JP3210804U - 腰部包囲座布団 - Google Patents

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Abstract

【課題】 腰部を安定させて正しい姿勢で着座することができ、長時間の着座作業での疲労感を軽減する腰部包囲座布団を提供する。【解決手段】 腰部後方周囲に配置される形状で且つ適宜高さの内側面を備える腰支持部3及び前記腰支持部3の内側面の底方を連結する連結面部(後方座部)2で構成した腰囲部材Aと、適宜大きさで所望のクッション機能を備えると共に後方部41を前記連結面部2上に載置できる形状とした座面部材Bで構成され、腰囲部材Aの連結面部2の上面及び座面部材Bの後方部裏面に、絡着位置を選択できる面ファスナーを設けてなる。【選択図】図1

Description

本考案は、腰部の周囲にクッションが配置されている腰部包囲座布団に関するものである。
座布団は周知のとおりクッション材を布帛で被覆して形成されているもので、使用目的や効用によって種々の構造・材質のものが提案されている。例えば特許文献1に開示されている腰部包囲座布団は、座部と背当て部の間、及び座部側方箇所と背当て部側方箇所を連結して腰部を包む形態として腰部包囲を実現しており、また同座布団は不使用時コンパクト化を実現するために背当て部の折畳み構造を採用している。
また座部を二部材で構成する座布団としては、特許文献2に開示されているように、固定プレートと回転プレートで構成するものが知られている。
特開2015−51180号公報。 特開平10−146239号公報。
腰部包囲座布団は、腰部の周囲にクッションを配置し、使用時における腰部安定を確保して腰部への負担を軽減するものであるが、腰部の安定確保は、単に腰部を包囲するのではなく、着座時に腰部を左右均等に押圧刺激(押圧支持)する構造が必要である。しかし特許文献1開示の腰部包囲座布団は単に着座に腰部周囲にクッションが存在する構成に過ぎなく、着座時の腰部に対する押圧刺激が必ずしも左右均等に与えられる構成ではない。
しかも使用者が当該座布団に対応する体形であるとは言えない場合もあり、単に背当て部を採用している構成では、使用者の体形の相違に対応できない。更に背当て部を折畳み構造としても、不使用時のコンパクト化には限界がある。
そこで本考案は、着座時の腰部安定を実現すると共に、二部材で構成することで使用者の体形に対応できる新規な腰部包囲座布団を提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る腰部包囲座布団は、腰部後方周囲に配置される形状で且つ適宜高さの内側面を備える腰支持部、及び前記腰支持部の内側面の底方を連結する連結面部で構成した腰囲部材と、適宜大きさで所望のクッション機能を備えると共に後方部を前記連結面部上に載置できる形状とした座面部材で構成され、腰囲部材の連結面部の上面及び座面部材の後方部裏面に、絡着位置を選択できる面ファスナーを設けてなることを特徴とするものである。
而して前記腰部包囲座布団は、腰囲部材の連結面部上面の面ファスナーと座面部材の後方部裏面の面ファスナーを絡着連結して使用するもので、連結位置によって座布団全体の前後長を調整することができる。特に腰支持部が着座時の腰の周囲に位置することになり安定着座を実現する。勿論不使用時の両部材の分離によるコンパクト収納も実現する。
また本考案の請求項2記載に係る腰部包囲座布団は、腰囲部材の腰支持部を高硬度フォーム(例えば高硬度ウレタンフォーム)で形成すると共に、内側面を90〜120度開口の対向壁面としたもので、着座に際して、使用者の体形相違があったとしても、左右の対向壁面がV状の受け面形状となっているので、腰部に対して左右均等に当接することになり、安定した着座を実現する。
また本考案の請求項3記載に係る腰部包囲座布団は、特に前記の腰囲部材において、腰支持部及び連結面部の下面全体を連結する板状ベース部を設けると共に、連結面部をクッション機能を備えた後方座部としたもので、腰囲部材の保形性を確保し、取り扱いを容易にしたものである。
また本考案の請求項4記載に係る腰部包囲座布団は、座面部材を適宜な柔軟性を備えた部材(例えば発泡ゴムや硬軟質を組み合わせて形成した部材)で全体形状の主ベース部を形成すると共に、主ベース部の前方の左右角部分の表裏の何れかに高硬度フォームで形成した内方側が傾斜面となる腿支持部を設けたもので、この構成は特に本座布団を椅子に装着して使用した場合、着座時に腿支持部が腿の下方両外側に位置することになり、着座時の姿勢の安定に寄与する。
また本考案の請求項5記載に係る腰部包囲座布団は、座面部材を前記の柔軟性部材で全体形状の主ベース部を形成すると共に、主ベース部の後方部裏面にクッション機能を備えた後方座部を設けたもので、請求項3記載の連結面部に後方座部を形成しない場合の構成である。
