JP3214469U - ハードコンタクトレンズ用レンズケース - Google Patents
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Abstract
【課題】二連構造のレンズホルダに対して、左右のハードコンタクトレンズの収納や取出しを有利に実現することの出来る、構造の簡単なハードコンタクトレンズ用レンズケースを提供する。【解決手段】二連のレンズホルダ16,16が、キャップ14との一体樹脂成形品にて構成されていると共に、該二連のレンズホルダのキャップ14の天板部14a配設部位が、キャップ14外方に凸なる山形形状の押込部32とされ、該押込部32のキャップ14内方への押込みによって、該押込部32が反転し、前記二連のレンズホルダ16,16が、キャップ14の天板部14aからV字状に拡開されてなる形態に変位せしめられ得るように構成した。【選択図】 図5
Description
本考案は、ハードコンタクトレンズ用レンズケースに係り、特に、レンズケースに設けられた二連構造のレンズホルダに対して、左右(左眼用及び右眼用)のハードコンタクトレンズの収納、取出しを、簡単に且つ容易に行い得るようにした、改良された構造に関するものである。
従来から、コンタクトレンズ(以下、CLという)は、その装用中を除けば、容器内に収容された液体中に浸漬されて、保存されるようになっている。そして、CLは、かかる容器内において、そこに収容された専用の液剤により、洗浄、消毒、表面濡れ性の改善等の作用(処理)を受け、次回の装用までの間に、レンズとしての機能の維持や回復が行われるようになっている。
ところで、そのような保存容器内に、目的とするCLを収容せしめるに際しては、かかる保存容器内からのCLの取出しを容易と為すと共に、保存中は容器内でのCLの動きを制限することにより、安定的に且つ傷等が付かないように保持すべく、レンズ収納部を設けたホルダを用い、そのレンズ収納部内にCLを収納した形態において、容器内の液体中に浸漬せしめられるようになっているのであるが、特に、CLの中でも、比較的剛性のある、形状保持性の良好なハードコンタクトレンズ(以下、HCLという)にあっても、それを保持するホルダについて、種々の提案が為されており、例えば、HCLが収納されるレンズ収納部については、実用新案登録第2512458号公報や実用新案登録第3193885号公報等において、その一つの形態が、明らかにされている。
すなわち、それら公報に提案されている保存容器におけるホルダは、何れも、HCLの径方向に対応する周縁部が挿入、保持される開口溝を設けた一対の挟持アームを相対向して設けてなる、所謂チューリップ形状乃至は角筒形状を呈するものであって、その一対の挟持アームの先端部間の間隙を拡開するようにして、二本の指にて把持したHCLを押し込んで、それら一対の挟持アーム間にHCLを収納、保持せしめ、そしてその状態において、容器内に収容された液体中に浸漬せしめられるようになっているのである。また、かかるHCLの装用に際しては、HCLを二本の指にて把持した状態において、一対の挟持アームの間隙が拡開されるようにして引き出すことにより、HCLを取り出し、目的とする眼への装用が行われるようになっている。
そして、そのような従来の保存容器におけるレンズホルダにあっては、左右のHCLをそれぞれ個別のホルダに収納してなる二連構造において、キャップ部材に取り付け、それを、容器本体内に収容されている所定の液体中に浸漬せしめるようにした構造が、部品点数の少ないシンプルなレンズケースとして、考えられているのであるが、キャップ部材にレンズホルダを二連構造において取り付け、それらレンズホルダに対して、それぞれ、左右のHCLを収納せしめたり、或いはそれらを取り出したりする操作を容易に行うためには、二連構造のレンズホルダの設置間隔を広くすることが必要となる。しかしながら、そのような設置構造を採用するとなると、レンズケースが大型化し、またHCLが浸漬せしめられる液体の液量も増加する等の問題が惹起されるようになる。
そこで、上記した実用新案登録第3193885号公報においては、レンズ収納部をそれぞれ備えた二つのホルダ部材を、ホルダ基端部の両側に、ヒンジ手段を介して連結せしめてなる形態の二連構造として構成し、その二つのホルダ部材を重ね合わせた状態において、ホルダ基端部を、キャップ部材に設けた嵌着部に嵌め込んでなる形態において、容器本体に螺合せしめて、それぞれのホルダ部材に収納されたレンズが、容器本体内の液体中に浸漬せしめられ得るようになっている一方、各ホルダ部材に対するレンズの収納や取出しに際しては、キャップ部材に設けた嵌着部からホルダ基端部を引き出すことにより、二連のホルダ部材を、ヒンジ手段にて展開せしめてなる形態として、それぞれのホルダ部材に対するレンズの収納や取出しが容易に行われ得るようにした構造が、明らかにされている。また、そこでは、そのようなホルダ基端部の挿入や引き上げ操作を回避するために、二連のホルダ部材の一方にフック片を設け、また他方には係止部を設けて、それらフック片と係止部にてフック手段を構成することにより、そのようなフック手段の係合と解除により、二連構造のホルダ部材の重合と展開とが選択され得るようにした構造も、明らかにされている。
