JP3215582B2 - 多局インターホンシステム - Google Patents
多局インターホンシステムInfo
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- JP3215582B2 JP3215582B2 JP23776394A JP23776394A JP3215582B2 JP 3215582 B2 JP3215582 B2 JP 3215582B2 JP 23776394 A JP23776394 A JP 23776394A JP 23776394 A JP23776394 A JP 23776394A JP 3215582 B2 JP3215582 B2 JP 3215582B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多局インターホンシス
テムに係わり、特に通話終了後に待ち受け状態に自動復
旧する多局インターホンシステムに関する。
テムに係わり、特に通話終了後に待ち受け状態に自動復
旧する多局インターホンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、病院のナースステーション
や、事務所等の業務用として使用される1台の親機と、
各室に設けられた複数の子機間で通話を行う多局インタ
ーホンシステムが知られている。多局インターホンシス
テムは、図2に示すように、親機1及び子機接続端子T
1を介して親機1にそれぞれ接続される複数の子機2を
備え、特定の子機2と親機1を通話可能な状態に接続す
るため、親機1にはそれぞれの子機に対応した選局スイ
ッチ3が備えられている。選局スイッチ3は、ダイオー
ド4及び子機からの呼出を表示する表示ランプ5を介し
て呼出検出回路6に接続される接点3a、子機接続端子
T1に接続される接点3b及び通話回路7に接続される
接点3cを備えている。接点3aは接点3bと常時接続
されて待ち受け状態を構成する。
や、事務所等の業務用として使用される1台の親機と、
各室に設けられた複数の子機間で通話を行う多局インタ
ーホンシステムが知られている。多局インターホンシス
テムは、図2に示すように、親機1及び子機接続端子T
1を介して親機1にそれぞれ接続される複数の子機2を
備え、特定の子機2と親機1を通話可能な状態に接続す
るため、親機1にはそれぞれの子機に対応した選局スイ
ッチ3が備えられている。選局スイッチ3は、ダイオー
ド4及び子機からの呼出を表示する表示ランプ5を介し
て呼出検出回路6に接続される接点3a、子機接続端子
T1に接続される接点3b及び通話回路7に接続される
接点3cを備えている。接点3aは接点3bと常時接続
されて待ち受け状態を構成する。
【0003】待ち受け時、特定の子機2から親機1への
呼出があると呼出検出回路6によりダイオード4を介し
て子機接続端子T1の電圧が低下したことが検出され
る。この時、呼出検出回路6により表示ランプ5が点灯
されると共に、呼出音送出回路8を介してスピーカ9か
ら呼出音が発生される。そして、選局スイッチ3の釦3
1を押下することにより、接点3bの接続は接点3aか
ら接点3cに切換えられて、呼出検出回路6は子機接続
端子T1と切断され、表示ランプ5が消灯し、呼出状態
が解除されると共に、音声信号を送受する通話回路7と
子機2が接続され、親機1と子機2間で通話可能状態と
なる。そして、通話者がハンドセット10を取り上げフ
ックスイッチ10aがオフされると、親機1と子機2間
で音声信号の送受が行なわれる。
呼出があると呼出検出回路6によりダイオード4を介し
て子機接続端子T1の電圧が低下したことが検出され
る。この時、呼出検出回路6により表示ランプ5が点灯
されると共に、呼出音送出回路8を介してスピーカ9か
ら呼出音が発生される。そして、選局スイッチ3の釦3
1を押下することにより、接点3bの接続は接点3aか
ら接点3cに切換えられて、呼出検出回路6は子機接続
端子T1と切断され、表示ランプ5が消灯し、呼出状態
が解除されると共に、音声信号を送受する通話回路7と
子機2が接続され、親機1と子機2間で通話可能状態と
なる。そして、通話者がハンドセット10を取り上げフ
ックスイッチ10aがオフされると、親機1と子機2間
で音声信号の送受が行なわれる。
【0004】また、親機1から特定の子機2を選局して
呼出す場合も、ハンドセット10を取り上げ選局スイッ
チ3の釦31を押下して同様に通話することができる。
1つの子機と親機1が通話可能状態のとき、通話状態の
