JP3216570U - 罫線形成体 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工製造が容易であるとともに、多品種小量生産に対応することが容易な罫線形成体を提供する。【解決手段】罫線形成体10は、シートとしての段ボールシート100に罫線を形成する長尺状の罫線形成体であって、罫線形成体10の短手方向において、二つの第一突状部材20が重ね合わせて配置され、各第一突状部材20の先端部22は、罫線形成体10の長手方向からみて、先端部22間に空間を有するように円弧状とされ、罫線形成体10には、頂部が二つ形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、段ボールシートや厚紙等のシートに罫線を入れる罫線形成体に関するものである。
従来の罫線形成体(押罫部材)として特許文献1に記載されるものがあり、これによれば、罫線形成体の罫入れ部に帯状部材の長さ方向に延びる3つ以上の奇数本の凸条を設け、一つの凸条が罫入れ部の幅中央に残りの偶数本を等分して両側部にそれぞれ配置されていた。各凸条のうち少なくとも罫入れ部の幅方向の中央に配置したセンタ凸条の頂部を面取りした形状に形成し、各凸条間には凹溝が設けられていた。
そして、罫入れ部を下向きとする罫入れ姿勢の状態において、中央に位置する凸条の頂部を最も低くして奇数本の凸条の頂部を全体として山形状の凸形の配置とし、センタ凸条)による凸部の両側部のそれぞれに凹溝による凹部と凸条による凸部を順次連続させて形成されていた。
特許第5902353号公報
しかし、上記の罫線形成体では、罫入れ部の幅方向の長さは、0.5mm〜7mmと、かなり小さなものであるので、加工製造が困難であった。また、罫線形成体は一体形成されているので、罫線を入れるシートの種類、罫線の種類ごとに、その都度加工製造しなければならず、多品種小量生産に対応が困難であるという問題があった。
本考案は、上記事情に鑑み、加工製造が容易であるとともに、多品種小量生産に対応することが容易な罫線形成体を提供することを目的とする。
請求項1記載の考案では、シートに罫線を形成する長尺状の罫線形成体であって、前記罫線形成体の短手方向において、二つの第一突状部材が重ね合わせて配置され、各前記第一突状部材の先端部は、前記罫線形成体の長手方向からみて、前記先端部間に空間を有するように円弧状とされ、前記罫線形成体には、頂部が二つ形成されている。
これによれば、罫線形成体を二つの第一突状部材で構成することで、一つの罫線形成体に複数の突状を形成する場合に比べて、加工製造を容易にすることができる。また、複数のサイズを設定しておいて、シートの種類、罫線の種類に応じて第一突状部材を組み合わせて使用することで、多品種小量生産に対応することが容易となる。
さらに、二つの第一突状部材により構成することで、頂部が二か所設けられることになるので、シートに押し込んだときに押圧力が分散するとともに、シートの折り曲げ部分の谷となる部分に逃げが生じて、シートが裂けたり、割れたりすることを抑制することができる。
また、前記罫線形成体の短手方向において、前記第一突状部材を挟んだ少なくとも一方の側に、頂部の高さを前記第一突状部材の頂部より低く形成された第二突状部材が配設され、前記罫線形成体の長手方向からみて、前記第二突状部材は、先端部が前記第一突状部材との間に空間を有するように円弧状に形成されている。
これによれば、第二突状部材により、第一突状部材より弱い押し込み部分を、シートの折り曲げ部分に作ることができるので、シートの内側どうしが干渉することを抑制し、シートを90度以上折り曲げるような場合であっても、容易に折り曲げ可能な罫線を形成することができる。
また、前記罫線形成体の短手方向において、前記第二突状部材の前記第一突状部材が配設される側とは反対側に、頂部の高さを前記第二突状部材の高さより低く形成された補助押圧部材が配設されている。
これによれば、補助押圧部材により、第二突状部材のみを配設した場合よりも広い範囲に、第一突状部材、第二突状部材より弱い押し込み部分を、シートの折り曲げ部分に作ることができるので、シートを180度折り曲げるような場合であっても、容易に折り曲げ可能な罫線を形成することができる。
また、前記罫線形成体の短手方向において、前記第一突状部材を挟んだ少なくとも一方の側に、頂部の高さを前記第一突状部材の高さより低く形成された補助押圧部材が配設されている。
このような構成によっても、容易に折り曲げ可能な罫線を形成することができる。
本考案の一実施形態の罫線形成体の動作を示す正面図である。 同実施形態の罫線形成体の下側からみた斜視図である。 段ボールシートの展開図である。 罫線が形成された段ボールシートを折り曲げた状態を示す断面図である。 本考案の他の実施形態の罫線形成体の動作を示す正面図である。
