JP3216922B2 - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JP3216922B2
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    • Y10T403/602—Biased catch or latch by separate spring

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】本発明は、ブラシ頭部が取り外し可能にブ
ラシの柄に固定され、ブラシ頭部に面したブラシの柄の
前方端部から突き出ているねじピンを、後方端部がブラ
シの柄に面するブラシ頭部の後方端部のねじ穴内にねじ
りに対抗して固定される方法でねじ止めしうる歯ブラシ
に関する。
【０００２】この一般形式の歯ブラシは、ドイツ国実用
新案第７６００２０５号より知られる。この歯ブラシに
おいては、ブラシ頭部のねじ穴内にねじ込みうる固定用
ねじは、ブラシの柄の長手方向円孔を通って延びる軸に
設けられ、かつブラシの柄の端部に設けられた回転ノブ
の手段により作動される。ブラシ頭部に関するブラシの
柄の角度位置は、ブラシ頭部の案内孔と組み合う対応す
るブラシの柄の案内ピンにより固定される。歯ブラシの
組立ての際は、ブラシ頭部がまず最初にブラシの柄の案
内ピン上に置かれ、次いで案内ピン上をブラシの柄に向
かって軸方向に動かされ、最後にブラシの柄の端部にお
ける回転ノブを作動させることにより固定される。
【０００３】以下説明される二つの刊行物が、予め応力
のかけられた器具の力と逆に２個の部品を互いに横方向
に動かし、更にこの作動の終わりに止め具をかけて２個
の部品を連結する方法を明らかにしている。
【０００４】ＤＥ３１３０７０３Ａ１は、それぞれハン
ドル及び工具に取り付けられる連結用スリーブ及び差し
込みスピゴットを備えたハンドル固定用具を開示する。
これにおいては、板ばねの直角部分が差し込みスピゴッ
トの固定用の穴に組み合うことにより、長方形断面の差
し込みスピゴットが連結用スリーブの差し込み穴の中で
固定される。この確実な固定は押しボタン又は滑りスリ
ーブの形式のラッチ手段で解放させることができる。押
しボタンは板ばねの角度の付けられた端部上に座り、板
ばねの直角部分はこれを差し込み穴から出るように持ち
上げることができる。滑りスリーブ使用の際は、スリー
ブがばね力に対抗して軸方向に動かされると傾斜面を含
んだ滑り継手によりばねを持ち上げることができる。
【０００５】ＤＥ８７００５０２Ｕ１は、ハンドルへの
ほうき又は類似物の連結用の連結具を明らかにする。ス
ピゴットの長手方向の一方の側面の自由端にロックイン
突起が設けられる。長手方向の反対の側面においては、
スピゴットは凹所を有し、この凹所はスピゴットの高さ
より低く、スピゴットの幅に亙って延び、更にその長さ
がスリーブ内のスピゴットの挿入長さより小さな凹所を
持つ。スリーブはスピゴットの最大断面に適合する内部
断面を持つ。スリーブは、一方の側面においてはロック
イン突起用のロックイン凹所を備え、他方の側面におい
てはトング用の長手方向溝を備え、このトングはその中
を案内されかつスリーブの内部断面内に突き出す。トン
グは軸方向のばねに支持されかつスリーブの外側に配置
されたスライドに連結される。固定された状態において
は、トングはロックイン突起の反対側にある長手方向側
面上のスピゴットの下と組み合う。
【０００６】本発明の目的は、ブラシ頭部が、迅速、確
実で、かつできるだけ多くの材料を節約し、ブラシ頭部
交換式用のどんな形状のブラシの柄やブラシ頭部であっ
ても小児による連結の解除に対して安全にブラシの柄に
しっかり取り付けうる上述の一般形式の歯ブラシを形成
することである。
【０００７】本発明は、ねじピンをブラシの柄の軸方向
外側で限定された長さだけ動かしうるが回転はできない
方法で、引っ張り具の力に抗して、ねじピンがブラシの
柄の前方端部部分の軸方向の滑り軸受内に取り付けら
れ、更にその前方端部部分にはブラシ頭部のねじ穴内に
