JP3213746U - 固定具、及び固定具付ケーブルクリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】石膏ボード又は発砲コンクリートの壁面又は天井面にケーブル配線工事をケーブル保持部材と固定具を用いて、固定部を打ち込むことで被固定部材に固定する構造の固定具付ケーブルクリップを提供する。【解決手段】ホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤3を釘の胴部より先端部12に溶解し、塗布した固定具2又はステップルの両脚部に溶解し、塗布した固定具2をケーブルクリップAの片端又は両端に装着した、固定具付ケーブルクリップAを用いて、前記固定具付ケーブルクリップの保持部4で同軸ケーブル15、LANケーブル及び電気配線工事等のケーブルを保持しながら、石膏ボード、発砲コンクリート及び木材の壁面又は天井面等の被固定部材に打ち込むのみで引抜力に対し、強い摩擦力を維持することができ、壁面、天井面等の配線作業効率を高めることができる。【選択図】図4

Description

本考案は、電気配線工事、同軸ケーブル等を石膏ボード、発砲コンクリート(以後ALCと記載する)、木材等の壁面の配線工事において、容易に固定するステップルに関するものである。
従来、同軸ケーブル、又は電気配線等のケーブル工事において外壁、内壁又は天井面等の被固定材に固定材のクリップ、サドル等に釘、木ネジを用いて、又はステップルを用いて取付固定するものができるが、固定材を用いて同軸ケーブル等の配線ケーブルの取付固定するとき、釘頭部を金槌で打ち続けるか、又はネジ止めをするが、釘胴部、木ネジのネジ溝が石膏ボード内、又はALC内の素材を崩しながら挿入されることから石膏ボード内、又はALC内の素材と密着せず、引抜強度が弱く同軸ケーブル等を取付固定することが困難である。
そこで、補助材を用いて作業をしなければならず作業効率が悪いものである。
そこで、石膏ボードの配線工事の固定具でステップルの脚部に針状部に複数の返し部が設けられているものが提供されている(例えば特許文献1参照)。
また、逆U字状のU字形釘と、U字形釘に装着される配線保持部材とを備え、U字形釘を被固定部に打ちつけて配線保持部材を介して配線を保持する配線保持具において、配線保持部材には、両側にU字形釘を挿入するための釘孔を設けた釘挿入部と、配線を収容するための保持用凹部が設けられ、配線と配線保持部材の上面を覆う押え蓋部がヒンジ部を介して開閉可能に配線保持部材と一体に設けられたこと提供されている(例えば特許文献2参照)。
実開昭52−104520号広報 特開2003−270451号広報
しかしながら、特許文献1の考案では電線を保持しながら打ち続けるときに電線を傷つけやすい、またステープルで同軸ケーブルを打ち続け固定をすることは同軸ケーブルの構造を傷めることから向かない、さらにALC面に打ち込においてALC内の素材を壊すと同時に複数の針状部を変形し引抜力が弱くALC面に取付固定に難がある。
また、特許文献2の発明では被固定材が木材などの釘、木ネジに用いて強い引抜力を維持することができるが、被固定材が天井、壁面が石膏ボード、また外壁等が発砲コンクリート(以後、ALCと記載)であると釘、木ネジは引抜力が極めて弱く同軸ケーブル、電気配線ケーブルの固定ができず連続的な配線作業において効率が悪いものである。
そこで本考案は、上記の課題になされたもので、釘の脚部に弾力性を有するホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤を溶解し、塗布した固定具、当該固定具をケーブル用サドル、ケーブルクリップなどに用いて石膏ボード面、ALC面、又は木材などの面に打ち、同軸ケーブル、又は配線ケーブルを取付固定する固定具付ケーブルクリップを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は釘の首部又は胴部より先端部にかけてホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤を溶解し、塗布したことを特徴とする。
前記(0009)記載の固定具と配線ケーブルを保持するU字状の保持部を形成し、片側に取付片を備えたケーブルクリップを用いて、前記取付片に挿入孔を設け、前記挿入孔に前記固定具の先端部を挿入し、装着したことを特徴とする。
金属線をU字状に形成し、前記U字状の頭部と連接された両脚部にホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤を溶解し、塗布したことを特徴とする。