しかしながら、そのような折り畳み構造を採用する従来の二連式のホルダ部材にあっては、あくまでも、キャップ部材とは別体にて製造されて、それをキャップ部材の嵌着部に挿着せしめる構造を採用するものであるところから、部品点数が2物品となって、多くなることに加えて、二連構造のホルダ部材とキャップ部材との組付けを行う必要もあるために、それらの挿着機構によって、構造が複雑化することとなると共に、コストアップを招来する問題が内在している。
また、レンズの収納や取出しのために、二連構造のホルダ部材を展開させるべく、キャップ部材の嵌着部から、ホルダ基端部、ひいては一体化された二つのホルダ部材を引き上げる操作が必要とされたり、或いは二つのホルダ部材間に設けられたフック手段の解除操作が必要とされる等、それら二連構造のホルダ部材の展開操作が面倒となることに加えて、キャップ部材と二連構造のホルダ部材との挿着機構が複雑化する等の問題も、内在するものであった。
ここにおいて、本考案は、かくの如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、二連構造のレンズホルダに対して、左右のHCLの収納や取出しを有利に実現することの出来る、構造の簡単なHCL用レンズケースを提供することにあり、また他の課題とするところは、左右のHCLの収納及び取出しのために、二連構造のレンズホルダの開閉を容易に且つ簡単に行うことの出来る、部品点数の低減されたレンズケースの構造を提供することにある。
そして、本考案は、上記せる課題を解決するために、以下に列挙せる如き各種の態様において、好適に実施され得るものであるが、また、以下に記載の各態様は、任意の組合せにおいて採用可能である。なお、本考案の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに何等限定されることなく、明細書全体の記載及び図面に開示の発明思想に基づいて認識され得るものであることが、理解されるべきである。
そこで、本考案にあっては、先ず、前記した課題を解決するべく、(a)所定の液体が収容される有底筒形状の容器本体と、(b)該容器本体の開口部に着脱可能に取り付けられて、該容器本体の内部に密閉空間を形成し得る樹脂製のキャップ部材と、(c)該キャップ部材からそれぞれ垂下するように延び、前記容器本体の内部に挿入される、左右のハードコンタクトレンズがそれぞれ収納、保持されるレンズ収納部を備えた、所定厚さの角筒形状の二連の樹脂製レンズホルダとを有するハードコンタクトレンズのレンズケースにして、該二連のレンズホルダが、それらの厚さ方向に所定間隙を隔てて対向位置させてなる形態において、前記キャップ部材の天板部内面に一体成形されてなる、該キャップ部材との一体樹脂成形品にて、構成されていると共に、該キャップ部材の天板部における該二連のレンズホルダのそれぞれの配設部位の周囲が薄肉部とされ、該二連のレンズホルダの配設部位の間に位置する薄肉部位が中央ヒンジ部として構成される一方、該二連のレンズホルダの対向方向外側に位置する両側の薄肉部位がそれぞれ外側ヒンジ部とされて、それら中央ヒンジ部と二つの外側ヒンジ部にて、該二連のレンズホルダの前記天板部配設部位が、該二連のレンズホルダが互いに平行に垂下した形態においては、該中央ヒンジ部を頂部とする、該キャップ部材の外方に凸なる山形形状の押込部とされており、該押込部の該キャップ部材内方への押込みによって、それらヒンジ部のヒンジ作用にて、該押込部が反転し、該押込部が該キャップ部材内方に凸なる山形形状となることにより、前記二連のレンズホルダが、該キャップ部材の天板部からV字状に拡開されてなる形態に変位せしめられ得るように構成したことを特徴とするハードコンタクトレンズ用レンズケースを、その要旨とするものである。
なお、かかる本考案に従うHCL用レンズケースの好ましい態様の一つによれば、前記レンズホルダが、少なくとも先端側部位にそれぞれコ字状断面を呈する開口溝が形成されて、それら開口溝の開口部を互いに対向させるようにして垂下された、ハードコンタクトレンズの径方向両側部位を支持する一対のアーム部を備え、該一対のアーム部の先端を拡開するようにしてそれぞれの開口溝内に入り込ませたハードコンタクトレンズを収納、保持する前記レンズ収納部が、該一対のアーム部間に形成されている構成が採用されることとなる。
