JP3211598B2 - ダイナミック駆動装置 - Google Patents

ダイナミック駆動装置

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JP3211598B2 JP33291094A JP33291094A JP3211598B2 JP 3211598 B2 JP3211598 B2 JP 3211598B2 JP 33291094 A JP33291094 A JP 33291094A JP 33291094 A JP33291094 A JP 33291094A JP 3211598 B2 JP3211598 B2 JP 3211598B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示器をダイナミック
駆動するダイナミック駆動装置に関するものであり、特
にセグメント数が増加されている桁を有する表示器に適
用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】データや数字を表示する表示器として
は、蛍光表示管、発光ダイオード表示器、液晶表示器等
が従来から知られているが、表示器を駆動するデコーダ
およびドライバの数を減少して、低コスト化・低消費電
力化するためにスタティック駆動方式に代わり、ダイナ
ミック駆動方式が行われるようにされている。
【0003】このダイナミック駆動方式を蛍光表示管を
例に上げて図5を参照しながら説明する。図5におい
て、蛍光表示管103はフィラメント104と、各桁に
1つずつ設けられている1G,・・・(n−1)G,n
Gのグリッド電極、および各桁に設けられたPa,P
b,Pc,・・・Pgの7つのセグメントから構成され
ている。なお、7つのセグメントは図6(c)に示すよ
うに構成されて、数字を表示するようにされており、そ
れぞれのセグメントはアノード電極とされている。そし
て、グリッド(桁)デコーダドライバー101によりn
桁のうちのいずれかの桁を1桁づつ順次選択しながら走
査・駆動している。このため、グリッド(桁)デコーダ
ドライバー101には、スキャンデータが入力されてこ
のデータがデコードされることにより、図6(a)に示
すような走査信号が生成されている。
【0004】また、各桁のセグメントを駆動する信号
は、アノード(セグメント)デコーダドライバー102
により生成されているが、各桁に表示するセグメントデ
ータがアノード(セグメント)デコーダドライバー10
2に入力されて、このデータをデコードすることによ
り、各セグメントのアノード電極を駆動する図6(b)
に示すようなセグメント駆動信号が生成されている。そ
して、図6においてTは繰返し周期であり、周期Tにお
いてn桁が全て走査されており、tpはグリッド電極1
G,・・・(n−1)G,nGを駆動するパルス信号の
パルス幅であり、このパルス信号間に幅tbのブランキ
ング期間が設けられて、隣接する桁の漏れ発光が防止さ
れるようにされている。
【0005】さらに、表示の様子を図6を参照しながら
説明すると、グリッド電極1G,・・・(n−1)G,
nGが駆動されていない時は、抵抗Rg1〜Rgnを介
してアースされており、フィラメント104にはツェナ
ーダイオード106によりカットオフバイアス電圧が印
加されているため、アノード電極Pa〜Pgに印加され
ている電圧によらず、いずれのセグメントも発光されな
い。そして、例えば同図(a)に示すように最下位桁の
グリッド電極1Gを駆動するパルス信号が立ち上がる
と、フィラメント104より放出された電子はグリッド
1Gを通過してアノード電極Pa〜Pgに到達するよう
になる。そこで、この時に、同図(b)に示すように
b,c,f,gのセグメント信号が出力されていると、
アノード電極Pb,Pc,Pf,Pgにアノードグリッ
ド電圧105が印加されるようになるため、最下位桁に
は数字「4」(同図(b)の「表示内容」を参照された
い)が表示されるようになる。
【0006】次いで、グリッド電極1Gを駆動するパル
ス信号が立ち下がり、同図(a)に示すように2桁目の
グリッド電極2Gを駆動するパルス信号が立ち上がる
と、同図(b)に示すようにセグメント信号a,b,
c,d,gが駆動されるようになり、2桁目には数字
「3」が表示されるようになる。さらに、グリッド電極
2Gを駆動するパルス信号が立ち下がり、3桁目のグリ
ッド電極3Gを駆動するパルス信号が立ち上がるように
なると、セグメントa,b,d,e,gが駆動されるよ
うになり、3桁目には数字「2」が表示されるようにな
り、4桁目のグリッド電極4Gを駆動するパルス信号だ
けが立ち上った状態になると、セグメントb,cが駆動
されるようになり、4桁目には数字「1」が表示される
ようになる。このように、ダイナミック駆動方式におい
ては、デコーダドライバ101,102をそれぞれ1つ
設けるだけで各桁共通に使用することができ、各桁は間