前記(0011)記載の固定具と配線ケーブルを保持するU字状の保持部を形成し、両端に取付片を設けたケーブルクリップを用いて、前記取付片に挿通孔を設け、前記挿通孔に前記固定具の両脚部を挿入し、装着したことを特徴とする。
以上の説明から明らかのように、本考案にあってはつぎに列挙する効果が得られる。
本考案の釘型の固定具又はステップル型の固定具を用いて、木材面むろんの如く、石膏ボード面及びALC面にカレンダー、時計等様々な物を吊り下げ具として利用でき、さらにボード板等を容易に取付し、引抜力の抵抗力が高く、強い抜け止め効果をとなることで、安定した状態を保つことができる。
本考案の固定具を装着し、ケーブル保持部を形成したケーブルクリップを用いることで、従来の釘又は木ネジでは直接に石膏ボード面及びALC面を取付てきないこと面について、同軸ケーブル、Fケーブル及びLANケーブル等を固定具付ケーブルクリップの保持部で保持しながら木材面むろんの如く、石膏ボード面及びALC面にケーブルクリップに装着した固定具を打ち込むだけで、容易に取付強度は高く保持することができ、作業効率を高めることができる。
また、金属線にホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤の溶解し、塗布し乾燥が早く、製造は容易である特徴がある。
本考案の第一実施例の形態の釘型の固定具の図で、a)図は固定具の正面図、b)図は縦断面図、c)図はa)図のX−Yにおける断面図である。 本考案の固定具を石膏ボード又はALCに打ち込み状態の縦断面図である。 本考案の第二実施例の形態で図1の固定具と片側取付片のケーブルクリップとの正面図である。 第二実施例の形態でケーブルクリップの挿通孔に固定具を先端より挿入した斜視図である。 第二実施例の形態で図3,図4のケーブルクリップで同軸ケーブルを石膏ボードに止着する工程の正面図、d)図は固定具付ケーブルクリップにケーブルを収める図、e)図はケーブルクリップにケーブルを保持し石膏ボード面に接した状態、f)図は固定具を石膏ボード面に打ち込んだ状態の図である。 第二実施例の形態で釘型の固定具をケーブルクリップの傾斜挿通孔より石膏ボード面に打ち込む正面図である。 第二実施例の形態でg)図はFケーブル用片サドルを用いて石膏ボード面に打ち込む正面図、h)図は両サドルにCVケーブルを保持し両取付片の固定具を石膏ボード面に打ち込む正面図である。 本考案の第三実施例の形態のステップル型固定具の図でi)図は金属線をU字状に形成したステップル型固定具の正面図、j)図は縦断面図である。 本考案の第四実施例の形態でステップル型固定具の先端をケーブルクリップの両取付片の挿通孔に挿入する斜視図である。 第四実施例の形態でステップル型固定具をFケーブルクリップに装着したステップル型固定具付ケーブルクリップにFケーブルを保持した正面図である。 第四実施例の形態でテップル型固定具付ケーブルクリップにFケーブルを保持して石膏ボード面に打ち込んだ正面図である。
本考案の実施例の形態について図面を参照して説明する。
本考案の第一実施例の形態について、図1、図2を参照して説明する。
図1は本考案の第一実施例の形態の釘型の固定具の図で、a)図は固定具の正面図、b)図は釘の金属部の表面にホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤を塗布した縦断面図、c)図はa)図のX−Yにおける断面図である。
図2は本考案の固定具を石膏ボード又はALCに打ち込み石膏ボード内及びALC内の状態の縦断面図である。
図1、図2に示すが如く、釘Bの形状で9は釘の頭部、10は首部、11は胴部でその先端部12の形状で首部10付近から先端部12にかけてホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤3を溶解し、塗布した釘B型の固定具2である。
上記の構成により第一実施例の説明をする。
したがって、固定具2の先端部12を石膏ボード面又はALC面に接し、頭部9を金槌等で打ち石膏ボード内又はALC内に打ち込む、
よって、図2のように打ち込まれながら釘Bに塗布したホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤3の周囲、表面は石膏ボード内又はALC内の素材と接しながら剥がれたりし、粗雑面となり、さらにホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤3の弾力性と密接し高い接触抵抗力となり、強い抜け止め効果をとなる。
