JP3212484U - ペット用ケージ及びペット用連結ケージ、連結部品セット - Google Patents

ペット用ケージ及びペット用連結ケージ、連結部品セット Download PDF

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Abstract

【課題】拡張性が高いペット用ケージ及びペット用連結ケージと、連結部品セットを提供する。【解決手段】底部と、底部の上面側の周辺部に設けられた周壁部と、周辺部であって周壁部よりも外側に設けられた周端部15とを有するトレー1と、トレー1の周端部上に配置されるケージ本体とを備える。ケージ本体は、周端部15のうち第1の周端部上に配置される右側面パネル37と、周端部15のうち第1の周端部とは異なる方向に面する第2の周端部上に配置される後面パネル33と、を有する。後面パネル33は複数本の線材331を格子状に組み合わせた線材パネルである。右側面パネルと第1の周端部の側面15cとの間の距離をL1とし、後面パネル33の複数本の線材331のうち隣り合う線材間の距離をL2としたとき、L1×2≦L2である。【選択図】図7

Description

本考案は、ペット用ケージ及びペット用連結ケージ、連結部品セットに関する。
この種の従来の技術として、例えば特許文献1に開示されたものがある。即ち、特許文献1には、愛玩動物用畜舎の底板の前面壁に係合突起と、この係合突起が嵌る大きさの係合穴を少なくとも一対形成しておくことが記載されている。そして、特許文献1には、2枚の底板を使用して2頭用の畜舎を組み立てる場合は、各底板の前面壁を互いに向い合せて押し付けることにより、一方の底板の係合突起を他方の底板の係合穴に嵌めて、2枚の底板を結合することが記載されている。
実公平04−24931号公報
特許文献1に記載された従来の技術において、2枚の底板同士を連結する係合突起と係合穴は、底板の前面壁にのみ設けられている。このため、底板の連結可能な方向は係合突起と係合穴とを有する前方向に限定されており、横方向や後方向には連結できない。
また、連結できる底板の枚数も限定されている。このように、特許文献1に記載された従来の技術は、底板の連結可能な方向が限定されており、拡張性の自由度が低いという問題がある。
そこで、この考案はこのような事情に鑑みてなされたものであって、拡張性が高いペット用ケージ及びペット用連結ケージ、連結部品セットの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の一態様に係るペット用ケージは、底部と、前記底部の一方の面側の周辺部に設けられた周壁部と、前記周辺部であって前記周壁部よりも外側に設けられた周端部とを有するトレーと、前記トレーの周端部上に配置されるケージ本体とを備え、前記ケージ本体は、前記周端部のうち第1の周端部上に配置される第1のパネルと、前記周端部のうち前記第1の周端部とは異なる方向に面する第2の周端部上に配置される第2のパネルと、を有し、前記第2のパネルは複数本の線材を格子状に組み合わせた線材パネルであり、前記第1のパネルと前記第1の周端部の側面との間の距離をL1とし、前記第2のパネルの前記複数本の線材のうち隣り合う線材間の距離をL2としたとき、L1×2≦L2であることを特徴とする。
また、本考案の一態様に係るペット用連結ケージは、上記の、複数個のペット用ケージと、連結部品とを備え、前記複数個のペット用ケージのうちの第1のペット用ケージの前記第1のパネルは、ペットが出入りするための開口部を有する第1の開口パネルであり、前記複数個のペット用ケージのうちの第2のペット用ケージの前記第1のパネルは、ペットが出入りするための開口部を有する第2の開口パネルであり、前記第1の開口パネルと前記第2の開口パネルは互いに向い合った状態で前記連結部品で連結されていることを特徴とする。
また、本考案の一態様に係る連結部品セットは、上記ペット用ケージのうちの前記第1のパネルとして用いられ、ペットが出入りするための開口部を有する第1の開口パネルと
、前記ペット用ケージのうちの前記第1のパネルとして用いられ、ペットが出入りするための開口部を有する第2の開口パネルと、前記第1の開口パネルと前記第2の開口パネルとを互いに向い合わせた状態で連結する連結部品と、を備えることを特徴とする。
本考案によれば、拡張性が高いペット用ケージ及びペット用連結ケージ、連結部品セットを提供することができる。
第1実施形態に係るペット用ケージ50の構成例を示す図である。 第1実施形態に係るペット用ケージ50の構成例を示す図である。 トレー1の構成例を示す図である。 トレー1の構成例を示す図である。 バックル5の構成例を示す図である。 ケージ本体3がトレー1に固定された状態を示す図である。 ペット用ケージ50における距離L1、L2を示す図である。 第1実施形態に係るペット用連結ケージ100の構成例を示す図である。 第1実施形態に係るペット用連結ケージ100の構成例を示す図である。 横方向連結部品セット60の構成例を示す図である。 第1の開口パネル61の構成例を示す図である。 第1の連結部品63の構成例を示す図である。 第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとの連結部を示す図である。 第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとの連結部を示す図である。 ペット用連結ケージ100における距離L2、L3を示す図である。 第1の連結部品63と第2の連結部品64の変形例を示す図である。 第1実施形態の変形例に係るペット用連結ケージ200の構成例を示す図である。 第2実施形態に係るペット用連結ケージ300の構成例を示す図である。 縦方向連結部品70の構成例を示す図である。 第2実施形態に係るペット用連結ケージ400の構成例を示す図である。 第2実施形態の変形例に係るペット用連結ケージ500の構成例を示す図である。
