JP3216351B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3216351B2
JP3216351B2 JP22984693A JP22984693A JP3216351B2 JP 3216351 B2 JP3216351 B2 JP 3216351B2 JP 22984693 A JP22984693 A JP 22984693A JP 22984693 A JP22984693 A JP 22984693A JP 3216351 B2 JP3216351 B2 JP 3216351B2
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heat exchanger
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和孝 末藤
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弘 安田
陽三 日比野
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/01Geometry problems, e.g. for reducing size

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係り、特
に、多段圧縮を行う冷凍サイクルに好適な空気調和機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機においては、特開平3
−75459号公報記載のように、室外機は圧縮機、四
方弁及び室外熱交換器を備え、室内機は室内冷媒制御弁
及び室内熱交換器をそれぞれ備えており、室外機と室内
機とを接続配管によって接続していた。また、圧縮機の
吐出圧力と吸入圧力の比(圧力比)が大きい冷凍サイク
ルでは、特開平3−129256号公報記載のように、
圧縮機としてに多段圧縮を行う構成が採用されていた。
【0003】なお、多段に連結したポンプの他の例とし
ては、本来1台でもポンプとして完成したものを直列に
2段連結して、高圧力比運転に対応したものが特開平5
−71486号公報に、また、1本の駆動軸で直列に連
結された多数のポンプを駆動する方法が特開平4-311696
号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、室外機と室内機とを接続する接続配管長さ
が長いと、特に、冷房時のガス側の接続配管内で生じる
圧力損失が大きくなる。この圧力損失のため、圧縮機の
吸入圧力が低下し、圧縮機吸入冷媒の密度が小さくな
る。これにより、圧縮機が吐き出す質量流量が減り、室
内機を循環する冷媒循環量が減り、冷房能力が低下する
という不具合があった。
【0005】また、室外機と室内機との高低差が大きい
と、室外機と室内機とを接続するガス側の接続配管で圧
力損失が生じるという不具合の他に、液側の接続配管で
の液ヘッドにより冷凍サイクルの性能が影響される。例
えば、室外機が下で室内機が上にある場合の冷房運転で
は、液側接続配管の出口圧力は高低差がない場合に比べ
液ヘッド分だけ低下する。この低下により、室内機の室
内冷媒制御弁前の圧力が低下し、それに伴い室内冷媒制
御弁後の圧力も低下し蒸発圧力が低下する。さらに、圧
縮機吸入圧力が下がり、前記と同様の理由によって冷媒
循環量が減り冷房能力が低下するという不具合があっ
た。
【0006】ところで、圧縮開始時の圧縮室容積と吐出
開始時の圧縮室容積の比率、いわゆる固有圧縮比が一定
な容積型ポンプでは、設計条件以外の圧力比で運転する
と、過圧縮や不足圧縮が生じて圧縮損失が増大するとい
う課題が生じる。そのため、特開平5-71486号公報に示
される2段の圧縮機でも、それぞれが固有圧縮比を持っ
ているので吸入圧力または吐出圧力が設計条件と異なる
と、単段のときと同様に、過圧縮や不足圧縮が生じてい
た。また、駆動電動機の回転方向を逆にして管路の逆方
向へガスを圧縮しようとすると、個々の圧縮機が膨張機
として作用して、運転不能になるか、大きな圧縮損失が
発生するという不具合があった。
【0007】さらに、特開平4-311696号公報に示される
多段の流体ポンプでは、全ポンプの回転速度が同一であ
るために、空調機や冷凍機用の冷媒圧縮機や空気圧縮機
として用いると、圧縮室から吐出口へ導かれる過程で逆
流及び再圧縮を生じ、大きな圧縮損失を生じるという不
具合があった。これを防止するために吸入側から吐出側