また、ホットメルト接着剤は耐熱性に欠けることから、再加熱にたいし溶解しないことで耐熱性に優れている反応性ホットメルト接着剤を用いて釘Bの首部10より胴部11、先端部12にかけて溶解して塗布し形成をすることで止着面が高温の壁面及び天井面等に利用ができ優れた釘B型の固定具2となるものである。
また、本考案の第二実施例の形態について、図3ないし図7を参照して説明する。
図3は本考案の第一実施例記載釘B型の固定具と片側取付片のケーブルクリップとの正面図である。
図4は第二実施例の形態でケーブルクリップの挿通孔に釘B型の固定具を先端より挿入した斜視図である。
図5は第二実施例の形態で図3、図4のケーブルクリップで同軸ケーブルを石膏ボード13に止着する工程の正面図、d)図は固定具付ケーブルクリップAにケーブルを収める図、e)図は固定具付ケーブルクリップAにケーブルを保持し石膏ボード面に接した状態、f)図は固定具付ケーブルクリップAの釘B型の固定具2を石膏ボード13面に打ち込こみ、石膏ボード13内の先端部12より胴部11の状態を点線で表した図である。
図6は第二実施例の形態で釘B型の固定具2をケーブルクリップ1取付片の傾斜挿通孔7より石膏ボード13面に打ち込こみ、石膏ボード13内の先端部12より胴部11の状態を点線で表した正面図である。
図7は第二実施例の形態でg)図は図3ないし図6と異なるケーブルクリップの形状で、Fケーブル用片サドルを用いて釘B型の固定具2を石膏ボード13面に打ち込こみ、石膏ボード13内の先端部12より胴部11の状態を点線で表した正面図、h)図は両サドルにCVケーブルを保持し両取付片の釘B型の固定具2を石膏ボー13ド面に打ち込こみ、石膏ボード13内の先端部12より胴部11の状態を点線で表した正面図である。
図3ないし図7に示す如く、1はケーブル保持部がU字状で同軸ケーブル等を保持するケーブルクリップ、1AはFケーブル等を保持する目的としたケーブル用片サドル及び1BはCVケーブル、配管等を保持を目的とした両サドルでLANケーブル、アンテナケーブル又は電気配線等を保持し止着する、2は第一実施例記載の釘B型の固定具、3は釘Bの釘型の固定具2の首部10付近より胴部11、先端部12にかけて溶解し、塗布したホットメルト形接着剤である。
4はケーブルをU字状の保持する部分、5は取付片上部、8は取付片下部で取付片上部5より取付片下部8にかけて釘B型の固定具2を挿入する垂直挿通孔6と傾斜挿通孔7を設ける、
また、9は釘型の固定具の頭部、13は石膏ボードである。
図3ないし図6の固定具付ケーブルクリップAについて、ケーブル保持部4に同軸ケーブル15、LANケーブル及び電気配線工事等に用いる配線ケーブルをU字状の保持部4で保持し、壁面、天井面に打ち付け、止着のケーブルクリップ1において、当該ケーブルクリップ1の取付上部5に設けた垂直挿通孔6又は傾斜挿通孔7に固定具2を先端部12より挿入した状態の固定具付ケーブルクリップA。
ここで、釘B型の固定具2は第一実施例記載で示した如く、接着剤のホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤3を溶解し、溶解したホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤3を用いて、頭部9を有する釘Bの首部9付近より先端部12にかけて、塗布し形成である。
また、ケーブルクリップ1の取付片上部5より取付片下部8にかけて設けた垂直挿通孔6又は傾斜挿通孔7に固定具2の先端より中ほどまで挿入して装着する、挿入にあたり垂直挿通孔6に挿入か、傾斜挿通孔7に挿入してもよく、夫々作業状況によって使い分けることができる。
上記の構成により第二実施例の説明をする。
したがって、図3ないし図6に示す石膏ボード13の壁面に同軸ケーブル15の配線工事において、図4、及び図5のd)図、e)図、f)図に示すように固定具付ケーブルクリップAの取付片上部5の垂直挿通孔6に固定具2の先端部12より挿入し、U字状ケーブル保持部4に同軸ケーブル15を保持し、石膏ボード13の壁面に図5のe)図、f)図のように固定具付ケーブルクリップAの取付片下部8の面を石膏ボード面13の面に接し、固定具2の頭部9を打ち続けて、固定具2の先端部12から胴部11を石膏ボード内に打ち込むと先端部12と胴部11に、塗布したホットメルト形接着剤3は石膏ボード13内のホットメルト形接着剤3の表面は剥がれ、弾力を有しながら石膏ボード内の素材と接した状態となり、打ち込まれた石膏ボード13内の素材と接し摩擦力が高くなり、固定具2の止着力の抵抗が増大し、固定具2の引抜に対し通常の釘より止着力が高いものである、よって石膏ボード13面の配線が容易にできる作業となる。
