ
せるには、スキャナを用いての全てのデータ入力を迅速
かつ正確に行う必要がある。これが停滞すると顧客サー
ビスの低下となる。
【0006】そこで、図6に示すようにサッカー台1の
上流側にスキャナ19Pを配設し、このスキャナ19P
を用いてデータ入力のみを専門に実行するチェッカーC
HKと、電子キャッシュレジスタ10Pにおいて締め操
作,会計等を行うキャッシャーCHRとで業務を分担す
る2人制型が用いられている。
【0007】さらに、図7に示すセルフスキャニング型
が利用されている。すなわち、スキャナ19P,搬入コ
ンベア2,搬出コンベア3,袋詰台4からなるセルフス
キャニングシステムを、電子キャッシュレジスタ10P
の両側に配設して2レーン方式を形成する。そして、客
CST1(CST2)に各スキャナ19Pを用いて自己
買上商品についてのデータ入力を行わせ、入力済の商品
を搬入コンベア2上に載置させる。したがって、キャッ
シャーCHRは電子キャッシュレジスタ10Pにおいて
締め操作,金銭授受等を行えばよいので能率が良い。1
レーン方式の場合も同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2人制型は
専門のチェッカーCHKが行うわけであるから、極めて
迅速かつ正確にデータ入力ができるが、人件費が嵩む。
しかも、店内繁忙時を除く時間帯はその必要性も欠け
る。
【0009】この点、セルフスキャニング型は、1人の
キャッシャーCHRで2レーンを担当できるから大幅な
能率向上を達成できる。しかし、装置大型化とスペース
拡大化を招くばかりか、ある種不正行為を防止するため
に搬入コンベア2に計量システム2Mを組込まなければ
ならない等の特殊装備も含み全体として装置コストが高
という問題がある。
【0010】本発明の目的は、装置小型化,スペース狭
大化,コスト低減を図りつつデータ入力を迅速かつ正確
に行える商品販売登録データ処理装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】客との関係において迅速
なデータ入力を行うことおよびキャッシャーの負担軽減
と迅速会計を図ることからすれば上記セルフスキャニン
グ型が最も好ましい。しかも、このセルフスキャニング
型の実際使用から分析すると、客自身も自己買上商品に
ついての入力データを確認できるのでセルフスキャニン
グに抵抗を示すどころか興味をもって進んで行う場合が
多い。また、セルフスキャニング型の欠点(大型化,ス
ペース拡大,コスト高)は客側のある種不正行為を未然
防止するための結果として生じていることに着目し、そ
の欠点を排斥しつつセルフスキャニング型を導入した新
規なものである。
【0012】すなわち、本発明は、キャッシャーと客と
の双方がデータ入力を行えかつ相互に入力データの確認
ができ、しかも接近状態で実行させることにより必然的
に不正行為を未然防止しつつ迅速かつ正確にデータ入力
できる構成とし、前記目的を達成するものである。
【0013】詳しくは、請求項1の発明に係る商品販売
登録データ処理装置は、データ読取ユニットを用いて入
力されたデータを元に商品ファイルを検索して売上登録
データを求めつつ売上登録処理するように形成された商
品販売登録データ処理装置において、前記データ読取ユ
ニットを接近配設されたキャッシャー用と客用との2台
から形成するとともに、キャッシャー用表示器と客用表
示器とをそれぞれのデータ読取ユニットに対応させて設
け、かつ該キャッシャー用データ読取ユニットを用いて
入力されたデータに基づく売上登録データを該キャッシ
ャー用表示器および該客用表示器に表示する第1の表示
制御手段と,該客用データ読取ユニットを用いて入力さ
れたデータに基づく売上登録データを該客用表示器およ
び該キャッシャー用表示器に表示する第2の表示制御手
段とを設けた、ことを特徴とする。
【0014】また、請求項2の発明に係る商品販売登録
データ処理装置は、客用データ読取ユニットを用いて入
力されたデータに対応する商品が前記商品ファイルに登
録記憶されているか否かを判別する登録有無判別手段
と、客用メッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、
