JP3212027U - 炭酸ガスボンベの背負い具 - Google Patents

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Abstract

【課題】極低温の炭酸ガスを充填したボンベ等を問題なく背負うことができ、殺虫作業やボンベの点検、あるいはボンベの取り換え作業等を無理なく行うことができる炭酸ガスボンベの背負い具を提供する。【解決手段】底板部と、底板部から立ち上げた背負いフレーム部と、背負いフレーム部の両側を折り曲げて形成した側面フレーム部とを備えた本体フレーム12と、底板部のほぼ中央位置から立ち上げた炭酸ガスボンベ15の下部収納筒と、炭酸ガスボンベの上部保持筒と、下部収納筒に上部保持筒を着脱自在に連結する着脱手段を備えた炭酸ガスボンベの保持機構と、内面に断熱層を形成し、背面に背負い紐を取り付けた断熱カバー14とを備え、本体フレームを断熱カバーに収納し、人一人が背負って運べるようにした。【選択図】図10

Description

本考案は炭酸ガスボンベの背負い具に関し、より詳しくは炭酸ガスボンベを無理なく装着し、極低温の炭酸ガスをダニ類や蚤、虱等の害虫が付着した畳やカーペット等に適用して炭酸ガス雰囲気を作り、簡易迅速に殺虫することを可能とした炭酸ガスボンベの背負い具を提供しようとするものである。
従来、特開平5−219872号公報(特許文献1参照)のように極低温の炭酸ガスをダニ類や蚤、虱等の害虫が付着した畳やカーペット等に適用して炭酸ガス雰囲気を作り、殺虫することが試みられている。しかしながら、本先行技術においては、極低温の炭酸ガスを充填したボンベ等を背負い式にすることは考えられていなかった。
他方、ガスボンベを背負い式にして持ち運び可能とすることについては、以下のような先行技術が存在する。
特開昭53−34237号公報(特許文献2参照)には、使用者の背中に置かれる本体部分と、前記本体部分を使用者が背負うための背負い手段と、前記本体部分の外側に圧縮ガスのボンベを離脱可能に取付けるベルト状縛持手段とからなり、前記ベルト状縛持手段が前記ガスボンベの胴体部の周面の少なくとも一部をめぐって接触延長し両端において前記本体部分の対応する両側縁に係留され、前記本体部分の両側縁の少なくとも一方が前記ボンベの軸に対して傾斜して形成され、前記ベルト状縛持手段の対応係留端が前記本体部分の傾斜縁に沿って変位可能であり、この変位によって前記ベルト状縛持手段による前記ボンベに対する緊縛力を調節可能にしたことを特徴とする背負い具が示されている。
特開平5−219872号公報 特開昭53−34237号公報
以上のように従来、ガスボンベを背負い式にして持ち運び可能とする背負い具が知られているが、極低温の炭酸ガスを充填したボンベ等を背負うものとしては好適なものではなかった。
すなわち、極低温の炭酸ガスを充填したボンベ等を背負う際には、ボンベ等が極低温であることが問題となって、特開昭53−34237号公報(特許文献2参照)の背負い具を採用することはできなかったのである。
そこで本考案の目的は、極低温の炭酸ガスを充填したボンベ等を背負う際にも問題なく背負うことができ、しかもその後の殺虫作業やボンベの点検、あるいはボンベの取り換え作業等を無理なく行うことができる炭酸ガスボンベの背負い具を提供することにある。
すなわち本考案の炭酸ガスボンベの背負い具は、底板部と、該底板部から立ち上げた背負いフレーム部と、該背負いフレーム部の両側を折り曲げて形成した側面フレーム部とを備えた本体フレームと、
前記底板部のほぼ中央位置から立ち上げた炭酸ガスボンベの下部収納筒と、
前記炭酸ガスボンベの上部保持筒と、前記下部収納筒に上部保持筒を着脱自在に連結する着脱手段を備えた炭酸ガスボンベの保持機構と、
内面に断熱層を形成し、背面に背負い紐を取り付けた断熱カバーとを備え、
前記本体フレームを前記断熱カバーに収納し、人一人が背負って運べるようにしたことを特徴とするものである。
本考案の炭酸ガスボンベの背負い具において、前記着脱手段が、前記下部収納筒の側壁に回動可能に取り付けられた複数の係合アーム部と、前記上部保持筒の側壁の前記係合アーム部に対応する位置に取り付けられて、前記係合アーム部の端部を係合保持するフック部と、前記係合アーム部の基端部に取り付けたロック部とを備えたことをも特徴とするものである。
本考案の炭酸ガスボンベの背負い具において、前記断熱カバーが、上面に形成した前記本体フレームを出し入れする開口蓋と、該開口蓋内に配置した点検用開口部と、側面に形成した炭酸ガスボンベに装着したノズルを出し入れするノズル孔とを備えたことをも特徴とするものである。
請求項1の考案によれば、前記本体フレームによって背負う人と炭酸ガスボンベとの間隔を保持するとともに、炭酸ガスボンベを取り付けた前記本体フレームを断熱カバーに収納するようにしたことにより、極低温の炭酸ガスを充填したボンベ等を背負う際にも問題なく背負うことが可能な炭酸ガスボンベの背負い具を提供することができる。
請求項2の考案によれば、前記着脱手段が、前記下部収納筒の側壁に回動可能に取り付けられた複数の係合アーム部と、前記上部保持筒の側壁の前記係合アーム部に対応する位置に取り付けられて、前記係合アーム部の端部を係合保持するフック部とを備えたことにより、本体フレームへの炭酸ガスボンベの取り付け、取り外し作業をワンタッチで行うことを可能とした炭酸ガスボンベの背負い具を提供することができる。
請求項3の考案によれば、前記断熱カバーが、上面に形成した前記本体フレームを出し入れする開口蓋と、該開口蓋内に配置した点検用開口部と、側面に形成した炭酸ガスボンベに装着したノズルを出し入れするノズル孔とを備えたものとしたので、本体フレームの前記断熱カバーへの収納ないし取り出し作業を簡単に行うことができ、しかも断熱カバーを背負った状態でのノズルによる殺虫作業を可能とした炭酸ガスボンベの背負い具を提供することができる。
