JP3214720U - 包装用容器及び蓋付き包装用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができると共に、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことができる包装用容器を提供する。【解決手段】平面視略四角形の容器本体2の内部の略中央に、容器本体2の外形の平面視略四角形と隅部の位置が揃うようにして、平面視略四角形の外周面を有する第1仕切壁4が形成され、第1仕切壁4で区画されて凹形の中央収容部5が設けられ、第1仕切壁4の外周面を構成する4つの各外側面41の正面視右寄りの位置で、外側面41の各々から容器本体2の各側壁3に向かって延びるように第2仕切壁6が形成され、第1仕切壁4、第2仕切壁6で区画されて平面視略矩形で凹形の周辺収容部7が4つ形成され、周辺収容部7の各々の底部71が側壁3から第1仕切壁4に向かって漸次高くなる基調で形成されている包装用容器1。【選択図】図1
Description
本考案は、主に食品を収容する包装用容器及び蓋付き包装用容器に関する。
従来、主に食品を収容する包装用容器として、平面視略四角形の容器本体の内部が仕切壁によって複数の凹形の収容部に区画され、中央に位置する中央収容部と、中央収容部の周囲に周状に並べて配置される複数の周辺収容部を有するものが知られている(特許文献1〜3参照)。このタイプの包装用容器は、多種類の食品を区別してコンパクトに収容可能であると共に、美しく盛り付けることが可能であり、例えば多人数の会食等で食品を供するのにも適している。
ところで、中央収容部と周辺収容部を有する包装用容器では、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることや、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことが求められている。また、特許文献1〜3の包装用容器の周辺収容部は、平面視で略三角形や略台形に形成されているため、複数の寿司を並べて収容する場合のように同種の食品を整列させて収容することが困難であると共に、串物のように細長い食品を収容することも難しい。そのため、周辺収容部を平面視略矩形にした包装用容器が求められているが、平面視略矩形の周辺収容部を有する包装用容器には、食品を収容して店頭に陳列した際に全体として美観に優れることも望まれる。
本考案は上記課題に鑑み提案するものであって、中央収容部と周辺収容部を有する包装用容器において、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができると共に、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことができる包装用容器及び蓋付き包装用容器を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、複数の寿司のような同種の食品を整列させて収容することや、串物のように細長い食品を収容することが可能であると共に、食品を収容して店頭に陳列した際に全体として美観に優れる包装用容器及び蓋付き包装用容器を提供することにある。
本発明の包装用容器は、容器本体の内部の略中央に前記第1仕切壁で区画されて凹形の中央収容部が設けられ、前記第1仕切壁から前記容器本体の各側壁に向かって延びるように第2仕切壁が形成され、前記第1仕切壁、前記第2仕切壁で区画されて凹形の周辺収容部が4つ形成され、前記周辺収容部の各々の底部が、前記容器本体の前記側壁から前記第1仕切壁に向かって漸次高くなる基調で形成されていることを特徴とする。
これによれば、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができる。更に、中央収容部の上方に内容器が配置される場合には、食品が中央に向かって沈み込むように見える傾向があるが、底部を漸次高くすることで、斯様な沈み込みの外観を無くすことができる。また、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことができる。
これによれば、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができる。更に、中央収容部の上方に内容器が配置される場合には、食品が中央に向かって沈み込むように見える傾向があるが、底部を漸次高くすることで、斯様な沈み込みの外観を無くすことができる。また、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことができる。
本発明の包装用容器は、平面視略四角形の容器本体の内部の略中央に前記第1仕切壁で区画されて凹形の中央収容部が設けられ、前記第1仕切壁の外周面を構成する外側面から前記容器本体の対向する各側壁に向かって延びるように第2仕切壁が形成され、前記第1仕切壁、前記第2仕切壁で区画されて凹形の周辺収容部が4つ形成され、前記周辺収容部の各々の底部が、前記容器本体の前記側壁から前記第1仕切壁に向かって漸次高くなる基調で形成されていることを特徴とする。
