JP2019028780A - ラック固定装置及びサーバラック - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、様々な幅寸法を有する収納ラックを、アンカーボルトを介してコンクリートスラブ上に安定した状態で配置できるとともに、収納ラックRを入替える際の作業性を向上させることが可能なラック固定装置及びサーバラックを提供する。【解決手段】床スラブFにアンカーボルト1によって固定される固定レール2と、この固定レール2の長さ方向(矢印x方向)に移動可能に取り付けられたラック固定金具3と、を備え、ラック固定金具3は、固定レール2と交差する方向(矢印y方向)へ延びる平板部4を有し、この平板部4には、サーバSが収納される収納ラックRに連結される連結部5が設けられることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、耐震固定のために使用されるラック固定装置、及びラック固定装置により固定されるサーバラックに関する。
近年の情報化社会では、多大なデータを高速及び効率よく処理を行う電算センターの重大性が日増しに高くなっている。電算センターは、各拠点に分散配置されていた公官庁・企業のICT(Information and Communications Technology)機器を集中的に収容するため、高度な安全性と効率性が求められている。
一般的な電算センターでは、下部空間にケーブル及び空調用風路が設置可能なフリーアクセスフロアが設置され、かつこのフリーアクセスフロア上に、複数のサーバが収容されるサーバラックが設置されている。
例えば、特許文献1には、二重床を構成してその上面に電子機器が設置されるフリーアクセスフロアを有し、該フリーアクセスフロアに支持装置を設けた技術が示されている。
そして、この特許文献1の支持装置では、二重床の上床に設けた梁部材に取り付け溝を有する台座部と、該台座部の取り付け溝内に摺動可能に設けられていて前記機器のラックを通してボルトを締め込むことで該機器を固定するねじ穴を備えた固定部と、を備えた構成が示されている。
特開2017−14783号公報
特許文献1では、二重床となるフリーアクセスフロア上に電子機器が設置されているが、空調方式の進歩によりフリーアクセスフロアなしで空調が可能となってきている。
しかしながら、特許文献1に示される機器の支持装置では、電子機器を収容するラックが、二重床の上床に設けた梁部材に台座部及び固定部を介在して取り付けられてはいるものの、床スラブに直接、アンカーボルトにて固定する場合には、鉄筋と干渉する、旧アンカーと干渉するなどして、ラックが固定できないという問題があった。
また、特許文献1では、二重床となるフリーアクセスフロアに、電子機器を収容するラックが設置される構成であるので、該フリーアクセスフロアとサーバラック設置面との間に段差が形成され、この段差のために、電子機器搭載済の重量を有するラックの入替えが困難となり、入替え時の作業性が悪くなるという問題も生じていた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、様々な幅寸法を有する収納ラックを、アンカーボルトを介してコンクリートスラブ上に安定した状態で配置することができ、かつ収納ラックを入替える際の作業性も向上させることが可能なラック固定装置及びサーバラックを提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
すなわち、本発明のラック固定装置は、床スラブにアンカーボルトによって固定される固定レールと、この固定レールの長さ方向に移動可能に取り付けられたラック固定金具と、を備え、前記ラック固定金具は、前記固定レールと交差する方向へ延びる平板部を有し、この平板部には、サーバが収納される収納ラックに連結される連結部が設けられることを特徴とする。
本発明では、様々な幅寸法を有する収納ラックを、アンカーボルトに支持された固定レールを介して床スラブ上に安定した状態で配置できるとともに、収納ラックを入替える際の作業性を向上させることも可能となる。