本考案の炭酸ガスボンベの背負い具の実施の形態を示すものであり、炭酸ガスボンベを取り付けた状態の本体フレームを示す概略正面図である。 その概略側面図である。 その概略平面図である。 本体フレームの下部収納筒に炭酸ガスボンベを収納しようとする状態の概略斜視図である。 本体フレームの下部収納筒に炭酸ガスボンベを収納した状態の概略斜視図である。 炭酸ガスボンベに上部保持筒を装着した状態を示す概略斜視図である。 前記下部収納筒に上部保持筒を着脱手段で連結した状態を示す概略斜視図である。 炭酸ガスボンベの上部からホースを引き出した状態を示す概略斜視図である。 炭酸ガスボンをセットした本体フレームを断熱カバーに収納しようとする状態を示す概略斜視図である。 収納した状態を示す概略斜視図である。 炭酸ガスボンをセットした本体フレームを断熱カバーに収納した上、開口蓋を閉じた状態の概略斜視図である。 断熱カバー側面のノズル孔からホースを引き出した状態の概略斜視図である。 断熱カバー上部の開口蓋に設けた点検用開口部を開いた状態を示す概略斜視図である。 断熱カバー底面にキャスタを配置した状態を示す概略底面図である。
以下図面に基いて本考案の炭酸ガスボンベの背負い具の実施の形態を詳細に説明する。
図1ないし図8は炭酸ガスボンベの背負い具の実施例を示すものである。
まず基本構造として、本考案の炭酸ガスボンベの背負い具11は、本体フレーム12と炭酸ガスボンベの保持機構13および断熱カバー14とで構成されている。
図1ないし図3において、本体フレーム12は、アルミパイプ等の金属製パイプからなり、底板21aを取り付けた底板部21と、該底板部21から立ち上げた背負いフレーム部22と、該背負いフレーム部22の両側を折り曲げて形成した側面フレーム部23とを備えたものである
また、前記本体フレーム12の底板部21上に設置された炭酸ガスボンベの保持機構13は、前記本体フレーム12の底板部21のほぼ中央位置から立ち上げた炭酸ガスボンベの下部収納筒31と、前記炭酸ガスボンベの上部保持筒32と、前記下部収納筒31に上部保持筒32を着脱自在に連結する着脱手段33を備えたものである。
なお前記着脱手段33は、前記下部収納筒31の側壁に回動可能に取り付けられた左右一対の係合アーム部34と、前記上部保持筒32の側壁の前記係合アーム部34に対応する位置に取り付けられ、前記係合アーム部34の端部を係合保持するフック部35と、前記係合アーム部34の基端部に取り付けたロック部36で構成されている。
図4ないし図8は、前記本体フレーム12に取り付けた炭酸ガスボンベの保持機構13へ、炭酸ガスボンベ15を収納保持するプロセスを説明するためのものである。
まず図4は、本体フレーム12の下部収納筒31に炭酸ガスボンベ15を収納しようとする状態を示し、下部収納筒31の上面を開口している。
次いで図5のように下部収納筒31に炭酸ガスボンベ15を収納し、図6のように炭酸ガスボンベ15に上部保持筒32を被せて装着する。
その上で、図7のように前記下部収納筒31に上部保持筒32を着脱手段33で連結する。すなわち、左右一対の係合アーム部34の端部を前記上部保持筒32の側壁に取り付けられたフック部35にはめ込んだ上、前記係合アーム部34の基端部に取り付けたロック部36を押し下げて連結固定するのである。
したがって、本体フレーム12への炭酸ガスボンベ15の取り付け、取り外し作業をワンタッチで行うことができる。
なお、図8は炭酸ガスボンベ15の上部からホース16を引き出した状態を示すものである。なお、このホース16としてはやや細径でコイル状の伸縮可能なものとすることが望ましい。
図9ないし図14は、内面に断熱層41を形成し、背面に背負い紐42を取り付けた断熱カバー14で、前記本体フレーム12を前記断熱カバー14に収納し、人一人が背負って運べるようにしたものである。
すなわち、前記断熱カバー14はさらに、上面に形成した前記本体フレーム12を出し入れする開口蓋43と、該開口蓋43内に配置した点検用開口部44と、側面に形成した炭酸ガスボンベ15に装着したノズルを出し入れするノズル孔45とを備えている。
前記断熱カバー14へ炭酸ガスボンベ15を収納するには、まず図9のように前記開口蓋43を開き、図10に示すように炭酸ガスボン15をセットした本体フレーム12を断熱カバー14内に収納する。図11は炭酸ガスボン15をセットした本体フレーム12を断熱カバー14に収納した上、開口蓋43を閉じた状態を示すものである。
その上で、図12に示すように断熱カバー14側面のノズル孔45からホース16を引き出してホース16の先端に取り付けたノズルから極低温の炭酸ガスを放出して殺虫するのである。
図13は断熱カバー14上部の開口蓋43に設けた点検用開口部44を開いた状態を示したもので、この点検用開口部44を開いて炭酸ガスボンベ15のバルブやホース16の状況等を点検することができる。
なお、図14は断熱カバー14底面に配置したキャスタ46を示すものであり、適宜炭酸ガスボンベの背負い具を床面等を走行して運搬することができる。
本実施形態によれば、前記本体フレーム12によって背負う人と炭酸ガスボンベ15との間隔(隙間)を保持するとともに、炭酸ガスボンベ15を取り付けた前記本体フレーム12を断熱カバー14に収納するようにしたことにより、極低温の炭酸ガスを充填したボンベ等を背負う際にも問題なく背負うことが可能となった。
したがって、本体フレーム12の前記断熱カバー14への収納ないし取り出し作業を簡単に行うことができ、しかも断熱カバー14を背負った状態でのノズルによる殺虫作業が可能となった。
本考案の炭酸ガスボンベの背負い具は、本来の極低温の炭酸ガスをダニ類や蚤、虱等の害虫が付着した畳やカーペット等に適用して炭酸ガス雰囲気を作り、殺虫する用途のみならず、それ以外の種々の用途にも適宜使用することができることはいうまでもない。
11 炭酸ガスボンベの背負い具
12 本体フレーム
13 炭酸ガスボンベの保持機構
14 断熱カバー
15 炭酸ガスボンベ
16 ホース
21 底板部
21a 底板
22 背負いフレーム部
23 側面フレーム部
31 下部収納筒
32 上部保持筒
33 着脱手段
34 係合アーム部
35 フック部
36 ロック部
41 断熱層
42 背負い紐
43 開口蓋
44 点検用開口部
45 ノズル孔
46 キャスタ

