JP3210101U - 集成角材 - Google Patents

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【課題】接合線が目立たず、柱として利用することができ、見た目良い集成角材を提供する。【解決手段】2本の丸太を中央から縦割りにして得られる横断面半円形の4つの切断片3の長手方向に延びる各切断面4が四角柱の外表面にそれぞれ位置するように配置されており、各切断片の円弧面には、隣接する円弧面と互いに噛み合うジグザグ状又は鋸歯状の切り込み部6が形成され、それらの切り込み部が接着剤を介して噛み合わされて、外部に露出する接合線が、四角柱の出隅部の角に配置されている。【選択図】図5

Description

木材の太さを有効利用し、接合部を角材の対角線上に配置することにより、外表面に接合線が露出されない集成角材に関する。
集成材には、種々のものがあるが、特に小径の丸太を有効利用して、そこから径のより大きな角材を集成するものとしては、下記特許文献に記載のものが知られている。
実開平6−5905号公報
ところが、特許文献1に記載の集成角材は、接合線が表にでるため、それを柱として利用するには制約があり、見た目が悪いという問題がある。本考案は、この問題を解決した新たな集成角材を提供することを課題とする。
本考案に係る集成角材は、2本の丸太を中央から縦割りにして得られる横断面半円形の4つの切断片の長手方向に延びる各切断面が四角柱の外表面にそれぞれ位置するように配置されており、前記各切断片の円弧面には、隣接する円弧面と互いに噛み合うジグザグ状又は鋸歯状の切り込み部が形成され、それらの切り込み部が接着剤を介して噛み合わされて、外部に露出する接合線が、前記四角柱の出隅部の角に配置されていることを特徴とする。
また、前記ジグザグ状又は鋸歯状の切り込み部の、前記四角柱の各出隅部に当たる部分は、平坦面に形成され、それらが接合されて長手方向に沿う直線状の前記接合線が形成されていることを特徴とする。
これにより、四角柱に形成された集成角材は、出隅部の角に接合線が現れるだけであるから、集成材としての接合面は、特許文献1に記載のものよりも目立たない集成角材とすることができる。
本考案によれば、集成材の接合面を角材の角に位置させることができるので、集成材であることを目立たせない効果がある。しかも、細い丸太で、その直径を一辺とした、より大きな角材を得ることができるから、間伐材の有効利用を図ることができる。
丸太2本の断面図。 丸太2本を縦割りにして得られる計4本の切断片の断面図。 4本の切断片の長手方向に沿う各切断面を四角柱の外側面に位置するように配置して、隣接する各切断片の円弧面にジグザグ状又は鋸歯状の切り込み部を形成した説明図。 隣接する切断片の各切り込み部を互いに接合した状態の説明図。 各切断片の切り込む部を互いに接合して四角柱とした状態の断面図。 太さの異なる2本の丸太から横断面が長方形の四角柱を形成したときのその断面図。 図6の四角柱の他の実施形態を示す断面図。
以下、本考案の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、略同じ太さの丸太1二本の断面を示し、それらの中央線2は、各丸太1を縦割りにするときの切断線を示す。この切断線で切断して得られる合計4本の切断片3を図2に示す。
図3は、この切断片3の各切断面4を四角柱の外側面に位置させ、その状態で、互いに隣接する各切断片3の円弧面5にジグザグ状又は鋸刃状の切り込み部6を形成する。この場合の切り込み部6は、柱の出隅部に当たる角部7を残してジグザグ状に又は鋸刃状に形成する。また、角部7の接合面は、図3に示すように平坦に形成しておく。
次に、図4に示すように、隣り合う二つの切断片3の切り込み部6と角部7を、接着剤を介して互いに接合し、続いて図4の互いに対向する二組の接合片の切り込み部6aと角部7を、接着剤を介して互いに接合する。すると、図5に示すような四角柱が得られる。
これにより、四角柱の外表面には、角部の長手方向に沿う接合線しか現れないので、見た目は、集成材ではなく、無垢の柱として見ることができる。また各部材が角度をなして接合されているので、各部材を一方向から接合した従来の集成材と比べても、分離し難く、強度的にも従来のものより向上したものとなっている。
図6は、太さの異なる2本の丸太を、前述のような工程を経て接合させたときの四角柱の横断面を示す。この実施形態では、上下の部材が直径の大きい丸太を縦割りにしたものであり、左右の部材がそれより直径の小さい丸太を縦割りにしたものである。
図7は、図6に示す各部材と同じ大きさの丸太を使用し、それらの円弧面に形成する切込み部6、6aのカットする方向を変えた一例である。したがってこの実施形態では、四角柱の中心部に空洞がないものとなっている。
1 丸太
2 縦割り線
3 切断片
4 切断面
5 円弧面
6 ジグザグ状又は鋸歯状の切り込み部
6a ジグザグ状又は鋸歯状の切り込み部
7 平坦部

Claims (2)

  1. 2本の丸太を中央から縦割りにして得られる横断面半円形の4つの切断片の長手方向に延びる各切断面が四角柱の外表面にそれぞれ位置するように配置されており、前記各切断片の円弧面には、隣接する円弧面と互いに噛み合うジグザグ状又は鋸歯状の切り込み部が形成され、それらの切り込み部が接着剤を介して噛み合わされて、外部に露出する接合線が、前記四角柱の出隅部の角に配置され、かつ、互いに噛み合う前記切り込み部の歯先が鋭角に形成されていることを特徴とする集成角材。
  2. 前記ジグザグ状又は鋸歯状の切り込み部の、前記四角柱の各出隅部に当たる部分は、平坦面に形成され、それらが接合されて長手方向に沿う直線状の前記接合線が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の集成角材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111015841A (zh) * 2019-12-31 2020-04-17 江西兴创木业有限责任公司 小径木的加工利用方法

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