本発明に係るラック固定装置の主要部を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るラック固定装置の分解斜視図である。 (A)は図2のラック固定装置により固定レール上に収納ラックが固定された状態を示す斜視図、(B)はラック固定金具にY字型金具を使用した場合の斜視図である。 図3の固定レールとスライド部との連結状態を示す断面図であって、(A)は、あと施工アンカーボルトにより固定レールを床スラブ上に露出した状態で配置しかつ取外し可能に設けた例、(B)は、コンクリート打設前に床スラブ内の鉄筋及び該鉄筋に連結されるアンカーボルトを介して固定レールを配置し、かつ該固定レールの上面が床スラブ仕上げ面と同一となるように設置した例である。 固定レール上に複数の収納ラックが配置された状態を示す側面図である。 複数の収納ラックが隣接されたサーバラックが複数列配置された状態を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る収納ラックを固定レールの長さ方向から視た正面図であって、(A)は全体図、(B)はラック固定装置の主要部を拡大した断面図である。
本発明に係るラック固定装置100について図1を参照して説明する。
このラック固定装置100は、床スラブF内の鉄筋10にアンカーボルト1を介して固定される固定レール2と、この固定レール2の長さ方向(矢印x方向)に移動可能に取り付けられたラック固定金具3と、を備える。
ラック固定金具3は、固定レール2と交差する水平方向(矢印y方向)へ延びる平板部4を有している。この平板部4には、ICT機器となるサーバSが収納される収納ラックRに連結される連結部5が設けられている。
そして、以上のように構成されたラック固定装置100では、床スラブF上にアンカーボルト1によって固定された固定レール2に、該固定レール2の長さ方向(矢印x方向)に沿うように移動可能にラック固定金具3を取り付けるようにした。
さらに、上記ラック固定装置100では、ラック固定金具3にて、固定レール2と交差する方向(矢印y方向)へ延びる平板部4と、該平板部4上の連結部5とを介して、サーバSが収容される収納ラックRを固定するようにした。
これにより、本発明のラック固定装置100では、床スラブF内の鉄筋10にアンカーボルト1によって固定された固定レール2に、ラック固定金具3を介して、様々な幅寸法を有するサーバ用の収納ラックRを複数台固定することができる。
その際、各収納ラックRは、ラック固定金具3を介して、アンカーボルト1で固定された固定レール2の長さ方向(矢印x方向)に移動自在に設けられることから、それぞれの収納ラックR毎にアンカーボルト1を連結する必要がない。このため、床スラブF内の鉄筋10が干渉しない任意の位置に、旧アンカーボルトとの干渉を防ぎつつ、新たなアンカーボルト1をあと施工することができる。
これにより、本発明では、様々な幅寸法を有する収納ラックRを、アンカーボルト1に支持された固定レール2を介して床スラブF上に安定した状態で配置できるとともに、収納ラックRを入替える際の作業性も向上させることも可能となる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るラック固定装置101について図2〜図6を参照して説明する。
このラック固定装置101は、図2及び図3(A)に示されるように、床スラブF内の鉄筋10(図2参照)にアンカーボルト11によって固定された固定レール12と、この固定レール12の長さ方向(矢印x方向)に移動可能に取り付けられたラック固定金具13と、を備えたものである。
固定レール12は、断面視C字状に形成されて上側に開口が形成されたレール部材12Aと、該レール部材12Aに溶接固定されてアンカーボルト11により固定される板状部材12Bとを有するものであって、これらレール部材12Aと板状部材12Bとは溶接により一体化されている。
固定レール12を保持するためのアンカーボルト11/11´としては、床スラブFに垂直方向に開けた穴に打ち込まれたスリーブ11Aにねじ込むことで、床スラブF上に設置されるあと施工アンカーボルトが使用される他、床スラブFの施工時に、鉄筋10に連結した後、コンクリートを打設することで、該床スラブF内に埋設される埋込み施工アンカーボルトが使用される。
なお、後者の埋込み施工アンカーボルトでは、床スラブF内に埋設後の最上部が、床スラブ仕上げ面と同一高さとなるように設置されている。
例えば、図4(A)では、あと施工アンカーボルト11により、固定レール12を床スラブF上に露出した状態で配置しかつ適宜取外し可能に設けられる例が示されている。
また、図4(B)では、コンクリート打設前に床スラブF内の鉄筋10及び該鉄筋10に連結される埋込み施工アンカーボルト11´を介して固定レール12を配置し、かつ該固定レール12の上面が床スラブ仕上げ面と同一となるように設置した例が示されている。
また、この図4(B)では、埋込み施工アンカーボルト11´で固定されたラック固定金具13が、締結手段21(後述する)を介してキャスター50付きの収納ラックRに連結された例が示されている。