以下、本考案の実施形態を、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する各図において、同一の構成を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<第1実施形態>
〔構成〕
(1)ペット用ケージ
図1及び図2は、本考案の第1実施形態に係るペット用ケージ50の構成例を示す図である。詳しくは、図1は斜視図、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図、図2(c)は底面図、図2(d)は左側面図、図2(e)は右側面図である。図1及び図2に示すペット用ケージ50は、例えば犬猫等のペットの居住空間を形成するためのものである。このペット用ケージ50は、トレー1と、トレー1の上面側に配置されるケージ本体3と、ケージ本体3とトレー1とを固定する複数個のバックル5と、を備える。
(1.1)ケージ本体
図1及び図2に示すように、ケージ本体3は、前面パネル31と、後面パネル33と、
左側面パネル35と、右側面パネル37と、天井パネル39とは、複数個の第1のジョイント部品41と、複数個の第2のジョイント部品43と、複数個のコーナージョイント部品45と、複数個のヒンジ型ジョイント部品47と、第3のジョイント部品49とを有する。
これらのうち、前面パネル31と、後面パネル33と、左側面パネル35と、右側面パネル37と、天井パネル39とは、それぞれ、複数本の線材を格子状(即ち、縦横に一定の間隔で交差する形状)に組み合わせた線材パネルである。即ち、前面パネル31は複数本の線材311を格子状に組み合わせた線材パネルである。後面パネル33は複数本の線材331を格子状に組み合わせた線材パネルである。左側面パネル35は複数本の線材351を格子状に組み合わせた線材パネルである。右側面パネル37は複数本の線材371を格子状に組み合わせた線材パネルである。天井パネル39は複数本の線材391を格子状に組み合わせた線材パネルである。各線材311、331、351、371、391は例えば金属製であり、その1本1本の形状は円筒棒状である。
前面パネル31は、左前面パネル31Aと右前面パネル31Bとを有する。左前面パネル31Aは、隣接する他のパネルに対して開閉可能に取り付けられており、ペットが出入り可能な開口部を開閉する扉として機能する。即ち、左前面パネル31Aが開くとケージ本体3の前面左側にペットが出入り可能な開口部が現れ、左前面パネル31Aが閉じられるとこの開口部が塞がれるようになっている。左前面パネルには、扉が閉じた状態を維持するためのロック部品312が取り付けられている。
前面パネル31、後面パネル33、左側面パネル35及び右側面パネル37(以下、これらを合せて周壁パネルともいう。)は、複数個の第1のジョイント部品41と、複数個のコーナージョイント部品45とによって互いに着脱可能に連結されている。例えば、各パネルを正面から見て、前面パネル31の左端の線材311と左側面パネル35の右端の線材351、左側面パネル35の左端の線材351と後面パネル33の右端の線材331、後面パネル33の左端の線材331と右側面パネル37の右端の線材371、右側面パネル37の左端の線材371と前面パネル31の右端の線材311、がそれぞれ第1のジョイント部品41で連結されている。
また、各パネルを正面から見て、前面パネル31の左端上の線材311と左側面パネル35の右端上の線材351、左側面パネル35の左端上の線材351と後面パネル33の右端上の線材331、後面パネル33の左端上の線材331と右側面パネル37の右端上の線材371、右側面パネル37の左端上の線材371と前面パネル31の右端上の線材311、がそれぞれコーナージョイント部品45で連結されている。
天井パネル39は、周壁パネルに対して着脱可能に、かつ開閉可能に取り付けられている。例えば、天井パネル39は、左天井パネル39Aと右天井パネル39Bとを有する。平面視で、左天井パネル39Aの左端の線材391と、左側面パネル35の上端の線材351とが第2のジョイント部品43で連結されている。同様に、右天井パネル39Bの右端の線材391と、右側面パネル37の上端の線材371とが第2のジョイント部品43で連結されている。また、左天井パネル39Aの右端の線材391と右天井パネル39Bの左端の線材391とがヒンジ型ジョイント部品47と第3のジョイント部品49とによって連結されている。さらに、ヒンジ型ジョイント部品47は、前面パネル31又は後面パネル33の各線材311、331にもそれぞれ連結している。
これにより、左天井パネル39Aと右天井パネル39Bは、周壁パネルに対して着脱可能となっている。また、左天井パネル39Aと右天井パネル39Bは、第2のジョイント部品43が外されると、ヒンジ型ジョイント部品47と第3のジョイント部品49とに連結している線材391を軸にそれぞれ開閉可能となる。左天井パネル39Aと右天井パネル39Bの少なくとも一方が開くことによって、ペット用ケージ50の天井の一部が開放され、開放された部分からのペットの出し入れが可能となる。なお、天井パネル39は必