また、そのような本考案に従うHCL用レンズケースの好ましい態様の他の一つによれば、前記一対のアーム部のレンズ収納部における開口溝の両側壁が、それぞれ、該一対のアーム部における対応する側壁間において、所定間隙のスリットを、該一対のアーム部の垂下方向に延びるように形成しているように、構成されることとなる。
さらに、本考案に従うHCL用レンズケースの望ましい別の態様の一つによれば、前記薄肉部が、前記二連のレンズホルダの配設部位を取り囲む長円形状において、形成されている。
加えて、本考案にあっては、望ましくは、前記中央ヒンジ部が、前記キャップ部材の内方に開口する溝部にて形成される薄肉部位にて構成される一方、前記二つの外側ヒンジ部が、それぞれ、前記キャップ部材の外方に開口する溝部にて形成される薄肉部位にて構成されている。
このように、本考案に従うHCL用レンズケースにあっては、二連のレンズホルダが、キャップ部材との一体樹脂成形品にて構成されてなると共に、キャップ部材の天板部内面に一体成形された二連のレンズホルダのそれぞれの配設部位の周囲に形成される薄肉部位によって、二連のレンズホルダの配設部位の間に中央ヒンジ部が設けられ、また、それら二連のレンズホルダの対向方向外側に外側ヒンジ部がそれぞれ形成されて、それら中央ヒンジ部と二つの外側ヒンジ部にて、かかる二連のレンズホルダの天板部配設部位がキャップ部材の外方に凸なる山形形状の押込部とされ、この押込部のキャップ部材内方への押込みによって、それらヒンジ部のヒンジ作用にて、かかる押込部がキャップ部材内方に凸なる山形形状となることにより、それら二連のレンズホルダがV字状に拡開されてなる形態に変位せしめられ得るように構成されているところから、そのようなV字状拡開形態において、左右のHCLを、二連のレンズホルダのそれぞれのレンズ収納部に対して、簡単に且つ容易に、収納せしめたり、取り出したりすることが出来ることとなるのである。
しかも、キャップ部材の天板部に形成される押込部を単に押し込んで、それぞれのヒンジ部を起点として、かかる押込部が反転せしめられてなる形態において、保持され得ることとなるところから、二連のレンズホルダの拡開操作も簡単且つ容易となって、左右のHCLの収納や取出し操作が簡単となり、HCLユーザの利便性も有利に高められ得ることとなったのである。
また、キャップ部材に対して、二連のレンズホルダが一体成形されて、一体の樹脂成形品にて構成されているところから、それら二つの部材が一つの部品にて構成されることとなり、これによって、部品点数の低減が有利に実現され得ると共に、二連のレンズホルダの設置間隔を拡げることなく、キャップ部材に対して一体成形され得る利点があり、更には、ケースの大型化や収容液体の液量の増加も有利に回避しつつ、単なるキャップ部材の天板部に設けた押込部の反転のみによって、二連のレンズホルダの拡開や互いに平行な垂下位置への復帰が可能となるのであり、従来の如きホルダ基端部の挿着構造やフック手段の配設等の構造を採用する必要がないところから、構造上においても、効果的に簡略化され得ることとなったのである。
以下に、本考案の構成を更に具体的に明らかにするために、本考案の代表的な実施形態について、図面に基づいて、詳細に説明することとする。
先ず、図1(a)〜(d)及び図2(a),(b)には、本考案に従うHCL用レンズケースの一例が示されている。そこにおいて、HCL用レンズケース10は、所定の液体が収容される有底筒形状の透明な容器本体12と、この容器本体12の上部開口部に対して螺合によって液密に且つ着脱可能に取り付けられて、かかる容器本体12の内部に密閉空間を形成し得るキャップ14と、このキャップ14の内側に固設されて、かかるキャップ14から垂下するように延びる、容器本体12内に挿入されるレンズホルダ16とから、構成されている。また、このレンズホルダ16は、図2(b)等から明らかな如く、全体として所定厚さの角筒形状を呈するものであって、その二つが、それらの主たる面を対向させて互いに平行に配設されてなる形態の二連構造において設けられている。そして、それら2つのレンズホルダ16,16には、後述するように、装用者の左右(左眼用及び右眼用)のHCL18,18が収納、保持されるレンズ収納部20,20が、それぞれ形成されているのである。なお、容器本体12内に収容される液体としては、浸漬されるHCL18に対して、洗浄、消毒、表面濡れ性の改善等の作用を為す、従来と同様な液体(液剤)が、そのまま、用いられることとなる。
