JP3216322U - ルーバー - Google Patents

ルーバー Download PDF

Info

Publication number
JP3216322U
JP3216322U JP2018000863U JP2018000863U JP3216322U JP 3216322 U JP3216322 U JP 3216322U JP 2018000863 U JP2018000863 U JP 2018000863U JP 2018000863 U JP2018000863 U JP 2018000863U JP 3216322 U JP3216322 U JP 3216322U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
louver member
base
distal end
side louver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018000863U
Other languages
English (en)
Inventor
清司 田中
清司 田中
Original Assignee
田中金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 田中金属株式会社 filed Critical 田中金属株式会社
Priority to JP2018000863U priority Critical patent/JP3216322U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3216322U publication Critical patent/JP3216322U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

【課題】建物の体躯又は体躯に固定された取付部材から突出する方向に複数のルーバー部材が連結されて構成されたルーバーにおいて、ルーバー部材に汎用性を持たせる、又、先端側ルーバー部材と基部側ルーバー部材のいずれにも使用することが出来るルーバー部材を連結して構成するルーバーを提供する。【解決手段】設置部2に連結される基部側ルーバー部材3と基部側ルーバー部材3に連結される先端側ルーバー部材4が、基部側ルーバー部材3の先端部分302の平面状の先端壁32と先端側ルーバー部材4の根元部分401の平面状の末端壁43が対向接触して、先端側ルーバー部材4に設置された第1取付金具61と基部側ルーバー部材3に設置された第2取付金具62と第1取付金具61及び第2取付金具62を連結する連結ボルト63を備えて構成された連結部材6で連結されて構成されている。【選択図】図4

Description

本考案は、建物の内外に、目隠し、日除け、採光、防風、雨除け、柵、建物のデザイン等のために設置する長尺のルーバーに関し、特に、建物の体躯又は体躯に固定された取付部材から突出する方向に複数のルーバー部材が連結されて構成されたルーバーに関する。
従来から、建物の内外に、目隠し、日除け、採光、防風、雨除け、柵、建物のデザイン等のために長尺のルーバーが設置されている(特許文献1)。
このルーバーは、建物の体躯又は体躯に固定された取付部材に固定されて設置され、主に、複数本のルーバーが連続して設置され、ルーバーパネルや扉体等として設置されている。
そして、ルーバーは、ルーバーが建物の体躯又は取付部材から突出する方向である、ルーバーの短手方向において、1本の部材で構成されているもの(特許文献1)と、短手方向の長さを長くしてルーバーの各種機能を向上させるために、複数本のルーバー部材が突出方向に連結されて構成されているものがある(特許文献2、特許文献3)。
特開2013−174078号公報 特開2015−117554号公報 特許第5584343号公報
このような特許文献2及び特許文献3に記載のルーバーは、図5に示すように、建物の体躯に下地材90を介してルーバー91が固定され、ルーバー部材としてルーバー部材A(或いは第2のルーバー20)とルーバー部材B(或いは第1のルーバー11)が連結されて構成されている。そして、ルーバー部材Aは開口部により形成される凹形状の接合部92を備え、ルーバー部材Bは凸形状の接合部93を備えて構成され、ルーバー部材Aの凹形状の接合部92にルーバー部材Bの凸形状の接合部93が嵌り込んで連結している。又、ルーバー部材Aの開口部の両先端には引掛部94が構成され、ルーバー部材Bには、ルーバー部材Aの引掛部94と係合する引掛受部95が構成され、ルーバー部材Aの引掛部94がルーバー部材Bの引掛受部95と係合して、ルーバー部材Aとルーバー部材Bが連結されている。
