JP3212081U - 自在アングル・ラック - Google Patents

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洋 田村
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石原 康考
石原 康考
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Abstract

【課題】奥行きのある電子機器だけではなく、薄型の電子機器の使用も考慮した、より汎用性の高い自在アングルラックを提供する。【解決手段】本考案に係る自在アングルラックは、レール部2aを有する設置部2と、レール部2aにスライド可能に固定され、ボルト用開口である複数の取付部3aを有するL字状の機器取付用アングル3と、設置部2の一端近傍に設けられた後部取付部4とを有する左右一対のマウント部からなるものである。また、設置部2はC字状のフレームであり、当該C字状のフレームがレール部2aをなし、機器取付用アングル3の底部にボルト用開口が設けられたものである。【選択図】図3

Description

本考案は、電子機器等の各種の機器を収納するためのアングルラックに関するものであり、特に、薄型の機器を取り付けるのに適したアングルラックに関するものである。
アングルラックは、アングル等の棒材(マウントアングル)を組み合わせて、機器の収納に用いる収納具である。一般に、キャビネットタイプのラックに比べて、省スペースで多くの機器を収納するのに適しており、また、安価であるため、広く普及している。
アングルラックには、EIA規格(世界標準規格)とJIS規格(日本国内標準規格)の2種類の規格があり、多くの分野では、EIA規格が一般的である。情報通信や映像モニター等の分野の電子機器において、この規格を採用している。
例えば、サーバー室のように、数多くのサーバーを収納する際には、省スペースが重要なポイントであるが、サーバーの形状に合ったアングルラックを多数配置することで、3次元的にサーバーを収納することが可能となり、小さなスペースに多くのサーバーを収納することが可能である。
また、コンサート等のイベント現場でも、アングルラックは利便性が大きい。イベント期間に一時的に使用する多種類の電子機器を収納することが可能であり、規格に適合する電子機器であれば収納できるため、特別な収納具を作製したりして調達する必要が無く、汎用性の高い電子機器の収納具として利用されている。
あるいは、大学等の実験現場でも用いられている。実験の種類に依って、実験機器の構成を変える必要があるが、このようなケースにおいても、汎用性の高いアングルラックが利用されている。
さらに汎用性を高めたアングルラックも提案されている。アングルラックの汎用性を高めるため、マウントアングルを組み合わせる際にボルト止めする取付穴を数多く連接することで、マウントアングルの可動範囲を広くしてしている(例えば、特許文献1)。
特開2004−36734
しかしながら、規格を満足する様々な形態の機器に迅速に対応できるアングルラックはなかった。例えば、イベント会場や大学の実験室のように、一時的な機器の使用や、頻繁に機器のレイアウト変更を行うような場合には、さらなる汎用性が求められていた。
また、EIA規格(世界標準規格)とJIS規格(日本国内標準規格)に対応する電子機器は、比較的奥行きがある機器が多いが、電子回路の集積化が進み、あるいは液晶等のディスプレイのパネル化等が進む中、薄型の機器も増加している。これまでのアングルラックに、このような薄型の機器を収納すると、空きスペースが大きくなり、アングルラックの最大の特長である省スペース性が活かされず、むしろ、アングルラック自体がスペースを占領してしまうといった逆利便性が生じることも多くなった。
本発明は上記の課題等を解決するためになされたものであり、汎用性が高く、薄型の電子機器の収納も考慮した自在アングルラックを提供するものである。
本考案に係る自在アングルラックは、
レール部を有する設置部と、
上記レール部にスライド可能に固定され、ボルト用開口である複数の取付部を有するL字状の機器取付用アングルと、
上記設置部の一端近傍に設けられた後部取付部と、
を有する左右一対のマウント部からなるものである。
また、本考案に係る自在アングルラックは、
上記設置部がC字状のアングルであり、
当該C字状のアングルが上記レール部をなし、
上記機器取付用アングルの底部にボルト用開口が設けられた
ことを特徴とするものである。
さらに、本考案に係る自在アングルラックは、
