JPS5818193B2 - コウグノ センタンニカイテンウンドウオアタエルテコウグト ソノクミタテホウホウ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工具のビットに回転運動を与える手工具に係わ
る。

らせん駆動機構を有する手工具はねじ回しの刃、ドリル
の刃先、ソケットなど工具のビットを駆動するために広
く使用されている。

使用者が工具のハンドルに軸方向の力をカロえると１．
駆動スピンドルはハンドルの穴の中へばねの押す力に逆
らって上方へ動く時に、手工具は駆動スピンドルに回転
運動を与える。

軸方向の圧力に応じてスピンドルを回転させるために、
内孔に沿って形成されたらせん状溝を有する管状部材と
、駆動スピンドルに設けられたらせん状ねじを使用する
のが慣例であった。

一般にそのような工具に用いる組立体は、バンドル内の
穴の中にはまるように設計された細長い管状部材であっ
て外端に８いて最も普通にはその中でいっしょに組み立
てられる別個の部材の中にらせん状溝部分を有する細長
い管状部材を含んでいた。

圧縮はわが管状部材の中に置かれ、そして（才ね案内部
材も普通その中に備えられる。

工具を組み立てるとき管状部材、ばね部材、およびらせ
んナツト部材は駆動スピンドルとともに組み立てられる
。

それからこの全組立体はバンドルの穴の中に挿入される
。

本発明の一つの目的は、最少の部品を使用しそして容易
に組み立てられる、らせん駆動機構を有する手工具を得
ることである。

もう一つの目的は、比較的経済的に製作することができ
、そして耐久性のある手工具を得ることである。

上記目的を達成するための本発明の、工具のビットに回
転運動を与える手工具は、 バンドルの一端から同軸状に内方へ延在した細長い穴で
あってバンドルの他端と隣接した該穴の内端で横断力向
に延在する接触層を設けた穴を備えた、一体に形成され
た合成樹脂バンドルを有し、該穴はほぼ円形の横断面で
あり且つ上記一端に環状の肩を有し、 更に穴を画定するバンドルの壁に堅く係合し穴の外端に
あるほぼ円形断面の案内部材を有し該案内部材はその内
端から外端へ同軸状に貫いて延在する穴を有し、該内端
は接触層と向かい合って配置され、前記貫いて延在する
穴を画定する案内部材の壁は穴の長さに沿って延在する
らせん状ねじを有し、該案内部材は、該案内部材の外周
部に２いて軸力向に延在したリブであって該案内部材の
外端より軸線方向内方の位置で終結しているリブ即ち該
案内部材の外端より手前の位置まで延在しているリブと
、該外端のまわりの円周状のつばを有し、該リブはバン
ドルの材料と錠止しそれにより相対的な回転を阻止し、
案内部材のつばはバンドルの穴の上記環状の肩と接触し
それにより案内部材が穴の内方へ動くのを制限し、 更に、外面に沿って延在し協働するらせん状ねじを備え
たほぼ円形横断面の駆動スピンドルを有し、スピンドル
の内端は案内部材を貫ぬいて延在し、該スピンドルのら
せん状ねじは案内部材のらせん状ねじと滑動可能に係合
し、 更ニ、バンドルめ穴内にある圧縮はね部材であって、一
端でバンドル内の穴の内端における接触層に接触し且つ
他端でスピンドルを案内部材内の穴の外力へ押す圧縮ば
ね部材と、 スピンドルの内端と係合し且つ案内部材から外力へのス
ピンドルの運動を制限する止め部材と、取りはずし可能
に工具のビットを係合させるための１．駆動スピンドル
の外端にあるビット装架部材と、 ビット装架部材に取りはずし可能に装着されたビットと
、を有することを特徴とする。

即ち上記目的は、バンドルの一端から同軸状に内方へ延
在した細長い穴を有するバンドルであってその内端に２
いて横断方向に延在する接触層を形成するバンドルを含
むらせん１１動機構を備えた手工具によって容易に達成
されることがわかった。

