JP3215812U - ベルトコンベヤに於けるベルトの浮き上がりと蛇行を同時に防止する装置 - Google Patents

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佳宏 濱口
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晋治 末長
晋治 末長
亮 溝江
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Abstract

【課題】ベルトコンベヤのベルトの浮き上がりを防止すると共に、同時にベルトの蛇行を防止するようにする。【解決手段】ベルトコンベヤAのキャリヤ側ベルト1の浮き上がり抑止部分の上側にキャリヤ側ベルト1を横切る軸線が水平な押さえローラ5を設け、また押さえローラ5の両端付近のキャリヤ側ベルト1の両側縁に外周面を臨ませた軸線が垂直なキャリヤ側ベルト1の蛇行抑止ローラ10を設けたベルトコンベヤに於けるベルトの浮き上がりと蛇行を同時に防止する装置。【選択図】図1

Description

この考案は、ベルトコンベヤに於けるベルトの浮き上がりを防止すると共に、同時にベルトの蛇行を防止する装置に関する。
バラ物原材料をヤードに一時仮置きするためのベルトコンベヤ設備や、そのバラ物原材料あるいは製品または次加工待ちのために仮に積み置きしていたものを、ヤード設備から払い出すベルトコンベヤ設備の乗り継ぎ部では、多くの場合、構造上コンベヤベルトが浮き上がる部分ができ、この状態は避けられないものである。
当然、コンベヤベルトが極端に浮き上がらないようなコンベヤフレームの構造や落差の少ない配置計画をするが、無負荷時やコンベヤの起動時、あるいは全負荷再起動時に限って浮き上がる場合がある。
コンベヤベルトが浮き上がれば、特に風雨の影響でベルトが不安定な状態になり、その結果、ベルトが蛇行したり、搬送中であれば搬送物が落荷することがある。
なかでも、設備管理者は、特に負荷運転中のベルトがキャリヤローラ等から浮き上がらないような策を講じる。
多くの場合、従来から行われている方法の一つに、二車輪型のベルト浮き上がり防止装置でベルトの浮き上がりを止める方式がある(例えば、特許文献1の図3参照)。
また、上記以外の方式として、トラフ型に配置されたキャリヤローラの両側のサイドローラの外端部上側にフリー回転の押さえローラを配置して、サイドローラの外端部と押さえローラとでベルトの側縁を挟持することでベルトの浮き上がりを止めるようにしたものもあり、それ以外にも、キャリヤベルトの直上でベルトを横切るよにベルトの浮き上がり防止押さえローラを配置したものもある。
特開2005−132507号公報
ところが、積み込み装置機器の運転状態によっては、ベルト上の積荷が途切れることがある。
すると、空荷状態になりベルト張力で、ベルト断面の中空部が凸状に浮き上がり、特許文献1の両車輪の内側に上方への膨出部分が入り込み食い込んだ状態のままでベルトが走行することになる。
あるいは、両端部が押さえられたことで中央部が凸状に膨れたままでベルトが走行する状態で運転を続ければ、次に流れてきた荷が落荷することになる。
このように、中央部分が両車輪間あるいはローラによって食い込んだ又は押さえつけられて、この部分で落荷したりベルトの蛇行が起きる。
一方、単純にリターンローラや小径なプーリを水平に配置して、浮き上がるベルトを押さえる方式も行われることもある。
この方式では、無負荷時やベルトコンベヤの起動時に浮き上がるベルトは押さえることができ、高さを考慮すれば搬送物をかわすことができる。しかしながら、浮き上がってふらついたベルトが蛇行することは止めることができない。
勿論、前述の押さえローラや挟持押さえローラを設けた方式であっても、ベルトの蛇行を止めることができない。
そこで、この考案は、上述の問題を解決したベルトの浮き上がりと蛇行を同時になくするようにしたベルトコンベヤを提供することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、ベルトコンベヤのキャリヤ側ベルトの浮き上がり抑止部分の上側に前記キャリヤ側ベルトを横切る軸線が水平な押さえローラを設け、また上記押さえローラの両端付近の上記キャリヤ側ベルトの両側縁に外周面を臨ませた軸線が垂直な前記キャリヤ側ベルトの蛇行抑止ローラを設けた構成を採用する。
