JP3213893U - ガラスカッタホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】基板を裏面からスクライブした際、スクライブの底から基板の裏面近くにニューを浸透させて、分断面にソゲ(内ソゲや外ソゲ)ができないガラスカッタホイールを提供する。【解決手段】中心に支軸の貫通孔1を有する円盤2と、この円盤2の両側の円周エッジ部を互いに斜めになるように設けた削り込み部3と、円盤2の周縁エッジの等間隔位置から両側削り込み部3に向けて設けた凹入部4により周縁エッジに鋸歯状に点在させた切削刃部5と、各凹入部4の深部両側面を結ぶように切削溝部6を設けて、この切削溝部6の周方向の角を衝撃付与突部7とした構成とする。【選択図】図1
Description
この考案は、ガラス基板の板面に圧接状態にして転動させることで、基板の板面にスクライブライン(切断線)を刻むカッタホイールに関する。
上述のような目的に使用されるカッタホイールとしては、超鋼合金製などの円盤に対して両側の円周エッジ部を互いに斜めに削り込み、この両斜め削り込み部の稜線全周縁に点在的なV字状の溝を形成して、この溝の基点(溝の形成にともなう角)の突起(切刃)が基板の板面に深く食い込むことでスクライブラインを刻み込むようになっている(例えば特許文献1参照)。
ところで、特許文献1のカッタホイールによると、円盤の両側の両斜め削り込みの稜線全周縁に点在的なV字状の溝を形成して、この溝の突起が基板の板面に深く食い込むことでスクライブラインを刻むようにしてある。
しかしながら、V字状の溝によりスクライブ面に振動を伝えて、深い浸透率が得られるようにしてあるが、圧力を増すことでスクライブ面にクラックの発生が起こり、カレットの飛散とチッピングの発生が起きる問題があった。
特に、スクライブホイール円周外径に多数のV字溝を形成することによりスクライブ時ホイール回転と同時に切り込まれたV字溝によってスクライブ面に振動が伝わることで、より深い浸透率が得られるホイールであるが、圧力を増すごとにスクライブ面にクラックの発生が起こり、カレットの飛散と同時にチッピングの発生が起こり、分断(折割)時に分断面にソゲが出る確率が高くなるのと同時に不良品となる確率が高くなる問題がある。このソゲは、内ソゲ、外ソゲとなる。
そこでこの考案は、スクライブにともなう浸透率を深くなるようにして、上述の問題を解消することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、中心に支軸の貫通孔を有する円盤と、この円盤の両側の円周エッジ部を互いに斜めになるように設けた削り込み部と、上記円盤の周縁エッジの等間隔位置から上記両側削り込み部に向けて設けた凹入部により前記周縁エッジに鋸歯状に点在させた切削刃部と、上記各凹入部の深部両側面を結ぶように切削溝部を設けて、この切削溝部の周方向の角を衝撃付与突部とした構成を採用する。
以上のように、この考案のガラスカッターホイールによれば、円盤の回転(転動)にともない各切削刃部により基板の表面から裏面側に向け切削しながらスクライブラインを加工すると共に、加工にともない発生するカレットなどは、円盤の両側の削り込み部により良好に排出される。
そして、スクライブラインの加工にともない溝部の両稜線の突部により切削部で形成されたスクライブラインの溝に衝撃を与えて基板の裏面近くまでニューを浸透させることができる。
このため、折割(分断)が極めてスムーズにでき、特にニューが基板の裏面近くに達しているので、分断にともなう分断面にソゲ(このソゲは、外ソゲや内ソゲになる)の発生の確率が低くなり、不良品の発生阻止に特有の効果がある。
次に、この考案の実施の形態を図1から図5に基づいて説明する。
図1から図5に示すAは、ガラスカッタホイールである。
図1から図5に示すAは、ガラスカッタホイールである。
上記のガラスカッターホイールAは、中心に支軸の貫通孔1を有する円盤2と、この円盤2の両側の周縁エッジ部を互いに斜めになるように設けた削り込み部3と、上記円盤2の周縁エッジ部から上記両削り込み部3の全周等間隔位置に向けて設ける凹入部4により前記周縁エッジに点在させた切削刃部5と、上記各凹入部4の深部両側面を結ぶように切削溝部6を設けて、この切削溝部6の周方向の稜線の角を衝撃付与突部7として構成されている。上記の円盤2は、例えば硬い合金などを使用する。
上記の削り込み部3は、図2,3,4に示すように、周縁エッジ部から円盤2の両側面中心方向に斜めに削り込んで(エッジ部が薄肉で中心方向に向かう程肉厚になるよう)ある。
上記の凹入部4は、図2,3,4に示すように、前後の切削刃部5間から円盤2の両側面に向け半円弧の溝条として、この溝条の凹入部4により切削刃部5でスクライブした際のカレットなどを、円盤2の両側面側に落下案内してスムーズに排出されるようにしてある。
上記の切削溝部6は、図4に示すように、円盤2の両側の凹入部4,4に切削溝部6の端面が連通するように設けてあり、この切削溝部6の切削刃部5側の角(稜線)が衝撃付与突部7となる。
すると、図7に示すように、基板aの表面から転動するガラスカッタホイールAによりスクライブすると、基板aの表面から裏面に向け切削刃部5により切り込んで、スクライブする。
このとき、スクライブした切削溝の底に衝撃付与突部7により基板aのスクライブ溝に衝撃を加えるので、この衝撃によりスクライブ溝底から基板aの裏面近くに達するニューを浸透させることができる。
このため、折割(分断)を極めてスムーズに、かつ基板aの板面に対し直角な分断面となる折割が可能となる。すなわち、分断面に外ソゲや、内ソゲのない折割ができ、上記外ソゲや内ソゲの発生による不良品となるような問題をなくすることができる。
A ガラスカッタホイール
a 基板
1 貫通孔
2 円盤
3 削り込み部
4 凹入部
5 切削刃部
6 切削溝部
7 衝撃付与突部
a 基板
1 貫通孔
2 円盤
3 削り込み部
4 凹入部
5 切削刃部
6 切削溝部
7 衝撃付与突部
Claims (1)
- 中心に支軸の貫通孔を有する円盤と、この円盤の両側の円周エッジ部を互いに斜めになるように設けた削り込み部と、上記円盤の周縁エッジの等間隔位置から上記両側削り込み部に向けて設けた凹入部により前記周縁エッジに鋸歯状に点在させた切削刃部と、上記各凹入部の深部両側面を結ぶように切削溝部を設けて、この切削溝部の周方向の角を衝撃付与突部としたことを特徴とするガラスカッタホイール。
Priority Applications (3)
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JP2017004399U JP3213893U (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | ガラスカッタホイール |
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Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2017004399U JP3213893U (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | ガラスカッタホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3213893U true JP3213893U (ja) | 2017-12-07 |
Family
ID=60580458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017004399U Active JP3213893U (ja) | 2017-09-26 | 2017-09-26 | ガラスカッタホイール |
Country Status (3)
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2017
- 2017-09-26 JP JP2017004399U patent/JP3213893U/ja active Active
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2018
- 2018-06-14 TW TW107208009U patent/TWM569338U/zh unknown
- 2018-08-01 CN CN201821234707.9U patent/CN209193809U/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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TWM569338U (zh) | 2018-11-01 |
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