へ向けてポンプの押し退け量を低減すれば圧縮作用を奏
するが、固有圧縮比が一定となり、運転圧力比が変化し
たのに追従して最適状態を維持することができないとい
う不具合があった。
【0008】本発明の目的は、空気調和機の室外機と室
内機とを接続する接続配管長さが長くなっても、また、
室外機と室内機との高低差が大きくなっても能力が低下
することのない空気調和機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、熱源側熱交換器と第1の圧縮機とを備
えた室外ユニットと、利用側熱交換器と該利用側熱交換
器に室内空気を送風する送風機とを備えた複数台の室内
ユニットとを接続配管によって接続し、複数段の圧縮機
を直列に接続してなる多段圧縮機を有する空気調和機に
おいて、前記第1の圧縮機と前記利用側熱交換器とを接
続する接続配管の途中であって、前記それぞれの室内ユ
ニットに第2の圧縮機を設けたものである。
【0010】また、熱源側熱交換器と第1の圧縮機とを
備えた室外ユニットと、利用側熱交換器と該利用側熱交
換器に室内空気を送風する送風機とを備えた室内ユニッ
トとを接続配管によって接続し、複数段の圧縮機を直列
に接続してなる多段圧縮機を有する空気調和機におい
て、前記第1の圧縮機と前記利用側熱交換器とを接続す
る接続配管の途中であって、屋内側に第2の圧縮機を設
け、前記第2の圧縮機を前記接続配管の前記複数の室内
ユニットへの分岐部より前記室外機側に設けたものであ
る。
【0011】さらに、多段圧縮機は容積型圧縮機であ
り、該それぞれの圧縮機を駆動する電動機の回転速度
を、前記多段圧縮機の吸込み圧力と前記多段圧縮機の吐
出圧力に応じて可変に設定することが望ましい。
【0012】さらに、多段圧縮機はそれぞれ回転方向に
よってガスの流通方向が変化する可逆型の回転圧縮機で
あることが望ましい。
【0013】
【作用】空気調和機の室外機と室内機とを接続する接続
配管長さが長い場合に圧縮機を複数台用いる。そして、
室外機に設けた熱源側熱交換器と室内機に設けた利用側
熱交換器とを結ぶ冷媒ガス流路に複数台の圧縮機を分散
配置する。これにより、利用側熱交換器と1段目の圧縮
機との冷媒ガス流路の長さを短くでき、その間の圧力損
失を低減できる。さらに、1段目の圧縮機の吸入圧力の
低下を少なくできる。また、1段目の圧縮機によって圧
縮された冷媒の密度が大きくなり、1段目の圧縮機と2
段目の圧縮機とを結ぶ冷媒ガス流路における圧力損失を
小さくできる。このように、冷媒ガス流路での圧力損失
が減少することによって、各圧縮機の吸入冷媒の密度が
大きくなり、冷媒循環量を低下させることががなく、冷
房能力を確保できる。
【0014】また、室外機と室内機との高低差が大きい
場合、上記と同様に、室外機に設けた熱源側熱交換器
と、室内機に設けた利用側熱交換器とを結ぶ冷媒ガス流
路に、複数台の圧縮機を分散配置する。それとともに、
熱源側熱交換器と利用側熱交換器とを結ぶ冷媒液流路に
液ポンプを設ける。冷媒ガス流路に複数台の圧縮機を分
散配置することにより、冷媒ガス流路におけるの圧力損
失をは上記と同様の作用によりて小さくできる。さら
に、冷媒液流路に液ポンプを設けて液冷媒を加圧し、液
側の接続配管出口圧力を高めることにより、室内冷媒制
御弁前後の圧力を上昇させ、蒸発圧力の低下を防止でき
る。これにより、冷媒循環量を低下させることがなく、
空気調和機の能力を確保できる。
【0015】また、分散させたポンプの場合には、低圧
側に近いポンプを高速で、高圧側に近いポンプを低速で
回転させるので、低圧側から高圧側へ向かって体積流量
の減少するガスを効率的に圧縮できる。吐出圧力と吸入
圧力の圧力比が大きい場合には、低圧側と高圧側の回転
速度比を大きくし、逆に前記圧力比が小さい場合には前
記回転速度比を小さくすることによって、過圧縮や不足
圧縮のない最適な圧縮状態で運転することができる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1、図2を用いて説明
する。◆図1は空気調和機の冷凍サイクル構成である。
図1において、室外ユニット1には2つの室内ユニット
2a,2bが並列に配管接続されている。そして、室外
ユニット1は配管接続された第1の圧縮機11と室外熱
交換器12、それに室外熱交換器に外気を送風する室外
ファン15とを備えている。一方、各室内ユニット2
a、2bはそれぞれ順次配管接続された室内冷媒制御弁
22a、22bと、室内熱交換器21a、21bと、第