Claims (3)

  1. 底板部と、該底板部から立ち上げた背負いフレーム部と、該背負いフレーム部の両側を折り曲げて形成した側面フレーム部とを備えた本体フレームと、
    前記底板部のほぼ中央位置から立ち上げた炭酸ガスボンベの下部収納筒と、
    前記炭酸ガスボンベの上部保持筒と、前記下部収納筒に上部保持筒を着脱自在に連結する着脱手段を備えた炭酸ガスボンベの保持機構と、
    内面に断熱層を形成し、背面に背負い紐を取り付けた断熱カバーとを備え、
    前記本体フレームを前記断熱カバーに収納し、人一人が背負って運べるようにしたことを特徴とする炭酸ガスボンベの背負い具。
  2. 前記着脱手段が、前記下部収納筒の側壁に回動可能に取り付けられた複数の係合アーム部と、前記上部保持筒の側壁の前記係合アーム部に対応する位置に取り付けられて、前記係合アーム部の端部を係合保持するフック部と、前記係合アーム部の基端部に取り付けたロック部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の炭酸ガスボンベの背負い具。
  3. 前記断熱カバーが、上面に形成した前記本体フレームを出し入れする開口蓋と、該開口蓋内に配置した点検用開口部と、側面に形成した炭酸ガスボンベに装着したノズルを出し入れするノズル孔とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の炭酸ガスボンベの背負い具。
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