該登録有無判別手段で登録が無いと判別されたことを条
件に該メッセージ記憶手段に記憶されているメッセージ
を読出して前記客用表示器に表示する第3の表示制御手
段と、を設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成による請求項1の発明では、客買上商
品についてキャッシャーはキャッシャー用データ読取ユ
ニットを用いてデータ入力を行いかつ客は客用データ読
取ユニットを用いてデータ入力する。つまり、双方協力
のもとに分担入力するので、迅速なデータ入力ができ
る。この際、第1の表示制御手段はキャッシャーのデー
タ入力に基づく売上登録データをキャッシャー用表示器
および客用表示器に表示する。一方、客のデータ入力に
基づく売上登録データは第2の表示制御手段によって客
用表示器およびキャッシャー用表示器にも表示される。
したがって、客はキャッシャーによる入力データのほか
にセルフスキャニングによる自己入力データを目読確認
できかつキャッシャーは自己入力データはもとより客入
力データを含む全ての売上登録データを目読確認できる
から、正確である。
【0016】また、請求項2の発明の場合、請求項1の
発明の作用に加え、セルフスキャニングによる客入力デ
ータに係る商品が商品ファイルに登録記憶されていない
場合は登録有無判別手段がこれを自動判別する。する
と、第3の表示制御手段がメッセージ記憶手段に記憶さ
れている客用メッセージを読出して客用表示器に表示す
る。したがって、客用メッセージを例えば“只今スキャ
ンした商品はキャッシャーに手渡して下さい。”として
記憶させておけば、協力してもらう客に不安や不信を与
えることなく、手渡された商品についてキャッシャーが
キーボードを用いて直ちにデータ入力できる。よって、
迅速で正確なデータ入力を保持できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本商品販売登録データ処理装置は、図1,図2に
示す如く、基本的構成が従来例(図5)と同様な電子キ
ャッシュレジスタ10とされ、かつデータ読取ユニット
30をキャッシャー用と客用の2台(31,33)から
形成するとともにそれぞれの表示器32,34と第1の
表示制御手段(11,12)と第2の表示制御手段(1
1,12)とを設け、キャッシャーと客との協力により
迅速かつ正確にデータ入力が行えるように構成されてい
る。
【0018】また、登録有無判別手段(11,12)と
メッセージ記憶手段13Mと第3の表示制御手段(1
1,12)とを設け、客がデータ入力した商品が商品フ
ァイル13Fに登録されていない商品である場合は単に
エラー表示するのでなく、客に不安・不信を抱させずか
つ迅速・正確なデータ入力を保持するために必要とする
メッセージを客用表示器34に表示するように形成して
ある。
【0019】図1において、サッカー台1の中央に両面
型のデータ読取ユニット30が配設され、その下流側に
電子キャッシュレジスタ10が配設されている。サッカ
ー台1上の上流側位置Paには客買上商品が収容された
カゴ(図示省略)が載置され、下流側位置Pbにはデー
タ入力済の商品を収納させる空カゴ(図示省略)が載置
される。
【0020】図2において、電子キャッシュレジスタ1
0は、CPU11,ROM12,RAM13,時計回路
14,キーボード20(キーボード回路16),表示器
21(表示制御回路17),入出力ポート(I/O)1
8を介して接続されたプリンタ22(プリンタ駆動回路
24)およびドロワ23(ドロワ開放装置25)を含み
形成されている。キーボード20上の預り/現計キーの
押下により締め操作ができ、合計金額,釣銭等は表示器
21に表示され、プリンタ22によってレシートも発行
される。つまり、従来例(10P)に対してデータ読取
ユニット(スキャナ19P)を除外した構成とすればよ
い。
【0021】但し、この実施例では、会計時における追
加登録や取消処理を行えるようにスキャナ19(スキャ
ナ回路15)が設けられている。
【0022】次に、データ読取ユニット30は、図1に