また本考案の請求項6記載に係る腰部包囲座布団は、主ベース部の前方中央に低硬度フォーム(例えば低硬度ウレタンフォーム)で形成した中央峰部を設けてなるもので、着座時の中央峰部が股間に位置することになり、着座時の姿勢の安定に寄与する。
また本考案の請求項7記載に係る腰部包囲座布団は腰支持部を空気供給により形成される空気枕としてなるもので、不使用時には空気を抜くことで、よりコンパクトに収納する事ができる。
また本考案の請求項8記載に係る腰部包囲座布団は、請求項7記載の考案において、更に座面部材を巻き込み可能な軟質部材で全体形状の主ベース部を形成すると共に、主ベース部の前方の左右角部分の表裏の何れかに高硬度フォームで形成した内方側が傾斜面となる腿支持部を設け、主ベース部の後方部裏面に後方座部用クッション部を設けたもので、主ベース部を巻き込み可能としたことによって、腰囲部材のコンパクト化に伴って座面部材も巻き取り状態として、携帯に便利なものとしたものである。
本考案の構成は上記のとおりで、座布団を二部材で構成すると共に、前後連結位置の調整によって縦長調整を可能とし、また腰支持部を備えることで着座時の腰部の安定を図り、使用者の体形相違にも対応できる腰部包囲座布団を提供できたものである。
本考案の第一実施形態のクッション材等の構成説明図。 同全体斜視図。 同腰囲部材の平面図。 同座面部材の裏面図。 同第二実施形態のクッション材等の構成説明図。 同全体斜視図。
次に本考案の実施形態について説明する。図1乃至4は第一実施形態を示したもので、この腰部包囲座布団は、腰囲部材Aと座面部材Bで構成されており、各部材A,Bは、クッション材で構成した芯材全体を布帛で被覆しても良いし、各構成各部を独立して布帛で被覆して連結固定するもので良いが、構成各部の表示は全て表面布帛及びクッション材を含めて同一用語とする。
腰囲部材Aは、板状ベース部1と、後方座部(連結面部)2と、腰支持部3を備えたもので、板状ベース部1は、薄樹脂板で弓形状に形成したもので、弧状部分を後方としたものである。後方座部2は、好ましくは低硬度低反発のクッション材を採用し、板状ベース部1の弦辺が前方の底辺とした略三角形状とし、上面に連結用の面ファスナー21を設けたものである。
腰支持部3は、高硬度クッション材(高硬度ウレタンフォーム、高硬度チップウレタン)で形成したもので、板状ベース部1上の後方部分に適宜高さ(5〜12cm)に設けてなり、特に後方座部2の後縁(斜辺)に添って開口角度90〜100度の対向壁面31を備える。
座面部材Bは、主ベース部4に腿支持部5と中央峰部6を付設してなるもので、主ベース部4は、主座部として機能するもので、発泡ゴムフォームや硬軟度ウレタンフォームを組み合わせて形成して適度なクッション機能を備え、後方部41が後方座部(連結面部)2と対応する三角形状であって、後方部41の裏面における三角形の頂部近傍に、腰囲部材Aの面ファスナー21と絡着可能とした面ファスナー42を設けてなる。
腿支持部5は、主ベース部4の左右角部分の裏面に高硬度ウレタンフォームで形成したもので、上方面(主ベース部4の表面に現出する面)が内方へ下る傾斜面51としたものである。
また中央峰部6は、主ベース部4の前方中央に低硬度ウレタンフォームで突出形成したものである。
而して前記座布団は、腰囲部材Aの面ファスナー21と座面部材Bの裏面の面ファスナー42を絡着連結して使用するもので、使用者の体形に合わせて連結位置を定めるものであり、着座使用時には、主ベース部4が主たる座部となるが、後方の腰支持部3の対向壁面31が腰部の受け面となり、また左右の腿支持部5によって形成される傾斜面51が腿の下方外側に当接し、中央峰部6が股間に位置することになる。従って腰部が安定した正しい姿勢での着座となり、椅子に着座して長時間の作業を行っても疲労感が少なくてすむものである。
また図5,6は第二実施形態を示したもので、腰囲部材A1と座面部材B1で構成され、特に腰囲部材A1は、第一実施形態の腰支持部3と同様であるが、板状ベース部1及び後方座部2を備えず、連結面部2aは単に被覆用布帛のみで構成する。
座面部材B1は、基本構成は第一実施形態と同様であるが、腰囲部材A1に後方座部2を設けない代わりに、主ベース部4の後方部41の裏面に後方座部用のクッション部43を設けたものであり、第一実施形態と同様に使用されるものである。
尚実施形態としては示さないが、腰囲部材の腰支持部を空気枕構造とし、座面部材の主ベース部を軟ゴム質フォーム又は低硬度フォームのような巻き込み可能な材質で形成した組み合わせを採用する。
A,A1 腰囲部材
B,B1 座面部材
1 板状ベース部
2 後方座部(連結面部)
2a 連結面部(被覆用布帛)
21 面ファスナー
3 腰支持部
31 対向壁面
4 主ベース部
41 後方部
42 面ファスナー
43 後方座部用のクッション部
5 腿支持部
51 傾斜面
6 中央峰部

