JP3211163B2 - 電子部品用基板及び回転式電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品用基板及び回転式電子部品の製造方法

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▲しげる▼ 小堀
英夫 大塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半固定可変抵抗器
などに用いられる電子部品用基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ型の半固定可変抵抗器は、
基板と摺動子と集電板とを具備し、基板の上面に回転体
を配置すると共に基板の下面に集電板を配置し、その
際、集電板に設けた筒状突起を基板に設けた貫通孔と摺
動子に設けた嵌挿孔に挿入し、筒状突起の先端をかしめ
ることで摺動子を基板上に回動自在に固定して構成され
ていた。
【0003】一方基板の上面には前記摺動子が回転する
際に摺接する馬蹄形状の抵抗体パターンが形成されてお
り、該抵抗体パターンの両端にはこれを基板の外周辺ま
で引き出す端子パターンが設けられていた。
【0004】ところでこの半固定可変抵抗器はチップ型
であるため、端子パターンの部分は予め半田メッキ又は
予備半田付けされていることが必要である。しかしなが
ら端子パターンに半田メッキ又は予備半田付けするのは
コストが高い。何故なら該メッキを施すためには、まず
端子パターンの部分以外をレジストコートした上で、電
解メッキによるニッケルメッキと半田メッキを行なわな
ければならないし、メッキ後レジストコートを剥離しな
ければならない。また予備半田付けをするためには端子
パターンの下地電極材料に銀食われ防止用のパラジウム
を多量に入れた材料を用いる必要があり、コストアップ
となる。また溶融半田を予備半田とするため品質上厚み
が不均一となる恐れがあった。
【0005】そこで従来、端子パターンに直接半田メッ
キをする代わりに、基板の外周辺を挟持する断面「コ」
字状の予め半田メッキされた金属板製の端子板を端子パ
ターンに接触するように挾み込ませて固定することが行
なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記端子板を基板に取
り付ける方法によれば、基板の端子パターンに直接半田
メッキするよりも低コスト化が図れる。
【0007】しかしながらこの従来例の場合、部品点数
として端子板が増えるばかりか、その固定作業が必要に
なり、さらなるコストダウンの必要性があった。
【0008】またこの端子板は単に基板の上下面を挟持
するように取り付けられるので、強い外力が負荷された
ような場合は外れてしまう恐れもあった。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、端子板の取り付けが容易且つ確実に行
なえ、またさらなるコストダウンが図れる電子部品用基
板を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかる電子部品用基板は、絶縁基板に一対の
端子パターンを形成し、絶縁基板の外周辺を挾むと同時
に前記端子パターンにそれぞれ接続されるように一対の
端子板を取り付けてなる電子部品用基板において、前記
絶縁基板の上面の前記端子パターンを形成した部分の一
部にそれぞれ凹状の一対の端子板係合部を設けると共
に、前記一対の端子板係合部の間の部分に1つの凹状の
端子板係合部を設け、一方前記一対の端子板のそれぞれ
には、直交する二方向に突出する二本ずつの小突起を設
け、前記一対の端子板係合部の何れか一方とこれら一対
の端子板係合部の間の部分に設けた端子板係合部とにそ
れぞれ端子板に設けた小突起を折り曲げて係合せしめる
ことで、直交する2方向のそれぞれの方向に対して端子
板を固定し、さらに前記端子パターンは、絶縁基板表面
から端子板係合部の前記端子板を折り曲げる側面にわた
って設けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の参考例にかか
る電子部品用基板1を示す斜視図である。また図2はそ
の分解斜視図である。両図に示すようにこの電子部品用
基板1は、略矩形状の絶縁基板10の外周辺21に2つ
の端子板40,40を取り付けて構成されている。
【0012】ここで絶縁基板10はセラミック製であっ
て、その中央に円形の貫通孔11を設けるとともに、そ