須ではない。天井パネル39は無くてもよいが、ここでは天井パネル39を有する場合を示している。
(1.2)トレー
図3及び図4はトレー1の構成例を示す図である。詳しくは、図3(a)は斜視図、図3(b)は平面図、図3(c)は正面図、図3(d)は底面図、図3(e)は左側面図、図3(f)は右側面図である。また、図4(a)及び(b)は、図3(b)の平面図をX2−X’2線で切断した断面図とこの断面図の破線で囲む部分を拡大した図である。図4(c)及び(d)は、図3(b)の平面図をY2−Y’2線で切断した断面図とこの断面図の破線で囲む部分を拡大した図である。
図3及び図4に示すように、トレー1は、平面視による形状が矩形(又は、角丸矩形)である底部11と、底部11の上面11a側の周辺部に設けられた周壁部13と、底部11の周辺部であって周壁部13の外側に設けられた周端部15とを有している。底部11、周壁部13及び周端部15は、例えば合成樹脂等で一体に形成されている。
周壁部13は、底部11の周辺部の全周にわたって隙間なく設けられている。これにより、トレー1の上面11a側の中央部(即ち、周壁部13よりも内側)から周壁部13の外側へペットの糞尿等が広がることを防止できるようになっている。また、周端部15の上面15a側には、周壁部13に沿って溝部17が設けられている。この溝部17にケージ本体3の下端部が配置される。なお、周壁部13のうちペットの出入り口となる部分は、他の部分と比べて底部11の上面11aからの高さが低くなっている。例えば、前面側の周壁部13は、後面側、左側面側、右側面側の各周壁部13よりも上面11aからの高さが低くなっている。
また、周端部15の複数の箇所(例えば、左側面の2か所と、右側面の2か所)には、それぞれ、後述のバックルを回転可能に保持するための切欠き部18が設けられている。例えば、切欠き部18の内側の側面には穴が設けられており、この穴にバックルの回転軸21が差し込まれている。また、トレー1の下面11b側には、平面視で格子状のリブ19が設けられている。このリブ19によって、トレー1の強度の向上が図られている。
また、図4に示すように、周壁部13は、トレー1の外側に位置する外側側面13cと、トレー1の内側に位置する内側側面13dとを有する。ここで、外側側面13cは、内側側面13dと比べて、上面11aに対して垂直に近い角度に形成されている。即ち、外側側面13cと底部11の上面11aとが成す角度θ1は、内側側面13dと底部11の上面11aとが成す角度θ2よりも90°に近い。また、角度θ2は鈍角であり、内側側面13dと底部11の上面11aとが交差する交差部13eは角ではなく、湾曲した形状に形成されている。
(1.3)バックル
図5はバックル5の構成例を示す図であり、図5(a)はバックル5の背面5a側を、図5(b)はバックル5の正面5b側を、図5(c)は図5(a)をY5−Y’5線で切断した断面図である。図5に示すように、バックル5は、その正面5b側であって、長手方向の一端の側にバックルの回転軸を支持するための支持部51を有する。また、バックル5は、その正面5b側であって、長手方向の他端の側にケージ本体3の線材に掛かるための掛止部53を有する。
図6は、ケージ本体3がトレー1に固定された状態を示す図である。図6に示すように、バックル5を回転軸21を中心に回転させ、バックル5の掛止部53を例えば右側面パネル37の横方向に延びる線材371に引っ掛けて止めることによって、ケージ本体3の右側面の側をトレー1に固定することができる。図6では示さないが、ケージ本体3の左側面の側も、右側面の側と同様の方法でトレー1に固定することができる。
なお、バックル5でケージ本体3をトレー1に固定したとき、ペット用ケージ50の最も外側に出る部分は、バックル5の背面5aではなく、周端部15の側面15cとなる。つまり、バックル5でケージ本体3をトレー1に固定したとき、バックル5の背面5aは周端部15の側面15cよりも、内側(即ち、周壁部13の側)に位置する。また、第1のジョイント部品41、第2のジョイント部品43、コーナージョイント部品45の各側面も、周端部15の側面15cよりも、内側(即ち、周壁部13の側)に位置することが好ましい。
(1.4)L1、L2の大小関係
図7は、ペット用ケージ50における距離L1、L2を示す図である。距離L1は、ケージ本体3がトレー1に固定された状態での第1のパネルから周端部15の側面15cまでの距離である。図7では、第1のパネルとして右側面パネル37から、周端部15の側面15cまでの距離をL1で示している。距離L2は、(第1のパネルとは異なる方向に面する)第2のパネルの複数本の線材のうち隣り合う線材間の距離である。図7では、第2のパネルとして後面パネル33の縦方向に延びる複数本の線材331のうちの、隣り合う線材間の距離をL2で示している。
ここで、図1に示すペット用ケージ50では、L1×2≦L2となっている。より好ましくはL1×2<L2である。なお、周壁パネルにおける線材間の距離L2は、例えば、各パネル間で違いはなく、前面パネル31、後面パネル33、左側面パネル35及び右側面パネル37で全て同じある。
(2)横方向への連結
また、図1及び図2に示したペット用ケージ50は横方向(即ち、水平方向)に複数個連結することができる。連結後のペット用ケージ(即ち、ペット用連結ケージ)を図8及び図9に示す。
