JP3212613B2 - 部屋を冷却するための方法及びその装置 - Google Patents

部屋を冷却するための方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求の範囲第1項の上位概念による部屋を
冷却するための方法及びその方法を実施するための装置
に関する。
この種の方法及び装置は、特に天井領域に配置されか
つ通常は主冷凍ユニットで冷却された熱交換媒体が流さ
れる冷却部材を用いて部屋を冷却することが知られてい
る〔例えば、H.Sokolean著、「可能な限り快適な空間を
達成するための天井冷却技術」(8/92,p.49−53,B+L V
erlags AG,Schlierenスイス国)〕。この場合、冷却
は、部屋内の空気と冷却部材の対流する熱との交換によ
って、特に部屋内にある物体と冷却部材の直接的な放射
熱の交換によって行われる。
そのような冷却部材の冷却能力は、その表面温度を露
点以下に冷却してはならないという事実によって制限さ
れる。何故なら、通常部屋を使用している間の時間と一
致する冷却相の間、凝縮液が形成されるからである。露
点以下に冷却し、そして形成された凝縮液を凝縮液チャ
ンネル或いはトレーを用いて排出することが提案されて
いるが(国際公開91/13 294号公報)、空調された部屋
を使用している間に凝縮液が形成されることは、常に問
題となりかつ望ましくないということは理解できるにち
がいない。
また、ドイツ国特許公開第28 02 550号明細書から乾
燥及び冷却した空気のための装置が周知である。この装
置では、空気がファンによって冷却部材越しに吸い込ま
れ、この冷却部材は一時的に凝固点以下まで冷却され、
そして短い再生相の間、熱によって堆積した霜が溶かさ
れる。しかしながら、そのような装置は、空調されるべ
き部屋内で使用することには適しておらず、従って、強
制的な対流によって空気を運ばせることを必要とし、こ
のことは望まないドラフトを生じさせる。
通常広く存在する大気中の水分の露点は約12℃〜15℃
であるので、冷却されるべき部屋に配設された従来の冷
却部材において、仮に凝縮物の形成が避けられるなら
ば、その冷却部材の許容できる温度と、約22℃の所望の
部屋温度との差が非常に小さく、かつそれに相応して達
成できる冷却能力は極めて低い。結果として、非常に大
面積の冷却面が必要とされ、このことは、比較的に高い
コストを必要とし、そして内部の形状の自由度を制限す
る。
そこで、本発明の目的は解決策を提供せんとするもの
である。本発明は、請求の範囲の特徴事項に記載したよ
うに、冷却部材の温度がもはや露点により制限されない
ような部屋を空調するための方法を提供する。その際、
根底にある思想は、空調された部屋を使用している時間
に殆ど一致する冷却相の間、冷却部材に堆積する凝縮液
を急速に氷結し、その結果、凝縮水が形成されるという
問題がないという程度まで、その冷却部材を冷却するこ
とにある。
一般に部屋が使用されていない時選択される再生相の
間、凍結した凝縮物は溶けて排出される。
本発明によって達成される利点は、特に、冷却部材の
温度が所望の温度と同じくらい低く設定できるという事
実と関連づけられる。結果として、たとえ空調されるべ
き部屋との熱交換が放射熱、即ち、自由な対流によって
行われるとしても、小さな冷却面であっても非常に高い
冷却能力を得ることができる。さらにこの作用は、氷
が、赤外線領域における黒色の物体の放射特性に非常に
近似した放射特性を有し、そして冷却部材を凍結するこ
とが、空調された部屋内で直接或いは間接的に物体と放
射熱の交換を行うことにおいて完全に有利な作用を有し
ている。その結果、冷却部材を小さくすることができ、
それによって、勿論コストも低減でき、さらに、もはや
内部形状に考慮されるべき要素として上述の制限された
役割をはたす必要はない。
それに加えて、今日までに提起された難点のさらなる
問題の1つは、部屋を空調する一般的な方法によって解
決され、かつ単に部屋内の空気を交換することによって
処理できる。しかしながら、この問題は追加の設備を必
要とし、形成される望まないドラフトのリスクを伴う。
特に、人が密集して相当長い時間部屋を使用する場
合、部屋内の空気の湿度が急速に増加する。このことは
不愉快なものとなり、しばしば窓を開放することによっ
てこの状況を改善しようと試みられる。しかし、窓を開
放することは、夏時期においては、外気中の高い湿気に
