JP3210640U - 玉子型収納構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】任意で上蓋を開閉させたり、物品を容器本体内に出し入れすることができ、且つ容器本体、上蓋、及びベースの組み合わせにより、玉子の殻の割れ目の外観構造形態が構成され、創造的な視覚効果が達成され、収納構造の実用性が増す玉子型収納構造を提供する。【解決手段】玉子型収納構造は、透明な容器本体10及び容器本体の互いの反対の両端に別設される上蓋20及びベース30を備える。上蓋により容器本体の開口部が任意で蓋をされ、且つ上蓋及びベースには互いに対応する端部に不規則な割れ目端面26、36がそれぞれ形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、収納用容器に関し、より詳しくは、視覚効果及び実用性を兼ね備える玉子型収納構造に関する。
品物(制限するわけではないが、飴、ビスケット、小型電子製品を含む)を収納する容器の構造としては、通常概ね容器本体及び容器本体の開口部に任意で蓋をするための蓋を備え、蓋を開閉させることにより、使用者は需要に応じて容器本体内の品物を取り出す(または収納する)ことができる。
しかしながら、従来の容器の構造態様は面白味がなく、且つ収納された品物の保護のみが要求され、消費者の興味を惹く視覚効果はなく、消費者の消費意欲が湧きにくい。よって、現在の容器構造には更なる改善が求められている。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に到った。
本考案は、このような従来の問題に鑑みてなされたものである。上記課題解決のため、本考案は、玉子型収納構造を提供することを目的とする。すなわち、従来の欠点を解決するために、本考案は外観がユニークで、新規の視覚効果がある構造設計となる。主に玉子の殻が割れたような形態を呈し、玉子から雛が生まれるような独創的な特色があり、一部が透明になる中段箇所から雛が殻を割って出てくるような視覚効果を達成させる。また、中の品物(制限するわけではないが、飴、ビスケット、小型電子製品を含む)が雛のように玉子から生まれるような視覚効果が人々の意識を惹き、消費者の想像力を掻き立て、購買意欲を湧き上がらせる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案に係る玉子型収納構造は、一体形成される開口部及び底部を有し、開口部及び底部は前記容器本体の互いの反対の両端にそれぞれ形成され、開口部は容器本体内部及び外部に連通される容器本体と、前記開口部の外周縁の輪郭に適合するように形成される上蓋であって、前記上蓋の底端には不規則な上蓋の割れ目端面が形成され、前記上蓋が前記開口部の外周縁に任意でキャッピングされることにより、前記開口部が閉じられることと、底部の外周縁に固設され、且つ上蓋の割れ目端面に対応するように不規則なベース割れ目端面が形成されるベースとを備える。前記容器本体は透明な形態であり、上蓋及びベースに適合され、外観全体が割れ目のある玉子型の輪郭を呈する。
上述の部材により使用者は任意で上蓋を開閉させたり、物品を容器本体内に出し入れすることができ、且つ容器本体、上蓋、及びベースの組み合わせにより、玉子の殻の割れ目の外観構造形態が構成され、創造的な視覚効果が達成される以外、収納構造の新規性及び実用性が増す。
好ましくは、容器本体は第一係合構成を備え、第一係合構成は前記開口部に隣接させ、容器本体の外表面に形成され、上蓋は上蓋の係合構成を有する第一係合構成に適合され、第一係合構成により上蓋の係合構成に適合させ、開口部の外周縁に固設される。
好ましくは、第一係合構成及び上蓋の係合構成は相互に適合するねじ山、または複数のリブ、或いは緊密に係合し合う凸部及び凹部である。
好ましくは、上蓋は不透明な形態である。
好ましくは、ベースは不透明な形態である。
好ましくは、底部は容器本体を支持面に立設させるために用いられる。