子機以外の子機は待ち受け状態であり、他の子機からの
親機の呼出も可能である。
呼出す場合も、ハンドセット10を取り上げ選局スイッ
チ3の釦31を押下して同様に通話することができる。
1つの子機と親機1が通話可能状態のとき、通話状態の
子機以外の子機は待ち受け状態であり、他の子機からの
親機の呼出も可能である。
【0005】ここで、選局スイッチ3の釦31は押下さ
れるとロックされるものであり、1度釦31を押下する
ことにより通話可能状態が維持される。そのため通話終
了時にこのロックを解除するため復旧スイッチ10bが
設けられている。復旧スイッチ10bは特定子機に対応
した何れかの釦31が押下されると連動してONからO
FFに切換えられ、通話終了後、復旧スイッチ10bを
押下してONとすることにより、選局スイッチ3が連動
して切換えられ接点3aと接点3bとが接続され、待ち
受け状態に復帰する。
れるとロックされるものであり、1度釦31を押下する
ことにより通話可能状態が維持される。そのため通話終
了時にこのロックを解除するため復旧スイッチ10bが
設けられている。復旧スイッチ10bは特定子機に対応
した何れかの釦31が押下されると連動してONからO
FFに切換えられ、通話終了後、復旧スイッチ10bを
押下してONとすることにより、選局スイッチ3が連動
して切換えられ接点3aと接点3bとが接続され、待ち
受け状態に復帰する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような多局インタ
ーホンシステムでは通話終了後、復旧スイッチを押さな
ければ待ち受け状態に復旧しないという欠点があった。
もし、終話後、復旧スイッチを押し忘れた状態で同じ子
機から再度呼出しがあった場合、呼出しができず通話が
できなかった。また、機械的なスイッチを用いなければ
ならず、接点の接触不良等の故障は避けられないもので
あった。
ーホンシステムでは通話終了後、復旧スイッチを押さな
ければ待ち受け状態に復旧しないという欠点があった。
もし、終話後、復旧スイッチを押し忘れた状態で同じ子
機から再度呼出しがあった場合、呼出しができず通話が
できなかった。また、機械的なスイッチを用いなければ
ならず、接点の接触不良等の故障は避けられないもので
あった。
【0007】本発明は上記欠点を解消するためになされ
たものであって、ノンロックスイッチを押下するのみ
で、親機と子機間の通話可能状態が維持され通話終了後
はフックスイッチのオンフックにより待ち受け状態に戻
るため、復旧スイッチを設けなくともよく、このため復
旧スイッチの押し忘れにより待ち受け状態に復旧されな
い状態が発生することがなく、同じ子機との再度の通話
に対し常時対応でき、更に、機械的なスイッチを採用せ
ず半導体スイッチを使用することにより故障を減少させ
ることができる多局インターホンシステムを提供するこ
とを目的とする。
たものであって、ノンロックスイッチを押下するのみ
で、親機と子機間の通話可能状態が維持され通話終了後
はフックスイッチのオンフックにより待ち受け状態に戻
るため、復旧スイッチを設けなくともよく、このため復
旧スイッチの押し忘れにより待ち受け状態に復旧されな
い状態が発生することがなく、同じ子機との再度の通話
に対し常時対応でき、更に、機械的なスイッチを採用せ
ず半導体スイッチを使用することにより故障を減少させ
ることができる多局インターホンシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の多局インターホンシステムは、親機と、親
機に設けられる通話回路を介して接続される複数の子機
とを備え、親機は、各子機からの呼出を検出しそれぞれ
の呼出表示灯を点灯させて呼出音送出回路を介してスピ
ーカから呼出音を発生させる呼出検出回路と、通話回路
と各子機間にそれぞれ設けられ通話回路と子機を接続す
る通話スイッチと、子機を選局するノンロックスイッチ
と、ノンロックスイッチが押下されたときノンロックス
イッチに接続される電源供給回路から電源が供給される
ことにより通話スイッチをオンし保持する保持回路とを
備え、保持回路は、ノンロックスイッチが押下されたと
き電源供給回路によりオンするトランジスタと、電源供
給回路からバイアスが印加されてトランジスタを保持し
ノンロックスイッチの接続が解除されても電源供給回路
との接続を保持し、かつ通話スイッチをオンさせ通話回
路と子機を接続して通話状態を形成するためのトランジ
スタとを有し、通話スイッチは、保持回路のトランジス