固定レール12は、図2に示されるように、固定レール12の長さ方向(矢印x方向)と交差する水平方向(矢印y方向)に間隔をおいて、平行となるように2本設置されており、これら1対(2本)の固定レール12に、複数の収納ラックRが長さ方向(矢印x方向)に隣接配置されている(図3(A)、図5、図6参照)。
なお、以下の説明において、前後1対の固定レール12に複数台の収納ラックRが隣接配置されたものを、サーバラック200と表現する。
また、このサーバラック200は、図6に示されるように、固定レール12の長さ方向(矢印x方向)と交差する水平方向(矢印y方向)に間隔をおいて、複数列設けられている。
ラック固定金具13は、1つの収納ラックRに対して4つ設置されており、各側の固定レール12に2個ずつ設置されている。
各ラック固定金具13は、固定レール12と交差する水平方向(矢印y方向)へ延びる平板部14を有している。
この平板部14は、固定レール12のレール部材12A内を移動するスライド部材15(図2及び図4参照)が締結具16Aにより締結支持されるスライド部16と、サーバSが複数収納される収納ラックRに連結される連結部17と、これらスライド部16と連結部17の間を斜めに連結する段差部18とを有している。このような構成により、ラック固定金具13の平板部14は、全体としてZ型に形成されている。
なお、図4(B)では、ラック固定金具13が、締結手段21(後述する)を介してキャスター50付きの収納ラックRに連結された例が示されているが、キャスター50の無い収納ラックRである場合には、ラック固定金具13の全体形状は、段差部が無い平板状のラック固定金具13を使用する。
さらに、ラック固定金具13の平板部14における連結部17は、固定レール12と交差する水平方向(矢印y方向)へ延びる水平延長部20を形成しており、該水平延長部20を貫通する貫通孔(図示略)に、収納ラックRを締結するための締結手段21が設置される。
この締結手段21は、図2に詳細に示されるように、締結ボルト22A・締結ナット22B・絶縁ブッシング22Cとともに、これら締結ボルト22A・締結ナット22B・絶縁ブッシング22Cにより保持される押え板23、絶縁板24、スラブ上で締結ボルト22Aを介して収納ラックRの荷重を受ける板材25を有している。
押え板23は、締結ナット22Bと収納ラックRとの間に位置して、該締結ナット22Bによる締結力を、収納ラックR及びラック固定金具13の平板部14に伝達させるために設けられている。絶縁板24は、収納ラックR内のサーバSと固定レール12との電気的導通を遮断するために設けられている。前記板材25への締結ボルト22Aのねじ込み長さの調整、板材25自身の厚さの変更(あるいはこれらの併用)により、締結ボルト22Aの下方への突出量を調整することにより、収納ラックRの水平レベルを調整するレベライザの機能を果たすようになっている。
そして、以上のようなラック固定金具13は、サーバSが固定される収納ラックRの大きさに応じて、その平板部14の長さを適宜変更(金具を交換する)することにより、各種サイズの収納ラックRに対応することができ、サイズに関係なく収納ラックRを固定レール12上に隣接配置することが可能となる。
そして、以上のように構成された第1実施形態のラック固定装置101では、床スラブF上にアンカーボルト11によって固定された固定レール12に、該固定レール12の長さ方向(矢印x方向)に沿うように移動可能にラック固定金具13を取り付けるようにした。さらに、上記ラック固定装置101では、ラック固定金具13に、固定レール12と交差する方向(矢印y方向)へ延びる平板部14と、該平板部14上の連結部17とを介して、サーバSが収容される収納ラックRを固定するようにした。
これにより、第1実施形態のラック固定装置101では、床スラブF内の鉄筋10にアンカーボルト11により固定された固定レール12に、ラック固定金具13を介して、様々な幅寸法を有するサーバ用の収納ラックRを複数台固定することができる。
その際、各収納ラックRは、ラック固定金具13を介して、アンカーボルト11で固定された固定レール12の長さ方向(矢印x方向)に移動自在に設けられることから、それぞれの収納ラックR毎にアンカーボルト11を連結する必要がない。
これにより、第1実施形態では、様々な幅寸法を有する収納ラックRを、アンカーボルト11に支持された固定レール12を介して床スラブF上に安定した状態で配置できるとともに、収納ラックRを入替え時の作業性を向上させることも可能となる。
また、第1実施形態のラック固定装置101では、サーバSが収納される収納ラックRの大きさに応じて、最適な長さの平板部14を有するラック固定金具13を選択して取替えることにより、各種サイズの収納ラックRに対応することができ、サイズに関係なく収納ラックRを固定レール12上に隣接配置することが可能となる。