の周囲に馬蹄形状の抵抗体パターン13を形成し、さら
に抵抗体パターン13の両端に導電性の端子パターン1
5,15を設けている。端子パターン15,15は何れ
も絶縁基板10の外周辺21まで引き出されており、さ
らに外周辺21を通って絶縁基板10の裏面にまで形成
されている。なお端子パターン15,15は絶縁基板1
0の上面のみに設け、外周辺21や裏面への形成は省略
しても良い。
【0013】また絶縁基板10の端子パターン15,1
5を形成した部分の一部分には、それぞれ凹部(端子板
係合部)17,17が設けられている。
【0014】また絶縁基板10の裏面の端子パターン1
5,15が回り込んでいる部分も、前記端子板40,4
0を挿入する凹溝19,19が設けられている。
【0015】一方絶縁基板10の反対側の外周辺23に
は下記する図示していない集電板50の先端を収納する
凹部25が設けられている。
【0016】次に端子板40は例えば鉄板の表面に銅メ
ッキした上に半田メッキを施したものを用い、断面略
「コ」字状であって、底面41と側面43と上面45と
を具備しており、上面45にはさらにその先端から突出
するように小突起47を設けて構成されている。
【0017】そしてこの基板1の製造方法を簡単に説明
すると、図2に示すように、予め端子板40,40を
「コ」字状よりも開いた形状に形成したものの底面4
1,41の上に絶縁基板10を載せて絶縁基板10の凹
溝19,19内に底面41,41を収納する。
【0018】次に端子板40,40の上面45,45を
折り曲げて端子板40,40の形状を「コ」字状にする
ことで図3に示すように絶縁基板10を端子板40,4
0で挟持する。
【0019】そして次に端子板40,40の小突起4
7,47の部分をその上側からポンチで押圧し、該小突
起47,47を変形して図1に示すように絶縁基板10
の凹部17,17内に押し入れる。これによって端子板
40,40は絶縁基板10に確実に固定され、単に絶縁
基板10の上下面を挟持しているだけではないので、た
とえ強い力が負荷されても外れる恐れはなくなる。
【0020】なおさらに端子板40,40の接続を確実
にするために、端子板40,40の部分にレーザ又は赤
外線又はその他の光を照射して加熱したり、リフロー槽
に入れて加熱したりすることで、前記端子板40,40
表面の半田メッキを溶かして端子パターン15,15に
接続するようにしても良い。
【0021】図4はこの電子部品用の基板1を用いて製
造した半固定可変抵抗器を示す図であり、同図(a)は
平面図、同図(b)は裏面図、同図(c)は側断面図
(同図(a)のA−A断面拡大図)である。
【0022】同図に示すようにこの半固定可変抵抗器
は、基板1の上面に摺動子60を載置し、下面に集電板
50を配置し、集電板50に設けた円筒状の筒状突起5
1を貫通孔11に貫通させ、さらに基板1を貫通した筒
状突起51の先端を摺動子60に設けた貫通孔61に貫
通せしめた上でその先端をかしめることで摺動子60を
回動自在に取り付けて構成されている。ここで集電板5
0は絶縁基板10の下面に設けた凹溝18内に収納され
ている。
【0023】ところで本参考例においては前記端子板4
0,40と前記集電板50とを同一の金属板上に形成
し、該金属板を用いて両者を効率的に絶縁基板10に取
り付けて半固定可変抵抗器を製造するようにしている。
以下その方法を説明する。
【0024】図5〜図7は半固定可変抵抗器の製造工程
を示す図であり、それぞれ(a)は側断面図、(b)は
平面図である。
【0025】即ちまず図5に示すような金属板70を用
意する(開口となっている部分に点線の斜線をいれてい
る)。この金属板70はリードーフレームであって、そ
の内部の開口71内に連続的に集電板50と端子板4
0,40を加工形成してある。
【0026】集電板50はその先端が金属板70に接続
されており、また端子板40,40もその外側部が金属
板70に接続されている。このとき端子板40,40は
その底面41,41が上から見えるように、端子板4
0,40を「コ」字状よりも開いた形状に形成してい
る。
【0027】そして図6に示すようにこの金属板70の
上に絶縁基板10を載置する(なお図面上絶縁基板10
上の抵抗体パターン13と端子パターン15,15の記
載は省略している)。その際、集電板50の筒状突起5
1を絶縁基板10の貫通孔11に貫通し、同時に端子板
40,40の底面41,41を絶縁基板10の凹溝1
9,19内に挿入する。