タがオンしたときダイオードを介してバイアスが印加さ
れてオンされ通話回路と子機を接続するトランジスタを
有する。
め、本発明の多局インターホンシステムは、親機と、親
機に設けられる通話回路を介して接続される複数の子機
とを備え、親機は、各子機からの呼出を検出しそれぞれ
の呼出表示灯を点灯させて呼出音送出回路を介してスピ
ーカから呼出音を発生させる呼出検出回路と、通話回路
と各子機間にそれぞれ設けられ通話回路と子機を接続す
る通話スイッチと、子機を選局するノンロックスイッチ
と、ノンロックスイッチが押下されたときノンロックス
イッチに接続される電源供給回路から電源が供給される
ことにより通話スイッチをオンし保持する保持回路とを
備え、保持回路は、ノンロックスイッチが押下されたと
き電源供給回路によりオンするトランジスタと、電源供
給回路からバイアスが印加されてトランジスタを保持し
ノンロックスイッチの接続が解除されても電源供給回路
との接続を保持し、かつ通話スイッチをオンさせ通話回
路と子機を接続して通話状態を形成するためのトランジ
スタとを有し、通話スイッチは、保持回路のトランジス
タがオンしたときダイオードを介してバイアスが印加さ
れてオンされ通話回路と子機を接続するトランジスタを
有する。
【0009】
【作用】この多局インターホンシステムにおいて、子機
呼出検出回路が子機からの呼出しを検出すると、呼出し
た子機に対応した呼出表示灯が点灯され、通話者が点灯
を確認しノンロックスイッチを操作することにより、保
持回路により通話スイッチがバイアスされ、通話スイッ
チがオンされ通話回路と子機接続端子が接続されて通話
状態が形成される。通話終了時、フックスイッチがオン
フックされると親機の電源供給回路が保持回路への電源
供給を中止し、フックスイッチにより保持回路が停止し
て、通話スイッチがオフされることにより通話が行なわ
れた子機と通話回路の接続が解除され待ち受け状態に復
旧される。このため、従来必要であった親機と子機の通
話状態を維持する選局スイッチのロックをする復旧スイ
ッチを設ける必要がない。従って、終話時に復旧スイッ
チを操作する必要がなく、復旧スイッチの押し忘れによ
る再通話の不能状態が生じることがなく、再度の呼出に
対して常時応答できる。
呼出検出回路が子機からの呼出しを検出すると、呼出し
た子機に対応した呼出表示灯が点灯され、通話者が点灯
を確認しノンロックスイッチを操作することにより、保
持回路により通話スイッチがバイアスされ、通話スイッ
チがオンされ通話回路と子機接続端子が接続されて通話
状態が形成される。通話終了時、フックスイッチがオン
フックされると親機の電源供給回路が保持回路への電源
供給を中止し、フックスイッチにより保持回路が停止し
て、通話スイッチがオフされることにより通話が行なわ
れた子機と通話回路の接続が解除され待ち受け状態に復
旧される。このため、従来必要であった親機と子機の通
話状態を維持する選局スイッチのロックをする復旧スイ
ッチを設ける必要がない。従って、終話時に復旧スイッ
チを操作する必要がなく、復旧スイッチの押し忘れによ
る再通話の不能状態が生じることがなく、再度の呼出に
対して常時応答できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の多局インターホンシステムを
カウンタテレホンに適用した一実施例について図面を参
照して説明する。
カウンタテレホンに適用した一実施例について図面を参
照して説明する。
【0011】図1に示すように、カウンタテレホンシス
テムSは、親機11及び子機接続端子T2を介して親機
11にそれぞれ接続される複数の子機12を備えたもの
である。
テムSは、親機11及び子機接続端子T2を介して親機
11にそれぞれ接続される複数の子機12を備えたもの
である。
【0012】以下、親機11の構成について、1つの子
機に対応する呼出表示灯14、通話回路25及び保持回
路20を説明するが、他の子機についてもそれぞれに同
じ構成をしたものを備える。
機に対応する呼出表示灯14、通話回路25及び保持回
路20を説明するが、他の子機についてもそれぞれに同
じ構成をしたものを備える。
【0013】親機11のそれぞれの子機接続端子T2に
は子機12が接続され、子機の呼出を検出する1つの呼
出検出回路15が設けられる。各子機接続端子T2と呼
出検出回路15間には、カソードが子機接続端子T2、
アノードが抵抗R1に接続されるダイオード13と、カ
ソードが抵抗R1に接続され、アノードに呼出検出回路