同軸状に貫いて延在する穴を有する案内部材がバンドル
の穴の外端を形成する壁に堅く係合して２す、そして案
内部材の穴を形成する壁はその穴の長さに沿って延在す
るらせん状ねじを有している。

全体的に円形横断面の駆動スピンドルはその外面に沿っ
て延在し協働するらせん状ねじを有し、そしてその内端
は、そのらせん状ねじに案内部材のらせん状ねじを滑動
可能に係何させて案内部材を貫いて延在している。

案内部材とスピンドルの内方であってバンドルの穴の中
には、一端でバンドルの中の穴の内端の接触層に接触す
る圧縮ばねを含む圧縮はね部材がある。

ばね部材の他端は、スピンドルを案内部材内の穴の外方
へ押す。

７ピンドルが案内部材の外方へ動くことを制限するため
に、止め部材がスピンドルの内端に堅く取り付けられて
いる。

本発明の好ましい実施例では、バンドルの穴は円形横断
面を有し、そして案内部材はバンドルの穴にぴったりは
まるように全体的に円形横断面を有している。

案内部材は、バンドルの穴とこの案内部材との間で相対
的な回転が生ずることを防ぐために、この穴を形成する
バンドルの材料に食い込むリブであって軸方向に延在す
るリブをその外周部に有している。

スピンドルの内端に堅く取り付けられる部材は、好まし
くは、案内部材の内端に接触することによってスピンド
ルが外５へ動くことを制限する止め部材として働くため
に、案内部材を貫く穴の幅より大きい横断力向の寸法を
有するスピンドルの内端の止め部材である。

圧縮はね部材は、好ましくは、スピンドルの内端を押す
バンドルの穴の中のはね案内を含み、そしてばねの外端
はばね案内に接触している。

はね案内は、好ましくは、その外端に隣接する頭部の内
面に横断力向の肩をつくるためにより小さい直径を有す
を軸部分を備えている。

圧縮はね部材は軸部分のまわりに置かれて、一端で頭部
の横断力向の肩を押すコイルはねである。

頭部の反対面はスピンドルの内端を押す。

手工具を組み立てるには、バンドルにその一端から同軸
状に内方へ延在する細長い穴であって内端で横断力向に
延在する接触層を形成する細長い穴をつくる。

案内部材にそれを同軸状に貫いて延在する穴をつくり、
そして穴を形成する壁面に穴の長さに沿って延在するら
せん状ねじをつくる。

全体的に円形横断面の駆動スピンドルに、その外面に沿
って延在するらせん状ねじをつくり、そのらせん状ねじ
は案内部材のらせん状ねじと協働するように寸法を決め
られる。

駆動スピンドルの一端を、そのらせん状ねじに案内部材
のらせん状ねじを滑動可能に係合させて、案内部材の穴
の中に挿入し、そして駆動スピンドルを案内部材の中に
保持して軸方向外力へ動くことを制限するために、スピ
ンドルの端に止め部材を取り付ける。

バンドルの穴の内端の接触層に一端を接触させた圧縮ば
ねを含む圧縮はね部材を、その穴の中に挿入する。

それから案内部材と駆動スピンドルの組立体をバンドル
の穴の中に挿入し、それによって圧縮はね部材は駆動ス
ピンドルを案内部材の中で穴の外力へ押す。

次に添付図面について詳細に述べると、そこには本発明
の実施例である手工具が示されて３す、該手工具は、合
成樹脂のバンドル１０、駆動スピンドル１２．８よひチ
ャック糾立体即ちビット装架部材１４を含む。

バンドル１０は全体的に円形横断面の細長いボデ一部分
１６と縦みぞ付き端部１８で一体につくられている。

全体的に円形横断面を有する穴２０は、縦みぞ付き端部
１８からバンドル１０と同軸状に内方へ延在し、そして
バンドル１０の他端から間隔を置いた位置で終わってそ
の内端に横断力向に延在する肩即ち接触層２２を形成し
ている。