【0028】次に図7に示すように端子板40,40の
上面45,45を絶縁基板10の上面に折り曲げて端子
板40,40の形状を「コ」字状にすることで絶縁基板
10を端子板40,40で挟持する。
【0029】次に小突起47,47の部分をその上側か
らポンチ(図示せず)で押圧し、該小突起47,47を
変形して絶縁基板10の凹部17,17内に押し入れて
固定する。
【0030】そして図示はしないが前記絶縁基板10の
上面に突出する筒状突起51に摺動子60を取り付けて
筒状突起51の先端をかしめて固定した後、前記端子板
40,40と金属板70を接続している部分を切離し、
この状態のままこの半固定可変抵抗器の抵抗値を検査
し、最後に集電板50と金属板70の接続部分を切り離
して単品化する(切断線は図5に一点鎖線で示してい
る)。
【0031】以上の製造方法によれば、集電板50と端
子板40,40を同一の金属板70に形成してその上に
絶縁基板10を載置することで、端子板40,40の取
り付けと摺動子60や集電板50の固定が行なえるの
で、その製造が容易になるばかりか、実質的に集電板5
0と端子板40,40が1部品で構成でき、コストダウ
ンが図れる。
【0032】図9は本発明の一実施形態にかかる電子部
品用基板1−2を示す斜視図である。また図10はその
分解斜視図である。この電子部品用基板1−2において
前記図1,図2に示す電子部品用基板1と同一部分には
同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0033】この電子部品用基板1−2において前記電
子部品用基板1と相違する点は、絶縁基板10−2に設
けた2つの凹部(端子板係合部)17,17の他に、そ
の間の外周辺21の部分に別の1つの凹部(端子板係合
部)16を設けた点と、端子板40−2,40−2に小
突起47の他に別の小突起48を設けた点である。
【0034】そして前記電子部品用基板1の場合と同様
に、予め「コ」字状よりも開いた形状の端子板40−
2,40−2の底面41,41を絶縁基板10−2の凹
溝19,19内に収納し、次に端子板40−2,40−
2の上面45,45を折り曲げて絶縁基板10−2を端
子板40−2,40−2で挟持し、次に小突起47,4
7と小突起48,48の部分をその上側からポンチで押
圧して変形し、図9に示すように小突起47,47を凹
部17,17内に、小突起48,48を凹部16内に押
し入れる。
【0035】この実施形態のように構成すれば更に確実
に端子板40−2,40−2の固定ができる。即ち図1
に示す図面手前側の端子板40の場合で言えば、この端
子板40に図9に示す矢印D,E,G方向の外力が加わ
っても凹部17と小突起47の係合の構造上これに強固
に耐えられるが、矢印F方向の外力が加わった場合はそ
の構造上あまり強固には耐えられない。そこで図9に示
す電子部品用基板1−2の場合は、凹部16と小突起4
8を係合することによって矢印F方向の外力に対しても
強固に耐えられる構造としたのである。つまり端子板4
0−2,40−2は全ての方向の外力に強力に耐えるこ
とができるのである。
【0036】なおこの実施形態の場合、凹部16の対向
する両側面16a,16a(図10参照)にまで端子パ
ターン15,15を印刷しているのは以下の理由によ
る。即ち小突起48を凹部16内に折り曲げた際、折り
曲げた折曲辺が凹部16の角部16bに機械的に強固に
係止されるので、該角部16bに端子パターン15が印
刷してあると電気的な接続も良好になる。そこで該角部
16bに端子パターン15を設けるためにその下側の側
面16aにまで端子パターン15を形成しておき、端子
パターン15と端子板40−2の電気的接続を確実にし
たのである。なお端子パターン15を絶縁基板10−2
の上面のみに形成しても良いことは前記実施形態と同様
である。
【0037】ところで前記参考例の説明のところで述べ
たように、端子板40,40の電気的接続を更に確実に
するために、これらを予め端子パターン15,15に半
田付けしておくことが好ましい。そして該半田付けに
は、端子板40,40の部分にレーザ光やその他の光を
照射して加熱して端子板40,40と端子パターン1
5,15の間に介在する半田層(この実施形態では端子
板40表面の半田メッキ層)を加熱して両者を接続する
方法が好ましい。何故ならこのようにレーザ光やその他
の光を用いると、半田付け部分を非接触で加熱できるか
らである。しかも光ビームによる加熱は、他の熱源によ