本考案の罫線形成体の一実施形態について図面に基づいて説明する。
罫線形成体10は、概略的には、図1に示すように、ボールシート100を支持する平坦な盤面111を有する下型110(受け型)と、下型110に対して接近離隔可能な上型120(押し型)と、を備える罫入れ装置に適用され、図3に示す、パネル102と、のり代103と、を有した段ボールシート100が打ち抜かれて形成されるブランク101に、縦罫線104と横罫線105を形成するものである。
罫線形成体10は、図1、2に示すように、第一突状部材20と、第二突状部材40と、補助押圧部材60と、を備えている。
第一突状部材20(区別するときは、第一突状部材20A、第一突状部材20B、とする)は、金属製で、図1、2に示すように、本体部21と、先端部22と、を有して、長尺平板状に形成されている。
第一突状部材20は、長手方向からみて、先端部22が円弧状に形成されている。本実施形態では、第一突状部材20の先端部22の曲率は、第一突状部材20の短手方向における、板厚の1.0倍〜3.0倍の円の直径の曲率に設定されている。罫線形成体10の短手方向において、第一突状部材20は、重ね合わされて配置され、罫線形成体10に頂部が二つ形成される構成となっている。
第二突状部材40(区別するときは、第二突状部材40A、第二突状部材40B、とする)は、金属製で、図1、2に示すように、本体部41と、先端部42と、を有して、長尺平板状に形成されている。第二突状部材40は、長手方向からみて、先端部42が円弧状に形成されている。
本実施形態では、第二突状部材40の先端部42の曲率は、第二突状部材40の短手方向における、板厚の1.0倍〜3.0倍の円の直径の曲率に設定されている。第二突状部材40は、第一突状部材20を挟んだ両方の側に、一つずつ配設されている。
補助押圧部材60(区別するときは、補助押圧部材60A、補助押圧部材60B、とする)は、木製で、図1、2に示すように、罫線形成体10の長手方向からみて、頂部の高さを第二突状部材40の高さより低く形成された台形状に形成されている。また、補助押圧部材60は、第二突状部材40側が高く、第二突状部材40から離れるにしたがって高さが低くなるように形成された傾斜面61を有している。
本実施形態では、第二突状部材40の第一突状部材20が配設される側とは反対側に、補助押圧部材60が配設されている。換言すれば、第二突状部材40の外側に、補助押圧部材60が配置されている。
本実施形態では、罫線形成体10は、上型120に取り付けられる。詳説すれば、左から、第二突状部材40Aの本体部41、第一突状部材20Aの本体部21、第一突状部材20Bの本体部21、第二突状部材40Bの本体部41、の順に重ね合わされ、上型120に配設された取付孔121に嵌め込まれて取り付けられる。
補助押圧部材60A、60Bは、上型120の下面122と、補助押圧部材60A、60Bの上面と、を接着するとともに、第二突状部材40Aの本体部41の左面に補助押圧部材60Aの右面、第二突状部材40Bの本体部41の右面に補助押圧部材60Bの左面を当接させて固定されている。
上型120に取り付けられた罫線形成体10は、各第一突状部材20の先端部22は、罫線形成体10の長手方向からみて、先端部22間に空間S1を有する。また、罫線形成体10の長手方向からみて、第二突状部材40は、先端部44が第一突状部材20との間に空間S2を有する。
上記構成の罫線形成体10では、シートとしての段ボールシート100に罫線を形成する長尺状の罫線形成体であって、罫線形成体10の短手方向において、二つの第一突状部材20が重ね合わせて配置され、各第一突状部材20の先端部22は、罫線形成体10の長手方向からみて、先端部22間に空間S1を有するように円弧状とされ、罫線形成体10には、頂部が二つ形成されている。
これによれば、罫線形成体10を二つの第一突状部材20で構成することで、一つの罫線形成体10に複数の突状を形成する場合に比べて、加工製造を容易にすることができる。また、複数のサイズを設定しておいて、段ボールシート100の種類、罫線の種類に応じて第一突状部材20を組み合わせて使用することで、多品種小量生産に対応することが容易となる。さらに、二つの第一突状部材20により構成することで、頂部が二か所設けられることになるので、段ボールシート100に押し込んだときに押圧力が分散するとともに、段ボールシート100の折り曲げ部分106の谷となる部分に逃げが生じて、段ボールシート100が裂けたり、割れたりすることを抑制することができる。