これによれば、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができる。更に、中央収容部の上方に内容器が配置される場合には、食品が中央に向かって沈み込むように見える傾向があるが、底部を漸次高くすることで、斯様な沈み込みの外観を無くすことができる。また、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことができる。
これによれば、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができる。更に、中央収容部の上方に内容器が配置される場合には、食品が中央に向かって沈み込むように見える傾向があるが、底部を漸次高くすることで、斯様な沈み込みの外観を無くすことができる。また、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことができる。
本発明の包装用容器は、平面視略四角形の容器本体の内部の略中央に、前記容器本体の外形の平面視略四角形と隅部の位置が揃うようにして、平面視略四角形の外周面を有する第1仕切壁が形成され、前記第1仕切壁で区画されて凹形の中央収容部が設けられ、前記第1仕切壁の外周面を構成する4つの各外側面の正面視右寄りの位置で、前記外側面の各々から前記容器本体の対向する各側壁に向かって延びるように第2仕切壁が形成され、前記第1仕切壁、前記第2仕切壁で区画されて平面視略矩形で凹形の周辺収容部が4つ形成され、前記周辺収容部の各々の底部が、前記容器本体の前記側壁から前記第1仕切壁に向かって漸次高くなる基調で形成されていることを特徴とする。
これによれば、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができる。更に、中央収容部の上方に内容器が配置される場合には、食品が中央に向かって沈み込むように見える傾向があるが、底部を漸次高くすることで、斯様な沈み込みの外観を無くすことができる。また、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことができる。また、平面視略矩形の周辺収容部により、複数の寿司のような同種の食品を整列させて収容することや、串物のように細長い食品を収容することができる。また、食品を収容して店頭に陳列した際に、周辺収容部の食品の整列配置に加え、中央収容部の周りに第2仕切壁や側壁が逆卍状を形成するようにして周辺収容部が周状に配置されることで食品購入者に回転するような印象を与える造形美を感じさせることができ、全体として優れた美観を得ることができる。また、包装用容器を閉じる蓋や包装用ラップフィルムに貼られるバーコードラベルは、平面視略四角形の包装用容器の一側壁を手前にして正面視右側、平面視右下隅部近傍の位置に貼付されるのが一般的であるが、包装用容器の一側壁を手前にして店頭で配置した場合に、この一側壁に向かって延びる右寄りの第2仕切壁を貼付したバーコードラベルで隠すことも可能となり、かかる点からも一層美観を高めることができる。また、周辺収容部に串物を収容する場合、串物の把持部を右寄りの第2仕切壁に載置することが可能となり、大多数の右利きの人に対する串物の掴み易さを実現し、食品購入者の利便性を高めることも可能となる。
これによれば、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができる。更に、中央収容部の上方に内容器が配置される場合には、食品が中央に向かって沈み込むように見える傾向があるが、底部を漸次高くすることで、斯様な沈み込みの外観を無くすことができる。また、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことができる。また、平面視略矩形の周辺収容部により、複数の寿司のような同種の食品を整列させて収容することや、串物のように細長い食品を収容することができる。また、食品を収容して店頭に陳列した際に、周辺収容部の食品の整列配置に加え、中央収容部の周りに第2仕切壁や側壁が逆卍状を形成するようにして周辺収容部が周状に配置されることで食品購入者に回転するような印象を与える造形美を感じさせることができ、全体として優れた美観を得ることができる。また、包装用容器を閉じる蓋や包装用ラップフィルムに貼られるバーコードラベルは、平面視略四角形の包装用容器の一側壁を手前にして正面視右側、平面視右下隅部近傍の位置に貼付されるのが一般的であるが、包装用容器の一側壁を手前にして店頭で配置した場合に、この一側壁に向かって延びる右寄りの第2仕切壁を貼付したバーコードラベルで隠すことも可能となり、かかる点からも一層美観を高めることができる。また、周辺収容部に串物を収容する場合、串物の把持部を右寄りの第2仕切壁に載置することが可能となり、大多数の右利きの人に対する串物の掴み易さを実現し、食品購入者の利便性を高めることも可能となる。