図8及び図9は、本考案の第1実施形態に係るペット用連結ケージ100の構成例を示す図である。詳しくは、図8は斜視図、図9(a)は平面図、図9(b)は正面図、図9(c)は底面図、図9(d)は左側面図、図9(e)は右側面図である。図8及び図9に示すペット用連結ケージ100は、第1のペット用ケージ50Aと、第2のペット用ケージ50Bと、横方向連結部品セットとを備える。第1のペット用ケージ50Aは、右側面パネルを除いて、図1及び図2に示したペット用ケージ50と同じ構成を有する。また、第2のペット用ケージ50Bは、左側面パネルを除いて、図1及び図2に示したペット用ケージ50と同じ構成を有する。なお、図8及び図9では、第1のペット用ケージ50A及び第2のペット用ケージ50Bの両方にそれぞれ天井パネルが無い場合を示しているが、第1のペット用ケージ50A及び第2のペット用ケージ50Bのどちらか一方又は両方に天井パネルがあってもよい。
(2.1)横方向連結部品セット
図10は、横方向連結部品セット60の構成例を示す斜視図である。図10に示すように、横方向連結部品セット60は、例えば、第1の開口パネル61と、第2の開口パネル62と、第1の連結部品63と、第2の連結部品64とを有する。
この横方向連結部品セット60を用いて、図8及び図9に示したペット用連結ケージ100を形成する場合は、図1及び図2に示したペット用ケージ50を2個用意する。次に、2個のペット用ケージ50のうち、一方のペット用ケージ50の右側面パネル37を第1の開口パネル61に取り換えて、第1のペット用ケージ50Aとする。同様に、2個のペット用ケージ50のうち、他方のペット用ケージ50の左側面パネル35を第2の開口パネル62に取り換えて、第2のペット用ケージ50Bとする。そして、第1の開口パネル61と第2の開口パネル62とを互いに向い合せ、この状態で、第1の開口パネル61と第2の開口パネル62とを第1の連結部品63と第2の連結部品64とで連結する。次に、開口パネルと連結部品の各構成について説明する。
(2.1.1)開口パネル
図11は、第1の開口パネル61の構成例を示す図であり、図11(a)は斜視図、図11(b)は平面図、図11(c)は正面図、図11(d)は底面図、図11(e)は左側面図、図11(f)は右側面図である。図10及び図11に示すように、第1の開口パネル61は、複数本の線材611を格子状に組み合わせた線材パネルである。線材611は例えば金属製であり、その1本1本の形状は円筒棒状である。また、第1の開口パネル61には、ペットが出入り可能な開口部612が設けられている。
第2の開口パネル62は、第1の開口パネル61と同一の形状で同一の大きさであり、同一の材料で形成されたものである。図10に示したように、第2の開口パネル62も複数本の線材621を格子状に組み合わせた線材パネルであり、ペットが出入り可能な開口部622が設けられている。
(2.1.2)連結部品
図12は、第1の連結部品63の構成例を示す図であり、図12(a)は上面側から見た斜視図、図12(b)は下面側から見た斜視図、図12(c)は平面図、図12(d)は正面図、図12(e)は底面図、図12(f)は左側面図、図12(g)は右側面図である。
図10及び図12に示すように、第1の連結部品63の上面63aはほぼ平坦となっている。また、上面63aには、デザイン性や強度の向上等を考慮して、第1の連結部品63の長手方向に沿って凹部631が形成されている。また、第1の連結部品63の下面63b側には、第1の連結部品63の長手方向に沿って、互いに平行な第1の溝部633と第2の溝部634とが形成されている。第1の溝部633は、第1の開口パネル61が有する複数本の線材611のうち、開口部612の下端に位置する線材を嵌め込む(即ち、押し込んで固定する)ための溝部である。また、第2の溝部634は、第2の開口パネル62が有する複数本の線材621のうち、開口部622の下端に位置する線材を嵌め込むための溝部である。第1の連結部品63は、例えば合成樹脂等で一体に形成されたものである。
第2の連結部品64は、第1の連結部品63と同一の形状で同一の大きさであり、同一の材料で形成されたものである。この第2の連結部品64も、例えば合成樹脂等で一体に形成されたものである。図10に示したように、第2の連結部品64の上面64aはほぼ平坦となっている。第2の連結部品64の下面63b側には、第2の連結部品64の長手方向に沿って、互いに平行な第1の溝部643と第2の溝部644とが形成されている。例えば、第1の溝部643は、第1の開口パネル61が有する複数本の線材611のうち、開口部612の下端に位置する線材を嵌め込むための溝部である。また、第2の溝部644は、第2の開口パネル62が有する複数本の線材621のうち、開口部622の下端に位置する線材を嵌め込むための溝部である。
(2.2)連結部
図13及び図14は、第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとの連結部を示す図であり、図13(a)は連結部の下端側を示す斜視図、図13(b)は連結部の下端側の一部を切断し拡大して示す斜視図、図14は断面図である。
図13及び図14に示すように、第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとの連結部では、第1のペット用ケージ50Aの周端部15の側面と、第2のペット用ケージ50Bの周端部15の側面とが向かい合って接触している。この状態で、第1の連結部品63及び第2の連結部品64は、第1の開口パネル61の開口部の下端と第2の開口パネル62の開口部の下端とに架け渡されている。そして、第1の開口パネル61が有する複数本の線材611のうち、開口部の下端に位置する線材は、第1の連結部品63の第1の溝部633(図10参照)と、第2の連結部品64の第1の溝部643(図1
