JP3012425U - カート取付け可能なバッグ - Google Patents
カート取付け可能なバッグInfo
- Publication number
- JP3012425U JP3012425U JP1994016501U JP1650194U JP3012425U JP 3012425 U JP3012425 U JP 3012425U JP 1994016501 U JP1994016501 U JP 1994016501U JP 1650194 U JP1650194 U JP 1650194U JP 3012425 U JP3012425 U JP 3012425U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cart
- bag
- opening
- attached
- band
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- Expired - Lifetime
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カートを締着するバンドを、カートに締着し
ない場合にはバッグ内に格納でき、その紛失を防止する
と共に、カートへの締着作業を容易化することを目的と
する。 【構成】 旅行用のバッグAの背面に、ファスナー1
3、面ファスナー14で左右の一方と上下の辺を開閉可
能とした開閉蓋15を設け、該開閉蓋15で閉鎖される
前記バッグAの背面に、カートBの縦枠31に巻き付け
て連結具16a,16bによって取付け可能な複数のカ
ート止着バンド17を止着したカート取付け可能なバッ
グである。
ない場合にはバッグ内に格納でき、その紛失を防止する
と共に、カートへの締着作業を容易化することを目的と
する。 【構成】 旅行用のバッグAの背面に、ファスナー1
3、面ファスナー14で左右の一方と上下の辺を開閉可
能とした開閉蓋15を設け、該開閉蓋15で閉鎖される
前記バッグAの背面に、カートBの縦枠31に巻き付け
て連結具16a,16bによって取付け可能な複数のカ
ート止着バンド17を止着したカート取付け可能なバッ
グである。
Description
【0001】
本考案は、旅行に際して携帯する衣類等を格納するバッグに、これを携行する 際に床面を転動する車輪が設けられているカートに対して取付け、取外し可能と したカート取付け可能なバッグに関する。
【0002】
従来、海外旅行等に際して衣類等を収容する大型のバッグには、その携行時の 持ち運びを容易にするため、予め床面を転動する車輪が取付けられているものが ある。
【0003】 又、この車輪が予め取付けられていない大型のバッグを携行する場合には、車 輪が取付けられていて、床面上をこの車輪が転動して移動が容易に行えるカート にバッグを載せ、バッグとカートとをバンドで締着してカートにバッグを固定す ることが多い。
【0004】
しかし、車輪が取付けられているバッグは、収容した衣類等の旅行用品が少な く、持ち上げるのが容易で車輪を必要としない場合でも、車輪が底面に露出して 不体裁な形態を脱することができない欠点があった。
【0005】 又、バッグをカートに載せてカートとバッグをバンドで締着する場合には、そ の締着を完全に行わないとカートとバッグとがずれ、不安定となる恐れが多いと 共に、カートとバッグの締着が面倒であり、且つこの締着するバンドを紛失する 恐れもある等の問題点があった。
【0006】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 カートを締着するバンドを、カートに締着しない場合にはバッグ内に格納可能と して設け、その紛失を防止すると共に、カートへの締着作業を容易化したカート 取付け可能なバッグを提供せんとするにある。
【0007】 又、本考案はバッグを締着したカートから簡単にバッグを抜き取れなくするこ とによって、バッグの盗難防止を図り、又、バッグを持った際にカートも同時に 持てるようにして階段等での持ち運びを容易にしたカート取付け可能なバッグを 提供せんとするにある。
【0008】 更に、本考案はバッグに設けられた背バンドで背負った状態での携行において 、背中への当たりをやわらくして背中が痛くなったりするのを予防したカート取 付け可能なバッグを提供せんとするにある。
【0009】
本考案のカート取付け可能なバッグは前記した目的を達成せんとするもので、 その手段は、旅行用のバッグの背面にファスナー、面ファスナー等の開閉手段で 左右の一方と上下の辺を開閉可能とした開閉蓋を設け、該開閉蓋で閉鎖される前 記バッグにおける背面に、カートの縦枠に巻き付けて連結具によって取付け可能 な複数のカート止着バンドを止着したことを特徴とする。
【0010】 又、前記開閉蓋で閉鎖されるバッグの背面には、カートの横桟に巻き付けて連 結具によって取付け可能な縦止めバンドを止着することが望ましく、更に、前記 開閉蓋の内部にはウレタンフォーム等の弾性体を収容することが望ましい。
【0011】
本考案の請求項1記載のカート取付け可能なバッグは、バッグ背面の開閉蓋を 開閉手段で開放してカート止着バンドを取り出し、バッグをカートの支持枠上に 載せて、カート止着バンドをカートの縦枠に回すようにして両端の連結具を連結 した後、開閉蓋を開閉手段で閉じれば、カートにこのバッグを簡単に取付けるこ とができ、カートの車輪で床上を楽に移動できる。
【0012】 そして、これと逆の方法でカートをバッグから取り外した後、開閉蓋を開閉手 段でバッグ背面に閉じれば、カート止着バンドはバッグ背面と開閉蓋間の内部に 収容され、外部から見えないのでバッグの体裁を損なうことがなく、且つカート 止着バンドを紛失する恐れもない。