15から電圧が印加される呼出表示灯14が設けられて
いる。呼出検出回路15には、更に、スピーカ16から
呼出音を発生させる呼出音送出回路17が接続される。
呼出検出回路15は電圧が印加されている子機接続端子
T2の電圧を監視し、子機12からの呼出しがあった
際、子機接続端子T2の電圧の低下をダイオード13、
抵抗R1、呼出表示灯14を介して検出するものであ
り、子機接続端子T2の電圧が低下すると、呼出表示灯
14を点灯させると共に、呼出音送出回路17を駆動
し、スピーカ16から呼出音を発生させる。 更に、親
機11の各子機12に対応して備えられる保持回路20
にはノンロックスイッチ18が設けられている。ここ
で、ノンロックスイッチ18とはキートップ押下で接点
に接触し、指を離すと接点が解離しキートップが初期状
態に復帰する機構を有するスイッチである。ノンロック
スイッチ18はダイオード19のカソードに接続され、
ダイオード19のアノードに接続される抵抗R2を介し
てトランジスタ22aのベースに接続される。トランジ
スタ22aのエミッタは電源供給回路21に接続され、
トランジスタ22aのエミッタとベースは抵抗R3を介
して接続されている。トランジスタ22aのコレクタは
トランジスタ22bのベースに抵抗R4を介して接続さ
れる。更に、保持回路20を構成するトランジスタ22
bのエミッタは基準電位点に接続され、コレクタはダイ
オード23のカソードに接続され、トランジスタ22b
のベースは抵抗R5を介してエミッタに接続される。ま
た、ダイオード23のアノードは抵抗R2を介してトラ
ンジスタ22aのベースに接続される。
は子機12が接続され、子機の呼出を検出する1つの呼
出検出回路15が設けられる。各子機接続端子T2と呼
出検出回路15間には、カソードが子機接続端子T2、
アノードが抵抗R1に接続されるダイオード13と、カ
ソードが抵抗R1に接続され、アノードに呼出検出回路
15から電圧が印加される呼出表示灯14が設けられて
いる。呼出検出回路15には、更に、スピーカ16から
呼出音を発生させる呼出音送出回路17が接続される。
呼出検出回路15は電圧が印加されている子機接続端子
T2の電圧を監視し、子機12からの呼出しがあった
際、子機接続端子T2の電圧の低下をダイオード13、
抵抗R1、呼出表示灯14を介して検出するものであ
り、子機接続端子T2の電圧が低下すると、呼出表示灯
14を点灯させると共に、呼出音送出回路17を駆動
し、スピーカ16から呼出音を発生させる。 更に、親
機11の各子機12に対応して備えられる保持回路20
にはノンロックスイッチ18が設けられている。ここ
で、ノンロックスイッチ18とはキートップ押下で接点
に接触し、指を離すと接点が解離しキートップが初期状
態に復帰する機構を有するスイッチである。ノンロック
スイッチ18はダイオード19のカソードに接続され、
ダイオード19のアノードに接続される抵抗R2を介し
てトランジスタ22aのベースに接続される。トランジ
スタ22aのエミッタは電源供給回路21に接続され、
トランジスタ22aのエミッタとベースは抵抗R3を介
して接続されている。トランジスタ22aのコレクタは
トランジスタ22bのベースに抵抗R4を介して接続さ
れる。更に、保持回路20を構成するトランジスタ22
bのエミッタは基準電位点に接続され、コレクタはダイ
オード23のカソードに接続され、トランジスタ22b
のベースは抵抗R5を介してエミッタに接続される。ま
た、ダイオード23のアノードは抵抗R2を介してトラ
ンジスタ22aのベースに接続される。
【0014】更に、保持回路20のトランジスタ22b
のコレクタにはダイオード24のカソードが接続されア
ノードが通話スイッチ25の並列接続された抵抗R7、
R6を介してトランジスタ25a、25bのそれぞれの
ベースに接続される。トランジスタ25aのエミッタと
トランジスタ25bのコレクタが接続されて、この接点
は子機接続端子T2に接続されている。トランジスタ2
5aのコレクタとトランジスタ25bのエミッタが接続
されて、この接点は通話回路26に接続されている。2
個のトランジスタ25a、25bで子機接続端子T2を
介して子機から送出される音声信号、あるいは通話回路
26から送出される音声信号のそれぞれプラス波形、マ
イナス波形を伝送し、2個で完全な波形の信号として音
声信号を送受するものである。
のコレクタにはダイオード24のカソードが接続されア
ノードが通話スイッチ25の並列接続された抵抗R7、
R6を介してトランジスタ25a、25bのそれぞれの