0参照)とに嵌め込まれている。また、第2の開口パネル62が有する複数本の線材621のうち、開口部の下端に位置する線材は、第1の連結部品63の第2の溝部634(図10参照)と、第2の連結部品64の第2の溝部644(図10参照)とに嵌め込まれている。これにより、第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bは連結され、互いに離れないように固定されている。
(2.3)L2、L3の大小関係
図14に示すように、第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとの連結部において、向かい合う第1の開口パネル61と第2の開口パネル62との距離をL3とする。第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとが連結した状態では、第1のペット用ケージ50Aの周端部15の側面と第2のペット用ケージ50Bの周端部15の側面とが接触しているため、距離L3と上述した距離L1との関係は、L3=2×L1となる。したがって、第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとが連結した状態で、距離L1とL2との関係は、L3≦L2となる。より好ましくはL3<L2である。
この第1実施形態、及び後述の第2実施形態では、底部11の上面11aが本考案の「底部の一方の面」に対応し、右側面パネル37又は第1の開口パネル61が本考案の「第1のパネル」に対応し、後面パネル33が本考案の「第2のパネル」に対応している。また、周端部15のうち、右側面パネル37又は第1の開口パネル61が配置される部分が、本考案の「第1の周端部」に対応している。周端部15のうち、後面パネル33が配置される部分が、本考案の「第2の周端部」に対応している。さらに、第1の連結部品63及び第2の連結部品64が本考案の「連結部品」に対応している。また、横方向連結部品セット60が本考案の「連結部品セット」に対応している。
〔第1実施形態の効果〕
本考案の第1実施形態は、以下の効果を奏する。
(1)第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとを横方向に連結してペット用連結ケージ100を構成する場合、第1のペット用ケージ50Aにおいて第1の開口パネル61を配置する位置(即ち、連結方向)は、前面側、後面側、左側面側及び右側面側の中から任意に選択することができる。また、連結方向を複数選択してもよい。例えば図8において、第1のペット用ケージ50Aの連結方向は右側面側に限定されず、左側面側でもよく、右側面側と左側面側の両方でもよい。右側面側と左側面側の両方を選択すると、ペット用ケージの連結数は3個以上となる。同様に、第2のペット用ケージ50Bにおいて第2の開口パネル62を配置する位置(即ち、連結方向)も、前面側、後面側、左側面側及び右側面側の中から任意に選択することができる。
このように、ペット用ケージ50では、連結可能な方向は1方向に限定されず複数の方向があり、また複数の方向に同時に連結して連結数を増やすことができる。このため、拡張性が高い(即ち、拡張の自由度が高い)ペット用ケージ及びペット連結用ケージを提供することができる。
(2)また、図1や図8に示したように、前面パネル31、後面パネル33、左側面パネル35、右側面パネル37、第1の開口パネル61及び第2の開口パネル62は、トレー1の周壁部13よりも外側に配置される。このため、これら各パネルの下端がペットの糞尿等で汚れることを防ぐことができる。
(3)また、第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとを連結したペット用連結ケージ100において、第1の開口パネル61は第1のペット用ケージ50Aの周壁部13よりも外側に位置し、第2の開口パネル62は第2のペット用ケージ50Bの周壁部13よりも外側に位置する。即ち、第1の開口パネル61と第2の開口パネル62との間に周壁部13は存在しない。これにより、第1の開口パネル61と第2の開口パ
ネル62との間の連結部の幅を狭くすることができ、この連結部の隙間にペットが手足を挟む可能性を低減することができる。
(4)また、バックル5がケージ本体3をトレー1に固定したとき、バックル5の背面5aはトレー1の周端部15の側面15cよりも、内側(即ち、周壁部13の側)に位置する。これにより、第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとを連結する際に、第1のペット用ケージ50Aのバックル5と第2のペット用ケージ50Bのバックル5とが接触することを防ぐことができ、バックル5同士の接触により連結部の幅が広くなることを防ぐことができる。連結部の幅をさらに狭くすることに寄与することができる。
(5)また、周壁部13の内側側面13dと底部11の上面11aとが成す角度θ2は鈍角に形成されている。これにより、トレーの上面1aのうち周壁部13よりも内側の領域に、ペットの糞尿等を吸収、回収するためのシートを容易に出し入れすることができる。また、上記の角度θ2が鈍角となっており、さらに交差部13eが湾曲しているので、周壁部13で囲まれた領域の隅も容易に掃除することができる。