そして、特許文献2及び特許文献3に記載のルーバーは、ルーバー部材A(或いは第2のルーバー20)は凸形状の接合部及び引掛受部を備えず、ルーバー部材B(或いは第1のルーバー11)は凹形状の接合部及び引掛部は備えずに構成され、ルーバーを構成する、建物から張り出す方向に連結される複数のルーバー部材は、相互に異なる形状を備えて構成されている。
詳しくは、下地材と連結されるルーバー部材(以下、「基部側ルーバー部材」という。)の下地材との接合部分(以下、「根元部分」という。)と、基部側ルーバー部材と連結されるルーバー部材(以下、「先端側ルーバー部材」という。)の基部側ルーバー部材との接合部分(以下、「根元部分」という。)は夫々の形状が異なり、又、基部側ルーバー部材の先端側ルーバー部材との接合部分(以下、「先端部分」という。)と、先端側ルーバー部材の基部側ルーバー部材と反対側の端部(以下、「先端部分」という。)も夫々の形状が異なっていた。
即ち、基部側ルーバー部材と先端側ルーバー部材は異なる形状の部材を用いなければならなかった。そして、夫々の先端部分同士及び根元部分同士が異なる形状の部材を用いなければならなかった。或いは、先端側ルーバー部材の先端部分を様々な形状に変更させた場合であっても、少なくとも基部側ルーバー部材と先端側ルーバー部材は根元部分同士が異なる形状の部材を用いなければならなかった。
しかし、このような構成であるので、それぞれのルーバー部材はその使用用途が限定されてしまい、基部側ルーバー部材と先端側ルーバー部材の位置を入れ替えて相互に連結することが出来ず、基部側ルーバー部材は先端側ルーバー部材として使用できず、又、先端側ルーバー部材を下地材に固定することが出来ないので、先端側ルーバー部材は基部側ルーバー部材として使用できず、更に、基部側ルーバー部材又は先端側ルーバー部材1本のみでは1個のルーバーを構成することが出来ず、或いは単独でルーバーを構成するルーバー部材を連結してルーバーを構成することが出来なかった。
従って、ルーバーの種類毎、例えばルーバーの短手方向において1本のルーバー部材で構成されている種類か複数本のルーバー部材が突出方向に連結されて構成されている種類かにより、或いはルーバーの突出方向に設置される位置毎に、用いるルーバー部材の種類、形状が異なり、多数の種類のルーバー部材が必要となるため、非経済的であり、ルーバー部材が汎用性に欠けるという問題点があった。
又、引掛部や引掛受部という構成により、ルーバー部材の構成が繊細で複雑であり、又、ルーバー部材の接合部が開口しているので、ルーバー部材が破損し易く、ルーバー部材の強度及びルーバー部材同士の接合強度が低いという問題点があった。
又、ルーバー部材同士の接合には、引掛部や引掛受部以外の落下防止具や固定材が用いられているので、ルーバー部材同士の接合の構成が複雑になっているという問題点があった。
そこで、本考案は、ルーバー部材に汎用性を持たせることを目的の一つとしている。又、複数本のルーバー部材が突出方向に連結されて構成されるルーバーにおいて、先端側ルーバー部材と基部側ルーバー部材のいずれにも使用することが出来るルーバー部材を連結してルーバーを構成することを目的の一つとし、又、使用用途が限定されていないルーバー部材を突出方向に連結してルーバーを構成することを目的の一つとし、又、単独でルーバーを構成することが出来るルーバー部材を突出方向に連結してルーバーを構成することを目的の一つとし、又、汎用性があるルーバー部材を用いて複数本のルーバー部材が突出方向に連結されて構成されるルーバーを構成することを目的の一つとする。更に、ルーバー部材の強度及びルーバー部材同士の接合強度が高いルーバー部材を提供することを目的の一つとし、又、ルーバー部材同士の接合の構成を単純化することを目的の一つとする。
以上のような課題を解決するための手段としての考案は、設置部に連結される基部側ルーバー部材と基部側ルーバー部材に連結される先端側ルーバー部材が、基部側ルーバー部材の先端部分の平面状の先端壁と先端側ルーバー部材の根元部分の平面状の末端壁とが対向接触して、連結部材で連結されて構成されていることを特徴とするルーバーである。
又、上記ルーバーにおいて、設置部に連結される基部側ルーバー部材と前記基部側ルーバー部材に連結される先端側ルーバー部材が、前記基部側ルーバー部材の先端部分の平面状の先端壁と前記先端側ルーバー部材の根元部分の平面状の末端壁が対向接触して、前記先端側ルーバー部材に設置された第1取付金具と前記基部側ルーバー部材に設置された第2取付金具と前記第1取付金具及び前記第2取付金具を連結する連結ボルトを備えて構成された連結部材で連結されて構成されていることを特徴とするルーバーである。