ねじ結合しうるねじが設けられ、停止具キャッチがブラ
シ頭部の後方端部から軸方向に突き出し、このキャッチ
にブラシの柄の前方端部の軸方向凹所が対応し、これに
より、ブラシ頭部がねじピン上にねじ結合されたとき、
ブラシ頭部が停止具キャッチの手段によりブラシの柄の
前方端部上に支持され、かつ停止具キャッチがブラシの
柄の凹所内と組み合うまで、ねじピンを引っ張り具の作
用に逆らって引き出しうることにより、この目的を解決
する。
【０００８】ブラシ頭部に隣接したブラシの柄の首が滑
り軸受を収容するブラシの柄に形成され、更にねじ穴が
ブラシ頭部のブリストルを受け入れるブリストルベッド
内に一体化されることが特に有利である。このブラシ頭
部のねじ連結の配置により、使捨て式ブラシ頭部につい
ての材料のできるだけ大きな節約が達成できる。
【０００９】この配置においては、中心合わせ用リング
がねじから軸方向距離をおいてねじピンの前方端部部分
に配置され、ブラシ頭部のねじ穴の口の領域に設けられ
た滑らかな円筒状部分がこの中心合わせ用リングを受け
入れるように作用できる。更に、ねじピンのねじ及び中
心合わせ用リングの直径がねじピンのシャンクの直径よ
り大きいならば、ピンがブラシの柄に変位可能に取り付
けられることが明らかである。ここでは、ねじと中心合
わせ用リングの直径は同じである。この方法で、ブラシ
の柄とブラシ頭部との間の強い連結が得られる。
【００１０】ブラシの柄の中のねじピン用の軸方向滑り
軸受は、ねじピン上の少なくも１個の停止要素において
停止具として作用する横断壁により境界が決められ、ね
じピンの後方端部部分は横断壁の穴を軸方向に通過し更
に引っ張り具の一方の部分に連結され、引っ張り具の他
方の部分はブラシの柄に固定される。引っ張りばねは圧
縮ばねとして設計され、又は引っ張りばねとして設計す
ることができる。適切なばね特性の選定により、小児に
対して安全なブラシの柄とブラシ頭部間の連結を達成す
ることができる。
【００１１】滑り軸受の長手方向の凹所内に軸方向の運
動のみを許して組み合うねじピン上の突起により、ブラ
シの柄の滑り軸受内のねじピンのもっぱら軸方向の案内
が達成できる。
【００１２】多条ねじの手段により、ブラシの柄にブラ
シ頭部を固定するには、角度１８０°の回転で十分であ
る。
【００１３】ねじピン用のブラシの柄の軸受及びブラシ
頭部のねじ穴は、好ましくはそれぞれブラシの柄及びブ
ラシ頭部が構成される材料と同じ材料で構成され、かつ
これらと一体に製造される。一方、滑り軸受及びねじ穴
を挿入スリーブにより形成し、これらをそれぞれブラシ
の柄及びブラシ頭部の対応する軸方向の穴内に固定する
こともできる。
【００１４】本発明は幾つかの実施例を示す図式的図面
を参照し、以下なお詳細に説明される。
【００１５】図面は歯ブラシ２０を示し、そのブラシ頭
部２２はブラシの柄２４に取り外し可能に固定される。
図２及び３により、ブラシの柄２４の前方端部から突出
しかつ端部がブラシの頭部２２に面する好ましくはプラ
スチック製のねじピン２６は、ブラシ頭部２２のブラシ
の柄２４に面する後方端部部分において、ブリストルベ
ッド３３の強化部分内に配置された一体のねじ穴２８内
にねじ連結され、前記ブリストルベッドはブラシ頭部２
２のブリストル２９を受け入れる。本発明により、ねじ
ピン２６は、ブラシ頭部が引っ張り具３２の力に対抗し
てブラシの柄２４の前方端部の外で限定された長さだけ
動くことができるが回転はできない方法で、ブラシの柄
２４の首３１の前方端部部分の軸方向滑り軸受３０内に
取り付けられる。ねじピン２６は、その前方端部部分に
ねじ３４が設けられ、これがブラシ頭部２２のねじ穴２
８内にねじ連結される。ブラシ頭部２２のブリストル２
９側の後方端部から突き出している止め具キャッチ３６
があり、これがブラシの柄２４の前方端部の軸方向の凹
所３８と対応する。ブラシ頭部２２をねじで取り付ける
ときは、止め具キャッチ３６は、小角度の回転後にブラ
シの柄２４の前方端部部分の端面４０を押して座る位置
にくる。ブラシ頭部２２のねじ込み運動が続けられ、又