好ましくは、ベースは接着剤により前記底部の周縁の外表面に固設される。
好ましくは、容器本体は第二係合構成を備え、第二係合構成は前記底部に隣接させ、容器本体の下段の外表面に形成され、ベースはベースの係合構成を有する第二係合構成に適合され、第二係合構成によりベースの係合構成に適合され、ベースが底部の外周縁に固設される。
好ましくは、第二係合構成及びベースの係合構成は相互に適合するねじ山または複数のリブである。
本考案の第1実施形態による玉子型収納構造を示す外観斜視図である。 図1に示す好ましい実施形態の断面図である。 図1に示す好ましい実施形態の分解図である。 本考案の第2実施形態による玉子型収納構造を示す断面図である。 本考案の第3実施形態による玉子型収納構造を示す断面図である。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
実施形態
(第1実施形態)
本考案の第1実施形態の構成を図1から図3に示す。本考案の玉子型収納構造は、容器本体10と、上蓋20と、ベース30とを備える(図1参照)。前記容器本体10の外観は玉子型の輪郭を呈し、開口部12と、底部14と、第一係合構成16と、第二係合構成18とを有する。開口部12は容器本体10の上端面に形成され、容器本体10の内部と外部とを連通させるために用いられる。底部14は容器本体10の底端面に形成され、容器本体10を支持面(例えば、卓上(図示せず))に立設させるために使用される。第一係合構成16は開口部12に隣接させ、容器本体10の上段の外表面に形成される。第二係合構成18は底部14に隣接させ、容器本体10の下段の外表面に形成される。実施において、容器本体10は透明な形態を呈し、支持面に立設される以外、横に寝かされた形態を呈してもよく、且つ第一係合構成16及び第二係合構成18は(制限するわけではないが)ねじ山、または複数のリブ、或いは容器本体10の開口部12の外周縁に沿って形成される凸部を含むか、もしくは省略されて実施される(詳しくは後述する)。
前記上蓋20は容器本体10の開口部12の外周縁の輪郭に適合するように形成され、且つ容器本体20の開口部12の外周縁に任意でキャッピングされ、容器本体10の開口部12を閉じるために使用される。上蓋20は上蓋の収容室22と、上蓋の係合構成24と、上蓋の割れ目端面26とを有する。上蓋の収容室22は下に向けて開放されるように上蓋20に形成される。上蓋の係合構成24は容器本体10の第一係合構成16に適合するように上蓋の収容室22に形成される。また、上蓋の割れ目端面26は上蓋20の底端縁に沿って形成され、且つ不規則な形状を呈する。
また、前記ベース30は容器本体10の底端の輪郭に適合するように形成され、且つ容器本体10の底端の外周縁に固設される。ベース30はベースの収容室32と、ベースの係合構成34と、ベース割れ目端面36とを有する。ベースの収容室32は上に向けて開放されるようにベース30に形成される。ベースの係合構成34は容器本体10の第二係合構成18に適合するようにベースの収容室32に形成される。また、ベース割れ目端面36はベース30の上端縁に沿って形成され、且つ不規則な形状を呈する。
上述は本考案の好ましい実施形態に係る玉子型収納構造の各部材及び装設方式の紹介にすぎず、続いて本考案の実施形態の作動の特徴を以下で紹介する。
上蓋20及びベース30は上蓋の係合構成24及びベースの係合構成34をそれぞれ利用して、容器本体10の第一係合構成16及び第二係合構成18に適合され、上蓋20及びベース30が容器本体10の上端及び底端に係合され、使用者が上蓋20を任意で開閉でき、容器本体10の内容物を取り出せる以外、透明な容器本体10及び不透明な上蓋20、ベース30により形成される玉子の殻割れ目形態により、玉子から雛が生まれるような独創的な特色を呈し、玉子から雛が生まれるような視覚効果により意識を惹く効果を達成させる。消費者の想像を掻き立て、購買意欲を湧き上がらせる。
(第2実施形態)