又、上記ルーバーにおいて、前記第1取付金具及び前記第2取付金具にはボルト孔が設けられ、前記基部側ルーバー部材の先端壁及び前記先端側ルーバー部材の末端壁には挿通孔が設けられ、前記第1取付金具は前記先端側ルーバー部材の末端壁の内側に当接させて設置され、前記第2取付金具は前記基部側ルーバー部材の先端壁の内側に当接させて設置され、前記連結ボルトが、前記第2取付金具のボルト孔、前記基部側ルーバー部材の先端壁の挿通孔、前記先端側ルーバー部材の末端壁の挿通孔及び前記第1取付金具のボルト孔に挿入されていることを特徴とするルーバーである。
又、上記ルーバーにおいて、前記基部側ルーバー部材の根元部分の形状と前記先端側ルーバー部材の根元部分の形状が同一であることを特徴とするルーバーである。
又、上記ルーバーにおいて、前記基部側ルーバー部材の先端部分の形状と前記先端側ルーバー部材の先端部分の形状が、前記基部側ルーバー部材の先端部分に設けられた挿通孔以外、同一であることを特徴とするルーバーである。
又、上記ルーバーにおいて、前記先端側ルーバー部材の、前記基部側ルーバー部材の反対側に1個以上の延長ルーバー部材が連結されて構成されていることを特徴とするルーバーである。
又、上記ルーバーを用い、設置部と前記設置部に連結される前記基部側ルーバー部材が、前記設置部の平面状の先端壁と前記基部側ルーバー部材の根元部分の平面状の末端壁が対向接触して、前記基部側ルーバー部材に設置された第1取付金具と前記設置部に設置された第2取付金具と前記第1取付金具及び前記第2取付金具を連結する連結ボルトを備えて構成された連結部材で連結されて構成されていることを特徴とするルーバーパネルである。
又、上記ルーバーパネルにおいて、前記第1取付金具及び前記第2取付金具にはボルト孔が設けられ、前記設置部の先端壁及び前記基部側ルーバー部材の末端壁には挿通孔が設けられ、前記第1取付金具は前記基部側ルーバー部材の根元部分の末端壁の内側に当接させて設置され、前記第2取付金具は前記設置部の先端壁の内側に当接させて設置され、前記連結ボルトが、前記第2取付金具のボルト孔、前記設置部の先端壁の挿通孔、前記基部側ルーバー部材の末端壁の挿通孔及び前記第1取付金具のボルト孔に挿入されていることを特徴とするルーバーパネルである。
以上のような本考案によれば、ルーバー部材に汎用性を持たせることが可能となった。又、複数本のルーバー部材が突出方向に連結されて構成されるルーバーにおいて、先端側ルーバー部材と基部側ルーバー部材のいずれにも使用することが出来るルーバー部材を連結してルーバーを構成することが可能となった。又、使用用途が限定されていないルーバー部材を突出方向に連結してルーバーを構成することが可能となった。又、単独でルーバーを構成することが出来るルーバー部材を突出方向に連結してルーバーを構成することが可能となった。又、汎用性があるルーバー部材を用いて複数本のルーバー部材が突出方向に連結されて構成されるルーバーを構成することが可能となった。更に、ルーバー部材の強度及びルーバー部材同士の接合強度が高いルーバー部材を提供することが可能となった。又、ルーバー部材同士の接合の構成を単純化することが可能となった。
本考案一実施例取付状態斜視図 本考案一実施例取付状態側面図 本考案一実施例取付状態部分拡大側面図 本考案一実施例取付状態平面図 本考案一実施例分解平面図 本考案他実施例分解平面図 本考案他実施例取付状態平面図 従来例を示す参考図
本考案のルーバーは、設置部に連結される基部側ルーバー部材と基部側ルーバー部材に連結される先端側ルーバー部材が、基部側ルーバー部材の先端部分の平面状の先端壁と先端側ルーバー部材の根元部分の平面状の末端壁とが対向接触して、前記基部側ルーバー部材に設置された第1取付金具と前記先端側ルーバー部材に設置された第2取付金具と前記第1取付金具及び前記第2取付金具を連結する連結ボルトを備えて構成された連結部材で連結されて構成されている。
以下本考案の実施の形態を図を参照して説明する。ルーバー1は、図1から図5に示すように、基部側ルーバー部材3と先端側ルーバー部材4と連結部材6を備えて構成され、ルーバー1が建物の体躯又は設置部から突出する方向である、短手方向に基部側ルーバー部材3と先端側ルーバー部材4が連結されて構成され、建物の体躯に固定された設置部としての下地材2に連結された基部側ルーバー部材3に先端側ルーバー部材4が連結されて構成されている。