欠的に駆動されるため省電力化を図ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の表示
器を時計の時刻を表示する表示器に適用した場合の表示
器の例を図7に示す。時計の表示器は、図7に示すよう
に一般に4桁の表示器により構成されており、その最下
位桁11は分の1位の桁を表示し、2桁目12は分の1
0位の桁を表示し、3桁目13は時の1位の桁を表示
し、最上位桁14は時の10位の桁を表示すると共に、
各モードを表示するようにされている。さらに、最下位
桁11には点「。」が表示されるようにされており、3
桁目13はコロン(col)「:」、およびアスタリス
ク「*」が表示されるようにされている。
【0008】従って、最下位桁11は数字を表示するた
めのa〜gの7セグメントに点「。」のセグメントが加
わり、8つのセグメントから構成されており、2桁目1
2は数字を表示する7セグメントだけから構成され、3
桁目13はコロン「:」とアスタリスク「*」が加わ
り、計9つのセグメントから構成され、最上位桁14は
何も表示しないか、あるいは「1」もしくは「2」を表
示すればよいため、fを除いた6つのセグメントと「SL
EEP 」,「ALARM 」,「AM」,「PM」のモードを表示す
る4つのセグメントから構成されている。なお、各桁に
設けられている1G,2G,3G,4Gは、それぞれの
桁を選択駆動する桁選択信号が印加されるグリッド電極
である。
【0009】このように構成された4桁の表示器は、前
述したダイナミック駆動方式により駆動されるが、ダイ
ナミック駆動される場合の各桁のグリッド電極1G,2
G,3G,4Gと、各桁共通に接続されているアノード
電極P1,P2,P3,・・・P9とにより、選択的に
駆動される数字表示用の7セグメントa,b,c・・・
g、およびコロン「:」,アスタリスク「*」,「SLEE
P 」,「ALARM 」,「AM」,「PM」等のセグメントのマ
トリクス配置を図8に示す。図8に示すように最下位桁
11ないし3桁目13における数字表示用の7セグメン
トa,b,c・・・gは、アノード電極P1〜P7にそ
れぞれ割り当てられている。
【0010】従って、例えばアノード電極P1が選択さ
れている場合、グリッド電極1Gが選択されていると最
下位桁11のセグメントaが駆動され、グリッド電極2
Gが選択されていると2桁目12のセグメントaが駆動
され、グリッド電極3Gが選択されていると3桁目13
のセグメントaが駆動される。また、セグメントb〜g
においても同様に駆動される。そして、最下位桁11の
点「。」はアノード電極P8に割り当てられ、3桁目の
コロン(col)「:」とアスタリスク「*」はそれぞ
れアノード電極P8,P9に割り当てられている。従っ
て、アノード電極P8が選択されている場合、グリッド
電極1Gが選択されていると最下位桁11の点「。」の
セグメントが駆動され、グリッド電極3Gが選択されて
いると3桁目13のコロン「:」のセグメントcolが
駆動される。さらに、アノード電極P9が選択されてい
る場合、グリッド電極3Gが選択されていると3桁目1
3のアスタリスク「*」のセグメントが駆動される。
【0011】ところで、最上位桁14においては、アノ
ード電極P1にセグメントa,d,e,gが割り当てら
れ、アノード電極P2にセグメントbが割り当てられ、
アノード電極P3にセグメントcが割り当てられ、以下
アノード電極P4ないしP7にはそれぞれ「SLEEP 」,
「ALARM 」,「AM」,「PM」を表示するセグメントが割
り当てられている。従って、グリッド電極4Gが選択さ
れている場合、アノード電極P1およびアノード電極P
2が選択されると、最上位桁14には「2」が表示さ
れ、アノード電極P2とアノード電極P3が選択される
と、最上位桁14に「1」が表示されるようになる。ま
た、アノード電極P4ないしP7のいずれかが選択され
ると、対応する「SLEEP 」,「ALARM 」,「AM」,「P
M」のいずれかが表示される。
【0012】このように従来はアノード電極をP1〜P
9の9本設けるようにして、数字やその他の表示を行う
ようにしていた。このため、アノード電極を駆動するア
ノードデコーダやアノードドライバの出力本数も9本必
要となる。しかしながら、一般にデータ処理においては
1バイト単位でデータ処理されており、1バイトは8ビ
ットからなっていることから、CPUにより表示器を駆
動制御している場合、8本のアノード電極に対する出力
を得る場合は1つのCPUで処理できるが、9本のアノ
ード電極に対する出力を得るためには、2つのCPUあ
るいは上位のCPUが必要になると共に、新たな駆動制
御の開発に伴う時間と費用がかかりコストが上昇すると
云う問題点があった。
【0013】そこで、本発明は桁内のセグメントを増加
しても、増加したことによる駆動手段の負担を最小限と
することができるダイナミック駆動装置を提供すること