2の圧縮機101a、101bと、室内熱交換器21
a、21bに送風する室内ファン23a、23bとを備
えている。そして、室外ユニット1内の室外熱交換器1
2と、室内ユニット2a、2b内の室内冷媒制御弁22
a、22bとが液配管3によって、また、室外ユニット
1内の第1の圧縮機11と、室内ユニット2a、2b内
の第2の圧縮機101a、101bとがガス配管4によ
ってそれぞれ接続されている。ここで、図1は室外ユニ
ット1と室内ユニット2a、2bとを接続する液配管3
およびガス配管4の配管長さが長い場合を示している。
【0017】次に、上記のように構成した本実施例の冷
房運転の動作について説明する。冷媒の流れは図中に実
線で示している。◆第1の圧縮機11から吐出された高
温高圧のガス冷媒は室外熱交換器12へ流入し、室外フ
ァン15によって送られる室外空気と熱交換され、凝縮
して液冷媒となり液配管3へ流入する。液配管3へ流入
した液冷媒の流れは分岐され、それぞれ室内ユニット2
a、2bへ流入する。室内ユニット2a、2bへ流入し
た液冷媒は室内冷媒制御弁22a、22bで減圧され、
室内熱交換器21a、21bへ流入し、それぞれ室内フ
ァン23a、23bによって送られる室内空気と熱交換
して蒸発し、ガス冷媒となる。これにより室内が冷房さ
れる。
【0018】室内熱交換器21a、21bから流出した
ガス冷媒は、第2の圧縮機101a、101bによりそ
れぞれ凝縮圧力より低い圧力に圧縮され、室内ユニット
2a、2bを出た後両室内ユニットの流れが合流し、ガ
ス配管4を経て、室外ユニット1へ流入する。室外ユニ
ット1へ流入したガス冷媒は第1の圧縮機11へ吸込ま
れ、凝縮圧力まで圧縮される。
【0019】この冷房運転時の冷媒の状態変化をモリエ
ル線図上に示したのが図2である。第1の圧縮機11か
ら流出したa点の冷媒は室外熱交換器12で凝縮されて
b点の状態になり、その冷媒が液配管3を通過する間に
小さな圧力損失が生じ、室内冷媒制御弁22a、22b
に到達してc点の状態となる。次に、室内冷媒制御弁2
2a、22bによって減圧された冷媒はd点の状態とな
り、室内熱交換器21a、21bへ流入し、蒸発してe
点の状態になり、第2の圧縮機101a、101bに吸
込まれて凝縮圧力より低い圧力に圧縮され、ガス配管4
へ流入する。その後、ガス配管4を通っている間は配管
長さが長いにも拘らず、冷媒密度が比較的大きいので大
きな圧力損失を生じない。そして、第1の圧縮機11に
吸込まれるときはg点の状態となり、第1の圧縮機11
によって凝縮圧力まで圧縮され、a点の状態になる。
【0020】ここで、図2中で破線で示したように、第
2の圧縮機101a、101bが無いと室内熱交換器2
1a、21bから流出したe’点の冷媒は、ガス配管4
を通っている間に配管長さが長く、しかも冷媒密度が小
さいために大きな圧力損失を生じる。そして、第1の圧
縮機11に吸込まれるときは吸込圧力が低いg’点の状
態となる。このg’点では、冷媒密度がさらに小さくな
っているので、第1の圧縮機11の吐出冷媒の質量流量
が少なくなり、室内ユニット2a、2bへの冷媒循環量
が減り、冷房能力が低下することになる。
【0021】本実施例によれば、確執内規にそれぞれ圧
縮機が設けられているので、各室内機が設置されている
部屋の空調負荷に合わせて、それぞれの圧縮機を容量制
御し、室内機を流れる冷媒流量を変化させることができ
る。これによって、各室内機能力の個別制御が容易にな
る。
【0022】次に、本発明の他の実施例を図3に示す。
◆図3は空気調和機の冷凍サイクル構成を示したもので
ある。室外ユニット1は第1の圧縮機11、室外熱交換
器12、室外冷媒制御弁13、第1の四方弁14および
室外ファン15を備えており、室内ユニット2は室内熱
交換器21、室内冷媒制御弁22および室内ファン23
を備えている。室外ユニット1内の室外冷媒制御弁13
と室内ユニット2内の室内冷媒制御弁22とを液配管3
により、室外ユニット1内の四方弁14と室内ユニット
2内の室内熱交換器21とをガス配管4により接続して
いる。さらに、ガス配管4の途中には第2の圧縮機10
1と第2の四方弁102が設けられている。
【0023】次に、このように構成した本実施例の動作
を、冷房運転について説明する。◆ここで、冷媒の流れ
は図中に実線で示している。第1の圧縮機11から吐出
された高温高圧のガス冷媒は四方弁14を通って室外熱
交換器12へ流入し、室外ファン15によって送られる
室外空気と熱交換して凝縮し液冷媒となる。液冷媒は室
外冷媒制御弁13を通って液配管3へ流入し、室内ユニ