本考案の包装用容器は、前記第1仕切壁の前記外側面の正面視において、前記外側面から延びる前記第2仕切壁の右側面が、前記外側面の右側に位置する前記第1仕切壁の前記外側面と連続する同一面となるようにして、前記第2仕切壁の各々が形成されていることを特徴とする。
これによれば、第2仕切壁の右側面を右側に位置する第1仕切壁の外側面と連続する同一面とすることで、連続的な造形美を得て、より一層美観を向上することができる。
これによれば、第2仕切壁の右側面を右側に位置する第1仕切壁の外側面と連続する同一面とすることで、連続的な造形美を得て、より一層美観を向上することができる。
本考案の包装用容器は、前記第2仕切壁の各々が、前記容器本体の前記側壁の中央側に傾斜するようにして前記外側面から前記側壁に向かって延びていることを特徴とする。
これによれば、第2仕切壁の各々を容器本体の側壁の中央側に傾斜するように延ばすことで、回転の印象による造形美を高め、より一層美観を向上することができる。
これによれば、第2仕切壁の各々を容器本体の側壁の中央側に傾斜するように延ばすことで、回転の印象による造形美を高め、より一層美観を向上することができる。
本考案の包装用容器は、前記周辺収容部の各々の底部に、前記第2仕切壁と略直交するように突条リブが形成されていることを特徴とする。
これによれば、第2仕切壁と突条リブの略直交構造により、周辺収容部の各々の強度や包装用容器全体の強度を高めることができ、平面視略円形に比べて撓みやすい平面視略四角形の容器本体の強度、サイズの大きい場合の容器本体の強度を確実に確保することができると共に、容器本体の材厚を薄くしても強度を確保することができる。
これによれば、第2仕切壁と突条リブの略直交構造により、周辺収容部の各々の強度や包装用容器全体の強度を高めることができ、平面視略円形に比べて撓みやすい平面視略四角形の容器本体の強度、サイズの大きい場合の容器本体の強度を確実に確保することができると共に、容器本体の材厚を薄くしても強度を確保することができる。
本考案の包装用容器は、前記周辺収容部の各々の底部に、前記第2仕切壁と略直交するように突条リブが略階段状に形成されていることを特徴とする。
これによれば、第2仕切壁と突条リブの略直交構造を略階段状に設け、周辺収容部の各々の強度や包装用容器全体の強度を飛躍的に高めることができ、平面視略円形に比べて撓みやすい平面視略四角形の容器本体の強度、サイズの大きい場合の容器本体の強度をより確実に確保することができると共に、容器本体の材厚をかなり薄くしても強度を確保することができる。
これによれば、第2仕切壁と突条リブの略直交構造を略階段状に設け、周辺収容部の各々の強度や包装用容器全体の強度を飛躍的に高めることができ、平面視略円形に比べて撓みやすい平面視略四角形の容器本体の強度、サイズの大きい場合の容器本体の強度をより確実に確保することができると共に、容器本体の材厚をかなり薄くしても強度を確保することができる。
本考案の包装用容器は、前記第1仕切壁の上端が前記容器本体の最大高さに突出して形成され、前記第1仕切壁の上端部が遊嵌部になっていると共に、内容器の底部に被遊嵌部が設けられ、前記遊嵌部と前記被遊嵌部を遊嵌して前記内容器が前記中央収容部の上方に着脱可能に設けられることを特徴とする。
これによれば、中央収容部の収容と内容器の収容により、平面視同一位置に二段に食品等を収容することができると共に、最大高さに突出する第1仕切壁の上端部にて遊嵌することにより、容器本体への食品等の収容を内容器が阻害することを防止でき、内容器がない場合と同様の容器本体への食品等の収容を確保することができる。従って、容器本体の平面的な大きさを広げずとも包装用容器の食品等の収容量を増やすことができる。また、内容器が着脱可能であることから、用途に応じて内容器を設置して使用したり、取り外して使用することができ、優れた汎用性を発揮することができる。また、容器本体と内容器の遊嵌により、内容器の設置状態の安定性を高め、持ち運び時等に内容器が転倒することを防止することができると共に、嵌め込みがきつい場合に内容器を取り外す際に生ずる内容器の収容物の飛散を防止することができる。
これによれば、中央収容部の収容と内容器の収容により、平面視同一位置に二段に食品等を収容することができると共に、最大高さに突出する第1仕切壁の上端部にて遊嵌することにより、容器本体への食品等の収容を内容器が阻害することを防止でき、内容器がない場合と同様の容器本体への食品等の収容を確保することができる。従って、容器本体の平面的な大きさを広げずとも包装用容器の食品等の収容量を増やすことができる。また、内容器が着脱可能であることから、用途に応じて内容器を設置して使用したり、取り外して使用することができ、優れた汎用性を発揮することができる。また、容器本体と内容器の遊嵌により、内容器の設置状態の安定性を高め、持ち運び時等に内容器が転倒することを防止することができると共に、嵌め込みがきつい場合に内容器を取り外す際に生ずる内容器の収容物の飛散を防止することができる。