【0013】 又、前記カート止着バンドの止着に際して、縦止めバンドをカートの横桟に止 着すれば、バッグを上方に引き上げてもカートからバッグを抜き取ることができ ないので、バッグの盗難を予防できると共に、階段の昇降に際してバッグのハン ドルを持ってカートと一体の上げ下ろしができるようになる。
【0014】 更に、開閉蓋上部のバッグ背面に設けられた開閉具を開いて、その内部に収容 されている背バンドを取り出し、その先端の連結具の一方を開閉蓋の下部の連結 具の他方に連結すれば、背バンドに腕を通してバッグを背に背負った場合におい て、開閉蓋内部に収容されている弾性体が開閉蓋に柔らかな感触をもたらし、バ ッグやカートの縦枠のパイプが背に当たる感触を和らげ、長時間背負った際の疲 れや痛さから開放するものである。
【0015】
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて以下に説明する。 この実施例においては、図8に示すように、携行ハンドル1aと肩掛けバンド の取付け金具1bが取付けられている身1と、蓋2とはバッグAの3面において ファスナー3が縫着されている。
【0016】 従って、ファスナー3を開いて蓋2を開け、身1内に旅行用品、衣類等を収容 し、身1内の止着バンド4でこれらを止着した後、蓋2をファスナー3で閉じる ことによって蓋2で身1を閉鎖するもので、蓋2の内面側には、ファスナー5、 6によって閉鎖される小物入れ7、8が、蓋2の外正面側にも図7のようにファ スナー9で開閉される小物入れ10が設けられている。
【0017】 この身1の携行ハンドル1aが取付けられている側面にファスナー11によっ て開閉され、バッグの背面との間に書類等の平面的な物を入れる書類入れ12が 設けられている。
【0018】 そして、この書類入れ12が設けられているバッグAの背面には、前記の携行 ハンドル1a側がファスナー13、これに隣接する上下側が面ファスナー14と なっている開閉蓋15が、これらの開閉部材で開閉可能に設けられており、この 開閉蓋15の内部には図9のようにウレタンフォーム等の弾性材15aが収容さ れている。
【0019】 更に、3本の腕が設けられその外側の2本に係止爪を突設した挿入側の連結具 16aと、前記の3本の腕が差し込まれ、その係止爪が押圧孔に係入する嵌入側 の連結具16bをカート止着バンド17の両端に取付ける。
【0020】 この連結具16a、16bは、その差し込みで係止爪が押圧孔に係入して抜脱 しなくなり、押圧孔から係止爪を押圧して、その係合を外し、両者を離脱させる ことができるもので、このように構成されたカート止着バンド17が開閉蓋15 で閉鎖されるバッグAの背面に、長手方向を横方向として、上下2段に並んだ状 態で縫着されている。
【0021】 従って、開閉蓋15をファスナー13、面ファスナー14の開放によって開き 、カート止着バンド17を露呈させることができ、又、開閉蓋15をファスナー 13、面ファスナー14の閉鎖で閉じ、カート止着バンド17を開閉蓋15内に 外部から見えない状態で格納できる。
【0022】 又、開閉蓋15の閉鎖で隠れるバッグAの背面には、前記と同様な連結具16 aと16bとを両端に設けた縦止めバンド18がカート止着バンド17と一緒に 、長手方向を縦にして縫着されている。
【0023】 更に、バッグAの背面には、ファスナー19で開閉される背バンド20を収容 する背バンド収容部21が開閉蓋15の上方に設けられ、この背バンド20には 中間に長さ調節具22を設けると共に、その先端には前記と同様な連結具16a が取付けられていて、この背バンド20は背バンド収容部21内の左右両側に取 付けられている。
【0024】 前記の背バンド20の連結具16aと連結される前記と同様な連結具16bは 、バッグAの背面の開閉蓋15の下方においてバッグAの左右両側のバンド23 に取付けられている。
【0025】 一方、このバッグAを載置、固定して搬送するカートBは、下端に車輪30を 回転自在に取付けた左右の縦枠31を横桟32で連結すると共に、縦枠31内に 上下方向にスライドと固定が可能な握杆33が挿入されており、縦枠31の下端 付近に取付けた折り畳み軸具34に起伏可能に載置杆35が枢着されている。
【0026】 従って、載置杆35を縦枠31と平行に折り畳んだ際には、カートBは平板状 となり、且つ握杆33を縦枠31内に押し込めば、全高が小さくなるのでバッグ Aの身1内に収容し、止着バンド4で止着してバッグA内に格納することができ る。
【0027】 そして、開閉蓋15をファスナー13、面ファスナー14の開放によって開い た後、バッグAを載置杆35上に載置して、カート止着バンド17で縦枠31の 回りを囲むようにして連結具16a、16bの装着を行えば、バッグAはカート Bにカート止着バンド17で前後左右方向に固定され、車輪30の回転でバッグ Aを搬送できる。
【0028】 次に、縦止めバンド18でカートBの横桟32を巻くようにして連結具16a 、16bを装着し、開閉蓋15をファスナー13、面ファスナー14で閉鎖する もので、バッグAを上方に抜き取ろうとしても縦止めバンド18が横桟32から 抜け出ないために、バッグAをその携行ハンドル1aで持ち上げても、カートB がバッグAから抜け出ることがない。
【0029】 従って、階段等の上り下りに際して携行ハンドル1aでカートBとバッグAと を一緒に持ち上げることができ、又カートBからバッグAを抜き取る盗難が予防 できるものである。
【0030】 しかも、前記と逆の作業を行ってバッグAからカートBを取り外し、開閉蓋1 5を閉鎖すれば、その中にカート止着バンド17、縦止めバンド18が格納され 、外部から見えなくなるのでバッグAの形態を損なうことがないと共に、カート 止着バンド17、縦止めバンド18がバッグAからぶら下がって揺れる走行の不 体裁、歩き難さをなくすことができ、且つカート止着バンド17、縦止めバンド 18を紛失することがない。