ット2へ送られる。室内ユニット2へ流入した液冷媒は
室内冷媒制御弁22で減圧され、室内熱交換器21へ流
入し、室内ファン23により送風される室内空気と熱交
換されて蒸発しガス冷媒となる。これにより、室内が冷
房される。
【0024】ガス冷媒はガス配管4へ流入し、ガス配管
4の途中に設置された第2の四方弁102を通って第2
の圧縮機101で凝縮圧力より低い圧力に圧縮される。
そして、再度、第2の四方弁102を通り、ガス配管4
を通って室外ユニット1へ流入する。室外ユニット1へ
流入したガス冷媒は第1の四方弁14を経て第1の圧縮
機11へ吸込まれ、凝縮圧力まで圧縮される。
【0025】次に、暖房運転について説明する。冷媒の
流れは図3の中に破線で示している。第1の圧縮機11
から吐出されたガス冷媒は四方弁14を通ってガス配管
4へ流入し、ガス配管4の途中に設置された第2の四方
弁102を通って第2の圧縮機101で凝縮圧力まで圧
縮される。その後、再度、第2の四方弁102を通り、
さらに、ガス配管4を通って室内ユニット2へ送られ
る。室内ユニット2へ流入したガス冷媒は室内熱交換器
21において室内ファン23により送風された室内空気
と熱交換され、凝縮して液冷媒となる。これにより、室
内が暖房される。
【0026】液冷媒は室内冷媒制御弁22を通って液配
管3へ流入し、室外ユニット1へ送られる。室外ユニッ
ト1に流入した液冷媒は、室外冷媒制御弁13で減圧さ
れ、室外熱交換器12へ流入する。室外熱交換器12に
流入した冷媒は室外ファン15により送風された室外空
気と熱交換されて蒸発し、第1の四方弁14を通って第
1の圧縮機11へ吸込まれ、凝縮圧力より低い圧力に圧
縮される。◆本実施例によれば、第1および第2の四方
弁を同時に切り替えることにより、ガス配管、液配管、
室外熱交換器及び室内熱交換器のそれぞれを流れる冷媒
の流れ方向を逆にできる。これにより室内機の冷房運転
と暖房運転の切り換え運転が可能となる。
【0027】本発明のさらに他の実施例を図4に示す。
◆図4は空気調和機の冷凍サイクル構成を示したもので
ある。図4に示したように、室外ユニット1は室内ユニ
ット2より下方に設置されており、室外ユニット1は第
1の圧縮機111、室外熱交換器12、室外冷媒制御弁
13および、室外ファン15を備えている。一方、室内
ユニット2は室内熱交換器21、室内冷媒制御弁22お
よび室内ファン23を備えている。室外ユニット1と室
内ユニット2とは液配管3とガス配管4で接続されてお
り、液配管3およびガス配管4の途中には2つのポンプ
システム200、300が配置されている。そして、ポ
ンプシステム200はポンプシステム300の情報に設
置され、第2の圧縮機211、第1の液ポンプ201お
よび逆止弁202を備えている。一方、ポンプシステム
300は第3の圧縮機311、第2の液ポンプ301お
よび逆止弁302を備えている。
【0028】ここで、第1の圧縮機111、第2の圧縮
機211および第3の圧縮機311は吐き出し量が可変
であり、さらに、冷媒の流れ方向を逆にできる可逆式で
ある。このような圧縮機の手段としては、図5、図6に
示すようにモータ58とタイミングギア59により駆動
されるルーツブロワがある。このルーツブロワの回転数
をインバータなどで変えられるようにすることによって
吐き出し量を可変にできる。また、回転方向を逆にする
ことにより、冷媒の流れ方向を逆にできる。
【0029】次に、このように構成した本実施例の動作
を図4を用いて説明する。◆まず、冷房運転について説
明する。ここで、冷媒の流れを図中に実線で示してい
る。第1の圧縮機111から吐出されたガス冷媒は室外
熱交換器12へ流入し、室外ファン15により送風され
る室外空気と熱交換して凝縮し、液冷媒となる。液冷媒
は室外冷媒制御弁57を通って液配管3へ流入しその配
管中を上昇し、第1の液ポンプ201で加圧された後、
さらに液配管3を上昇し続ける。そして、第2の液ポン
プ301で再度加圧され、液配管3を通って室内ユニッ
ト2へ流入する。室内ユニット2へ流入した液冷媒は室
内冷媒制御弁22で減圧された後、室内熱交換器21へ
流入し、室内ファン23が送風する室内空気と熱交換し
て蒸発し、ガス冷媒となる。このとき室内が冷房され
る。ガス冷媒はガス配管4内を下降し、第3の圧縮機3
11で圧縮された後、さらにガス配管4を下降し続け、
第2の圧縮機211でさら圧縮された後、ガス配管4を
経て室外ユニット1へ流入する。室外ユニット1へ流入
したガス冷媒は第1の圧縮機111へ吸込まれて、凝縮
圧力まで圧縮される。