Claims (8)

  1. 腰部後方周囲に配置される形状で且つ適宜高さの内側面を備える腰支持部、及び前記腰支持部の内側面の底方を連結する連結面部で構成した腰囲部材と、適宜大きさで所望のクッション機能を備えると共に後方部を前記連結面部上に載置できる形状とした座面部材で構成され、腰囲部材の連結面部の上面及び座面部材の後方部裏面に、絡着位置を選択できる面ファスナーを設けてなることを特徴とする腰部包囲座布団。
  2. 腰囲部材の腰支持部を高硬度フォームで形成すると共に、内側面を90〜120度開口の対向壁面とした請求項1記載の腰部包囲座布団。
  3. 腰支持部及び連結面部の下面全体を連結する板状ベース部を設けると共に、連結面部をクッション機能を備えた後方座部とした請求項2記載の腰部包囲座布団。
  4. 座面部材を適宜な柔軟性を備えた部材で全体形状の主ベース部を形成すると共に、主ベース部の前方の左右角部分の表裏の何れかに高硬度フォームで形成した内方側が傾斜面となる腿支持部を設けた請求項2又は3記載の腰部包囲座布団。
  5. 座面部材を適宜な柔軟性を備えた部材で全体形状の主ベース部を形成すると共に、主ベース部の後方部裏面にクッション機能を備えた後方座部を設けた請求項2又は4記載の腰部包囲座布団。
  6. 主ベース部の前方中央に低硬度フォームで形成した中央峰部を設けてなる請求項4又は5記載の腰部包囲座布団。
  7. 腰支持部を空気供給により形成される空気枕としてなる請求項1記載の腰部包囲座布団。
  8. 座面部材を巻き込み可能な軟質部材で全体形状の主ベース部を形成すると共に、主ベース部の前方の左右角部分の表裏の何れかに高硬度フォームで形成した内方側が傾斜面となる腿支持部を設け、主ベース部の後方部裏面に後方座部用クッション部を設けた請求項7記載の腰部包囲座布団。
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