はブラシ頭部２２内へのブラシの柄２４の対応したねじ
込み運動が行なわれると、停止具キャッチ３６がブラシ
の柄２４の前面の凹所３８内に組み合いかつブラシの柄
２４に関して軸方向で引かれ回転できない使用位置を取
るまで、ねじピン２６は、引っ張り具３２に逆らってね
じのピッチによりブラシの柄２４の前方端部の外方に引
かれる。ブラシ頭部２２を別の新しいブラシ頭部と交換
すべき場合は、反対方向に回転させてねじ３４からブラ
シの柄２４を外すために、引っ張り具３２の力に抗して
ブラシ頭部を停止具キャッチ３６の長さだけブラシの柄
２４の前方端部の端面４０から軸方向で引き離すことを
要するだけである。図６Ａは、ブラシ頭部２２をブラシ
の柄２４に取り付ける際のブラシ頭部の位置、並びに１
８０°に亙って延びる矢印Ｘを示し、この矢印は、ブラ
シ頭部２２が図６Ｂの使用位置を取るためには、ブラシ
の柄２４に取り付けるためのブラシ頭部の半回転で十分
であることを示している。図７Ａ及び図７Ｂに示される
ように、ブラシ頭部２２とブラシの柄２４とを連結する
には２条ねじ４２又は３条ねじ４４が好ましい。ねじ３
４と中心合わせ用リング４６とは同じ直径であることが
都合よい。
【００１６】更に図２及び３から、ねじピン２６の前方
端部には、ねじ３４から軸方向である距離を空けて中心
合わせ用のリング４６が配置されることが見られる。中
心合わせ用リング４６を受け入れるため、ブラシ頭部２
２のねじ穴２８の口の領域にねじ穴２８の平滑な円筒状
部分４８が設けられる。ねじピン２６のねじ３４の直径
及び中心合わせ用リング４６の直径は、ブラシの柄２４
内に変位可能に取り付けられたねじピンのシャンク５０
よりも大きい。ねじ３４及び中心合わせ用リング３４は
同じ直径を有することが好都合である。
【００１７】更に図２及び３に見られるように、ねじピ
ン２６用のブラシの柄２４内の滑り軸受３０の境界は横
断壁５２により決められ、この壁はねじピン２６の内側
端部部分の環状肩段部５４に対する停止具として作用す
る。横断壁５２には軸方向円孔５６が設けられ、これは
ねじピン２６のシャンク５０より小さくかつブラシの柄
２４の内部空洞部５８に向いた案内スリーブ６０内に連
なる直径を持つ。ねじピン２６のシャンク５０の環状肩
段部５４を形成する端部から、横断壁５２のこの円孔５
６を通過し、更に案内スリーブ６０を通過して案内棒６
２が延び、この案内棒６２の外側端部に支持円盤６４が
固定される。引っ張り具３２は、図２及び３の実施例に
おいては、螺旋状の圧縮ばねとして設計され、これが横
断壁５２の案内スリーブ６０上で案内され、更に横断壁
５２と支持円盤６８との間でその２個の端部により支持
され、その結果、ねじピン２６は横断壁５２の方向に連
続的に引っ張られる。
【００１８】ねじピン２６のシャンク５０には半径方向
の突起が設けられ、これが滑り軸受３０の長手方向の凹
所と組み合い、軸方向の運動だけを許す。図２及び３に
よれば、シャンク５０の半径方向突起は、軸方向で互い
に間隔を空けて配された２個の横断ピン７０を備え、こ
れがねじピン２６のシャンク５０から半径方向に突出し
て細長いスロット７２と組み合い、ねじピン２６の軸方
向変位は許すが回転は許さない。図２及び３の示された
実施例により、挿入スリーブ７４には、横断ピン７０用
の直径方向で両端にある細長いスロット７２が設けられ
る。このスリーブはブラシの柄２４の前方端部部分の円
筒状の穴７６内に差し込まれ、この中に軸方向に移動せ
ずかつ回転方向で固定されるように配置される。挿入ス
リーブ７４は、図８に示されるように多角形の外形を有
することが都合よい。
【００１９】図４及び５の別の実施例によれば、ねじピ
ン８０には長手方向のリブ８２が設けられ、これが周囲
方向で角度間隔を空けて分布され、ブラシの柄８６内の
滑り軸受８５の対応する長手方向溝８４と限定された長
手方向変位ができる状態で組み合い、この長手方向の溝
８４は端部部分において境界が定められ、かつブラシの
柄８６の材料でこれと一体に直接成形される。この場合
は、ねじピン８０は、同様にブラシの柄８６と一体の部