【0030】ここで、この冷房運転時の冷媒の状態変化
を図5に示したモリエル線図上に示す。第1の圧縮機1
11を出たa点の冷媒は室外熱交換器12で凝縮されて
b点の状態になり、その冷媒が液配管3を上昇し、第1
の液ポンプ201に来るまでに、液ヘッドの分だけ圧力
が下がりc点の状態になる。その後、第1の液ポンプ2
01で加圧されてd点の状態になり、さらに液配管3を
上昇し続ける。そして、第2の液ポンプ301に到る迄
に、液ヘッドの影響で圧力が低下しe点の状態になる。
その後、第2の液ポンプ301で加圧されてf点の状態
になり、さらに液配管3を上昇し続けて室内ユニット2
へ流入する。そして、室内冷媒制御弁22に到達するま
でに、液ヘッドのために圧力が低下しg点の状態にな
る。
【0031】次に、室内冷媒制御弁22によって減圧さ
れた冷媒はh点の状態となり、室内熱交換器21へ流入
し蒸発してi点の状態になり、室内ユニット2から流出
してガス配管4内を下降する。第3の圧縮機311に到
るまでに、圧力損失が生じるが、配管長さが短いので圧
力の低下は小さく、j点の状態となる。その後、第3の
圧縮機311で少し圧縮されてk点の状態になり、さら
にガス配管4内を下降する。その後、第2の圧縮機21
1に到るまでに、配管長さが長いので圧力損失を生じる
が、冷媒密度が大きいので圧力の低下は小さくl点の状
態になる。その後、第2の圧縮機211でさらに圧縮さ
れてm点の状態になり、さらにガス配管4内を下降し、
室外ユニット1へ流入する。この間の配管長さは長いに
も拘らず、冷媒密度が比較的大きいので大きな圧力損失
は生じない。さらに、第1の圧縮機111に吸込まれる
きはn点の状態となり、第1の圧縮機111によって凝
縮圧力まで圧縮され、a点の状態になる。
【0032】ここで、第1の液ポンプ201、第2の液
ポンプ301がともに無い場合には、図5中に破線で示
したように、室外熱交換器12から流出したb’点の冷
媒は、液配管3内を上昇している間に液ヘッドが小さく
なり、室内冷媒制御弁22に到達するまでに圧力が低下
し、g’点の状態となる。これに伴い、室内冷媒制御弁
22出口の圧力も低下するので蒸発圧力が低下し、一段
目の圧縮機構である第3の圧縮機の吸入圧力が低下し、
吸入冷媒密度が小さくなる。これによって、冷媒循環量
が減少し、冷房能力が低下する。
【0033】次に、図4を用いて本実施例の暖房運転に
ついて説明する。冷媒の流れは図中に破線で示してい
る。それぞれの圧縮機111、211、311は冷房運
転時とは逆方向に冷媒を送る。第1の圧縮機111から
吐出されたガス冷媒はガス配管4へ流入し配管内を上昇
し、第2の圧縮機211で圧縮された後、さらにガス配
管4内を上昇し、第3の圧縮機311でさらに圧縮さ
れ、ガス配管4を経て室内ユニット2へ流入する。室内
ユニット2へ流入したガス冷媒は室内熱交換器21にお
いて室内ファン23により送風された室内空気と熱交換
し、凝縮して液冷媒となる。このとき室内が暖房され
る。
【0034】液冷媒は室内冷媒制御弁22を経た後液配
管3へ流入し、第2の液ポンプ301をバイパスする逆
止弁302を通過し、液配管3内を下降し、さらに、第
1の液ポンプ201をバイパスする逆止弁202を通過
し、液配管3を通って室外ユニット1へ流入する。室外
ユニット1に流入した液冷媒は、室外冷媒制御弁57で
減圧された後、室外熱交換器12へ流入する。室外熱交
換器12へ流入した冷媒は室外ファン15により送風さ
れる室外空気と熱交換されて蒸発し、第1の圧縮機11
1に吸入され圧縮される。
【0035】本実施例によれば、四方弁なしで、冷房、
暖房の切り替えが行え、コストを低減できる。
【0036】次に、図6及び図8以下を用いて複数の圧
縮機を分散配置させる実施例について説明する。◆図8
は圧縮機を分散配置した機器構成を模式的に示したもの
である。この実施例では、初段、第2段、第3段、第4
段、最終段の5段を構成する圧縮機C1、C2、C3、C4、C5
が、それぞれの圧縮機を駆動する電動機M1 、M2、M3、M
4、M5及び、全体の吸入管、各圧縮機を連結する連結
管、全体の吐出管を構成する配管L1、L2、L3、L4、L5、
L6を備えており、さらに、複数の電動機を個々に異なる
周波数で駆動できる電源装置41が設けられている。そ
して、電源装置41は各電動機の回転速度を制御する制
御部と、個々の電動機に電力を供給する各出力部とから
構成されているが、出力部をそれぞれの電動機の近傍に
設けて制御部と信号線で接続する構成であってもよい。
【0037】個々の圧縮機としては、例えば図6に示す
