JP3212105B2 - 光学ヘッド - Google Patents

光学ヘッド

Info

Publication number
JP3212105B2
JP3212105B2 JP12188391A JP12188391A JP3212105B2 JP 3212105 B2 JP3212105 B2 JP 3212105B2 JP 12188391 A JP12188391 A JP 12188391A JP 12188391 A JP12188391 A JP 12188391A JP 3212105 B2 JP3212105 B2 JP 3212105B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beam splitter
light
polarized light
reflectance
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12188391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04325936A (ja
Inventor
章兵 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP12188391A priority Critical patent/JP3212105B2/ja
Publication of JPH04325936A publication Critical patent/JPH04325936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3212105B2 publication Critical patent/JP3212105B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Head (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学式記録媒体に対
して情報の記録または再生を行うのに用いる光学ヘッド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学ヘッドとして、従来、図8に示すよ
うなものが提案されている。この光学ヘッドにおいて
は、半導体レーザ1からの直線状に偏光した発散光を、
コリメータレンズ2で平行光とした後、ビームスプリッ
タ3に入射させている。ビームスプリッタ3は、第1の
プリズム3aおよび第2のプリズム3bを誘電体多層膜
4を介して接合して構成され、コリメータレンズ2から
の光を第1のプリズム3aを経て誘電体多層膜4にP偏
光で入射させ、該誘電体多層膜4および第2のプリズム
3bを透過した光を立ち上げミラー5を経て対物レンズ
6により図示しない光磁気記録媒体の記録面に光スポッ
トとして集光するようにしている。ここで、光磁気記録
媒体には、情報が磁化の方向により記録されており、集
光された光スポットはカー効果により偏光方向が磁化の
方向に応じて反対方向に回転されて反射される。この光
磁気記録媒体からの戻り光は、対物レンズ6および立ち
上げミラー5を経てビームスプリッタ3に入射する。こ
こで、戻り光はカー効果により偏光面が回転しているの
で、S偏光成分が含まれている。このS偏光成分はその
殆どが誘電体多層膜4で反射され、P偏光成分はその一
部が誘電体多層膜4で反射される。
【0003】ビームスプリッタ3で反射された戻り光
は、1/2波長板7によりその偏光方向が45°回転さ
れた後、集光レンズ8で集光されて偏光ビームスプリッ
タ9に入射し、ここで互いに直交する偏光成分が分離さ
れて光検出器10で受光される。光検出器10は、図9
に平面図をも示すように、それぞれ3分割された受光領
域を有する2つの受光部10a,10bをもって構成さ
れ、偏光ビームスプリッタ9をそのまま透過した光を受
光部10aで、偏光ビームスプリッタ9の内部で反射し
た後透過した光を受光部10bでそれぞれ受光し、それ
ら受光部10a,10bの各受光領域の出力に基づいて
情報の再生信号、フォーカスエラー信号、トラッキング
エラー信号を得るようにしている。
【0004】上記の光学ヘッドにおいて、ビームスプリ
ッタ3は、半導体レーザ1からの直線状に偏光した出射
光を光磁気記録媒体に導くと共に、光磁気記録媒体から
の戻り光を光検出器10に導くため、P偏光透過率が例
えば約80%、P偏光反射率が約20%で、S偏光につ
いては光磁気記録媒体からの戻り光に含まれているカー
効果による光磁気信号成分を効率良く光検出器10に導
くために、その反射率がほぼ100%となるように構成
されている。また、ビームスプリッタ3で反射される戻
り光のP偏光とS偏光との間に位相差が生じると、戻り
光が楕円偏光化して再生信号のC/Nが低下するため、
ビームスプリッタ3での位相差を、該ビームスプリッタ
3単独で、あるいは立ち上げミラー5と合わせて、少な
くとも光磁気記録媒体からビームスプリッタ3を反射す
るまでの戻り光学系において位相差が生じないように構
成している。
【0005】このような条件を満たすビームスプリッタ
として、例えば特開昭59−171056号公報には、
2種類の誘電体薄膜を交互に積層した誘電体多層膜を用
いたものが開示されている。図10は、かかる従来例に
開示されているビームスプリッタの一例の部分拡大図を