分であるブラシの柄８６の前方端部部分及び横断壁８８
を同じ直径で通過する。横断壁８８から突き出したねじ
ピン８０の内側端部に引っ張り具を形成する板ばね９０
の一端が固定され、その他方の湾曲した端部はブラシの
柄８６内の横断方向のペグ９２を囲んで置かれる。
【００２０】図５は、図４の実施例と同様な実施例を示
し、図４の部品と同様な部品には同様な番号が与えられ
る。図４におけるように、ねじピン８０の内側端部に１
個の板ばね９４が固定され、次いで、これはブラシの柄
９６の内部に向けてＳ字形にされる。ねじピン８０の軸
方向に延びる板ばね９４の他方の端部は、ブラシの柄８
６の横断壁９８内に固定される。
【００２１】上述の種々のブラシの柄の実施例は説明さ
れたように射出成形で作られた中空の柄の長手方向半分
体を備え、この中に、説明されたように、同様にプラス
チックで作られることが好ましいねじピンの滑り軸受に
挿入スリーブが挿入され、又は組み合わせられるねじの
半分体が例えば高周波熔接により一緒に熔接される以前
に、滑り軸受がブラシの柄の半分体のプラスチック材料
で射出により一体に成型される。ブラシ頭部がプラスチ
ックの射出成形により作られるときは、一体に成形され
た組み合わせねじのあるねじ穴についてはこれを囲んで
ブラシ頭部を成形すること、又はスリーブにより形成さ
れた同様なねじ穴についてはブラシ頭部の成形後に頭部
の対応した穴の中にスリーブを挿入することが可能であ
ることを理解すべきである。ブラシの柄の中空形状は材
料を節約しかつブラシの柄の重量を減らし、歯ブラシに
よる歯の清掃をより敏感にする。もし必要であれば、上
述の実施例が一般に好ましいが、ねじピンをブラシ頭部
に配置しかつブラシの柄のねじ穴の中に配置することが
できる。
【００２２】説明された総ての場合において、ばねの強
さは、小児がブラシ頭部をブラシの柄から容易に外せな
いように設計することができる。引っ張りばねもまたプ
ラスチックで作ることができる。
【００２３】本発明の実施態様は次の通りである。
【００２４】１．ブラシ頭部が取り外し可能にブラシの
柄に固定され、ブラシ頭部に面したブラシの柄の前方端
部から突き出ているねじピンを、後方端部がブラシの柄
に面するブラシ頭部の後方端部部分のねじ穴内に、ねじ
りに対抗して固定する方法でねじ止めしうる歯ブラシに
して、ねじピン（２６）をブラシの柄（２４）の軸方向
外側で限定された長さだけ動かしうるが回転はできない
方法で、引っ張り具（３２）の力に抗して、ねじピン
（２６）がブラシの柄（２４）の前方端部部分の軸方向
の滑り軸受（３０）内に取り付けられ、更にその前方端
部部分にはブラシ頭部（２２）のねじ穴（２８）内にね
じ結合しうるねじ（３４）が設けられ、停止具キャッチ
がブラシ頭部（２２）の後方端部から軸方向に突き出
し、このキャッチにブラシの柄（２４）の前方端部の軸
方向凹所（３８）が対応し、これにより、ブラシ頭部
（２２）がねじピン（２６）上にねじ結合されたとき、
ブラシ頭部（２２）が停止具キャッチ（３６）の手段に
よりブラシの柄（２４）の前方端部上に支持されかつ停
止具キャッチ（３６）がブラシの柄（２４）の凹所（３
８）内と組み合うまで、ねじピン（２６）を引っ張り具
（３２）の作用に逆らって引き出しうることを特徴とす
る歯ブラシ。
【００２５】２．ブラシ頭部（２２）に隣接したブラシ
の柄の首（３１）の端部によって滑り軸受（３０）を収
容するブラシの柄（２４）の前方端部が形成され、更に
ねじ穴はブラシ頭部（２２）のブリストル（２９）を受
け入れるブリストルベッド内に一体化されることを特徴
とする実施態様１による歯ブラシ。
【００２６】３．中心合わせ用リング（４６）がねじ
（３４）から軸方向距離をおいてねじピン（２６）の前
方端部部分に配置され、ブラシ頭部（２２）のねじ穴
（２８）の口の領域に設けられた滑らかな円筒状部分
（４８）が中心合わせ用リング（４６）を受け入れるよ
うに作用することを特徴とする実施態様１による歯ブラ
シ。 ４．ねじピン（２６）のねじ（３４）及び中心合わせ用
