JP3214475U - 加工餅 - Google Patents

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慎司 石川
慎司 石川
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株式会社いしだ屋
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Abstract

【課題】短時間の加熱で容易に食に供することができ、様々な料理に容易に使用して彩りを添えることができる加工餅を提供する。【解決手段】もち米を主たる原料とする加工餅であって、直方体または略柱体の細切り形状を有する。直方体または略柱体は、長辺が5〜50mm、短辺が1〜15mm、断面積が0.1〜2.5cm2、厚さが10mm未満であることが好ましい。板状の餅を、何等分かに切って、シュレッダーにかけて、シュレッド状とする。何等分かに切ってブロックにした乾燥餅を円板のついたフードスライサーに投入して細切りしてもよい。【選択図】図1

Description

本考案は、加工餅に関し、より具体的には、加熱により容易に調理が可能で、様々な食材と組み合わせることができる加工餅に関する。
従来から餅を使用した様々な加工食品が提案されてきている。このような加工食品に使用される餅は、基本的にもち米等を搗いたのち、β化させて保存可能な状態として流通されることが多い。β化された餅は加熱することによりα化して食に供されるが、加熱に電子レンジやトースターを用いても適切に加熱するのは容易ではない。例えば、いわゆる切り餅は、直方体の適度な硬さを有するので、流通に好適な加工食品であるが、加熱すると形状が大きく変化したり、均一に加熱できなかったりするため、種々の改良が提案されている。例えば、特許文献1の切り餅は、焼いて調理する際内部から発生する水蒸気によって膨らみ、表面のやわらかい部分から内部の餅や水蒸気が飛び出したり、表面が均一にβ化している場合には不特定の箇所の表面が割れてその割れた部分から内部の餅や水蒸気が飛び出したりして、きれいに整った外観に焼くことができないという問題を改善するため、餅の上面,下面,および側面に切り込みを入れることで、きれいに整った外観に焼くことができる。
特開2005−34079
しかし、従来の加工餅は基本的に切り餅がほとんどであり、加熱時の変形を防止する改良は見られるものの、加熱時間は長く、短時間で食に供することができない。例えば、特許文献1の実施例には950Wのオーブントースターで3分50秒加熱することが開示されており、室温の切り餅の加熱にも少なくとも4分弱の時間を要し、すぐに食に供することができないという問題がある。
また、餅を使用した加工食品は、カロリーの摂取しやすい炭水化物であることから、切り餅をはじめ基本的に主食としての形態がほとんどであり、麺類などと組み合わせた商品なども作成されているが、あくまで主食の一つであり、使用用途が限られている。
本考案は上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、餅を薄く細長い形状にすることにより、短時間の加熱でも容易に食に供することができ、様々な料理の材料として例えばシュレッドチーズのようにピザやグラタンに載置して使用することができる。
上述の課題を解決するために、本願の請求項1に記載の考案は、もち米を主たる原料とする加工餅であって、直方体または略柱体の細切り形状を有することを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の加工餅において、直方体または略柱体は、長さが5〜50mmであることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の加工餅において、直方体または略柱体は、短辺さが1〜15mmであることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項2または3に記載の加工餅において、直方体または略柱体は、断面積が0.1〜2.5cmであることを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、請求項1に記載の加工餅において、直方体または略柱体は、厚さが10mm未満であることを特徴とする。
請求項6に記載の考案は、請求項1ないし5のいずれかに記載の加工餅において、塊状の餅または切り餅を切削して直方体または略柱体の細切り形状を得ることを特徴とする。
本考案によると、もち米を主たる原料とする加工餅であって、直方体または略柱体の細切り形状を有するので、短時間の加熱で容易に食に供することができ、様々な料理に容易に使用して彩りを添えることができる。
本考案の一実施形態の加工餅の例を示す図である。 本考案の一実施形態の加工餅の別の例を示す図である。 本考案の一実施形態の加工餅のさらに別の例を示す図である。
以下、本考案の加工餅について図面を参照して実施形態を説明する。
図1ないし3は、本考案の一実施形態の加工餅の例を示す図であるが、これらに限られずその他の形状、大きさも本考案に含まれる。一般に餅はもち米を蒸す等してα化した後、適切な方法で搗くことにより食に供することができるが、放置すれば主に冷却によりβ化し、そのままでは喫食できないが保存には適し、製造方法および保存環境によっては1年以上保存することもできる。β化した餅は、加熱により再びα化して喫食可能となるが、通常の家庭内にある調理器具、例えばオーブントースターや電子レンジを用いても、中々均一に加熱することができない。これは、通常の切り餅は最適な食感を得るために厚さが10〜20mm以上となっており、中心部まで加熱するとどうしても表面に熱が入りすぎて焦げてしまったり、逆に表面を適度に加熱すると中心部の加熱が不足して硬いままだったりする等、切り餅の厚さが原因と考えられる。この厚みに起因して、均一な加熱が難しいだけでなく、加熱時間自体も長くなっていることから、厚さを10mm以下、好適には5mm程度とすることにより、加熱時間を格段に短縮でき、均一な加熱も容易になる。