る加熱に比べて格段の高密度エネルギーを小さい面積に
短時間で供給できるので、例えば端子板40,40の寸
法が小さくてもこれに容易に対応でき、またフラックス
を用いなくても半田接続が良好に行なえる(被接合材料
表面の汚れや酸化被膜の存在による塗れ障害の程度が低
くなるから)などの利点がある。
【0038】なおこの種の電子部品用の基板(回転式電
子部品用の基板のみでなく、絶縁基板上に直線状のパタ
ーンを設けたスライド式電子部品用の基板も含む)の端
子パターンへ半田付けする端子板としては、上記構造
の、即ち基板の外周を挟持する構造の端子板に限られ
ず、単なる平板状の端子板の所定部分を基板の端子パタ
ーン面に当接して両者間に介在する半田層を加熱して接
続する場合にも適用できる。
【0039】ところで加熱用の光の光源としては、前記
レーザの他に、ハロゲンランプやキセノンランプ等があ
る。そしてレーザにはCO2レーザ,YAGレーザ,半
導体レーザ等があり、これら各レーザは高いエネルギー
が得られ集光径を極めて小さくできるので急速加熱には
向いている。しかしながら反面エネルギーが強すぎ、こ
れを照射する端子板40表面を破損する恐れがあった。
【0040】また光源としてハロゲンランプを用いた場
合、ハロゲンランプはフィラメントへ通電加熱すること
により光エネルギーを得ているので、フィラメントの長
さにより発光部の長さが決まってしまうため点光源とし
て利用することができず、端子板40の寸法が小さくな
るとその上の一点に光を集光することができなくなり、
効果的な加熱ができなくなるという問題点があった。
【0041】これらに対してキセノンランプ(キセノン
ショートアークランプ)は小さく且つ陰極輝点の輝度が
高い。従って狭い範囲内にミラーで効率良く集光するこ
とが可能である。またレーザほどエネルギーが強くない
ので端子板40表面を破損する恐れもない。
【0042】従って加熱用の光源としてはキセノンラン
プを用いることが最も効果的である。なお実際に接続し
た例として、端子板40として鉄板の表面に銅メッキし
た上に半田メッキ(半田はスズ63%,鉛37%の共晶
半田を用いた)を行ない、また端子パターン15の表面
には銀ペーストを印刷形成したものを用いた。そしてキ
セノンランプを光源とする光を図1に示す端子板40の
上面45の表面で集光してこれを加熱し、端子板40と
端子パターン15とを端子板40の半田メッキ層を介し
て半田付けしたが、その接続固定は強固・確実であっ
た。
【0043】以上本発明の一実施形態を詳細に説明した
が本発明はこれに限定されず、例えば以下のような種々
の変形が可能である。 上記実施形態では端子板を半固定可変抵抗器用に用い
た例を示したが、この端子板は他の種々の用途に用いら
れる絶縁基板に取り付ける場合にも用いることができ、
要はその上面に所望のパターンを形成し且つ該パターン
から端子パターンを引き出してなる絶縁基板であれば適
用できる。
【0044】上記実施形態では絶縁基板の上面に設け
た凹部に端子板の一部を押し込むことで固定したが、該
凹部の位置は別の部分に設けても良く、例えば絶縁基板
の裏面側に設けても良い。要は絶縁基板の上面或いは下
面の端子板に覆われる所定部分に設ければよい。また上
記実施形態では凹部によって端子板係合部を構成した
が、端子板係合部は凹部の代わりに貫通孔で構成しても
良く、また絶縁基板の外周辺で構成しても良い(つまり
外周辺において端子板の外周辺から突出する部分を折り
曲げて係合するようにする)。要は端子板の一部を折り
曲げて係合できる構造であればどのような構造の端子板
係合部であっても良い。
【0045】上記実施形態においては端子板40,4
0と集電板50とを同時に取り付けるために図2に示す
ように端子板40,40を予め「コ」字状よりも開いた
形状としたが、端子板40,40のみを取り付けるので
あれば、図8に示すように当初から「コ」字状とした端
子板40,40を用いても良い。
【0046】上記実施形態においては回転式電子部品
の製造方法として半固定可変抵抗器を用いたが、この製
造方法は他の構造の回転式可変抵抗器や回転式スイッチ
等、他の各種回転式電子部品にも利用できることは言う
までもない。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば以下のような優れた効果を有する。絶縁基板の上面
凹状の端子板係合部を設けて該端子板係合部に端子板
に設けた小突起を折り曲げて係合することで端子板を絶
縁基板に固定したので、端子板の絶縁基板への固定が容