なお、第1実施形態のラック固定装置101では、締結手段21の締結ボルト22Aを、ラック固定金具13の平板部14に形成された貫通孔(図示略)を経由させることで、該平板部14に締結するようにしたが、これに限定されず、図3(A)に符号14Aに示すように、平板部14の縁部に形成された切欠きに締結しても良い。
より具体的には、図3(B)に示されるように、ラック固定金具13の平板部14に、締結手段21の締結ボルト22Aを挟み込むY字状(先端が二股状に開口していて軸と交差する方向から締結ボルト22Aを受け入れることができる形状をいう)の凹部14A´を形成し(すなわちY字型のラック固定金具を使用する)、この凹部14A´にレベライザとなる締結手段21を締結しても良い。
このようなY字型のラック固定金具は、図3(B)に示されるようなキャスター50付きの収納ラックRを保持する際に最適である。
そして、このような平板部14の縁部に形成された切欠き14A(凹部14A´)に、締結手段21の締結ボルト22Aを締結することにより、収納ラックRの取付作業性が向上する。
また、上記実施形態では、各側の固定レール12毎にラック固定金具13を設置しているが、これに限定されず、前後の固定レール12を接続するように両持ちのラック固定金具13を使用して、1つのラック金具13を介して、収納ラックRを2本の固定レール12に連結しても良い。
また、前記固定レール12は、ラックRの重量、あるいは想定される地震等の加速度に応じてラックRの支持に必要とされる強度に応じて、ラックRの前後に設けてラックRを両側から固定するようにしても良い。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係るラック固定装置102について図7を参照して説明する。第2実施形態に係るラック固定装置102が、第1実施形態に係るラック固定装置101と構成を異にするのは、収納ラックRを固定レール12に固定するためのラック固定金具の形状である。
すなわち、第1実施形態では、図2に示されるように、ラック固定金具13の平板部14に形成される連結部17が、固定レール12と交差する水平方向(矢印y方向)へ延びる水平延長部20を形成している。
これに対して、第2実施形態では、図7に示されるように、ラック固定金具30の平板部31に形成される連結部32が折れ曲がって、床スラブFに対して直交する方向(矢印z方向)に延びる垂直延長部33を形成している。これにより、ラック固定金具30の平板部31の形状は全体としてL型に形成されている。
この垂直延長部33にて収納ラックRの架台40の側面が接触され、締結手段34を介して架台40の側面部に締結される。
すなわち、第2実施形態のラック固定金具30は、平板部31を介して、床スラブFにアンカーボルト11によって固定された固定レール12と、収納ラックRを載置する架台40の側面部とを互いに連結する。
ここで、ラック固定金具30の平板部31が連結される架台40は、収納ラックRを載置及び固定するために設置されているが、状況によっては架台40を廃止して、ラック固定金具30の平板部31に形成される垂直延長部33を、収納ラックRの側面に直接、連結しても良い。
また、架台40上に配置される収納ラックRの下面には、図7に示されるように、移動を容易にするためのキャスター41とともに、架台40上面に載置後の収納ラックRが移動することを防止するためのボルト等の固定手段42が設けられている。
また、上記架台40は、中空状に形成されていることから、矢印C1,C2で示されるように、下方から空調機から供給された冷気を吸い込む形態の収納ラックRに使用すれば、該収納ラックRに搭載されるサーバの冷却効率をより向上させることが可能となる。また、架台40内部のスペースを利用してケーブルを敷設した場合には、ラックRの下部から内部にケーブルを引き込むことができる。
以上詳細に説明したように第2実施形態のラック固定装置102では、床スラブF上にアンカーボルト11によって固定された固定レール12に、L字型のラック固定金具30を介して、様々な幅寸法を有するサーバ用の収納ラックR又はその載置台となる架台40を固定することができる。
その際、各収納ラックRは、ラック固定金具30を介して、アンカーボルト11で固定された固定レール12の長さ方向(矢印x方向)に移動可能に設けられることから、それぞれの収納ラックR毎にアンカーボルト11を連結する必要がない。