本考案の包装用容器は、前記遊嵌部と前記被遊嵌部との遊嵌が前記容器本体の高さ方向を軸とする回転方向に回転不能な遊嵌であり、且つ前記回転方向の所定角度毎に前記遊嵌部と前記被遊嵌部との遊嵌が可能になっており、平面視略多角形の前記内容器、若しくは前記内容器の平面投影図形の重心点を基準に非点対称箇所を有する前記内容器が、前記平面視略多角形の内容器の隅部、若しくは前記非点対称箇所を有する内容器の前記非点対称箇所と、前記容器本体の前記隅部との位置関係を変更可能に遊嵌されていることを特徴とする。
これによれば、収容する食品の種類や量等に応じて、容器本体に対して内容器を視覚的に異なる状態に角度調整して配置し、美観を高めることができると共に、その配置状態を高い安定性で維持することができる。
これによれば、収容する食品の種類や量等に応じて、容器本体に対して内容器を視覚的に異なる状態に角度調整して配置し、美観を高めることができると共に、その配置状態を高い安定性で維持することができる。
本考案の蓋付き包装用容器は、本考案の包装用容器と、前記包装用容器の前記容器本体の外周縁近傍に設けられる嵌合部に、外周縁近傍に設けられる被嵌合部が嵌合される蓋とを備え、前記蓋の天井に形成される段差係合部と、前記容器本体の底部に形成される段差被係合部とが係合可能に形成されていることを特徴とする。
これによれば、本考案の包装用容器と同様の効果を奏する蓋付き包装用容器を得ることができる。また、段差係合部と段差被係合部との係合により、蓋付き包装用容器の上に同種の蓋付き包装用容器或いは同種の容器本体の包装用容器を積み重ねた状態を安定させることができる、また、係合部と被係合部を段差にすることにより、上段に積み重ねる蓋付き包装用容器或いは包装用容器を、段差で安定する係合位置に誘導することが可能になり、積み重ね作業の容易性を高めることができる。また、蓋の上に容器本体を係合配置し、容器本体に収容された食品を高い位置にして、食品を陳列、提供することも可能となる。
これによれば、本考案の包装用容器と同様の効果を奏する蓋付き包装用容器を得ることができる。また、段差係合部と段差被係合部との係合により、蓋付き包装用容器の上に同種の蓋付き包装用容器或いは同種の容器本体の包装用容器を積み重ねた状態を安定させることができる、また、係合部と被係合部を段差にすることにより、上段に積み重ねる蓋付き包装用容器或いは包装用容器を、段差で安定する係合位置に誘導することが可能になり、積み重ね作業の容易性を高めることができる。また、蓋の上に容器本体を係合配置し、容器本体に収容された食品を高い位置にして、食品を陳列、提供することも可能となる。
本考案の包装用容器或いは蓋付き包装用容器は、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができると共に、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体の側壁の立ち上がり部分近傍に落とすことができる。また、複数の寿司のような同種の食品を整列させて収容することや、串物のように細長い食品を収容することを可能にすると共に、食品を収容して店頭に陳列した際に全体的に優れた美観を実現することができる。
〔第1実施形態の包装用容器及び蓋付き包装用容器〕
本考案による第1実施形態の包装用容器1は、図1〜図3に示すように、四方の側壁3で囲まれた平面視略四角形の容器本体2から構成され、図示例の容器本体2は、縦横の長さがそれぞれ24〜30cm程度で形成されているサイズが比較的大きな平面視略正方形である。尚、本考案を構成する容器本体2の縦横の長さに特に制限はないが、例えば24〜46cmとするとよく、より好ましくは30〜40cm、更に好ましくは32〜38cmとするとよい。
本考案による第1実施形態の包装用容器1は、図1〜図3に示すように、四方の側壁3で囲まれた平面視略四角形の容器本体2から構成され、図示例の容器本体2は、縦横の長さがそれぞれ24〜30cm程度で形成されているサイズが比較的大きな平面視略正方形である。尚、本考案を構成する容器本体2の縦横の長さに特に制限はないが、例えば24〜46cmとするとよく、より好ましくは30〜40cm、更に好ましくは32〜38cmとするとよい。
容器本体2の内部の略中央には、容器本体2の外形の平面視略四角形と隅部の位置が揃うようにして、平面視略四角形の外周面を有する第1仕切壁4が形成され、第1仕切壁4で区画された空間が凹形の中央収容部5になっている。本実施形態では第1仕切壁4の上端が容器本体2の最大高さに突出して形成されていると共に、中央収容部5の底部51が後述する周辺収容部7の底部よりも高い位置に設けられている。
容器本体2の内部には4つの第2仕切壁6が設けられ、各々の第2仕切壁6は、第1仕切壁4の外周面を構成する各外側面41の正面視右寄りの位置で、外側面41から容器本体2の対向する各々の側壁3に向かって延びるように形成されている。本実施形態においては、第2仕切壁6の各々は、外側面41から延びる第2仕切壁6の右側面61が、第2仕切壁6が側壁3に向かって延びている外側面41の右側に位置する第1仕切壁4の外側面41と連続する同一面となるようにして形成されている。