を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために本発明のダイナミック駆動装置は、複数のセグメ
ントからなる桁を複数桁備える表示部と、複数の桁のう
ちのいずれかの桁だけを選択駆動する桁選択信号を各桁
に接続された桁選択ラインに出力する桁選択手段と、各
桁のセグメントを1セグメントづつ共通に接続する複数
のセグメントラインに、セグメントを選択的に駆動する
セグメント駆動信号を出力するセグメント駆動手段とを
備え、少なくとも1つの桁のセグメント数が少なくされ
ていると共に、少なくとも1つの桁のセグメント数が多
くされており、前記桁選択ラインに出力される桁選択信
号と、前記セグメント数が少なくされている桁が有して
いないセグメントに対応するセグメントラインに出力さ
れるセグメント駆動信号とを組み合わせることにより駆
動信号を生成し、この駆動信号を前記セグメント数が多
くされている桁だけに備えられているセグメントライン
に供給するようにしたものである。
【0015】また、前記ダイナミック駆動装置におい
て、前記セグメント数が多くされている桁を選択する桁
選択信号より先に発生される桁選択信号と、前記セグメ
ント数が多くされている桁を選択する桁選択信号の直前
に発生されるセグメント駆動信号との論理積信号によ
り、フリップフロップをセットさせると共に、前記セグ
メント数が多くされている桁を選択する桁選択信号より
後に発生される桁選択信号により、前記フリップフロッ
プをリセットし、前記フリップフロップから出力される
信号を、前記セグメント数が多くされている桁だけに備
えられているセグメントラインに供給するようにしたも
のである。
【0016】
【作用】本発明によれば、複数の桁選択信号と複数のセ
グメント駆動信号からなるマトリクスのうちセグメント
に割り当てられていない部分を利用して、桁の多くされ
たセグメントを駆動するようにしたので、セグメント数
を増やしてもわずかな変更を行うだけで駆動手段を実現
できるようになり、開発に伴う時間と費用が不要となる
と共に、セグメントを増やしたことによる負担を最小限
にとどめることができるようになり、コストの上昇を抑
制することができる。
【0017】
【実施例】本発明のダイナミック駆動装置の一実施例の
構成を示すブロック図を図1に示す。この図において、
1は1G〜4Gの4本のグリッド電極、およびP1〜P
9の9本のアノード電極を有すると共に、4桁からなる
蛍光表示管、2は4本のグリッド電極1G〜4Gを順次
走査するよう選択して駆動する桁選択信号と、8本のア
ノード電極P1〜P8を選択駆動するセグメント駆動信
号を出力するデコーダ、3−1,3−2・・・3−12
はデコーダ2から出力される桁選択信号とセグメント駆
動信号を受けて、グリッド電極1G〜4Gとアノード電
極P1〜P8をそれぞれ駆動するドライバ、3−13は
アノード電極P9を駆動するドライバ、4はアノード電
極P9を駆動する駆動信号を作成するタイミング回路で
ある。
【0018】このように構成されたダイナミック駆動装
置における蛍光表示管1の表示面の構成が、前記した図
7に示す時計の構成とされている場合における、蛍光表
示管1の各桁のグリッド電極1G,2G,3G,4G
と、各桁共通に接続されているアノード電極P1,P
2,P3,・・・P8とにより、選択的に駆動される数
字表示用の7セグメントa,b,c・・・g、およびコ
ロン「:」,アスタリスク「*」,「SLEEP 」,「ALAR
M 」,「AM」,「PM」等のセグメントのマトリクス配置
を図2に示す。図2に示すように最下位桁11ないし3
桁目13における数字表示用の7セグメントa,b,c
・・・gは、アノード電極P1〜P7にそれぞれ割り当
てられている。
【0019】従って、例えばアノード電極P1が選択さ
れている場合、グリッド電極1Gが選択されていると最
下位桁11のセグメントaが駆動され、グリッド電極2
Gが選択されていると2桁目12のセグメントaが駆動
され、グリッド電極3Gが選択されていると3桁目13
のセグメントaが駆動される。また、セグメントb〜g
においても同様に駆動される。そして、最下位桁11の
点「。」は、グリッド電極1Gにおけるアノード電極P
8に割り当てられ、3桁目のコロン(col)「:」
は、グリッド電極3Gにおけるアノード電極P8に割り
当てられている。従って、アノード電極P8が選択され
ている場合、グリッド電極1Gが選択されていると最下
位桁11の点「。」のセグメントが駆動され、グリッド
電極3Gが選択されていると3桁目13のコロン「:」
のセグメントcolが駆動される。
【0020】さらに、最上位桁14においては、アノー
ド電極P1にセグメントa,d,e,gが割り当てら
れ、アノード電極P2にセグメントbが割り当てられ、
アノード電極P3にセグメントcが割り当てられ、以下
アノード電極P4ないしP7に、それぞれ「SLEEP 」,
「ALARM 」,「AM」,「PM」を表示するセグメントが割