より問題をさらに悪化させることになる。最終的に、外
気中の高い湿気は、相対的に高い温度における冷却部材
でさえも凝縮液を形成する危険があり、さらに露点をモ
ニターすることによって冷却装置が完全にスイッチオフ
される危険がある。その結果、最も緊急を要する時に冷
却が中断される。
これに対して、本発明による方法では、大気中の水分
は、冷却部材で凝縮液を氷結することによって凝結され
る。その結果、部屋内の空気は乾燥したままであり、部
屋内の状態を相当快適にし、上述した種の難点を全く生
じさせない。
以下に、代表的な実施形態を示すにすぎない図面を参
照して本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明による方法によって空調される部屋を
概略的に示す断面図であり、 図2aは、本発明による方法を実施するための本発明に
よる装置の第1実施形態を示す平面図であり、 図2bは、図2aの装置のB−B線に沿った横断面図であ
り、 図3aは、本発明による方法を実施するための本発明に
よる装置の第2実施形態を示す平面図であり、 図3bは、図3aの装置のB−B線に沿った横断面図であ
り、 図4aは、本発明による方法を実施するための本発明に
よる装置の第3実施形態を示す平面図であり、 図4bは、図4aの装置のB−B線に沿った横断面図であ
る。
空調すべき部屋1(図1)は、人及び機器のような熱
放射物を有し、この熱放射物は、孔が設けられた天井2
を通して冷却装置と熱を交換する。この冷却装置は、少
なくとも1つの冷却部材3と凝縮液トレー7とを備え、
冷却部材3は、供給ライン4と還流ライン5とを介して
直接或いは間接的に冷凍ユニット6に接続されている。
また、垂直方向において冷却部材3の下方に配設された
凝縮液トレー7は、冷却部材より僅かに大きな表面積を
有し、かつ排出管8を備えている。冷却装置は孔が設け
られた天井2の上方に配設されている。
しかしながら、例えば凝縮液トレー7を天井2と一体
化し、天井パネルと置き換えることも可能である。特に
冷却部材から約20〜30cmの間隔を置いて冷却装置の上方
に、コンクリート或いはブラスター製の天井或いは中間
天井9が形成されていることが好ましい。
冷却相の間、冷却部材3は凝固点以下まで、少なくと
も−5℃に冷却される。しかし、冷却部材3をこの温度
以下よりもはるかに低い温度まで、例えば−40℃に冷却
することが好ましい。通常は、冷却後まもなくすると、
凝縮液が冷却部材3上に落ち、この凝縮物が直ちに氷に
なり、凝結する。部屋1の冷却は、主に、中間天井9を
介して放射熱の交換によって行われる。凍結した冷却部
材が、赤外線領域における理想的な黒色の物体に非常に
近似しかつ中間天井9から放射する放射熱を高い効率で
吸収するので、中間天井9は直接的な放射熱交換により
凍結した冷却部材で強力に冷却される。冷却部材自体
は、その温度が非常に低いため、中間天井9に向けて熱
をあまり放出しない。
他方で、中間天井9は、孔が設けられた天井2を通し
て部屋1、特にこの部屋1内の熱放射物と放射熱を交換
し、熱放射物から放射される放射熱の一部を吸収する。
孔が設けられた天井2自体は、その温度が低いため、そ
の天井2が吸収する熱よりも少ない熱を放射する。中間
天井9に到達した放射熱の一部は勿論反射し、そしてそ
の一部は冷却部材3によって吸収される。凝縮液トレー
7もまた、冷却部材3と交換した放射熱によって冷却さ
れ、凝縮液トレー7自体は、部屋1と交換した放射熱に
よって部屋1を冷却することに役立つ。しかしながら、
通常、凝縮液は凝縮液トレーの下側に形成されるので、
凝縮液トレー7の外側の温度を露点まで下げてはいけな
い。図1において、放射による熱交換を直線の矢印によ
って示す。
それに加えて、部屋1の対流よる熱の交換が行われ
る。この熱交換は、特に中間天井9と行われ、冷却装置
とも直接的に行われる。図1において、上昇する温かい
空気を実線の曲線の矢印で示し、下降する冷たい空気を
破線の曲線の矢印で示す。しかしながら、対流は、単に
二次的な役割を果たす。
冷却部材3と、60゜の温度に達する部屋1との大きな
温度差のため、周知のごとくT4の法則に従う放射熱交換
の冷却効果は非常に高い。結果として、小さな冷却部材
3でさえも強力な冷却効果を達成できる。さらに、過剰
の大気中の湿気が冷却部材3上に結露し、そして氷にな
るので、部屋1内の空気はいつでも、比較的に乾燥して
いる。これにより、最も快適な部屋の状態が、他の手段
なしに生じる。