そして、複数の長尺のルーバー1が建物の体躯に固定された下地材2に所定の間隔で固定されてルーバーパネル7を構成している。図1に示すように、下地材2が水平に、ルーバー1が垂直に設置されているが、ルーバー1の設置方向は限定されず、下地材2を垂直に、ルーバー1を水平に設置する等の構成でもよい。又、下地材2は建物の体躯に直接固定してもよいが、図示はしないが、建物の体躯に固定したブラケット等の連結固定部材を介して固定してもよい。この場合、下地材2を連結固定部材に直接固定してもよいが、連結固定部材と下地材2との連結固定は別個のブラケット等の第2の連結固定部材を用いることとしてもよい。下地材2としては、これに限定されないが、ストリンガーを使用することが出来る。
基部側ルーバー部材3は、下地材2と連結されるルーバー部材であり、平行な2枚の平面状の側壁31、31の両先端と連続する平面状の先端壁32と側壁31、31の両他端と連続する平面状の末端壁33を備えて構成される、内部が空洞の断面四角形の筒状体である。又、先端壁32には後述する連結ボルト63を挿通させる挿通孔321が構成され、末端壁33には長手方向に亘って、後述する連結ボルト63を挿通させる挿通孔である長孔331が構成され、長孔331の両端縁には基部側ルーバー部材3の内部空間30に突出するリブ332が設けられている。
基部側ルーバー部材3の、下地材2と接合する根元部分301は、長孔331が構成された平面状の末端壁33の両側端から、平板状の側壁31が延設された構成であり、先端側ルーバー部材4と接合する先端部分302は、平面状の先端壁32の両側端から、平板状の側壁31が延設された構成である。
又、基部側ルーバー部材3の内部空間30には、両側壁31、31に連結した連結壁35が設けられている。連結壁35により、基部側ルーバー部材3の強度を高めることが出来る。
先端側ルーバー部材4は、基部側ルーバー部材3と連結されるルーバー部材であり、平行な2枚の平面状の側壁41、41の両先端と連続する平面状の先端壁42と側壁41、41の両他端と連続する平面状の末端壁43を備えて構成される、内部が空洞の断面四角形の筒状体である。又、末端壁43には長手方向に亘って、後述する連結ボルト63を挿通させる挿通孔である長孔431が構成され、長孔431の両端縁には先端側ルーバー部材4の内部空間40に突出するリブ432が設けられている。
先端側ルーバー部材4の、基部側ルーバー部材3と接合する根元部分401は、長孔431が構成された平面状の末端壁43の両側端から平板状の側壁41が延設された構成であり、根元部分401と反対側の、ルーバー1の先端部分でもある先端部分402は、平面状の先端壁42の両側端から平板状の側壁41が延設された構成である。
又、先端側ルーバー部材4の内部空間40には、両側壁41、41に連結した連結壁45が設けられている。連結壁45により、先端側ルーバー部材4の強度を高めることが出来る。
このように、基部側ルーバー部材3の根元部分301と、先端側ルーバー部材4の根元部分401は同一形状に構成されている。又、基部側ルーバー部材3の先端部分302と、先端側ルーバー部材4の先端部分402も、基部側ルーバー部材3の先端部分302の先端壁32に設けられた挿通孔321以外は、同一形状に構成されている。従って、基部側ルーバー部材3に挿通孔321を形成しなければ先端側ルーバー部材4としても利用することが出来る。
このように、基部側ルーバー部材3の両端の先端壁32と末端壁33は側壁31から連続して平面状に構成され、先端側ルーバー部材4の両端の先端壁42と末端壁43は側壁41から連続して平面状に構成されているので、連結される夫々のルーバー部材の強度を高くすることが可能となっている。
このような基部側ルーバー部材3及び先端側ルーバー部材4は、これに限定されないが、アルミで構成され、押出成形で成形することが出来る。
基部側ルーバー部材3と先端側ルーバー部材4の連結は、第1連結金具61、第2連結金具62及び連結ボルト63を備えた連結部材6で行う。
第1連結金具61は、先端側ルーバー部材4の根元部分401の内部空間40に、末端壁43の内側に当接させて設置される板状の連結金具であり、連結ボルト63を螺入させる雌ネジが設けられたボルト孔611が設けられ、先端側ルーバー部材4の長手方向の両端部に設置される連結ボルト63間に亘る長さを備えて、1本が設置されている。又、第1連結金具61は、図示する実施例においては、末端壁33にリブ332が設けられているので、リブ332を収納可能な凹部612が構成された断面M字型に構成されている。
第2連結金具62は、基部側ルーバー部材3の先端部分302の内部空間30に、先端壁32の内側に当接させて設置される板状の連結金具であり、連結ボルト63を螺入させる雌ネジが設けられたボルト孔621が設けられ、連結ボルト63の設置個所に対応して複数個が設置されている。