示す框体30Bの電子キャッシュレジスタ10側の面に
キャッシャー用の固定型スキャナ(データ読取ユニッ
ト)31と表示器32とを設け、かつその反対面に客用
の固定型スキャナ(データ読取ユニット)33と表示器
34とを設けた構成とされている。また、キャッシャー
用表示器32は上段表示器32Uと下段表示器32Lと
を2段配設した構成とされている。客用表示器34(3
4U,34L)も同様な構成とされている。そして、各
上段(32U,34U)側はそれぞれの自己入力に係る
データを表示するものとされ、かつ各下段(32L,3
4L)側はそれぞれの相手入力に係るデータを表示する
ものとされている。
【0023】これらスキャナ31,33、表示器32
(32U,32L),34(34U,34L)は、図2
に示す如く、インターフェース39,ケーブル40,イ
ンターフェース29を介して電子キャッシュレジスタ1
0の制御部(11,12,13)に接続されている。す
なわち、スキャナ回路31C,33Cおよび表示制御回
路32D,34Dを框体30B内に内蔵させる方式とし
ているからである。なお、これら回路31C,33C、
32D,34Dを電子キャッシュレジスタ10内に設
け、インターフェース29,39を除外するように構築
してもよい。
【0024】さて、第1の表示制御手段は、キャッシャ
ー用スキャナ31を用いて入力されたデータに基づく売
上登録データ(商品データ)をキャッシャー用表示器3
2(32U)および客用表示器34(34L)に表示す
る手段で、CPU11とROM12とからなり図3のS
T12−1,12−2で実行される。すなわち、キャッ
シャー自らが入力したデータは自分用表示器32の上段
側(32U)で目読確認できるものとされている。ま
た、この売上登録データは客用表示器34Lにも表示
(ST12−2)される。
【0025】第2の表示制御手段は、客用スキャナ33
を用いて入力されたデータに基づく売上登録データ(商
品データ)を客用表示器34(34U)およびキャッシ
ャー用表示器32(32L)に表示する手段で、CPU
11とROM12とから形成され図4のST21−2,
21−1で実行される。つまり、客自らが入力したデー
タは自分用表示器32の上段側(34U)で目読確認で
きるように形成されている。また、この売上登録データ
(商品データ)はキャッシャー用表示器32つまり下段
側(32L)にも表示する。すなわち、キャッシャーは
下段表示器32Lを監視(目読)することによって客入
力データの適否を即座に確認できる。このことは、サッ
カー台1の上流側位置Pa上のカゴから下流側位置Pb
上の空カゴへスキャニングしない商品を移し替えるとい
う不正を未然に防止できることを意味する。
【0026】ところで、キャッシャーがデータ入力した
商品でも商品ファイル13Fに登録されていない場合が
ある(図3のST11のNO)。かかる場合は、第4の
表示制御手段(11,12)がキャッシャー用表示器3
2Uにエラー表示する(ST15)ものと形成してあ
る。その後、エラー処理される(ST16)。
【0027】同様に、客がデータ入力した商品について
も商品ファイル13Fに登録されていない場合がある
(図4のST20のNO)。この場合は第5の表示制御
手段(11,12)がキャッシャー用表示器32Lにエ
ラー表示する(ST24−1)。但し、これを客用表示
器34Uにそのまま表示しても当該客はその意味がわか
らないばかりか却って不安感を覚える虞れがある。この
対処策として、上記登録有無判別手段とメッセージ記憶
手段と第3の表示制御手段とが設けられているわけであ
る。
【0028】すなわち、登録有無判別手段は、客用スキ
ャナ33を用いて入力されたデータに対応する商品が商
品ファイル13Fに登録記憶されているか否かを判別す
る手段で、CPU11とROM12とからなり図4のS
T20で実行される。なお、この登録有無判別手段(1
1,12)は、図3のST11でも兼用実行されるよう
に形成してある。
【0029】メッセージ記憶手段13Mは、図2のRA
M13の一部記憶エリア(13M)から形成され客への
メッセージを記憶する。この客用メッセージとしては、
例えば「この商品は係員にスキャンさせて下さい。」,