以下、本考案の第2実施形態について、図4を参照しながら説明する。第一係合構成162及び第二係合構成182は間隔を空けて形成される複数のリブで構成され、上蓋の係合構成242及びベースの係合構成342は複数のリブに適合するように形成される。上蓋20及びベース30が容器本体10の上端及び底端に蓋をさせると、第一係合構成162及び第二係合構成182が上蓋の係合構成242及びベースの係合構成342に対応する複数のリブを利用して相互に係合されることにより制約が形成され、上蓋20、ベース30、及び容器本体10の組み合わせが達成される。
(第3実施形態)
さらに、本考案の第3実施形態について、図5を参照しながら説明する。第二係合構成18が省略されて実施され、ベース30が接着剤により容器本体10の底端に直接粘着される。第一係合構成164は容器本体10の開口部12の外周縁に沿って凸部形態に形成され、上蓋の係合構成244は対応するように適合する凹部形態に形成される。第一係合構成164及び上蓋の係合構成244が相互に緊密に係合され、上蓋20が容器本体10の開口部12の外周縁に任意で蓋をさせる。
以上、本考案の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
10 容器本体
12 開口部
14 底部
16 第一係合構成
162 第一係合構成
164 第一係合構成
18 第二係合構成
182 第二係合構成
20 上蓋
22 上蓋の収容室
24 上蓋の係合構成
242 上蓋の係合構成
244 上蓋の係合構成
26 上蓋の割れ目端面
30 ベース
32 ベースの収容室
34 ベースの係合構成
342 ベースの係合構成
36 ベース割れ目端面

Claims (9)

  1. 一体形成される開口部及び底部を有し、開口部及び底部は前記容器本体の互いの反対の両端にそれぞれ形成され、開口部は容器本体内部及び外部に連通される容器本体と、
    前記開口部の外周縁の輪郭に適合するように形成される上蓋であって、前記上蓋の底端には不規則な上蓋の割れ目端面が形成され、前記上蓋が前記開口部の外周縁に任意でキャッピングされることにより、前記開口部が閉じられることと、
    底部の外周縁に固設され、且つ上蓋の割れ目端面に対応するように不規則なベース割れ目端面が形成されるベースとを備え、
    前記容器本体は透明な形態であり、上蓋及びベースに適合され、外観全体が割れ目のある玉子型の輪郭を呈することを特徴とする玉子型収納構造。
  2. 容器本体は第一係合構成を備え、第一係合構成は前記開口部に隣接させ、容器本体の外表面に形成され、上蓋は上蓋の係合構成を有する第一係合構成に適合され、第一係合構成により上蓋の係合構成に適合させ、開口部の外周縁に固設されることを特徴とする、請求項1に記載の玉子型収納構造。
  3. 第一係合構成及び上蓋の係合構成は相互に適合するねじ山、または複数のリブ、或いは緊密に係合し合う凸部及び凹部であることを特徴とする、請求項2に記載の玉子型収納構造。
  4. 上蓋は不透明な形態であることを特徴とする、請求項3に記載の玉子型収納構造。
  5. ベースは不透明な形態であることを特徴とする、請求項4に記載の玉子型収納構造。
  6. 底部は容器本体を支持面に立設させるために用いられることを特徴とする、請求項5に記載の玉子型収納構造。
  7. ベースは接着剤により前記底部の周縁の外表面に固設されることを特徴とする、請求項1乃至6の何れか1項に記載の玉子型収納構造。
  8. 容器本体は第二係合構成を備え、第二係合構成は前記底部に隣接させ、容器本体の下段の外表面に形成され、ベースはベースの係合構成を有する第二係合構成に適合され、第二係合構成によりベースの係合構成に適合され、ベースが底部の外周縁に固設されることを特徴とする、請求項1乃至6の何れか1項に記載の玉子型収納構造。
  9. 第二係合構成及びベースの係合構成は相互に適合するねじ山または複数のリブであることを特徴とする、請求項8に記載の玉子型収納構造。
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