ベースに接続される。トランジスタ25aのエミッタと
トランジスタ25bのコレクタが接続されて、この接点
は子機接続端子T2に接続されている。トランジスタ2
5aのコレクタとトランジスタ25bのエミッタが接続
されて、この接点は通話回路26に接続されている。2
個のトランジスタ25a、25bで子機接続端子T2を
介して子機から送出される音声信号、あるいは通話回路
26から送出される音声信号のそれぞれプラス波形、マ
イナス波形を伝送し、2個で完全な波形の信号として音
声信号を送受するものである。
【0015】このように構成された多局インターホンシ
ステムSにおいて、待ち受け時、特定の子機12から親
機11の呼出を呼出検出回路15が検出すると、子機接
続端子T2に接続される呼出表示灯14が点灯すると共
に、呼出音送出回路17を介してスピーカ16から呼出
音が発生される。そして、呼出表示灯14が点灯してい
ることを確認し、点灯されている呼出表示灯14に対応
する子機のノンロックスイッチ18を押下する。ノンロ
ックスイッチ18が押下されると保持回路20のトラン
ジスタ22aのエミッタ、ベース間に電位差が生じ、ト
ランジスタ22aがオンし、電源供給回路21から電源
が抵抗R4、R5に供給され、トランジスタ22bのベー
スにベースバイアスが印加されると共にトランジスタ2
2bのコレクタが基準電位点に接続される。これにより
トランジスタ22aは保持されノンロックスイッチ18
の接続が解除されても、保持回路20は電源供給回路2
1との接続が保持される。更に、トランジスタ22a、
22bがオンすると保持回路20からダイオード24、
各抵抗R7、R6を介してトランジスタ25a、25bの
ベースにベースバイアスが印加され、通話スイッチ25
がオンされ通話回路26と子機接続端子T2を接続し、
通話状態が形成される。子機呼出検出回路15は通話ス
イッチ25がオンし、子機接続端子T2の電圧が通話レ
ベルになったことを検出すると、呼出音を停止する。ハ
ンドセット27を取上げればフックスイッチ28のオフ
フックにより、親機11のハンドセット27と子機12
間で音声信号を送受して通話が行なわれる。音声信号は
通話スイッチ25のトランジスタ25a、25bにより
プラス波形、マイナス波形が伝送される。通話終了後、
ハンドセット27を戻してフックスイッチ28がオンフ
ックされると、電源供給回路21は保持回路20への電
源供給を停止し、保持回路20及び通話スイッチ25の
トランジスタ22a、22b、25a、25bはオフさ
れる。これにより、通話回路26と子機接続端子T2と
の接続が解除され、待ち受け状態に復旧する。
ステムSにおいて、待ち受け時、特定の子機12から親
機11の呼出を呼出検出回路15が検出すると、子機接
続端子T2に接続される呼出表示灯14が点灯すると共
に、呼出音送出回路17を介してスピーカ16から呼出
音が発生される。そして、呼出表示灯14が点灯してい
ることを確認し、点灯されている呼出表示灯14に対応
する子機のノンロックスイッチ18を押下する。ノンロ
ックスイッチ18が押下されると保持回路20のトラン
ジスタ22aのエミッタ、ベース間に電位差が生じ、ト
ランジスタ22aがオンし、電源供給回路21から電源
が抵抗R4、R5に供給され、トランジスタ22bのベー
スにベースバイアスが印加されると共にトランジスタ2
2bのコレクタが基準電位点に接続される。これにより
トランジスタ22aは保持されノンロックスイッチ18
の接続が解除されても、保持回路20は電源供給回路2
1との接続が保持される。更に、トランジスタ22a、
22bがオンすると保持回路20からダイオード24、
各抵抗R7、R6を介してトランジスタ25a、25bの
ベースにベースバイアスが印加され、通話スイッチ25
がオンされ通話回路26と子機接続端子T2を接続し、
通話状態が形成される。子機呼出検出回路15は通話ス
イッチ25がオンし、子機接続端子T2の電圧が通話レ
ベルになったことを検出すると、呼出音を停止する。ハ
ンドセット27を取上げればフックスイッチ28のオフ
フックにより、親機11のハンドセット27と子機12
間で音声信号を送受して通話が行なわれる。音声信号は
通話スイッチ25のトランジスタ25a、25bにより
プラス波形、マイナス波形が伝送される。通話終了後、
ハンドセット27を戻してフックスイッチ28がオンフ
ックされると、電源供給回路21は保持回路20への電
源供給を停止し、保持回路20及び通話スイッチ25の
トランジスタ22a、22b、25a、25bはオフさ