り当てられている。従って、グリッド電極4Gが選択さ
れている場合、アノード電極P1およびアノード電極P
2が選択されると、最上位桁14には「2」が表示さ
れ、アノード電極P2とアノード電極P3が選択される
と、最上位桁14に「1」が表示されるようになる。ま
た、アノード電極P4ないしP7のいずれかが選択され
ると、対応する「SLEEP 」,「ALARM 」,「AM」,「P
M」のいずれかが表示される。
【0021】ところで、本発明においては駆動手段を簡
易化するため、アノード電極はP1〜P8の8本だけを
選択するようにデコーダ2は構成されており、アノード
電極P9はマトリクスから除外されている。すると、ア
ノード電極P9により駆動される3桁目13に設けられ
ているアスタリスク「*」のセグメントを駆動すること
ができなくなるので、このアスタリスク「*」のセグメ
ントを、グリッド電極2Gにおいて空いているアノード
電極P8に割り当てるようにしている。すなわち、図2
に示すようにマトリクスのP8−2Gの交点に、アスタ
リスク「*」が配置されている。しかしながら、このア
スタリスク「*」は3桁目13に設けられておりグリッ
ド電極3Gが選択されていない場合は駆動することがで
きないため、図1に示すタイミング回路4が設けられて
いるのである。
【0022】このタイミング回路4は、論理積(AN
D)回路4−1と反転論理和(NOR)回路4−2,4
−3とにより構成されており、NOR回路4−2,4−
3はフリップフロップを構成している。ここで、図3
(a)に示すタイミング回路4の真理値表を同図(b)
に示し、その動作を説明する。
【0023】信号2Gがハイレベルとされ、この時に信
号P8がハイレベルとされると、NOR回路4−2,4
−3よりなるフリップフロップをセットするハイレベル
とされたセット信号Sが、AND回路4−1より出力さ
れる。従って、NOR回路4−2からはローレベルが出
力されてNOR回路4−3の一方に入力される。この
時、信号4Gがローレベルとされていると、リセット信
号Rがローレベルとされるのでフリップフロップはセッ
トされて出力P9はハイレベルとなる。また、信号4G
がハイレベルとされていると、リセット信号Rがハイレ
ベルとされるため出力P9はローレベルにリセットされ
る。
【0024】さらに、信号2Gあるいは信号P8のいず
れかがローレベルとされるとセット信号Sはローレベル
とされ、信号4Gがローレベルとされてリセット信号R
がローレベルの時は、出力P9は前の状態を保持し、信
号4Gがハイレベルとされてリセット信号Rがハイレベ
ルとされると、出力P9はローレベルにリセットされ
る。
【0025】このように動作するタイミング回路4によ
り、アノード電極P9を駆動する駆動信号P9が作成さ
れるタイミングを図4に示す。この図に示すように、グ
リッド電極1G〜4Gは信号1G〜4Gにより順次走査
されて選択されている。そして、アノード電極P1〜P
7を選択するセグメント駆動信号は信号1G〜4Gに同
期して出力されている。そこで、アノード電極P8を駆
動するセグメント駆動信号P8が図4に示すように出力
されていると、信号2Gと信号P8とが共にハイレベル
とされるタイミングでセット信号Sがハイレベルとさ
れ、この時信号4Gはローレベルとされる(グリッド電
極は2つ以上同時に選択されることはないため、信号2
Gと信号4Gとは同時にハイレベルとならない。)た
め、アノード電極P9を駆動する信号P9はハイレベル
となる。
【0026】この信号P9がハイレベルとされている状
態は、信号2Gおよび信号P8がローレベルとされても
保持されるが、信号4Gがハイレベルとなると信号P9
はリセットされてローレベルとされる。この信号P9は
タイミング図に示すように、グリッド電極が選択される
信号1G〜4Gのほぼ2倍の期間とされ、ドライバ3−
13に供給されるが、3桁目13を選択する信号3Gが
ハイレベルとされないと3桁目13は駆動されないた
め、この信号3Gがハイレベルとされる期間に限り、3
桁目13に設けられているアスタリスク「*」は駆動さ
れて発光されるようになる。従って、アスタリスク
「*」が発光される期間は他のセグメントが発光する期
間と同一となる。
【0027】本発明のダイナミック駆動装置は、以上説
明したように、デコーダ2のスキャンデータ入力端子2
−2に入力されるスキャンデータにより各桁がダイナミ
ック駆動され、セグメントデータ端子2−1に入力され
るセグメントデータに応じたデータが各桁に表示される
ようになる。なお、デコーダ2はスキャンデータおよび
セグメントデータをデコードするようにされているが、
デコーダを2つとしてスキャンデータとセグメントデー
タを別々にデコードするようにしてもよい。
【0028】また本発明は、前記説明したようにアノー
ド電極P9を駆動するためのセグメント駆動信号P9を
デコーダ2で作成することなく、桁選択信号および他の
セグメント駆動信号を利用して作成しているので、蛍光