ここで、上記せるHCL用レンズケース10を構成する容器本体12は、キャップ14が螺合せしめられる上部の開口部位を除く外周面が十二角形状とされており、その上部開口部の外周には、キャップ14の螺合のための外側ネジ部が形成されている。また、この容器本体12の内部には、所定の液体を収容する円形の内部空間22が形成されている。なお、このような容器本体12は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート等の公知の樹脂材料を用いて、従来と同様にして、成形して得られたものである。
また、容器本体12の上部開口部外周の外側ネジ部に螺合せしめられて、かかる上部開口部を閉塞するキャップ14は、図2(b)や図3(a)〜(c)に示されるように、天板部14aの外周部から所定高さ垂下する、外周面が十二角形状とされた外周筒部14bを有しており、この外周筒部14bの内周面に設けられた内側ネジ部が、容器本体12の上部開口部の外周部に設けられた外側ネジ部に螺合せしめられることによって、容器本体12内の上部開口部が液密に閉塞せしめられるようになっている。そして、かかるキャップ14の天板部14aには、その内面(下面)の中心を通って直径方向に延びる仮想線の両側に位置するようにして、所定長さに亘って対向して延びる二連のレンズホルダ16,16が、所定厚さの角筒形状において一体的に設けられている。また、それら二連のレンズホルダ16,16は、キャップ14の内側において、天板部14aから互いに平行に所定長さ垂下するように立設されてなる形態において、構成されている。なお、このキャップ14とレンズホルダ16とは、容器本体12と同様な樹脂を用いて、一体成形操作によって得られる一体樹脂成形品にて、構成されており、これによって、部品点数の減少、ひいては製造コストの有効な低減が図られている。特に、ここでは、後述するように、レンズホルダ16は、HCL18の出し入れのために、拡開、変形の容易なものである必要があるところから、それらキャップ14とレンズホルダ16を構成する樹脂としては、或る程度の柔軟性を有するものであることが望ましく、特に、ポリプロピレンが好適に用いられることとなる。
そして、そのようなキャップ14の天板部14aの内面に一体的に形成されてなる、角筒形状を呈する二連構造のレンズホルダ16,16は、それぞれ、図3(a)〜(c)や図4(a),(b)に示される如く、キャップ14の天板部14aから互いに平行に垂下するように、相対向して立設された、その角筒形状の厚さを与える所定幅の一対のアーム部24,26を備え、それら一対のアーム部24,26が、天板部14a側の基部において、相互に連結されて、一体化されていると共に、天板部14aの内面に一体的に立設せしめられている。なお、キャップ14の天板部14aの外面には、図1(c)や図2(a)から明らかな如く、二連のレンズホルダ16,16にそれぞれ対応する位置において、収納されるべき左右のHCL18,18を表示する「L」及び「R」の記号が浮彫構造において形成されている。また、そこにおいて、それら一対のアーム部24,26は、それぞれ、その幅方向の両端部に所定高さの側壁24a,24b;26a,26bを備えて、それら両側壁24a,24b;26a,26b間に、それぞれ、開口溝24c,26cを形成しており、そして、それら開口溝24c,26cの開口部が互いに対向するようにして、それら一対のアーム部24,26が立設されているのである。
さらに、それぞれのアーム部24,26の先端側部位の背部には、窓部24d,26dが設けられていると共に、それら窓部24d,26dよりもアーム部先端側部位の内面には、両側壁24a,24b;26a,26bをそれぞれ接続するように、円弧状断面の先端側ストッパ部28aが設けられている。一方、それら窓部24d,26dよりもアーム部基部側部位の内面には、両側壁24a,24b;26a,26bをそれぞれ接続するように、円弧状凹面を与える横断面形状の基部側ストッパ部28bが、それぞれ、形成されている。そして、それら一対のアーム部24,26の先端側部位における、先端側ストッパ部28a,28a及び基部側ストッパ部28b,28bにて囲まれる一対のアーム部24,26の間の空間が、レンズ収納部20として、形成されているのである。なお、かかるレンズ収納部20の周りに位置する先端側ストッパ部28a,28a間の間隙、窓部24d,26dの大きさ、及び基部側ストッパ部28b,28b間の間隙は、何れも、レンズ収納部20内に収納、保持されるHCL18の最小サイズのもののレンズ径よりも小さくされていることは、勿論である。また、一対のアーム部24,26の基部側に位置する両側壁24a,24b;26a,26bが大きく切り欠かれて、それら一対のアーム部24,26の対応する側壁24a,26a間及び側壁24b,26b間に、レンズ取出し用の指先差込み窓部27a,27bが、それぞれ、形成されている。