リング（４６）の直径が、ブラシの柄（２４）に変位可
能に取り付けられたねじピン（２６）のシャンク（５
０）よりより大きいことを特徴とする実施態様３による
歯ブラシ。
【００２７】５．ねじ（３４）及び中心合わせ用リング
（４６）が同じ直径を有することを特徴とする実施態様
４による歯ブラシ。
【００２８】６．ブラシの柄（２４）内のねじピン（２
６）用の軸方向滑り軸受（３０）がねじピン（２６）の
少なくも１個の停止要素におい停止具として作用する横
断壁（５２）により境界が決められ、ねじピンの後方端
部部分は横断壁（５２）の穴（５６）を軸方向に通過し
更に引っ張り具の一方の部分に連結され、引っ張り具の
他方の部分はブラシの柄に固定されることを特徴とする
実施態様１ないし５の一つによる歯ブラシ。
【００２９】７．ブラシの柄（２４）内で横断壁（５
２）から突き出したねじピン（２６）の後方端部部分が
その端部に支持用円盤（６４）を支持し、ねじピン（２
６）の後方端部部分（６２）に配置された引っ張り具と
しての螺旋圧縮ばね（６６）の端部が支持用円盤（６
４）上及び横断壁（５２）に支持されて配置されること
を特徴とする実施態様６による歯ブラシ。
【００３０】８．ねじピンのシャンクに半径方向の突起
が設けられ、これが閉鎖端を有する滑り軸受の壁の長手
方向の凹所内に軸方向にのみ動きうるように組み合うこ
とを特徴とする実施態様１ないし６の一つによる歯ブラ
シ。
【００３１】９．ねじピン（２６）のシャンク（５０）
上の半径方向突起が、軸方向で互いに距離をおいて配置
されかつねじピン（２６）から突き出した横断ピン（７
０）を備えことを特徴とする実施態様８による歯ブラ
シ。
【００３２】１０．シャンク（５０）の半径方向突起が
長手方向リブ（８２）を備え、これらが前記シャンクの
周囲に分布されかつ滑り軸受（８５）の長手方向溝（８
４）内にもっぱら軸方向の変位可能に組み合うことを特
徴とする実施態様８による歯ブラシ。
【００３３】１１．停止具キャッチ（３６）がブラシ頭
部（２２）のブリストル受け入れ側でブラシ頭部の中央
で長手方向に突き出しかつトング状に成型され、更に凹
所（３８）がブラシの柄（２４）のブリストルのある方
の側に配されることを特徴とする実施態様１による歯ブ
ラシ。
【００３４】１２．ブラシの柄（２４）上にブラシ頭部
（２２）を固定するために角度１８０°の回転が与えら
れることを特徴とする実施態様１による歯ブラシ。
【００３５】１３．ねじピン及びブラシ頭部のねじ穴に
ねじ（４２； ４４）に複数条のねじが与えられること
を特徴とする実施態様１による歯ブラシ。
【００３６】１４．ねじピン（２６）用の滑り軸受（３
０）及びねじ穴（２８）のねじ（３４）がそれぞれブラ
シの柄（２４）用及びブラシ頭部（２２）用の材料で作
られ、かつこれらと一体に成形されることを特徴とする
実施態様１による歯ブラシ。 １５．引っ張りばね（９０；９４）の一方の端部がねじ
ピン（８０）の後方端部に連結され、引っ張りばねの他
方の端部がブラシの柄（２４）内に止められることを特
徴とする実施態様５による歯ブラシ。
【００３７】１６．ブラシの柄（２４）内のねじピン
（２６）用の滑り軸受及び／又はブラシ頭部（２２）の
ねじ穴（２８）がいずれの場合も挿入スリーブ（７４）
により形成され、このスリーブはそれぞれ対応したブラ
シの柄（８６）及びブラシ頭部（２２）の軸方向の円筒
状穴（７６）内に固定されることを特徴とする実施態様
ないし４の一つによる歯ブラシ。
【００３８】１７．挿入されたスリーブ（７４）の外側
周囲の断面が多角形であることを特徴とする実施態様１
５による歯ブラシ。
【図面の簡単な説明】
【図１】取り付けられたブラシ頭部を有する歯ブラシの
下面図を示す。
【図２】図１の歯ブラシの長手方向中心線に沿った部分
的断面図を示す。
【図３】図２による歯ブラシの外されたブラシ頭部及び
ねじピン用の滑り軸受スリーブを部分的に切り取った表
現で示す。
【図４】引っ張り具を有するねじピンの２種の異なった
実施例を長手方向中心線を垂直に通る断面を部分的に切
り取った表現で示す。