【0031】 更に、ファスナー19を開いて背バンド収容部21から背バンド20を引出し 、その連結具16aをバンド23の連結具16bに嵌めれば、背バンド20の下 端がバンド23に連結されるので、背バンド20を背負って携行することが可能 となり、しかもこの際に背中に当たる開閉蓋15内にはウレタンフォーム等の弾 性材が収容されているので、背当たりを良好にでき、背中が痛くなる、疲れる等 を未然に防止できるものである。
【0032】
本考案は叙上のように、カートに積載して固定する必要がない時には、カート 止着バンドと縦バンドとをバッグ本体の背面の開閉蓋内に格納できるので、バッ グ自体の形態の悪化がなくなり、これがバッグから垂れ下がって揺れる等の歩き 難さやこれらを紛失する恐れもない。
【0033】 そして、カートに積載する場合には、カート止着バンドと縦止めバンドとでバ ッグをカートに固定することができ、バッグの搬送が容易になると共に、カート とバッグが一体化されるので体裁が良く、又携行ハンドルを持っての階段等の昇 り降りが容易になる。
【0034】 更に、背バンドにより背に背負った状態において、開閉蓋内部に収容した弾性 体によって、背中への当たりをやわらくして背中が痛くなったりするのを予防す ることができる等の効果を有するものである。
【図1】本考案の実施例のカート積載状態の背面図であ
る。
る。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】カートの斜視図である。
【図4】背バンドを使用状態とした斜視図である。
【図5】図4の開閉蓋を開いてカートを取り外した斜視
図である。
図である。
【図6】図5の開閉蓋を閉じた斜視図である。
【図7】図6の正面からの斜視図である。
【図8】身から蓋を開いた状態の斜視図である。
【図9】図5の縦断面図である。
A バッグ B カート 13 ファスナー 14 面ファスナー 15 開閉蓋 16a、16b 連結具 17 カート止着バンド 18 縦止めバンド 20 背バンド 21 背バンド収容部 30 車輪 31 縦枠 32 横桟
Claims (3)
- 【請求項1】 旅行用のバッグの背面にファスナー、面
ファスナー等の開閉手段で左右の一方と上下の辺を開閉
可能とした開閉蓋を設け、該開閉蓋で閉鎖される前記バ
ッグにおける背面に、カートの縦枠に巻き付けて連結具
によって取付け可能な複数のカート止着バンドを止着し
たことを特徴とするカート取付け可能なバッグ。 - 【請求項2】 前記開閉蓋で閉鎖されるバッグの背面
に、カートの横桟に巻き付けて連結具によって取付け可
能な縦止めバンドを止着したことを特徴とする請求項1
記載のカート取付け可能なバッグ。 - 【請求項3】 前記開閉蓋の内部にウレタンフォーム等
の弾性体を収容したことを特徴とする請求項1記載のカ
ート取付け可能なバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016501U JP3012425U (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | カート取付け可能なバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016501U JP3012425U (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | カート取付け可能なバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3012425U true JP3012425U (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=43148129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994016501U Expired - Lifetime JP3012425U (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | カート取付け可能なバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012425U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013223732A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Kimi O | 個人移動手段を収める鞄及び携帯する装置 |
JP7530619B2 (ja) | 2021-03-04 | 2024-08-08 | 東邦電子株式会社 | キャリーバッグ用ストッパー |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP1994016501U patent/JP3012425U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013223732A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Kimi O | 個人移動手段を収める鞄及び携帯する装置 |
JP7530619B2 (ja) | 2021-03-04 | 2024-08-08 | 東邦電子株式会社 | キャリーバッグ用ストッパー |
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