加えて、かくの如く一対のアーム部24,26から構成されるレンズホルダ16にあっては、図3及び図4に明らかにされているように、それら一対のアーム部24,26のレンズ収納部20における開口溝24c,26cの両側壁24a,24b;26a,26bが、それぞれ、かかる一対のアーム部24,26における対応する側壁24a,26a間と側壁24b,26b間において、所定間隙の非直線状(ここでは、湾曲した波形形状)のスリット30a,30bを、一対のアーム部24,26の垂下(立設)方向に延びるように形成しているのである。しかも、それら開口溝24c,26cの両側壁24a,24b;26a,26bの対応するものの間に形成される2つの非直線状のスリット30a,30bは、レンズホルダ16を構成するアーム部24又は26における両側壁24a,24b又は26a,26bの対向方向において非対称となるように、換言すれば図6(a)及び(c)において、紙面に垂直な方向において非対称となるように、配設されているのである。なお、それら2つの非直線状のスリット30a,30bの幅は、一般に、従来のレンズホルダにおけるスリット幅と同様な程度とされることとなるが、レンズ径が7.6mmから11.5mmに至る極めて幅広い規格に係るHCL18の抜け出しを充分に阻止する上において、ここでは、0.5〜1.5mm程度の間隙幅が、有利に採用されることとなる。
そして、上述の如き二連構造のレンズホルダ16,16は、図1(c)、図2(a),(b)及び図3(b),(c)等から明らかな如く、それぞれの固設部位の周囲が薄肉部とされて、それぞれのレンズホルダ16,16の形成された天板部14a部位が、協働して、キャップ14の外方に、或いは内方に、山形形状に突出せしめられ得る押込部32が、形成されている。具体的には、キャップ14の天板部14aにおける二連のレンズホルダ16,16の形成部位を取り囲むように、キャップ14外方に開口する小判形状乃至は長円形状の外側溝部34が形成され、この外側溝部34の底部によって、薄肉部が構成されていると共に、それら二連のレンズホルダ16,16の対向方向外側に位置する両側の外側溝部34の部分によって与えられる薄肉部が、それぞれ、外側ヒンジ部36,36を構成しているのである。また、天板部14aの二連のレンズホルダ16,16の間に位置する部位には、図2(b)や図3(c)に示される如く、キャップ14内方に開口する内側溝部38が形成されて、この内側溝部38にて与えられる天板部14aの薄肉部が、中央ヒンジ部40として構成されている。なお、そのような中央ヒンジ部40の両端部は、図5(a)に示される如く、内側溝部38の底部から、それぞれ、二連のレンズホルダ16,16の形成部位と外側溝部34との間に形成される薄肉部に連続的に接続されるようになっている。
また、それら二連のレンズホルダ16,16は、図2(b)や図5(a)に示されるように、その主たる平面が互いに平行となるように対向配置されてなる形態においては、中央ヒンジ部40を頂部とするキャップ14外方に凸なる山形形状の押込部32を形成するように構成されている一方、後述せるように、かかる押込部32のキャップ14内方への押込み操作によって、中央ヒンジ部40や外側ヒンジ部36,36のヒンジ作用にて、かかる押込部32が反転して、それが、図5(b)に示される如く、キャップ14の内方に凸なる山形形状を形成してなる形態において、保持されるようになっており、これによって、二連のレンズホルダ16,16は、その基部からV字状に拡開されることとなって、それぞれのレンズホルダ16,16に対する左右のHCL18,18の収納操作や、それらレンズホルダ16,16のレンズ収納部20,20内に収納、保持されている左右のHCL18,18の取出し操作が、容易に行われ得ることとなるのである。
このように、本実施形態に係るHCL用レンズケース10においては、装用者の左右のHCL18,18の収納、保持構造をコンパクトな構造において実現するべく、レンズホルダ16が、二連構造において、キャップ14の天板部14aから垂下するように一体的に配設されているのであるが、そのような二連構造のレンズホルダ16,16に対する左右のHCL18,18の収納・取出しを容易に行うべく、それら二連のレンズホルダ16,16は、図5(a)及び(b)に示される如く、キャップ14の天板部14aに対して直立状態と拡開状態とが容易に選択し得るようになっているのである。