「この商品は係員に手渡して下さい。」,「只今スキャ
ンした商品はキャッシャーに手渡して下さい。」等々か
ら適宜に選択記憶させておけばよい。要は、スキャンに
協力した客にスキャンミスやスキャン不能であることを
ダイレクトに表示し徒労な心配等を誘発させることのな
いメッセージとしておけばよいわけである。
【0030】ここに、第3の表示制御手段は、登録有無
判別手段(11,12)で登録がされていない(図4の
ST20のNO)と判別されたことを条件に、このメッ
セージをメッセージ記憶手段13Mから読出して客用表
示器34つまり上段側表示器34Uに表示させる手段
で、CPU11とROM12とから形成され図4のST
23,ST24−2で実行される。
【0031】次に、この実施例の作用を説明する。客が
自己買上商品を収納させたカゴ(図示省略)を図1に示
すサッカー台1の上流側位置Paに載置する。この場
合、キャッシャーはスキャナ31側に立ち、かつ客はス
キャナ33側に立つ、つまり対面状態となる。
【0032】そして、キャッシャーおよび客は、そのカ
ゴの中から無作為に商品を1つずつ取出して各自分用ス
キャナ31,33を用いてそれぞれにデータ入力する。
データ入力済の商品は、下流側位置Pbにある空カゴ
(図示省略)内に移される。
【0033】すなわち、入力されたデータがキャッシャ
ー用スキャナ31のものである(図3のST10のYE
S)と、登録有無判別手段(11,12)がその商品が
商品ファイル13Fに登録されているか否かを判別する
(ST11)。
【0034】登録有と判別(ST11のYES)される
と、第1の表示制御手段(11,12)が働き、その売
上登録データをキャッシャー用表示器32Uに表示(S
T12−1)し、同時に、同じ売上登録データを客用表
示器34Lに表示する(ST12−2)。したがって、
キャッシャーと客がともにデータ入力されたことを確認
できる。そして、売上登録処理される(ST13)。こ
の売上登録データはプリンタ22でレシート用紙に印字
される(ST14)。
【0035】但し、その商品ファイル13Fに登録され
ていないと判別される(ST11のNO)と、第4の表
示制御手段(11,12)がキャッシャー用表示器32
Uにエラー表示する(ST15)。また、エラー処理
(ST16)される。この場合、キャッシャーはキーボ
ード20上のキー操作によりデータ入力することにな
る。なお、かかるエラー表示を客用表示器34Lに表示
することはしない。客に無用な不快感を与えないです
む。
【0036】一方、客が自分用のスキャナ33を用いて
データ入力する(図3のST10のNO)と、登録有無
判別手段(11,12)が商品ファイル13Fに登録さ
れているか否かを判別する(ST20)。
【0037】登録されている場合(図4のST20のY
ES)、第2の表示制御手段(11,12)がその売上
登録データ(商品データ)をキャッシャー用表示器32
Uに表示(ST21−1)し、同時に、同じデータを客
用表示器34Lにも表示する(ST21−2)。したが
って、その後に客が下流側位置Pbの空カゴ(図示省
略)内に商品を投入する。キャッシャーは売上登録デー
タを目読確認しているので、当然と理解でき不正行為が
あるか否かの監視から解放される。
【0038】登録有無判別手段(11,12)によって
登録されていない(ST20のNO)と判別されると、
第3の表示制御手段(11,12)がメッセージ記憶手
段(13Mに記憶されている客用メッセージを読出し
(ST23)、これを客用表示器34Uに表示する(S
T24−2)。したがって、客はそのメッセージに従っ
て当該商品を目前のキャッシャーに手渡す。
【0039】この際、第5の表示制御手段(11,1
2)はキャッシャー用表示器32Lにそのエラー表示を
行う(ST24−1)。したがって、キャッシャーは、
客がスキャンした商品が登録されていないことを知り、
かつ客から商品が手渡されることを事前キャッチできる
ので、手渡され次第にキーボード20のキー操作により
データ入力できる。
【0040】しかして、この実施例によれば、データ読
取ユニット30を接近配設されたキャッシャー用と客用