(6)また、周壁部13の外側側面13cと底部11の上面11aとが成す角度θ1は角度θ2よりも90°に近い。これにより、周壁部13の幅を狭くすることができ、ペット用連結ケージ100において、周壁部13を含む連結部周辺の幅をさらに狭くすることができる。その結果、第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとの一体感を高めることができる。
トレーを例えば射出成型で形成する場合、周壁部13の幅を大きくすると、トレーの製造は容易となる。しかし、本考案では、角度θ1を90°に近くし、周壁部13の幅を意図的に狭くしている。これにより、第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとの一体感を高めている。
〔変形例〕
(1)上記の第1実施形態では、前面パネル31、後面パネル33、左側面パネル35及び右側面パネル37(即ち、周壁パネル)や、第1の開口パネル61、第2の開口パネル62がそれぞれ線材パネルからなる場合について説明した。しかしながら、本考案において、これら各パネルの一部は線材パネルでなくてもよい。例えば、後面パネル33や、第1の開口パネル61、第2の開口パネル62は線材パネルでなくてもよい。このような場合であっても、上記の第1実施形態の効果と同様の効果を奏する。
(2)また、上記の第1実施形態では、線材パネルの線材が金属からなる場合について説明した。しかしながら、本考案において、線材は金属に限定されない。線材は、例えば、樹脂製でもよい。このような場合であっても、上記の第1実施形態の効果と同様の効果を奏する。
(3)また、ペット用ケージ50やペット用連結ケージ100は、トレー1の下面11b側に複数個のキャスターを備えていてもよい。このような構成であれば、ペット用ケージ50やペット用連結ケージ100を容易に移動させることができる。
(4)また、上記の第1実施形態では、第1の連結部品63と第2の連結部品64の2つを用いて、第1の開口パネル61と第2の開口パネル62とを連結する場合について説明した。しかしながら、本考案において、第1の開口パネル61と第2の開口パネル62とを連結する連結部品の個数は2つに限定されるものではない。連結部品の個数は1個でもよいし、3個以上でもよい。
連結部品が1個の場合は、この1個の連結部品の長手方向の長さを、第1の連結部品63及び第2の連結部品64の長手方向の長さの合計と同じ値にする。連結部品が3個の場合は、この3個の連結部品の長手方向の長さの合計を、第1の連結部品63及び第2の連結部品64の長手方向の長さの合計と同じ値にする。これにより、2個の連結部品を用い
る場合と同様に、第1の開口パネル61と第2の開口パネル62とを連結することができる。
(5)また、上記の第1実施形態では、第1の連結部品63と第2の連結部品64とが同一の形状で同一の大きさであり、同一の材料で形成されたものである場合について説明した。しかしながら、本考案において、第1の連結部品63と第2の連結部品64は、同一の形状である必要はなく、同一の大きさである必要もなく、同一の材料で形成されたものである必要もない。
例えば図15に示すように、第1の連結部品63と第2の連結部品64の形状は異なっていてもよい。第1の連結部品63の上面63a側には平面視で凹部が形成され、第2の連結部品64の上面64a側には平面視で凸部が形成され、第1の連結部品63と第2の連結部品64とを並べると凹部と凸部とが嵌め合う構成でもよい。このような構成であれば、第1の連結部品と第2の連結部品とを凹凸の嵌め合わせで固定できるので、第1の開口パネルと第2の開口パネルとの連結の強度を高めることができる。
(6)また、上記の第1実施形態では、図13に示した第1のペット用ケージ50Aの周壁部13の上面13aと、第2のペット用ケージ50Bの周壁部13の上面13aと、第1の連結部材63の上面63aと、第2の連結部品64の上面64aとが面一となる(即ち、同一平面上に位置する)ように、第1、第2の開口パネルの開口部下端の位置が調整されていてもよい。これにより、ペットが連結部の段差でつまずく可能性を低減することができる。
この開口部下端の位置調整は、第1の開口パネル61が有する複数本の線材611のうちの開口部612の下端を通る線材と、第2の開口パネル62が有する複数本の線材621のうちの開口部612の下端を通る線材の各高さを調整したり、図16に示すように、これら下端を通る線材を凹状に曲げたりすることで実現することができる。
(7)また、上記の第1実施形態では、トレー1に回転軸21が取り付けられており、この回転軸21を中心にバックル5を回転させて、バックル5の掛止部53をケージ本体1の周壁パネル(又は、第1、第2の開口パネル61、62)の線材に引っ掛けて止める場合について説明した。しかしながら、本考案において、バックル5の回転軸はトレー1の側ではなく、周壁パネル(又は、第1、第2の開口パネル61、62)の側にあってもよい。
例えば、バックル5の支持部51は、周壁パネル(又は、第1、第2の開口パネル61、62)が有する複数本の線材のうち、横方向に延びる任意の線材を支持してもよい。そして、この支持部51が支持する線材を中心にバックル5を回転させて、その掛止部53をトレー1の周端部15等に引っ掛けて止めてもよい。このような場合であっても、バックル5はトレー1とケージ本体3とを固定することができ、上記の第1実施形態の効果と同様の効果を奏する。
(8)また、上記の第1実施形態では、図1及び図2に示したペット用ケージ50を2個用意し、これらを横方向に連結して、ペット用連結ケージを構成する場合について説明した。しかしながら、本考案では、例えばサイズが異なるペット用連結ケージを横方向に連結して、ペット用連結ケージを構成してもよい。