ようなルーツ型ブロワが使用されることは上述のとおり
である。このルーツ型ブロワでは紙面に垂直方向に長い
圧縮機室53に、紙面に垂直方向に厚みを持つまゆ型ロ
ータ51、52が互いに反対方向に回転するように収容
されており、このロータ51、52の回転作用でガスを
吸入口57から取り込んで移送し、吐出口54から外部
へ吐出している。55、56はロータ52、51を回転
させる一対の回転駆動軸である。回転駆動軸55、56
は平行に配設される。この圧縮機において、ロータ51
と52を実線の細線矢印の向きに回転させるとガスは実
線の太線矢印の向きに流れ、逆に、ロータ51と52を
破線の細線矢印の向きに回転させるとガスは破線の太線
矢印の向きに流れる。なお、図8ではそれぞれのポ圧縮
機吸入口57が左側に、吐出口54が右側に配置されて
いると考えればよい。そして、圧縮機C1の吸入口57に
は吸入管L1が接続されており、圧縮機C1の吐出口54圧
縮機プC2の吸入口57とは連結管L2で連結されている。
以下同様に、圧縮機C2とC3、C3とC4、C4とC5がそれぞれ
連結され、圧縮機C5の吐出口には吐出管L6が接続されて
いる。
【0038】このように構成した本実施例では、吸入管
L1から圧縮機C1に吸入されたガスは、圧縮機C1で図8中
で右側へ移送され、連結管L2に吐出される。次にこのガ
スは圧縮機C2に吸入され、さらに図の右側へ移送され
る。ここで、圧縮機C2の回転速度より圧縮機C1の回転速
度を高くしておくと、吸入管L1から吸入される体積流量
より、連結管L3から吐出される体積流量の方が少ない
が、重量流量はどちらも同じであるから、前記体積流量
比率に応じてガスの比容積が減少し、連結管L2内の圧力
が吸入管L1内の圧力より上昇する。さらに圧縮機C3、C
4、C5の順に回転速度を減少させていくと、連結管L3、L
4、L5の圧力が順に上昇していき、最終段の圧縮機C5の
吐出口に接続される吐出管L6の圧力が全体のシステムで
決まる吐出圧力にまで高められる。
【0039】図9に吸入管L1、連結管L2、L3、L4、L5、
吐出管L6における圧力上昇の様子を示す。ここで、吸入
圧力がPs、吐出圧力がPd2であるときに、各連結管内の
圧力が曲線2で示されるような最適値になるように電動
機M1、M2、M3、M4、M5の回転速度を決定し、電源装置4
1から各電動機の回転速度指令を発生する。この状態で
吐出圧力がPd3に上昇した場合、電動機M1の回転速度を
そのままにしておいて、電動機M2〜M5の回転速度をそれ
ぞれある比率だけ低下させるか、あるいは電動機M5の回
転速度をそのままにしておいて電動機M1〜M4の回転速度
をそれぞれある比率だけ上昇させれば、各連結管内の圧
力は曲線43のように変化し、再び最適な運転を実現で
きる。
【0040】一方、吐出圧力がPd1に低下した場合に
は、電動機M1の回転速度はそのままにしておいて、電動
機M2〜M5の回転数をある比率で上昇させ曲線44で表わ
されるような適正な圧力変化にしてもよいし、連結管L
2、L3、L4の圧力が曲線42のようになるように電動機M
1〜M3の回転速度を決め、電動機M4、M5の回転速度を電
動機M3の回転速度と同じにして、曲線45で表される圧
力変化になるようにしてもよい。このいずれの方法にお
いても、過圧縮や不足圧縮が生じず、圧縮損失を小さく
することができる。
【0041】次に、各圧縮機を駆動する電動機M1〜M5の
回転方向を一斉に逆転させると、各圧縮機内のガスの流
れ方向が逆になり、図10に示すように、ガスは図の右
側から左側へ向かって流れるようになる。すなわち、こ
こでは図8の吸入管L1が吐出管L1に、吐出管L6が吸入管
L6に変わる。ここで、吸入圧力がPs、吐出圧力がPd2で
あるときに、各連結管内の圧力が図11の曲線46で示
されるような最適な値になるように電動機M1、M2、M3、
M4、M5の回転速度を決定し、電源装置41から各電動機
の駆動指令を発生する。
【0042】ところで、吐出圧力がPd3に上昇した場
合、電動機M5の回転速度をそのままにしておいて、電動
機M1〜M4の回転速度をそれぞれある比率だけ低下させる
か、電動機M1の回転速度をそのままにしておいて、電動
機M2〜M5の回転速度をそれぞれある比率だけ上昇させれ
ば、各連結管内の圧力が曲線47で示されるように変化
し、再び最適な運転にすることができる。逆に、吐出圧
力がPd1に低下した場合には、電動機M5の回転速度をそ
のままにしておいて、電動機M1〜M4の回転数をある比率