なお、固定具付ケーブルクリップAを石膏ボード13とともにALC面の配線工事においても強い止着力を発揮し、固定具付ケーブルクリップAの固定具2をALC面に打ち込むと石膏ボード13面よりALC面での止着力は強く抜けにくい効果となるものである。
また、木材等に打ち込むことは無論のこと引き抜き強度は高抵抗効果である。
また、図6は第二実施例の形態で固定具付ケーブルクリップAの取付片上部5から取付片下部8にかけて設けた傾斜挿通孔7に固定具2を先端部12より挿入し石膏ボード13面又はALC面に打ち込む正面図である。
よって、固定具2は石膏ボード13内又はALC内に傾斜状に固定具2の先端部12より胴部11が打ち込むことで、石膏ボード13内にALC内に傾斜に打ち込まれることで、固定具付ケーブルクリップAの上への引抜力に対して抵抗力が高くなるとともに、塗布したホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤の引き抜きに対する抵抗力との相乗効果により面に対する止着が極めて強く配線工事となる、特に天井面に対しての配線工事に効果を発揮するものである。
また、図7は第二実施例の形態でg)図は固定具付Fケーブル片サドル1Aを用いて石膏ボード13面に打ち込む正面図、h)図は固定具付両サドルにCVケーブル17を保持し両取付片に固定具を石膏ボード13面に打ち込む正面図である。
図7のg)図、h)図に示す前記(図3ないし図6記載)の固定具付ケーブルクリップAの形状の異なる固定具付ケーブルクリップAにおいて、図7のg)図は配線用Fケーブル16をケーブル用片サドル1Cの内側で保持し壁面等に止着する配線工事用のサドルにサドルの一端の取付片に垂直挿通孔6と傾斜挿通孔7を設けて、垂直挿通孔6に固定具2を挿入し、打ち込み止着する固定具付ケーブル片サドルAである。
また、図7のh)図は配管材又はCVケーブル17等の配線工事に用いる両端に取付片を設けた両サドル1B、両サドル1Bの取付片に垂直挿通孔6と傾斜挿通孔7を設けた固定具付両サドル、当該固定具付両サドルの一方の取付片端に垂直挿通孔6に固定具2を挿入し、もう一方取付片端に傾斜挿通孔7に固定具2を挿入し、夫々を打ち付け両サドル1Bを石膏ボード面13に止着することで、引抜力に対し不均衡に力が働くことで設置面から抜けにくくなるとともに、固定具2の止着力強さと合わせ持ち非常に高い止着の抵抗力となる。
また、本考案の第三実施例の形態について、図8を参照して説明する。
図8は本考案の第三実施例の形態のステップル型固定具の図でi)図は金属線をU字状に形成したステップルCの脚部にホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤31を溶解し、塗布したステップル型固定具の正面図、j)図は縦断面図である。
図8に示すが如く、金属線をU字状に形成したステップルCの両脚部14の脚部から先端部121にかけてホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤31を溶解し、塗布したステップル型固定具21である。
上記の構成により第三実施例の説明をする。
したがって、ステップル型固定具21の先端部121を石膏ボード13面又はALC面に接し、頭部91を金槌等で打ち石膏ボード13内又はALC内に打ち込む、よって図11に示すように、ステップル型固定具21の両脚部14が石膏ボード13内又はALC内に打ち込まれるとステップル型固定具21の両脚部14と先端部121に塗布したホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤31の周囲、表面は石膏ボード13内又はALC内の素材と接しながら剥がれたりし、粗雑面となり、さらにホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤31の弾力性と密接し高い接触抵抗力となり、両脚部14すなわち2本の脚部により強い抜け止め効果をとなる。
また、本考案の第四実施例の形態について、図9ないし図11を参照して説明する。
図9は本考案の第四実施例の形態で前記(0037)記載のステップル型固定具21の先端部121をケーブルクリップの両取付片に設けた垂直挿通孔6の挿通孔に挿入する斜視図である。