基部側ルーバー部材3と先端側ルーバー部材4の連結は以下のようにして行う。先ず、図4及び図4の分解図である図5に示すように、基部側ルーバー部材3の先端部分302の平面状の先端壁32と先端側ルーバー部材4の根元部分401の平面状の末端壁43を対向させ、両平面を接触させ、先端側ルーバー部材4の根元部分401の内部空間40に第1連結金具61を設置すると共に、基部側ルーバー部材3の先端部分302の内部空間30に第2連結金具62を設置する。そして、連結ボルト63を第2連結金具62のボルト孔621、基部側ルーバー部材3の挿通孔321、先端側ルーバー部材4の長孔431及び第1連結金具61のボルト孔611の順に挿入し、ボルト孔321及びボルト孔611に螺入する。尚、連結ボルト63及び連結ボルト63を回転させるレンチは、基部側ルーバー部材3の連結壁35に、挿通孔321に対応する位置に設けた通孔351を通して基部側ルーバー部材3の内部空間30に挿入することが出来る。
このようにして、図4に示すように、第1連結金具61と第2連結金具62が連結ボルト63で連結され、第1連結金具61と第2連結金具62間に、対向接触した基部側ルーバー部材3の先端壁32及び先端側ルーバー部材4の末端壁43が挟み込まれ、基部側ルーバー部材3と先端側ルーバー部材4が連結されている。このような構成により、ルーバー部材同士の接合の構成を単純化することが可能となっている。そして、基部側ルーバー部材3と先端側ルーバー部材4の連結時には、基部側ルーバー部材3の先端壁32及び先端側ルーバー部材4の末端壁43が面接触をしているので、ルーバー部材同士の接合強度が高く、安定した連結が可能となっている。
又、ルーバー1の長手方向の両端部において、基部側ルーバー部材3の先端壁32と先端側ルーバー部材4の末端壁43にビス69を、一方の端部に2本づつ打ち込む。尚、ビス69の取付は、連結部材6の設置の前後のいずれでもよい。
基部側ルーバー部材3と設置部としての下地材2の連結は、図3及び図4に示すように、基部側ルーバー部材3と先端側ルーバー部材4の連結と同様に、第1連結金具61、第2連結金具62及び連結ボルト63を備えた連結部材6で行うことが出来る。この場合、第1連結金具61は、基部側ルーバー部材3の根元部分301の内部空間30に、末端壁33の内側に当接させて設置される連結金具となり、第2連結金具62は、下地材2の接合部分201の内部空間20に、ルーバー1が対向接触する先端壁22の内側に当接させて設置される連結金具となる。
そして、基部側ルーバー部材3と下地材2の連結は以下のようにして行う。先ず、基部側ルーバー部材3の根元部分301の末端壁33と下地材2の先端壁22を対向させ、両平面を接触させ、基部側ルーバー部材3の根元部分301の内部空間30に第1連結金具61を設置すると共に、下地材2の接合部分201の内部空間20に第2連結金具62を設置する。そして、連結ボルト63を第2連結金具62のボルト孔621、下地材2の先端壁22に設けられたボルト孔221、基部側ルーバー部材3の長孔331及び第1連結金具61のボルト孔611の順に挿入し、ボルト孔221及びボルト孔611に螺入する。
このようにして、第1連結金具61と第2連結金具62が連結ボルト63で連結され、第1連結金具61と第2連結金具62間に、対向接触した基部側ルーバー部材3の末端壁33及び下地材2の先端壁22が挟み込まれ、基部側ルーバー部材3と下地材2が連結されている。そして、基部側ルーバー部材3と下地材2の連結時には、基部側ルーバー部材3の末端壁33及び下地材2の先端壁22が面接触をしているので、安定した連結が可能となっている。
又、図示はしないが、ルーバー1の長手方向の両端部において、基部側ルーバー部材3の末端壁33と下地材2の先端壁22にビス69を、一方の端部に2本づつ打ち込む。
このように、基部側ルーバー部材3と先端側ルーバー部材4の連結、基部側ルーバー部材3と下地材2の連結は、夫々同一の連結部材6を用い、同一の構成、同一の方法で行うことが出来る。
このような構成により、先端側ルーバー部材と基部側ルーバー部材のいずれにも使用することが出来るルーバー部材を、一方に挿通孔を設けることで、連結してルーバーを構成することが可能となっている。又、使用用途が限定されていない汎用性のあるルーバー部材を、一方に挿通孔を設けることで、突出方向に連結してルーバーを構成することが可能となっている。又、単独でルーバーを構成することが出来るルーバー部材を、一方に挿通孔を設けることで、突出方向に連結してルーバーを構成することが可能となっている。又、汎用性があるルーバー部材を用いて複数本のルーバー部材が突出方向に連結されて構成されるルーバーを構成することが可能となっている。又、ルーバー部材基部側と先端側の位置を入れ替えて相互に連結することが可能となっている。又、先端側ルーバー部材を下地材に固定することが可能となっている。