長い冷却相の間、比較的に大量の氷が冷却部材上に凝
結する。この氷は、再生相の間溶かして排出しなければ
ならない。通常この再生相は、部屋1が使用されていな
い間に行われる。通常、氷を溶かすことは冷凍ユニット
を止め、冷却部材3上に堆積した氷を周辺の大気と熱交
換することによって溶かすことで十分である。しかし、
冷却部材3を加熱することによって急速に再生すること
も可能である。溶かされた水は凝縮液トレー7によって
受けられ、そして排出管8を経て排出される。氷が完全
に溶けた後で、或いは氷が部分的に溶けた後でも、冷却
装置は再び使用することができる。
冷却装置の第1実施形態(図2a,b)では、冷却部材3
は鋼板製の蒸発器として形成されている。この部材は、
断熱された供給ライン4と同様な還流ラインを介して冷
凍ユニット6に接続されている(図1)。この場合、冷
凍ユニットは凝縮器として形成されている。液状の冷
媒、例えばフレオンは、供給ライン4を通して蒸発器内
に案内され、この供給ライン4と還流ライン5を接続す
る蛇行した通路10内で蒸発し約−40゜の温度に冷却部材
を冷却する。蒸気は還流ライン5を通って冷凍ユニット
6に戻り、そしてそこで熱を奪われて凝縮される。
冷却部材3の下方に配設された凝縮液トレー7は、鋼
製の外側シュル11と、の外側シュル内に挿入された内側
シュル12とを備えている。外側シュルの外面には、そこ
でよく吸収するために粉体塗装が施されている。また、
内側シュル12は、ポリウレタン、石綿或いは低熱伝導性
のその他の材料からなっている。内側シュルの内側に
は、反射性の金属フォイルからなるライニングが設けら
れている。上述したような構造とすることで、一般に凝
縮液トレー7の外面が露点以下に冷却されると防止され
る。これらの措置では十分でない場合、外側シュル11に
僅かな熱を加えてもよい。凝縮物の排出を容易にするた
めに、凝縮液トレー7は、排出管8の方向に僅かに傾斜
している。
中間天井9を介して部屋1との冷却部材3の放射熱交
換を促進するために、冷却装置が、中間天井の下方に間
隔を置いて配設されている。冷却部材3の上方に位置す
る中間天井9部分は、その冷却部材と放射熱交換するこ
とによって強力に冷却され、そしてその部分自体は、放
射熱交換によって部屋1を冷却する。この効果は、中間
天井9における熱伝導によって助長される。中間天井9
との放射熱交換は、(少なくとも、未だ氷が形成されて
いない冷却相の初期相において)冷却部材3がその表面
によく吸収する塗装を備えていることによってさらに促
進される。これに対して、凝縮液トレー7の方向を向い
た冷却部材の下面は、特に反射するように形成されてい
る。
冷却装置の第2の実施形態では(図3a,b)、冷却部材
3がU字形に曲げられた鋼製の管として形成されてお
り、この管を通って冷凍ユニット6(図1)内で約−40
゜の温度に冷却された塩水が案内される。中間天井9と
の放射熱交換を強めるため、鋼製の管13はその上面に鋼
プレート14を支持し、このプレートに鋼製の管が溶接さ
れている。この鋼プレートの上面を艶消し黒色で被覆す
ることができる。
凝縮液トレー7は、基本的に第1の代表的な実施形態
による構造と同じであるが、しかし、この凝縮液トレー
は、その長手方向に平行に延在する旋回可能なスピンド
ル15に固定されている。従って、凝縮液トレーは、冷却
部材3の下方の位置から約90゜(矢印)まで側方に旋回
できる。その時、冷却部材3は露出し、部屋1内の物と
直接放射熱交換を行うことができる。これにより、例え
ば冷却相の初期に過熱された部屋を冷却する時に望まれ
るような、著しく強力な冷却作用が達成できる。凝縮液
トレーの旋回の間、どんな残余の凝集液も流れ出ないよ
うに、凝縮液トレー7の縁部は僅かに湾曲している。
冷却装置の第3の実施形態において、凝縮液トレー7
は、例えば椀形の浅いシェルとして形成されている。冷
却部材3は銅製の管の一部分で形成され、この管の一部
分は2重の渦巻体16を形成するように曲げられ、そして
凝縮液トレー7の中央部において断熱性の供給ライン4
及び同様な還流ライン5に移行する。2重の渦巻体16は
外側の端部に通気弁を備えていてもよい。銅製の管16の
端部には、迅速操作可能な2つのカップリング18を介し
て同種の断熱性のホース19が連結されている。このホー
スは、管17内を通って、床20とコンクリート基礎(図示
せず)と間に位置する床空洞部21に案内され、固定に敷
設された管に連結されているこの管は、冷凍ユニット6