上記機器取付用アングルの機器取付面が、接地面に対して垂直方向より、上部が後部側に傾斜した
ことを特徴とするものである。
本考案に係る自在アングルラックは上記のように構成されるため、奥行きのある電子機器から、液晶等のパネル型モニターのように薄型の電子機器まで、幅広く効率的に収納可能である。また、薄型の電子機器を前後に収納可能であり、アングルラックの持つ高い収納性を汎用的に実現できる。
本考案に係る自在アングルラックの斜視図である。 本考案に係る自在アングルラックの機器取付用アングルの設置部への取付方法を示す3面図である。 本考案に係る自在アングルラックに機器を取付けた際の斜視図である 本考案に係る自在アングルラックに機器を取付け、後部方向へ移動させた際の斜視図である。 本考案に係る自在アングルラックにサポートLアングルを付けた際の3面図である。
実施の形態.
本考案に係る自在アングルラックの構成、使用方法および特長等に関して、以下において、図面を用いて説明する。なお、以下の説明は本考案に関する良好な一例を開示するものであり、本考案が当該実施の形態に限定されるものではない。
<全体構成>
まず、本考案に係る自在アングルラックの構成に関して、図1および図2を用いて説明する。
図1は、自在アングルラックの斜視図である。また、図2は、自在アングルラックの機器取付用アングルの設置部への取付方法を示す3面図であり、(A)は要部の側面図、(B)は要部の上面図、(C)は要部のもうひとつの側面図である。
図1に示すように自在アングルラックは、左右一対のマウント部1aおよび1bから構成される。左右一対のマウント部1aと1bとは別体としても良いし、中間にそれぞれを結合する結合部材を設けて、一体としても良い。各マウント部1a、1bは、それぞれ、レール部2aを有する設置部2と、レール部2aにスライド可能に固定され、ボルト用開口である複数の取付部3aを有するL字状の機器取付用アングル3と、設置部2とその一端近傍に設けられた後部取付部4とを主要部品として構成される。
設置部2は、例えば、アルミ製のフレームであり、図2に示すように、上面の中央が開口したC字状のフレームである。長手方向の長さは収納する機器の奥行に応じて決めればよいが、例えば450mm程度である。そして、上面の中央付近にはレール2aが設けられている。レール2aは、図2に示すようにC字状のフレームの開口であっても良いし、棒状態の中央を凹状に加工したものでも良い。レール2aの形態は、機器取付用アングル3をどうのようにスライド可能に設置するかによって決まる。
機器取付用アングル3はL字アングル等のL字状部材であり、電子機器を取り付けるためのボルト用開口である複数の取付部3aが開けられている。この開口ピッチは、規格の規定に沿ったものである。機器取付用アングル3の電子機器設置面は、通常は鉛直であるが、モニター等の映像機器を収納する際には、使用者から見やすいように、接地面に対して垂直方向より、上部が後部側に傾斜するようにしても良い。
後部取付部4は、マウントアングルを立設するための取付部であり、ボルトを用いて締結する場合には、この後部取付部4は雌ねじ開口になる。
<機器取付用アングル3の設置部2への取付方法>
機器取付用アングル3は、設置部2に設置部2の長手方向に沿ってスライド可能に固定されるのであれば、どのような方法で固定しても良い。図2に一例を示す。機器取付用アングル3は上面図(B)から分かるようにL字状の形状であり、通常のL字アングルを加工したもので良い。機器取付用アングル3の底部は、設置部2のレール2aに乗る部分である。この部分には、ボルト30を通すためのボルト用開口が設けられている。図2(B)において、ボルト30の下の隠れた箇所にボルト用開口が設けられている。なお、機器取付用アングル3の底部は、金属板材を溶接等でL字部材に固定する。
図2の両側面図(A)および(C)は、ボルト30付近の断面図的模式図である。この図から分かるように、機器取付用アングル3の底部は、ボルト30とナット板20により、締め付けられ、設置部2に固定される。そして、ボルト30を緩めることで、レール部2aに沿ってスライドすることができる。
<使用方法>
図3と図4を用いて、自在アングルラックの使用方法について説明する。
図3は、自在アングルラックに電子機器10を取付けた際の斜視図である。電子機器10は、左右一対のマウント部に固定される。固定の方法は、機器取付用アングル3に設けられたボルト用開口である複数の取付部3aを用いてボルト留めされる。