尚、第1連結金具61は、連結ボルト63の設置個所に対応して、分割して複数個が設置された構成としてもよい。又、末端壁43、33にリブ432、332が設けられていない場合には、平板状に構成することとしてもよい。又、第2連結金具62は、ルーバー2の長手方向の両端部に設置される連結ボルト63間に亘る長さに構成され、1本が設置された構成としてもよい。又、ビス69は一方の端部に1本の設置でもよく、設置しない構成でもよい。
又、図示はしないが、基部側ルーバー部材3及び先端側ルーバー部材4の長手方向の両端部の開口した小口には、小口を塞ぐ小口蓋が設置されている。
尚、図示はしないが、先端側ルーバー部材の先端壁は、基部側ルーバー部材の先端壁と異なる形状として、平面状以外の形状に構成することとしてもよい。又、基部側ルーバー部材3の側壁31と先端側ルーバー部材4の側壁41は、平面状以外の形状に構成することとしてもよい。更に、ルーバーは、先端側ルーバー部材の、基部側ルーバー部材の反対側に1個以上の、先端側ルーバー部材と同一構成の延長ルーバー部材を、先端側ルーバー部材と基部側ルーバー部材の連結と同様な構成で、連結部材を用いて連結した構成とすることとしてもよい。これらのような構成とすることで、様々な意匠や機能を備えたルーバーを提供することが出来る。
又、基部側ルーバー部材3と設置部としての下地材2の連結は、上述のような第1連結金具61、第2連結金具62及び連結ボルト63を備えた連結部材6で行うのではなく、図6及び図7に示すように、基部側ルーバー部材3の根元部分301の内部空間30に、末端壁33の内側に当接させて設置される連結金具81のボルト孔811に、連結ボルト82を挿入し、更に、連結ボルト82を基部側ルーバー部材3の長孔331、下地材2の先端壁22に設けられたボルト孔221に挿入し、下地材2の内部空間に設置したナット83で締結することで行う構成としてもよい。
尚、ルーバー1は、ルーバーパネル7を構成して設置する他、1本で使用される等他の構成で設置することが出来、建物の体躯に設置する他、下地材としての扉枠に設置して、扉とし、その他柵等としても使用することが出来る。
以上のような本考案によれば、汎用性のあるルーバー部材を用いて、建物の体躯又は取付部材から突出する方向に複数のルーバー部材が連結されたルーバーを提供することが出来、建築産業において有効に利用される。
1 ルーバー
2 下地材
3 基部側ルーバー部材
301 根元部分
302 先端部分
32 先端壁
33 末端壁
4 先端側ルーバー部材
401 根元部分
402 先端部分
42 先端壁
43 末端壁
6 連結部材
61 第1連結金具
62 第2連結金具
63 連結ボルト
7 ルーバーパネル

Claims (7)

  1. 設置部に連結される基部側ルーバー部材と前記基部側ルーバー部材に連結される先端側ルーバー部材が、前記基部側ルーバー部材の先端部分の平面状の先端壁と前記先端側ルーバー部材の根元部分の平面状の末端壁が対向接触して、前記先端側ルーバー部材に設置された第1取付金具と前記基部側ルーバー部材に設置された第2取付金具と前記第1取付金具及び前記第2取付金具を連結する連結ボルトを備えて構成された連結部材で連結されて構成されていることを特徴とするルーバー。
  2. 前記第1取付金具及び前記第2取付金具にはボルト孔が設けられ、前記基部側ルーバー部材の先端壁及び前記先端側ルーバー部材の末端壁には挿通孔が設けられ、前記第1取付金具は前記先端側ルーバー部材の末端壁の内側に当接させて設置され、前記第2取付金具は前記基部側ルーバー部材の先端壁の内側に当接させて設置され、前記連結ボルトが、前記第2取付金具のボルト孔、前記基部側ルーバー部材の先端壁の挿通孔、前記先端側ルーバー部材の末端壁の挿通孔及び前記第1取付金具のボルト孔に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のルーバー。
  3. 前記基部側ルーバー部材の根元部分の形状と前記先端側ルーバー部材の根元部分の形状が同一であることを特徴とする請求項1又は2に記載のルーバー。
  4. 前記基部側ルーバー部材の先端部分の形状と前記先端側ルーバー部材の先端部分の形状が、前記基部側ルーバー部材の先端部分に設けられた挿通孔以外、同一であることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載のルーバー。
  5. 前記先端側ルーバー部材の、前記基部側ルーバー部材の反対側に1個以上の延長ルーバー部材が連結されて構成されていることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載のルーバー。