(図1)との接続を行ない、冷媒としての塩水或いはグ
リコールを案内する。凝縮液トレー7の中央部にはフィ
ルター22が設けられ、このフィルター22には溶けた水用
の排出管8が接続されている。この排出管8は収集タン
ク23まで通じている。凝縮液トレー7は、原理的には、
第1実施形態と同じ構造に形成されている。しかしなが
ら、このトレーは、照明部材、即ち反射板の上方で回動
する、間接的な照明のための蛍光管25を支持している。
勿論、付加的な照明部材を直接的な照明のために設けて
いてもよい。
管17は、それを取囲むベースプレート26と共にスタン
ド27を形成し、このスタンドは冷却部材3と凝縮液トレ
ー7とを支持する。ベースプレート26は、その下側にお
いて床部材28を担持し、この床部材は、それを例えば通
常の床部分と置き換えて、床20の種々な位置に使用する
ことができる。ベースプレート26の幾分上方において、
管17が僅かな開口部29を有している。この開口部はカバ
ーによって閉鎖可能であり、その背後には、迅速操作可
能なカップリング18と収集タンク23が位置する。
この実施の形態では、冷却装置を他の場所に移動する
ことが、迅速操作可能なカップリング18を開放し、床部
材28を備えたスタンド27を床20から持ち上げ、そして普
通の床部材と取り代えることで非常に容易に可能であ
る。その結果、冷却装置は床の他の位置で使用でき、再
び迅速操作可能なカップリング18を介して断熱性のホー
スに連結され、このホースは固定に敷設された管との接
続を行う。このことは、単一の冷却装置を、例えば1つ
の作業位置に割り当て、そして必要な場合にはこの作業
位置と共に冷却装置を移動する可能性を提供する。その
場合、可能な限り広く部屋全体を冷却することが必要で
はなく、作業位置付近を快適な気温にするために、比較
的にコストを低減し、どんな環境の下でもエネルギーの
消費を十分に低減することを可能にする。実施例で言及
したように、作業位置の照明は冷却装置内に同時に組み
込まれ、この様式で作業位置冷却機として形成される。
冷却装置のコンパクトな形状によって、本発明による方
法が提供する高い冷却能力の特に有利な様式で使用され
る。
上述した形態は、さまざまな方法で変形することがで
きる。例えば、収集タンク23の代わりに、さらに高速操
作できるカップリングを備えることができ、このカップ
リングは排出管を別のホースに連結し、また、中空床内
に設けられた凝縮物排気管に連結されている。
凝縮液トレーには、空間における冷却効果の分散を促
進するために、冷却部材或いは熱放射用の偏向板の上方
に配設された、固定されかつ調整可能な反射板が設けら
れており、また、照明のために偏向部材を設けることも
可能である。
さらなる変形例は、冷却部材としての2重の渦巻体16
の代わりに蒸発器或いはペルチェ素子を使用することで
ある。このペルチェ素子は、(特に、収集タンクが溶か
された水のために使用され、時折このタンクを空にさせ
る必要がある場合に)冷却部材を冷凍ユニットに連結す
るための供給ライン4及び還流ライン5をホースによっ
て部分的に製造することを必要とせず、そしてこのライ
ンの全部または一部をケーブルとして形成し、さらに、
電気分野における差込み継手に類似した差込み継手によ
って適当な冷却設備に接続することを可能にする。この
冷却設備は、例えば各部屋に熱交換器を備えており、こ
の熱交換器から、1つ或いは多数のペルチェ素子によっ
て発生した熱が冷却を用いて冷凍ユニットに運ばれる。
この場合、スタンドは平坦な基部を備えることができ、
その結果、冷却装置は、スタンドランプのように部屋内
で自由に位置を変えることができる。
冷却部材としてペルチェ素子の使用は、作業位置可変
式冷却機の場合には特に有利であるが、勿論、固定式冷
却装置の場合にも可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−10851(JP,A) 特開 平4−190027(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部屋(1)の内部に配設された、少なくと
    も1つの冷却部材(3)を用いて部屋(1)を空調する
    ための方法において、 冷却すべき部屋(1)と冷却部材(3)との熱交換を放
    射熱交換によって行い、この時冷却相と再生相とを交互
    に行い、その際、冷却相の間、冷却部材(3)に形成さ
    れる凝縮液が凍結するように、冷却部材の濃度を調節