また、罫線形成体10の短手方向において、第一突状部材20を挟んだ両方の側に、頂部の高さを第一突状部材20の頂部より低く形成された第二突状部材40が配設され、罫線形成体10の長手方向からみて、第二突状部材40は、先端部44が第一突状部材20との間に空間S2を有するように円弧状に形成されている。
これによれば、図1、4に示すように、第二突状部材40により、第一突状部材20より弱い押し込み部分を、段ボールシート100の折り曲げ部分106に作ることができるので、段ボールシート100の内側どうしが干渉することを抑制し、シートを90度以上折り曲げるような場合であっても、容易に折り曲げ可能な罫線を形成することができる。
また、罫線形成体10の短手方向において、第二突状部材40の第一突状部材20が配設される側とは反対側に、頂部の高さを第二突状部材40の高さより低く形成された補助押圧部材60が配設されている。
これによれば、図1、4に示すように、補助押圧部材60により、第二突状部材40のみを配設した場合よりも広い範囲に、第一突状部材20、第二突状部材40より弱い押し込み部分を、段ボールシート100の折り曲げ部分106に作ることができるので、段ボールシート100を180度折り曲げるような場合であっても、容易に折り曲げ可能な罫線を形成することができる。
本考案の他の実施形態を図面に基づいて説明をする。罫線形成体10と共通する構成については、同一符号を付してそれらの説明の全部又は一部を省略する。
図5に示すように、罫線形成体10Aでは、第二突状部材40をなくして、二つの第一突状部材20と、第一突状部材20を挟んだ両側に補助押圧部材60を配設した構成としている。
このような構成としても容易に折り曲げ可能な罫線を形成することができる。
本考案の罫線形成体は上記構成に限定されるものではない。即ち、本考案の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。以下に、変形した態様を例示する。
例えば、上記実施形態では、上型120が下型110に対して接近離隔する罫入れ装置であったが、下型110が上型120に対して接近離隔するもの、上型120、下型110が相互に接近離隔するものであってもよい。
また、一対の送りローラで罫線を形成する罫入れ装置に適用することも可能である。
また、第二突状部材40の数は、段ボールシート100の折り曲げ態様に応じて適宜変更することができる。
第二突状部材40を、第一突状部材20を挟んだ少なくとも一方の側に複数配設する場合には、第二突状部材40の頂部の高さを異ならせた第二突状部材40を適用することもできる。
また、第二突状部材40は、第一突状部材20を挟んだ少なくとも一方の側に配設することも可能である。そしてこの場合、第二突状部材40の第一突状部材20が配設される側とは反対側に、補助押圧部材60を配設することができる。
10 罫線形成体
10A 罫線形成体
20 第一突状部材
20A 第一突状部材
20B 第一突状部材
22 先端部
40 第二突状部材
40A 第二突状部材
40B 第二突状部材
42 先端部
60 補助押圧部材
60A 補助押圧部材
60B 補助押圧部材
100 段ボールシート
S1 空間
S2 空間

Claims (4)

  1. シートに罫線を形成する長尺状の罫線形成体であって、
    前記罫線形成体の短手方向において、二つの第一突状部材が重ね合わせて配置され、
    各前記第一突状部材の先端部は、前記罫線形成体の長手方向からみて、前記先端部間に空間を有するように円弧状とされ、
    前記罫線形成体には、頂部が二つ形成されていることを特徴とする罫線形成体。
  2. 前記罫線形成体の短手方向において、
    前記第一突状部材を挟んだ少なくとも一方の側に、頂部の高さを前記第一突状部材の頂部より低く形成された第二突状部材が配設され、
    前記罫線形成体の長手方向からみて、前記第二突状部材は、先端部が前記第一突状部材との間に空間を有するように円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の罫線形成体。
  3. 前記罫線形成体の短手方向において、
    前記第二突状部材の前記第一突状部材が配設される側とは反対側に、頂部の高さを前記第二突状部材の高さより低く形成された補助押圧部材が配設されていることを特徴とする請求項2記載の罫線形成体。
  4. 前記罫線形成体の短手方向において、
    前記第一突状部材を挟んだ少なくとも一方の側に、頂部の高さを前記第一突状部材の高さより低く形成された補助押圧部材が配設されていることを特徴とする請求項1記載の罫線形成体。
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