  6. 請求項1から5のうちいずれか1項に記載のルーバーを用い、設置部と前記設置部に連結される前記基部側ルーバー部材が、前記設置部の平面状の先端壁と前記基部側ルーバー部材の根元部分の平面状の末端壁が対向接触して、前記基部側ルーバー部材に設置された第1取付金具と前記設置部に設置された第2取付金具と前記第1取付金具及び前記第2取付金具を連結する連結ボルトを備えて構成された連結部材で連結されて構成されていることを特徴とするルーバーパネル。
  7. 前記第1取付金具及び前記第2取付金具にはボルト孔が設けられ、前記設置部の先端壁及び前記基部側ルーバー部材の末端壁には挿通孔が設けられ、前記第1取付金具は前記基部側ルーバー部材の根元部分の末端壁の内側に当接させて設置され、前記第2取付金具は前記設置部の先端壁の内側に当接させて設置され、前記連結ボルトが、前記第2取付金具のボルト孔、前記設置部の先端壁の挿通孔、前記基部側ルーバー部材の末端壁の挿通孔及び前記第1取付金具のボルト孔に挿入されていることを特徴とする請求項6に記載のルーバーパネル。
JP2018000863U 2018-03-08 2018-03-08 ルーバー Active JP3216322U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000863U JP3216322U (ja) 2018-03-08 2018-03-08 ルーバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000863U JP3216322U (ja) 2018-03-08 2018-03-08 ルーバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3216322U true JP3216322U (ja) 2018-05-24

Family

ID=62186580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018000863U Active JP3216322U (ja) 2018-03-08 2018-03-08 ルーバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3216322U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6622441B2 (en) Window frame system
JP5584343B1 (ja) 建築用ルーバーパネルの取付構造
JP3216322U (ja) ルーバー
US6463961B1 (en) Duct hanger and method for hanging duct using hanger
JP2000100490A (ja) 太陽電池モジュールの接地構造
KR200458719Y1 (ko) 간판용 압출프레임
JPH07116888B2 (ja) 連窓サッシ
CN210486009U (zh) 一种空调挡风板连接结构及空调挡风板
JP2020007740A (ja) 外装用ルーバーの連結装置
JP3057728U (ja) 庇ユニットの取付構造
KR200266611Y1 (ko) 샌드위치패널용 엔드캡
JP3584366B2 (ja) カーテンウォール
KR20150000296U (ko) 글라스 커튼월용 유리 고정장치
CN220790980U (zh) 一种金属工具房的门框立柱型材
JP3495963B2 (ja) ビニールハウスのパイプ変形部の連結具
JP6790191B1 (ja) パネル体
CN211714889U (zh) 阳光房连接结构
JPH08232409A (ja) 横葺建築用板及び横葺外囲体
JP3138316U (ja) 内装パネルの孔塞ぎ具
JPH11155220A (ja) 配線・配管用ボックス
JPH0113758Y2 (ja)
RU56977U1 (ru) Соединительная деталь для соединения длинномерных элементов и заготовка соединительной детали
JP4114872B2 (ja) 塀上フェンス
JP4468386B2 (ja) 天井パネル用接合部材
JPS6019277Y2 (ja) 格子取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3216322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250