【図５】引っ張り具を有するねじピンの２種の異なった
実施例を長手方向中心線を垂直に通る断面を部分的に切
り取った表現で示す。
【図６】図３のＢ−Ｂに従って見た挿入位置及び使用位
置におけるブラシ頭部の後方端部を示す。
【図７】２条ねじ又は３条ねじを有する図６と同様なブ
ラシ頭部の後方端部を示す。
【図８】ねじピン用の挿入スリーブを有する図３のＡ−
Ａに従って見た図である。
【図９】ねじオイン用の滑り軸受を有するがこの滑り軸
受がブラシの柄と一体にされた図３のＡ−Ａに従って見
た同様の図を示す。
【符号の説明】
２０ 歯ブラシ ２２ ブラシ頭部 ２４ ブラシの柄 ２６ ねじピン ２８ ねじ穴 ２９ ブリストル ３０ 滑り軸受 ３１ 柄の首 ３２ 引っ張り具 ３３ ブリストルベッド ３４ ねじ ３６ 停止具キャッチ ３８ 凹所 ４０ 端面 ４２ ２条ねじ ４４ ３条ねじ ４６ 中心合わせ用リング ４８ 滑らかな円筒状部分 ５０ シャンク ５２ 横断壁 ５４ 環状肩段部 ５６ 軸方向円孔 ５８ 空洞部 ６０ 案内スリーブ ６２ 案内棒 ６４ 支持円盤 ６６ 螺旋圧縮ばね ７０ 横断ピン ７２ 細長いスロット ７４ 挿入スリーブ ７６ 円筒状の穴 ７８ 外部輪郭 ８０ ねじピン ８２ 長手方向リブ ８４ 長手方向溝 ８５ 滑り軸受 ８６ ブラシの柄 ８８ 横断壁 ９０ 板ばね ９２ 横断ペグ ９４ 板ばね ９６ ブラシの柄 ９８ 横断壁
フロントページの続き (72)発明者 ローランド・ジヤネツト ドイツ連邦共和国デー−4000デユツセル ドルフ１・テイールガルテンシユトラー セ41 (72)発明者 ロベルト・ロイトビラー スイス・シーエイチ−ボツペルゼン・レ ゲンスベルクシユトラーセ41 (72)発明者 ベルナー・ロイトビラー スイス・シーエイチ−8053チユーリヒ・ グロツケンアツカー67 (56)参考文献 実開 昭62−153919（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−66517（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−136131（ＪＰ，Ｕ) 欧州特許出願公開234210（ＥＰ，Ａ ２) 米国特許4466377（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A46B 1/00 - 17/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ブラシ頭部が取り外し可能にブラシの柄
    に固定され、ブラシ頭部に面したブラシの柄の前方端部
    から突き出ているねじピンを、後方端部がブラシの柄に
    面するブラシ頭部の後方端部部分のねじ穴内に、ねじり
    に対抗して固定する方法でねじ止めしうる歯ブラシにし
    て、ねじピン（２６）をブラシの柄（２４）の軸方向外
    側で限定された長さだけ動かしうるが回転はできない方
    法で、引っ張り具（３２）の力に抗して、ねじピン（２
    ６）がブラシの柄（２４）の前方端部部分の軸方向の滑
    り軸受（３０）内に取り付けられ、更にその前方端部部
    分にはブラシ頭部（２２）のねじ穴（２８）内にねじ結
    合しうるねじ（３４）が設けられ、停止具キャッチがブ
    ラシ頭部（２２）の後方端部から軸方向に突き出し、こ
    のキャッチにブラシの柄（２４）の前方端部の軸方向凹
    所（３８）が対応し、これにより、ブラシ頭部（２２）
    がねじピン（２６）上にねじ結合されたとき、ブラシ頭
    部（２２）が停止具キャッチ（３６）の手段によりブラ
    シの柄（２４）の前方端部上に支持されかつ停止具キャ
    ッチ（３６）がブラシの柄（２４）の凹所（３８）内と
    組み合うまで、ねじピン（２６）を引っ張り具（３２）
    の作用に逆らって引き出しうることを特徴とする歯ブラ
    シ。
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