中央収容部5の周囲には、第1仕切壁4、第2仕切壁6で区画されて、第1仕切壁4、第2仕切壁6、側壁3で囲まれる平面視略矩形で凹形の周辺収容部7が4つ形成されている。各周辺収容部7は、略同形・同サイズで、中央収容部5の周りに周状に配置して設けられ、平面視において周辺収容部7の右側を区画する第2仕切壁6と、この第2仕切壁6が延びて突き当たる側壁3が逆L字形となり、この状態の第2仕切壁6と側壁3が全体として逆卍形に並んで配置されている。
更に、本実施形態においては、第2仕切壁6の各々が、容器本体2の側壁3の中央側に傾斜するようにして外側面41から対向する側壁3に向かって延びて形成されており、平面視で時計回りに回転する印象を与える逆卍形の第2仕切壁6及び側壁3、周辺収容部7の形状になっている。
また、本実施形態の周辺収容部7の各々の底部71は、容器本体2の側壁3から第1仕切壁4に向かって漸次高くなる基調で形成されていると共に、各々の底部71には第2仕切壁6と略直交するように突条リブ8が形成されており、本例では、第1仕切壁4に向かって漸次高くなる底部71に突条リブ8が略階段状に形成されている。
容器本体2の外周縁近傍に位置する側壁3の上端部には、蓋20が嵌め込まれる嵌合部9が外周縁に沿って周状に形成され、又、中央収容部5、周辺収容部7を覆って容器本体2を閉じる蓋20の外周縁近傍には、嵌合部9に嵌め込まれる被嵌合部21が外周縁に沿って周状に形成されており、嵌合部9と被嵌合部21の嵌合によって容器本体2に蓋20が取り付け可能になっている。包装用容器1の容器本体2に蓋20を嵌合して取り付けることで、蓋付き包装用容器が構成される。
本実施形態における蓋20は、略截頭四角錐形の下向きに凹でなだらかな曲面で外周面22が形成された形状になっており、その天井には略直方体形で突出する形状で段差係合部23が形成されている。また、容器本体2の周辺収容部7の底部71には、上面側に凹で下面側に凸の段差被係合部10が形成され、4箇所の段差被係合部10の突出部分の内面が段差係合部23の外周面231に少なくとも四隅周辺で外側に近接して係合するようになっており、本例では四隅周辺と外周面231の側面箇所の大部分で段差係合部23と段差被係合部10が係合可能になっている。尚、容器本体2で構成される包装用容器1は、例えば食品を収容して包装用ラップフィルムで覆って閉じる等により、蓋20を取り付けずに用いることも可能である。
第1実施形態によれば、平面視略矩形の周辺収容部7により、複数の寿司のような同種の食品を整列させて収容することや、串物のように細長い食品を収容することができる。また、食品を収容して店頭に陳列した際に、周辺収容部7の食品の整列配置に加え、中央収容部5の周りに第2仕切壁6や側壁3が逆卍状を形成するようにして周辺収容部7が周状に配置されることで、食品購入者に回転するような印象を与える造形美を感じさせることができ、全体として優れた美観を得ることができる。
また、包装用容器1を閉じる蓋20や包装用ラップフィルムに貼られるバーコードラベルは、平面視略四角形の包装用容器1の一側壁3を手前にして正面視右側、平面視右下隅部近傍の位置に貼付されるのが一般的であるが、この一側壁3を手前にして店頭で配置した場合に、一側壁3に向かって延びる右寄りの第2仕切壁6を貼付したバーコードラベルで隠すことも可能となり、かかる点からも一層美観を高めることができる。また、周辺収容部7に串物を収容する場合、串物の把持部を右寄りの第2仕切壁6に載置することが可能となり、大多数の右利きの人に対する串物の掴み易さを実現し、食品購入者の利便性を高めることも可能となる。
また、第2仕切壁6の右側面61を右側に位置する第1仕切壁4の外側面41と連続する同一面とすることで、連続的な造形美を得て、より一層美観を向上することができる。また、第2仕切壁6の各々を容器本体2の側壁3の中央側に傾斜するように延ばすことで、回転の印象による造形美を高め、より一層美観を向上することができる。
また、周辺収容部7の各々の底部71を側壁3から第1仕切壁4に向かって漸次高くなる基調で形成することにより、食品が中央に向かって盛り上がるように見える外観を実現し、美観を高めることができると共に、収容した食品から生じた余分な水分を容器本体2の側壁3の立ち上がり部分近傍に落とすことができる。
また、第2仕切壁6と突条リブ8の略直交構造により、周辺収容部7の各々の強度や包装用容器1の全体の強度を高めることができ、平面視略円形に比べて撓みやすい平面視略四角形の容器本体2の強度、サイズの大きい場合の容器本体2の強度を確実に確保することができると共に、容器本体2の材厚を薄くしても強度を確保することができる。特に本実施形態では、第2仕切壁6と突条リブ8の略直交構造を略階段状に設けることにより、周辺収容部7の各々の強度や包装用容器1の全体の強度を飛躍的に高めることができ、前述の強度確保をより確実に図ることができると共に、容器本体2の材厚をより薄くしても強度を確保することができる。