示すもので、このビームスプリッタ3においては第1,
第2プリズム3a,3b間の誘電体多層膜4を、使用す
る光の波長をλとするとき、光学的厚みがλ/4のTi
2 から始めて、該TiO2 とやはり光学的厚みがλ/
4のSiO2 とを交互に11層積層して構成している。
【0006】ここで、TiO2 およびSiO2 の屈折率
をそれぞれn1 およびn2 、第1,第2プリズム3a,
3bの屈折率をn0 、第1プリズム3aから誘電体多層
膜4への入射角をθ0 とすると、TiO2 の中の屈折角
θ1 はスネルの法則により、 θ1 = sin-1{(n0 /n1 )・ sinθ0 } となり、同様にSiO2 の中の屈折角θ2 は、 θ2 = sin-1{(n0 /n2 )・ sinθ0 } となる。また、TiO2 の厚さをd1 とすると、その光
学的厚みがλ/4であるから、 n1 ・d1 ・ cosθ1 =λ/4 が成り立ち、同様にSiO2 の厚さをd2 とすると、 n2 ・d2 ・ cosθ2 =λ/4 が成り立つ。したがって、n0 =1.82、n1 =2.
27、n2 =1.46、θ0 =45°、λ=830nm
とすると、θ1 =34.5°、θ2 =61.8°とな
り、TiO2 およびSiO2 の膜厚は、それぞれd1
111nm、d2 =301nmとなり、かかる膜厚のT
iO2 およびSiO2 を、TiO2 から始めて該TiO
2 とSiO2 とを交互に11層積層することにより、P
偏光反射率が22%、S偏光反射率が100%で、反射
光のP偏光とS偏光との位相差が0°とすることかでき
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示したビームスプリッタを用いて図8に示した光磁気
記録媒体用の光学ヘッドを構成すると、ビームスプリッ
タがコリメータレンズの後方に配置されるため、光学ヘ
ッドを小型にできないという問題がある。この問題を解
決する方法としては、コンパクトディスクプレーヤ用光
学ヘッドにおいて一般的に採用されているように、ビー
ムスプリッタを半導体レーザとコリメータレンズとの間
に配置することが考えられる。このようにすれば、半導
体レーザとコリメータレンズとの間の光束径が小さいの
でビームスプリッタを小さくでき、かつ半導体レーザと
コリメータレンズとの間の空間を有効に利用できるの
で、光学ヘッドを小型にできる。
【0008】しかし、図10に示したビームスプリッタ
を半導体レーザとコリメータレンズとの間の発散光束中
に配置すると、該ビームスプリッタに入射する光線の入
射角が一定でないために、P偏光、S偏光の反射率特性
および位相差特性が入射角に依存して変化し、これがた
め所定の条件を満足することができなくなって、C/N
の良好な再生信号を得ることができないという問題があ
る。例えば、コリメータレンズの開口数を0.15とす
ると、該コリメータレンズは半導体レーザからの発散光
を8.6°の広がり角まで取り込むことになり、この角
度範囲の光線はビームスプリッタの誘電体多層膜に、 45°− sin-1{(1/n0 )・ sin8.6°} ≦θ0 ≦ 45°+ sin-1{(1/n0 )・ sin8.6°} の角度範囲で入射することになる。したがって、40.
3°≦θ0 ≦49.7°の角度範囲で反射率、透過率お
よび位相差が一定である必要があるが、図10に示した
ビームスプリッタにおいては、図11に入射角度に対す
るP偏光反射率およびS偏光反射率の特性図を、図12
に入射角度に対する反射光のP偏光とS偏光との位相差
の特性図をそれぞれ示すように、入射角度がθ0 =45
°のときは上述したようにP偏光反射率およびS偏光反
射率がそれぞれ22%および100%で、位相差が0°
となるが、入射角度がθ0 =45°からずれると、P偏
光反射率および位相差が大きく変化する。
【0009】特に、θ0 =42.4°のときは、P偏光
反射率がほぼ0%となってしまう。これは、TiO2
SiO2 との境界面においてブリュースタ角の条件を満
たしているためである。すなわち、θ0 =42.4°の
ときは、θ1 =32.7°、θ2 =57.2°となっ
て、θ1 +θ2 ≒90°となり、ブリュースタ角の条件
を満たしてしまう。したがって、この角度で入射する光
線に対しては、TiO2 およびSiO2 をどのような膜
厚で、何層積層したとしてもP偏光反射率を高めること
は不可能となる。また、TiO2 およびSiO2 以外の
誘電体薄膜を用いても、40.3°≦θ0 ≦49.7°
の広い角度範囲でブリュースタ角を避けることはできな
い。また、金属薄膜を用いる方法もあるが、この場合に
は光の吸収によって効率が悪くなる。
【0010】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、ビームスプリッタを半導体レー
ザからの発散光束中に配置することで、ビームスプリッ
タへ入射させる光束を平行光束にするコリメータレンズ
が不要となって光学ヘッド全体を小型にできると共に、
ビームスプリッタの誘電体多層膜を、広い入射角度範囲
(40〜50度)に亘ってそれぞれ所望のP偏光反射率
並びにS偏光反射率が安定して得られるよう適切に構成
した光学ヘッドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、半導体レーザからの発散光束を第1の
透明基板と第2の透明基板とを誘電体多層膜を介して結