ただし、単に薄い切り餅を製造しても、喫食方法として従来と同じ主食として食するのであれば、加熱が容易でも少なるために良好な食感が得られず、加工餅としての商品価値は低下せざるを得ない。そこで、本実施形態の加工餅は、従来の切り餅等とは異なる大きさ、形状とすることにより、従来にない活用を可能とした。すなわち、加工餅を、短冊状、シュレッドされた形状、あるいは鱗片状等の小片とすることにより、主食として喫食するのではなく、種々の料理の一部として活用することを容易とした。具体的には、従来の切り餅とは異なり容易に火が通るので、料理の一素材として簡便に使用することもできるし、チーズのように料理に振り掛けて軽く表面を加熱してグラチネすることもできる。また、軽く加熱してさらにトッピングする等、従来にない加工餅の用途として本実施形態の加工餅を各種料理に適用することにより、適用された料理もまた従来にない食感を得られるという効果を奏する。
(本実施例製造方法)
図1は、本考案の一実施形態の加工餅の例を示す図である。図1を参照すると理解できるように、本実施例の加工餅はシュレッド状になっており、厚さは5mm程度またはそれ以下、加工餅の長辺101の長さは5〜50mm程度、短辺102の長さは1〜15mm程度が好ましい。また、加工餅の厚さは、短辺に沿った断面の面積が0.1〜2.5cmとなる程度となるのが好ましい。
本実施例の加工餅は、主材料としてもち米を使用し、これを蒸煮して搗餅機で搗き、通常の切り餅製造時のように、米粒の形状をなくす程度にして、板状の餅を製造する。ここで、材料としては主にもち米を使用するが、本技術分野で知られた方法でうるち米を一定割合混合する等、その他餅を製造する際に有用な手法はいずれの方法も用いることができる。
以上により得られた板状の餅は、図2に示すように何等分かに切って、シュレッダーにかけて、シュレッド状の加工餅を製造するが、これに限られず、本技術分野で知られたいずれかの方法で削り出して製造することもできる。例えば、上述の様な何等分かに切ってブロックにした乾燥餅を円板のついたフードスライサーに投入して細切りし、例えば図3に示すような形状の加工餅とすることもできる。
以上により製造された加工餅は、本技術分野で知られたいずれかの方法で包装袋に封入して出荷することができる。また、例えば、長期保存のため真空包装することもでき、その場合加工餅は所定の量、例えば50gとか100gをまとめて真空包装用の包装袋に入れる。また、長期保存を一層確保するため脱酸素剤粒子入りの包装袋を真空包装用の袋内に共存させることもでき、こうすることにより真空包装してある本実施形態の加工餅であっても直射日光と高温多湿は避けるのが望ましいが、常温で保存することができ冷蔵は不要となる。
(本実施例の使用方法)
上記で製造された加工餅は、包装袋から取り出せして様々な料理に使用することができるが、あくまで乾燥餅であるからそのまま食することはできない。最も簡単な方法としては、たとえば容器内に本実施例の乾燥餅を入れ、それにポットから湯(85〜90°C)を注ぎ、蓋をすれば約60秒(1分)で柔らかい餅が得られ、箸でほぐし1枚ずつ箸でつまんで食することもできる。
通常は、ピザやグラタンの上から振り掛けて、加熱することによりシュレッドチーズを使用した場合とは異なる新しい食感や食味を得ることができる。また、麺類、うどん、ラーメンなどに振り掛ける場合、温度約90℃の汁に入ったうどんまたはラーメンに振り掛けると、1分以内には食すことが可能な程度に柔らかくなるので、本実施形態の加工餅自体を加熱する必要はなく、単に高温の汁に浸せば喫食することができた。これにより、うどんやラーメンに振り掛けただけでも十分料理として使用することができるのが理解される。
本実施例の加工餅は麺類の温められた汁の熱でも十分柔らかくなり食に供することができる。麺類でも焼そばやパスタ等にも使用することができる。
また、例えば小豆パウダーを比較的高温の湯に溶かして、本実施形態の加工餅を投入すると、上述の通り加工餅は加熱によりα化するとともに、湯内で接触する者同士が集塊して一定の大きさとなり、餅の食感を十分得ることができ、いわゆる即席お汁粉として供することができる。同様に、通常の熱めの汁に一定量の本実施形態の加工餅を投入することにより、一定の大きさとなり、餅の食感を十分得ることができ、いわゆる即席雑煮として供することができる。

Claims (6)

  1. もち米を主たる原料とする加工餅であって、直方体または略柱体の細切り形状を有することを特徴とする加工餅。
  2. 前記直方体または略柱体は、長さが5〜50mmであることを特徴とする請求項1に記載の加工餅。
  3. 前記直方体または略柱体は、短辺さが1〜15mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の加工餅。
  4. 前記直方体または略柱体は、断面積が0.1〜2.5cmであることを特徴とする請求項2または3に記載の加工餅。
  5. 前記直方体または略柱体は、厚さが10mm未満であることを特徴とする請求項1に記載の加工餅。
  6. 塊状の餅または切り餅を切削して前記直方体または略柱体の細切り形状を得ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の加工餅。
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