また、段差係合部23と段差被係合部10との係合により、蓋付き包装用容器の上に同種の蓋付き包装用容器或いは同種の容器本体2の包装用容器1を積み重ねた状態を安定させることができる、また、係合部と被係合部を段差にすることにより、上段に積み重ねる蓋付き包装用容器或いは包装用容器1を、段差で安定する係合位置に誘導することが可能になり、積み重ね作業の容易性を高めることができる。また、蓋20の上に容器本体2を係合配置し、容器本体2に収容された食品を高い位置にして、食品を陳列、提供することも可能となる。
〔第2実施形態の包装用容器及び蓋付き包装用容器〕
本考案による第2実施形態の包装用容器1aは、図4〜図7に示すように、第1実施形態の包装用容器1の容器本体2と同一の構造、形状を有する容器本体2と、容器本体2に着脱可能に載置して設けられる内容器15とから構成される。
本考案による第2実施形態の包装用容器1aは、図4〜図7に示すように、第1実施形態の包装用容器1の容器本体2と同一の構造、形状を有する容器本体2と、容器本体2に着脱可能に載置して設けられる内容器15とから構成される。
第2実施形態における容器本体2は、第1実施形態の容器本体と同一形状であるが、容器本体2の最大高さに突出して形成されている第1仕切壁4の上端部が遊嵌部11として用いられる。遊嵌部11は、第1仕切壁4の上端部において、平面視で正方形の各辺の中央に台形に外側方に突出する部分が形成された枠形状で、上方に突出して形成されており、台形部分の側辺は略45度で傾斜して外側方に向かって窄まるように形成されている。遊嵌部11の四隅は、第1仕切壁4の四隅及び容器本体2の四隅と対応配置され、遊嵌部11の台形部分は、第1仕切壁4の外側面41の中央及び容器本体2の側壁3の中央と対応配置されている。
第2実施形態における内容器15は、凹形で平面視略正方形であり、その底部151には、上面側に凹、下面側に凸の被遊嵌部152が設けられている。被遊嵌部152は、平面視で同サイズの2つの正方形を45度角度を変えて重ねた状態の外縁を有する枠形状であり、平面視で正方形の各辺の中央に底角45度の二等辺三角形が外側方に突出する形状で形成され、全体として8個の頂点が等間隔に配置された星形になっている。被遊嵌部152の8個の頂点は、内容器15の外形の四隅と側辺の中央と対応配置されている。
下方に突出する星形の被遊嵌部152は、8個の頂点のうちの4個の頂点の箇所を遊嵌部11の四隅に対応させて遊嵌部11に外挿することにより、遊嵌部152に着脱可能に遊嵌可能になっており、遊嵌部11と被遊嵌部152を遊嵌して内容器15が中央収容部5の上方に着脱可能に設けられる。
この遊嵌部11と被遊嵌部152との遊嵌は、容器本体2の高さ方向を軸とする回転方向に回転不能な遊嵌であると共に、回転方向の所定角度、本実施形態では45度毎に遊嵌可能な構成となっている。これにより、図4のように、内容器15の外形の四隅と容器本体2の外形の四隅が対応するように配置して、内容器15を中央収容部5の上方に取り付けたり、又、例えば図4の状態から容器本体2の高さ方向を軸とする回転方向に45度回転させて遊嵌し、図8のように、内容器15の外形の四隅が容器本体2の側壁3の中央をそれぞれ向くように配置して、内容器15を中央収容部5の上方に取り付けることが可能になっている。
また、第2実施形態における容器本体2にも、第1実施形態と同様の構造、形状の蓋20が同様の嵌合で取り付けられるようになっており、内容器15が中央収容部5の上方に設置された包装用容器1aの容器本体2に蓋20を嵌合して取り付けることで蓋付き包装用容器が構成され、この蓋付き包装用容器では、内容器15が容器本体2と蓋20で閉じられる空間内に配置される。尚、容器本体の段差被係合部10と蓋23の段差係合部23が係合可能な構造は第1実施形態と同様である。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、中央収容部5の収容と内容器15の収容により、平面視同一位置に二段に食品等を収容することができると共に、最大高さに突出する第1仕切壁4の上端部にて遊嵌することにより、容器本体2への食品等の収容を内容器15が阻害することを防止でき、内容器15がない場合と同様の容器本体2への食品等の収容を確保することができる。従って、容器本体2の平面的な大きさを広げずとも包装用容器1aの食品等の収容量を増やすことができる。
また、内容器15が着脱可能であることから、用途に応じて内容器15を設置して使用したり、取り外して使用することができ、優れた汎用性を発揮することができる。また、容器本体2と内容器15の遊嵌により、内容器15の設置状態の安定性を高め、持ち運び時等に内容器15が転倒することを防止することができると共に、嵌め込みがきつい場合に内容器15を取り外す際に生ずる内容器15の収容物の飛散を防止することができる。