合してなるビームスプリッタへ入射させ、該ビームスプ
リッタからの出射光を光学式記録媒体へ照射するように
した光学ヘッドにおいて、前記誘電体多層膜を、前記発
散光束の入射角度が40〜50度の範囲においてP偏光
成分とS偏光成分との反射率がそれぞれほぼ一定となる
ように、屈折率の異なる少なくとも3種類の誘電体薄膜
の周期層を含んで構成したことを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】広い入射角度範囲で所望のP偏光反射率、S偏
光反射率及び位相差を安定して得ることが可能となる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明に係る光学ヘッドにおいて用
いるビームスプリッタの第1の例を示すものである。こ
のビームスプリッタ21は、第1のプリズム22および
第2のプリズム23を誘電体多層膜24を介して接合し
て成る。誘電体多層膜24は、図2に拡大図を示すよう
に、第1のプリズム22の表面上の誘電体薄膜を第1層
として、全部で20層の誘電体薄膜を積層して構成す
る。この実施例では、第6層から第20層までを3種類
の誘電体薄膜からなる周期的誘電体多層膜、具体的には
第6層,第9層,第12層,第15層および第18層を
膜厚70nmのSiO2 、第7層,第10層,第13
層,第16層および第19層を膜厚115nmのZrO
2 、第8層,第11層,第14層,第17層および第2
0層を膜厚99nmのTiO2 をもって構成し、第1層
から第5層までを2種類の誘電体薄膜からなる周期的誘
電体多層膜、具体的には第1層,第3層および第5層を
膜厚134nmのTiO2 、第2層および第4層を膜厚
68nmのZrO2 をもって構成する。
【0014】かかる構成において、第1,第2のプリズ
ム22,23の屈折率を1.82、TiO2 の屈折率を
2.27、ZrO2 の屈折率を1.99、SiO2 の屈
折率を1.46とすると、波長λ=830nmの光に対
してのP偏光反射率およびS偏光反射率特性は図3に示
すようになり、またP偏光反射光とS偏光反射光との位
相差特性は図4に示すようになる。図3および図4から
明らかなように、このビームスプリッタ21によれば入
射角度が40°から50°の範囲で、P偏光反射率がほ
ぼ20%と一定で、S偏光反射率が95%前後の高い反
射率とすることができ、また位相差もほぼ150°と一
定にすることができる。したがって、このビームスプリ
ッタ21を用いれば、誘電体多層膜24に入射する非平
行の入射光線25a,25b,25cを、入射角度40
°〜50°の範囲でほぼ一定の反射率および位相差をも
って、透過光26a,26b,26cと反射光27a,
27b,27cとに分離することができる。
【0015】この発明に係る光学ヘッドにおいて用いる
ビームスプリッタの第2の例においては、図1に示すビ
ームスプリッタ21において、誘電体多層膜24を第1
のプリズム22の表面上の誘電体薄膜を第1層として、
第1層から第21層までを3種類の誘電体薄膜からなる
周期的誘電体多層膜とし、第22層および第23層を異
なる誘電体薄膜として、全部で23層の誘電体薄膜を積
層して構成する。すなわち、第1層,第4層,第7層,
第10層,第13層,第16層および第19層を膜厚9
4nmのTiO2 、第2層,第5層,第8層,第11
層,第14層,第17層および第20層を膜厚82nm
のSiO2 、第3層,第6層,第9層,第12層,第1
5層,第18層および第21層を膜厚114nmのZr
2をもって構成し、第22層を膜厚129nmのSi
2 、第23層を膜厚250nmのZrO2 をもって構
成する。
【0016】かかる構成において、第1,第2のプリズ
ム22,23の屈折率を1.82、TiO2 の屈折率を
2.27、ZrO2 の屈折率を1.99、SiO2 の屈
折率を1.46とすると、波長λ=830nmの光に対
してのP偏光反射率およびS偏光反射率特性は図5に示
すようになり、またP偏光反射光とS偏光反射光との位
相差特性は図6に示すようになる。図5および図6から
明らかなように、このビームスプリッタ21によれば入
射角度が40°から50°の範囲で、P偏光反射率がほ
ぼ20%と一定で、S偏光反射率が99%前後の高い反
射率とすることができ、また位相差もほぼ122°と一
定にすることができる。したがって、このビームスプリ
ッタ21を用いれば、第1の例で説明したビームスプリ
ッタ21を用いた場合と同様の効果を得ることができ
る。
【0017】図7は、この発明に係る光学ヘッドの一例
の構成を示すものである。この光学ヘッドにおいては、
半導体レーザ31からの直線状に偏光した発散光を、第
1または第2の例で説明した構成のビームスプリッタ2
1の誘電体多層膜24にP偏光として入射させ、その透
過光をコリメータレンズ32で平行光とした後、立ち上
げミラー33を経て対物レンズ34により図示しない光
磁気記録媒体の記録面に光スポットとして集光させるよ
うにする。また、光磁気記録媒体からの戻り光は、対物
レンズ34、立ち上げミラー33およびコリメータレン
ズ32を経てビームスプリッタ21の誘電体多層膜24
に入射させ、ここで光磁気信号成分であるS偏光成分の
殆どを反射され、P偏光成分はその一部を反射させる。
このビームスプリッタ21で反射された戻り光は、凹レ
ンズ35により収束位置を延長し、1/2波長板36で