との2台(31,33)から形成するとともに、キャッ
シャー用表示器32と客用表示器34とをそれぞれのデ
ータ読取ユニット(31,33)に対応させて設け、か
つキャッシャー用データ読取ユニット(31)を用いて
入力されたデータに基づく売上登録データをキャッシャ
ー用表示器32(32U)および客用表示器34(34
L)に表示する第1の表示制御手段(11,12)と,
客用データ読取ユニット(33)を用いて入力されたデ
ータに基づく売上登録データを客用表示器34(34
U)およびキャッシャー用表示器32(32L)に表示
する第2の表示制御手段(11,12)とを設け、キャ
ッシャーと客との双方が協力してデータ入力を分担しか
つ双方が自己入力のみならず相手方の入力したデータを
も目読確認できるように構成されているので、データ入
力を迅速かつ正確に行える。よって、業務能率を飛躍的
に向上できかつ顧客サービスも向上できる。
【0041】また、キャッシャー用スキャナ31と客用
スキャナ33とが同一框体30Bの両面に対応配設され
かつサッカー台1の中央に載置されているので、客のあ
る種不正行為が立入るすきがない。したがって、従来例
(図7)のように搬入コンベア2,計量システム2M,
搬出コンベア3等を全く必要としないから、装置小型
化,スペース狭小化,コスト低減を達成できる。ととも
に、従来例(図6)のように専用のチェッカーを必要と
しないから経済的である。
【0042】また、キャッシャー用スキャナ31を用い
て入力した商品が商品ファイル13Fに登録されていな
い場合、キャッシャー用表示器32Uにはエラー表示す
るが客用表示器34Lにはエラー表示しない構成とされ
ているので、客に無用な不安を与えずかつセルフスキャ
ニングを落ち付いて行えさせ得る。
【0043】また、キャッシャー用表示器32が自己入
力に係るデータを表示する上段表示器32Uと客入力に
係るデータを表示する下段表示器32Lから形成されて
いるので、キャッシャーが客入力のデータを簡単に確認
できかつ不正行為があるか否かを容易に監視できる。
【0044】また、客用表示器34が自己入力に係るデ
ータを表示する上段表示器34Uとキャッシャー入力に
係るデータを表示する下段表示器34Lとから構成され
ているので、客は自らが入力したのみならずキャッシャ
ーによって入力された売上登録データも確認できるから
予算等に照し安心である。
【0045】また、客用データ読取ユニット(33)を
用いて入力されたデータに対応する商品が前記商品ファ
イル13Fに登録記憶されているか否かを判別する登録
有無判別手段(11,12)と、客用メッセージを記憶
するメッセージ記憶手段13Mと、該登録有無判別手段
で登録が無いと判別されたことを条件に該メッセージ記
憶手段に記憶されているメッセージを読出して前記客用
表示器34Uに表示する第3の表示制御手段(11,1
2)とを設け、客入力の商品が商品ファイル13Fに登
録されていない場合には対処策を示すメッセージが表示
されるので、顧客に無用な不安や不信を抱かせることな
くキャッシャーへその入力をまかせられる。よって、こ
の点からも迅速で正確なデータ入力が行える。
【0046】また、メッセージ記憶手段13Mは、RA
M13の一部記憶エリアから形成され、任意のメッセー
ジを設定記憶させておくことができるから、客層に応じ
た最適な表現告知ができ適用性が広い。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、データ読取ユ
ニットを接近配設されたキャッシャー用と客用との2台
から形成するとともに、キャッシャー用表示器と客用表
示器とをそれぞれのデータ読取ユニットに対応させて設
け、かつキャッシャー用データ読取ユニットを用いて入
力されたデータに基づく売上登録データをキャッシャー
用表示器および客用表示器に表示する第1の表示制御手
段と,客用データ読取ユニットを用いて入力されたデー
タに基づく売上登録データを客用表示器およびキャッシ
ャー用表示器に表示する第2の表示制御手段とを設け、
キャッシャーと客との双方が協力してデータ入力を分担
しかつ双方が自己入力のみならず相手方の入力したデー
タを目読確認できるように構成されているので、データ