    し、そして再生相の間、冷却部材に凍結した凝縮物が溶
    9けるように、冷却部材の温度を調節することを特徴と
    する、部屋を空調するための方法。
  2. 【請求項2】再生相の間、溶けた凝縮液を受けて排出す
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】冷却相の間、冷却部材(3)の温度をせい
    ぜい−2度の温度に設定することを特徴とする、請求の
    範囲第1項または第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】再生相の間、冷却部材(3)のスイッチを
    切ることを特徴とする、請求の範囲第1項から第3項ま
    でのいずれか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】冷却部材(3)を、冷却すべき部屋(1)
    の天井領域に配設することを特徴とする、請求の範囲第
    1項から第4項までのいずれか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】冷却すべき部屋(1)と冷却部材(3)と
    の熱交換を、主として、冷却部材(3)の上方に位置す
    る表面領域を介して放射熱交換によって行うことを特徴
    とする、請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1
    つに記載の方法。
  7. 【請求項7】冷却部材(3)と凝縮液トレー(7)とを
    備え、この凝縮液トレーが、垂直方向において冷却部材
    の下方に配設されている、請求の範囲第1項から第6項
    までのいずれか1つに記載の方法を実施するための装置
    において、 凝縮液トレー(7)の外面が、冷却部材(3)の方向を
    向いたその内面に対して断熱されていることを特徴とす
    る装置。
  8. 【請求項8】凝縮液トレー(7)の外面が、熱を吸収す
    るように形成されていることを特徴とする、請求の範囲
    第7項に記載の装置。
  9. 【請求項9】凝縮液トレーの(7)内面が、熱を反射す
    るように形成されていることを特徴とする、請求の範囲
    第7項または8項に記載の装置。
  10. 【請求項10】冷却部材(3)の上面が熱を吸収するよ
    うに形成され、凝縮液トレー寄りの下側が熱を反射する
    ように形成されていることを特徴とする、請求の範囲第
    7項から第9項までのいずれか1つに記載の装置。
  11. 【請求項11】凝縮液トレー(7)の少なくとも一部
    が、冷却部材(3)の下方に垂直にある領域から外へ旋
    回できるか或いは移動できることを特徴とする、請求の
    範囲第7項から第10項までのいずれか1つに記載の装
    置。
  12. 【請求項12】冷却部材(3)と凝縮液トレー(7)と
    がスタンド(27)に支持されており、このスタンドが床
    (20)に支持可能であることを特徴とする、請求の範囲
    第7項から第11項までのいずれか1つに記載の装置。
  13. 【請求項13】冷却部材(3)が、少なくとも1部が可
    撓性の材料からなる、供給ライン(4)と還流ライン
    (5)とを介して冷凍ユニット(6)に連結されている
    ことを特徴とする、請求の範囲第7項から第12項までの
    いずれか1つに記載の装置。
  14. 【請求項14】冷却部材が管、蒸発器或いはベルチェ素
    子として形成されていることを特徴とする、請求の範囲
    第7項から第13項までのいずれか1つに記載の装置。
JP51772097A 1995-11-03 1996-11-01 部屋を冷却するための方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3212613B2 (ja)

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CH3119/95 1995-11-03

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JPH10506705A JPH10506705A (ja) 1998-06-30
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