その偏光方向を45°回転させた後、偏光ビームスプリ
ッタ37に入射させ、ここで互いに直交する偏光成分を
分離して、それぞれ3分割された受光領域を有する2つ
の受光部38a,38bを有する光検出器38で受光
し、その出力に基づいて情報の再生信号、フォーカスエ
ラー信号、トラッキングエラー信号を得るようにする。
なお、ビームスプリッタ21で反射される戻り光は、立
ち上げミラー33と合わせてP偏光とS偏光との間に位
相差が生じないように構成する。
【0018】かかる光学ヘッドによれば、ビームスプリ
ッタ21を半導体レーザ31とコリメータレンズ32と
の間の光束径が小さい光路中に配置しているので、該ビ
ームスプリッタ21を小さくでき、かつ半導体レーザ3
1とコリメータレンズ32との間の空間を有効に利用で
きるので、光学ヘッドを小型にできる。また、ビームス
プリッタ21は、光線の入射角度範囲内で、所望のP偏
光反射率、S偏光反射率およびP偏光とS偏光との位相
差を安定して得ることができるので、C/Nの良好な再
生信号を得ることができる。
【0019】なお、この発明は上述した実施例にのみ限
定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能で
ある。例えば、上述した実施例では、3種類の誘電体薄
膜からなる周期的誘電体多層膜の膜数を3の整数倍とし
たが、2、4あるいはその他の任意の数の整数倍とする
こともできる。また、この発明のビームスプリッタは、
上述した光磁気記録媒体に対する光学ヘッドに限らず、
追記型等の他の光記録媒体に対する光学ヘッドにも有効
に適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、半導
体レーザからの発散光束を第1の透明基板と第2の透明
基板とを誘電体多層膜を介して結合してなるビームスプ
リッタへ入射させ、該ビームスプリッタからの出射光を
光学式記録媒体へ照射するようにした光学ヘッドにおい
て、前記誘電体多層膜を、前記発散光束の入射角度が4
0〜50度の範囲においてP偏光成分とS偏光成分との
反射率がそれぞれほぼ一定となるように、屈折率の異な
る少なくとも3種類の誘電体薄膜の周期層を含んで構成
したので、ビームスプリッタへ入射させる光束を平行光
束にするコリメータレンズが不要となり、結果として光
学ヘッド全体を小型にできると共に、ビームスプリッタ
において広い入射角度範囲でそれぞれ所望のP偏光反射
率並びにS偏光反射率を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る光学ヘッドで用いるビームス
プリッタの第1の例を示す図である。
【図2】 図1に示す誘電体多層膜の拡大断面図であ
る。
【図3】 第1の例のビームスプリッタにおけるP偏光
反射率およびS偏光反射率の入射角依存特性を示す図で
ある。
【図4】 同じく、P偏光とS偏光との位相差の入射角
依存特性を示す図である。
【図5】 この発明に係る光学ヘッドで用いるビームス
プリッタの第2の例におけるP偏光反射率およびS偏光
反射率の入射角依存特性を示す図である。
【図6】 同じく、P偏光とS偏光との位相差の入射角
依存特性を示す図である。
【図7】 この発明に係る光学ヘッドの一例の構成を示
す図である。
【図8】 従来の光学ヘッドの構成を示す図である。
【図9】 図8に示す光検出器の構成を示す平面図であ
る。
【図10】 図8に示すビームスプリッタを構成する誘
電体多層膜の拡大断面図である。
【図11】 図8に示すビームスプリッタにおけるP偏
光反射率およびS偏光反射率の入射角依存特性を示す図
である。
【図12】 図8に示すビームスプリッタにおけるP偏
光とS偏光との位相差の入射角依存特性を示す図であ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザからの発散光束を、第1の
    透明基板と第2の透明基板とを誘電体多層膜を介して結
    合してなるビームスプリッタへ入射させ、該ビームスプ
    リッタからの出射光を光学式記録媒体へ照射するように
    した光学ヘッドにおいて、 前記誘電体多層膜を、前記発散光束の入射角度が40〜
    50度の範囲においてP偏光成分とS偏光成分との反射
    率がそれぞれほぼ一定となるように、屈折率の異なる少
    なくとも3種類の誘電体薄膜の周期層を含んで構成した
    ことを特徴とする光学ヘッド。
JP12188391A 1991-04-25 1991-04-25 光学ヘッド Expired - Fee Related JP3212105B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12188391A JP3212105B2 (ja) 1991-04-25 1991-04-25 光学ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12188391A JP3212105B2 (ja) 1991-04-25 1991-04-25 光学ヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04325936A JPH04325936A (ja) 1992-11-16
JP3212105B2 true JP3212105B2 (ja) 2001-09-25