れる。これにより、通話回路26と子機接続端子T2と
の接続が解除され、待ち受け状態に復旧する。
【0016】1つの子機12と親機11間が通話状態と
なっている間、通話状態の子機以外の子機は待ち受け状
態であり、他の子機からの親機の呼出も可能である。1
つの子機と通話中に他の子機から呼出があった場合、呼
出検出回路15が呼出を検出し呼出表示灯14が点灯さ
れる。親機11の通話者は他の子機からの呼出を確認で
きる。このため、最初の呼出のあった子機との通話が終
了後、フックスイッチ28をオンフックし呼出状態の子
機に対応したノンロックスイッチ18を押下して同様に
通話を行ない、終話後、フックスイッチ28のオンフッ
クにより待ち受け状態が復旧される。
なっている間、通話状態の子機以外の子機は待ち受け状
態であり、他の子機からの親機の呼出も可能である。1
つの子機と通話中に他の子機から呼出があった場合、呼
出検出回路15が呼出を検出し呼出表示灯14が点灯さ
れる。親機11の通話者は他の子機からの呼出を確認で
きる。このため、最初の呼出のあった子機との通話が終
了後、フックスイッチ28をオンフックし呼出状態の子
機に対応したノンロックスイッチ18を押下して同様に
通話を行ない、終話後、フックスイッチ28のオンフッ
クにより待ち受け状態が復旧される。
【0017】親機11から子機12を呼出す場合は、呼
出したい子機のノンロックスイッチ18を押下すること
により、保持回路20を介して電源供給回路21に接続
された通話スイッチ25により子機からの呼出があった
場合と同様に、選択された子機の子機接続端子T2が通
話回路26と接続され、通話可能状態とする。終話時は
親機のフックスイッチ28がオンフックされると、保持
回路20への電源供給回路21からの電源供給が停止さ
れ、通話スイッチ25と子機接続端子T2の接続が解除
され、子機接続端子T2が呼出表示灯14を介して呼出
検出回路15に接続され、待ち受け状態が復旧される。
出したい子機のノンロックスイッチ18を押下すること
により、保持回路20を介して電源供給回路21に接続
された通話スイッチ25により子機からの呼出があった
場合と同様に、選択された子機の子機接続端子T2が通
話回路26と接続され、通話可能状態とする。終話時は
親機のフックスイッチ28がオンフックされると、保持
回路20への電源供給回路21からの電源供給が停止さ
れ、通話スイッチ25と子機接続端子T2の接続が解除
され、子機接続端子T2が呼出表示灯14を介して呼出
検出回路15に接続され、待ち受け状態が復旧される。
【0018】以上の説明は本発明の一実施例についての
ものであって、本発明はこれに限定されず、何れの多局
インターホンシステムにも適用することができる。
ものであって、本発明はこれに限定されず、何れの多局
インターホンシステムにも適用することができる。
【0019】
【効果】以上の説明から明らかなように本発明の多局イ
ンターホンシステムによれば、保持回路、通話スイッチ
を設けたため、子機との接続を操作するノンロックスイ
ッチを押下すれば通話スイッチへの電源の供給が保持さ
れると共に、ノンロックスイッチは初期状態に戻り、フ
ックスイッチのオンフックにより終話するため、終話時
に待ち受け状態にするためのスイッチの操作を必要とし
ない。このため、終話時に子機の待ち受け状態が常に復
旧され、再度同じ子機からの呼出があった場合、呼出が
できないという状態が発生することがない。また、機械
的なスイッチを採用せず半導体スイッチを使用するた
め、故障が少なく、長寿命とすることができる。
ンターホンシステムによれば、保持回路、通話スイッチ
を設けたため、子機との接続を操作するノンロックスイ
ッチを押下すれば通話スイッチへの電源の供給が保持さ
れると共に、ノンロックスイッチは初期状態に戻り、フ
ックスイッチのオンフックにより終話するため、終話時
に待ち受け状態にするためのスイッチの操作を必要とし
ない。このため、終話時に子機の待ち受け状態が常に復
旧され、再度同じ子機からの呼出があった場合、呼出が
できないという状態が発生することがない。また、機械
的なスイッチを採用せず半導体スイッチを使用するた
め、故障が少なく、長寿命とすることができる。
【図1】本発明による一実施例を示す回路図。
【図2】従来の多局インターホンシステムを示す回路
図。
図。
S・・・・・・カウンタテレホンシステム(多局インターホン