図10は第四実施例の形態でステップル型固定具21をFケーブルクリップに装着したテップル型固定具付ケーブルクリップAにFケーブルを保持した正面図である。
図11は第四実施例の形態でテップル型固定具付ケーブルクリップAにFケーブルを保持して石膏ボード面に打ち込こみ、石膏ボード13内の両脚部14の状態を点線で表した正面図である。
図9ないし図11に示すが如く、図9より第三実施例記載のステップル型固定具21を用いて、Fケーブル等の配線材を保持するFケーブルクリップ1Cの両端のステップル取付片51に垂直挿通孔6を設ける、
よって、ステップル取付片51の垂直挿通孔6にステップル型固定具21の両脚部14を挿入した固定具付ケーブルクリップA。
上記の構成により第四実施例の説明をする。
したがって、石膏ボード13又はALC面又は木材面などの壁面にFケーブル16の配線工事において、図10、図11よりステップル型固定具21をFケーブルクリップ1Cに装着し、Fケーブル16をFケーブルクリップ1CのU字状のケーブル保持部4で保持しながら石膏ボード13又はALC面又は木材面などにステップル型固定具21の先端部121に接し、ステップルCの頭部91を金槌で打ち込み壁面又は天井面にFケーブル16を止着する、
石膏ボード面13又はALC面より打ち込まれる状態は、図11に示すように石膏ボード13内又はALC内に打ち込まれた先端部121及び両脚部14に塗布したホットメルト形接着剤31又は反応性ホットメルト形接着剤の周囲の表面は部分的に剥がれ、変形し粗雑面となり、さらにホットメルト形接着剤31又は反応性ホットメルト形接着剤の弾力を有して、石膏ボード13内又はALC内の素材と密接に接することで接触抵抗力が高くなり、石膏ボード13面又はALC面に強い止着力となり、安定した状態でケーブル配線工事により効率を高めることができる。
また、ホットメルト接着剤31は耐熱性に欠けることから、再加熱にたいし溶解しないことで耐熱性に優れている反応性ホットメルト接着剤を用いて両脚部14より先端部121に溶解して塗布し形成をすることで止着面が高温の壁面及び天井面等に利用ができ優れた固定具2となるものである。
なお、ホットメルト形接着剤31又は反応性ホットメルト接着剤とは別に、前記釘Bの首部10また胴部11より先端部12又はステップルCの先端部121より両脚部14にかけて塗布する接着剤に合成樹脂系のエラストマー系接着剤又は熱硬化性樹脂系接着剤を用いて塗着し、形成した固定具付ケーブルクリップ。
なお、上記した本考案のステップル型固定具21を同様にALC面に打ち込むと石膏ボード13面に打ち込みと同様に作用をし、止着力は石膏ボード13面よりALC面の止着力が非常に強く、より引抜力の抵抗は高抵抗力となるものである。
Aは固定具付ケーブルクリップ
Bは釘
Cはステップル
1はケーブルクリップ
1Aはケーブル用片サドル
1Bは両サドル
1CはFケーブルクリップ
2は釘型の固定具
21はステップル型固定具
3、31はホットメルト接着剤又は反応性ホットメルト接着剤
4はU字状のケーブル保持部
5、5A、5Bは取付片上部
51はステップル型固定具取付片
6は垂直挿通孔
7は傾斜挿通孔
8は取付片下部
9は釘型の頭部
91はステップル型固定具の頭部
10は釘型の首部
11は釘型の胴部
12は先端部
121はステップル型固定具の先端部
13は石膏ボード
14は両脚部
15は同軸ケーブル
16はFケーブル
17はCVケーブル

Claims (4)

  1. 釘の首部又は胴部より先端部にかけてホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤を溶解し、塗布したことを特徴とする固定具。
  2. 請求項1記載の固定具と配線ケーブルを保持するU字状の保持部を形成し、片側に取付片を備えたケーブルクリップを用いて、前記取付片に挿入孔を設け、前記挿入孔に前記固定具の先端部を挿入し、装着したことを特徴とする固定具付ケーブルクリップ。
  3. 金属線をU字状に形成し、前記U字状の頭部と連接された両脚部にホットメルト形接着剤又は反応性ホットメルト形接着剤を溶解し、塗布したことを特徴とする固定具。
  4. 請求項3記載の固定具と配線ケーブルを保持するU字状の保持部を形成し、両端に取付片を設けたケーブルクリップを用いて、前記取付片に挿通孔を設け、前記挿通孔に前記固定具の両脚部を挿入し、装着したことを特徴とする固定具付ケーブルクリップ。
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