穴２０の外端の中には、穴に対して回転することを防ぐ
ためにバンドル１０の合成樹脂に食い込む軸方向に延在
する浅いリブ２６をその周囲に有する、全体的に円形横
断面の案内部材２４が堅く固定されている。

案内部材２４の外端のまわりには、その内方への運動を
制限するために穴２０の外端のまわりでバンドル１０の
環状の肩３０に嵌入する円周状のっぽ即ち環状のっぽ２
８がある。

案内部材２４はそれを同軸状に貫いて延在する全体的に
円形横断面の穴３２を有し、そして穴３２を形成する表
面は、直径方向に間隔を置いた１対のらせん状に延在す
るリブ即ちねじ山３４を備えている。

全体的に円形横断面を有し、そして案内部材２４のらせ
ん状リブ３４をその中に滑動可能に入れるように寸法を
決められ、形づくられたらせん状溝即ちねじ３６を備え
たスピンドル１２が、案内部材２４の中をらせ゛ん状に
動くように滑動可能にはいっている。

こうして、スピンドル１２の外端に加えられる力は、ス
ピ°ンドルを案内部材２４を通してバンドル１０の穴２
０の中へらせん状に動かす。

スピンドル１２の内端の近くに環状の溝３８があり、そ
の中にはスピードル１２が案内部材２４の外力へ動くこ
とを制限する止め座金即ち止め部材４０がはいっている
。

ばね案内４４のまわりに置かれたコイル圧縮はね４２が
、スピンドル１２を案内部材２４に対して外力へ押して
いる。

はね案内４４は細長い軸４６、円すい形の内端４８．８
よひ軸４６の外端に半径方向に延在する肩５２をつくる
ために軸４６より大きい直径を有する頭部５０を含んで
いる。

コイルはね４２ははね案内４４の軸４６のまわりに置か
れて、一端でバンドル１０の穴２０の内端の肩２２に直
接作用し、その他端すなわち外端ではね案内４４の眉５
２に作用する。

従って（まね案内４４の頭部５０はスピンドル１２の内
端を押す。

スピンドル１２の外端には種々な形式（図示せず）の工
具のビットを取りはずし可能につかむようにされた在来
のチャック絹立体即ちビット装架部材があるが、それは
在来の構造であるから詳しく述べない。

本発明の工具の作動について述べると、工具のビット（
図示せず）はチャック糾立体１４に挿入される。

工具はそれからビットをカロエ物（図示せず）に接触さ
せるために動かされ、そして下刃への圧力かハンドル１
０にカロえられる。

スピンドル１２は、そのらせん状ねじ即ちらせん状溝３
６がらせん状リブ３４の上を滑動しながら案内部材２４
の中をらせん状に動いて、ばね４２を圧縮する。

チャック組立体１４が案内部材２４に接触したのちハン
ドル１０に加えられる下方への圧力は除かれ、そしては
ね案内４４に作用するばね４２はスピンドル１２を第１
図に実線で示す最初の位置に動かす。

本発明の工具の糾み立てについて述べると、スピンドル
１２を、そのらせん状溝３６に案内ｓ材２４のらせん状
リブ３４を滑動可能に入れて案内部材の中に挿入する。

それから止め部材即ち止め座金４０をスピンドル１２の
内端の近くの溝３８の中に取り付け、そしてその両端は
、スピンドルを案内部材の中に保持するために曲げられ
る。

コイルはね４２をばね案内４４の軸４６のまわりに置き
、そしてこの組立体をハンドル１０の穴２０の中に挿入
する。

それからスピンドル１２と案内部材２４の組立体を穴２
０の中に押し込み、それによって数個の部材を組み立て
状態に固定する。

チャック組立体１４は上記組み立て作業の前後いずれで
もスピンドル１２に取り付けることができるが、上記組
み立て作業後取り付けるのが最も都合がよい。

容易にわかるであろうが、数個の構成部分品の形状は添
付図面に示すものと違っていてもよく、そして実際、要
すればばねが直接作用する肩をスピンドルに設けること
によってばね案内を省くことができる。