で上昇させ曲線48で表わされるような適正な圧力変化
にしてもよいし、連結管L2、L3、L4の圧力が曲線42で
示されるように電動機M3〜M5の回転速度を決め、電動機
M1、M2の回転速度を電動機M3の回転速度と同じくして、
曲線49の様な圧力変化になるようにしてもよい。いず
れも過圧縮や不足圧縮は生じず、圧縮損失を小さくする
ことができる。
【0043】このように、本実施例によれば、運転され
る吸入圧力、吐出圧力に応じて最適な運転をすることが
でき、ガスの流れ方向も四方弁などの補器を使わずに容
易に反転させることができ、しかも、いずれの方向でも
全く遜色のない最適な運転状態を創りだすことができ
る。全体的に回転速度を変えれば流量も容易に変化で
き、運転状態に応じた最適流量を流すことができる。ま
た、個々のポンプの前後の差圧が小さくなるため、軸受
負荷が小さく、無給油式のポンプを実現できる。
【0044】次に、図12を用いて他の実施例を説明す
る。図12は長い配管60で結ばれる第1の装置58と
第2の装置59間でのガス移送の場合であり、必要に応
じて第1の装置58から第2の装置59へ、またはその
逆に第2の装置59から第1の装置58へガスを圧縮し
て送ることを前提とした装置である。従来のように圧縮
機が1台の場合に、第1の装置58側に圧縮機を設ける
と、第1の装置58から第2の装置59に向けて圧縮移
送するときは、高圧になり比容積が小さくなった後に配
管60に流入するので流体損失はあまり増大しない。し
かし、第2の装置59から第1の装置58へ向けて圧縮
移送するときは、低圧で比容積が大きい状態で配管60
に流入するので流体損失が増加する。これに対して、本
実施例では、第1の装置58と第2の装置59の双方に
圧縮機を3台づつ直列に連結して備えているので、第1
の装置58と第2の装置59が長い配管60で接続され
ていても、また、移送方向が第1の装置から第2の装置
またはその逆の方向であっても配管60内は適度に圧縮
された状態のガスであり、比容積が比較的小さいので流
体損失が小さくなる。
【0045】以上の実施例では一つの装置に圧縮機を6
台用いた例について説明したが、無論、圧縮機の台数は
必要に応じて増減すべきものであり、本発明で規定する
ものではない。
【0046】図13に、ビルに本発明の空気調和機を配
置したときの模式図を示す。この図では異なる3階につ
いて、その詳細配置を示している。室外機1はビルの屋
上に設けられ、この室外機と各階の各部分の天井に設け
られた複数の室内機が液配管3及びガス配管4により接
続されている。図中、詳細を示した3階の中の最上層の
階および最下層階では、複数台の室内機に分岐する前の
位置に室内機から室外機へガスを戻すための第2の圧縮
機101が設けられている。このように室外機と室内機
の中間の位置に圧縮機を配置することにより、第2の圧
縮機の個数を減らすことができるとともに、圧縮機の騒
音が室内に伝わり深いとなる現象を防止できる。さら
に、この第2の圧縮機を機械室等に設ければ、圧縮機が
大型化しても何等支障が無い。また、中層の階では6台
の室外機各々に第2の圧縮機101が設けられている。
このようにすることにより、小型の圧縮機を天井裏等に
配置できる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、室外機に備えた熱源側
熱交換器と室内機に備えた利用側熱交換器とを結ぶ冷媒
ガス流路に、前記複数台の圧縮機を分散配置したので、
冷媒ガス流路における圧力損失が減少し、各圧縮機の吸
入冷媒密度の低下を抑制でき、冷媒循環量の低下を防止
できる。これにより、室外機と室内機とを接続する接続
配管長さが長い場合にも、冷房能力を確保できる。
【0048】また、熱源側熱交換器と利用側熱交換器と
を結ぶ冷媒液流路に液ポンプを設けたので、液冷媒が冷
媒液流路を上昇するときに、下流側の圧力、すなわち、
膨張機構前の圧力を上昇させることができる。これによ
り、蒸発圧力の低下および圧縮機の吸入圧力の低下を抑
制できるとともに、圧縮機の吸入冷媒密度の低下を抑制
でき、冷媒循環量の低下を防止できる。そして、室外機
と室内機との高低差が大きくても、空気調和機の能力を
確保できる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の一実施例のサイクル図。
【図2】図1の冷凍サイクル各部の冷媒の状態を示すモ
リエル線図。
【図3】本発明の空気調和機の他の実施例のサイクル
図。
【図4】本発明の空気調和機のさらに他の実施例のサイ
クル図。