図17は、第1実施形態の変形例に係るペット用連結ケージ200の構成例を示す斜視図である。例えば図17に示すように、図1及び図2に示したペット用ケージ50とは横方向の長さが異なる(この例では、横方向の長さが短い)第1のペット用ケージ150を用意し、この第1のペット用ケージ150と第2のペット用ケージ50Bとを横方向に連結してもよい。横方向の連結は、図10又は図16に示した横方向連結部品セット60を用いて行う。このような構成であっても、上述した第1実施形態の効果(1)〜(6)と同様の効果を奏する。
<第2実施形態>
〔構成〕
(1)縦方向への連結
図18は、本考案の第2実施形態に係るペット用連結ケージ300の構成例を示す斜視図である。図18に示すように、このペット用ケージ50は、第1実施形態で説明したペット用ケージ50を2個用意してこれらを縦方向(即ち、鉛直方向)に重ねて連結したものであり、第1のペット用ケージ50Cと、第2のペット用ケージ50Dと、第1のペット用ケージ50Cと第2のペット用ケージ50Dとを縦方向に連結する4個の縦方向連結部品70と、第1のペット用ケージ50Cと第2のペット用ケージ50Dとの間に取り付けられた中間トレー75と、を備える。
第1のペット用ケージ50Cは、図1及び図2に示したペット用ケージ50から天井パネル39を省いた構成と同じ構成を有する。また、第2のペット用ケージ50の構成は、図1及び図2に示したペット用ケージ50からトレー1を省いたものと同じ構成を有する。なお、図18では、第2のペット用ケージ50Dに天井パネル39がある場合を示しているが、天井パネル39は無くてもよい。
図19は縦方向連結部品70の構成例を示す斜視図である。図19に示すように、縦方向連結部品70はL字形状(即ち、第1の部位と、第1の部位の一端部に接続した第2の部位とを有し、第1の部位と第2の部位とが直交する形状)の部品である。縦方向連結部品70の下面70b側には、第1のペット用ケージ50Cの周壁パネルの上端角部に位置する線材を押し込んで固定するための第1の溝部71が設けられている。また、縦方向連結部品70の上面70a側には、第2のペット用ケージの周壁パネルの下端角部に位置する線材を押し込んで固定するための第2の溝部73が設けられている。縦方向連結部品70は、図18に示した第1のペット用ケージ50Cと第2のペット用ケージ50Dの連結部の四隅にそれぞれ配置されている。縦方向連結部品70は、例えば合成樹脂等で一体に形成されたものである。
(2)横方向、縦方向への連結
図20は、本考案の第2実施形態に係るペット用連結ケージ400の構成例を示す斜視図である。図20に示すペット用連結ケージは、第1実施形態で説明したペット用ケージ50を4個用意してこれらを横方向及び縦方向に連結したものであり、第1のペット用ケージ50Aと、第2のペット用ケージ50Bと、第3のペット用ケージ50Eと、第4のペット用ケージ50Fと、2つの横方向連結部品セット60(図10又は図16参照)と、8個の縦方向連結部品70と、2個の中間トレー75とを備える。
これらのうち、第3のペット用ケージ50Eは、右側面パネルを除いて、図18に示した第2のペット用ケージ50Dと同じ構成を有する。第4のペット用ケージ50Fは、左側面パネルを除いて、図18に示した第2のペット用ケージ50Dと同じ構成を有する。なお、図20では、第3のペット用ケージ50E及び第4のペット用ケージ50Fの両方にそれぞれ天井パネル39がある場合を示しているが、天井パネル39は、第3のペット用ケージ50E及び第4のペット用ケージ50Fのどちらか一方にのみあってもよいし、両方に無くてもよい。
第1のペット用ケージ50Aと第2のペット用ケージ50Bとの横方向の連結構造、及び、第3のペット用ケージ50Eと第4のペット用ケージ50Fとの横方向の連結構造は、図8及び図9に示したペット用連結ケージ100の場合と同じである。また、第1のペット用ケージ50Aと第3のペット用ケージ50Eとの縦方向の連結構造、及び、第2のペット用ケージ50Bと第4のペット用ケージ50Fとの縦方向の連結構造、図18に示したペット用連結ケージ300の場合と同じである。
〔第2実施形態の効果〕
本考案の第2実施形態は、第1実施形態の効果(1)〜(6)と同様の効果を奏する。また、ペット用ケージ50を横方向だけでなく、縦方向にも連結することによって、横方向と縦方向の両方に拡張された、より広い空間を有するペット用連結ケージを実現することができる。
〔変形例〕
第2実施形態においても、第1実施形態で説明した変形例(1)〜(7)を適用することができる。例えば、第1実施形態の変形例(7)を第2実施形態に適用した場合について、図21を用いて説明する。
図21は、第2実施形態の変形例に係るペット用連結ケージ500の構成例を示す斜視図である。図21に示すペット用連結ケージ500は、第1のペット用ケージ150と、第2のペット用ケージ50Bと、第3のペット用ケージ50Gとを備え、第1のペット用ケージ150と第2のペット用ケージ50Bとが横方向に連結されると共に、第2のペット用ケージ50Bと第3のペット用ケージ50Gとが縦方向に連結されたものである。第3のペット用ケージ50Gは、図18に示した第2のペット用ケージ50Dと同じ構成を有する。
第1のペット用ケージ150と第2のペット用ケージ50Bとの横方向の連結構造は図17に示したペット用連結ケージ200の場合と同じである。また、第2のペット用ケージ50Bと第3のペット用ケージ50Gとの縦方向の連結構造は図18に示したペット用連結ケージ300の場合と同じである。このような構成であっても、上述した第2実施形態の効果と同様の効果を奏する。