案内部材とその穴の横断面は、図示の全体的に円形の形
状と違っていてもよいが、組立体の数個の部材のすべて
の横断面を全体的に円形の形状にすると、製作中旧よび
使用中の両刀で整合を容易にする。

前記の詳細な説明と添付図面から、本発明の構造に必要
な部品数が比較的少ないことは製作と組み立てを容易に
し、そしてコストを最少にすることがわかるであろう。

そのうえ、比較的故障なく作動させることができ、そし
て寿命の長い、耐久性のある工具を経済的に作ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を実施したらせん駆動機構を有する手
工具の側面図で、内部の構造を示すためにハンドルの一
部を断面で示し、そして軸方向に変位した位置にあるス
ピンドルとチャック組立体を鎖線で示し、第２図は、第
１図の手工具のハンドル部分の部分的断面図で、軸方向
に変位した位置にあるばね案内とスピンドルを鎖線で示
し、第３図は、ハンドルの穴から抜かれたスピンドルと
案内部材の組立体を示し、またばね案内とばねを鎖線で
示す、第２図に示すものを拡大した部分的断面図、第４
図は、第３図の線４−４に８ける断面図、第５図は、案
内部材とスピンドルの組立体の部分的底面図、第６図は
、案内部材の縦断面図である。 第１図から第６図の符合１０は特許請求の範囲に記載の
ハンドル、１２は駆動スピンドル、２０はハンドルの穴
、２２は接触層、２４は案内部材、２６は軸方向に延在
するリブ、３２は案内部材の穴、３４は案内部材のらせ
ん状ねじ、３６は駆動スピンドルのらせん状ねじ、３８
はスピンドルの内端のくほみ、４０は止め部材、４２は
圧縮ばね、４４はばね案内、４６は軸部分、５０は頭部
、５２は横断力向の肩を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 工具のビットに回転運動を与える手工具に於いて、
   該手工具は、 ハンドルの一端から同軸状に内方へ延在した細長い穴で
   あってハンドルの他端と隣接した該穴の内端で横断力向
   に延在する接触層を設けた穴を備えた、一体に形成され
   た合成樹脂ハンドルを有し該穴はほぼ円形の横断面であ
   り且つ上記一端に環状の肩を有し、 更に穴を画定するハンドルの壁に堅く係合し、穴の外端
   にあるほぼ円形断面の案内部材を有し、該案内部材はそ
   の内端から外端へ同軸状に貫いて延在する穴を有し、該
   内端は接触層と向かい合って配置され、前記貫いて延在
   する□穴を画定する案内部材の壁は穴の長さに沿って延
   在するらせん状ねじを有し、該案内部材は、該案内部材
   の外周部にＳいて軸方向に延在したリブであって該案内
   部材の外端より軸線方向内力の位置で終結しているリブ
   と、該外端のまわりの円周状のつばを有し、該リフはハ
   ンドルの材料と錠止しそれにより相対的な回転を阻止し
   、案内部材のつばはハンドルの穴の上記環状の肩と接触
   しそれにより案内部材が穴の内方へ動くのを制限し、 更に、外面に沿って延在し協働するらせん状ねじを備え
   たほぼ円形横断面の、駆動スピンドルを有し、スピンド
   ルの内端は案内部材を貫ぬいて延在し、該スピンドルの
   らせん状ねじは案内部材のらせん状ねじと滑動可能に係
   合し、 更に、ハンドルの穴内にある圧縮ばね部材であって、一
   端でハンドル内の穴の内端に８ける接触層に接触し且つ
   他端でスピンドルを案内部材内の穴の外力へ押す圧縮は
   ね部材と、 スピンドルの内端と係合し且つ案内部材から外力へのス
   ピンドルの運動を制限する止め部材と、取りはずし可能
   に工具のビットを係合させるための、駆動スピンドルの
   外端にあるビット装架部材と、 ビット装架部材に取りはずし可能に装着されたビットと
   、を有することを特徴とする上記手工具。