表示管の駆動手段は基本的な8本のアノード電極を駆動
できる現行の駆動手段を使用することができるようにな
り、セグメントを増やしても新たな駆動手段を開発する
必要がないと共に、ほとんど部品点数も増えることがな
く、コストの上昇を抑制することができる。また、CP
Uを用いて表示器を駆動する場合においても、上位のC
PUに交換する必要はなく、現行のCPUにタイミング
回路を付加するだけでよい。
【0029】なお、増やせるセグメントはアスタリスク
「*」1つに限るものではなく、セグメントが配置され
ているマトリクスの空いている部分を使用して2つ以上
のセグメントを増やすこともできる。また、表示器は蛍
光表示管を例に上げて説明したが、これに限るものでは
なく発光ダイオード表示器、液晶表示器、プラズマ表示
器等の表示器を採用することができ、その駆動装置に適
用することができるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように、複数の桁選択信
号と複数のセグメント駆動信号からなるマトリクスのう
ちセグメントに割り当てられていない部分を利用して、
桁の多くされたセグメントを駆動するようにしたので、
セグメント数を増やしてもわずかな変更を行うだけで駆
動手段を実現できるようになり、新たな駆動手段の開発
に伴う時間と費用が不要となる。従って、セグメントを
増やしたことによる負担を最小限にとどめることができ
るようになり、コストの上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイナミック駆動装置の一実施例の構
成のブロック図である。
【図2】本発明のダイナミック駆動装置のセグメント配
置マトリクスの図表である。
【図3】タイミング回路を説明するための回路図および
真理値表の図表である。
【図4】タイミング回路により信号を作成するタイミン
グ図である。
【図5】従来のダイナミック駆動装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】従来のダイナミック駆動装置のタイミング図で
ある。
【図7】表示器の表示面の構成を示す図である。
【図8】従来のダイナミック駆動装置のセグメント配置
マトリクスの図表である。
【符号の説明】
1 蛍光表示管 2 デコーダ 3−1〜3−13 ドライバ 4 タイミング回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセグメントからなる桁を複数桁
    備える表示部と、 複数の桁のうちのいずれかの桁だけを選択駆動する桁選
    択信号を各桁に接続された桁選択ラインに出力する桁選
    択手段と、 各桁のセグメントを1セグメントづつ共通に接続する複
    数のセグメントラインに、セグメントを選択的に駆動す
    るセグメント駆動信号を出力するセグメント駆動手段と
    を備え、 少なくとも1つの桁のセグメント数が少なくされている
    と共に、少なくとも1つの桁のセグメント数が多くされ
    ており、前記桁選択ラインに出力される桁選択信号と、
    前記セグメント数が少なくされている桁が有していない
    セグメントに対応するセグメントラインに出力されるセ
    グメント駆動信号とを組み合わせることにより駆動信号
    を生成し、この駆動信号を前記セグメント数が多くされ
    ている桁だけに備えられているセグメントラインに供給
    することを特徴とするダイナミック駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記セグメント数が多くされている桁を
    選択する桁選択信号より先に発生される桁選択信号と、
    前記セグメント数が多くされている桁を選択する桁選択
    信号の直前に発生されるセグメント駆動信号との論理積
    信号により、フリップフロップをセットさせると共に、
    前記セグメント数が多くされている桁を選択する桁選択
    信号より後に発生される桁選択信号により、前記フリッ
    プフロップをリセットし、 前記フリップフロップから出力される信号を、前記セグ
    メント数が多くされている桁だけに備えられているセグ
    メントラインに供給することを特徴とする請求項1記載
    のダイナミック駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007072323A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Futaba Corp 蛍光表示管の駆動回路

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JPH08171358A (ja) 1996-07-02

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