易且つ確実に行なえる。
【0048】さらに絶縁基板に設けた端子板係合部に
端子板の複数箇所を折り曲げて係合することで端子板を
複数箇所で固定するように構成すれば、端子板に対して
複数方向から加わる恐れのある外力に対して確実に端子
板の固定が行える。
【0049】
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例にかかる電子部品用の基板1の
斜視図である。
【図2】本発明の参考例にかかる電子部品用の基板1の
分解斜視図である。
【図3】電子部品用の基板1の製造方法を示す斜視図で
ある。
【図4】基板1を用いて製造した半固定可変抵抗器を示
す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は裏面
図、同図(c)は側断面図(同図(a)のA−A断面拡
大図)である。
【図5】半固定可変抵抗器の製造工程を示す図であり、
同図(a)は側断面図(同図(b)のB−B断面図)、
同図(b)は平面図である。
【図6】半固定可変抵抗器の製造工程を示す図であり、
同図(a)は側断面図、同図(b)は平面図である。
【図7】半固定可変抵抗器の製造工程を示す図であり、
同図(a)は側断面図、同図(b)は平面図である。
【図8】端子板40,40の他の取り付け方法を示す分
解斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかる電子部品用基板1
−2を示す斜視図である。
【図10】電子部品用基板1−2の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電子部品用基板 10 絶縁基板 11 貫通孔 13 抵抗体パターン(パターン) 15,15 端子パターン 17,17 凹部(端子板係合部) 21 外周辺 40,40 端子板 47 小突起 50 集電板(取付板) 51 筒状突起 60 摺動子 70 金属板 1−2 電子部品用基板 10−2 絶縁基板 16 凹部(端子板係合部) 40−2,40−2 端子板 48 小突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 英夫 神奈川県川崎市中原区苅宿335番地 帝 国通信工業株式会社内 (72)発明者 相原 進 神奈川県川崎市中原区苅宿335番地 帝 国通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−35913(JP,A) 特開 昭56−26410(JP,A) 特開 昭62−15899(JP,A) 特開 平2−54503(JP,A) 特開 昭59−76413(JP,A) 特開 昭49−120156(JP,A) 実開 昭60−22801(JP,U) 実開 昭58−77006(JP,U) 実開 昭60−39207(JP,U) 実開 平4−125401(JP,U) 実開 昭58−49413(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01C 1/14 H01C 10/00 - 10/50 H01C 17/00 H01C 17/28 H01F 41/08 - 41/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板に一対の端子パターンを形成
    し、絶縁基板の外周辺を挾むと同時に前記端子パターン
    にそれぞれ接続されるように一対の端子板を取り付けて
    なる電子部品用基板において、 前記絶縁基板の上面の前記端子パターンを形成した部分
    の一部にそれぞれ凹状の一対の端子板係合部を設けると
    共に、前記一対の端子板係合部の間の部分に1つの凹状
    の端子板係合部を設け、 一方前記一対の端子板のそれぞれには、直交する二方向
    に突出する二本ずつの小突起を設け、 前記一対の端子板係合部の何れか一方とこれら一対の端
    子板係合部の間の部分に設けた端子板係合部とにそれぞ
    れ端子板に設けた小突起を折り曲げて係合せしめること
    で、直交する2方向のそれぞれの方向に対して端子板を
    固定し、 さらに前記端子パターンは、絶縁基板表面から端子板係
    合部の前記端子板を折り曲げる側面にわたって設けられ
    ていることを特徴とする電子部品用基板。
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