すなわち、先述の如く、二連のレンズホルダ16,16が配設された部位の周りの天板部14aが薄肉部とされ、更に、二連のレンズホルダ16,16間に形成された中央ヒンジ部40と、それら二連のレンズホルダ16,16の対向方向外側に位置して設けられた2つの外側ヒンジ部36,36にて形成される、図5(a)に示される如き外方に凸なる山形の押込部32を、親指等にて、キャップ14内方に押し込むことによって、それら中央ヒンジ部40やその両側の外側ヒンジ部36,36のヒンジ作用によって、図5(b)に示される如く、キャップ14の内方に凸なる山形形状に変位せしめられ、これにより、二連のレンズホルダ16,16が、天板部14aからV字状に拡開されてなる形態に変化せしめられることとなるのである。
そして、そのようなV字状拡開状態において、左右のHCL18,18が、それぞれ、2本の指にて挟持された状態において、それぞれのレンズホルダ16の一対のアーム部24,26の先端を拡開するようにして入り込ませ、更にレンズ収納部20内にHCL18を収納、保持せしめたり、また、レンズ収納部20内に収納、保持されているHCL18を、一対のアーム部24,26の基部側に設けた両側の大きな指先差込み窓部27a,27bに、指先を差し込み、一対のアーム部24,26を、その基部側から拡開しつつ、HCL18を挟持した状態において、一対のアーム部24,26の先端側に移動せしめるようにすることによって、HCL18の取り出しが行われるのである。従って、そのようなHCL18の収納操作や取出し操作は、二連のレンズホルダ16,16がV字状に拡開されていることによって、他方のレンズホルダ16の干渉を受けることなく、簡単に且つ容易に、その操作を行うことが出来ることとなるのである。また、図5(b)に示される拡開状態において、HCLの収納操作や取出し操作が行われた後、それら拡開されたレンズホルダ16,16を、相互に接近するように、指にて、押圧乃至は挟圧することによって、容易に、図5(a)の状態に復帰するようになるのであり、そしてその状態において、キャップ14を容器本体12に螺合せしめることにより、図1に示される如き形態のHCL用収容ケース10として取り扱われることとなるのである。
このように、HCL用レンズケース10における左右のHCL18,18を収納、保持する二連のレンズホルダ16,16に対する収納、取出し操作において、キャップ14の天板部14aに形成される山形の押込部32を単に指先で押し込むだけで、二連のレンズホルダ16,16はV字状に拡開して、左右のHCL18,18のそれぞれの収納操作や取出し操作が、他方のレンズホルダ16による干渉を避けつつ、簡単に且つ容易に行い得ることとなるのであり、これによって、二連のレンズホルダ16,16を近接、配置せしめることが可能となり、以て、HCL用レンズケース10全体のより一層のコンパクト化も、容易に実現せしめ得ることとなるのである。
しかも、そのようなキャップ14の天板部14aに形成される山形形状の押込部32に対し、その単なる押込み操作による反転によって、二連のレンズホルダ16,16がV字状に拡開されるようになるところから、従来の如き挿着構造の採用やフック手段の配設が何等必要とされるものではなく、それ故に、構造の簡略化が有利に実現され得ると共に、左右のHCL18,18のそれぞれの収納操作や取出し操作も単純化され得て、HCL装用者にとって、取り扱いの容易なHCL用レンズホルダと為し得たのである。
なお、本実施形態に係るHCL用レンズケース10にあっては、二連構造において設けられたレンズホルダ16,16の各々が、一対のアーム部24,26にて構成されてなると共に、それら一対のアーム部24,26の間に形成されるレンズ収納部20に位置する、それらアーム部24,26の開口溝24c,26cの両側壁24a,24b;26a,26bの部位が、それぞれ、対応する側壁間において、所定間隙の非直線状のスリット30a,30bを形成しており、しかも、それら両側に位置する非直線状のスリット30a,30bが、両側壁24a,24b;26a,26bの対向方向に非対称となるように、配設されていることによって、一対のアーム部24,26の先端を拡開するようにして、それぞれの開口溝24c,26c内に、HCL18を入り込ませて、レンズ収納部20内に収納、保持せしめてなる状態において、かかるHCL18が、如何なる動きをしても、レンズ収納部20から外部に抜け出すようなことはないのである。
