JP3210557U - 油液濾過システム - Google Patents
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Abstract
【課題】油揚げ設備の油液を濾過し、繰り返しの使用、使用寿命の延長を可能にするとともに、コストの節約を達成することができる油液濾過システムを提供する。【解決手段】内部に食材を揚げるための油液が収容されている油揚げ設備10と、ハウジングであり、その上端にはインレットが設けられ、その下端にはアウトレットが設けられた濾過器本体20であって、内部には支持フレームを内部に設置した濾過袋が設けられ、油路形成のために該油揚げ設備10に接続され、該油路には、油液が内部に送入され該濾過袋によって濾過されるようにし、正回転と逆回転の機能を有し、正回転した場合、油液が該アウトレットから送出され、逆回転した場合、油液が該インレットから送出されるようにするモータ25と、を備える。油液が逆流した場合、該支持フレームは、該濾過袋が油液の圧力によって吸着内縮されることを回避することができる。【選択図】図1
Description
本考案は、油液濾過システムに関し、特に使用後の油を濾過することで、油の寿命を延長し、使用効率を向上する濾過システムに関するものである。
従来、油揚げ機器または油揚げ鍋等の油揚げ設備は、飲食と食品に関する業界に広く使われている。油揚げ設備の使用は、油槽内に所定量の油を注入し、加熱装置により油液を所定の温度に加熱した後、食材を油で揚げる。実際の油揚げ経験によれば、食材における水分または油揚げ粉末の放出、油液の繰り返しの高温加熱に伴い、油槽における油液の酸価(Acid Value)、過酸化物価(Peroxide Value)及び総極性化合物(Total Polar Compounds)は増加し、油質は劣化してしまう。
油液の品質を制御するために、油揚げする物は下記の指標のうちの一つに達した場合に、油液の交換を行うべきである。1、発煙点の温度が170℃以下である。2、油揚げ油の色が濃くなったり油がドロドロしたり、においが臭くなったり、泡沫が多くて大きく、顕著な異常なにおいがあり、泡沫面積が油揚げ鍋面積の1/2を越えている。3、酸価が2.0mgKOH/g以上である。4、油揚げ油内の総極性物質の含有量が25%以上である。
油液品質の劣化が上記のような油液交換の4つの指標のうちの1つに達したときに、油の交換は必要となる。しかしながら、食用油の価格が上がりつつあるなかで、油のコストは営業者に負担がかかることになる。よって、コストを考慮して油交換の時間を遅延する不肖な業者もいる。このため、消費者は体に危害を与える可能性のある食品を食べてしまい、大衆の飲食健康は多大な脅威にさらされることになる。
このことに鑑み、油揚げの油液品質を確保することは、重要且つ一刻も猶予できない課題となっている。
そこで、本考案は、油揚げ設備の油液を濾過し、濾過後の油液の酸価、過酸化物価及び総極性化合物の含有量を所定の範囲にすることで、繰り返しの使用、使用寿命の延長を可能にするとともに、コストの節約を達成することができる油液濾過システムを提供することを目的とする。さらに、油液濾過を提供する過程において、濾過袋の閉塞を回避することができ、使用効率を向上することができる。
本考案に係る油液濾過システムは、油揚げ設備と、濾過器本体とを含む。該油揚げ設備の内部には、食材を揚げるための油液が収容されている。該濾過器本体は、ハウジングであり、その上端にはインレットが設けられ、その下端にはアウトレットが設けられている。該濾過器本体内には濾過袋が設けられ、該濾過袋内には支持フレームが設けられている。該インレットとアウトレットは該油揚げ設備に接続され、油路が形成される。該油路には、該油揚げ設備内の油液が該濾過器本体内に輸送され該濾過袋を流れて濾過されるようにするモータが設けられている。該モータは正回転と逆回転の機能を有し、正反転した場合、油液が該アウトレットから送出され、逆反転した場合、油液が該インレットから送出される。該油液が逆流した場合、該支持フレームは該濾過袋が油液圧力によって吸着されることを回避することができる。
本考案に係る油液濾過システムによれば、油揚げ設備の油液に対して濾過を行うことができ、濾過後の油液の酸価、過酸化物価及び総極性化合物の含有量を所定の範囲にすることで、油液の使用寿命を延長することができる。
図1ないし図4は、本考案に係る一実施例の油液濾過システムを示す。この油液濾過システムは、油揚げ設備10と、濾過器本体20とを含む。油揚げ設備10は、食材に対して油揚げ作業を行うための器具であり、例えばフライドチキン、ホットドッグ、ドーナツに使用される卓上型、地面型の油揚げ機器であり、若しくは大量の豆類製品を油で揚げるための油揚げ鍋であるが、これらに限定されるものではない。油揚げ設備10内には、油液が収容されており、濾過器本体20との間で、パイプ11の接続により油路が形成される。