システム) 11・・・・・・親機 12・・・・・・子機 14・・・・・・呼出表示灯 15・・・・・・呼出検出回路 17・・・・・・呼出音送出回路 16・・・・・・スピーカ 18・・・・・・ノンロックスイッチ 20・・・・・・保持回路 21・・・・・・電源供給回路 22a・・・・・・保持回路のトランジスタ 22b・・・・・・保持回路のトランジスタ 25・・・・・・通話スイッチ 26・・・・・・通話回路 24・・・・・・ダイオード 25a、25b・・・・・・通話スイッチのトランジスタ
システム) 11・・・・・・親機 12・・・・・・子機 14・・・・・・呼出表示灯 15・・・・・・呼出検出回路 17・・・・・・呼出音送出回路 16・・・・・・スピーカ 18・・・・・・ノンロックスイッチ 20・・・・・・保持回路 21・・・・・・電源供給回路 22a・・・・・・保持回路のトランジスタ 22b・・・・・・保持回路のトランジスタ 25・・・・・・通話スイッチ 26・・・・・・通話回路 24・・・・・・ダイオード 25a、25b・・・・・・通話スイッチのトランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】親機(11)と、前記親機に設けられる通
話回路(26)を介して接続される複数の子機(12)
とを備え、 前記親機は、各子機からの呼出を検出しそれぞれの呼出
表示灯(14)を点灯させて呼出音送出回路(17)を
介してスピーカ(16)から呼出音を発生させる呼出検
出回路(15)と、前記通話回路と各子機間にそれぞれ
設けられ前記通話回路と前記子機を接続する通話スイッ
チ(25)と、前記子機を選局するノンロックスイッチ
(18)と、前記ノンロックスイッチが押下されたとき
前記ノンロックスイッチに接続される電源供給回路(2
1)から電源が供給されることにより前記通話スイッチ
をオンし保持する保持回路(20)とを備え、 前記保持回路は、前記ノンロックスイッチが押下された
とき前記電源供給回路によりオンするトランジスタ(2
2a)と、前記電源供給回路からバイアスが印加されて
前記トランジスタを保持し前記ノンロックスイッチの接
続が解除されても前記電源供給回路との接続を保持し、
かつ前記通話スイッチをオンさせ前記通話回路と前記子
機を接続して通話状態を形成するためのトランジスタ
(22b)とを有し、 前記通話スイッチは、前記保持回路のトランジスタがオ
ンしたときダイオード(24)を介してバイアスが印加
されてオンされ前記通話回路と前記子機を接続するトラ
ンジスタ(25a、25b)を有 することを特徴とする
多局インターホンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23776394A JP3215582B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 多局インターホンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23776394A JP3215582B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 多局インターホンシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08102792A JPH08102792A (ja) | 1996-04-16 |
JP3215582B2 true JP3215582B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=17020091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23776394A Expired - Fee Related JP3215582B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 多局インターホンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3215582B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23776394A patent/JP3215582B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08102792A (ja) | 1996-04-16 |
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