すなわち、図6(a)〜(c)には、レンズ径が7.6〜11.5mmの規格における最も大きなレンズ径のHCL18aと最も小さなレンズ径のHCL18bとが、一対のアーム部24,26間に形成されるレンズ収納部20内に収納されてなる状態が示されているが、そこにおいて、大きなレンズ径のHCL18aは、レンズ収納部20内において、それ程大きな動きをするものではないものの、レンズ径の小さなHCL18bにあっては、かかるレンズ収納部20内において、かなり大きく動き得ることとなるところ、そのようなレンズ径の小さなHCL18bが大きく動いても、一対のアーム部24,26の垂下(立設)方向に延びるスリット30a,30bが非直線状形態とされ、しかも、両側のスリット30a,30bが非対称となるように構成されていることによって、レンズ径の小さなHCL18bにあっても、両側のスリット30a,30bから、外部に抜け出すようなことが効果的に阻止されることとなるのである。
これに対して、それら両側のスリット(30a,30b)が、アーム部24,26の垂下方向に直線状に設けられていると、そのような直線状のスリットから、レンズ径の小さなHCL18bは抜け出し易くなるのであり、また、それらスリット(30a,30b)が非直線状形態において配設されていても、その両側のスリット(30a,30b)が対称的に配置されている場合にあっては、レンズ径の小さなHCL18bがレンズ収納部20内において各種の移動形態をとったとき、それのレンズ収納部20内における動きと共に、スリットの非直線状の形状の如何によって、HCL18bが抜け出す恐れが生じることがあるのである。
ところで、上述のようなレンズホルダ16にあっては、レンズ径の大きなHCL18aは勿論のこと、レンズ径の小さなHCL18bにあっても、一対のアーム部24,26間に形成されるレンズ収納部20内に収納せしめられて、確実に保持され、外部に抜け出すようなことがないところから、HCL18bの大小に拘わらず、そのようなレンズホルダ16に保持せしめた状態下において、HCL18を流水等にて濯ぐことも可能となるのであって、これにより、HCL装用者の利便性も大きく向上せしめられ得ることとなる。
しかも、本実施形態に係るレンズホルダ16は、キャップ14の天板部14aから一体的に垂下する形態において、キャップ14との一体樹脂成形品として構成されているところから、キャップ14とレンズホルダ16とが一部品となり、これによって、部品点数の減少となり、収納ケース10の生産性が効果的に高められ得ると共に、組付け性が効果的に改善せしめられ得て、その製造コストの低減も、有利に図り得ることとなるのである。
以上、本考案の代表的な実施形態について詳述してきたが、それは、あくまでも例示に過ぎないものであって、本考案は、そのような実施形態に係る具体的な記述によって、何等限定的に解釈されるものではないことが、理解されるべきである。
例えば、上記した実施形態においては、二連のレンズホルダ16,16として好適に採用され得る一つの形態が示されているのであるが、本考案にあっては、レンズ収納部の如き、レンズホルダ自体の構造としては、従来から公知のレンズホルダ構造を採用することも可能であり、更にレンズホルダ16を構成する一対のアーム部24,26の基部を相互に連結する形態にあっても、例示の構造に何等限定されるものではなく、適宜の連結構造を採用することが可能である。
従って、レンズホルダ16を構成する一対のアーム部24,26の対応する側壁間に形成されるスリットにあっても、従来と同様な直線状のスリットを採用することが可能であり、更に、本考案において好適に採用される例示の如き非直線状のスリット30a,30bにあっても、適宜に選定され得るところである。更に、スリット30a,30bの幅にあっても、例示の如く一定の場合の他、スリット幅を変化させることも可能である。
また、レンズホルダ16の一対のアーム部24,26における開口溝24c,26cに一体的に形成された先端側ストッパ部28aや基部側ストッパ部28bにあっても、各種の構造や配設形態が採用され得るところであり、例えば、先端側ストッパ部28aにあっては、一対のアーム部24,26の先端部が充分に相互に接近する構造が採用されるならば、かかる先端側ストッパ部28aの配設を不要とすることが可能であり、また基部側ストッパ部28bにあっても、アーム部24、26自体を、相互に接近する方向に湾曲せしめて、ストッパ部としてレンズ収納部20内に収納、保持されているHCL18が、指先差込み窓部27a,27b側に移動しないように構成する等、公知の各種のレンズ移動規制手段を採用することが出来る。
その他、一々列挙はしないが、本考案は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、更に、そのような実施の態様が、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも、本考案の範疇に属するものであることは、言うまでもないところである。
10 ハードコンタクトレンズ用レンズケース
12 容器本体 12 容器本体