これにより、第2実施形態では、第1実施形態と同様、様々な幅寸法を有する収納ラックRを、アンカーボルト11に支持された固定レール12を介して床スラブF上に安定した状態で配置できるとともに、収納ラックRを入替える際の作業性を向上させることも可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、電算センターにて耐震固定のために使用されるラック固定装置、及びラック固定装置により固定されるサーバラックに関する。
1 アンカーボルト
2 固定レール
3 ラック固定装置
4 平板部
5 連結部
10 鉄筋
11 アンカーボルト
11´アンカーボルト
11A スリーブ
12 固定レール
13 ラック固定装置
14 平板部
15 連結部
20 水平延長部
33 垂直延長部
100 ラック固定装置
101 ラック固定装置
102 ラック固定装置
200 サーバラック
R 収納ラック
F 床スラブ
S サーバ

Claims (13)

  1. 床スラブにアンカーボルトによって固定される固定レールと、
    この固定レールの長さ方向に移動可能に取り付けられたラック固定金具と、を備え、
    前記ラック固定金具は、前記固定レールと交差する方向へ延びる平板部を有し、
    この平板部には、サーバが収納される収納ラックに連結される連結部が設けられることを特徴とするラック固定装置。
  2. 前記固定レールには長さ方向に沿うように複数台の収納ラックが隣接配置されることを特徴とする請求項1に記載のラック固定装置。
  3. 前記アンカーボルトは、床スラブ施工時に、鉄筋内に連結した後、コンクリートを打設することで、該床スラブ内に該床スラブと同一高さで埋設されることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のラック固定装置。
  4. 前記アンカーボルトは、床スラブに垂直方向に開けた穴に打ち込むことで、該床スラブ上に設置されることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のラック固定装置。
  5. 前記平板部は、前記床スラブと平行な方向に延び、その上面に収納ラックの底面が接触される水平延長部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のラック固定装置。
  6. 前記平板部の水平延長部の下面には、前記床スラブとの間の高さを調整するスペーサが介在されることを特徴とする請求項5に記載のラック固定装置。
  7. 前記固定レールは前記収納ラックの前後に間隔をおいて一対配置され、
    前記ラック金具は、これら一対の固定レールを接続するように配置されて、前記収納ラックを両持ちとすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のラック固定装置。
  8. 前記平板部は、前記床スラブに対して直交する方向に延び、その表面に収納ラック又はその架台の側面が接触される垂直延長部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のラック固定装置。
  9. 前記連結部は、前記平板部を貫通する貫通孔と、該貫通孔を経由した締結ボルト及びナットにより前記平板部を収納ラックに連結させる締結手段と、からなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のラック固定装置。
  10. 前記連結部は、前記平板部の縁部に形成された切欠きと、該切欠きを経由した締結ボルト及びナットにより前記平板部を収納ラックに連結させる締結手段と、からなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のラック固定装置。
  11. 前記ラック固定金具として、前記平板部に切欠きを形成したY字型金具が使用され、該Y字金具によりキャスター付きの収納ラックのレベライザを保持することを特徴とする請求項10に記載のラック固定装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のラック固定装置により、床スラブにアンカーボルトによって固定される固定レール上に、サーバが収納される複数の収納ラックが隣接配置されることを特徴とするサーバラック。
  13. 前記固定レールは、前記床スラブに互いが平行となるように複数対設置され、
    前記各対の固定レール上に、前記隣接配置された収納ラックが複数列配置されることを特徴とする請求項12に記載のサーバラック。
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