入力を迅速かつ正確に行える。よって、業務能率を飛躍
的に向上できかつ顧客サービスも向上できる。ととも
に、ある種の不正行為を未然防止できるのでその装備を
一掃できるから、装置小型化,スペース狭小化およびコ
スト低減を図れる。
【0048】また、請求項2の発明によれば、客用デー
タ読取ユニットを用いて入力されたデータに対応する商
品が前記商品ファイルに登録記憶されているか否かを判
別する登録有無判別手段と、客用メッセージを記憶する
メッセージ記憶手段と、該登録有無判別手段で登録が無
いと判別されたことを条件に該メッセージ記憶手段に記
憶されているメッセージを読出して客用表示器に表示す
る第3の表示制御手段とを設け、客入力の商品が商品フ
ァイルに登録されていない場合には対処策示すメッセー
ジが表示されるので、顧客に無用な不安や不信を抱かせ
ることなくキャッシャーへその入力をまかせられる。よ
って、この点からも迅速で正確なデータ入力が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す外観斜視図である。
【図2】同じく、全体構成を示すブロック図である。
【図3】同じく、表示制御動作を説明するためのフロー
チャート(1)である。
【図4】同じく、表示制御動作を説明するためのフロー
チャート(2)である。
【図5】従来例(1)を説明するための図である。
【図6】従来例(2…2人制型)を説明するための図で
ある。
【図7】従来例(3…セルフスキャニング型)を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 サッカー台 10 電子キャッシュレジスタ(商品販売登録データ
処理装置) 11 CPU(第1の表示制御手段,第2の表示制御
手段,第3の表示制御手段) 12 ROM(第1の表示制御手段,第2の表示制御
手段,第3の表示制御手段) 13 RAM 13F 商品ファイル 13M メッセージ記憶手段 20 キーボード 22 プリンタ 23 ドロワ 30 データ読取ユニット 30B 框体 31 キャッシャー用スキャナ(データ読取ユニッ
ト) 32,32U,32L キャッシャー用表示器 33 客用スキャナ(データ読取ユニット) 34,34U,34L 客用表示器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ読取ユニットを用いて入力された
    データを元に商品ファイルを検索して売上登録データを
    求めつつ売上登録処理するように形成された商品販売登
    録データ処理装置において、 前記データ読取ユニットを接近配設されたキャッシャー
    用と客用との2台から形成するとともに、キャッシャー
    用表示器と客用表示器とをそれぞれのデータ読取ユニッ
    トに対応させて設け、かつ該キャッシャー用データ読取
    ユニットを用いて入力されたデータに基づく売上登録デ
    ータを該キャッシャー用表示器および該客用表示器に表
    示する第1の表示制御手段と,該客用データ読取ユニッ
    トを用いて入力されたデータに基づく売上登録データを
    該客用表示器および該キャッシャー用表示器に表示する
    第2の表示制御手段とを設けた、ことを特徴とする商品
    販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記客用データ読取ユニットを用いて入
    力されたデータに対応する商品が前記商品ファイルに登
    録記憶されているか否かを判別する登録有無判別手段
    と、客用メッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、
    該登録有無判別手段で登録が無いと判別されたことを条
    件に該メッセージ記憶手段に記憶されているメッセージ
    を読出して前記客用表示器に表示する第3の表示制御手
    段と、を設けたことを特徴とする請求項1の商品販売登
    録データ処理装置。
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