14 キャップ 14a 天板部
14b 外周筒部 16 レンズホルダ
18 ハードコンタクトレンズ 20 レンズ収納部
22 内部空間 24,26 アーム部
24a,24b,26a,26b 側壁
24c,26c 開口溝 24d,26d 窓部
27a,27b 指先差込み窓部 28a 先端側ストッパ部
28b 基部側ストッパ部 30a,30b スリット
32 押込部 34 外側溝部
36 外側ヒンジ部 38 内側溝部
40 中央ヒンジ部
12 容器本体 12 容器本体
14 キャップ 14a 天板部
14b 外周筒部 16 レンズホルダ
18 ハードコンタクトレンズ 20 レンズ収納部
22 内部空間 24,26 アーム部
24a,24b,26a,26b 側壁
24c,26c 開口溝 24d,26d 窓部
27a,27b 指先差込み窓部 28a 先端側ストッパ部
28b 基部側ストッパ部 30a,30b スリット
32 押込部 34 外側溝部
36 外側ヒンジ部 38 内側溝部
40 中央ヒンジ部
Claims (5)
- 所定の液体が収容される有底筒形状の容器本体と、該容器本体の開口部に着脱可能に取り付けられて、該容器本体の内部に密閉空間を形成し得る樹脂製のキャップ部材と、該キャップ部材からそれぞれ垂下するように延び、前記容器本体の内部に挿入される、左右のハードコンタクトレンズがそれぞれ収納、保持されるレンズ収納部を備えた、所定厚さの角筒形状の二連の樹脂製レンズホルダとを有するハードコンタクトレンズのレンズケースにして、
該二連のレンズホルダが、それらの厚さ方向に所定間隙を隔てて対向位置させてなる形態において、前記キャップ部材の天板部内面に一体成形されてなる、該キャップ部材との一体樹脂成形品にて、構成されていると共に、該キャップ部材の天板部における該二連のレンズホルダのそれぞれの配設部位の周囲が薄肉部とされ、該二連のレンズホルダの配設部位の間に位置する薄肉部位が中央ヒンジ部として構成される一方、該二連のレンズホルダの対向方向外側に位置する両側の薄肉部位がそれぞれ外側ヒンジ部とされて、それら中央ヒンジ部と二つの外側ヒンジ部にて、該二連のレンズホルダの前記天板部配設部位が、該二連のレンズホルダが互いに平行に垂下した形態においては、該中央ヒンジ部を頂部とする、該キャップ部材の外方に凸なる山形形状の押込部とされており、該押込部の該キャップ部材内方への押込みによって、それらヒンジ部のヒンジ作用にて、該押込部が反転し、該押込部が該キャップ部材内方に凸なる山形形状となることにより、前記二連のレンズホルダが、該キャップ部材の天板部からV字状に拡開されてなる形態に変位せしめられ得るように構成したことを特徴とするハードコンタクトレンズ用レンズケース。 - 前記レンズホルダが、少なくとも先端側部位にそれぞれコ字状断面を呈する開口溝が形成されて、それら開口溝の開口部を互いに対向させるようにして垂下された、ハードコンタクトレンズの径方向両側部位を支持する一対のアーム部を備え、該一対のアーム部の先端を拡開するようにしてそれぞれの開口溝内に入り込ませたハードコンタクトレンズを収納、保持する前記レンズ収納部が、該一対のアーム部間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のハードコンタクトレンズ用レンズケース。
- 前記一対のアーム部のレンズ収納部における開口溝の両側壁が、それぞれ、該一対のアーム部における対応する側壁間において、所定間隙のスリットを、該一対のアーム部の垂下方向に延びるように形成していることを特徴とする請求項2に記載のハードコンタクトレンズ用レンズケース。
- 前記薄肉部が、前記二連のレンズホルダの配設部位を取り囲む長円形状において、形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のハードコンタクトレンズ用レンズケース。
- 前記中央ヒンジ部が、前記キャップ部材の内方に開口する溝部にて形成される薄肉部位にて構成される一方、前記二つの外側ヒンジ部が、それぞれ、前記キャップ部材の外方に開口する溝部にて形成される薄肉部位にて構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のハードコンタクトレンズ用レンズケース。
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2017
- 2017-10-31 JP JP2017004958U patent/JP3214469U/ja active Active
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