また、内容器15と容器本体2との遊嵌を回転不能で、且つ回転方向の所定角度毎に遊嵌可能なものとすることにより、収容する食品の種類や量等に応じて、容器本体2に対して内容器15を視覚的に異なる状態に角度調整して配置し、美観を高めることができると共に、その配置状態を高い安定性で維持することができる。
また、内容器15を容器本体2の中央収容部5の上方に設置した場合、内容器15の下側に向かって食品が沈み込むように見える傾向があるが、周辺収容部7の各々の底部71を側壁3から第1仕切壁4に向かって漸次高くなる基調で形成することにより、沈み込みの外観を無くし、食品を収容した状態の美観を全体として高めることができる。
〔実施形態の変形例等〕
本明細書開示の考案は、各考案、各実施形態の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを含むものであり、下記変形例も包含する。
本明細書開示の考案は、各考案、各実施形態の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを含むものであり、下記変形例も包含する。
例えば本考案における第2仕切壁は、右側に位置する第1仕切壁4の外側面41と右側面61が連続する同一面となるものに限定されず、同一面でなく、第1仕切壁4の外側面41の正面視右寄りの位置で、外側面41から容器本体2の対向する側壁3に向かって延びるようにそれぞれ形成されているものも含む。また、本考案における第2仕切壁には、例えば外側面41から対向する容器本体2の側壁3に向かって略直線状に延びるもの等、外側面から対向する側壁に向かって延びる適宜の形状のものが含まれる。
また、本考案における周辺収容部の底部には、容器本体2の側壁3から第1仕切壁4に向かって漸次高くなる基調で形成されているものに限定されず、例えば略同一高さで形成される底部等も含まれる。また、本考案における第2仕切壁と略直交するように突条リブは、略階段状に形成されているものに限定されず、単独で形成されているものや、略同一高さで形成されている周辺収容部の底部に所定間隔を開けて並設されてもの等を含むものであり、又、突条リブを有しない包装用容器も本考案に含まれる。
また、本考案における容器本体の遊嵌部、内容器の被遊嵌部の形状は上記実施形態の形状に限定されず、平面視円形等を含んで適宜であるが、内容器が三角形、四角形、五角形、六角形、八角形など平面視略多角形の外形を有する場合、若しくは平面視略円形の内容器の外周縁近傍の1箇所など所定箇所にキャラクターが配置されている内容器など内容器の平面投影図形の重心点を基準に非点対称箇所を有する内容器である場合には、容器本体の高さ方向を軸とする回転方向に回転不能な遊嵌で、且つ回転方向の所定角度毎に遊嵌部と被遊嵌部との遊嵌が可能に構成とすると好適であり、これにより、平面視略多角形の内容器の隅部、若しくは非点対称箇所を有する内容器の非点対称箇所と、容器本体の隅部との位置関係を変更可能に遊嵌し、位置関係を適宜変更して視覚的な印象を変更することができる。
容器本体の高さ方向を軸とする回転方向に回転不能な遊嵌で、且つ回転方向の所定角度毎に遊嵌部と被遊嵌部との遊嵌が可能な構成としては、第1、第2実施形態の遊嵌構造の他に、例えば容器本体の遊嵌部と内容器の被遊嵌部を平面視や底面視で多角形状にする構成、或いは容器本体の遊嵌部と内容器の被遊嵌部の一方を凸部、他方を凹部として容器本体の高さ方向を軸とする回転方向に所定角度毎に配置する構成等とすることが可能であるが、容器本体の遊嵌部は、第1仕切壁の上端部で第1仕切壁と同様に連続的な周壁となる形状とし、これに蓋の被遊嵌部が外嵌される構造とすると、遊嵌部を有する第1仕切壁で囲まれた中央収容部の収容量を増やすことができて好ましい。
また、遊嵌部と被遊嵌部との遊嵌が可能な回転方向の所定角度は、第1、第2実施形態の45度に限定されず、平面視略多角形の内容器の隅部、若しくは非点対称箇所を有する内容器の非点対称箇所と、容器本体の隅部との位置関係を変更できて視覚的な印象を変更可能な適宜の角度とすることが可能であり、内容器の形状に応じて10度、30度等の適宜の角度とすることができる。
また、本考案の包装用容器には、遊嵌部を有しない第1仕切壁が形成されているものや、例えば蓋の嵌合部を有しない容器本体で構成される等の蓋が設けられない包装用容器も含まれる。また、本考案の包装用容器の中央収容部、周辺収容部のうち、一部の収容部には食品以外のものを収容することも可能である。
また、本考案における蓋の天井に形成される段差係合部、容器本体の底部に形成される段差被係合部には、段差で係合可能な適宜の形状が含まれ、第1、第2実施形態の段差係合部23、段差被係合部10の他、例えば蓋の所定箇所に複数形成される上方に凸の凸部若しくは凹部と、蓋側の凸部若しくは凹部に対応する位置で、容器本体の底部下面に複数形成される凹部若しくは下方に凸の凸部を、それぞれ段差係合部、段差被係合部とする構成等とすることが可能である。
本考案は、複数種類の食品等を収容する包装用容器に利用することができる。