Family

ID=14822282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12188391A Expired - Fee Related JP3212105B2 (ja) 1991-04-25 1991-04-25 光学ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3212105B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102496051B1 (ko) * 2021-05-18 2023-02-06 (주)제이씨에스인터내셔날 마그네슘 안경테

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2725606B2 (ja) * 1994-08-25 1998-03-11 日本電気株式会社 液晶プロジェクター装置
US5939710A (en) * 1996-09-30 1999-08-17 Daewoo Electronics Co., Ltd. Optical pickup system incorporating therein a beam splitter having a phase layer
JP6507575B2 (ja) * 2014-11-05 2019-05-08 セイコーエプソン株式会社 光学装置および表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102496051B1 (ko) * 2021-05-18 2023-02-06 (주)제이씨에스인터내셔날 마그네슘 안경테

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04325936A (ja) 1992-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5883741A (en) Optical head device and birefringent diffraction grating polarizer and polarizing hologram element used therein
US6005835A (en) Composite prism and optical pickup using the same
KR100483129B1 (ko) 광헤드및광디스크장치
JP2982965B2 (ja) 光学式読み取り装置
JP3212105B2 (ja) 光学ヘッド
JPH05109143A (ja) 光学ピツクアツプ装置
JPH07294739A (ja) 偏光分離素子
US4595261A (en) Phase retardation element and prism for use in an optical data storage system
JPH06168478A (ja) ビーム整形及びビーム分離装置
US5657306A (en) Optical pick-up head having polarizing beam splitter
JP3545008B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP3439903B2 (ja) 光ディスク装置用光学ヘッド
JPH03252928A (ja) 光ピックアップ装置
JPH02151801A (ja) 光学部品及びそれを使用した光磁気ディスク用2ビーム型光ヘッド
JP2658818B2 (ja) 複屈折回折格子型偏光子及び光ヘッド装置
JP2725324B2 (ja) 光記録媒体用光ヘッド
JPH0749627Y2 (ja) 光ピックアップ装置
JPH05266532A (ja) 光ヘッド装置
JP2888280B2 (ja) 光ヘッド装置
JP2002287093A (ja) 光アイソレータ
JPS62148905A (ja) 偏光ビ−ムスプリツタ−
JPH076442A (ja) 光磁気検出用光学ヘッド
JPH08147742A (ja) 受発光素子及びこれを用いた光学ピックアップ
JPH0536111A (ja) 光学式情報読取り装置
JPH05314563A (ja) 光学ヘッド、及び、信号検出手段

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000620

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3212105

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371