濾過器本体20は、ハウジングであり、その上端にはインレット21が設けられ、その下端にはアウトレット22が設けられている。濾過器本体20内には濾過袋23が設けられ、濾過袋23内には支持フレーム24が設けられている。濾過器本体20のインレット21及びアウトレット22は、それぞれパイプ11を介して油揚げ設備10に接続され、油路が形成される。インレット21と油揚げ設備10との間のパイプ11の所定の位置には、モータ25が設けられている。モータ25は、正回転と逆回転の機能を有し、モータ25が正回転した場合、油液は正方向に流動し、アウトレット22から送出され、モータ25が正回転した場合、油液は正方向に流動してアウトレット22から送出され、モータ25が逆回転した場合、油液は逆流してインレット21から送出される。モータ25による加圧作用により、油液の輸送に有利である。ここで注意すべき点は、モータ25は、周波数変換の回路制御により、油液の圧力を所定の圧力値に維持することができる。
濾過袋23は、耐高温の能力を有し、例えばステンレス糸から編んだ網袋(耐温は240℃まで)であり、その網目は、濾過効果を奏するために、300メッシュ〜25000メッシュであるのが好ましい。
支持フレーム24は、金属ロッドからなるフレームであり、その内部には中空または浮力を有する球体241が設けられている。支持フレーム24の高さは、濾過袋23の高さよりも低いのが好ましい。
本考案に係る油液濾過システムとして、実施の際に、モータ25が正回転した場合、油揚げ設備10に使用された油液は、インレット21から濾過器本体20内に送入され、濾過袋23の濾過により浄化され、濾過後の油液は、アウトレット22から送出される。このように、油揚げ設備10の油液が濾過されるため、品質は向上する。実施のテストにおいて、使用後の揚げ油の酸価、過酸化物価及び総極性化合物は、悪い数値に近い。しかしながら、本考案に係る油液濾過システムによれば、連続的に循環濾過された後、油液の色は澄んでいて雑質はなく、その酸価と総極性化合物の含有量は明らかに低下し、発煙点の温度も標準値以下となり、油液の品質は所定の4つの指標を満たすようになっている。また、濾過後の油液で食材を揚げた場合、食材表面は黄金色となり、暗黒色の現象はない。従って、本考案に係る油液濾過システムによれば、油液品質の大幅向上、コストの低下を達成すると同時に、消費者の飲食健康を兼ね備えているため、ウィンウィンの局面を創造することができる。
濾過器本体20を所定の時間操作した後、濾過袋23の表面に濾過後の残渣油垢が付着される。この場合、モータ25の逆反転設定により、濾過器本体20を逆流の状態にさせることができる。油液が逆流した場合、濾過袋23の表面に付着された油垢は、油液の逆流によって脱落してしまい、濾過袋23の底部に落下することになる。濾過袋23内に支持用の支持フレーム24が設けられているため、濾過袋23はモータの逆反転による吸着内縮によって接着されることはなく、正常の拡張状態を維持可能であり、油液は正常に加圧され回流することができる。さらに、支持フレーム24の高さは濾過袋23の高さ寸法より低くなるように構成されているため、濾過器本体20内に油液が充満している場合、球体241による浮力により、支持フレーム24を濾過袋23の上部に浮上させるため、濾過袋23の底端には脱落した残渣油垢を収容する空間が形成される。
上記のように、濾過器本体20は、油揚げ設備10に使用された油液を濾過することで濾過前の油液よりも質のよい油を得ることができる。濾過器本体20が所定量の油を濾過した後、モータ25を自動または手動の設定で逆反転させることにより、濾過器本体20内の油液を逆流させることができる。また、濾過袋23内に支持フレーム24が設けられ、それを正常の拡張状態に維持させることができるため、油液の逆流によって濾過袋23の表面に付着された油垢を脱落させることができる。モータ25が再び正回転した場合、濾過袋23は正常の濾過能力を提供することができる。さらに、濾過袋23の表面の閉塞による濾過器本体20内の圧力の上昇はないため、濾過器本体20内の油液のスリットを介して漏洩する危険性を回避することができる。
実際に測定した実施例において、モータ50は、10分間正回転した後、1分間逆回転することができる。本考案に係る循環濾過が連続的に行われた後、油液の濾過を行い、その品質を法によって定められた規定に満たすと同時に、油濾過の効果、操作の安全性は大幅に向上している。