1、1a…包装用容器 2…容器本体 3…側壁 4…第1仕切壁 41…外側面 5…中央収容部 51…底部 6…第2仕切壁 61…右側面 7…周辺収容部 71…底部 8…突条リブ 9…嵌合部 10…段差被係合部 11…遊嵌部 15…内容器 151…底部 152…被遊嵌部 20…蓋 21…被嵌合部 22…外周面 23…段差係合部 231…外周面
Claims (10)
- 容器本体の内部の略中央に前記第1仕切壁で区画されて凹形の中央収容部が設けられ、
前記第1仕切壁から前記容器本体の各側壁に向かって延びるように第2仕切壁が形成され、
前記第1仕切壁、前記第2仕切壁で区画されて凹形の周辺収容部が4つ形成され、
前記周辺収容部の各々の底部が、前記容器本体の前記側壁から前記第1仕切壁に向かって漸次高くなる基調で形成されていることを特徴とする包装用容器。 - 平面視略四角形の容器本体の内部の略中央に前記第1仕切壁で区画されて凹形の中央収容部が設けられ、
前記第1仕切壁の外周面を構成する外側面から前記容器本体の対向する各側壁に向かって延びるように第2仕切壁が形成され、
前記第1仕切壁、前記第2仕切壁で区画されて凹形の周辺収容部が4つ形成され、
前記周辺収容部の各々の底部が、前記容器本体の前記側壁から前記第1仕切壁に向かって漸次高くなる基調で形成されていることを特徴とする包装用容器。 - 平面視略四角形の容器本体の内部の略中央に、前記容器本体の外形の平面視略四角形と隅部の位置が揃うようにして、平面視略四角形の外周面を有する第1仕切壁が形成され、
前記第1仕切壁で区画されて凹形の中央収容部が設けられ、
前記第1仕切壁の外周面を構成する4つの各外側面の正面視右寄りの位置で、前記外側面の各々から前記容器本体の対向する各側壁に向かって延びるように第2仕切壁が形成され、
前記第1仕切壁、前記第2仕切壁で区画されて平面視略矩形で凹形の周辺収容部が4つ形成され、
前記周辺収容部の各々の底部が、前記容器本体の前記側壁から前記第1仕切壁に向かって漸次高くなる基調で形成されていることを特徴とする包装用容器。 - 前記第1仕切壁の前記外側面の正面視において、前記外側面から延びる前記第2仕切壁の右側面が、前記外側面の右側に位置する前記第1仕切壁の前記外側面と連続する同一面となるようにして、前記第2仕切壁の各々が形成されていることを特徴とする請求項3記載の包装用容器。
- 前記第2仕切壁の各々が、前記容器本体の前記側壁の中央側に傾斜するようにして前記外側面から前記側壁に向かって延びていることを特徴とする請求項3又は4記載の包装用容器。
- 前記周辺収容部の各々の底部に、前記第2仕切壁と略直交するように突条リブが形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の包装用容器。
- 前記周辺収容部の各々の底部に、前記第2仕切壁と略直交するように突条リブが略階段状に形成されていることを特徴とする請求項6記載の包装用容器。
- 前記第1仕切壁の上端が前記容器本体の最大高さに突出して形成され、前記第1仕切壁の上端部が遊嵌部になっていると共に、
内容器の底部に被遊嵌部が設けられ、
前記遊嵌部と前記被遊嵌部を遊嵌して前記内容器が前記中央収容部の上方に着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の包装用容器。 - 前記遊嵌部と前記被遊嵌部との遊嵌が前記容器本体の高さ方向を軸とする回転方向に回転不能な遊嵌であり、
且つ前記回転方向の所定角度毎に前記遊嵌部と前記被遊嵌部との遊嵌が可能になっており、
平面視略多角形の前記内容器、若しくは前記内容器の平面投影図形の重心点を基準に非点対称箇所を有する前記内容器が、前記平面視略多角形の内容器の隅部、若しくは前記非点対称箇所を有する内容器の前記非点対称箇所と、前記容器本体の前記隅部との位置関係を変更可能に遊嵌されていることを特徴とする請求項8記載の包装用容器。 - 請求項1〜9の何れかに記載の包装用容器と、
前記包装用容器の前記容器本体の外周縁近傍に設けられる嵌合部に、外周縁近傍に設けられる被嵌合部が嵌合される蓋とを備え、
前記蓋の天井に形成される段差係合部と、前記容器本体の底部に形成される段差被係合部とが係合可能に形成されていることを特徴とする蓋付き包装用容器。
Priority Applications (1)
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JP2017005252U JP3214720U (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | 包装用容器及び蓋付き包装用容器 |
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JP2014237333A Continuation JP2016098022A (ja) | 2014-11-25 | 2014-11-25 | 包装用容器及び蓋付き包装用容器 |
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