JP3212194U - 取付け用飛散防止男子小便器 - Google Patents
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Abstract
【課題】小便器周壁や床面及び放尿者の被服や手への尿の飛散を確実に防止する取付け用飛散防止男子小便器を提供する。【解決手段】放尿者1の尿放出位置を小便器に極限近づかせるため、小便器が縦長のスリム形状2で、立ち位置の邪魔にならないようタレ受け部下側3が奥側に斜め形状となっている。また、小便器の前面を放尿者の尿の放出高低位置を考慮した縦長のスリット状受け口5とし、その中で放尿しないと目的を達せない構造となっている。更に、スリット内部で放出された尿が、放出角度が不特定でも15cm以内で便器内側背面7に当たるよう、便器内側背面は円形壁形状となっている。小便器周壁や床面及び放尿者の被服や手への尿の飛散を防止することで、清掃の手間が省け、悪臭の発生や病原菌の伝染といった衛生面の問題解決ができる。【選択図】図1
Description
本考案は、小便器周壁や床面及び放尿者の被服や手への尿の飛散を防止する取付け用飛散防止男子小便器に関するものである。
従来、一般的な男子小便器は全面が大きく開放された箱型が多く、内側背面部はやや円形を帯びた形で、下部に尿受け部を備えている。このような男子小便器で放尿すると尿の一部が内側背面部に当たって跳ね返り、小便器周壁や床面及び放尿者の被服や手に付着し、衛生上問題となっている。
この飛散防止目的として、様々の考案が開示されているが、いずれも従来の男子用小便器に跳ね返り防止器具を新たに付加したり、放尿者を便器に近づけさせるための足場の工夫等が多くみられる。しかし、これらの考案は器具の取付け、取外し及び保守が煩雑で根本的な解決策に至っていない。
この飛散防止目的として、様々の考案が開示されているが、いずれも従来の男子用小便器に跳ね返り防止器具を新たに付加したり、放尿者を便器に近づけさせるための足場の工夫等が多くみられる。しかし、これらの考案は器具の取付け、取外し及び保守が煩雑で根本的な解決策に至っていない。
男子小便の際の尿飛散は、時間が経つと悪臭を放ち、その清掃には多くの手間が費やされている。また、放尿者の被服や手に付着すると衛生面での問題もある。本考案者は、男子小便器の尿飛散の原因について調査研究した結果、放出された尿が、ある一定距離内で小便器内側背面部に当たると跳ね返りが無いことを突きとめた。そこで、本考案は、放尿する者の身体を小便器に近づかせ、そして放出した尿を一定の距離内で小便器内部背面に当てることが出来る取付け用飛散防止男子小便器により課題を解決するものである。
前記の課題を解決するために、本考案は、大人から子供まで、又身長の違いがあっても放尿者の尿放出位置を小便器に極限近づかせるため、小便器が縦長のスリム形状で、特に子供の立ち位置の邪魔にならないようタレ受け部下側が奥側に斜め形状となっている。また、小便器の前面を放尿者の尿の放出高低位置を考慮した縦長のスリット状受け口とし、その中で放尿しないと目的を達せない構造となっている。更に、スリット内部で放出された尿が、放出角度が不特定でも15cm以内で便器内側背面に当たるよう、受け口内部が縦長スリットの上下範囲内において、便器左右側面の前方先端間の中間を中心点として、便器内側背面まで15cm以内の距離を半径とする円形壁形状となっている。放尿者が万が一、便器全面のスリット状受け口から離れて放尿し、便器内側背面に当たる距離が15cmを超えても受け口がスリット状となっているため、便器外への尿の飛散を最小限に抑えられる。
本考案の取付け用飛散防止男子小便器は、科学的理論に基づいた構造となっているため、尿の飛散が大幅に防止でき、小便器周壁や床面及び放尿者の被服や手への飛散が無くなり、清掃の省略、悪臭の発生や病原菌の伝染といった衛生面の改善に効果が期待できる。
本考案の取付け用飛散防止男子小便器は、軽量かつ縦長のスリム形状で、タレ受け部下側が奥側に斜め形状となっており、小便器の前面は縦長のスリット状受け口とし、内部は円形壁形状となっている。以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本考案の形状、寸法は技術的思想を逸脱しない範囲で任意に変更することができる。
図1は、本考案の実施形態を示す図である。図2は正面図、図4は右側面図、図5は図2のA−A断面図である。図1に示すように、放尿者1が大人から子供まで、又身長の違いがあっても放尿者の尿放出位置4を小便器に極限近づかせるため、小便器2が縦長のスリム形状で、特に子供の立ち位置の邪魔にならないようタレ受け部下側3が奥側に斜め形状となっている。また、小便器の前面を放尿者の尿の放出高低位置を考慮した縦長のスリット状受け口5とし、その中で放尿しないと目的を達せない構造となっている。
縦長スリット内部で放出された尿6は、放出角度が不特定でも15cm以内で便器内側背面7に当たるよう、図5が示すように、便器内側背面は円形壁形状8となっている。
以上のように、放尿者が縦長スリット状の放尿位置に極限近づかなければ目的を達せない構造と、放尿された尿が飛散しない距離以内で内側背面壁に当たる構造により、尿の小便器周壁や床面及び放尿者の被服や手への飛散が無くなり、清掃の手間が省け、悪臭の発生や病原菌の伝染といった衛生面の改善に繋がる。
本考案は、軽量で超スリム形状のためマンション等集合住宅トイレ内に設置しても現状の面積内に収納が可能である、前面の細長いスッリット部だけが開口しているため外観が衛生的である、受け口が縦長となっているため、小さな子供から大人まで使用が可能である、更に、色にバリエーションを持たすことで、好みの色調を演出できる等、現代住宅事情に適したトイレである事から家庭用の男子トイレとして産業上の利用可能性は非常に高いものと解する。
1 放尿者
2 男子用小便器
3 タレ受け部下側
4 尿の放出位置
5 スリット状受け口
6 放出された尿
7 小便器内部背面
8 円形壁
2 男子用小便器
3 タレ受け部下側
4 尿の放出位置
5 スリット状受け口
6 放出された尿
7 小便器内部背面
8 円形壁
Claims (2)
- 便器全体が軽量及び縦長のスリム形状で、前方が縦長スリット状に開口された受け口と、小便タレ受け部下側が奥側に斜め形状になっていることを特徴とする取付け用飛散防止男子小便器。
- 受け口内部が前方の縦長スリット上下範囲内において、便器左右側面の前方先端間の中間を中心点として、便器内側背面まで15cm以内を半径とする円形壁形状となっていることを特徴とする請求項1に記載する取付け用飛散防止男子小便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002849U JP3212194U (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 取付け用飛散防止男子小便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002849U JP3212194U (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 取付け用飛散防止男子小便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3212194U true JP3212194U (ja) | 2017-08-31 |
Family
ID=59721957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017002849U Expired - Fee Related JP3212194U (ja) | 2017-06-08 | 2017-06-08 | 取付け用飛散防止男子小便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3212194U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107700627A (zh) * | 2017-10-10 | 2018-02-16 | 陈泓朴 | 一种便携式折叠伸缩移动小便器 |
-
2017
- 2017-06-08 JP JP2017002849U patent/JP3212194U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107700627A (zh) * | 2017-10-10 | 2018-02-16 | 陈泓朴 | 一种便携式折叠伸缩移动小便器 |
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Ref document number: 3212194 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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