【図5】図4の実施例に使用する圧縮機の縦断面図。
【図6】図5の圧縮機の横断面図。
【図7】図4の冷凍サイクル各部の冷媒の状態を示すモ
リエル線図。
【図8】分散配置時の正方向流れ運転の模式図。
【図9】図8の装置の圧力変化を示す図。
【図10】分散配置時の逆方向流れ運転の模式図。
【図11】図10の装置の圧力変化を示す図。
【図12】分散配置の他の実施例の模式図。
【図13】ビルに本発明の空気調和機を配置したときの
模式図。
【符号の説明】
1…室外ユニット、 2、2a、2
b…室内ユニット 3…液配管、 4…ガス配管 11…第1の圧縮機 12…室外熱
交換器 13…室外冷媒制御弁 14、102
…四方弁 15…室外ファン 21、21
a、21b…室内熱交換器 22、22a、22b…室内冷媒制御弁、23、23
a、23b…室内ファン 51、52…ロータ、 53…ケーシ
ング 54…歯車、 55…駆動モ
ータ 101、101a、101b…第2の圧縮機 111…第1の圧縮機 200、300…ポンプシステム、 201…第1
の液ポンプ 202、302…逆止弁、 211…第2
の圧縮機 301…第2の液ポンプ 311…第3
の圧縮機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 弘 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 日比野 陽三 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (56)参考文献 特開 平4−236067(JP,A) 実開 昭60−4866(JP,U) 特公 平3−40300(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 1/00 - 1/10 F25B 13/00 F25B 13/00 104

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱源側熱交換器と第1の圧縮機とを備えた
    室外ユニットと、利用側熱交換器と該利用側熱交換器に
    室内空気を送風する送風機とを備えた複数台の室内ユニ
    ットとを接続配管によって接続し、複数段の圧縮機を直
    列に接続してなる多段圧縮機を有する空気調和機におい
    て、 前記第1の圧縮機と前記利用側熱交換器とを接続する接
    続配管の途中であって、前記それぞれの室内ユニットに
    第2の圧縮機を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】熱源側熱交換器と第1の圧縮機とを備えた
    室外ユニットと、利用側熱交換器と該利用側熱交換器に
    室内空気を送風する送風機とを備えた室内ユニットとを
    接続配管によって接続し、複数段の圧縮機を直列に接続
    してなる多段圧縮機を有する空気調和機において、 前記第1の圧縮機と前記利用側熱交換器とを接続する接
    続配管の途中であって、屋内側に第2の圧縮機を設け、
    前記第2の圧縮機を前記接続配管の前記複数の室内ユニ
    ットへの分岐部より前記室外機側に設けたことを特徴と
    する空気調和機。
  3. 【請求項3】複数段の圧縮機を直列に接続してなる多段
    圧縮機と、熱源側熱交換器と、膨張手段と、利用側熱交
    換器と、四方弁とを順次配管接続した空気調和機におい
    て、 前記圧縮機の少なくとも1段と前記熱源側熱交換器とを
    室外ユニットが備え、前記利用側熱交換器と前記膨張手
    段とを室内ユニットが備え、前記室外ユニットと前記室
    内ユニットとを接続する配管中に前記圧縮機の少なくと
    も1段を配設したことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】前記多段圧縮機は容積型圧縮機であり、該
    それぞれの圧縮機を駆動する電動機の回転速度を、前記
    多段圧縮機の吸込み圧力と前記多段圧縮機の吐出圧力に
    応じて可変に設定することを特徴とする請求項3に記載
    の空気調和機。
  5. 【請求項5】前記多段圧縮機はそれぞれ回転方向によっ
    てガスの流通方向が変化する可逆型の回転圧縮機である
    ことを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
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