<その他>
本考案は、以上に記載した第1、第2実施形態や変形例に限定されるものではない。当業者の知識に基づいて第1、第2実施形態や変形例に設計の変更等を加えてもよく、また、第1、第2実施形態や変形例を任意に組み合わせてもよく、そのような変更が加えられた態様も本考案の範囲に含まれる。
1 トレー
3 ケージ本体
5 バックル
5a 背面
5b 正面
11 底部
11a、13a、15a、63a、64a、70a 上面
11b、63b、70b 下面
13 周壁部
13c 外側側面
13d 内側側面
13e 交差部
15 周端部
15c 側面
18 切欠き部
19 リブ
21 回転軸
31 前面パネル
31A 左前面パネル
31B 右前面パネル
33 後面パネル
35 左側面パネル
37 右側面パネル
39 天井パネル
39A 左天井パネル
39B 右天井パネル
41 第1のジョイント部品
43 第2のジョイント部品
45 コーナージョイント部品
47 ヒンジ型ジョイント部品
49 第3のジョイント部品
50、150 ペット用ケージ
50A、50C 第1のペット用ケージ
50B、50D 第2のペット用ケージ
50E、50G 第3のペット用ケージ
50F 第4のペット用ケージ
51 支持部
53 掛止部
60 横方向連結部品セット
61 第1の開口パネル
62 第2の開口パネル
63 第1の連結部品
64 第2の連結部品
70 縦方向連結部品
71 第1の溝部
73 第2の溝部
75 中間トレー
100、200、300、400、500 ペット用連結ケージ
311、331、351、371、391、611、624 線材
312 ロック部品
612、622 開口部
631 凹部
633、643 第1の溝部
634、644 第2の溝部

Claims (8)

  1. 底部と、前記底部の一方の面側の周辺部に設けられた周壁部と、前記周辺部であって前記周壁部よりも外側に設けられた周端部とを有するトレーと、
    前記トレーの周端部上に配置されるケージ本体とを備え、
    前記ケージ本体は、
    前記周端部のうち第1の周端部上に配置される第1のパネルと、
    前記周端部のうち前記第1の周端部とは異なる方向に面する第2の周端部上に配置される第2のパネルと、を有し、
    前記第2のパネルは複数本の線材を格子状に組み合わせた線材パネルであり、
    前記第1のパネルと前記第1の周端部の側面との間の距離をL1とし、前記第2のパネルの前記複数本の線材のうち隣り合う線材間の距離をL2としたとき、L1×2≦L2であることを特徴とするペット用ケージ。
  2. 前記第1のパネルは複数本の線材を格子状に組み合わせた線材パネルであることを特徴とする請求項1に記載のペット用ケージ。
  3. 前記第1のパネルと前記第1の周端部とを固定するバックル、をさらに備え、
    前記バックルが前記第1のパネルと前記第1の周端部とを固定した状態で該バックルの外側の側面は前記第1の周端部の外側の側面よりも前記トレーの内側に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用ケージ。
  4. 前記周壁部は、前記トレーの内側に位置する内側側面と、前記トレーの外側に位置する外側側面とを有し、
    前記内側側面と前記底部の一方の面とが成す第1の角度は鈍角であり、
    前記外側側面と前記底部の一方の面とが成す第2の角度は、前記第1の角度よりも90°に近いことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のペット用ケージ。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の、複数個のペット用ケージと、連結部品とを備え、
    前記複数個のペット用ケージのうちの第1のペット用ケージの前記第1のパネルは、ペットが出入りするための開口部を有する第1の開口パネルであり、
    前記複数個のペット用ケージのうちの第2のペット用ケージの前記第1のパネルは、ペットが出入りするための開口部を有する第2の開口パネルであり、
    前記第1の開口パネルと前記第2の開口パネルは互いに向い合った状態で前記連結部品で連結されていることを特徴とするペット用連結ケージ。
  6. 前記連結部品は、前記第1の開口パネルの開口部の下端と、前記第2の開口パネルの開口部の下端とに架け渡されることを特徴とする請求項5に記載のペット用連結ケージ。
  7. 前記連結部品の一方の面側には、互いに平行な第1の溝部と第2の溝部とが設けられており、
    前記第1の溝部に前記第1の開口パネルの開口部の下端が嵌め込まれ、前記第2の溝部に前記第2の開口パネルの開口部の下端が嵌め込まれることを特徴とする請求項6に記載のペット用連結ケージ。
  8. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載のペット用ケージのうちの前記第1のパネルとして用いられ、ペットが出入りするための開口部を有する第1の開口パネルと、
    前記ペット用ケージのうちの前記第1のパネルとして用いられ、ペットが出入りするための開口部を有する第2の開口パネルと、
    前記第1の開口パネルと前記第2の開口パネルとを互いに向い合わせた状態で連結する連結部品と、を備えることを特徴とする連結部品セット。
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