図3の例においては、電子機器10は薄型の映像モニターであり、設置部2の比較的前方に固定している。このときには、設置部2の後方部分は空いており、無駄なスペースになっている。しかし、設置部2の後方端近傍に雌ねじ開口等である後部取付部4が設けれているので、後部にも他の電子機器が収納可能であり、スペースの有効活用が図れる。
また、電子機器10の前方に作業スペース等を確保したい際には、図4に示すように、左右の機器取付用アングル3を後方にスライドさせることができる。電子機器10が取り付けられた状態でも、スライドさせることは容易であるので、状況に応じて、迅速にスペースを確保することが可能である。
奥行きのある電子機器を取り付ける場合を考慮して、電子機器の後端が下がらないように、補助具を設けられるようにしても良い。例えば、図5に示すように、機器取付用アングル5の側面に長穴5bを設け、L字状の補助具であるサポートLアングル6を自由に高さ方向に位置決めして取付らえるようにしても良い。
<本考案のまとめ>
これまでのアングルラックは、奥行きのある電子機器向きのものがほとんどであり、薄型の機器から奥行のある機器の収納までを考慮したものはなかった。これまでのアングルラックでは、薄型の機器を収納した場合、無駄なスペースが大きくなり、アングルラックの最大の特長である省スペース性を全く活かすことができなかった。
本考案は、このような課題を解決することを目的としており、以下のような特長を有している。
まず、薄型機器を収納した際には、後部の空きスペースにも他の電子機器を収納することが可能であり、スペースの有効活用が図れる。なお、図3や図4においては、機器取付用アングルにひとつの電子機器を収納しているが、縦方向に複数の電子機器を収納することももちろん可能である。
また、電子機器の前にスペースを確保したい際には、機器取付用アングルを後方にスライドさせることで、迅速にスペースを確保可能である。
さらに、左右一対のマウント部を別体とした場合には、横幅の長さに関係なくすべての横幅の電子機器を収納できる。したがって、規格に適合しない電子機器も収納できる可能性がある。
このように汎用性の大きなアングルラックは、イベント現場等で大きな利便性を発揮する。イベントは1日から数日といった短期の催しであるため、収納したい電子機器に合った収納具をそのイベントのためだけに作製することは極めて不経済である。また、イベント現場では、コンサートのモニターや監視用のモニターを多数使用することが多く、液晶等のパネル型のモニターは薄いため、通常のアングルラックではスペース的に不都合である。
以上の理由から、本考案の自在アングルラックは、イベント会場の設営に大きな効果を発揮する。また、大学の実験室のように、毎日異なる学生が異なる実験を行うようなケースにおいても最適なものである。
1a、1b マウント部
2 設置部
2a レール
3 機器取付用アングル
3a 取付部
4 後部取付部
5 機器取付用アングル
5a 取付部
5b 長穴
6 サポートLアングル
また、本考案に係る自在アングルラックは、
上記設置部がC字状のフレームであり、
当該C字状のフレームが上記レール部をなし、
上記機器取付用アングルの底部にボルト用開口が設けられた
ことを特徴とするものである。

Claims (4)

  1. レール部を有する設置部と、
    上記レール部にスライド可能に固定され、ボルト用開口である複数の取付部を有するL字状の機器取付用アングルと、
    上記設置部の一端近傍に設けられた後部取付部と、
    を有する左右一対のマウント部からなる
    自在アングルラック。
  2. 上記設置部はC字状のフレームであり、
    当該C字状のアングルが上記レール部をなし、
    上記機器取付用アングルの底部にボルト用開口が設けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載の自在アングルラック。
  3. 上記機器取付用アングルの機器取付面は、接地面に対して垂直方向より、上部が後部側に傾斜した
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自在アングルラック。
  4. 機器取付用アングルの側面に補助具取付用の長穴5bを設けた
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の自在アングルラック。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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