以上のように、この考案のベルトコンベヤによれば、キャリヤ側ベルトの上側で横切る押さえローラでキャリヤ側ベルトの浮き上がりを防止し、また、キャリヤ側ベルトの両側縁外側の蛇行抑止ローラでベルトの蛇行を防止し、この浮き上がり防止と蛇行防止とを同時に行うことができる。
このため、ベルトコンベヤの安定した運転を続行して行うことができる特有の効果がある。
この考案の実施例を示す背面図である。 同上の側面図である。 同平面図である。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1から図3に示すAは、ベルトコンベヤである。
上記のベルトコンベヤAは、周知のように前後のヘッドプーリとテールプーリ(いずれも図示省略)とにかけ渡した無端状のベルト1と、このベルト1のキャリヤ側ベルト1の裏面を支承するキャリヤローラ2と、リターン側ベルト1の表面を支承するリターンローラ(図示省略)とで構成されている。
上記のキャリヤローラ2は、図示の場合、搬送物の荷こぼれを防止するため、センタ及び両サイドのローラをトラフ状に配置してあり、コンベヤフレーム3のスタンド4に支持させてある。
上記スタンド4に対するキャリヤローラ2の支持手段は、周知につき詳細な説明を省略する。
また、キャリヤ側ベルト1の何らかの要因(例えば、空荷やベルトコンベヤの起動にともなうベルトに作用する大きな張力などにともなう)でベルト1の浮き上がり抑止部分の上側には、ベルト1の上を横切って下側周面に浮き上がるベルト1の表面が当接して、上記ベルト1の浮き上がりを防止する軸線が水平な押さえローラ5が設けてある。
上記の押さえローラ5は、図1、2、3に示すようにコンベヤフレーム3に設けてあるスタンド6のU字状の切欠き7に押さえローラ5の中心に貫通する支軸8の両端外周の溝を上方から落とし込んだのち、切欠き7から支軸8が上方に止め金具9で脱出しないようにして支軸を不回転状態に支持する。
さらに、押さえローラ5の設置部分の両側には、リターン側ベルト1の蛇行を防止する軸線が垂直な蛇行抑止ローラ10が設けてある。
上記の蛇行抑止ローラ10の設置は、コンベヤフレーム3の上端側にコ字状のスタンド11を設けて、このスタンド11の上下端の突出端から内方に向くU字状の切欠き(図示省略)に蛇行抑止ローラ10のセンタ支軸12の両端外周面の溝(図示省略)を嵌め込み係合させて、支軸12を不回転状態に保持すると共に、止め金具13により切欠きから支軸12が脱落しないようにしてある。
なお、図示のように、コンベヤフレーム3の起立垂直部分にスタンド6、11を重ねて、この重なり部分の片方に上下2個の透孔(図示省略)を、もう片方に多段の透孔22を設けて、合致するこの透孔22に挿通するボルトとナットとからなる締付具21でフレーム3に対し上記スタンド6、11を昇降調整自在に取り付けることで、押さえローラ5や蛇行抑止ローラ10の位置(高さ)を調整することができる。
上記のように構成すると、リターン側ベルト1が図1の実線に示す状態から浮き上がりはじめると、その上方の押さえローラ5の下側周面にリターン側ベルト1の表面が(図1の二点鎖線に示す)当接するので、リターン側ベルト1の浮き上がりが押さえローラ5により(図1に示す)抑止される。
また、浮き上がるリターン側ベルト1が蛇行しようとすると、蛇行抑止ローラ10の周面にキャリヤ側ベルト1の側縁が当接して、キャリヤ側ベルト1の蛇行を防止する。
A ベルトコンベヤ
1 ベルト
2 キャリヤローラ
3 コンベヤフレーム
4 スタンド
5 押さえローラ
6 スタンド
7 切欠き
8 支軸
9 止め金具
10 蛇行抑止ローラ
11 スタンド
12 支軸
13 止め金具

Claims (1)

  1. ベルトコンベヤのキャリヤ側ベルトの浮き上がり抑止部分の上側に前記キャリヤ側ベルトを横切る軸線が水平な押さえローラを設け、また上記押さえローラの両端付近の上記キャリヤ側ベルトの両側縁に外周面を臨ませた軸線が垂直な前記キャリヤ側ベルトの蛇行抑止ローラを設けたことを特徴とするベルトコンベヤに於けるベルトの浮き上がりと蛇行を同時に防止する装置。
JP2018000376U 2018-02-02 2018-02-02 ベルトコンベヤに於けるベルトの浮き上がりと蛇行を同時に防止する装置 Active JP3215812U (ja)

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