上記のように、これらの実施の形態は本考案の好ましい実施例のみであり、本考案の特許請求の範囲に基づいてなされる等価の変更や修飾は、本考案の技術範囲に入るものである。
以上のように、本考案では、内部に食材を揚げるための油液が収容されている油揚げ設備と、ハウジングであり、その上端にはインレットが設けられ、その下端にはアウトレットが設けられた濾過器本体であって、内部には支持フレームを内部に設置した濾過袋が設けられ、該インレットとアウトレットは油路形成のために該油揚げ設備に接続され、該油路には、該油揚げ設備内の油液が内部に送入され該濾過袋によって濾過されるようにし、正回転と逆回転の機能を有し、正回転した場合、油液が該アウトレットから送出され、逆回転した場合、油液が該インレットから送出されるようにするモータと、を備え、油液が逆流した場合、該支持フレームは、該濾過袋が油液の圧力によって吸着されることを回避することができることを特徴とする油液濾過システムとするものである。
また、該支持フレームは、金属ロッドからなるフレームであり、該支持フレーム内に浮力を有する球体が設けられることで、該支持フレームは該濾過器本体内の油位の高いところに浮上可能であるものとする。
また、該支持フレームの高さは該濾過袋の高さよりも低いものとする。
本考案に係る油液濾過システムによれば、油揚げ設備の油液に対して濾過を行うことができ、濾過後の油液の酸価、過酸化物価及び総極性化合物の含有量を所定の範囲にすることで、油液の使用寿命を延長することができる。
10 油揚げ設備
11 パイプ
20 濾過器本体
21 インレット
22 アウトレット
23 濾過袋
24 支持フレーム
241 球体
25 モータ
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Claims (3)
- 内部に食材を揚げるための油液が収容されている油揚げ設備と、
ハウジングであり、その上端にはインレットが設けられ、その下端にはアウトレットが設けられた濾過器本体であって、内部には支持フレームを内部に設置した濾過袋が設けられ、該インレットとアウトレットは油路形成のために該油揚げ設備に接続され、該油路には、該油揚げ設備内の油液が内部に送入され該濾過袋によって濾過されるようにし、正回転と逆回転の機能を有し、正回転した場合、油液が該アウトレットから送出され、逆回転した場合、油液が該インレットから送出されるようにするモータと、を備え、
油液が逆流した場合、該支持フレームは、該濾過袋が油液の圧力によって吸着されることを回避することができることを特徴とする油液濾過システム。 - 該支持フレームは、金属ロッドからなるフレームであり、該支持フレーム内に浮力を有する球体が設けられることで、該支持フレームは該濾過器本体内の油位の高いところに浮上可能であることを特徴とする請求項1に記載の油液濾過システム。
- 該支持フレームの高さは該濾過袋の高さよりも低いことを特徴とする請求項1に記載の油液濾過システム。
Priority Applications (1)
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JP2017000490U JP3210557U (ja) | 2017-02-07 | 2017-02-07 | 油液濾過システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017000490U JP3210557U (ja) | 2017-02-07 | 2017-02-07 | 油液濾過システム |
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JP3210557U true JP3210557U (ja) | 2017-06-01 |
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JP2017000490U Active JP3210557U (ja) | 2017-02-07 | 2017-02-07 | 油液濾過システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3210557U (ja) |
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2017
- 2017-02-07 JP JP2017000490U patent/JP3210557U/ja active Active
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